JP6633785B2 - コア本体、リアクトルおよび製造方法 - Google Patents
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Description
1番目の態様によれば、外周部鉄心(20)と、該外周部鉄心の内側において半径方向に延びる少なくとも三つの鉄心(41〜43)と、を具備し、前記外周部鉄心および前記少なくとも三つの鉄心のうちの少なくとも一つがフープ材を巻回してなるフープ材巻回体から形成されているコア本体(5)が提供される。
2番目の態様によれば、1番目の態様において、前記少なくとも三つの鉄心は、前記フープ材巻回体の外周面の少なくとも三箇所を半径方向内側に向かって湾曲させることにより形成された少なくとも三つの突出部分(41a〜43a)の先端を切断することにより形成されている。
3番目の態様によれば、2番目の態様において、前記少なくとも三つの突出部分の先端と前記外周部鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップ(101〜103)が形成されている。
4番目の態様によれば、1番目の態様において、前記外周部鉄心および前記少なくとも三つの鉄心は、少なくとも三つのフープ材巻回体(10a)が前記コア本体の中心周りで互いに接するように湾曲させることにより形成されている。
5番目の態様によれば、4番目の態様において、前記少なくとも三つのフープ材巻回体には前記コア本体の中心において中心切欠部(100)が形成されている。
6番目の態様によれば、4番目または5番目の態様において、さらに、前記外周部鉄心を取囲んでいて、追加のフープ材巻回体(7)を含む。
7番目の態様によれば、4番目から6番目のいずれかの態様において、前記外周部鉄心に相当する前記少なくとも三つのフープ材巻回体の一部分に、前記フープ材の接合部(18)が配置されている。
8番目の態様によれば、7番目の態様において、前記接合部はラップ接合またはステップラップ接合により形成されている。
9番目の態様によれば、4番目から8番目のいずれかの態様において、前記外周部鉄心に相当する前記少なくとも三つのフープ材巻回体の一部分には、外周切欠部(14)がそれぞれ形成されている。
10番目の態様によれば、9番目の態様において、前記外周切欠部に挿入された追加鉄心(15)を含む。
11番目の態様によれば、10番目の態様において、該追加鉄心の断面は略三角形または略台形であるようにした。
12番目の態様によれば、1番目から11番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である。
13番目の態様によれば、1番目から11番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である。
14番目の態様によれば、1番目から13番目のいずれかのコア本体と、前記少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイルとを含む、リアクトルが提供される。
1番目の態様においては、外周部鉄心および少なくとも三つの鉄心のうちの少なくとも一つがフープ材を巻回することにより形成されているので、磁性板等を積層する必要がない。このため、コア本体の寸法が大きい場合であっても、工数が増加するのを避けられる。フープ材は磁性板、例えば鉄板、炭素鋼板、電磁鋼板であるか、磁性箔であるのが好ましい。
2番目の態様においては、フープ材巻回体を半径方向内側に単に湾曲させることのみで、少なくとも三つの鉄心を容易に形成できる。
3番目の態様においては、突出部分の先端の切断量を変更することにより、ギャップの寸法を容易に変更できる。
4番目の態様においては、湾曲された少なくとも三つのフープ材巻回体を周方向に組み付けることのみで、コア本体を容易に形成できる。
5番目の態様においては、中心切欠部の寸法を調整することにより、コア本体を備えたリアクトルのインダクタンスを容易に調整できる。
6番目の態様においては、少なくとも三つのフープ材巻回体を堅固に固定できる。
7番目の態様においては、鉄心にコイルを装着した後で、接合部を接合できるので、コイルを容易に装着できる。
8番目の態様においては、フープ材巻回体を容易に互いに接合できる。
9番目の態様においては、外周切欠部の寸法を調整することにより、コア本体を備えたリアクトルのインダクタンスを容易に調整できる。
10番目の態様においては、追加鉄心と外周切欠部との間にギャップが形成されるので、コア本体を備えたリアクトルのインダクタンスを容易に調整できる。
11番目の態様においては、追加鉄心を半径方向外側または内側に移動させることにより、コア本体を備えたリアクトルのインダクタンスを容易に調整できる。
12番目の態様においては、コア本体を含むリアクトルを三相リアクトルとして使用できる。
13番目の態様においては、コア本体を含むリアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
14番目の態様においては、工数の少ないリアクトルを提供できる。
6 リアクトル
7 追加のフープ材巻回体
10 中心部鉄心
10’ フープ材巻回体
10a フープ材巻回体
11 貫通孔
11a、11b 半径部分
12 切欠部
13 円弧部分
14 外周切欠部
15 追加鉄心
18 接合部
19a〜19c 磁性板
20 外周部鉄心
41〜44 鉄心
41a〜43a 突出部分
51〜53 コイル
100 中心切欠部
101〜103 ギャップ
Claims (6)
- 中心部鉄心を具備し、
フープ材を巻回してなる単一のフープ材巻回体の外周面の少なくとも三箇所が半径方向内側に向かって湾曲されており、
前記中心部鉄心は、前記少なくとも三箇所の間に位置する前記フープ材巻回体の少なくとも三つの突出部分の切断された先端を備えた少なくとも三つの鉄心を含んでおり、
さらに、
前記中心部鉄心を取り囲む外周部鉄心を含む、コア本体。 - 前記少なくとも三つの突出部分の前記切断された先端と前記外周部鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップが形成されている、請求項1に記載のコア本体。
- 前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である、請求項1または2に記載のコア本体。
- 前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である、請求項1または2に記載のコア本体。
- さらに、請求項1から4のいずれか一項に記載のコア本体と、
前記少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイルとを含む、リアクトル。 - コア本体を製造する製造方法において、
第一フープ材を巻回してなる単一の第一フープ材巻回体を形成し、
該第一フープ材巻回体の外周面の少なくとも三箇所を半径方向内側に向かって湾曲させ、それにより、少なくとも三つの突出部分を形成し、
該少なくとも三つの突出部分の先端を切断して少なくとも三つの鉄心を備えた中心部鉄心を形成し、
第二フープ材を巻回してなる単一の第二フープ材巻回体を形成して外周部鉄心を形成し、
前記外周部鉄心内に前記中心部鉄心を配置し、それにより、前記コア本体を製造する製造方法。
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JP2019006360A JP6633785B2 (ja) | 2019-01-17 | 2019-01-17 | コア本体、リアクトルおよび製造方法 |
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2019
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