JP7401750B2 - 制御装置、燃焼装置および給湯装置 - Google Patents
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Description
図1を参照して、ガス燃焼式の給湯装置100の筺体110内には、燃焼バーナ115(以下、バーナ115と称する)と、熱交換器120と、燃焼用ファン125と、「制御装置」の一実施例であるコントローラ150と、防雨板135と、図示しない多数の配管及びセンサとが格納されている。筺体110の一面(たとえば前面)には、前板140が設けられ、前板140には、吸気口145と、排気口147とが設けられている。バーナ115に関連した燃焼用ファン125は、「負荷」の一実施例であるファン(図示せず)を備えるとともに、当該ファンを回転駆動する「駆動手段」の一実施例であるファンモータ130を内蔵する。バーナ115及び燃焼用ファン125が有するファンは、「燃焼機構」の一実施例である。なお、図1では、湯水を循環させる給湯回路の図示は略されている。
本実施の形態では、ファン電流を検出するためのコントローラ150の構成について主に説明する。なお、以下では、コントローラ150の機能及び内部構成のうち、ファン電流の検出に係る部分に着目して説明する。
図4を参照して、ファン電流値とパルス信号のデューティ比との関係において、パルス生成回路255から出力されるパルス信号Splsは、一定のパルス周期Tcを有する。パルス信号Splsのデューティ比Dpは、パルス周期Tcに対する論理ハイレベル期間Thの比で定義される(Dp=Th/Tc)。
本実施の形態では「号数」は、給湯装置100のバーナ115による燃焼能力を示す。例えば、号数=1は、1(L/min)の流量下で湯温を予め定められた温度(例えば25℃)上昇させるのに必要な熱量に相当する。また、バーナ115に要求される「要求燃焼能力」は、熱交換器120を加熱するために要求される要求熱量(以下、「要求号数」ともいう)に相当し、「要求号数」はマイコン310によって設定される。マイコン310は、例えば、ユーザが給湯装置100に対し設定した設定温度と、入水経路から熱交換器120に流入する湯水の温度と、測定される入水流量とから、所定演算式に従い要求号数を算出することができる。マイコン310は、要求号数(すなわち、要求燃焼能力)に基づいた、比例弁80の開度を制御する電流信号及び能力切替弁90の開閉を制御する信号を出力することにより、バーナ115によって要求に応じた燃焼能力が提供される。このように、要求される燃焼能力は、「制御対象」である燃焼機構のバーナ115を制御するための「制御条件」の一実施例にあたる。
発明者は、実験から、要求燃焼能力と検出されるファン電流値との組合せによっては、閉塞しても燃焼効率は低下しないとの知見を得た。この知見を、実験結果を示す図6、図7及び図8を参照して説明する。これらの実験は、バーナ115の燃焼能力の切替が実施される過渡期を除いた期間であって、バーナ115の燃焼能力が安定している期間において実施された。図6は、図5の関係を要求燃焼能力と切替えパターンの関係で置き換えた関係を示している。実験によれば、想定される全ての要求燃焼能力を示す範囲50(図6)のうち、低い範囲52(図6)の燃焼能力が要求されている下では、閉塞しても燃焼効率は低下せず燃焼に支障はないが、高い範囲51(図6)の燃焼能力が要求されている下では閉塞は燃焼効率を低下させ燃焼に支障を与えるように作用する。したがって、ファン125が駆動される際は、範囲50の全体ではなく、その一部の範囲51に該当する要求燃焼能力の下でのファン電流のみ検出すればよいとの知見を得た。
図9を参照して、コントローラ150が有する機能を説明する。コントローラ150は、ROM311のテーブル75(図10)を検索する判定部70、「データ変換手段」の一実施例である変換部77、RAM312に格納された変数68に基づき制御プログラムを実行するプログラム実行部73、及び制御プログラムの実行結果に基づく信号を各部に出力する出力I/F(Interfaceの略)74を備える。
図11を参照して、コントローラ150によってファン電流値を用いた処理が実施される場合、カウント部79は検出されたアナログのファン電流のパルス信号を入力する(ステップS101)。判定部70は、検出される燃焼能力に基づきテーブル75を検索し、検索の結果に基づき判定した部分範囲76を出力する(ステップS103)。変換部77の設定部72は、式fに従ってデジタルの値を算出し、算出結果に基づく値を変数68に設定(書込)する(ステップS107)。プログラム実行部73によって実行されるプログラムは変数68の設定値を読出し(ステップS109)、読出された値を用いて、閉塞度検出とファン回転数制御を実現し(ステップS111)、その実行結果であるファン駆動電圧Vdcを出力する(ステップS113)。プログラム実行部73は、上記の換算処理を実施してもよい。コントローラ150は処理が終了したか否かを判定し、例えば燃焼運転が停止する等で終了と判定したとき(ステップS115でYES)、一連の処理を終了するが、終了と判定しないとき(ステップS115でNO)、ステップS101に戻り、以降の処理を実施する。
上記においては、負荷であるファン125の駆動状態を示すアナログの電気信号として、ファン電流を用いたが、当該電気信号は電流信号に限定されず、電圧信号であってもよい。すなわち、図3では電源基板200にファン125(ファンモータ130)が取付けられていることから、電源基板200から絶縁された制御基板300へはフォトカプラ等の絶縁素子を利用して伝達するために、ファン電流信号はパルス信号に変換される。これに対して、制御基板300にファン125(ファンモータ130)が取付けられる絶縁不要なケースの場合は、ファン電流は電圧信号に変換されて、コントローラ150は、変換後の電圧信号をアナログ入力ポートから入力する。AD変換部71は、入力電圧の信号を、部分範囲76の入力レンジに基づくサンプル電圧を利用することにより、所定桁数のデジタル値に変換する。その後は、設定部72は、AD変換後のデジタル値を、ファン電流の場合と同様に処理し、処理結果の値を変数68に設定する。
図7を参照して、本実施の形態に従ったファン回転数制御における実験により確認された効果を説明する。図7では、目標回転数63と、従来方法で検出される回転数66,67及び本実施の形態に従う方法で検出される回転数64,65が示される。従来のように、ファン電流値の全範囲(0~1800mA)を所定ビット長の変数68にセットする方法の場合、当該変数68のファン電流を用いたファン回転数制御を実施すると、ファン回転数は、目標回転数63に対して回転数66~67の間でバラツキを呈した。
Claims (8)
- 制御対象に備えられる負荷を駆動する駆動手段と、
前記負荷から検出される当該負荷の駆動状態を示すアナログの電気信号を、所定ビット長を有するデジタルデータに変換するデータ変換手段と、
変換後の前記所定ビット長のデジタルデータに基づく駆動信号を前記駆動手段に出力する手段と、を含み、
前記データ変換手段は、
前記負荷から検出される前記アナログの電気信号の値のうち、入力レンジに該当する値を入力し、入力した値を所定ビット長に応じた桁数を有した値であって、デジタルデータに対応するデジタル値に変換するアナログデジタル変換手段と、
制御装置に対するユーザ設定に基づき前記負荷が駆動される際に制御の目標値を決定し、決定された当該目標値に応じて前記入力レンジを判定し前記アナログデジタル変換手段に設定する設定手段と、を有し、
前記入力レンジは、前記負荷から検出される前記アナログの電気信号の値がとり得るレンジの範囲内の一部分である部分レンジに対応する、制御装置。 - 前記アナログの電気信号は、電流信号を含み、
前記アナログデジタル変換手段は、
前記入力レンジを介して入力する前記アナログの電気信号を、当該電気信号の値に応じたデューティ比を有する定周期のアナログのパスル信号に変換するパルス生成手段を、含み、
前記パルス信号を、前記桁数を前記定周期の長さに割当てた場合に、前記デューティ比に基づく当該パルス信号のハイレベル期間またはローレベル期間の一方の長さに対応する桁数を示すデジタルの値に変換する手段を、有する、請求項1に記載の制御装置。 - 前記アナログの電気信号は、電圧信号を含む、請求項1に記載の制御装置。
- 前記負荷は、ファンを含み、
前記駆動手段は、前記ファンを回転駆動するファンモータを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記アナログの電気信号は、前記ファンを回転駆動時に前記ファンモータから検出される電気信号を含む、請求項4に記載の制御装置。
- 燃焼機構と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置と、を備え、
前記制御対象は、前記燃焼機構を含み、
前記負荷は、前記燃焼機構に対して燃焼用空気を供給する燃焼用ファンを含む、燃焼装置。 - 前記制御の目標値は、前記負荷が駆動される際に、前記燃焼機構に要求される燃焼能力を含む、請求項6に記載の燃焼装置。
- 請求項6または7に記載の燃焼装置を備える、給湯装置。
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