JP7401017B1 - 自動車用ディスプレイ - Google Patents

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崇裕 鈴木
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Abstract

【課題】ユーザの利便性がより高い自動車用ディスプレイを提供する。【解決手段】自動車用ディスプレイの画面G11aは、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアMと、前記メータエリアの下側に前記メータエリアと隣接するように配置され、縮小表示された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアR2aと、前記メータエリアの下側であって、前記タブエリアを除く領域に配置され、前記車両機能ページが拡大表示される拡大表示エリアR3aとを有し、車両機能ページが前記タブエリアと前記拡大表示エリアとで切替え可能に表示される。【選択図】図11

Description

本発明は自動車用ディスプレイに関する。
特許文献1に、ユーザの電子決済アプリケーションへの登録日時や、ユーザ情報、ユーザの位置情報に基づいて、コンテンツ表示領域のデザインを変更する情報処理装置が記載されている。
特開2020-170442号公報
本発明は、ユーザの利便性がより高い自動車用ディスプレイが求められていることに鑑み、斯かる自動車用ディスプレイを提供することを目的とする。
本発明に係る自動車用ディスプレイは、タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、前記メータエリアの下側に前記メータエリアと隣接するように配置され、縮小表示された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、前記メータエリアの下側であって、前記タブエリアを除く領域に配置され、前記車両機能ページが拡大表示される拡大表示エリアとを有し、前記車両機能ページが前記タブエリアと前記拡大表示エリアとで切替え可能に表示される。
本発明によれば、ユーザの利便性がより高い自動車用ディスプレイを提供することができる。
車載システムの構成を示すブロック図である。 画面の例を示す説明図である。 画面の例を示す説明図である。 アニメーション表示処理の流れを示すフローチャートである。 画面の例を示す説明図である。 画面の例を示す説明図である。 画面の例を示す説明図である。 SOCに応じた処理の流れを示すフローチャートである。 自動車用ディスプレイのコンピュータハードウェア構成の一例を示す説明図である。 自動車用ディスプレイのソフトウェア構成の一例を示す説明図である。 画面の例を示す説明図である(タブエリアが下段領域の左側)。 画面の例を示す説明図である(タブエリアが下段領域の左側)。 画面の例を示す説明図である(タブエリアが下段領域の上側)。 画面の例を示す説明図である(タブエリアが下段領域の右側)。 画面の例を示す説明図である(タブエリアが下段領域の左右両側)。 画面の例を示す説明図である(タブエリアが下段領域の左上隅)。 画面の例を示す説明図である(所定方向と垂直な方向へのスライド操作)。 画面の例を示す説明図である(所定方向と垂直な方向へのスライド操作)。 画面の例を示す説明図である(一部のページが非表示)。 画面の例を示す説明図である(一部のページが非表示)。 画面の例を示す説明図である(アニメーションの表示)。 画面の例を示す説明図である(アニメーションの表示)。 画面の例を示す説明図である(メッセージの表示)。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。
図1に示すように、自動車に搭載される車載システムSSは、自動車用のディスプレイ11と、上記自動車に搭載された車載バッテリの電圧を計測する電圧計12と、GNSS(global navigation satellite system)受信機13と、上記自動車の速度を検出する車速センサ14と、時計15とを備えている。
ディスプレイ11は、自動車の車室内に設けられており、例えばインストルメントパネルの一部として設けることができる。ディスプレイ11は、タッチパネル型とすることができる。
図2に、ディスプレイ11の画面表示部に表示される矩形状の画面G1を示す。この画面は上下方向に並んだ3つの矩形状領域に分けられ、上段領域R1と中段領域R2と下段領域R3とを有する。上段領域R1には、速度計、タコメータなどのメータ表示領域Mが設けられている。中段領域R2は、画面G1においてはブランクである。下段領域R3には、矩形状の機能ページP1、P2及びP3が縮小された状態で重なるように、そしてタブT1、T2及びT3(後述)が上下方向に並ぶように表示されている。
機能ページP1、P2及びP3は、乗員が車両の機能の表示及び操作を行うためのページである。一例として、機能ページP1はカーナビゲーション機能のページであり、機能ページP2はオーディオ機能のページであり、機能ページP3はエアコン機能のページである。また、機能ページP1、P2及びP3の上辺にはそれぞれ、タブT1、T2及びT3が設けられている。
画面G1のタブT1がタッチされた状態で画面上方にスライドさせる操作がユーザにより行われると、図3に示す画面G2へと画面が切り替わる。画面G2においては、タブT1が設けられた機能ページP1が中段領域R2において拡大表示されている。
画面G2のタブT1がタッチされた状態で画面下方にスライドさせる操作がユーザにより行われると、図2に示した画面G1へと画面が切り替わる。
タブT1を例にして説明したが、タブT2及びT3についても同様に、対応する車両機能ページの拡大表示及び縮小表示の一方から他方への切替えが可能である。
図4に、ディスプレイ11が備えるプロセッサにより行われる処理の流れを示す。
ステップST11にて、制御ユニットは、車速センサ14と先行車検出部(後述)と信号機検出部(後述)との少なくともいずれかの検出結果に基づいて、自車両が走行中であるか否かを判定する。自車両が走行中と判定された場合には続いてステップST13が行われ、さもなければステップST12が行われる。
ステップST12にて、制御ユニットは、ディスプレイ11の表示を図5に示す画面G3に制御する。具体的には、上段領域R1と中段領域R2と下段領域R3との全体にわたって花火のアニメーションAM1を表示する。花火のアニメーションAM1の打ち上げ速度及び開く速度は比較的速い。本ステップののち、リターン処理が行われる。
ステップST13にて、制御ユニットは、自車両のドライバへ告知すべきメッセージが有るか否かを判定する。メッセージの例としては、自車両に搭載された横滑り防止装置が作動中であることを示すメッセージが挙げられる。メッセージが有ると判定された場合には続いてステップST15が行われ、さもなければステップST14が行われる。
ステップST14にて、制御ユニットは、ディスプレイ11の表示を図6に示す画面G4に制御する。具体的には、中段領域R2と下段領域R3とにわたって花火のアニメーションAM2を表示する。花火のアニメーションAM2は、メータ表示領域Mが設けられた上段領域R1には表示されない。花火のアニメーションAM2は花火のアニメーションAM1に比べて打ち上げ速度及び開く速度が遅い。本ステップののち、リターン処理が行われる。
ステップST15にて、制御ユニットは、ディスプレイ11の表示を図7に示す画面G5に制御する。具体的には、メータ表示領域M内にメッセージMSが表示される一方、アニメーションの表示は行われない。本ステップののち、リターン処理が行われる。
図8に、ディスプレイ11が備える制御ユニットにより行われる別の処理(SOCに応じた処理)の流れを示す。
ステップS21にて制御装置は、車載バッテリのSOC(充電状態)が所定の閾値以上であるか否かを判定する。
SOCが所定の閾値以上であると判定された場合には続いてステップST22が行われ、さもなければステップST23が行われる。
ステップST22にて、制御装置は通常の表示を行う。本ステップののち、リターン処理が行われる。
ステップST23にて、制御装置は省エネルギー表示を行う。具体的には、アニメーションの速度を遅くし、背景色を省エネルギーに適した色に変更する。例えば有彩色から無彩色へ変更することができる。本ステップののち、リターン処理が行われる。
ディスプレイの背景(色や模様、アニメーションなど)を、場所や時間、季節、個人などにより自動で変えることができる。例えば以下のとおりである。
a)停車中、走行中などの走行状態に応じて、アニメーションの表示領域、動きの速度を変える。
b)アニメーションの動きの速度について、走行時のアニメーションの動きを停車時に比べて遅くする。ドライバへの告知がある場合には、アニメーションを非表示とすることができる。
c)停車時は、メータ表示領域を含めて画面全体にわたりアニメーションを表示し、走行時は、メータ表示領域以外の領域にアニメーションを表示することができる。
d)走行時、停車時の表示の切り替えタイミングを以下のようにする。
・停車中から走行中に切り替わるとき
先行車が存在する場合は、先行車が発進したタイミングで自車の車速がゼロであっても自車を走行中扱いとする。
先行車が存在しない場合には、信号機の信号が赤信号から青信号へ切り替わったタイミングで車速がゼロであっても走行中扱いとする。信号機がない場合は、車速センサによる速度が非ゼロになったときに走行中扱いとする。
・走行中から停車中へ切り替わるとき
車速センサによる車速がゼロになったタイミングで停車扱いとする。停車中と判定されると、アニメーションの表示領域及び速度を少しずつ変える。
e) 車両の充電状態(SOC)により、背景(色や模様、アニメーションなど)を変える。
SOCが比較的小さい場合は、アニメーションの速度を遅くし、背景色を省エネルギーに適した色にする。
上記a)により、運転中のドライバにとってアニメーションが邪魔にならないようにすることができる。
上記b)により、走行中のアニメーションの速度が比較的遅いため、より安全、安心して運転できる。
上記c)により、運転中にドライバが良く見る部分(メータ表示領域)にはアニメーションが表示されないため、ドライバは気が散りにくい運転ができる。
上記d)により、停車中から走行中への切り替えが早まり、アニメーションの表示領域及び速度が、車速が非ゼロになってから変わる可能性を減らすことができる。ドライバの意識が散りにくくできる。
走行中から停車中となるときには、急な切り替わりがないので、ドライバが注意散漫になりにくいようにできる。
上記e)により、充電状態に応じた表示に変更可能なため、必要な状況下で省エネルギー化が図られる。
イグニッションキーがオンになってから走行中となるまでの間に、パーキングブレーキが引かれたときは自由に背景を変えることができる。背景の変更が頻繁でもより安全なため、そのような状況下では背景をスライドショー的に変えることで、ドライバが退屈するのを抑制することができる。
アイドリングストップのときには省エネルギー表示とする。
上述の実施形態によれば、メータ表示領域のある上段領域よりも下にある中段領域及び下段領域を、タブが設けられた機能ページの拡大表示あるいは縮小表示のための領域として有効に利用できる。
車両機能ページの拡大表示及び縮小表示の一方から他方への変更を、タブの操作により容易に行うことができる。操作性、快適性が向上する。
そのほか、イグニッションキーがオフとなったときの車両機能ページの表示状態(拡大表示か縮小表示)を保存しておくことができる。イグニッションキーが再びオンとなったときに、車両機能ページの表示状態を、保存された表示状態と同じ表示状態とすることができる。
アニメーションの速度は、車両停車中かつ非操作中が一番速く、車両停車中かつ操作中がその次に速く、車両走行中が一番遅くなるように定めることができる。
図9に、自動車用ディスプレイ11のコンピュータハードウェア構成例を示す。自動車用ディスプレイ11は、CPU(プロセッサ)110と、インタフェース装置120と、表示装置130と、入力装置140と、ドライブ装置150と、補助記憶装置160と、メモリ装置170とを備えており、これらがバス180により相互に接続されている。
自動車用ディスプレイ11の機能を実現するプログラムは、CD-ROM等の記録媒体190によって提供される。プログラムを記録した記録媒体190がドライブ装置150にセットされると、プログラムが記録媒体190からドライブ装置150を介して補助記憶装置160にインストールされる。あるいは、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体190により行う必要はなく、ネットワーク経由で行うこともできる。補助記憶装置160は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置170は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置160からプログラムを読み出して格納する。CPU110は、メモリ装置170に格納されたプログラムにしたがって自動車用ディスプレイ11の機能を実現する。インタフェース装置120は、ネットワークを通して他のコンピュータに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置130は、プログラムによるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)等を表示する。このGUIの例は先に述べたとおりである。入力装置140は、タッチパネル等である。
図10に、自動車ディスプレイ11のソフトウェア機能の構成例を示す。自動車ディスプレイ11は、ユーザの操作(スライド操作など)を受け付ける操作受付部21と、操作受付部21が受け付けた操作に応じて画面の表示を制御する表示制御部22とを有する。表示制御部22は、電圧計12、GNSS受信機13、車速センサ14及び時計15の少なくとも一つから受信したデータにも基づいて画面の表示を制御することができる。
自動車ディスプレイ11は、後述する先行車検出部と信号機検出部とをさらに備えていてもよい。この場合、表示制御部22は、先行車検出部及び信号機検出部の検出情報にも基づいて画面の表示を制御することができる。
ユーザの操作時間の短縮、煩わしさの低減により、自動車用ディスプレイへの不必要な入力が減少し、自動車用ディスプレイにおける演算負荷を減らすことができる。
ディスプレイ11は、タッチパネル型に限られず、タッチレスパネル型(指を近づけるだけで、直に触れなくても操作できる型式)であってもよい。
<その他の実施形態>
図11に、ディスプレイ11の画面表示部に表示される矩形状の画面G11aを示す。この画面は上下方向に並んだ2つの矩形状領域に分けられ、上段領域R1と下段領域RBとを有する。上段領域R1及び下段領域RBともに、横長であり、左右方向寸法は画面G11aの左右方向寸法と概ね等しい。下段領域RBは上段領域R1に比べて上下方向寸法が大きい。前述のとおり、上段領域R1には、速度計、タコメータなどのメータ表示領域Mが設けられている。
下段領域RBは、さらに左右方向に並んだ2つの矩形状領域に分けられ、左側に位置する縦長の領域(縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリア)R2aと、右側に位置する横長の領域(拡大された車両機能ページが表示される拡大表示エリア)R3aとを有する。領域R2aには、矩形状の機能ページP1a、P2a及びP3aが縮小された状態で重なるように、そしてタブT1a、T2a及びT3aが左右方向に並ぶように表示されている。最前面に車両機能ページP3aが縮小表示され、その背面に車両機能ページP2aが縮小表示され、さらにその背面に車両機能ページP1aが表示されている。最前面に表示されている車両機能ページP3aにおいて、当該ページが拡大表示されている場合に比べて簡略化された機能操作ボタンB3を表示することができる。全ての車両機能ページP1a、P2a及びP3aがタブエリアR2aに縮小表示されているとき、領域R3aはブランクであってもよいし、カーナビゲーション機能などの機能による表示がなされていてもよい。
一例として、機能ページP1aはメディア機能のページであり、機能ページP2aはADAS(advanced driving assistant system、先進運転支援システム)機能のページであり、機能ページP3aはエアコン機能のページである。機能ページP1a、P2a及びP3aの右辺にはそれぞれ、タブT1a、T2a及びT3aが設けられている。
画面G11aのタブT1aがタッチされた状態で、矢印YRに示す画面右方向にスライドさせる操作がユーザにより行われると、図12に示す画面G11bへと画面が切り替わる。画面G11bにおいては、タブT1aが設けられた機能ページP1aが領域R3aにおいて拡大表示されている。
画面G11bのタブT1aがタッチされた状態で画面左方向(矢印YRとは正反対の方向)にスライドさせる操作がユーザにより行われると、図11に示した画面G11aへと画面が切り替わる。
タブT1aを例にして説明したが、タブT2a及びT3aについても同様に、対応する車両機能ページの拡大表示及び縮小表示の一方から他方への切替えが可能である。
下段領域RBは、図13の画面G12に示すように、上下方向に並んだ2つの矩形状領域に分けられて、上側に位置する横長の領域R2b(縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリア)と、下側に位置する横長の領域R3b(拡大された車両機能ページが表示される拡大表示エリア)とを有していてもよい。領域R2bには、矩形状の機能ページP1b、P2b及びP3bが縮小された状態で重なるように、そしてタブT1b、T2b及びT3bが上下方向に並ぶように表示を行うことができる。機能ページP1b、P2b及びP3bの下辺にそれぞれ、タブT1b、T2b及びT3bが設けられている。縮小表示された車両機能ページにおいて、矢印YBに示す画面下方向へのスライド操作を行うことで、当該ページを拡大表示させることができる。
下段領域RBは、図14の画面G13に示すように、左右方向に並んだ2つの矩形状領域に分けられて、右側に位置する縦長の領域R2c(縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリア)と、左側に位置する横長の領域R3c(拡大された車両機能ページが表示される拡大表示エリア)とを有していてもよい。領域R2cには、矩形状の機能ページP1c、P2c及びP3cが縮小された状態で重なるように、そしてタブT1c、T2c及びT3cが左右方向に並ぶように表示を行うことができる。機能ページP1c、P2c及びP3cの左辺にそれぞれ、タブT1c、T2c及びT3cが設けられている。縮小表示された車両機能ページにおいて、矢印YLに示す画面左方向へのスライド操作を行うことで、当該ページを拡大表示させることができる。
下段領域RBは、図15の画面G14に示すように、左右方向に並んだ3つの矩形状領域に分けられて、最も左側に位置する縦長の領域R2d(縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリア)と、最も右側に位置する縦長の領域R4d(縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリア)と、左右方向中央に位置する横長の領域R3d(拡大された車両機能ページが表示される拡大表示エリア)とを有していてもよい。領域R2dには、矩形状の機能ページP1d、P2d及びP3dが縮小された状態で重なるように、そしてタブT1d、T2d及びT3dが左右方向に並ぶように表示を行うことができる。領域R4dには、矩形状の機能ページP4d及びP5dが縮小された状態で重なるように、そしてタブT4d及びT5dが左右方向に並ぶように表示を行うことができる。機能ページP1d、P2d及びP3dの右辺にそれぞれ、タブT1d、T2d及びT3dが設けられている。機能ページP4d及びP5dの左辺にそれぞれ、タブT4d及びT5dが設けられている。
図16の画面G15に示すように、下段領域RBの左上隅の領域を、縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアとし、下段領域RBのその他の領域を、拡大された車両機能ページが表示される拡大表示エリアとしてもよい。タブエリアには、矩形状の機能ページP1e、P2e及びP3eが直角三角形に縮小された状態で重なるように、そしてタブT1e、T2e及びT3eが下段領域RBの対角線方向に並ぶように表示を行うことができる。矩形状の機能ページP1e、P2e及びP3eが直角三角形に縮小表示されるとき、各ページの直角を成す二辺はそれぞれ下段領域RBの上辺及び左辺に概ね重なっている。機能ページP1e、P2e及びP3eの右下隅にそれぞれ、タブT1e、T2e及びT3eが設けられている。縮小表示された車両機能ページにおいて、矢印YRBに示す画面右下方向へのスライド操作を行うことで、当該ページを拡大表示させることができる。
図12を再び参照する。画面G11bに表示された機能ページP1aにおいて矢印YUに示す画面上方向へのスライド操作がユーザにより行われると、図17に示す画面G11b1に切り替わるように構成してもよい。つまり、画面G11bにおけるタブT1aを有する機能ページP1aが、タブT1abを有する機能ページP1abに切り替わっている。一例として、機能ページP1aはメディア機能に含まれるオーディオ機能のページであり、機能ページP1abはメディア機能に含まれるテレビ機能のページである。
図12の画面G11bに表示された機能ページP1aにおいて矢印YBに示す画面下方向へのスライド操作がユーザにより行われると、図18に示す画面G11b2に切り替わるように構成してもよい。つまり、画面G11bにおけるタブT1aを有する機能ページP1aが、タブT1acを有する機能ページP1acに切り替わっている。一例として、機能ページP1aはメディア機能に含まれるオーディオ機能のページであり、機能ページP1abはメディア機能に含まれるラジオ機能のページである。
このように、機能ページの拡大表示あるいは縮小表示を行う際のスライド方向(図11の矢印YR)と垂直な方向(図12の矢印YUあるいは矢印YB)へのスライド操作が受け付けられると、当該機能ページの機能と類似する機能の機能ページへ表示を切り替えることができる。
図11を再び参照する。画面G11aに縮小表示された機能ページP2aのタブT2aにおいて矢印YRに示す画面右方向へのスライド操作がユーザにより行われると、図19に示す画面G11a1に切り替わるように構成してもよい。つまり、画面G11aにおける機能ページP2aが、領域R3aにおいて拡大表示され、機能ページP1aはタブT1aも含めて非表示とすることができる。
機能ページP2aが拡大表示されているときに、その機能ページP2aに大部分が隠れる機能ページP1aのタブT1aを機能ページP2aの右側に表示させてもよい。
他方、図19に示したように、機能ページP2aが拡大表示されているときに機能ページP1aはタブT1aも含めて非表示として、機能ページP3aの縮小表示領域を除く領域R3a全体に機能ページP2aを表示させれば、より大きく機能ページP2aを表示することができる。
図11の画面G11aに縮小表示された機能ページP1aのタブT1aにおいて矢印YRに示す画面右方向へのスライド操作がユーザにより行われると、図20に示す画面G11a2に切り替わるように構成してもよい。つまり、画面G11aにおける機能ページP1aが、領域R3aにおいて拡大表示され、機能ページP2aはタブT2aも含めて非表示とすることができる。
機能ページP1aが拡大表示されているときに、その機能ページP1aの前面に位置する機能ページP2aのタブT2aを機能ページP1aの左側に表示させてもよい。
他方、図20に示したように、機能ページP1aが拡大表示されているときに機能ページP2aはタブT2aも含めて非表示として、機能ページP3aの縮小表示領域を除く領域R3a全体に機能ページP1aを表示させれば、より大きく機能ページP1aを表示することができる。
図21に示すように、図12に示した画面11bの上段領域R1と下段領域RBとの全体にわたって花火のアニメーションAM1を表示させるようにしてもよい。
あるいは図22に示すように下段領域RBにわたって花火のアニメーションAM2を表示させてもよい。花火のアニメーションAM2は、メータ表示領域Mが設けられた上段領域R1には表示されない。
さらに、図23に示すように、メータ表示領域M内にメッセージMSが表示される一方、アニメーションの表示は行わないとしてもよい。
これまでに述べた形態に関し、以下の付記を開示する。
[付記A1]
タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、
前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、下段に配置され、縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、前記メータエリアと前記タブエリアとの間に配置され、拡大された前記機能ページが表示される拡大表示エリアとを有し、
前記タブエリアに表示された前記タブを画面上向きにスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応する前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページを画面下向きにスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページが縮小し前記車両機能ページのタブが前記タブエリアに表示される、
自動車用ディスプレイ。
[付記A1の効果]
上段に設けられたメータエリアよりも下の領域を、タブと拡大表示された車両機能ページとにより有効に利用できる。
必要に応じて、車両機能ページをタブの操作により縮小させ、あるいは、スライド操作により容易に拡大表示して機能の操作を行うことができる。これにより、操作性及び快適性が向上する。
[付記A2]
イグニッションキーがオフとなって前記自動車用ディスプレイが非表示となるときに、非表示となる直前の前記車両機能ページの表示状態が保存され、
前記イグニッションキーがオンとなって前記自動車用ディスプレイの再表示が行われるときに、保存された前記表示状態と同じ表示状態で前記車両機能ページが表示される、
付記A1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A2の効果]
イグニッションキーがオフとなる直前に車両機能ページが拡大表示されていれば、再びイグニッションキーがオンとなると当該車両機能ページが拡大表示される。また、イグニッションキーがオフとなる直前に車両機能ページが縮小表示されていれば、再びイグニッションキーがオンとなると当該車両機能ページが縮小表示される。このように、前回オフ時の表示状態が保持されるため、ユーザにとっての使い勝手が良い。
前回オフ時の表示状態が保持されない場合、例えばエアコン機能を高い頻度で操作したいユーザは、イグニッションキーをオンにするたびにエアコン機能画面の拡大操作をすることになって利便性が悪い。
前回オフ時の表示状態が保持されることにより、イグニッションキーがオフとなるときに拡大表示されていた車両機能ページは、イグニッションキーが再びオンとなったときに当初から拡大表示されるため、ユーザにとって快適である。ユーザは無駄な操作をしなくて済むため、操作効率が向上する。無駄な操作が減ることから、自動車用ディスプレイのソフトウェアによる処理量も減少する。
[付記A3]
前記タブエリアに表示された前記タブを画面上向きにスライドさせる操作が受け付けられると、
前記タブに対応した前記車両機能ページの上端が途中で止まることなく前記拡大表示エリアの上端まで自動的に移動し、前記拡大表示エリアに前記車両機能ページが拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページのタブを画面下向きにスライドさせる操作が受け付けられると、当該車両機能ページの上端が途中で止まることなく前記タブエリアに自動的に移動する、
付記A1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A3の効果]
タブの上下方向の操作によって、車両機能ページの拡大表示あるいは縮小表示の表示変更を瞬時に行うことができる。
車両機能ページの表示状態に関わらず、メータの表示が維持されつつも、ユーザの運転や快適性を保つことができる。車両機能ページの拡大表示も可能である。
車両機能ページの表示状態としては縮小表示と拡大表示の2つのみであり、タブをスライドさせて拡大表示させる際に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態(例えば、車両機能ページが拡大表示の半分程度の大きさで表示された状態)で止まってしまうことがない。そのため、ユーザは拡大表示をさせたいときには当該車両機能ページのタブをスライドさせればすぐに当該車両機能ページが拡大表示される。その結果、すぐに使いたい機能の操作ができる。
拡大表示から縮小表示に切り替える際も同様に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態で止まってしまうことがない。そのため、対象の車両機能ページを速やかに縮小表示に切り替えることができる。
[付記A4]
全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、特定の条件によりアニメーションが表示される、付記A1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A4の効果]
全ての車両機能ページが縮小表示されているときに、ディスプレイのメータエリアとタブエリアとの間に何も表示されないのではなく、アニメーションが表示され、そのアニメーションを視認したユーザにとっての快適性を向上させることができる。
ユーザは、全ての車両機能ページを縮小表示させることでアニメーションの表示を楽しむことができ、快適性が向上する。
いずれかの車両機能ページのタブをスライドさせて当該車両機能ページが拡大表示されると、アニメーションが表示されない。そのため、当該車両機能ページの操作の邪魔になることはなく、操作効率を上げることができる。
アニメーションが表示されている状態でイグニッションキーがオンからオフになった場合は、イグニッションキーが次回、オンとなったときにアニメーションが再び表示される。そのため、アニメーションを表示して楽しむユーザは、イグニッションキーがオンとなるたびにアニメーションを表示させるための無駄な操作をしなくて済む。
特定の条件とは、自動車の場所や、時刻、季節、ユーザなどの少なくともいずれかとすることができる。
[付記A5]
前記アニメーションは、前記自動車用ディスプレイが搭載された自動車の走行中よりも停車中の方が速度が速い、付記A4に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A5の効果]
走行中のアニメーションの速度を比較的遅くすることで運転中にユーザの気が散ってしまう可能性を抑えることができる。
ユーザは、停車中と走行中のアニメーションの違いを楽しむことができ、快適性向上が図られる。
[付記A6]
前記タブエリアに複数の前記車両機能ページが重畳的に表示され、
最前面にある前記車両機能ページには、簡略化された機能操作ボタンが表示され、
前記機能操作ボタンの操作がなされている間は、前記機能操作ボタンの操作がなされていないときよりも遅い速度で前記アニメーションが表示されるか、又は前記アニメーションが非表示となる、
付記A5に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A6の効果]
タブエリアに縮小表示されている複数の車両機能ページのうち、最前面にある車両機能ページ(例えば、図3のエアコン機能の車両機能ページP3)については簡略化された機能操作ボタン(図3の車両機能ページP3上のボタンB3)を用いて簡易な機能操作を行うことができる。簡易な機能操作中にはアニメーションの速度を比較的遅くするか又は非表示とすることで、アニメーションがユーザの操作を妨げる可能性を低減できる。
[付記B1]
タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、
前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、
前記メータエリアの下側に前記メータエリアと隣接するように配置され、縮小表示された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、
前記メータエリアの下側であって、前記タブエリアを除く領域に配置され、前記車両機能ページが拡大表示される拡大表示エリアと
を有し、
前記車両機能ページが前記タブエリアと前記拡大表示エリアとで切替え可能に表示される、
自動車用ディスプレイ。
[付記B1の効果]
メータエリア下側の領域をタブエリアと拡大表示エリアとで有効に利用することができる。
車両機能ページを必要に応じて縮小表示あるいは拡大表示することができる。車両機能利用時の操作性、快適性が向上する。
[付記B2]
前記タブエリアに表示された前記タブを所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応する前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向とは反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページが縮小し前記車両機能ページのタブが前記タブエリアに表示される、
付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B2の効果]
所定方向とは、タブエリアが下段領域RBの左側に表示されている場合は画面右方向であり、タブエリアが下段領域RBの上側に表示されている場合は画面下方向であり、タブエリアが下段領域RBの右側に表示されている場合は画面左方向であり、タブエリアが下段領域RBの左上隅に表示されている場合は画面右斜め下方向である。
このような所定方向あるいは所定方向とは反対方向へのスライド操作により、メータエリア下側の領域を有効利用できる。
車両機能ページを縮小表示し、必要なときに所定方向へのスライド操作することで容易に拡大表示することができる。車両機能利用時の操作性、快適性が向上する。
[付記B3]
前記タブエリアに表示された前記タブを前記所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応した前記車両機能ページの端が途中で止まることなく前記拡大表示エリアの端まで自動的に移動し、前記拡大表示エリアに前記車両機能ページが拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページのタブを前記反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、当該車両機能ページの端が途中で止まることなく前記タブエリアに自動的に移動する、
付記B2に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B3の効果]
タブの操作によって、車両機能ページの表示変更を瞬時に行うことができる。
車両機能ページの表示状態に関わらずメータの表示が維持され、かつユーザの快適性を保つことができる。
車両機能ページの表示状態としては縮小表示と拡大表示の2つのみであり、拡大表示させる際に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態(例えば、車両機能ページが拡大表示の半分程度の大きさで表示された状態)で止まってしまうことがない。そのため、ユーザは拡大表示をさせたいときには当該車両機能ページのタブをスライドさせればすぐに当該車両機能ページが拡大表示される。その結果、すぐに使いたい機能の操作ができる。
拡大表示から縮小表示に切り替える際も同様に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態で止まってしまうことがない。そのため、対象の車両機能ページを速やかに縮小表示に切り替えることができる。
[付記B4]
全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、前記拡大表示エリアに別の車両機能の表示がされる、付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B4の効果]
全ての車両機能ページを縮小表示した際には、別の車両機能(カーナビゲーションなど、車両機能ページに含まれない車両機能)を拡大表示エリアに表示することができる。操作性、快適性の向上と、全ての車両機能ページを縮小表示した際のスペースの有効利用が可能となる。
[付記B5]
拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向と垂直な方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページの表示が別の車両機能の表示に変更される、付記B2に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B5の効果]
数が限られた車両機能ページに、より多くの機能を表示させることができるため、レイアウト性が向上し、操作性も向上する。
例えば、メディア機能の一つであるオーディオ機能のページにおいて、前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられると、メディア機能の中でも別の機能(テレビ機能、ラジオ機能など)の表示に変更することができる。
全てのページではなく一部のページにおいて、前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられたときに表示を変更し、その他のページにおいては仮に、前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられたとしても、表示が変わらないようにしてもよい。例えば、エアコン機能のページにおいては、デフロスタのスイッチが常に表示されるようにするために、拡大表示されたエアコン機能のページにて前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられたとしても、表示が変わらないようにすることができる。
なお、エアコン機能のページが縮小表示されていても、当該ページがタブエリアにおいて最前面に表示されるようにすることができる(例えば、図11の車両機能ページP3a)。
[付記B6]
前記タブエリアに複数の前記車両機能ページが重畳的に表示され、
前記タブエリアにおいて最前面にある前記車両機能ページには、前記拡大表示エリアに拡大表示されている場合の機能操作ボタンに比べて簡略化された機能操作ボタンが表示され、
前記車両機能ページが前記拡大エリアに拡大表示されているときに、前記最前面にある車両機能ページと前記拡大表示エリアに拡大表示されている車両機能ページとを除く前記車両機能ページは非表示となり、
前記メータエリアの下側において前記最前面にある車両機能ページを除いた領域全体に、前記車両機能ページが拡大表示される、付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B6の効果]
タブエリアにおいて最前面にある車両機能ページと拡大表示された車両機能ページとを除く車両機能ページはタブも含めて非表示となり、拡大表示される車両機能ページをより大きく表示できるため、視認性が向上する。
その一方で、タブエリアにおいて最前面にある車両機能ページは縮小表示され続けるため、拡大表示された車両機能ページを操作しているときであっても、タブエリアにおいて最前面にある車両機能ページにおいて比較的簡略化された機能操作ボタンにより操作を行うことができる。
[付記B7]
全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、特定の条件によりアニメーションが表示される、付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B7の効果]
全ての車両機能ページが縮小表示されているときに、ディスプレイのメータエリアとタブエリアとの間に何も表示されないのではなく、アニメーションが表示され、そのアニメーションを視認したユーザにとっての快適性を向上させることができる。
ユーザは、全ての車両機能ページを縮小表示させることでアニメーションの表示を楽しむことができ、快適性が向上する。
いずれかの車両機能ページのタブをスライドさせて当該車両機能ページが拡大表示されるときには、アニメーションが表示されないようにすることができる。そのため、当該車両機能ページの操作の邪魔になることはなく、操作効率を上げることができる。
アニメーションが表示されている状態でイグニッションキーがオンからオフになった場合は、イグニッションキーが次回、オンとなったときにアニメーションが再び表示される。そのため、アニメーションを表示して楽しむユーザは、イグニッションキーがオンとなるたびにアニメーションを表示させるための無駄な操作をしなくて済む。
特定の条件とは、自動車の場所や、時刻、季節、ユーザなどの少なくともいずれかとすることができる。
[付記B8]
前記アニメーションは、前記自動車用ディスプレイが搭載された自動車の走行中よりも停車中の方が速度が速く、表示エリアも大きい、付記B7に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B8の効果]
走行中のアニメーションの速度を比較的遅くし、あるいは停車中とは異なりメータエリアにアニメーションを表示しないようにすることで、運転中のユーザの気が散ってしまう可能性を抑えることができる。
ユーザは、停車中と走行中のアニメーションの違いを楽しむことができ、快適性向上が図られる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
SS 車載システム
11 ディスプレイ
12 電圧計
13 GNSS受信機
14 車速センサ
15 時計
21 操作受付部
22 表示制御部

G1~G5 画面
T1~T3 タブ
P1~P3 車両機能ページ
R1~R3 領域
M メータ表示領域
AM1、AM2 アニメーション
MS メッセージ

G11a、G11b、G12~G15 画面
P1a、P2a、P3a 車両機能ページ
T1a、T2a、T3a タブ
RB 下段領域

Claims (8)

  1. タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、
    前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、
    前記メータエリアの下側に前記メータエリアと隣接するように配置され、縮小表示された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、
    前記メータエリアの下側であって、前記タブエリアを除く領域に配置され、前記車両機能ページが拡大表示される拡大表示エリアと
    を有し、
    前記車両機能ページが前記タブエリアと前記拡大表示エリアとで切替え可能に表示される、
    自動車用ディスプレイ。
  2. 前記タブエリアに表示された前記タブを所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応する前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示され、
    前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向とは反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページが縮小し前記車両機能ページのタブが前記タブエリアに表示される、
    請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
  3. 前記タブエリアに表示された前記タブを前記所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応した前記車両機能ページの端が途中で止まることなく前記拡大表示エリアの端まで自動的に移動し、前記拡大表示エリアに前記車両機能ページが拡大表示され、
    前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページのタブを前記反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、当該車両機能ページの端が途中で止まることなく前記タブエリアに自動的に移動する、
    請求項2に記載の自動車用ディスプレイ。
  4. 全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、前記拡大表示エリアに別の車両機能の表示がされる、請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
  5. 拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向と垂直な方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページの表示が別の車両機能の表示に変更される、請求項2に記載の自動車用ディスプレイ。
  6. 前記タブエリアに複数の前記車両機能ページが重畳的に表示され、
    前記タブエリアにおいて最前面にある前記車両機能ページには、前記拡大表示エリアに拡大表示されている場合の機能操作ボタンに比べて簡略化された機能操作ボタンが表示され、
    前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示されているときに、前記最前面にある車両機能ページと前記拡大表示エリアに拡大表示されている車両機能ページとを除く前記車両機能ページは非表示となり、
    前記メータエリアの下側において前記最前面にある車両機能ページを除いた領域全体に、前記車両機能ページが拡大表示される、
    請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
  7. 全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、特定の条件によりアニメーションが表示される、請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
  8. 前記アニメーションは、前記自動車用ディスプレイが搭載された自動車の走行中よりも停車中の方が速度が速く、表示エリアも大きい、請求項7に記載の自動車用ディスプレイ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021119071A (ja) 2020-01-30 2021-08-12 本田技研工業株式会社 車両用表示装置
JP7297174B1 (ja) 2023-01-31 2023-06-23 スズキ株式会社 自動車用ディスプレイ

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