JP7401017B1 - 自動車用ディスプレイ - Google Patents
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Abstract
Description
画面G2のタブT1がタッチされた状態で画面下方にスライドさせる操作がユーザにより行われると、図2に示した画面G1へと画面が切り替わる。
タブT1を例にして説明したが、タブT2及びT3についても同様に、対応する車両機能ページの拡大表示及び縮小表示の一方から他方への切替えが可能である。
ステップST11にて、制御ユニットは、車速センサ14と先行車検出部(後述)と信号機検出部(後述)との少なくともいずれかの検出結果に基づいて、自車両が走行中であるか否かを判定する。自車両が走行中と判定された場合には続いてステップST13が行われ、さもなければステップST12が行われる。
ステップS21にて制御装置は、車載バッテリのSOC(充電状態)が所定の閾値以上であるか否かを判定する。
SOCが所定の閾値以上であると判定された場合には続いてステップST22が行われ、さもなければステップST23が行われる。
ステップST22にて、制御装置は通常の表示を行う。本ステップののち、リターン処理が行われる。
ステップST23にて、制御装置は省エネルギー表示を行う。具体的には、アニメーションの速度を遅くし、背景色を省エネルギーに適した色に変更する。例えば有彩色から無彩色へ変更することができる。本ステップののち、リターン処理が行われる。
a)停車中、走行中などの走行状態に応じて、アニメーションの表示領域、動きの速度を変える。
b)アニメーションの動きの速度について、走行時のアニメーションの動きを停車時に比べて遅くする。ドライバへの告知がある場合には、アニメーションを非表示とすることができる。
c)停車時は、メータ表示領域を含めて画面全体にわたりアニメーションを表示し、走行時は、メータ表示領域以外の領域にアニメーションを表示することができる。
d)走行時、停車時の表示の切り替えタイミングを以下のようにする。
・停車中から走行中に切り替わるとき
先行車が存在する場合は、先行車が発進したタイミングで自車の車速がゼロであっても自車を走行中扱いとする。
先行車が存在しない場合には、信号機の信号が赤信号から青信号へ切り替わったタイミングで車速がゼロであっても走行中扱いとする。信号機がない場合は、車速センサによる速度が非ゼロになったときに走行中扱いとする。
・走行中から停車中へ切り替わるとき
車速センサによる車速がゼロになったタイミングで停車扱いとする。停車中と判定されると、アニメーションの表示領域及び速度を少しずつ変える。
e) 車両の充電状態(SOC)により、背景(色や模様、アニメーションなど)を変える。
SOCが比較的小さい場合は、アニメーションの速度を遅くし、背景色を省エネルギーに適した色にする。
上記b)により、走行中のアニメーションの速度が比較的遅いため、より安全、安心して運転できる。
上記c)により、運転中にドライバが良く見る部分(メータ表示領域)にはアニメーションが表示されないため、ドライバは気が散りにくい運転ができる。
上記d)により、停車中から走行中への切り替えが早まり、アニメーションの表示領域及び速度が、車速が非ゼロになってから変わる可能性を減らすことができる。ドライバの意識が散りにくくできる。
走行中から停車中となるときには、急な切り替わりがないので、ドライバが注意散漫になりにくいようにできる。
上記e)により、充電状態に応じた表示に変更可能なため、必要な状況下で省エネルギー化が図られる。
アイドリングストップのときには省エネルギー表示とする。
車両機能ページの拡大表示及び縮小表示の一方から他方への変更を、タブの操作により容易に行うことができる。操作性、快適性が向上する。
図11に、ディスプレイ11の画面表示部に表示される矩形状の画面G11aを示す。この画面は上下方向に並んだ2つの矩形状領域に分けられ、上段領域R1と下段領域RBとを有する。上段領域R1及び下段領域RBともに、横長であり、左右方向寸法は画面G11aの左右方向寸法と概ね等しい。下段領域RBは上段領域R1に比べて上下方向寸法が大きい。前述のとおり、上段領域R1には、速度計、タコメータなどのメータ表示領域Mが設けられている。
画面G11bのタブT1aがタッチされた状態で画面左方向(矢印YRとは正反対の方向)にスライドさせる操作がユーザにより行われると、図11に示した画面G11aへと画面が切り替わる。
タブT1aを例にして説明したが、タブT2a及びT3aについても同様に、対応する車両機能ページの拡大表示及び縮小表示の一方から他方への切替えが可能である。
機能ページP2aが拡大表示されているときに、その機能ページP2aに大部分が隠れる機能ページP1aのタブT1aを機能ページP2aの右側に表示させてもよい。
他方、図19に示したように、機能ページP2aが拡大表示されているときに機能ページP1aはタブT1aも含めて非表示として、機能ページP3aの縮小表示領域を除く領域R3a全体に機能ページP2aを表示させれば、より大きく機能ページP2aを表示することができる。
機能ページP1aが拡大表示されているときに、その機能ページP1aの前面に位置する機能ページP2aのタブT2aを機能ページP1aの左側に表示させてもよい。
他方、図20に示したように、機能ページP1aが拡大表示されているときに機能ページP2aはタブT2aも含めて非表示として、機能ページP3aの縮小表示領域を除く領域R3a全体に機能ページP1aを表示させれば、より大きく機能ページP1aを表示することができる。
あるいは図22に示すように下段領域RBにわたって花火のアニメーションAM2を表示させてもよい。花火のアニメーションAM2は、メータ表示領域Mが設けられた上段領域R1には表示されない。
さらに、図23に示すように、メータ表示領域M内にメッセージMSが表示される一方、アニメーションの表示は行わないとしてもよい。
[付記A1]
タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、
前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、下段に配置され、縮小された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、前記メータエリアと前記タブエリアとの間に配置され、拡大された前記機能ページが表示される拡大表示エリアとを有し、
前記タブエリアに表示された前記タブを画面上向きにスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応する前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページを画面下向きにスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページが縮小し前記車両機能ページのタブが前記タブエリアに表示される、
自動車用ディスプレイ。
[付記A1の効果]
上段に設けられたメータエリアよりも下の領域を、タブと拡大表示された車両機能ページとにより有効に利用できる。
必要に応じて、車両機能ページをタブの操作により縮小させ、あるいは、スライド操作により容易に拡大表示して機能の操作を行うことができる。これにより、操作性及び快適性が向上する。
[付記A2]
イグニッションキーがオフとなって前記自動車用ディスプレイが非表示となるときに、非表示となる直前の前記車両機能ページの表示状態が保存され、
前記イグニッションキーがオンとなって前記自動車用ディスプレイの再表示が行われるときに、保存された前記表示状態と同じ表示状態で前記車両機能ページが表示される、
付記A1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A2の効果]
イグニッションキーがオフとなる直前に車両機能ページが拡大表示されていれば、再びイグニッションキーがオンとなると当該車両機能ページが拡大表示される。また、イグニッションキーがオフとなる直前に車両機能ページが縮小表示されていれば、再びイグニッションキーがオンとなると当該車両機能ページが縮小表示される。このように、前回オフ時の表示状態が保持されるため、ユーザにとっての使い勝手が良い。
前回オフ時の表示状態が保持されない場合、例えばエアコン機能を高い頻度で操作したいユーザは、イグニッションキーをオンにするたびにエアコン機能画面の拡大操作をすることになって利便性が悪い。
前回オフ時の表示状態が保持されることにより、イグニッションキーがオフとなるときに拡大表示されていた車両機能ページは、イグニッションキーが再びオンとなったときに当初から拡大表示されるため、ユーザにとって快適である。ユーザは無駄な操作をしなくて済むため、操作効率が向上する。無駄な操作が減ることから、自動車用ディスプレイのソフトウェアによる処理量も減少する。
[付記A3]
前記タブエリアに表示された前記タブを画面上向きにスライドさせる操作が受け付けられると、
前記タブに対応した前記車両機能ページの上端が途中で止まることなく前記拡大表示エリアの上端まで自動的に移動し、前記拡大表示エリアに前記車両機能ページが拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページのタブを画面下向きにスライドさせる操作が受け付けられると、当該車両機能ページの上端が途中で止まることなく前記タブエリアに自動的に移動する、
付記A1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A3の効果]
タブの上下方向の操作によって、車両機能ページの拡大表示あるいは縮小表示の表示変更を瞬時に行うことができる。
車両機能ページの表示状態に関わらず、メータの表示が維持されつつも、ユーザの運転や快適性を保つことができる。車両機能ページの拡大表示も可能である。
車両機能ページの表示状態としては縮小表示と拡大表示の2つのみであり、タブをスライドさせて拡大表示させる際に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態(例えば、車両機能ページが拡大表示の半分程度の大きさで表示された状態)で止まってしまうことがない。そのため、ユーザは拡大表示をさせたいときには当該車両機能ページのタブをスライドさせればすぐに当該車両機能ページが拡大表示される。その結果、すぐに使いたい機能の操作ができる。
拡大表示から縮小表示に切り替える際も同様に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態で止まってしまうことがない。そのため、対象の車両機能ページを速やかに縮小表示に切り替えることができる。
[付記A4]
全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、特定の条件によりアニメーションが表示される、付記A1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A4の効果]
全ての車両機能ページが縮小表示されているときに、ディスプレイのメータエリアとタブエリアとの間に何も表示されないのではなく、アニメーションが表示され、そのアニメーションを視認したユーザにとっての快適性を向上させることができる。
ユーザは、全ての車両機能ページを縮小表示させることでアニメーションの表示を楽しむことができ、快適性が向上する。
いずれかの車両機能ページのタブをスライドさせて当該車両機能ページが拡大表示されると、アニメーションが表示されない。そのため、当該車両機能ページの操作の邪魔になることはなく、操作効率を上げることができる。
アニメーションが表示されている状態でイグニッションキーがオンからオフになった場合は、イグニッションキーが次回、オンとなったときにアニメーションが再び表示される。そのため、アニメーションを表示して楽しむユーザは、イグニッションキーがオンとなるたびにアニメーションを表示させるための無駄な操作をしなくて済む。
特定の条件とは、自動車の場所や、時刻、季節、ユーザなどの少なくともいずれかとすることができる。
[付記A5]
前記アニメーションは、前記自動車用ディスプレイが搭載された自動車の走行中よりも停車中の方が速度が速い、付記A4に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A5の効果]
走行中のアニメーションの速度を比較的遅くすることで運転中にユーザの気が散ってしまう可能性を抑えることができる。
ユーザは、停車中と走行中のアニメーションの違いを楽しむことができ、快適性向上が図られる。
[付記A6]
前記タブエリアに複数の前記車両機能ページが重畳的に表示され、
最前面にある前記車両機能ページには、簡略化された機能操作ボタンが表示され、
前記機能操作ボタンの操作がなされている間は、前記機能操作ボタンの操作がなされていないときよりも遅い速度で前記アニメーションが表示されるか、又は前記アニメーションが非表示となる、
付記A5に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記A6の効果]
タブエリアに縮小表示されている複数の車両機能ページのうち、最前面にある車両機能ページ(例えば、図3のエアコン機能の車両機能ページP3)については簡略化された機能操作ボタン(図3の車両機能ページP3上のボタンB3)を用いて簡易な機能操作を行うことができる。簡易な機能操作中にはアニメーションの速度を比較的遅くするか又は非表示とすることで、アニメーションがユーザの操作を妨げる可能性を低減できる。
[付記B1]
タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、
前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、
前記メータエリアの下側に前記メータエリアと隣接するように配置され、縮小表示された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、
前記メータエリアの下側であって、前記タブエリアを除く領域に配置され、前記車両機能ページが拡大表示される拡大表示エリアと
を有し、
前記車両機能ページが前記タブエリアと前記拡大表示エリアとで切替え可能に表示される、
自動車用ディスプレイ。
[付記B1の効果]
メータエリア下側の領域をタブエリアと拡大表示エリアとで有効に利用することができる。
車両機能ページを必要に応じて縮小表示あるいは拡大表示することができる。車両機能利用時の操作性、快適性が向上する。
[付記B2]
前記タブエリアに表示された前記タブを所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応する前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向とは反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページが縮小し前記車両機能ページのタブが前記タブエリアに表示される、
付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B2の効果]
所定方向とは、タブエリアが下段領域RBの左側に表示されている場合は画面右方向であり、タブエリアが下段領域RBの上側に表示されている場合は画面下方向であり、タブエリアが下段領域RBの右側に表示されている場合は画面左方向であり、タブエリアが下段領域RBの左上隅に表示されている場合は画面右斜め下方向である。
このような所定方向あるいは所定方向とは反対方向へのスライド操作により、メータエリア下側の領域を有効利用できる。
車両機能ページを縮小表示し、必要なときに所定方向へのスライド操作することで容易に拡大表示することができる。車両機能利用時の操作性、快適性が向上する。
[付記B3]
前記タブエリアに表示された前記タブを前記所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応した前記車両機能ページの端が途中で止まることなく前記拡大表示エリアの端まで自動的に移動し、前記拡大表示エリアに前記車両機能ページが拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページのタブを前記反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、当該車両機能ページの端が途中で止まることなく前記タブエリアに自動的に移動する、
付記B2に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B3の効果]
タブの操作によって、車両機能ページの表示変更を瞬時に行うことができる。
車両機能ページの表示状態に関わらずメータの表示が維持され、かつユーザの快適性を保つことができる。
車両機能ページの表示状態としては縮小表示と拡大表示の2つのみであり、拡大表示させる際に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態(例えば、車両機能ページが拡大表示の半分程度の大きさで表示された状態)で止まってしまうことがない。そのため、ユーザは拡大表示をさせたいときには当該車両機能ページのタブをスライドさせればすぐに当該車両機能ページが拡大表示される。その結果、すぐに使いたい機能の操作ができる。
拡大表示から縮小表示に切り替える際も同様に、拡大表示でもなく縮小表示でもない中途半端な表示状態で止まってしまうことがない。そのため、対象の車両機能ページを速やかに縮小表示に切り替えることができる。
[付記B4]
全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、前記拡大表示エリアに別の車両機能の表示がされる、付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B4の効果]
全ての車両機能ページを縮小表示した際には、別の車両機能(カーナビゲーションなど、車両機能ページに含まれない車両機能)を拡大表示エリアに表示することができる。操作性、快適性の向上と、全ての車両機能ページを縮小表示した際のスペースの有効利用が可能となる。
[付記B5]
拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向と垂直な方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページの表示が別の車両機能の表示に変更される、付記B2に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B5の効果]
数が限られた車両機能ページに、より多くの機能を表示させることができるため、レイアウト性が向上し、操作性も向上する。
例えば、メディア機能の一つであるオーディオ機能のページにおいて、前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられると、メディア機能の中でも別の機能(テレビ機能、ラジオ機能など)の表示に変更することができる。
全てのページではなく一部のページにおいて、前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられたときに表示を変更し、その他のページにおいては仮に、前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられたとしても、表示が変わらないようにしてもよい。例えば、エアコン機能のページにおいては、デフロスタのスイッチが常に表示されるようにするために、拡大表示されたエアコン機能のページにて前記所定方向と垂直な方向のスライド操作が受け付けられたとしても、表示が変わらないようにすることができる。
なお、エアコン機能のページが縮小表示されていても、当該ページがタブエリアにおいて最前面に表示されるようにすることができる(例えば、図11の車両機能ページP3a)。
[付記B6]
前記タブエリアに複数の前記車両機能ページが重畳的に表示され、
前記タブエリアにおいて最前面にある前記車両機能ページには、前記拡大表示エリアに拡大表示されている場合の機能操作ボタンに比べて簡略化された機能操作ボタンが表示され、
前記車両機能ページが前記拡大エリアに拡大表示されているときに、前記最前面にある車両機能ページと前記拡大表示エリアに拡大表示されている車両機能ページとを除く前記車両機能ページは非表示となり、
前記メータエリアの下側において前記最前面にある車両機能ページを除いた領域全体に、前記車両機能ページが拡大表示される、付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B6の効果]
タブエリアにおいて最前面にある車両機能ページと拡大表示された車両機能ページとを除く車両機能ページはタブも含めて非表示となり、拡大表示される車両機能ページをより大きく表示できるため、視認性が向上する。
その一方で、タブエリアにおいて最前面にある車両機能ページは縮小表示され続けるため、拡大表示された車両機能ページを操作しているときであっても、タブエリアにおいて最前面にある車両機能ページにおいて比較的簡略化された機能操作ボタンにより操作を行うことができる。
[付記B7]
全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、特定の条件によりアニメーションが表示される、付記B1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B7の効果]
全ての車両機能ページが縮小表示されているときに、ディスプレイのメータエリアとタブエリアとの間に何も表示されないのではなく、アニメーションが表示され、そのアニメーションを視認したユーザにとっての快適性を向上させることができる。
ユーザは、全ての車両機能ページを縮小表示させることでアニメーションの表示を楽しむことができ、快適性が向上する。
いずれかの車両機能ページのタブをスライドさせて当該車両機能ページが拡大表示されるときには、アニメーションが表示されないようにすることができる。そのため、当該車両機能ページの操作の邪魔になることはなく、操作効率を上げることができる。
アニメーションが表示されている状態でイグニッションキーがオンからオフになった場合は、イグニッションキーが次回、オンとなったときにアニメーションが再び表示される。そのため、アニメーションを表示して楽しむユーザは、イグニッションキーがオンとなるたびにアニメーションを表示させるための無駄な操作をしなくて済む。
特定の条件とは、自動車の場所や、時刻、季節、ユーザなどの少なくともいずれかとすることができる。
[付記B8]
前記アニメーションは、前記自動車用ディスプレイが搭載された自動車の走行中よりも停車中の方が速度が速く、表示エリアも大きい、付記B7に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記B8の効果]
走行中のアニメーションの速度を比較的遅くし、あるいは停車中とは異なりメータエリアにアニメーションを表示しないようにすることで、運転中のユーザの気が散ってしまう可能性を抑えることができる。
ユーザは、停車中と走行中のアニメーションの違いを楽しむことができ、快適性向上が図られる。
11 ディスプレイ
12 電圧計
13 GNSS受信機
14 車速センサ
15 時計
21 操作受付部
22 表示制御部
G1~G5 画面
T1~T3 タブ
P1~P3 車両機能ページ
R1~R3 領域
M メータ表示領域
AM1、AM2 アニメーション
MS メッセージ
G11a、G11b、G12~G15 画面
P1a、P2a、P3a 車両機能ページ
T1a、T2a、T3a タブ
RB 下段領域
Claims (8)
- タッチパネル式又はタッチレスパネル式の自動車用ディスプレイであって、
前記自動車用ディスプレイの画面は、上段に配置され自動車のメータが表示されるメータエリアと、
前記メータエリアの下側に前記メータエリアと隣接するように配置され、縮小表示された車両機能ページのタブが表示されるタブエリアと、
前記メータエリアの下側であって、前記タブエリアを除く領域に配置され、前記車両機能ページが拡大表示される拡大表示エリアと
を有し、
前記車両機能ページが前記タブエリアと前記拡大表示エリアとで切替え可能に表示される、
自動車用ディスプレイ。 - 前記タブエリアに表示された前記タブを所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応する前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向とは反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページが縮小し前記車両機能ページのタブが前記タブエリアに表示される、
請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。 - 前記タブエリアに表示された前記タブを前記所定方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記タブに対応した前記車両機能ページの端が途中で止まることなく前記拡大表示エリアの端まで自動的に移動し、前記拡大表示エリアに前記車両機能ページが拡大表示され、
前記拡大表示エリアに拡大表示された前記車両機能ページのタブを前記反対方向にスライドさせる操作が受け付けられると、当該車両機能ページの端が途中で止まることなく前記タブエリアに自動的に移動する、
請求項2に記載の自動車用ディスプレイ。 - 全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、前記拡大表示エリアに別の車両機能の表示がされる、請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
- 拡大表示された前記車両機能ページを前記所定方向と垂直な方向にスライドさせる操作が受け付けられると、前記車両機能ページの表示が別の車両機能の表示に変更される、請求項2に記載の自動車用ディスプレイ。
- 前記タブエリアに複数の前記車両機能ページが重畳的に表示され、
前記タブエリアにおいて最前面にある前記車両機能ページには、前記拡大表示エリアに拡大表示されている場合の機能操作ボタンに比べて簡略化された機能操作ボタンが表示され、
前記車両機能ページが前記拡大表示エリアに拡大表示されているときに、前記最前面にある車両機能ページと前記拡大表示エリアに拡大表示されている車両機能ページとを除く前記車両機能ページは非表示となり、
前記メータエリアの下側において前記最前面にある車両機能ページを除いた領域全体に、前記車両機能ページが拡大表示される、
請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。 - 全ての前記車両機能ページが縮小表示されているときに、特定の条件によりアニメーションが表示される、請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
- 前記アニメーションは、前記自動車用ディスプレイが搭載された自動車の走行中よりも停車中の方が速度が速く、表示エリアも大きい、請求項7に記載の自動車用ディスプレイ。
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2023
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