JP7400044B1 - 乗車かご推定装置および乗車かご推定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
まず、利用者P1は、出入口階に設置された入退館ゲート(出発階ゲート)121を通ってエレベータホール101まで歩く。このとき、利用者P1の通過時刻が利用者P1のID(識別情報)と共に入退管理システム120に記録される。エレベータホール101に来た利用者P1は、ホール呼びボタン114の操作により上方向のホール呼びを登録し、乗りかごの到着を待つ。なお、入退館ゲート121に、利用者P1の認証とともにホール呼びを自動登録する機能が備えられている場合には、ホール呼びボタン114は不要である。
Ta:出発階ゲート通過時刻,Tb:ホール到着時刻,Tc:乗車時刻,Td:降車時刻,Te:到着階ゲート通過時刻,t1:歩行時間,t2:待ち時間,t3:乗車時間,t4:歩行時間
乗りかごが運転方向を反転した区切りを「かご運行区間」とする。図中の401で示される区間が「かご運行区間」の一例である。例えば、乗りかごが3階で上り方向に反転し、12階で停止した後、引き続き上り方向に運転し、14階で下り方向に反転した場合、3階が運行区間の始点、14階が運行区間の終点となる。運行区間の区切り単位で、利用者の乗降を判定する。
・利用者の出発階において、利用者P1の推定ホール到着時刻e2以降に停車した乗りかごであり、かつ、その乗りかごの運転方向が利用者の行先方向と一致する。
・利用者の到着階において、乗りかごがエレベータホールで停車時間内に、利用者P1の推定降車時刻e3を含む。
図4の例では、運行区間402を有する乗りかごが利用者P1の乗車かごとして推測できる。実際には、利用者毎に前記条件に合った乗りかごを全ての乗りかごの運行区間から探索する。
乗降確率=乗車確率×降車確率
運行線図500は、図4に示した運行線図から、ある乗りかごの1行程分を抽出したものに相当する。乗りかごの運転状態は、図中のa,b,c,dで示される「停止」,「ドア開」,「ドア閉」,「出発」のイベントによって遷移する。「停止」イベントaにより、乗りかごは停止状態となる。「ドア開」イベントbにより、ドアが完全に開いた状態となる。「ドア閉」イベントcにより、ドアが閉まり始めた状態となる。「発車」イベントdにより、乗りかごは移動を始める。利用者P1が乗りかごに乗降できるのは、「ドア開」から「ドア閉」イベントの間、つまり、ドアが完全に開いている状態と見なす。
利用者毎に乗車かごを推定することで、各利用者の移動と昇降機の運転データとを関連付けることが可能となる。つまり、利用者P1の乗車かごを推定できたときに、出発階における利用者P1の乗車時刻Tcを当該乗車かごのドア開時刻d1とすみなすことができる(Tc=d1)。同様に、到着階における利用者P1の降車時刻Tdを当該乗車かごのドア開時刻d3とみなすことができる(Td=d3)。これにより、昇降機の運転データ(実測データ)に基づいた、利用者P1の乗降時刻の推定値を得ることができる。
エレベータホールからゲートまでの歩行時間は、同じ階のゲートからエレベータホールまでの歩行時間とほぼ同じであると仮定すると、降車時の歩行時間t4の統計値を、同じ階で利用者が乗車時に反対方向から来るときの歩行時間の統計値として利用できる。
乗車かご推定装置200は、利用者データ810を取得するための利用者データ取得部801と、昇降機の運転データ820を取得するための運転データ取得部803とを備える。なお、これらのデータを取得する形態として、外部から送信されたデータを受信する形態と、外部にデータを要求して受け取る形態のいずれであっても良い。
図11は乗車かご推定装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
乗車かご推定装置200は、ハードウェアの構成要素として、CPU11、不揮発性メモリ12、主メモリ13、通信デバイス14等を備える。
図12は乗車かご推定装置200の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートで示される処理は、コンピュータである乗車かご推定装置200が乗車かご推定プログラム13aを読み込むことにより実行される。
まず、乗車かご推定処理部805は、出発階における利用者P1の推定歩行時間e1と、到着階における利用者P1の推定歩行時間e4の初期値を設定する(ステップS10)。推定歩行時間e1,e4の初期値は、ゲートとエレベータホール間の距離と一般的な利用者の平均歩行速度などから設定され、実際の歩行時間t1,t4とは誤差を持つ。
まず、乗車かご推定処理部805は、乗降確率の最大値P_maxを0に初期化しておく(ステップS15)。乗車かご推定処理部805は、昇降機の運転データ820に基づいて、乗りかご毎に利用者P1の乗降確率を算出する(ステップS16)。詳しくは、推定処理部805は、ホール到着時刻e2および推定降車時刻e3と、昇降機の運転データ820として得られる各乗りかごの運行工程とを照らし合わせて、乗りかご毎に利用者P1が出発階で乗車可能な確率(乗車確率)と、利用者P1が到着階で降車可能な確率(降車確率)を求め、これを掛け合わせたものを乗降確率として算出する。
Claims (11)
- 利用者が建物内の第1の階のエレベータホールの入口側に設置された第1の認証装置を通過した第1の時刻と、前記第1の階とは別の第2の階のエレベータホールの出口側に設置された第2の認証装置を通過した第2の時刻を含む利用者データを取得する利用者データ取得部と、
前記建物内に設置された複数台の乗りかごの運転データを取得する運転データ取得部と、
前記利用者データ取得部から取得した前記利用者データと、前記運転データ取得部から取得した前記運転データとに基づいて、前記複数台の乗りかごの中で前記利用者が乗車した乗りかごと運行区間を推定する推定処理部と、
前記推定処理部によって推定された結果を所定データ形式で出力するデータ出力部と
を具備したことを特徴とする乗車かご推定装置。 - 前記推定処理部は、
前記第1の時刻を基準にして前記利用者が前記第1の階のエレベータホールに到着した時刻を推測することにより、前記複数台の乗りかご毎に前記利用者が前記第1の階から乗車した確率を示す乗車確率を算出し、
前記第2の時刻を基準にして前記利用者が前記第2の階で降車した時刻を推測することにより、前記複数台の乗りかご毎に前記利用者が前記第2の階に降車した確率を示す降車確率を算出し、
前記複数台の乗りかごの中で前記乗車確率と前記降車確率とを乗算した乗降確率が最大値となる運行区間を有する乗りかごを前記利用者が乗車した乗りかごとして推定することを特徴とする請求項1記載の乗車かご推定装置。 - 前記推定処理部は、
前記第1の階における前記利用者の推定ホール到着時刻の時間幅を表す第1の時刻分布と、前記複数台の乗りかごが前記第1の階で戸閉を開始する時刻との関係から前記乗車確率を算出し、
前記第2の階における前記利用者の推定降車時刻の時間幅を表す第2の時刻分布と、前記複数台の乗りかごが前記第2の階で戸開している時刻との関係から前記降車確率を算出することを特徴とする請求項2記載の乗車かご推定装置。 - 前記第1の時刻分布は、前記利用者の推定ホール到着時刻の平均値を中心とした正規分布であり、
前記第2の時刻分布は、前記利用者の推定降車時刻の平均値を中心とした正規分布であることを特徴とする請求項3記載の乗車かご推定装置。 - 前記第1の時刻分布は、複数の利用者毎に前記第1の階における所要区間の歩行時間を分析した結果から作成され、
前記第2の時刻分布は、複数の利用者毎に前記第2の階における所要区間の歩行時間を分析した結果から作成されることを特徴する請求項3記載の乗車かご推定装置。 - 前記利用者データ取得部から取得した前記利用者データを集計し、前記推定処理部で処理できる形式に変換する第1の変換部を具備したことを特徴とする請求項1記載の乗車かご推定装置。
- 前記運転データ取得部から取得した前記運転データを前記推定処理部で処理できる形式に変換する第2の変換部を具備したことを特徴とする請求項1記載の乗車かご推定装置。
- 前記推定処理部は、
前記利用者が前記第1の階のエレベータホールに到着した時刻、前記乗りかごに乗車した時刻、前記第2の階で降車した時刻を乗車かごの推定結果と共に出力することを特徴とする請求項1記載の乗車かご推定装置。 - 前記推定処理部の乗車かごの推定結果に基づいて、各階毎に利用者の待ち時間と待ち人数を算出する演算処理部を具備したことを特徴とする請求項1記載の乗車かご推定装置。
- 前記推定処理部または前記演算処理部の出力を所定のデータ形式に変換する第3の変換部を具備したことを特徴とする請求項9記載の乗車かご推定装置。
- 利用者が建物内の第1の階のエレベータホールの入口側に設置された第1の認証装置を通過した第1の時刻と、前記第1の階とは別の第2の階のエレベータホールの出口側に設置された第2の認証装置を通過した第2の時刻を含む利用者データを取得し、
前記建物内に設置された複数台の乗りかごの運転データを取得し、
前記第1の時刻を基準にして前記利用者が前記第1の階のエレベータホールに到着した時刻を推測することにより、前記複数台の乗りかご毎に前記利用者が前記第1の階から乗車した確率を示す乗車確率を算出し、
前記第2の時刻を基準にして前記利用者が前記第2の階で降車した時刻を推測することにより、前記複数台の乗りかご毎に前記利用者が前記第2の階に降車した確率を示す降車確率を算出し、
前記複数台の乗りかごの中で前記乗車確率と前記降車確率とを乗算した乗降確率が最大値となる運行区間を有する乗りかごを前記利用者が乗車した乗りかごとして推定する、
ことを特徴とする乗車かご推定方法。
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