JP7398190B2 - 二次電池の再利用方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

二次電池の再利用方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のセルを有する二次電池の再利用方法、及びコンピュータプログラムに関する。本明細書では、複数回数の充放電が可能な蓄電池を「二次電池」と総称し、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池に加え、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ(コンデンサ)型の蓄電素子も二次電池に含むものとする。
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)に搭載される電池パックは、例えば8~20個の電池セル(以下、セルという)を含む電池モジュール(組電池)を、パックケースの中に複数収容している。
近年、EVやPHEVで数年間使用された車両駆動用の電池パック、電池モジュール、又はセルを、再利用(リサイクル)するための検討が活発化している(例えば特許文献1参照)。極端な環境(例えば過度の高温環境、度重なる過度のハイレート放電)で使われたものを除けば、車両駆動用に電池パックを10年使用しても、満充電容量は新品時の70%程度維持されていると期待される。このような電池パック又は電池モジュールを、再利用のために車両から取り外して、工場に輸送することが考えられる。工場では、例えば電池モジュールにおいてリユースできるセルを選別し、リユースできるセルを用いて、電池モジュールをリビルド(再構成)する。電池パックにおいてリユースできる電池モジュールを選別し、リユースできる電池モジュールを用いて、電池パックをリビルドしてもよい。
特開2016-152110号公報
特許文献1においては、使用履歴のある電池パックを解体して得られる複数のセルの残容量を測定し、残容量が、0よりも大きく電池パックが搭載されていた車両での制御範囲の下限値未満の範囲内に設定された残容量下限値以上である電池モジュールを選別する。選別された電池モジュールを用いて、電池パックを組み立てる。
車両駆動用の電池パックや電池モジュールは、体積及び重量が大きく、かつ注意深く取り扱う必要があり、エンドユーザによってユーザ対応窓口(例えばカーディラー)に持ち込まれた車両から取り外して工場に輸送するには労力及びコストがかかる。
また、工場においても、受領した電池パックや電池モジュールを、電池モジュールやセルに分解し、容量検査を行い、利用可能な電池モジュールやセルを選別するには、労力及びコストがかかる。
車両から取外されて工場に輸送された電池パック、電池モジュール、工場で解体や容量検査を行った電池モジュール又はセルが、極端に劣化していて結局再利用できないという状況を避けることが、コスト抑制のために望まれる。
本発明の目的は、再利用に適さない電池を、取り外し前又は輸送前、あるいは、工場での電池モジュール若しくはセルの解体又は容量検査前に、検出(選別)することを可能にする二次電池の再利用方法、及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明に係る二次電池の再利用方法は、互いに電気的に接続された複数の二次電池セルを含む蓄電装置の膨れ量を取得し、前記蓄電装置の内部抵抗を取得し、前記膨れ量及び前記内部抵抗に基づいて、前記複数のセル及び/又は蓄電装置の再利用可能性を評価する。
本発明によれば、再利用に適さないセルを、取り外し前又は輸送前に、検出(選別)することができる。
実施形態1に係る車両及び管理装置の構成を示すブロック図である。 BMUの構成を示すブロック図である。 電池モジュールの斜視図である。 電池モジュール又はセルの再利用の過程を示すフローチャートである。 電池モジュール又はセルの再利用の過程を示すフローチャートである。 管理装置の制御部による電池モジュール及びセルの再利用可能性の評価処理の手順を示すフローチャートである。 管理装置の制御部による電池モジュール及びセルの再利用可能性の評価処理の手順を示すフローチャートである。
(実施形態の概要)
実施形態に係る二次電池の再利用方法は、互いに電気的に接続された複数の二次電池セルを含む蓄電装置の膨れ量を取得し、前記蓄電装置の内部抵抗を取得し、前記膨れ量及び前記内部抵抗に基づいて、前記複数のセル及び/又は蓄電装置の再利用可能性を評価する。
「蓄電装置」は、電池パックであってもよいし、電池モジュールであってもよい。蓄電装置は、通常の電池パックまたは電池モジュールが備える、個々のセルの電圧を測定する電圧センサ(例えば電圧測定回路、セル監視IC)が、取り外されていないことが好ましい。
「蓄電装置の膨れ量」とは、電池パック、電池モジュール、及びセルのうちのいずれの膨れ量であってもよい。測定しやすさの観点からは、電池モジュールの膨れ量を取得することが好ましい。
「蓄電装置の内部抵抗」とは、電池パック、電池モジュール、及びセルのうちのいずれの内部抵抗であってもよい。内部抵抗は、交流内部抵抗及び直流内部抵抗のいずれであってもよい。
「複数のセル及び/又は蓄電装置の再利用可能性の評価」とは、電池モジュールの個々のセルの再利用可能性の評価、複数のセルを有する電池モジュールの再利用可能性の評価、又は複数の電池モジュールを有する電池パックの再利用可能性の評価をいう。
車両に搭載されている蓄電装置は、使用履歴(電流履歴(電流積算履歴)、電圧履歴(異常電圧履歴)、温度履歴(異常温度履歴、平均温度履歴)等)が記録されていることが多い。記録された使用履歴に基づいて、セルの健全度(SOH:State Of Health)をおおまかに推定することができる。しかし、このような使用履歴に基づく推定の精度は十分には高くないことがある。そこで、使用履歴に基づくSOH推定によって再利用可能性のプレ評価(一次選別)を行い、更なる評価(二次選別)のために上述の方法を用いてもよい。
従来、セルのSOHを評価する場合、セルを電池パックや電池モジュールから取り外して(蓄電装置を解体して)、個別のセルについて評価を行うことが一般的である。この従来の評価方法は、労力及びコストの負担が大きい。
本発明者らは、低コストでの再利用可能性の評価という目的に照らし、蓄電装置を解体する前に蓄電装置の膨れ量及び内部抵抗を用いて、再利用の対象から除外するべきセル及び/又は蓄電装置を検出できる上述の方法を考案した。上述の方法により、再利用に適さないセル及び/又は蓄電装置を、コストが高くかかる解体及び工場への輸送の前に、又は工場で解体や容量検査を行う前に、簡便に検出できる。
電解液の分解によるセル内圧の上昇や、充放電時に炭素材料等の負極活物質の体積が増加することに伴う負極合剤層の膨張等により、セルが膨れることがある。セルが膨れると、セル内の空間が増加し、電極体(発電要素)が保持できる電解液の量が増加し、電池性能を維持するために必要な電解液量が不足する為、電池性能が低下する。
膨れ量は、セル(電解液)が高温下で使用された場合、及びハイレートで充放電が繰り返された場合のような、ハードユースの指標であるので、ハードユースにさらされたセル及び/又は蓄電装置を再利用の対象から除外するために膨れ量を測定することは有効である。内部抵抗の大小に関わらず、膨れ量が閾値以上であるセル及び/又は蓄電装置はリユースできないと評価することができる。
充放電及び放置に伴いセルが劣化すると、交流内部抵抗及び直流内部抵抗が上昇する。
内部抵抗の増加は、充放電及び放置によって電解液が消費され、負極表面のSEI被膜が成長してセルが劣化したことを示す指標となる。
膨れ量のみで評価すると、マイルドユースに長期間さらされて劣化しているセル及び/又は蓄電装置を再利用の対象から除外することができない。
内部抵抗のみで評価すると、抵抗の上昇は小さいものの高温下で使用されるなどして膨れを有するセル及び/又は蓄電装置を、再利用の対象から除外することができない。
実施形態の二次電池の再利用方法は、簡便に、蓄電装置の膨れ量及び内部抵抗の両方に基づいてセル及び/又は蓄電装置の再利用可能性を評価することができる。
前記内部抵抗の取得において、前記蓄電装置の交流内部抵抗を取得してもよい。
蓄電装置の交流内部抵抗を取得する場合、測定が簡便である。交流内部抵抗は、例えば、ポテンショガルバノスタット及び周波数応答アナライザを含む測定器によって測定できる。再利用可能性の評価という目的に照らし、周波数を固定して(例えば1kHzに固定して)蓄電装置の交流内部抵抗を測定することは、非常に短時間で測定を実施できるため、好ましい。
上述の二次電池の再利用方法において、前記膨れ量を取得した後、前記内部抵抗を取得してもよい。
膨れ量に基づいてハードユースにさらされていないものを選別した後、内部抵抗(交流内部抵抗又は直流内部抵抗)に基づいて、どの程度、セル及び/又は蓄電装置に負荷がかかったかを判断する。負荷がかかって抵抗が大きいセル及び/又は蓄電装置は劣化しているので、再利用の対象から効率良く除外できる。
実施形態に係るコンピュータプログラムは、互いに電気的に接続された複数の二次電池セルの再利用可能性を評価するコンピュータに、前記複数のセルを含む蓄電装置の膨れ量を取得し、前記蓄電装置の内部抵抗を取得し、前記膨れ量及び前記内部抵抗に基づいて、前記前記複数のセル及び/又は蓄電装置の再利用可能性を評価する処理を実行させる。
上記構成によれば、蓄電装置を解体する前に、蓄電装置の膨れ量及び内部抵抗を用いて、再利用に適さないセル及び/又は蓄電装置を、労力及びコストがかかる解体及び工場への輸送の前に、簡便に選別できる。
(実施形態1)
車両に搭載される蓄電装置(リチウムイオン二次電池)を例に、再利用方法を説明する。
図1は、車両1(本実施形態では、自動車等の四輪車両)及び管理装置13の構成を示すブロック図である。
車両1は、リチウムイオン二次電池セル2と、CMU(Cell Monitoring Unit)5と、BMU(Battery Management Unit)6と、統括ECU(Electronic Control Unit)7と、通信部8と、負荷9と、電流センサ10とを備える。電池パック4は、複数のリチウムイオン二次電池セル2が直列及び/又は並列に接続された電池モジュール3を、複数含む。本実施形態では、複数のリチウムイオン二次電池セル2が直列に接続された電池モジュール3が、複数直列に接続されている。
統括ECU7は、車両1の電源装置全体を制御する。統括ECU7は車両1がHEV車又はガソリン車である場合、エンジンも制御する。統括ECU7とBMU6とは、例えばCAN通信によりデータの送受信を行う。
管理装置13は、制御部14、記憶部15、入力部16、インタフェース部17を備える。これらのコンポーネントは、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
入力部16は、電流センサ10の検出結果、後述する使用履歴63、及び作業者が測定した膨れデータ及び内部抵抗の入力を受け付ける。インタフェース部17は、例えば、LANインタフェース等により構成され、有線又は無線により、例えばLAN等のネットワーク12及び通信部8を介し、統合ECU7との通信を行う。ネットワーク12はインターネットでもよい。インタフェース部17は、LANインタフェースに限定はされない。
代替的に、管理装置13は、通信部8及び統合ECU7を介さずに、BMU6と通信してもよい。
記憶部15は、例えばハードディスクドライブ(HDD)等により構成され、各種のプログラム及びデータを記憶する。記憶部15には、二次電池の再利用可能性を評価するための評価プログラム151が格納されている。評価プログラム151は、例えば、CD-ROMやDVD-ROM、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体18に格納された状態で提供され、管理装置13にインストールすることにより記憶部15に格納される。代替的に、ネットワーク12に接続されている図示しない外部コンピュータから評価プログラム151を取得し、記憶部15に記憶させてもよい。
制御部14は、例えばCPUやROM、RAM等により構成され、記憶部15から評価プログラム151を読み出して実行することにより、二次電池の再利用可能性の評価処理を実行する処理部として機能する。
以下、管理装置13が二次電池の再利用可能性の評価を行う場合につき説明する。代替的に、BMU6又は統括ECU7が、管理装置として機能してもよい。BMU6又は統括ECU7が管理装置として機能する場合、車両1に管理装置13を接続する必要はない。本実施形態では、CMU5を含む電池モジュール3が、「蓄電装置」として機能する。
BMU6は、電池ECUであってもよい。
CMU5は、各セル2の状態を監視する電子制御装置(監視基板)である。
CMU5には、電圧ばらつきを解消するためのバランサ(回路)と、各セル2の電圧を検出する電圧センサとが設けられている(不図示)。バランサは、各セル2に対して並列に接続された放電回路であり、スイッチ及び抵抗器を有してもよい。スイッチは、CMU5に含まれる制御回路からの制御信号によってオン/オフされる。電圧センサは、検出したセル2の電圧をBMU6へ伝達する。
CMU5は、セル2間に電圧ばらつきがある場合に、電圧の高いセル2と、他のセル2とが同等の電圧になるように、電圧の高いセル2を放電させるバランシングを実施する。
図2は、BMU6の構成を示すブロック図である。BMU6は、制御部61と、記憶部62と、入力部65と、インタフェース部66とを備える。これらのコンポーネントは、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
入力部65は、電流センサ10、CMU5の電圧センサの検出結果の入力を受け付ける。インタフェース部66は、例えば、CANインタフェース等により構成され、有線又は無線により統合ECU7等の他の装置との通信を行う。インタフェース部66は、LANインタフェース及び/又はUSBインタフェースであってもよい。
記憶部62は、フラッシュメモリやハードディスクドライブ(HDD)等により構成され、各種のプログラム及びデータを記憶する。記憶部62には、使用履歴(電流履歴、電圧履歴、温度履歴等)63、及び膨れデータ64も記憶されている。膨れデータ64は、初期の電池モジュール3若しくはセル2の厚み、又は後述するセル2,2間の初期の隙間Dである。膨れデータ64は、更新されないデータであってもよいし、再利用可能性の評価時に取得した膨れデータが追記されてもよい。
制御部61は、例えばCPUやROM、RAM等により構成され、記憶部62から読み出したコンピュータプログラムを実行することにより、BMU6の動作を制御する。
図3は、電池モジュール3の斜視図である。
電池モジュール3は、複数のセル2を保持する保持部材31(例えば、直方体状のモジュールケース、セル2を圧迫した状態で拘束する拘束部材)と、複数のセル2と、CMU5とを備える。保持部材31は、セル2若しくは電池モジュール3の厚み、又はセル間の隙間Dを測定できるように構成されている。
セル2は、直方体状のケース本体21と、蓋板22と、蓋板22に設けられた、極性が異なる一対の端子23,23と、ケース本体21に収容された電極体24とを備える。電極体24は正極板、セパレータ、及び負極板を積層してなる。
電極体24は、長尺帯状の正極板と負極板とをセパレータを介して積層し扁平状に巻回して得られる巻回タイプであってもよいし、長方形板状の正極板と負極板とをセパレータを介して積層したスタックタイプであってもよい。
セル2は、角形セル(prismatic cell)に限らず、円筒形セルやパウチセルであってもよい。再利用の観点からは、堅牢な金属製のケース本外を有して長期寿命を期待できる、角形セルや円筒形セルが好ましい。特に、エネルギー密度を下げることなく(セル間にデッドスペースを生じることなく)個々のセルの容量を大きくできる角形セルが好ましい。角形セルのケース本体の材質としては、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス等を採用できる。角形セルは、円筒形セルより膨れが生じ易い。再利用の観点からは、電池の膨れがより生じにくい、ステンレス製のケース本体21及び蓋板22を有する角形セルが好ましい。
正極板は、アルミニウムやアルミニウム合金等からなる板状(シート状)又は長尺帯状の金属箔である正極基材上に活物質層が形成されたものである。負極板は、銅及び銅合金等からなる板状(シート状)又は長尺帯状の金属箔である負極基材上に活物質層が形成されたものである。セパレータは、合成樹脂からなる微多孔性のシートである。セパレータは、正極板及び負極板とは別個の部材であってもよいし、正極板又は負極板に一体化されていてもよい。
正極板に含まれる正極活物質、又は負極板に用いられる負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な正極活物質又は負極活物質であれば、適宜の公知の材料を使用できる。
正極活物質としては、例えば、LiMPO4 、LiMSiO4 、LiMBO3 (MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種以上の遷移金属元素)等のポリアニオン化合物、チタン酸リチウム、マンガン酸リチウム等のスピネル化合物、LiMO2 (MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種以上の遷移金属元素)等のリチウム遷移金属酸化物等を用いることができる。
負極活物質としては、ハードカーボン、Si、Sn、Cd、Zn、Al、Bi、Pb、Ge、Ag等の金属若しくは合金、又はこれらを含むカルコゲン化物等が挙げられる。カルコゲン化物の一例として、SiOが挙げられる。
電池モジュール3の隣り合うセル2の隣り合う端子23は極性が異なり、これら端子23同士がバスバー32により電気的に接続されることで、複数のセル2が直列に接続されている。
電池モジュール3の両端のセル2の、互いに極性が異なる端子23,23には、隣接する電池モジュール3に電気的に接続するためのリード(外部接続部材)33,33が設けられている。
以下、電池パック4、電池モジュール3又はセル2の再利用について詳述する。
図4は、電池モジュール3又はセル2の再利用の過程を示すフローチャートである。
管理装置13により、統合ECU7から取得した車両の走行距離、BMU6から取得した各電池モジュール3の使用履歴63等に基づいて、一次選別を行う(S1)。管理装置13は例えば電池モジュール3の使用履歴63に基づいて、セル2のSOHを推定し、SOHが閾値以上である電池モジュール3を再利用可能性の評価を行う電池モジュール3として選別する。ステップS1は、管理装置13以外の装置により行われてもよい。
次に、管理装置13により、再利用可能性の評価を行う(S2)。管理装置13は、電池パック4、電池モジュール3、若しくはセル2の膨れ量、及び内部抵抗に基づいて、電池モジュール3がリユース可能であるか否か、又は、電池モジュール3に含まれるセル2がリユース可能であるか否かを評価する。
セル2夫々の膨れ量を測定することができない場合、電池パック4、電池モジュール3の片側の最外位置に配置されたセル2の膨れを用いて膨れ量とすることができる。電池パック4、電池モジュール3の両最外位置に配置された拘束板(エンドプレート)の膨れ(ゆがみ)を測定してもよい。セル2間の隙間を測定してもよい。
また、セル2のエンドプレートの圧迫力(コンプレッションフォース)を測定し、圧迫力を膨れ量に代用して用いることができる。圧迫力の測定は、エンドプレートを押し込んで反発力を測定したり、固定ボルトを取り外して反発力を測定する方法が挙げられる。
管理装置13が、再利用可能性を満足すると評価した場合、電池パック4又は電池モジュール3が工場へ輸送される(S3)。
ここで、電池モジュール3がリユース可能であるセル2を含むと評価された場合、電池モジュール3を輸送してもよいし、リユース可能であるセル2のみを輸送してもよい。電池パック4がリユース可能である電池モジュール3を含むと評価された場合、電池パック4を輸送してもよいし、リユース可能である電池モジュール3のみを輸送してもよい。
工場では、リビルド可能性が評価される(S4)。リユース可能であると評価されたセル2を、リビルト電池モジュールに用いることが可能であるか否かが判定される。セル2に対し回復操作(残容量の放電や充放電)が実施され、容量チェック及び短絡検査等の所定の試験が行われる。このセル2を用いることができないと評価された場合、セル2の材料のリサイクルが行われる。
又は、リユース可能であると評価された電池モジュール3を、リビルト電池パックに用いることが可能であるか否かが判定される。電池モジュール3に対し回復操作が実施され、所定の試験が行われる。この電池モジュール3を用いることができないと評価された場合、一部のセル2のリユース又は材料のリサイクルが行われる。
こうして、リユース可能であると評価されたセル2を用いて、例えば初期の用途とは異なる用途の電池モジュールがリビルドされる。又はリユース可能であると評価された電池モジュール3を用いて、例えば初期の用途とは異なる用途の電池パックがリビルドされる(S5)。
図5は、電池モジュール3又はセル2の再利用の過程を示す変形例のフローチャートである。
変形例では、カーディーラー等のユーザ対応窓口において、電池モジュール3又はセル2の膨れ量及び内部抵抗を測定せず、電池モジュール3が工場(例えばリビルドのための工場)へ受け入れられた後、前記膨れ量及び内部抵抗を測定する。
上記と同様にして一次選別を行う(S41)。再利用可能性の評価を行うと選別された電池パック4又は電池モジュール3は工場へ輸送される(S42)。
管理装置13により、再利用可能性の評価を行う(S43)。管理装置13は、電池モジュール3若しくはセル2の膨れ量、及び内部抵抗に基づいて、電池モジュール3がリユース可能であるか否か、又は、電池モジュール3に含まれるセル2がリユース可能であるか否かを評価する。
管理装置13が、再利用可能性を満足すると評価した場合、上記と同様にしてリビルド可能性の評価が実施される(S44)。
リユース可能であると評価されたセル2を用いて、例えば初期の用途とは異なる用途の電池モジュールがリビルドされる。又はリユース可能であると評価された電池モジュール3を用いて、例えば初期の用途とは異なる用途の電池パックがリビルドされる(S45)。
電池パック4は、多数(例えば8個~20個)のセル2を含む電池モジュール3を、複数個(例えば10個)有しており、新品の電池パック4の価格は比較的高い。車両に搭載された電池パック4において、空冷の影響等により、個々の電池モジュールの劣化の度合いが異なる。例えば、空冷の吹き出しから遠い車両1の前側に配置された電池モジュール3は、後ろ側に配置された電池モジュール3より冷却されにくく、劣化し易い場合がある。前側の電池モジュール3は冷却が不十分となり膨れが生じたり、内部抵抗が高くなっているのに対し、後ろ側の電池モジュール3はこうした傾向が低いこともある。
まだ十分に電池容量が残存する使用済みの電池パック4全体を材料のリサイクルのために回収し、又は廃棄するのは、経済的に合理的でなく、資源保護の観点からも改善の余地がある。電池モジュール3がリユース可能であるか否かを評価することで、電池パック4全体をリユースしたり、リユースできる電池モジュール3を用いて電池パック4をリビルドできる。電池モジュール3をリユースできない場合、リユース可能と評価されたセル2を用いて電池モジュール3をリビルドできる。リビルト品は新品と比較して低価格にすることができる。
なお、ステップS1、S41の一次選別を行わず、ステップS2、S42から処理を始めてもよい(ステップS2、S43の再利用可能性の評価に基づく選別を一次選別としてもよい)。
図6は、管理装置13の制御部14による、電池モジュール3及びセル2の再利用可能性の評価処理の手順を示すフローチャートである。
制御部14は、作業者が入力した電池モジュール3の膨れデータを入力部16により取得する(S11)。
膨れデータは、電池モジュール3の代表として選択したセル2の厚みでもよいし、電池モジュール3の全体の厚みでもよい。代表のセル2としては、上述したように、図3に示す、セル2が並ぶ方向の最外端部のセル2が挙げられる。作業者は、代表として選択したセル2の厚みを、例えばノギスを用いて測定する。厚みの測定は、ノギスを用いて行う場合に限定されず、例えばセンサを用いてもよい。センサを用いる場合、センサの検出結果を制御部14が取得する。代表のセル2は、前記端部のセル2に限定はされない。電池モジュール3の配置に基づき、加温され易いセル2を選択してもよい。
膨れデータは、図3に示す、セル2,2間の隙間Dのうちの選択した隙間Dでもよく、全ての隙間Dの合計量でもよい。
制御部14は、記憶部62の膨れデータ64を読み出し、膨れデータ64とステップS11で取得した膨れデータとに基づいて、膨れ量を算出し、膨れ量が閾値a1 以下であるか否かを判定する(S12)。取得した膨れデータが代表のセル2の厚みである場合、取得した厚みと、膨れデータ64の初期のセル2の厚みとの差が膨れ量に相当する。膨れデータが隙間Dである場合、初期の隙間Dと取得した隙間Dとの差が膨れ量に相当する。膨れ量に対応して閾値a1 が設定されている。
制御部14は膨れ量が閾値a1 以下でないと判定した場合(S12:NO)、電池モジュール3の中でリユースが可能であるセル2があるか否かを評価し、全てのセル2のリユースが可能でない場合、材料をリサイクルすると評価し(S15)、処理を終了する。セル2のリユース可能性の評価は、セル2の厚み及び内部抵抗に基づいて行う。
制御部14は膨れ量が閾値a1 以下であると判定した場合(S12:YES)、作業者が入力した電池モジュール3の内部抵抗を取得する(S13)。
作業者は、例えば交流抵抗測定器を用い、リード33,33間の内部抵抗を測定する。作業者は、交流抵抗測定器を用い、セル2の代表として選択した、例えばセル2が並ぶ方向の端部のセル2の内部抵抗を測定してもよい。内部抵抗は、交流インピーダンス法により測定してもよい。交流抵抗測定器として、4端子型交流抵抗器(4端子:+電流・電圧、-電流・電圧の端子)が挙げられ、測定時の周波数として例えば1kHzが挙げられる。
制御部14は、内部抵抗が閾値b1 以下であるか否かを判定する(S14)。制御部14は、内部抵抗が閾値b1 以下でないと判定した場合(S14:NO)、電池モジュール3の中でリユースが可能であるセル2があるか否かを評価し、全てのセル2のリユースが可能でない場合、材料をリサイクルすると評価し(S15)、処理を終了する。セル2のリユース可能性の評価は、セル2の厚み及び内部抵抗に基づいて行う。
制御部14は、内部抵抗がb1 以下であると判定した場合(S14:YES)、電池モジュール3がリユース可能であると評価し(S16)、処理を終了する。
セル2又は電池モジュール3の膨れデータ及び交流内部抵抗は、電池パック4及び電池モジュール3を解体せずに、広いSOC範囲でのセルの充放電を行うことなく、簡便に取得できる。
本実施形態によれば、電池モジュール3を解体せずに、電池モジュール3の膨れ量及び交流内部抵抗を取得することで、再利用の対照から除外するべき電池モジュール3を簡便に除外できる。セル2を電池パック4や電池モジュール3から取り外し、個別のセル2について評価を行う場合、労力及びコストの負担が大きい。本実施形態によれば、再利用に適さないセル2を含む電池モジュール3を、コストが高くかかる解体及び工場への輸送や充放電などを行うリビルト可能性の評価の前に、簡便に選別できる。
上述したように、たとえば車両1の後ろ側の電池モジュール3は、前側の電池モジュール3より冷却されやすい場合、膨れが生じ難く、内部抵抗も上昇し難い。このように劣化していない電池モジュール3を選び出し、リユースできる電池モジュール3を用いて電池パック4をリビルドしてもよい。
全ての電池モジュール3をリユースできる場合、電池パック4をリユースしてもよい。
代替的に、内部抵抗は直流内部抵抗であってもよい。制御部14は、電流積算法によりセル2のSOCを算出する。制御部14は、予めBMU6の記憶部62に記憶しておいた、SOC(State Of Charge)とOCV(Open Circuit Voltage)との関係を示すSOC-OCVデータを読み出し、SOCに対応するOCVを取得する。制御部14は、電流センサ10により検出した電流I、及び電圧センサにより検出したセルの電圧Vに基づき、下記の式(1)により直流内部抵抗Rを算出する。
R=(V-OCV)/I…(1)
内部抵抗の算出方法は、これに限定はされず、他の公知の手法を採用してもよい。
(変形例)
図7は、管理装置13の制御部14による、電池モジュール3及びセル2の再利用可能性の評価処理の手順を示すフローチャートである。
制御部14は、作業者が入力した電池モジュール3の各セル2の膨れデータを取得する(S21)。膨れデータは、各セル2の厚みでもよく、隙間Dでもよい。
制御部14は、各セル2の内部抵抗を例えば交流抵抗測定器を用いて測定する(S22)。
制御部14は、記憶部62の膨れデータ64を読み出し、膨れデータ64とS21で取得した膨れデータとに基づいて、膨れ量を算出し、膨れ量がc1 以上であるセル2があるか否かを判定する(S23)。膨れデータが厚みである場合、取得した厚みと初期の厚みとの差が膨れ量に相当する。膨れデータが隙間Dである場合、膨れ量がc1 以上であるセル2,2があるか否かを判定する。
制御部14は、膨れ量がc1 以上であるセル2があると判定した場合(S23:YES)、膨れ量がc1 未満であるセル2があるか否かを判定する(S24)。膨れ量がc1 未満であるセル2がないと判定した場合(S24:NO)、材料をリサイクルすると評価し(S25)、処理を終了する。
制御部14は、膨れ量がc1 未満であるセル2があると判定した場合(S24:YES)、膨れ量がc1 未満であるセル2の内部抵抗がd1 未満であるか否かを判定する(S26)。制御部14は、セル2の内部抵抗がd1 未満でないと判定した場合(S26:NO)、処理をS25へ進める。
制御部14は、セル2の内部抵抗がd1 未満であると判定した場合(S26:YES)、このセル2をリユース可能と評価し(S27)、処理を終了する。
制御部14は、膨れ量がc1 以上であるセル2がないと判定した場合(S23:NO)、取得した膨れデータに基づいて算出し、又は測定した、電池モジュール3の全体の膨れ量がa1 以下であるか否かを判定する(S28)。a1 =c1 ×(セル2の個数)である場合、S28は省略してもよい。
制御部14は、膨れ量がa1 以下でないと判定した場合(S28:NO)、全てのセル2の膨れ量はc1 未満であるので、処理をS26へ進め、各セル2の内部抵抗がd1 未満であるか否かを判定する(S26)。
制御部14は、膨れ量がa1 以下であると判定した場合(S28:YES)、内部抵抗がd1 以上のセル2があるか否かを判定する(S29)。制御部14は、内部抵抗がd1 以上のセル2があると判定した場合(S29:YES)、処理をS26へ進め、残りのセル2の内部抵抗がd1 未満であるか否かを判定する(S26)。
制御部14は、内部抵抗がd1 以上のセル2がないと判定した場合(S29:NO)、電池モジュール3の全体の内部抵抗がb1 以下であるか否かを判定する(S30)。b1 =d1 ×(セル2の個数)である場合、S30は省略してもよい。
制御部14は内部抵抗がb1 以下でないと判定した場合(S30:NO)、各セル2をリユース可能と評価する(S27)。
制御部14は内部抵抗がb1 以下であると判定した場合(S30:YES)、電池モジュール3をリユース可能と評価し(S31)、処理を終了する。
変形例においては、セル2の膨れ量及び内部抵抗を用いて、再利用に適さない電池モジュール3又はセル2を、労力及びコストがかかる解体及び工場への輸送の前や充放電を含むリビルト可能の評価に、簡便に選別できる。
本発明は上述した実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る二次電池の再利用方法は、車載用に限定されず、鉄道用回生電力貯蔵装置、太陽光発電システム等の分散電源装置に用いられる二次電池にも適用できる。
管理装置も、車載用に限定はされない。管理装置は、ユーザ対応窓口(エンドユーザが蓄電装置を持ち込むサイト)に設置されるか持ち込まれて、そこで二次電池の再利用可能性の評価を行うことが好ましい。管理装置は、ユーザ対応窓口に設置された情報端末であってもよい。
管理装置は、可搬型の情報端末であってもよい。管理装置は、車両に接続するためのプローブ又はケーブルを有してもよい。管理装置は、可搬型の情報端末であって、車両と無線通信(例えば近距離無線通信)を行い、二次電池の再利用可能性を評価することが好ましい。
二次電池はリチウムイオン二次電池に限定はされず、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ(コンデンサ)型の蓄電素子等の他の二次電池であってもよい。
本発明は、リチウムイオン二次電池等の二次電池セル及び/又はそのようなセルが複数組まれた蓄電装置の再利用可能性の評価に適用できる。
1 車両
2 セル
3 電池モジュール(蓄電装置)
4 電池パック(蓄電装置)
5 CMU
6 BMU
14 制御部
61 制御部
15、62 記憶部
151 評価プログラム
63 使用履歴
64 膨れデータ
16、65 入力部
17、66 インタフェース部
7 統合ECU
8 通信部
10 電流センサ
13 管理装置
18 記録媒体

Claims (4)

  1. コンピュータが、
    互いに電気的に接続された複数の二次電池セルを含む蓄電装置について、前記複数の二次電池セルのそれぞれ又は代表の膨れ量の測定結果の入力を受け付けることによって膨れ量を取得し、
    前記蓄電装置の内部抵抗の測定結果の入力を受け付けることによって内部抵抗を取得し、
    前記膨れ量及び前記内部抵抗に基づいて、前記複数の二次電池セルを含む蓄電装置全体が再利用可能かを評価する、二次電池の再利用方法。
  2. コンピュータが、
    互いに電気的に接続された複数の二次電池セルを含む蓄電装置について、前記複数の二次電池セルの膨れ量を、前記複数の二次電池セルの隙間の変化の測定結果の入力を受け付けることによって取得し
    前記蓄電装置の内部抵抗の測定結果の入力を受け付けることによって内部抵抗を取得し、
    前記膨れ量及び前記内部抵抗に基づいて、前記複数の二次電池セルを含む蓄電装置全体が再利用可能かを評価する、二次電池の再利用方法。
  3. 前記コンピュータは、
    前記蓄電装置の代表の二次電池セルの膨れ量が閾値以下であって、且つ、全体の内部抵抗の抵抗値が閾値以下である場合、前記蓄電装置全体を再利用可能であると評価する
    請求項1又は2に記載の二次電池の再利用方法。
  4. 互いに電気的に接続された複数の二次電池セルの再利用可能性を評価するコンピュータに、
    前記複数の二次電池セルを含む蓄電装置について、前記複数の二次電池セルのそれぞれ又は代表の膨れ量の測定結果の入力を受け付けることによって膨れ量を取得し、
    前記蓄電装置の内部抵抗の測定結果の入力を受け付けることによって内部抵抗を取得し、
    前記膨れ量及び前記内部抵抗に基づいて、前記複数の二次電池セルを含む蓄電装置全体が再利用可能かを評価する
    処理を実行させる、コンピュータプログラム。
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