JP7397051B2 - 電子機器、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、電子機器、表示制御方法、及びプログラムに関する。
広告アプリケーションの実行によりネットワーク経由で受信した広告以外のウェブコンテンツと広告としてのウェブコンテンツとを表示する端末の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-119483号公報
ウェブブラウザのアプリケーションは、ウェブコンテンツへのアクセス機能を提供する。ウェブサーバは、ユーザのウェブコンテンツのアクセス履歴に関する情報(アクセス履歴情報)を保有し、保有しているアクセス履歴情報を用いてパーソナライズされた情報を提供することができる。
上記のアクセス履歴情報は、クッキー(Cookie)やその代替技術などによりウェブブラウザ内に記録(保有)される特定情報として管理される。これらの特定情報は、当該特定情報を保有するウェブブラウザ以外の他のアプリケーションからアクセスはできないように保護される。
そこで、特定情報を保有しない他のアプリケーションのアプリケーション画面上で、上記の特定情報を保有するウェブブラウザの画面を表示できるようにすれば、他のアプリケーションにて特定情報に基づいてパーソナライズされた情報を提供できることとなって好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さないアプリケーションのアプリケーション画面において、ウェブブラウザが保有する特定情報へのアクセスに基づく情報を表示できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションに対応する処理を実行し、当該第1アプリケーションに対応するアプリケーション画面として、一部に透過領域を形成した第1アプリケーション画面を生成するアプリケーション画面生成部と、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有し、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可または制限された第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行う通信処理部と、前記第2アプリケーションに対応する第2アプリケーション画面の上に重畳して前記第1アプリケーション画面を配置した表示画面が生成されるように制御する画面制御部とを備える電子機器である。
また、本発明の一態様は、OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションに対応する処理を実行し、当該第1アプリケーションに対応するアプリケーション画面として、一部に透過領域を形成した第1アプリケーション画面を生成するステップと、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有し、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可または制限された第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行うステップと、前記第2アプリケーションに対応する第2アプリケーション画面の上に重畳して前記第1アプリケーション画面を配置した表示画面が生成されるように制御するステップとを含む表示制御方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションに対応する処理を実行し、当該第1アプリケーションに対応するアプリケーション画面として、一部に透過領域を形成した第1アプリケーション画面を生成するアプリケーション画面生成部、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有し、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可または制限された第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行う通信処理部、前記第2アプリケーションに対応する第2アプリケーション画面の上に重畳して前記第1アプリケーション画面を配置した表示画面が生成されるように制御する画面制御部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように本発明によれば、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さないアプリケーションのアプリケーション画面において、ウェブブラウザが保有する特定情報へのアクセスに基づく情報を表示できるようになるという効果が得られる。
本実施形態における電子機器の構成例を示す図である。 本実施形態における表示画面の構造例を示す図である。 本実施形態における表示画面の態様例を示す図である。 本実施形態の電子機器において、第1アプリケーションが第2アプリケーションと通信可能とするための設定手順例を示す図である。 本実施形態の電子機器における第1アプリケーションと第2アプリケーションとがアプリケーション画面の表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態における電子機器100の構成例を示している。同図の電子機器100は、例えばパーソナルコンピュータであってよい。また、電子機器100は、スマートフォンやタブレット端末等であってもよい。電子機器100は、例えばインストールされたアプリケーションのプログラムを実行することで、当該アプリケーションの機能を実現するように動作することができる。
同図に示される電子機器100としての機能は、ハードウェアとしての電子機器100が備えるCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
電子機器100は、通信部101、表示部102、操作部103、制御部104、及び記憶部105を備える。
通信部101は、ネットワークNWを経由して通信を行う。
表示部102は、制御部104の制御に応じて画像を表示する。表示部102は、ハードウェアとして、例えば液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイ等のディスプレイデバイスを備えてよい。また、ディスプレイデバイスがタッチパネルとして構成されてもよい。
操作部103は、電子機器100が備える操作子や入力デバイス、電子機器100に接続される入力デバイス等を備えて構成され、ユーザUが操作子や入力デバイスに対して行った操作を受け付ける。
制御部104は、電子機器100における各種の制御を実行する。制御部104は、第1アプリケーション対応処理部141と第2アプリケーション対応処理部142とを備える。
電子機器100には第1アプリケーションがインストールされている。第1アプリケーションは、OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションである。
第1アプリケーションは、後述のようにしてPWA(Progressive Web Apps)としての第2アプリケーションを利用してウェブ広告をユーザに提供する機能を有するようにされたアプリケーションである。第1アプリケーションは、例えばアプリケーション画面にて提供されるウェブ広告を操作や時間経過等に応じて切り替えたり、ユーザの第1アプリケーションに対する操作に応じて、提供しているウェブ広告のリンクにウェブブラウザをアクセスさせる制御を実行したりすることができる。
第1アプリケーション対応処理部141は、第1アプリケーションのプログラムの実行により第1アプリケーションとしての動作を実現する機能部である。
第1アプリケーション対応処理部141は、後述の図2、図3に示す表示画面の表示に関連して、アプリケーション画面生成部1411、通信処理部1412、及び画面制御部1413を備える。
アプリケーション画面生成部1411は、第1アプリケーションのアプリケーション画面(第1アプリケーション画面)を生成する。アプリケーション画面の生成は、例えばGPUを利用して行われてもよい。
第1アプリケーションは、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない。つまり、第1アプリケーション自体では、クッキー(Cookie)をはじめとする特定情報へのアクセスはできないものであり、特定情報へのアクセスに基づいてパーソナライズされた情報を第1アプリケーション画面にて表示させることもできない。
このため、本実施形態の第1アプリケーションは、後述の図2、図3に示されるようにして第2アプリケーションを利用して第1アプリケーション画面内にウェブブラウザが保有する保護された特定情報に基づいてパーソナライズされたウェブコンテンツを表示させるため、第2アプリケーションを連携させる制御も実行可能とされる。
ここでのパーソナライズとは、一例としてウェブブラウザからウェブサイトが取得したクッキー、ユーザアカウント、ログイン情報などの情報に基づいてウェブサーバが選定した商品やコンテンツ等をウェブサイトでリコメンドしたりターゲティング広告として提供したりすることが含まれる。
通信処理部1412は、第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行う。これにより、ネイティブアプリである第1アプリケーションと、OSが提供するAPIの利用が不可の第2アプリケーションとが通信を行って連携を図ることが可能となる。
ウェブコンテンツCTは、ウェブ(ネットワーク)上で提供されるコンテンツである。ウェブコンテンツCTは、ウェブサイト(ウェブページ)などであってよい。また、ウェブページに埋め込まれて提供されるような広告(ウェブ広告)も含まれる。
画面制御部1413は、後述の図2、図3に示されるようにして第1アプリケーション画面内に第2アプリケーションにて表示されたウェブコンテンツが埋め込まれるようにして表示されるように制御する。
電子機器100には、第2アプリケーションがインストールされる。
第2アプリケーションは、ネットワークNW経由でウェブコンテンツCTへのアクセスが可能で、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可なアプリケーションである。
一例として、第2アプリケーションはPWAである。PWAは、ウェブブラウザ上で動作し、HTML(Hyper Text Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheets))、JavaScript等を使用して実現され、ウェブサイトやウェブアクセスが可能なウェブアプリケーションをネイティブアプリのようにインストール可能にする技術である。PWAは、クッキーなどの特定情報にアクセス可能な機能を有することから、例えばクッキーを用いたターゲティング広告の表示等をはじめとするウェブ広告技術に対応可能とされる。また、クッキーにアクセス可能とされていることでログイン情報が記憶済みのウェブサイトにアクセスしてパーソナライズされたウェブコンテンツを表示することも可能とされる。
また、PWAは、オフラインでの動作、プッシュ通知、全画面表示、デバイスのハードウェアへのアクセスが可能である。一方で、PWAは、UI(User Interface)の構成や他のネイティブアプリとの連携に制限がある。
第2アプリケーションのインストールには、電子機器100にインストールされているウェブブラウザが用いられる。
第2アプリケーション対応処理部142は、第2アプリケーションとしての動作を実現する機能部である。
第2アプリケーション対応処理部142は、第2アプリケーションのアプリケーション画面(第2アプリケーション画面)を生成し、生成された第2アプリケーション画面を表示部102にて表示させる。
記憶部105は、電子機器100が対応する各種の情報を記憶する。記憶部105が記憶する情報には、電子機器100にインストールされたアプリケーションのプログラム等が含まれる。
本実施形態の第1アプリケーションは、自己のアプリケーション画面にて、インターネット上で提供される広告(ウェブ広告)を表示する機能を有する。また、第1アプリケーションは、ユーザが操作を行うことが可能とされている。例えば第1アプリケーションは、ユーザの操作に応じて、表示するウェブ広告を変更させることができる。
ただし、第1アプリケーション自体は、前述のようにウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さないことから、インターネットにアクセスして自己のアプリケーション画面上にその特定情報に基づいてパーソナライズされたウェブ広告や、ログイン後に表示されるようなパーソナライズされたウェブコンテンツを埋め込んで表示させることはできない。そこで、本実施形態の第1アプリケーションは、PWAである第2アプリケーションを利用して、自己のアプリケーションウィンドウ内でウェブ広告の表示を行うようにされる。この点について、図2を参照して説明する。
図2においては、第1アプリケーションが動作しているときに応じて表示部102にて表示される表示画面Pのレイヤ構造を示している。
表示画面Pのレイヤ構造において、最下のレイヤにはデスクトップ画面Gdpが表示される。
また、デスクトップ画面Gdpに対して上のレイヤには第2アプリケーションのアプリケーション画面(第2アプリケーション画面G2)が配置される。第1アプリケーションは、自己が起動することに連携して第2アプリケーションを起動させる。第2アプリケーション画面G2は、第1アプリケーションにより起動された第2アプリケーションの動作に応じて表示されるものである。
さらに、第2アプリケーションの第2アプリケーション画面G2に対して上のレイヤには第1アプリケーションのアプリケーション画面(第1アプリケーション画面G1)が配置される。
同図の例では、第1アプリケーション画面G1上に操作ボタンとしてのオブジェクトOBJ1が配置されている。同図においては、オブジェクトOBJ1が3つ配置された例を示しているが、第1アプリケーション画面G1上に配置されるオブジェクトOBJ1の数は限定されない。また、第1アプリケーション画面G1上に配置されるオブジェクトOBJ1の位置については、後述の透過エリアARt以外であれば特に限定されない。また、第1アプリケーション画面G1上に配置されるオブジェクトOBJ1は、例えば、ファイルの画像等をはじめ、操作ボタン以外のものであってよい。
また、第1アプリケーション画面G1には透過エリアARtが設けられる(形成される)。透過エリアARtは、当該第1アプリケーション画面G1の下のレイヤの画像が透過して観察可能となるように、周囲の第1アプリケーション画面G1の領域と異なる透明度が設定されたエリアである。
第1アプリケーション画面G1の下のレイヤは第2アプリケーション画面G2であることから、ユーザが表示部102にて表示される表示画面Pを視たときには、透過エリアARtにおいては、第2アプリケーション画面G2において透過エリアARtに対応する領域(有効エリアARv)の画像が表示されているように見えることになる。図2においては、第2アプリケーション画面G2において透過エリアARtに対応する領域にてオブジェクトOBJ2が配置されている。なお、同図においては、有効エリアARvにおいて1のオブジェクトOBJ2が配置された態様が示されているが、有効エリアARvにおいて配置されるオブジェクトOBJ2の数は特に限定されない。また、有効エリアARvにおける1以上のオブジェクトOBJ2のレイアウトについても特に限定されない。
図3は、図2に示したレイヤ構造の表示画面Pを表示部102にて表示させた場合に、ユーザから見える表示画面Pを示している。
同図に示されるように、ユーザから見える表示画面Pは、第1アプリケーション画面G1が全面において配置されたように見える。この際、ユーザからは、第1アプリケーション画面G1にて配置されているオブジェクトOBJ1が見える。
そのうえで、第1アプリケーション画面G1の透過エリアARtにおいては、第2アプリケーション画面G2において透過エリアARtに対応する有効エリアARvが見える。第2アプリケーション画面G2の透過エリアARtに対応する有効エリアARvにはオブジェクトOBJ2が配置されていることから、ユーザからはオブジェクトOBJ2が見えることになる。
なお、第1アプリケーション画面G1は、第1アプリケーションのアプリケーションウィンドウとして表示されるものであってよい。また、第2アプリケーション画面G2も、第2アプリケーションのアプリケーションウィンドウとして表示されるものであってよい。
この場合、アプリケーションウィンドウとしての第1アプリケーション画面G1が、デスクトップ画面Gdpよりも小さい状態で配置される場合には、第2アプリケーション画面としてのアプリケーションウィンドウも第1アプリケーション画面G1と同じサイズと位置にて配置されてよい。
また、第1アプリケーション画面G1と第2アプリケーション画面とがそれぞれアプリケーションウィンドウとして表示される場合、ユーザの操作やOSの制御等に応じて第1アプリケーション画面G1がデスクトップ画面Gdp上で移動される場合がある。このように第1アプリケーション画面G1が移動されるときには、第1アプリケーションの制御によって、第1アプリケーション画面の移動に追従させるようにして第2アプリケーション画面を移動させてよい。
また、上記のように、第1アプリケーション画面の移動に追従させるようにして第2アプリケーション画面を移動させるにあたり、移動のときに対応させて第1アプリケーション画面における透過エリアARtを一時的に非透過の状態に変化させてよい。
例えば、第1アプリケーション画面の移動に際して透過エリアARtが透過したままの状態であると、第1アプリケーション画面に追随して第2アプリケーション画面も移動していることで、透過エリアARtにて表示される画像に乱れが生じる場合がある。そこで、第1アプリケーション画面の移動に際して、透過エリアARtを非透過の状態としておくことで、上記のような画像の乱れを表示させないようにして、ユーザが違和感や不快感を覚えることがないようにできる。
第2アプリケーション画面には、PWAとしての第2アプリケーションがインターネット上でアクセスして表示したウェブページが表示されている。そして、第2アプリケーション画面G2において配置されるオブジェクトOBJ2は、例えばウェブページに埋め込まれたウェブ広告としてのウェブコンテンツである。
このように、本実施形態においては、電子機器100にて第1アプリケーションを起動させることで表示される第1アプリケーション画面G1において、第1アプリケーションの動作に対応する画像とともに、ウェブコンテンツ表示させることができる。つまり、本実施形態においては、ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さないネイティブアプリケーションである第1アプリケーションの第1アプリケーション画面G1において、ウェブアクセスによって得られたウェブコンテンツを表示させることができる。
ネイティブアプリであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションのアプリケーション画面にてウェブコンテンツを表示させるにあたっては、例えばinAppBrowser(例えば、WebViewコンポーネント、アプリ内ブラウザ等とも呼ばれる)を第1アプリケーションに組み込むことも可能である。
しかしながら、inAppBrowserは、同じ電子機器が実装するウェブブラウザのクッキーなどへの特定情報へのアクセスや共有はできない。このため、例えばクッキーを利用したターゲティング広告などのウェブ広告技術の利用や、ログイン情報が記憶済みのウェブサイトにログインしてアクセスし、パーソナライズされたウェブコンテンツを表示することなどが不可能となる。
一方、PWAである第2アプリケーションはウェブブラウザ上で動作していることから、ウェブブラウザとクッキーなどの特定情報を共有することも可能である。このため、PWAである第2アプリケーションを単独で用いて、上記のようなターゲティング広告等のウェブ広告技術を利用した広告コンテンツをユーザに提供したり、ログイン情報が記憶済みのウェブサイトにログインしてアクセスし、パーソナライズされたコンテンツを表示することができる。
しかしながら、PWAの実体としてはウェブブラウザであることになる。このため、PWAでは、アプリケーション画面としてのアプリケーションウィンドウのフレームデザインに制約がある。また、PWAでは、他のアプリケーションやハードウェアを制御することにも制約が生じる。つまり、PWAでは、ネイティブアプリケーションのように高い自由度で他のアプリケーションやハードウェアを制御することは困難である。
このようなことから、PWA自体では、実現したいアプリケーションのUIの機能を提供することが困難であり、例えば、ユーザに高い操作性や十分な没入感といったものを提供することも困難となる。
これに対して、本実施形態であれば、メインのアプリケーション画面として、ネイティブアプリである第1アプリケーションの第1アプリケーション画面G1を表示させることができる。これにより、第1アプリケーション画面G1の領域を用いてユーザに提供したいUIを容易に実現できる。
また、本実施形態では、第1アプリケーション画面G1において表示されるウェブコンテンツは、透過エリアARtを通して見える第2アプリケーション画面G2のオブジェクトOBJ2である。つまり、PWAである第2アプリケーションがインターネットにおいてアクセスしたウェブコンテンツである。このため、オブジェクトOBJ2としては、例えばターゲティング広告などのウェブ広告技術を利用した広告や、ログイン済みのウェブサイトの画像などとすることができる。つまり、本実施形態では、第1アプリケーション画面G1内で、クッキーを利用して得られるウェブコンテンツを表示することができる。
図2、図3に示した表示画面Pを表示部102に表示させるにあたっては、電子機器100内で第2アプリケーションが第1アプリケーションと通信可能するための設定処理が行われる。
図4を参照して、電子機器100において、第1アプリケーションが第2アプリケーションと通信可能とするための設定手順例について説明する。
同図の説明は、図中において示す手順1~手順8に従って行う。また、以下の説明にあたり、電子機器100は、第1アプリケーション及び第2アプリケーションに加えて、ウェブブラウザのアプリケーションがインストールされて動作可能とされている場合を例に挙げる。
また、同図の手順は、第1アプリケーションに対応する処理については、第1アプリケーション対応処理部141における通信処理部1412が実行し、第2アプリケーションに対応する処理については、第2アプリケーション対応処理部142が実行する。
手順1:第1アプリケーション200は、第1アプリケーションは、他のアプリケーションを制御可能なアプリケーション制御機能により、第2アプリケーション500を起動させる。
本実施形態の第1アプリケーション200は、PWAとしての第2アプリケーションとの通信のためにローカルサーバ210を備える。ローカルサーバ210は、電子機器100内(ローカル)にてウェブサーバとして機能する。ローカルサーバ210は、通信処理部1412としての機能に含まれてよい。
また、本実施形態においてローカルサーバ210が通信を行うにあたり使用するポート番号については、予め固定的に定められた所定のポート番号(固定ポート番号)である場合を例に挙げる。
手順2:第2アプリケーション500は、ローカルサーバ210との通信に対応して定められている固定ポート番号を使用して第1アプリケーション200のローカルサーバ210にアクセスする。つまり、第1アプリケーション200と第2アプリケーション500は、所定の固定ポート番号を使用して通信を行うことが可能となる。
第1アプリケーション200と第2アプリケーション500との通信は、相互通信を行う場合には、スキームとして例えばWebSocketを使用してよい。この場合において、セキュアを高めるためWSSを用いてもよい。
また、第2アプリケーション500から第1アプリケーション200のローカルサーバ210にREST APIを使用してアクセスする場合には、スキームとしてHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を使用してよい。この場合においてセキュアを高めるためHTTPSを用いてもよい。
また、第1アプリケーション200と第2アプリケーション500との通信において送受信されるデータは暗号化されてよい。
図5のフローチャートを参照して、本実施形態の電子機器100における第1アプリケーション200と第2アプリケーション500とが、図2及び図3に例示したようなアプリケーション画面の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。
同図の説明にあたり、第1アプリケーション200と第2アプリケーション500のアプリケーション画面(第1アプリケーション画面G1、第2アプリケーション画面G2)は、それぞれがデスクトップ画面Gdp上でアプリケーションウィンドウとして表示されるものである場合を例に挙げる。
また、同図の処理における第1アプリケーション200と第2アプリケーション500との間の通信は、図4に示した連携ポート番号の設定のもとでローカルサーバ210を用いて行われる。
まず、第1アプリケーション200に対応する処理手順例について説明する。同図における第1アプリケーション200に対応する処理は、第1アプリケーション対応処理部141が実行する。
ステップS100:ユーザの操作あるいはOSの制御等に応じて第1アプリケーション200の起動を指示するトリガが発生したことに応じて、第1アプリケーション対応処理部141は、第1アプリケーション200を起動させる。
ステップS102:第1アプリケーション対応処理部141におけるアプリケーション画面生成部1411は、ステップS100により起動させた第1アプリケーション200の第1アプリケーション画面G1を生成する。画面制御部1413は、生成された第1アプリケーション画面G1を表示部102にて表示させる。この際、画面制御部1413は、生成された第1アプリケーション画面G1をデスクトップ画面Gdp上に配置する。
このように起動直後に表示される第1アプリケーション画面G1のアプリケーションウィンドウのサイズ、位置等は、予め定められた初期状態に従ってもよいし、前回表示されていたときの設定が反映されてもよい。
また、画面制御部1413は、例えばOSへの指示により、ステップS102にて表示させた第1アプリケーション画面G1が、後述のステップS202により表示される第2アプリケーション画面G2の上のレイヤにて表示されるように設定する。
ステップS104:また、第1アプリケーション対応処理部141の通信処理部1412は、ステップS100により起動された第1アプリケーション200が実行するアプリケーション制御として、第2アプリケーションに対して起動を指示する。
つまり、当該ステップS104の処理は、第1アプリケーション200の起動に応じて、当該第1アプリケーションと連携して動作する第2アプリケーション500も起動させるための制御となる。第2アプリケーション500は、当該ステップS102による起動指示に応じて起動する。
通信処理部1412は、当該ステップS104により第2アプリケーション500の起動を指示したうえで、起動直後において表示されるアプリケーションウィンドウとしての第2アプリケーション画面G2のサイズ、位置を指定してよい。このようなサイズ、位置の指定は、第1アプリケーション画面G1の範囲に収まるように第2アプリケーション画面G2を表示させるために行われる。
ステップS106:画面制御部1413は、透過エリアARtにおいて表示させているウェブコンテンツの切り替えトリガが発生したか否かを判定する。
ウェブコンテンツの切り替えトリガは、第1アプリケーション画面G1に対してユーザが行ったウェブコンテンツ切り替えを指示する操作に応じて発生されてよい。また、ウェブコンテンツの切り替えトリガは、所定時間が経過したことに応じて発生されてよい。
ステップS108:ステップS106にてウェブコンテンツの切り替えトリガが発生したと判定した場合、画面制御部1413は、第1アプリケーション200による制御として、第2アプリケーション500に対してコンテンツの切り替えを指示する。
ステップS110:ステップS108の処理の後、あるいはステップS106にてウェブコンテンツ切替トリガが発生していないと判定された場合、画面制御部1413は、デスクトップ画面Gdp上で第1アプリケーション画面G1が移動されているか否かを判定する。
ステップS110に対応する第1アプリケーション画面G1の移動は、ユーザの操作によって行われてもよいし、例えば他のアプリケーションウィンドウの表示や移動等に応じてOSの制御により行われるものであってもよい。
また、ステップS110にて第1アプリケーション画面G1が移動されていると判定しているとき、アプリケーション画面生成部1411は、移動中の第1アプリケーション画面G1における透過エリアARtを非透過の状態に変化させてよい。
ステップS112:ステップS110にて第1アプリケーション画面が移動されたことが判定された場合、通信処理部1412は、第1アプリケーション画面の移動に追随して第2アプリケーション画面G2を移動させるための指示を第2アプリケーション500に送信する。
ステップS114:また、第1アプリケーション200は、第1アプリケーション画面G1における透過エリアARtの位置をユーザの操作に応じて変更可能とされている。
そこで、ステップS112の処理の後、あるいはステップS110にて第1アプリケーション画面が移動されないと判定された場合、画面制御部1413は、透過エリアARtの位置を変更する操作が行われたか否かを判定する。
ステップS116:ステップS114にて透過エリアARtの位置を変更する操作が行われたことを判定した場合、通信処理部1412は、移動される透過エリアARtに追随して、第2アプリケーション画面G2における有効エリアARvの位置を移動させるための指示を第2アプリケーション500に対して送信する。
なお、透過エリアARtの位置が例えばユーザのドラッグ操作に応じて行われるような場合には、透過エリアARtの位置が移動されているときに対応させて透過エリアARtを非透過の状態としてもよい。
ステップS118:本実施形態において、第2アプリケーション500に対して行われた操作は、第1アプリケーション200が受け付けるようにされる。そこで、ステップS116の処理の後、あるいはステップS114にて透過エリアARtの位置を変更する操作が行われないと判定した場合、第1アプリケーション対応処理部141は、第2アプリケーション500に対する操作を受け付けたか否かを判定する。
ステップS120:ステップS118にて第1アプリケーション対応処理部141が第2アプリケーション500に対する操作を受け付けた場合、第1アプリケーション対応処理部141は、受け付けた操作の内容を通知する操作通知を第2アプリケーション500に対して送信する。
ステップS120の処理の後は、ステップS106に処理が戻される。
次に、第2アプリケーション500に対応する処理手順例について説明する。同図における第2アプリケーション500に対応する処理は、第2アプリケーション対応処理部142が実行する。
ステップS200:ステップS104による第1アプリケーション200からの起動指示に応じて、第2アプリケーション対応処理部142は、第2アプリケーション500を起動させる。
ステップS202:第2アプリケーション対応処理部142は、ステップS200により起動させた第2アプリケーション500の第2アプリケーション画面G2を表示させる。このために、例えば第2アプリケーション対応処理部142は、第2アプリケーション画面G2を生成し、生成した第2アプリケーション画面をデスクトップ画面Gdp上において、ステップS102により表示された第1アプリケーション画面G1の下のレイヤに配置する。
このように起動直後に表示される第2アプリケーション画面G2のアプリケーションウィンドウのサイズ、位置等は、第1アプリケーション画面G1の初期表示の場合と同様に、予め定められた初期状態に従ってもよいし、前回表示されていたときの設定が反映されてもよい。あるいは、前述のように、第1アプリケーション200により指定されたサイズと位置により表示されるようにしてもよい。
また、起動直後に表示される第2アプリケーション画面G2における有効エリアARvの位置についても、予め定められた初期状態に従ってもよいし、前回表示されていたときの設定が反映されてもよい。あるいは、今回の起動に際して、第1アプリケーション200により指定されてもよい。
ステップS204:ステップS200により起動された第2アプリケーション500の処理として、第2アプリケーション対応処理部142は、ネットワークNW経由で特定のウェブコンテンツCTにアクセスする。
起動直後において最初に第2アプリケーションがアクセスするウェブコンテンツは、例えば、予め定められた初期設定にしたがってもよいし、前回の動作時において最後にアクセスしたウェブコンテンツであってもよい。あるいは、ステップS104にて起動指示を行った後に第1アプリケーション200が指定したウェブコンテンツであってもよい。ウェブコンテンツの指定は、対応のURLの指定によって行われてよい。
ステップS206:第2アプリケーション対応処理部142は、ステップS204によりアクセスしたウェブコンテンツのオブジェクトOBJ2としての画像を、ステップS202にて表示させた第2アプリケーション画面G2にて配置させるようにして表示させる。この際、第2アプリケーション画面G2におけるオブジェクトOBJ2が配置される位置は、予め定められた初期設定にしたがってもよいし、前回の動作時において最後にオブジェクトOBJ2が配置されていた位置であってもよい。あるいは、ステップS104にて起動指示を行った後に第1アプリケーション200が指定した位置であってもよい。
ステップS208:ステップS206の処理の後、第2アプリケーション対応処理部142は、ステップS108による第1アプリケーション200からのコンテンツ切替指示が受信されたか否かを判定する。
ステップS210:ステップS208にてコンテンツ切替指示が受信されたことを判定した場合、第2アプリケーション対応処理部142は、受信されたコンテンツ切替指示により指定されるURLのウェブコンテンツにアクセスする。
ステップS212:第2アプリケーション対応処理部142は、第2アプリケーション画面G2の有効エリアARvにおいてこれまで表示されていたウェブコンテンツから、今回のステップS210によりアクセスしたウェブコンテンツの表示に切り替えるように制御する。この際には、第2アプリケーション対応処理部142は、これまで有効エリアARvに配置されていたウェブコンテンツのオブジェクトOBJ2を消去し、代わりに今回のステップS210によりアクセスしたウェブコンテンツのオブジェクトOBJ2を配置するようにしてよい。
ステップS214:ステップS212の処理の後、あるいはステップS208にてコンテンツ切替指示が受信されないと判定した場合、第2アプリケーション対応処理部142は、ステップS112による第1アプリケーション200からの画面移動指示が受信されたか否かを判定する。
ステップS216:ステップS214にて画面移動指示が受信されたことを判定した場合、第2アプリケーション対応処理部142は、受信された画面移動指示により指定されるデスクトップ画面Gdp上の位置に対して第2アプリケーション画面を移動させる。これにより、第2アプリケーション画面G2は、第1アプリケーション画面G1により隠蔽された状態で移動し、表示画面Pでは、第1アプリケーション画面G1のみが移動しているように見える。
ステップS218:ステップS216の処理の後、あるいはステップS214にて画面移動指示が受信されないと判定した場合、第2アプリケーション対応処理部142は、ステップS116による第1アプリケーション200からの有効エリアARvの移動指示が受信されたか否かを判定する。
ステップS220:ステップS216にて有効エリアARvの移動指示が受信されたことを判定した場合、第2アプリケーション対応処理部142は、受信された有効エリアARvの移動指示により指定されるデスクトップ画面Gdp上の位置を新たな有効エリアARvの位置として設定する。このように有効エリアARvの位置が変更されることに応じて、オブジェクトOBJ2も、新たな位置の有効エリアARv内に配置されるように移動される。
ステップS222:ステップS220の処理の後、あるいはステップS218にて有効エリアARvの移動指示が受信されないと判定された場合、第2アプリケーション対応処理部142は、ステップS120により第1アプリケーション200から送信される操作通知が受信されたか否かを判定する。操作通知が受信されないと判定された場合には、ステップS208に処理が戻される。
ステップS224:ステップS222により操作通知が受信されたと判定された場合、第2アプリケーション対応処理部142は、受信された操作通知が示す操作内容に対応する処理を実行する。ステップS224の処理の後は、ステップS208に処理が戻される。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。上記の実施形態において説明した各構成は、矛盾しない限り任意に組み合わせることができる。
また、上述した実施形態における電子機器100の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
100 電子機器、101 通信部、102 表示部、103 操作部、104 制御部、105 記憶部、141 第1アプリケーション対応処理部、142 第2アプリケーション対応処理部、200 第1アプリケーション、210 ローカルサーバ、300 ウェブブラウザ、500 第2アプリケーション、1411 アプリケーション画面生成部、1412 通信処理部、1413 画面制御部、ARt 透過エリア、ARv 有効エリア、CT ウェブコンテンツ、G1 第1アプリケーション画面、G2 第2アプリケーション画面、Gdp デスクトップ画面、NW ネットワーク、OBJ1 オブジェクト、OBJ2 オブジェクト、P 表示画面

Claims (5)

  1. OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションに対応する処理を実行し、当該第1アプリケーションに対応するアプリケーション画面として、一部に透過領域を形成した第1アプリケーション画面を生成するアプリケーション画面生成部と、
    ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有し、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可または制限された第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行う通信処理部と、
    前記第2アプリケーションに対応する第2アプリケーション画面の上に重畳して前記第1アプリケーション画面を配置した表示画面が生成されるように制御する画面制御部と
    を備える電子機器。
  2. 前記第2アプリケーションはPWA(Progressive Web Apps)である
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記アプリケーション画面生成部は、前記第1アプリケーション画面が移動される際に、前記透過領域を非透過の状態とする
    請求項1または2に記載の電子機器。
  4. OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションに対応する処理を実行し、当該第1アプリケーションに対応するアプリケーション画面として、一部に透過領域を形成した第1アプリケーション画面を生成するステップと、
    ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有し、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可または制限された第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行うステップと、
    前記第2アプリケーションに対応する第2アプリケーション画面の上に重畳して前記第1アプリケーション画面を配置した表示画面が生成されるように制御するステップと
    を含む表示制御方法。
  5. コンピュータを、
    OS(Operating System)上で動作するネイティブアプリケーションであってウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有さない第1アプリケーションに対応する処理を実行し、当該第1アプリケーションに対応するアプリケーション画面として、一部に透過領域を形成した第1アプリケーション画面を生成するアプリケーション画面生成部、
    ウェブブラウザが保有する保護された特定情報へのアクセス機能を有し、OSが提供するAPI(Application Programming Interface)の利用が不可または制限された第2アプリケーションとネットワークプロトコルを使用して通信を行う通信処理部、
    前記第2アプリケーションに対応する第2アプリケーション画面の上に重畳して前記第1アプリケーション画面を配置した表示画面が生成されるように制御する画面制御部
    として機能させるためのプログラム。
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