JP2018041240A - 表示装置、表示方法及び表示プログラム - Google Patents

表示装置、表示方法及び表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ウェブアプリケーションでは実現できない機能を持つネイティブアプリケーションを、ウェブアプリケーション上に表示可能にする装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】表示装置は、ネイティブアプリケーション(AN)を実行するネイティブアプリケーション部と、ネイティブアプリケーション(AN)を表示するための領域を、ウェブアプリケーション(AW)の表示領域において透明にするウェブブラウザ部と、ウェブブラウザ部からの要求に従ってネイティブアプリケーション部を起動させ、ネイティブアプリケーションの表示をウェブブラウザ部が透明にした領域に重ねる端末制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本開示は、ネイティブアプリケーションをウェブアプリケーションに連携させるための表示装置、表示方法及び表示プログラムに関する。
アプリケーションをウェブブラウザ上で実行可能なウェブアプリケーションとして実装することで、専用ソフトウェアをインストールする必要がなくなり、利便性が向上する。非特許文献1には、遠隔協調作業システムをウェブアプリケーションとして実装する方法が記載されている。ユーザの端末から所定のURLにウェブブラウザでアクセスすることによって、ドキュメント・画像・映像等を閲覧・編集するための機能を配置する共有作業スペースをウェブブラウザ上に表示することができる。ドキュメント等の配置や内容の変更は、協調作業に参加する全ユーザの端末にリアルタイムに反映される。
ウェブアプリケーションは、専用ソフトウェアのインストールが不要であるという利点があるが、ウェブアプリケーションで実現可能な機能は限定的である。例えば、現在ポストスクリプト形式のファイルの内容をウェブブラウザ上で表示することはできない。ウェブブラウザでサポートされていないファイルをウェブアプリケーション上で扱うためには、そのような機能をウェブアプリケーションとして開発する必要があるが、これには多大な労力を要する。一方で、C++等で実装されたネイティブアプリケーションには、ポストスクリプト形式のファイルの内容を表示できるものが存在する。
T. Marrinan, J. Aurisano, A. Nishimoto, K. Bharadwaj, V. Mateevitsi, L. Renambot, L. Long, A. Johnson, and J. Leigh, "SAGE2: A New Approach for Data Intensive Collaboration Using Scalable Resolution Shared Displays", CollaborateCom. 2014.
前記課題を解決するために、本開示は、ウェブアプリケーションでは実現できない機能を持つネイティブアプリケーションを、ウェブアプリケーションに連携させることを目的とする。
本開示は、ウェブブラウザ上で実行されるウェブアプリケーションと、ネイティブアプリケーションを連携させることによって、ウェブアプリケーションの機能拡張を可能にするものである。具体的には、ウェブアプリケーションでは実現できない機能を持つネイティブアプリケーションを、ウェブアプリケーションと位置・サイズを合わせて表示し、ユーザからの操作を伝える。
具体的には、本開示に係る表示装置は、
ウェブアプリケーションでは実行できないネイティブアプリケーションを実行するネイティブアプリケーション部と、
ネイティブアプリケーションを表示するための領域がウェブアプリケーションの表示領域において透明になるように、ウェブアプリケーションを表示するウェブブラウザ部と、
前記ウェブブラウザ部からの要求に従ってネイティブアプリケーション部を起動させ、ネイティブアプリケーションの表示を前記ウェブブラウザ部が透明にした領域に重ねる端末制御部と、
を備える。
前記ウェブブラウザ部は、ウェブアプリケーションの表示領域においてネイティブアプリケーションの使用の要求を取得すると、使用の要求のあったネイティブアプリケーション及び表示領域を含む情報をサーバ装置に送信し、前記情報を前記サーバ装置から受信すると、当該表示領域を透明にする。
前記ウェブブラウザ部は、前記ネイティブアプリケーションの表示領域内においてユーザ入力を受けると、ユーザ入力を受けた位置及び操作内容を検出し、
前記端末制御部は、前記ネイティブアプリケーションにおけるユーザ入力を受けた位置及び操作内容を前記ネイティブアプリケーション部に送り、
前記ネイティブアプリケーション部は、前記端末制御部から取得した位置及び操作内容に応じたイベントを発生させる。
具体的には、本開示に係る表示方法は、表示装置が実行する表示方法であって、
ウェブブラウザ部がウェブアプリケーションを表示するステップと、
ウェブブラウザ部がネイティブアプリケーションを表示するための領域をウェブアプリケーションの表示領域において透明にし、端末制御部がネイティブアプリケーションを実行するネイティブアプリケーション部を起動させ、ネイティブアプリケーションの表示を前記ウェブブラウザ部が透明にした領域に重ねるステップと、
を有する。
本開示に係る表示プログラムは、本開示に係る表示装置に備わる各機能部としてコンピュータを機能させ、本開示に係る表示方法に備わる各ステップをコンピュータに実行させる。本開示に係る表示プログラムは、記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
本開示によれば、ウェブアプリケーションでは実現できない機能を持つネイティブアプリケーションを、ウェブアプリケーションと連携させることができる。
本開示の第1のシステム構成例を示す。 本開示の第2のシステム構成例を示す。 表示装置が複数ある場合の第1のシステム構成例を示す。 表示装置が複数ある場合の第2のシステム構成例を示す。 表示装置における代表的な画面構成例を示す。 OPENリクエストのフォーマットの一例を示す。 管理テーブルの一例を示す。 端末制御部の設定情報の一例を示す。 Moveリクエストのフォーマットの一例を示す。 ユーザ入力イベントの相対座標の一例を示す。 ユーザ入力イベントの通知例を示す。 実施形態1に係る表示装置の画面構成例を示す。 実施形態2に係る表示装置の画面構成例を示す。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本開示は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本開示の基本的な構成例を図1に示す。本開示に係るシステムは、サーバ装置91と表示装置92を備える。サーバ装置91はウェブサーバとして機能する。表示装置92は、ウェブブラウザ部21、ネイティブアプリケーション部23、端末制御部22を備える。サーバ装置91と表示装置92のウェブブラウザ部21は、ネットワークを介して通信が可能である。本開示の装置は、コンピュータを各機能部として機能させることで実現してもよい。
ウェブブラウザ部21は、サーバ装置91からウェブアプリケーションをダウンロードして実行する。これにより、ウェブブラウザ部21は、ウェブページを表示装置92上に表示することができる。ここでの通信には、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いてもよい。さらに、通信のリアルタイム性を高めるためにWebSocketを用いてもよい。ウェブアプリケーションは、HTML、CSS、JavaScript(登録商標)等のスクリプトに挙動を記述されたアプリケーションであることが一般的であるが、ウェブブラウザ部21上で実行可能であれば他の形式で挙動を記述してもよい。
ネイティブアプリケーション部23は、ウェブアプリケーションでは実現できない機能を持つアプリケーションを実行する。既存のネイティブアプリケーションをそのまま使用してもよい。ネイティブアプリケーション部23を使用せず、ウェブブラウザ部21だけを使用する表示装置92があってもよい。また、ネイティブアプリケーション部23の使用するネイティブアプリケーションは複数であってもよい。
ウェブブラウザ部21と端末制御部22の間の通信は、図1のようにサーバ装置91を経由してもよい。あるいは、図2及び図4のように、端末制御部22がHTTPやWebSocketに対応したサーバ機能を備え、ウェブブラウザ部21と直接通信してもよい。
また、表示装置92が複数あってもよい。その場合には、全ての表示装置92で同じ画面表示を行う。図1の構成で表示装置92が複数ある場合には、図3のように各表示装置92のウェブブラウザ部21と端末制御部22がサーバ装置91とネットワークを介して通信する。図2の構成で表示装置92が複数ある場合には、図4のように、ひとつのウェブブラウザ部21が全ての表示装置92に備わる端末制御部22と直接通信する。以降では、ウェブブラウザ部21と端末制御部22の間の通信は、両方の場合を含むものとする。また、ウェブブラウザ部21同士の通信は、サーバ装置91を経由するものとする。
図5に、表示装置92における本開示の代表的な画面構成を示す。例えばWindows(登録商標) OSを搭載したコンピュータを表示装置として用いて、デスクトップ上でウェブアプリケーションAの下に位置を合わせてネイティブアプリケーションAを表示することで、統合されたアプリケーションのように表示する。ネイティブアプリケーションAの表示領域と重なるウェブアプリケーションA上の領域では、バックグラウンドを透明化する。ウェブアプリケーションA上の透明領域と、ネイティブアプリケーションAの位置及びサイズの整合は端末制御部22が管理する。
ネイティブアプリケーションAを表示するまでの手順は以下の通りである。ウェブアプリケーションは、これに対応した振る舞いをするように作成する必要がある。
まず、ウェブブラウザ部21が所定のURLにアクセスしウェブアプリケーションをダウンロードする。ウェブアプリケーション上でユーザがネイティブアプリケーションAの使用を要求すると、当該ウェブブラウザ部21がOPENリクエストをサーバ装置91に送る。サーバ装置91は、受け取ったOPENリクエストを各表示装置92のウェブブラウザ部21に送信する。
OPENリクエストには、図6に示すようなフォーマットのJavaScript(登録商標) Object Notation (JSON)を使用してもよい。OPENリクエストには、使用したい機能を示す識別番号(”app”)と、表示する位置(”position”)を含む。図6の例では”position”に、順に始点水平位置座標x、始点垂直位置座標y、水平方向サイズw、垂直方向サイズhを含んでいる。
OPENリクエストを受け取ったウェブブラウザ部21は、”position”で指定された領域のバックグラウンドを透明化する。透明化する領域は、機能の識別番号ごとに定められる。さらにこのときウェブブラウザ部21は、図7のような管理テーブルにエントリを追加して位置とサイズ、さらに上下の重なりを表すためのレイヤ情報を保持する。ここでは、レイヤは数字が小さいほど上にあることを表すものとし、最も上にあるときのレイヤの値を1とする。レイヤの値の更新タイミングは、ウェブアプリケーションの実装に依存する。新しくネイティブアプリケーションが配置されたときや、位置・サイズが変更されたときに、レイヤの値を1に設定してもよい。このような仕組みにより、ウェブブラウザ部21はネイティブアプリケーションapp1及びネイティブアプリケーションapp2の上下関係を把握する。
ネイティブアプリケーションを動作させるため、ウェブブラウザ部21の送信したOPENリクエストは端末制御部22に送信される。OPENリクエストを受け取った端末制御部22は、OSのAPI(Application Programming Interface)を利用してネイティブアプリケーションAを透明領域の下に重ねて配置する。APIは、例えば、Windows(登録商標)におけるSetWindowPosである。端末制御部22は、予め機能識別番号”app”と、表示装置92におけるネイティブアプリケーションAのパス(”path”)を対応付ける情報を有しており、OPENリクエストに含まれる”app”から、どのネイティブアプリケーションAを起動するかを決定する。対応付けのために端末制御部22に与える設定情報の例を図8に示す。
ウェブアプリケーション上でネイティブアプリケーションAの表示の位置・サイズを変更する場合にも、同様にウェブブラウザ部21からサーバ装置91経由で変更内容を含むMOVEリクエストを送り、ネイティブアプリケーションAの透明領域とウェブアプリケーションAの位置及びサイズを整合させる。MOVEリクエストには、図9に示すようなフォーマットを用いてもよい。
端末制御部22へのOPENリクエストの伝達経路は、図1から図4の各構成で異なる。例えば、図1及び図3の構成の場合、サーバ装置91は、OPENリクエストを各表示装置92の端末制御部22に送信する。例えば、図2及び図4の構成の場合、OPENリクエストを送信するウェブブラウザ部21は、自装置の端末制御部22にもOPENリクエストを送る。そして、サーバ装置91からOPENリクエストを受信したウェブブラウザ部21は、受信したOPENリクエストを自装置の端末制御部22に送る。例えば、図4の構成の場合、OPENリクエストを送信するウェブブラウザ部21は、他の表示装置92における端末制御部22にもOPENリクエストを送ることも可能である。
ネイティブアプリケーションAを使用する表示装置92と、使用しない表示装置92が混在する場合には、例えばURLの中にフラグを含めることで、これらを区別することができる。ウェブアプリケーションのURLが”http://foo.bar/index.html”の場合、ネイティブアプリケーションを使用しない場合のURLを”http://foo.bar/index.html?native=false”、使用する場合のURLを”http://foo.bar/index.html?native=true”としてもよい。以上の方法によって、ネイティブアプリケーションAに手を加えることなく、ウェブアプリケーションAとネイティブアプリケーションAを連携させた画面表示が可能になる。
しかし、表示を重ねただけでは、ネイティブアプリケーションAに対してユーザがマウスクリックなどの操作をしようとしたときに、上に重なっているウェブアプリケーションAが操作を受け取ってしまう。そこで、本実施形態は、ウェブアプリケーションAの透明領域に対するユーザ入力イベントを、ネイティブアプリケーションAに伝える仕組みを有する。
図10に示すように、ユーザ入力イベントが発生したウェブブラウザB上でのユーザ入力位置Pの座標を(a,b)とする。ウェブブラウザ部21は、ウェブアプリケーションAの表示領域においてユーザ入力を検出すると、図7のテーブルを参照して座標(a,b)がどの機能の領域に含まれるかを決定する。該当するエントリが複数ある場合には、レイヤの値の小さいエントリを選択する。
ウェブブラウザ部21は、選択された機能の識別番号(”app”)と操作内容(”input”)を含むユーザ入力イベントを全ての表示装置92に備わる端末制御部22に送信する。このとき送信する座標は、ネイティブアプリケーションAの表示領域内での相対座標に変換したものである。すなわち、入力位置Pの座標(a,b)がネイティブアプリケーションAの表示領域内であり、ネイティブアプリケーションAの領域の始点位置を座標(X,Y)とすると、座標(a−X,b−Y)を送る。ユーザ入力イベントの通知に、図11のようなJSONフォーマットを用いてもよい。
端末制御部22は、”app”からイベントを渡すネイティブアプリケーションを決定する。端末制御部22によって決定されたネイティブアプリケーションは、OSのAPIを用いて当該ネイティブアプリケーションA上での相対座標(a−X,b−Y)にイベントを発生させる。
(実施形態1)
ウェブアプリケーションAとネイティブアプリケーションAを連携させるサイネージの構成例を図12に示す。本実施形態では、ソフトウェアの広告において、テキスト等をウェブアプリケーションAで表示し、実際のソフトウェアをネイティブアプリケーションAとしてウェブアプリケーションAの下に重ねて表示する。
本実施形態では、ウェブブラウザ部21は、ウェブアプリケーションをダウンロードする。ネイティブアプリケーションは、予め表示装置92内に格納しておいてもよい。あるいは、ウェブブラウザ部21がダウンロードしてもよい。ネイティブアプリケーションは、ネイティブアプリケーション部23として表示装置92内に格納される。
本実施形態では、ウェブアプリケーションAにおけるネイティブアプリケーションAの表示領域は予め透明に設定されている。そして、ネイティブアプリケーションAの表示領域内でユーザ入力があった場合、ネイティブアプリケーション部23は、ネイティブアプリケーションA上でのイベントを発生させる。これにより、ソフトウェアに興味をもったユーザは、ネイティブアプリケーションAにおいて表示されている枠内に数値を入力してボタンを押すなど、ソフトウェアを実際に操作して挙動を確認することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、車をデザインするためのCADソフトウェアが動作するワークステーションの画面映像をネイティブアプリケーションAが表示し、それを見ながら複数の表示装置92が遠隔協調作業を行う場合の例を図13に示す。
表示装置92−1が狭帯域ネットワークのみが利用できるモバイル環境から参加するユーザの端末であり、表示装置92−2が高性能端末と広帯域ネットワークが利用可能なユーザの端末である。サーバ装置91は、これらの表示装置92−1及び92−2に対して、共通のウェブアプリケーションAを提供する。このとき、ワークステーションの画面映像の表示に異なるネイティブアプリケーション部23を用いることで、ワークステーションの画面映像において異なる品質のサービスを提供する。
これらのユーザ端末を区別するために、表示装置92−1及び92−2に備わるウェブブラウザ部21は、異なるURLにアクセスする。ウェブブラウザ部21は、ドキュメント・画像・映像等を閲覧・編集するための機能を配置する共有作業スペースとしてウェブアプリケーションAを表示し、画面映像表示機能以外はどちらのURLに対しても同様に振る舞う。
モバイル環境から参加するユーザの表示装置92−1に対しては、新しいソフトウェアのインストールを発生させないために、ウェブアプリケーションA上で全ての機能を実行できるようにする。そのため、モバイル環境用のURLからのアクセス時には、ウェブブラウザ上で実行可能な映像送受信の仕組みを利用して、ワークステーションの画面映像を表示するようにウェブアプリケーションを記述する。そのような映像送受信の仕組みには例えば、WebRTC(Web Real−Time Communication)がある。WebRTCによる映像送受信の品質はそれほど高くないが、事前にネイティブアプリケーションをインストールすることなく協調作業に参加できるようになることで利便性が向上する。
一方、社内の会議室のように、高性能端末と広帯域ネットワークが利用可能な表示装置92−2では、ネイティブアプリケーション部23がネイティブアプリケーションAへの画面映像を表示する。そのため、高性能端末用のURLからのアクセス時には、本開示の方法を用いて映像送受信用のネイティブアプリケーションを起動するように、ウェブアプリケーションを記述する。ネイティブアプリケーション部23は、例えば、広帯域を必要とするかわりに高精細な映像が得られるJPEG2000コーデックを利用可能なアプリケーションである。このように、ネイティブアプリケーション部23を用いてネイティブアプリケーションAへの画面映像を表示することで、端末の計算リソースとネットワーク帯域を有効に活用し、デザインの細部まで確認を行うことができる。
(開示の効果)
以上説明したように、本開示は、ウェブブラウザ上で実行されるウェブアプリケーションAとネイティブアプリケーションAを連携させることによって、ウェブアプリケーションAの機能拡張を可能にする。具体的には、ウェブアプリケーションAでは実現できない機能を持つネイティブアプリケーションAを、ウェブアプリケーションAと位置・サイズを合わせて表示し、ユーザからの操作を伝えることで実現する。ネイティブアプリケーションAは、予めウェブアプリケーションAと連携するよう作られたものである必要はなく、既存のネイティブアプリケーションAをそのまま利用することができる。また、複数の表示装置に対して同じ画面表示をすることが可能になることから、遠隔協調作業に応用することができる。さらに、同じ協調作業に参加するユーザの中でも、異なった品質のサービスを提供することが可能になる。
本開示は情報通信産業に適用することができる。
21:ウェブブラウザ部
22:端末制御部
23:ネイティブアプリケーション部
91:サーバ装置
92、92−1、92−2:表示装置

Claims (5)

  1. ウェブアプリケーションでは実行できないネイティブアプリケーションを実行するネイティブアプリケーション部と、
    ネイティブアプリケーションを表示するための領域がウェブアプリケーションの表示領域において透明になるように、ウェブアプリケーションを表示するウェブブラウザ部と、
    前記ウェブブラウザ部からの要求に従ってネイティブアプリケーション部を起動させ、ネイティブアプリケーションの表示を前記ウェブブラウザ部が透明にした領域に重ねる端末制御部と、
    を備える表示装置。
  2. 前記ウェブブラウザ部は、
    ウェブアプリケーションの表示領域においてネイティブアプリケーションの使用の要求を取得すると、使用の要求のあったネイティブアプリケーション及び表示領域を含む情報をサーバ装置に送信し、
    前記情報を前記サーバ装置から受信すると、当該表示領域を透明にする、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ウェブブラウザ部は、前記ネイティブアプリケーションの表示領域内においてユーザ入力を受けると、ユーザ入力を受けた位置及び操作内容を検出し、
    前記端末制御部は、前記ネイティブアプリケーションにおけるユーザ入力を受けた位置及び操作内容を前記ネイティブアプリケーション部に送り、
    前記ネイティブアプリケーション部は、前記端末制御部から取得した位置及び操作内容に応じたイベントを発生させる、
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. ウェブブラウザ部がウェブアプリケーションを表示するステップと、
    ウェブブラウザ部がネイティブアプリケーションを表示するための領域をウェブアプリケーションの表示領域において透明にし、端末制御部がネイティブアプリケーションを実行するネイティブアプリケーション部を起動させ、ネイティブアプリケーションの表示を前記ウェブブラウザ部が透明にした領域に重ねるステップと、
    を有する表示方法。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の表示装置に備わる各機能部としてコンピュータを機能させる表示プログラム。
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