JP7391431B1 - フロート式消波装置及び消波堤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、2つの消波ユニットを備えるフロート式消波装置であって、消波ユニットは、水平に設置された浮体装置と、垂直に設置されかつ浮体装置の一端に固定されたエネルギー消散装置と、浮体装置に設置されかつエネルギー消散装置と平行に設置された押し板と、押し板駆動装置と、係留装置とを備え、浮体装置は水面下に設置され、2つの消波ユニットは対称にL字型に配置され、2つの消波ユニットの間に、水を収容するチャンバが形成され、押し板駆動装置は、浮体装置上で左右に移動するように押し板を駆動し、係留装置は浮体装置の深さを調整する、フロート式消波装置を開示する。2つの押し板間の距離及び2つの浮体装置の深さを調整することにより、外部の波浪と装置内部の水波の共鳴運動を誘起して、外部の長周期波浪のエネルギーを散逸させ、エネルギー消散装置を設置して短周期波浪のエネルギーを除去し、短波及び長波波浪の消波に同時に適用し、海上装備の安全な操作を効果的に確保する。【選択図】図1

Description

本発明は、消波装置に関し、具体的には、フロート式消波装置及び消波堤に関するものである。
防波堤は、港の建設、島の開発、及び海洋工学機器の保護に使用される一般的な水圧構造物である。海湾、海岸、または島に建設された港は、防波堤を使用して保護された水域を形成することが多く、一部の防波堤は、港池の沈泥や波浪が海岸線を浸食するのを防ぐ役割も果たす。しかし、従来の防波堤は通常底型であり、工事水域の深さが増すにつれて建設費が急激に増加し、工事中には通常大型の特殊な建設機械が必要となり、施工がより複雑になる。同時に、一度損傷すると、修復は極めて困難である。
理論的分析と多数の実験結果によると、波浪エネルギーの大部分が水域の表層に集中しており、波高の2倍及び3倍の水層厚さの表層に、それぞれ波浪エネルギーの90%及び98%が集中している。そこで、波浪エネルギー分布の特性に合わせたフロート式防波堤が開発され、その主な利点としては、水深の増加に伴い、固定式防波堤よりもコストが低く、軟土の海底水域での適用が容易で、特別な地盤処理が不要であり、海水交換に影響を与えず、海岸、水、生物の交流、海湾や河口の環境条件などに及ぼす影響は極めて小さく、任意に解体して再利用することができ、建設工期が短く、速度が速いことである。
フロート式防波堤は、長期にわたる開発を経て、現在中高周波の波浪の消波において基本的に成熟しており、良好な消波効果を有する。しかし、長周期波浪は波長が長く、エネルギー分布の垂直スパンが大きい。前者は浮体の波浪に対する反射係数をほぼゼロにするものであり、後者は垂直方向の散逸・消波の実現を困難にするものであり、両者の組み合わせで、現在の長波消波の問題は効果的に解決されていないことにつながる。
本発明の目的は、上記の欠点に鑑み、短波及び長波波浪の消波に同時に適用するデュアルL字型フロート式消波装置及び消波堤を提供することである。
本発明は、さらに、上記の消波装置を用いた消波堤を提供する。
上記の問題を解決するための技術的手段としては、本発明は、第1消波ユニットと第2消波ユニットを備えるフロート式消波装置であって、前記第1消波ユニットは、水平に設置された第1浮体装置と、垂直に設置されかつ第1浮体装置の左端に固定された第1エネルギー消散装置と、第1浮体装置に設置されかつ第1エネルギー消散装置と平行に設置された第1押し板と、第1押し板駆動装置と、第1係留装置とを備え、前記第2消波ユニットは、水平に設置された第2浮体装置と、垂直に設置されかつ第2浮体装置の右端に固定された第2エネルギー消散装置と、第2浮体装置に設置されかつ第2エネルギー消散装置と平行に設置された第2押し板と、第2押し板駆動装置と、第2係留装置とを備え、前記第1浮体装置の右側は、第2浮体装置の左側に対向しており、前記第1押し板駆動装置は、第1浮体装置上で左右に移動するように第1押し板を駆動し、前記第2押し板駆動装置は、第2浮体装置上で左右に移動するように第2押し板を駆動し、前記第1係留装置は第1浮体装置の深さを調整し、前記第2係留装置は第2浮体装置の深さを調整する、フロート式消波装置を採用する。
さらに、前記第1浮体装置は、第1固定ビンと、第1可動ビンと、第1可動ビン駆動装置とを備え、前記第1エネルギー消散装置は第1固定ビンの左端に固定設置され、前記第1可動ビンは第1固定ビンの右端に設置され、かつ第1可動ビンの一部は第1固定ビン内に嵌め込まれ、第1可動ビン駆動装置は、第1固定ビンに対して左右に移動するように第1可動ビンを駆動し、第1固定ビンから突出する第1可動ビンの長さを変更し、前記第2浮体装置は、第2固定ビンと、第2可動ビンと、第2可動ビン駆動装置とを備え、前記第2エネルギー消散装置は第2固定ビンの右端に固定設置され、前記第2可動ビンは第2固定ビンの左端に設置され、かつ第2可動ビンの一部は第2固定ビン内に嵌め込まれ、第2可動ビン駆動装置は、第2固定ビンに対して左右に移動するように第2可動ビンを駆動し、第2固定ビンから突出する第2可動ビンの長さを変更する。
さらに、前記第1浮体装置は、第1固定ビン内に設置され第1消波ユニットの浮力を調整するための第1浮力キャビンをさらに備え、前記第2浮体装置は、第2固定ビン内に設置され第2消波ユニットの浮力を調整するための第2浮力キャビンをさらに備える。
さらに、前記第1可動ビン駆動装置は、第1可動ビンの側面に固定設置されたラックと、ラックと噛み合う歯車と、歯車を回転させるウォームギア伝達機構と、ウォームギア伝達機構の作動を駆動する第1駆動モータとを備え、前記歯車、ウォームギア伝達機構及び第1駆動モータは、第1固定ビンの内部に固定設置され、前記ラックは第1可動ビンの左端から右端に延びる。
さらに、前記第1押し板駆動装置は、移動ナットと、スクリューと、第2駆動モータとを備え、前記第1固定ビンの上端にシュートが設置され、シュートは第1固定ビンの左端から右端に延び、前記スクリューはシュート内に設置され、前記移動ナットはスクリューに設置され、かつ第1押し板の底部に固定接続され、前記第2駆動モータはスクリューを回転駆動し、スクリューの回転により、スクリュー上で左右に移動するようにナットを動かすことで、第1固定ビンに対して左右に移動するように第1押し板を動かす。
さらに、前記第2駆動モータの出力軸には駆動かさ歯車が固定接続され、前記スクリューの一端には従動かさ歯車が固定接続され、従動かさ歯車は駆動かさ歯車と噛み合い、前記第2駆動モータは、駆動かさ歯車及び従動かさ歯車を介してスクリューを回転させる。
さらに、前記第1係留装置は、アンカースプロケットと、アンカースプロケットに巻き付けられたアンカーチェーンと、アンカースプロケットを回転駆動する第3駆動モータとを備え、前記アンカーチェーンの一端は、アンカースプロケットに巻き付けられ、アンカーチェーンの他端は海底に固定され、前記第3駆動モータは第1浮体装置に固定設置され、第3駆動モータはアンカースプロケットを回転駆動することで、アンカーチェーンの収縮及び弛緩を実現する。
さらに、前記第1エネルギー消散装置は、箱室と、箱室内に設置された第2透過板及び複数の有孔仕切板を備え、前記箱室の右側は第1浮体装置の左端に固定接続され、箱室の左側には第1透過板が固定接続され、かつ箱室の底部に孔が開いており、前記第1透過板が位置する平面及び第2透過板が位置する平面は、箱室の左側面に平行であり、有孔仕切板が位置する平面は、箱室の左側面に垂直であり、有孔仕切板には、第2透過板が通過するための開孔が設けられ、複数の有孔仕切板は平行に設置されて、箱室を複数のチャンバに仕切り、前記第1透過板、第2透過板及び有孔仕切板には、いずれも複数の透水孔が設けられ、第1透過板の透水孔は、第2透過板の透水孔よりも大きい。
さらに、前記箱室の頂部に、左右に延びる固定レールが固定設置され、前記第1押し板の頂部に第1押し板の左側から左方向に延びるスライドレールが設置され、前記スライドレールは固定レール上をスライドする。
本発明は、さらに、上記の消波装置を複数備えた消波堤であって、前記第1浮体装置の前後両端に第1接続ラグが固定設置され、前記第2浮体装置の前後両端に第2接続ラグが固定設置され、一方の消波装置の第1接続ラグはアンカーチェーンを介して他方の消波装置の第1接続ラグに接続され、消波装置の第2接続ラグはアンカーチェーンを介して他方の消波装置の第2接続ラグに接続される、消波堤を採用する。
本発明の有益な効果としては、従来技術に比べて、本発明は、第1押し板と第2押し板との間の距離、第1浮体装置及び第2浮体装置の深さを調整することにより、外部の波浪と装置内部の水波の共鳴運動を誘起して、外部の長周期波浪のエネルギーを散逸させ、第1エネルギー消散装置と第2エネルギー消散装置を設置して短周期波浪のエネルギーを除去することで、短波及び長波波浪の消波に同時に適用し、海上装備の安全な操作を効果的に確保し、かつ装置の変更、移動、組み立てが簡単で、再利用できるという顕著な利点がある。
本発明の消波装置の動作原理を示す模式図である。 本発明の消波装置の全体構造模式図である。 本発明の第1消波ユニットの断面図である。 本発明の第1可動ビン駆動装置の構造図である。 本発明の第1可動ビン駆動装置の部分拡大図である。 本発明の第1押し板と第1押し板駆動装置の正断面図である。 本発明の第1押し板と第1押し板駆動装置の側断面図である。 本発明の第1エネルギー消散装置の分解模式図である。 本発明の有孔仕切板の構造模式図である。 本発明の第1係留装置の構造模式図である。 本発明の2つの第1消波ユニットの接続を示す構造模式図である。 本発明の消波堤の上面図である。 本発明の消波堤の構造模式図である。 本発明の消波装置内部の波高の比較図である。 本発明の消波装置の消波効果の比較図である。
実施形態1
実際の状況では、フロート式消波装置の消波原理は次のとおりである。まず、装置が波浪の主波向に垂直に配置され、フロート式消波装置間に形成されたチャンバの幅はb、チャンバ内部の水深はhであると仮定する。装置内の流体運動を説明するために、デカルト直交座標系o-xyzが導入され、o-xyは装置内の流体の静水面上に位置し、z軸は垂直上向き、幅方向は
、深さ方向は
である。装置内の流体運動を記述する速度ポテンシャル
が導入され、
は装置内部でラプラス方程式を満たし、つまり、
装置の左、右、及び底部で法線方向の不透過条件を満たし、つまり、
変数分離法により、装置内の流体の自由運動の非ゼロ解を導き出すことができ、つまり、
ここで、mは任意の整数で同時にゼロではなく、kは装置内部の水波運動の波数であり、次の分散方程式の正の実根であり、
は装置内部の水波運動の角周波数であり、kとmは次の関係を満たす。
式(7)から、bの値を適切に調整することにより、チャンバ内の水波運動の波数kを変更できることが分かる。式(6)と組み合わせて、装置内の水深hを適切に調整することにより、所望の装置内の水波の共鳴固有振動数
を達成し、潜り込み式デュアルL字型フロート式消波装置の外部の波浪周波数
が装置内の水波の共鳴固有振動数
に近い場合、装置の底部の開口を通して、装置内に大きな水波共鳴運動を誘起することで、外部の波浪エネルギーを散逸させるという目的を達成する。
図1及び図2に示すように、本実施形態におけるフロート式消波装置は、第1消波ユニットと第2消波ユニットを備える。図2及び図3に示すように、第1消波ユニットは、第1浮体装置100と、第1エネルギー消散装置200と、第1押し板300と、第1押し板駆動装置310と、第1係留装置400とを備える。第2消波ユニットは、第2浮体装置101と、第2エネルギー消散装置201と、第2押し板301と、第2押し板駆動装置311と、第2係留装置401とを備える。第1浮体装置100及び第2浮体装置101は水平に設置され、第1浮体装置100が位置する平面及び第2浮体装置101が位置する平面は共に水平面に平行であり、かつ第1浮体装置100及び第2浮体装置101は同一水平面上に設置され、第1浮体装置100及び第2浮体装置101の上面は、いずれも水面下に位置し、第1浮体装置100の右側面は、第2浮体装置101の左側面に対向している。
第1エネルギー消散装置200の底端は第1浮体装置100の左端に固定設置され、第1エネルギー消散装置200と第1浮体装置100はL字型配置を形成し、第2エネルギー消散装置201の底端は第2浮体装置101の右端に固定設置され、第2エネルギー消散装置201と第2浮体装置101はミラー状のL字型配置を形成し、本実施形態では、第1エネルギー消散装置200と第1浮体装置100、及び第2エネルギー消散装置201と第2浮体装置101はデュアルL字型を形成する。波浪に面する側の第1エネルギー消散装置200は、短波波浪のエネルギーを散逸させ、装置を保護する役割を果たし、背面側の第2エネルギー消散装置201は、さらに透過波浪のエネルギーを散逸させることができる。第1エネルギー消散装置200及び第2エネルギー消散装置201は、いずれも垂直に設置され、第1エネルギー消散装置200及び第2エネルギー消散装置201が位置する平面は、互いに平行で水平面に垂直であり、第1エネルギー消散装置200及び第2エネルギー消散装置201が位置する平面は、いずれも第1浮体装置100の左側面に平行である。
第1浮体装置100には第1押し板300が設置され、第1押し板300が位置する平面は、第1エネルギー消散装置200が位置する平面に平行であり、第1押し板300は第1エネルギー消散装置200に近接しており、第1押し板駆動装置310は、第1浮体装置100上で左右に移動するように第1押し板300を駆動する。第2浮体装置101には第2押し板301が設置され、第2押し板301が位置する平面は、第2エネルギー消散装置201が位置する平面に平行であり、第2押し板301は第2エネルギー消散装置201に近接しており、第2押し板駆動装置311は、第2浮体装置101上で左右に移動するように第2押し板301を駆動し、第1押し板300と第2押し板301との間にチャンバが形成され、チャンバ内に水がある。第1押し板駆動装置310及び第2押し板駆動装置311によって、第1押し板300及び第2押し板301をそれぞれ駆動して、第1押し板300と第2押し板301との間の距離を調整し、チャンバ内の水波の共鳴固有振動数の変更を実現する。
第1浮体装置100に、第1浮体装置100の水中深さを調整する第1係留装置400が設置され、第2浮体装置101に、第2浮体装置101の水中深さを調整し、さらにチャンバ内の水波の共鳴固有振動数を調整する第2係留装置401が設置されている。
本実施形態では、第1消波ユニットと第2消波ユニットは、左右対称に配置され、2つの構造ユニットは、方向が逆であることを除いては同じ構造接続関係を有する。以下、第1消波ユニットの構造接続関係を例として説明する。
図3に示すように、第1浮体装置100は、第1固定ビン11と、第1可動ビン12と、第1浮力キャビン13と、第1可動ビン駆動装置15とを備え、第1エネルギー消散装置200は第1固定ビン11の左端に固定設置され、第1可動ビン12は第1固定ビン11の右端に設置され、かつ第1可動ビン12の一部は第1固定ビン11内に嵌め込まれ、第1可動ビン駆動装置15は、第1固定ビン11に対して左右に移動するように第1可動ビン12を駆動し、第1固定ビン11から突出する第1可動ビン12の長さを変更する。第1固定ビン11の第1可動ビン12が嵌め込まれた部分に、ビン固定レール141が設置され、第1固定ビン11の両側内壁の上下端にビン固定レール141が設置され、ビン固定レール141の延在方向は、第1固定ビン11の左端から右端に延びる。第1可動ビン12の第1固定ビン11に嵌め込まれた部分に、ビン固定レール142が設置され、第1可動ビン12には、4つのビン固定レール141に対応する4つのビン固定レール142が設置され、ビン固定レール142はビン固定レール141内をスライドする。
図4及び図5に示すように、第1可動ビン駆動装置15は、ラック152と、歯車151と、ウォームギア伝達機構16と、第1駆動モータとを備え、第1可動ビン12の両側内側面にラック152が固定設置され、ラック152はビン固定レール142の間に位置し、ラック152の延在方向は、ビン固定レール142の延在方向と平行である。各ラック152には、それと噛み合う歯車151が設置され、歯車151に歯車軸が設置され、歯車軸153は軸受座を介して第1固定ビン11の内側壁に垂直に取り付けられ、ウォームギア伝達機構16のウォームホイール161は歯車軸の下端に固定接続され、ウォーム162は軸受座を介して第1固定ビン11の底面に取り付けられ、ウォーム162の端部は、カップリングを介して第1駆動モータの出力軸に固定接続される。第1駆動モータが作動すると、ウォームギア伝達機構16の伝達により、歯車軸153が回転し、歯車151がラック152上を移動することで、第1固定ビン11に対して左右に移動するように第1可動ビン12を動かし、第1浮体装置100の右側の伸縮を実現する。第2浮体装置101の左側の伸縮原理は同じであるため、ここでは繰り返さない。第1浮体装置100及び第2浮体装置101の伸縮により、第1浮体装置100と第2浮体装置101との間の距離を調整することで、海の波浪と、第1押し板300と第2押し板301との間のチャンバ内の波浪との間のエネルギー伝達の調整を実現する。本実施形態では、第1浮体装置100と第2浮体装置101との間の距離は、チャンバ幅の0.2-0.4倍に設定されてもよい。第1浮力キャビン13は第1固定ビン11の底板の中央に設置され、装置の浮力を調整する。
図6及び図7に示すように、第1押し板駆動装置310は、移動ナット342と、スクリュー341と、かさ歯車伝達機構33と、第2駆動モータとを備え、第1固定ビン11の上面にシュート343が設置され、シュート343は第1固定ビン11の左端から右側に延び、シュート343内にスクリュー341が設置され、スクリュー341の延在方向はシュート343の延在方向と平行であり、移動ナット342はスクリュー341に設置され、移動ナット342はスクリュー341と螺合し、移動ナット342は第1押し板300の底部に固定接続される。スクリュー341の一端にはかさ歯車伝達機構33における従動かさ歯車332が固定接続され、従動かさ歯車332は駆動かさ歯車331と噛み合い、駆動かさ歯車331にかさ歯車軸333が固定接続され、かさ歯車軸333は軸受座を介して第1固定ビン11の上端の内側面に設置され、かさ歯車軸333の一端は駆動かさ歯車331の軸心に固定接続され、他端はカップリングを介して第2駆動モータの出力軸に固定接続され、第2駆動モータは、駆動かさ歯車331及び従動かさ歯車332によってスクリュー341を回転させ、スクリュー341の回転により、スクリュー341上で左右に移動するようにナット342を動かすことで、第1固定ビン11に対して左右に移動するように第1押し板300を動かす。第2押し板301が第2固定ビン上で左右に移動する原理は同じであるため、ここでは繰り返さない。第1押し板300と第2押し板301との間の距離を調整することにより、チャンバ内の水波の共鳴固有振動数の変更を実現する。
図8及び図9に示すように、第1エネルギー消散装置200は、箱室21と、第1透過板22と、第2透過板23と、複数の有孔仕切板24とを備える。第2透過板23及び複数の有孔仕切板24は箱室21内に設置され、箱室21の左側に第1透過板22が固定接続され、箱室21の底部の右側は、第1固定ビン11の左端に固定接続され、かつ箱室21の底部に通水用の孔が開いている。第1透過板22が位置する平面及び第2透過板23が位置する平面は、箱室21の左側面に平行であり、有孔仕切板24が位置する平面は、箱室21の左側面に垂直であり、有孔仕切板24に、第2透過板23が通過するための開孔が設けられ、第2透過板23により箱室21を左側から右側に等間隔に仕切り、複数の有孔仕切板24は平行に設置されて、箱室21を複数のチャンバに仕切る。図7~図9に示すように、第1透過板22、第2透過板23及び有孔仕切板24には、いずれも複数の矩形状の貫通する透水孔が設置され、第1透過板22の透水孔は、第2透過板23の透水孔よりも大きい。箱室21の頂部に、左右に延びる固定レールが固定設置され、第1押し板300の頂部に第1押し板300の左側から左方向に延びるスライドレール321が設置され、スライドレールは固定レール322上をスライドして、第1押し板300の移動を案内する。第2エネルギー消散装置201と第1エネルギー消散装置200は、設置方向が逆であることを除いては、同じ構造接続関係を有しているため、ここでは繰り返さない。
図10に示すように、第1係留装置400は、アンカースプロケット431と、アンカースプロケット431に巻き付けられたアンカーチェーン41と、アンカースプロケット431を回転駆動する第3駆動モータとを備え、アンカーチェーン41の一端は海底に固定され、他端は第1固定ビン11の底部に配置されたアンカーチェーンチャンネル42を通過してアンカースプロケット431に巻き付けられ、端部はアンカースプロケット431に固定される。本実施形態では、2本のアンカーチェーン41にそれぞれ接続された2つのアンカースプロケット431が設置され、2本のアンカーチェーン41は、それぞれアンカーチェーンチャンネル42の両端から突出して海底に接続され、2つのアンカースプロケット431は、それぞれ一対の噛合歯車に同軸に接続され、2つのアンカースプロケット431は、第3駆動モータの駆動により、アンカーチェーン41を同期的に巻き取り、解放・固定し、第1固定ビン11内の第1浮力キャビン13と協働して、第1固定ビン11の喫水深さを変更する。第2係留装置401によって第2固定ビンの喫水深さを変更する原理は同じであるため、ここでは繰り返さない。第1係留装置400及び第2係留装置401により、消波装置の移動幅及び作動範囲を柔軟に調整することで、装置は水深の異なる海域に適応でき、海底地形や地質条件の影響を受けにくく、幅広い用途に使用される。
図14及び図15に示すように、水深
、波の振幅
、周期
である外部の波浪場での消波の模式図であり、第1消波装置及び第2消波装置の長さ方向は、外部の波浪の伝搬方向に垂直であり、装置内の第1押し板300と第2押し板301との間の距離
、装置内部の水深
であり、装置外部の波浪は、装置内部の波浪を誘導して水波の共鳴運動を形成し、消波の目的を達成する。
本実施形態における消波装置は、水波の共鳴現象を利用して、長周期波浪の消波問題を効果的に解決するとともに、エネルギー消散チャンバを装置と組み合わせすることで、装置は、短波及び長波波浪の消波に同時に適用し、フロート式防波装置の防波性能を向上させる。
実施形態2
図11~図13に示すように、本実施形態における消波堤は、上記の実施形態における消波装置を複数備え、第1浮体装置100の前後両端に第1接続ラグ171が固定設置され、第2浮体装置101の前後両端に第2接続ラグが固定設置され、消波装置の他の構造は、本実施形態では繰り返されない。本実施形態における一方の消波装置の第1接続ラグ171は、アンカーチェーン172を介して他方の消波装置の第1接続ラグ171に接続され、消波装置の第2接続ラグは、アンカーチェーンを介して他方の消波装置の第2接続ラグに接続され、複数の消波装置を一体構造に接続することにより、装置の防護海域範囲を広げることができる。第1浮体装置100及び第2浮体装置101の前後両端に複数のゴム衝突防止ブロック18が設置され、隣接する2つの装置が十分に接近している場合、互いの摩擦及び衝突を避けることができる。

Claims (10)

  1. 第1消波ユニットと第2消波ユニットを備えるフロート式消波装置であって、
    前記第1消波ユニットは、水平に設置された第1浮体装置(100)と、垂直に設置されかつ第1浮体装置(100)の左端に固定された第1エネルギー消散装置(200)と、第1浮体装置(100)に設置されかつ第1エネルギー消散装置(200)と平行に設置された第1押し板(300)と、第1押し板駆動装置(310)と、第1係留装置(400)とを備え、
    前記第2消波ユニットは、水平に設置された第2浮体装置(101)と、垂直に設置されかつ第2浮体装置(101)の右端に固定された第2エネルギー消散装置(201)と、第2浮体装置(101)に設置されかつ第2エネルギー消散装置(201)と平行に設置された第2押し板(301)と、第2押し板駆動装置(311)と、第2係留装置(401)とを備え、
    前記第1浮体装置(100)の右側は、第2浮体装置(101)の左側に対向しており、前記第1押し板駆動装置(310)は、第1浮体装置(100)上で左右に移動するように第1押し板(300)を駆動し、前記第2押し板駆動装置(311)は、第2浮体装置(101)上で左右に移動するように第2押し板(301)を駆動し、前記第1係留装置(400)は第1浮体装置(100)の深さを調整し、前記第2係留装置(401)は第2浮体装置(101)の深さを調整することを特徴とするフロート式消波装置。
  2. 前記第1浮体装置(100)は、第1固定ビン(11)と、第1可動ビン(12)と、第1可動ビン駆動装置(15)とを備え、前記第1エネルギー消散装置(200)は第1固定ビン(11)の左端に固定設置され、前記第1可動ビン(12)は第1固定ビンの右端に設置され、かつ第1可動ビン(12)の一部は第1固定ビン(11)内に嵌め込まれ、第1可動ビン駆動装置(15)は、第1固定ビン(11)に対して左右に移動するように第1可動ビン(12)を駆動し、第1固定ビン(11)から突出する第1可動ビン(12)の長さを変更し、
    前記第2浮体装置(101)は、第2固定ビンと、第2可動ビンと、第2可動ビン駆動装置とを備え、前記第2エネルギー消散装置(201)は第2固定ビン(11)の右端に固定設置され、前記第2可動ビンは第2固定ビンの左端に設置され、かつ第2可動ビンの一部は第2固定ビン内に嵌め込まれ、第2可動ビン駆動装置は、第2固定ビンに対して左右に移動するように第2可動ビンを駆動し、第2固定ビンから突出する第2可動ビンの長さを変更することを特徴とする、請求項1に記載のフロート式消波装置。
  3. 前記第1浮体装置(100)は、第1固定ビン(11)内に設置され第1消波ユニットの浮力を調整するための第1浮力キャビン(13)をさらに備え、
    前記第2浮体装置(101)は、第2固定ビン内に設置され第2消波ユニットの浮力を調整するための第2浮力キャビンをさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載のフロート式消波装置。
  4. 前記第1可動ビン駆動装置(15)は、第1可動ビン(12)の側面に固定設置されたラック(152)と、ラック(152)と噛み合う歯車(151)と、歯車(151)を回転させるウォームギア伝達機構(16)と、ウォームギア伝達機構(16)の作動を駆動する第1駆動モータとを備え、
    前記歯車(151)、ウォームギア伝達機構(16)及び第1駆動モータは、第1固定ビン(11)の内部に固定設置され、前記ラック(152)は、第1可動ビン(12)の左端から右端に延びることを特徴とする、請求項2に記載のフロート式消波装置。
  5. 前記第1押し板駆動装置(310)は、移動ナット(342)と、スクリュー(341)と、第2駆動モータとを備え、
    前記第1固定ビン(11)の上端にシュート(343)が設置され、シュート(343)は第1固定ビン(11)の左端から右端に延び、前記スクリュー(341)はシュート内に設置され、前記移動ナット(342)はスクリュー(341)に設置され、かつ第1押し板(300)の底部に固定接続され、前記第2駆動モータはスクリュー(341)を回転駆動し、スクリュー(341)の回転により、スクリュー(341)上で左右に移動するようにナット(342)を動かすことで、第1固定ビン(11)に対して左右に移動するように第1押し板(300)を動かすことを特徴とする、請求項2に記載のフロート式消波装置。
  6. 前記第2駆動モータの出力軸には駆動かさ歯車(331)が固定接続され、前記スクリュー(341)の一端には従動かさ歯車(332)が固定接続され、従動かさ歯車(332)は駆動かさ歯車(331)と噛み合い、前記第2駆動モータは、駆動かさ歯車(331)及び従動かさ歯車(332)を介してスクリュー(341)を回転させることを特徴とする、請求項5に記載のフロート式消波装置。
  7. 前記第1係留装置(400)は、アンカースプロケット(431)と、アンカースプロケット(431)に巻き付けられたアンカーチェーン(41)と、アンカースプロケット(431)を回転駆動する第3駆動モータとを備え、
    前記アンカーチェーン(41)の一端は、アンカースプロケット(431)に巻き付けられ、アンカーチェーン(41)の他端は海底に固定され、前記第3駆動モータは第1浮体装置(100)に固定設置され、第3駆動モータはアンカースプロケット(431)を回転駆動することで、アンカーチェーン(41)の収縮及び弛緩を実現することを特徴とする、請求項1に記載のフロート式消波装置。
  8. 前記第1エネルギー消散装置(200)は、箱室(21)と、箱室(21)内に設置された第2透過板(23)及び複数の有孔仕切板(24)を備え、
    前記箱室(21)の右側は、第1浮体装置(100)の左端に固定接続され、箱室(21)の左側には第1透過板(22)が固定接続され、かつ箱室(21)の底部に孔が開いており、前記第1透過板(22)が位置する平面及び第2透過板(23)が位置する平面は、箱室(21)の左側面に平行であり、有孔仕切板(24)が位置する平面は、箱室(21)の左側面に垂直であり、有孔仕切板(24)には、第2透過板(23)が通過するための開孔が設けられ、複数の有孔仕切板(24)は平行に設置されて、箱室(21)を複数のチャンバに仕切り、前記第1透過板(22)、第2透過板(23)及び有孔仕切板(24)には、いずれも複数の透水孔が設けられ、第1透過板(22)の透水孔は、第2透過板(23)の透水孔よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載のフロート式消波装置。
  9. 前記箱室(21)の頂部に、左右に延びる固定レールが固定設置され、前記第1押し板(300)の頂部に第1押し板(300)の左側から左方向に延びるスライドレールが設置され、前記スライドレールは固定レール上をスライドすることを特徴とする、請求項8に記載のフロート式消波装置。
  10. 請求項1~9のいずれかに記載の消波装置を複数備えた消波堤であって、
    前記第1浮体装置(100)の前後両端に第1接続ラグが固定設置され、前記第2浮体装置(101)の前後両端に第2接続ラグが固定設置され、一方の消波装置の第1接続ラグはアンカーチェーンを介して他方の消波装置の第1接続ラグに接続され、消波装置の第2接続ラグはアンカーチェーンを介して他方の消波装置の第2接続ラグに接続されることを特徴とする消波堤。
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