JP7390938B2 - 便座装置及び便器装置 - Google Patents

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本開示は、便座装置及び便器装置に関する。
従来から、便器の上部に配置され、回転して開閉され、閉状態において便器の上部を覆う便蓋が設けられた便座装置又は便器装置が知られている。便蓋は便座装置の本体部に接続される。便座装置の本体部は、便器の上部の後方に設けられている。本体部は、局部洗浄等の各種機能を有する機能部を備えている。機能部はケースに収容されている。例えば、下記の特許文献1では、便器本体の後方上部に設置された本体部に回転可能に取り付けられ、便座から離間した開いた状態と横臥し便座と重なる閉じた状態とを有する便蓋を備える便座装置について記載されている。
特開2019-170460号公報
しかしながら、特許文献1に記載の便座装置は、便蓋を閉じた状態において、便蓋の後部が自重を受けて下方に撓み、撓みがクリープ変形となり、便蓋を回転させる場合に便蓋の後部が本体部に接触して便蓋の開閉に支障が出る虞があった。
上記事情を踏まえ、本開示は、便蓋の後部が変形を起こしづらい便座装置及び便器装置を提供する。
本開示の態様に係る便座装置は、便器の上部の後方に設けられる本体部と、前記本体部に、後端部の幅方向の端部が接続され、前記本体部に対して回転自在であり、前記便器の上部を覆う閉状態と前記便器の上部を開放する開状態とを有する便蓋と、を備え、前記本体部に、前記閉状態において前記便蓋の前記後端部の裏面に当接するストッパーを備える。
本開示の実施形態による便座装置の一例を示す斜視図である。 同便座装置の便蓋を閉状態とした場合の平面図である。 図2のC-C線断面図である。 同断面図において便座を回転させた場合の軌跡を示す図である。 本開示の実施形態による便座装置の別の一例を示す斜視図である。 本開示の実施形態による便座装置の別の一例を示す平面図である。
以下、本開示の実施形態による便座装置1について、図1~図6に基づいて説明する。 図1に示すように、実施形態による便座装置1は、便器11の上に設置されている。すなわち、便座装置1は、便器11上に設置され、便器装置Tを構成する。便座装置1は、機能部21を収容した本体部2と、使用者が着座する便座3と、便鉢12を覆う便蓋4と、を有している。
以下では、便器11に便座装置1が設置された状態において、便座3が配置される側を前後方向の前側、本体部2が配置される側を後側と言う。前後方向に直交する水平方向を幅方向と言う。幅方向については、後側から前側に向かって見たときの左側を左方向とし、右側を右方向と言う。
便座3が立ち上がり使用されない状態を便座未使用状態とし、便座3が便器11の上面と略平行に設置された状態を便座使用状態と言う。便蓋4が立ち上がり便鉢12を開放した状態を開状態とし、便蓋4が便座使用状態の便座3を挟んで便鉢12を覆う状態を閉状態と言う。
図1及び図2に示すように、便座装置1の本体部2は、便器11の上部の後方に設置されている。本体部2は、各種機能を備えた機能部21と、機能部21を収容するケース22と、を有している。
機能部21は、便座を回転させるための便座回転ユニット、便蓋4を回転させるための便蓋回転ユニット、局部洗浄装置、脱臭装置などの各種機能装置を有している。機能部21は、各種機能装置を制御する制御部を有している。機能部21は、各種機能装置に電源を供給する電源部を有している。
図1~図3に示すように、ケース22は、機能部21の上下方向、前後方向、及び幅方向の左右両側を覆っている。ケース22は、ケース下板部221と、ケース上板部222と、ケース前板部223と、ケース後板部224と、ケース側板部225と、を有している。
ケース下板部221は、便器11の上部の後方に載置される。ケース下板部221は、上部に機能部21が載置される。ケース上板部222は、機能部21の上部に配置される。ケース上板部222の前端部22eは、平面視において幅方向に沿う直線形状を有する。ケース上板部222は、前部に比べて後部が上方に位置するように傾斜している。ケース前板部223は、機能部21の前方に配置される。ケース前板部223は、前部に比べて後部が上方に位置するように傾斜している。ケース前板部223は、ケース上板部222の前端部22eの直下から前方の下方に延在する表面Sを有している。
ケース前板部223は、表面Sの幅方向の中央にストッパー5が形成されている。ストッパー5は、ケース前板部223の幅方向の一部において、ケース前板部223の表面Sから前方に突出している。本実施形態では、ストッパー5は、ケース前板部223の幅方向の略中央に形成されている。ストッパー5は、便蓋4の裏面4bが当接する当接面5cと、当接面5cの前方に形成された前面部5fと、当接面5cの側方に形成された側面部5sと、を有する。
当接面5cは、ケース上板部222の前端部22eとケース前板部223との境界の近傍から前方に延在している。当接面5cは、ケース上板部222の表面22fと略平行な傾斜面として形成されている。前面部5fは、当接面5cの前端から略鉛直下方に延在している。前面部5fは、表面Sに当接するまで延在している。側面部5sは、当接面5cの幅方向の端部から略鉛直下方に延在している。側面部5sは、表面Sに当接するまで延在している。
ケース後板部224は、機能部21の後方に配置される。ケース側板部225は、機能部21の幅方向の両側に一対配置される。ケース側板部225からは、幅方向に軸(不図示)が突出している。軸には、便座3及び便蓋4が連結されている。
便座3は、本体部2に回転自在に取り付けられている。便座3の後端部3rは、幅方向に沿う直線形状として形成されている。便座3は、後端部3rの幅方向の両端部に接続部3cを有する。接続部3cは、ケース側板部225から突出した軸に接続される。便座3は、軸回りに回転自在である。
便蓋4は、本体部2に回転自在に取り付けられている。便蓋4は、便鉢12の上部を開閉する。便蓋4の後端部4rは、幅方向に沿う直線形状として形成されている。便蓋4は、後端部4rの幅方向の両端部に接続部4cを有する。接続部4cは、ケース側板部225から突出した軸に接続される。便蓋4は、軸回りに回転自在である。便蓋4が便鉢12の上部を閉じた状態では、便蓋4と便鉢12との間に便座3が配置される。
便座3及び便蓋4が回転したそれぞれの状態について説明する。図2に示すように、閉状態においては、平面視において便蓋4が本体部2のケース上板部222及びケース側板部225と重ならない。閉状態においては、平面視において後端部4rが本体部2のストッパー5と重なる。閉状態においては、ストッパー5は、便蓋4の幅方向の略中央に配置される。
図3に示すように、閉状態においては、便蓋4の裏面4bは、ストッパー5の当接面5cに当接している。閉状態においては、便蓋4の裏面4bとストッパー5の当接面5cとは、略平行であり、面接触している。閉状態において、便蓋4の表面4fとケース上板部222の表面22fとは、同一面上に位置している。
図4に示すように、便座3が回転する場合において、便座3の後端部3rが本体部2のストッパー5に接触しないように、本体部2の軸から便座3の後端部3rまでの距離が設定されている。そのため、便座装置1は、後端部3rとストッパー5との間にクリアランスCを有している。
本実施形態の便座装置1によれば、便蓋4の閉状態において、本体部2のストッパー5が、便蓋4の後端部4rを下方から支持する。ストッパー5から支持されるため、閉状態において、便蓋4の後端部4rが自重や外力を受けて撓むことが防止される。この結果、便蓋4の後端部4rがクリープ変形等の塑性変形を生じることが抑制される。そのため、便蓋4の後端部4rの塑性変形してしまい、便蓋4を回転させて開閉させる場合に、便蓋4が本体部2に接触して便蓋4の開閉動作に支障が出ることが防止される。
便座装置1のストッパー5は、便蓋4の後端部4rの幅方向の略中央を支持する。便蓋4の後端部4rは、幅方向の両端部の接続部4cが本体部2の軸に接続され支持されている。この結果、便蓋4の後端部4rは、幅方向の略中央が自重等による撓みが生じやすい。そのため、便座装置1は、便蓋4の後端部4rに変形が生じることが効果的に抑制される。
便座装置1は、閉状態において、ストッパー5の当接面5cと便蓋4の裏面4bとが平行であり面接触する。この結果、便蓋4が本体部2に対して安定して支持される。また、便蓋4に生じる応力が分散され、便蓋4の変形や破損が防止される。
便座装置1は、便座3の後端部3rが幅方向に沿う直線形状として形成されている。便座3が回転し、使用状態と未使用状態とを遷移する場合に、便座3の後端部3rがストッパー5に当接しない。そのため、便座装置1は、ストッパー5を設けつつ、便座3の後端部3rに切り欠き等を形成することなく、便座3が回転して使用状態と未使用状態とを遷移可能である。
便座装置1は、ストッパー5がケース前板部223の幅方向の全部でなく一部に形成されているため、ストッパー5の上部に堆積する埃が目立ちにくい。また、ストッパー5の上部にロゴ等を付した場合に、ロゴ等の印象が際立ちやすく、意匠性が高い。
便座装置1は、閉状態において、便蓋4の表面4fとケース上板部222の表面22fと同一面上に位置しているため、外観に凹凸が形成されることが抑制され、意匠性が高い。
以上、本開示の各実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせなども含まれる。
例えば、便座装置は、図5に示すように、ストッパーの幅方向の寸法が、ケース前板部223の幅方向の一部であれば、任意の寸法であってもよい。
便座装置は、図6に示すように、本体部のケース上板部の前端部及び便蓋の後端部は湾曲していてもよい。
便座装置は、ストッパーがケース前板部223の表面Sに幅方向に沿って複数形成されていてもよい。ストッパーは、中央に間をおいて左右対称に配置されてもよい。
便座装置は、ストッパーが平面視において三角形や半円等種々の形状に形成されてもよい。
便座装置は、便蓋の後端部に後方に突出する凸形状部が形成され、凸形状部の裏面とストッパーとが当接して便蓋の後端部が下方から支持されてもよい。
1,1A,1B…便座装置、2,2B…本体部、3…便座、3c…接続部、3r…後端部、4,4B…便蓋、4b…裏面、4c…接続部、4f…表面、4r…後端部、5,5A…ストッパー、5c…当接面、5f…前面部、5s…側面部、11…便器、12…便鉢、13…便器本体、21…機能部、22…ケース、22e…前端部、22f…表面、221…ケース下板部、222…ケース上板部、223…ケース前板部、224…ケース後板部、225…ケース側板部、C…クリアランス、S…表面、T…便器装置

Claims (6)

  1. 便器の上部の後方に設けられる本体部と、
    前記本体部に、後端部の幅方向の端部が接続され、前記本体部に対して回転自在であり、前記便器の上部を覆う閉状態と前記便器の上部を開放する開状態とを有する便蓋と、を備え、
    前記本体部に、前記閉状態において前記便蓋の前記後端部の裏面に当接するストッパーを備える、
    便座装置。
  2. 前記ストッパーは、前記閉状態において前記便蓋の前記後端部の前記幅方向の一部に当接する、
    請求項1に記載の便座装置。
  3. 前記ストッパーは、前記閉状態において前記便蓋の前記後端部の前記幅方向の中央に当接する、
    請求項2に記載の便座装置。
  4. 前記ストッパーは、前記裏面に当接する当接面を有し、
    前記当接面は、前記閉状態において前記便蓋の前記裏面と平行である、
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の便座装置。
  5. 後端部の幅方向の端部が前記本体部に接続され、前記本体部に対して回転自在である便座を備え、
    前記便座が回転する場合において前記便座の前記後端部と前記ストッパーとの間にクリアランスを有する、
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の便座装置。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の便座装置を備える、
    便器装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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