JP7390242B2 - 保持金具及び建具 - Google Patents
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Description
また、他の実施形態は、枠体もしくは障子に加熱膨張材を保持する保持金具であって、保持金具は、略直角に連続する2つの平板部を有し、一方の平板部に設けた長孔状のビス挿通部と他方の平板部の先端部に設けた加熱膨張材押さえ部を有している保持金具である。
本発明の一実施形態の建具として、躯体開口部に固定された枠体の内周に障子2を開閉可能に保持してなる竪すべり出し窓を用いて、図面を参考に説明する。
本実施形態の建具は、アルミ等の金属材料からなる上枠11、下枠12及び左、右竪枠13,14を四周に組んでなり、躯体に固定されたアンカー部材によって建物開口部に固定される枠体と、枠体の内周に開閉自在に支持される障子2を備えている。
上枠11は、図1に示すように、見込壁111と、見込壁111の室内側内周から下方(内周方向)に向けて突設される戸当壁112と、見込壁111の室外側内周の下方に設けられる室外側壁113を有している。
上枠11は、見込壁111の室内側外周に固定溝111aが形成されており、固定溝111aを躯体に固定されたアンカー部材51に係合することで建物開口部に固定されている。
上枠11の戸当壁112の室外側面には、加熱膨張材f11が長手方向に沿って配置され、長手方向の適宜位置において保持金具71によって保持されている。
下枠12は、見込壁121の室内側外周に固定溝121aが形成されており、固定溝121aを躯体に固定されたアンカー部材52に係合することで建物開口部に固定されている。
図1,図4,図5に示すように、下枠12の戸当壁122の室外側面には、加熱膨張材f12が長手方向に沿って配置され、長手方向の適宜位置において保持金具71によって保持されている。
左竪枠13は、見込壁131と、見込壁131の室内側内周から内周方向に向けて突設される戸当壁132を有している。
見込壁131の内周面に障子2の左竪框23の強風時の外力や火災時の反り等変形に対抗するための反り防止ブロック131bが固定されている。
左竪枠13は、中空部132Aの内周端に室外側に開口する気密材取付部132Bを有しており、気密材取付部132Bに障子2の左竪框23に当接する気密材sが取付けられている。
左竪枠13の見込壁131の内周面には、加熱膨張材f13が長手方向に沿って配置され、長手方向の適宜位置において保持金具71によって保持されている。
障子2は、上框21、下框22および左、右竪框23,24を四周に組んでなり、各框材の内周に形成されたガラス間口内にバックアップ材及び気密材を介して複層ガラス等のパネル体25を支持して形成されている。
上框21は、見込壁211の内周に室内側中空壁212に隣接して中空部211aを有しており、室外側壁213の外周が見込壁211よりも外周に延びて気密材取付部213aが形成されている。
上框21は、室内側中空壁212と室外側壁213によって、ガラス間口が形成されている。
開閉機構81は、枠側部材(レール部材)811が上枠11の見込壁111の内周面にビス等の固定手段によって固定され、障子側部材812が上框21の見込壁211にビス等の固定手段によって固定されており、障子2を見付方向に移動自在かつ回動自在に支持している。
下框22の押縁223は、見込壁221の室外側全面を覆うとともに見込壁221よりも内周に延び、室内側中空壁222と押縁223によって、ガラス間口が形成されている。
開閉機構82は、枠側部材(レール部材)821が下枠12の見込壁121の内周面にビス等の固定手段によって固定され、障子側部材822が下框22の見込壁221にビス等の固定手段によって固定されており、障子2を見付方向に移動自在かつ回動自在に支持している。
下枠12は、戸当壁122と室外側壁123に亘って蓋部材124が取付けられ、下框22に固定された下がり止めローラ61の位置に合わせて蓋部材124の上面にローラ載置部材62が取り付けられている。
下枠12の戸当壁122の室内側壁122aに支持台64が固定されており、支持台64の上面に調整器63が載置、固定されている。調整器63から延びる腕部63aは、下框22の見込壁221の室内側面に裏板を介して固定されており、障子2の開閉を補助している。
障子2の左竪框23は、見込壁231と、見込壁231の室内側内周に設けられる室内側中空壁232と、見込壁231の室外側内周に取付けられる押縁233を有している。
室内側中空壁232と押縁233によって、ガラス間口が形成されている。
また、見込壁231の室外側の外周に気密片231bが取付けられており、左竪枠13の内周面と左竪框23の外周面との間を保護している。
本実施形態の窓においては、加熱膨張材は、枠体の室内側に配置されており、保持金具71によって各枠材に保持されている。
本実施形態の竪すべり出し窓において使用される保持金具71を、図6に示す。
保持金具71は、略直角に連続する2つの平板部711,712を有しており、一方の平板部711から他方の平板部712にかけて連続するビス孔(ビス挿通部)71aを有している。
本実施形態の建具は、アルミ等の金属材料からなる上枠11、下枠及び左、右竪枠を四周に組み、左、右竪枠間に無目15を配置してなる段窓において、上枠11と無目15との間に障子2が開閉自在に支持されている窓である。
上枠11は、図7に示すように、第1の実施形態の上枠11とほぼ同様の構成であり、見込壁111と、見込壁111の室内側内周から下方(内周方向)に向けて突設される戸当壁112と、見込壁111の室外側内周の下方に設けられる室外側壁113を有している。
上枠11の見込壁111の内周面には、加熱膨張材f11が長手方向に沿って配置され、長手方向の適宜位置において保持金具72によって保持されている。
無目15の戸当壁152は、室外側面の上端部に気密材取付部152aが形成されており、障子2の下框22に当接する気密材sが取付けられている。
無目15の戸当壁152の室外側面には、加熱膨張材f15が長手方向に沿って配置され、長手方向の適宜位置において保持金具72によって保持されている。
障子2は、上框21、下框22および左、右竪框を四周に組んでなり、各框材の内周に形成されたガラス間口内にバックアップ材及び気密材を介して複層ガラス等のパネル体25を支持して形成されている。
本実施形態の窓においては、加熱膨張材は、枠体の室内側に配置されており、保持金具72によって各枠材に保持されている。
本実施形態の窓において使用される保持金具72を、図8に示す。
保持金具72は、固定部721と、固定部721の一端から略直角に連続する一方側当接部722と、固定部721の他端から一方側当接部722の逆方向に略直角に連続し一方側当接部722よりも長手寸法の大きい他方側当接部723を有しており、固定部721の一端から他端に延びるビス孔721aが形成されている。
保持金具72は、上枠11の見込壁111に一方側当接部722を当接させた状態で固定部721のビス孔721aを介してビスbによって固定されており、加熱膨張材f11を見込壁111と固定部721によって挟持し、保持している。
保持金具72は、他方側当接部723を加熱膨張材f15の室外側面に当接させた状態で、戸当壁152の室外側壁に固定部721のビス孔721aを介してビスbによって固定されており、他方側当接部723によって加熱膨張材f15を保持している。
また、保持金具の固定は、長孔等のビス挿通部を介して行うことができるので、保持金具の位置調節が容易であり、ビスの頭部を逃がす逃げ部を設けることによって、保持金具の長さ方向で広い領域でビスによる固定を行うことができ、施工性がよく、固定の自由度を向上させることができる。
また、ビスの頭部を逃がす逃げ部は、上記実施形態に限定されるものではなく、ビス長孔の延長線上に形成され、ビスの頭部を逃がすことができる孔や溝であればどのような形状のものであってもよい。
71a :ビス孔
71b :逃げ部
711 :平板部
712 :平板部
72 :保持金具
721 :固定部
721a :ビス孔
722 :一方側当接部
722a :当接片
722b :当接片
722c :逃げ部
723 :他方側当接部
f11-f15:加熱膨張材
Claims (3)
- 枠体もしくは障子に加熱膨張材を保持する保持金具であって、
保持金具は、略直角に連続する2つの平板部を有し、
一方の平板部に設けた長孔状のビス挿通部と他方の平板部に設けた長孔状のビス挿通部を連続して有している保持金具。 - 枠体もしくは障子に加熱膨張材を保持する保持金具であって、
保持金具は、略直角に連続する2つの平板部を有し、
一方の平板部に設けた長孔状のビス挿通部と他方の平板部の先端部に設けた加熱膨張材押さえ部を有している保持金具。 - 請求項1もしくは請求項2に記載の保持金具によって、枠体もしくは障子に加熱膨張材が保持されている建具。
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