JP7390232B2 - 容量検出回路、入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量の検出回路に関する。
近年のコンピュータやスマートホン、タブレット端末、ポータブルオーディオ機器などの電子機器には、ユーザインタフェースとして、タッチ式の入力装置が搭載される。タッチ式の入力装置としては、タッチパッド、ポインティングデバイスなどが知られており、指やスタイラスを接触あるいは近接することにより様々な入力が可能となっている。
タッチ式入力装置は大きく、抵抗膜方式と静電容量方式に分類される。静電容量方式は、ユーザ入力に応じて、複数のセンサ電極が形成する静電容量(以下、単に容量ともいう)の変化を電気信号に変換することにより、ユーザ入力の有無、座標を検出する。
静電容量検出方法は大きく、自己容量(Self Capacitance)方式と、相互容量(Mutual Capacitance)方式に分けられる。自己容量方式は非常に高感度であり、タッチのみでなく指の近接を検出可能であるが、水滴の付着をタッチと区別できず、また2点タッチを検出できないという問題がある。一方、相互容量方式は、2点タッチ(あるいはそれ以上のマルチタッチ)を検出可能であり、水滴の影響を受けにくいという利点がある。したがって、用途によって、自己容量方式と相互容量方式が選択され、あるいは両方式が併用される。
特開2017-111507号公報
センサ電極が形成される薄膜は、温度の影響を受けて膨張、収縮する。これにより、センサ電極が形成する静電容量は、温度に応じて変化する。温度のほか湿度などによっても、静電容量が変化する可能性がある。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、温度などの環境変動の影響を低減可能な容量検出回路の提供にある。
本発明の一態様は、容量検出回路に関する。本明細書に開示される一実施の形態は、センサ電極の静電容量を検出する容量検出回路に関する。容量検出回路は、センサ電極が接続されるセンスピンと、センサ電極の静電容量を電気信号に変換するアナログフロントエンド回路であって、入出力特性が可変に構成されたアナログフロントエンド回路と、アナログフロントエンド回路の出力信号をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、環境変動に追従して、アナログフロントエンド回路の入出力特性を変化させるコントローラと、を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、環境変動の影響を低減した容量検出が可能となる。
実施の形態に係る容量検出回路を備えるタッチ式入力装置のブロック図である。 図2(a)~(c)は、図1のタッチ式入力装置の動作を説明する図である。 図3(a)、(b)は、比較技術および実施の形態の動作の違いを説明する図である。 図4(a)~(c)は、容量検出回路の構成例を示す回路図である。 図4(c)の容量検出回路の動作を説明する図である。 アナログフロントエンド回路の基本構成の一例を示す回路図である。 実施例1に係るアナログフロントエンド回路の回路図である。 実施例2に係るアナログフロントエンド回路の回路図である。 図9(a)~(f)は、第1フェーズφ~第6フェーズφにおけるアナログフロントエンド回路の等価回路図である。 図8のアナログフロントエンド回路の動作波形図である。 A/Dコンバータの具体的な構成例を示す図である。 実施例3に係るアナログフロントエンド回路の回路図である。 図13(a)~(f)は、第1フェーズφ~第5フェーズφにおけるアナログフロントエンド回路の等価回路図である。 図14(a)~(f)は、第6フェーズφ~第10フェーズφ10におけるアナログフロントエンド回路の等価回路図である。 変形例に係るアナログフロントエンド回路の回路図である。
(実施の形態の概要)
本明細書に開示される一実施の形態は、センサ電極の静電容量を検出する容量検出回路に関する。容量検出回路は、センサ電極が接続されるセンスピンと、センサ電極の静電容量を電気信号に変換するアナログフロントエンド回路であって、入出力特性が可変に構成されたアナログフロントエンド回路と、アナログフロントエンド回路の出力信号をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、環境変動に追従して、アナログフロントエンド回路の入出力特性を変化させるコントローラと、を備える。
アナログフロントエンド回路の入出力特性を変化させることで、環境変動の影響を抑制できる。
環境変動は、温度変動であってもよい。
容量検出回路は、温度センサをさらに備え、コントローラは、温度センサの出力に応じて、アナログフロントエンド回路を制御してもよい。
コントローラは、外部から入力される温度情報にもとづいて、アナログフロントエンド回路を制御してもよい。
コントローラは、A/Dコンバータの出力にもとづいて、環境変動を検出してもよい。A/Dコンバータの出力のベースラインのドリフトを監視することで、環境変動を間接的に検出し、アナログフロントエンド回路の入出力特性の制御に反映させることができる。
アナログフロントエンド回路は、基準キャパシタと、複数のスイッチを含むスイッチ群と、を含んでもよい。基準キャパシタとセンサ電極の間で電荷を転送することにより、静電容量を電圧信号に変換することができる。
アナログフロントエンド回路は、第1端がA/Dコンバータの入力と接続され、他端が、ハイ電圧およびロー電圧により駆動され、容量が可変である補正用キャパシタを含んでもよい。コントローラは、環境変動に応じて補正用キャパシタの容量を変化させてもよい。補正用キャパシタの容量に応じて、アナログフロントエンド回路の入出力特性を変化させることができる。
容量検出回路は、ひとつの半導体集積回路上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
(実施の形態)
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係る容量検出回路200を備えるタッチ式入力装置100のブロック図である。タッチ式入力装置100は、パネル110および容量検出回路200を備える。タッチ式入力装置100は、ユーザの指2(あるいはスタイラス)によるタッチ操作を検出するユーザインタフェースである。
パネル110は、タッチパネルあるいはスイッチパネルであり、ひとつ、あるいは複数のセンサ電極SEを含む。
ホストプロセッサ120は、タッチ式入力装置100が搭載される機器、装置、システムを統合的に制御する。容量検出回路200は、各センサ電極SEの静電容量を検出し、ホストプロセッサ120に伝送する。なお、容量検出回路200は、検出した静電容量Csをしきい値と比較することにより、タッチの有無を検出し、タッチの有無をホストプロセッサ120に送信してもよい。
容量検出回路200は、センスピンSNS、アナログフロントエンド回路210、A/Dコンバータ220、インタフェース回路230、コントローラ240を備える。図1には、1個のセンサ電極SEに対応する1チャンネル分の回路構成が示される。複数のセンサ電極SEの容量を検出可能な容量検出回路200は、複数のセンスピンSNSと、複数のセンスピンに対応する複数のアナログフロントエンド回路210を備える。A/Dコンバータ220は、チャンネルごとに設けてもよいし、複数チャンネルで共有してもよい。
センスピンSNSには、センサ電極SEが接続される。アナログフロントエンド回路210は、センサ電極SEが形成する静電容量Csを電圧信号Vsに変換するC/V変換回路である。A/Dコンバータ220は、電圧信号Vsをデジタル信号Dsに変換する。インタフェース回路230は、デジタル信号Dsをホストプロセッサ120に送信する。
アナログフロントエンド回路210は、その入出力特性、すなわち入力である静電容量Csと、出力である電圧信号Vsの関係が可変に構成される。入出力特性が線形であると仮定するとき、以下の式が成り立ち、入出力特性は、2つの定数Vおよびαの組み合わせで表現される。
Vs=V+α・Cs
この場合、アナログフロントエンド回路210は、Vとαの少なくとも一方が可変に構成される。
コントローラ240は、環境ENVの変動に追従して、アナログフロントエンド回路210の入出力特性を変化させる。コントローラ240が監視する環境ENVは、たとえば温度が好適である。
図2(a)~(c)は、図1のタッチ式入力装置100の動作を説明する図である。図2(a)は、パネル110の特性、すなわち温度と、非接触時の静電容量Csの関係を示す図である。図2(b)は、アナログフロントエンド回路210の入出力特性を示す図であり、温度Tに応じて、入出力性が変化する。図2(c)は、温度Tと検出信号Vsの関係を示す図であり、温度Tによる検出信号Vsの変動が抑制される。
以上がタッチ式入力装置100の動作である。このタッチ式入力装置100によれば、温度変動に起因する静電容量Csの変化の影響をキャンセルすることができ、タッチを正確に検出できるようになる。
温度の影響をキャンセルする別のアプローチとして、A/Dコンバータ220より後段において、デジタル信号処理によって、温度変動の影響をキャンセルする方法(比較技術という)が考えられる。以下、比較技術に対する実施の形態の利点を説明する。
図3(a)、(b)は、比較技術および実施の形態の動作の違いを説明する図である。各図の左側は、温度Tと静電容量Csの関係を示す。静電容量Csは、タッチに依存しない成分Cfixと、タッチに起因する成分(ハッチング)Ctouchを含む。この例において、温度Tに依存して変化するのは、タッチに依存しない成分Cfixであり、この場合、上の式の係数αは温度Tに依存せず、オフセット量Vのみが温度Tに依存するものと理解される。そこで、アナログフロントエンド回路210は、温度に応じて、オフセット量Vがシフト可能に構成される。
比較技術では、図3(a)に示すように、静電容量Csがそのまま電圧信号Vsに変換される。この場合、すべての温度範囲において、タッチの有無を検出するためには、A/Dコンバータの入力電圧範囲を、V~Vをカバーするように設計する必要がある。
一方、実施の形態では、図3(b)に示すように、アナログフロントエンド回路210の入出力特性が補正することにより、各温度における電圧信号Vsの変動レンジを揃えることが可能となる。すべての温度範囲において、タッチの有無を検出するためには、A/Dコンバータの入力電圧範囲を、V3~V4をカバーするように設計する必要がある。
実施の形態におけるA/Dコンバータが監視すべき電圧範囲ΔVは、比較技術におけるA/Dコンバータが監視すべき電圧範囲ΔVよりも狭い。A/Dコンバータの階調数が同じであれば、実施の形態の方が、静電容量Csの検出感度を高くすることができる。
本発明は、図1のブロック図や回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな装置、方法に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な構成例や実施例を説明する。
図4(a)~(c)は、容量検出回路200の構成例を示す回路図である。図4(a)では、容量検出回路200の外側に、温度センサ130が設けられる。温度センサ130は、パネル110の近傍に設けてもよいし、パネル110の温度を変化させる要因となる熱源(たとえばバッテリーや、その他の発熱源となる回路)の近傍に配置してもよい。温度センサ130は、サーミスタや熱電対などを用いることができる。A/Dコンバータ244は、温度センサ130の出力をデジタル信号に変換し、温度情報Tとしてコントローラ240に供給する。
図4(b)では、容量検出回路200に温度センサ242が内蔵される。A/Dコンバータ244は、温度センサ242の出力をデジタル信号に変換し、温度情報Tとしてコントローラ240に供給する。
図4(c)では、コントローラ240は、A/Dコンバータ220の出力Dsに基づいて温度変動を検出する。温度Tが上昇すると、A/Dコンバータ220の出力Dsが、上限値付近で滞留し、温度Tが低下すると、A/Dコンバータ220の出力Dsが、下限値付近で滞留する。したがって、A/Dコンバータ220の出力Dsのベースラインを監視すれば、温度Tのドリフトを検出できる。コントローラ240は、デジタル信号Dsのベースラインが下限値付近で滞留する場合には、温度Tが低下したものと判定して、アナログフロントエンド回路210の入出力特性を補正する。反対にコントローラ240は、デジタル信号Dsのベースラインが上限値付近で滞留する場合には、温度Tが上昇したものと判定して、アナログフロントエンド回路210の入出力特性を補正する。
図5は、図4(c)の容量検出回路200の動作を説明する図である。図5には、温度T、静電容量Cs、デジタル信号Ds(電圧信号Vs)の波形が示される。時刻tより前において、温度Tは安定しており、アナログフロントエンド回路210の入出力特性がその温度Tに対して最適化されている。
時刻t以降、温度Tが上昇し始める。これにより静電容量Csが増加し、デジタル信号Dsも上昇する。そしてデジタル信号Dsのベースラインが、上限値付近で滞留する。この状態では、静電容量Csの変動を検出することができない。コントローラ240は、所定期間t~tに渡る滞留を検出すると、温度上昇と判定して、アナログフロントエンド回路210の入出力特性を切り替える。
時刻tにアナログフロントエンド回路210の入出力特性が切り替わると、デジタル信号Dsのベースラインが下側にシフトする。これにより、静電容量Csの変動が検出可能となる。
時刻t以降、温度Tが低下し始める。これにより静電容量Csが小さくなり、デジタル信号Dsも低下する。そしてデジタル信号Dsのベースラインが、下限値付近で滞留する。この状態では、静電容量Csの変動を検出することができない。コントローラ240は、所定期間t~tに渡る滞留を検出すると、温度低下と判定して、アナログフロントエンド回路210の入出力特性を切り替える。
時刻tにアナログフロントエンド回路210の入出力特性が切り替わると、デジタル信号Dsのベースラインが上側にシフトする。これにより、静電容量Csの変動が検出可能となる。
続いてアナログフロントエンド回路210の構成例を説明する。図6は、アナログフロントエンド回路210の基本構成の一例を示す回路図である。
アナログフロントエンド回路210は、基準キャパシタCrと、スイッチ群211、補正用キャパシタCcmpを含む。コントローラ240は、スイッチ群211を制御して、センサ電極SEと基準キャパシタCrの間で電荷を転送することにより、センサ電極SEの静電容量Csを検出する。
アナログフロントエンド回路210は、充電フェーズ、転送フェーズ、サンプリングフェーズの3状態で動作してもよい。充電フェーズでは、静電容量Csまたは基準キャパシタCrの少なくとも一方が、既知の電圧で充電される。続く転送フェーズでは、静電容量Csと基準キャパシタCrを接続して、それらの間で電荷を転送する。その結果、基準キャパシタCrには、静電容量Csに応じた電荷量が蓄えられる。サンプリングフェーズでは、基準キャパシタCrの電荷量にもとづく電圧信号Vsを、後段のA/Dコンバータ220に供給する。
なお、アナログフロントエンド回路210(C/V変換回路)の構成は特に限定されない。
補正回路213は、アナログフロントエンド回路210の入出力特性の制御のために設けられる。補正回路213は、補正用キャパシタCcmpおよび駆動部218を含む。補正用キャパシタCcmpの第1端は、A/Dコンバータ220の入力と接続されている。駆動部218は、補正用キャパシタCmpの第2端にハイレベル電圧Vとローレベル電圧Vを印加する。
補正用キャパシタCcmpは可変キャパシタであり、コントローラ240は温度Tなどの環境情報にもとづいて、補正用キャパシタCcmpの容量を設定する。たとえばコントローラ240は、温度Tと補正用キャパシタCcmpの容量値の対応関係を示すテーブルを保持しており、このテーブルを参照することにより、補正用キャパシタCcmpの容量を設定する。
この構成によれば、補正用キャパシタCcmpの容量値を制御することにより、入出力特性のオフセット電圧Vを変化させることができる。
続いてアナログフロントエンド回路210の実装例を説明する。
図7は、実施例1に係るアナログフロントエンド回路210Aの回路図である。アナログフロントエンド回路210Aは、複数のスイッチSW81~SW90と、4個の基準キャパシタCr1~Cr4、A/Dコンバータ220および補正回路213Aを備える。複数のスイッチSW81~SW90および4個の基準キャパシタCr1~Cr4によって、静電容量Csが差動の電圧信号Vs_p、Vs_nに変換され、A/Dコンバータ220によってデジタル信号に変換される。
補正回路213Aは、補正用キャパシタCcmp1,Ccmp2、スイッチSW91,SW92、駆動部218p、218nを備える。補正用キャパシタCcmp1,Ccmp2は可変キャパシタであり、温度などに応じて容量値が設定される。コントローラ240は、アナログフロントエンド回路210のセンシング動作と同期して、駆動部218p、218nを制御し、補正用キャパシタCcmp1,Ccmp2の一端に、ハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。これにより、A/Dコンバータ220に入力されるセンス電圧Vs_p、Vs_pを、補正用キャパシタCcmp1,Ccmp2の容量値に応じてシフト(オフセット)することができる。
図8は、実施例2に係るアナログフロントエンド回路210Bの回路図である。アナログフロントエンド回路210Bは、第1駆動部212、第2駆動部214、第3駆動部216、第1スイッチSW11、第2スイッチSW12、基準キャパシタCr、補正回路213Bを備える。
第1駆動部212は、センスピンSNSにハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。ハイ電圧Vはたとえば電源ラインAVDDの電源電圧VDDであり、ロー電圧Vは接地ラインGNDの接地電圧VGND(=0V)である。
第2駆動部214は、基準キャパシタCrの第1端e1にハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。
第3駆動部216は、基準キャパシタCrの第2端e2にハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。
第1駆動部212、第2駆動部214、第3駆動部216はそれぞれ、ハイサイドスイッチMHとローサイドスイッチMLを含む。
第1スイッチSW11は、センスピンSNSと基準キャパシタCrの第1端e1の間に設けられる。第2スイッチSW12は、後段のA/Dコンバータ220の入力と基準キャパシタCrの第1端e1の間に設けられる。
コントローラ240は、第1駆動部212、第2駆動部214、第3駆動部216、駆動部218、および第1スイッチSW11~第3スイッチSW13を制御する。本実施の形態において、コントローラ240は、アナログフロントエンド回路210の状態を、第1フェーズφ~第6フェーズφで切り替える。図9(a)~(f)は、第1フェーズφ~第6フェーズφにおけるアナログフロントエンド回路210の等価回路図である。第1フェーズφ~第3フェーズφが1回のセンシングの単位であり、第4フェーズφ~第6フェーズφが1回のセンシングの単位である。なおここでは補正回路213Bは無視する。
図9(a)に示すように、第1フェーズφにおいて、第1駆動部212はセンスピンSNSにハイ電圧Vを印加し、第2駆動部214は基準キャパシタCrの第1端e1にロー電圧Vを印加し、第3駆動部216は基準キャパシタCrの第2端e2にハイ電圧Vを印加する。このとき、基準キャパシタCrの電荷量Qrは0,静電容量Csの電荷量QsはV×Csとなる。
図9(b)に示すように、第2フェーズφにおいて、第1スイッチSW11をオンし、第3駆動部216は基準キャパシタCrの第2端e2にロー電圧Vを印加する。この状態で、静電容量Csと基準キャパシタCr間で電荷の転送が起こり、電荷量Qs,Qrが平滑化される。
Cs×V=(Cs+Cr)×Vs
このときの内部電圧Vsは、式(1)で表される。
Vs=Cs/(Cs+Cr)×V …(1)
図9(c)に示すように、第3フェーズφにおいて、第2スイッチSW12をオンし、第3駆動部216は基準キャパシタCrの第2端e2にロー電圧Vを印加する。これによりセンス電圧Vsが、後段のA/Dコンバータ220に供給される。
図9(d)に示すように、第4フェーズφにおいて、第1駆動部212はセンスピンSNSにロー電圧Vを印加し、第2駆動部214は基準キャパシタCrの第1端e1にハイ電圧Vを印加し、第3駆動部216は基準キャパシタCrの第2端e2にハイ電圧Vを印加する。このとき、基準キャパシタCrの電荷量Qrは0、静電容量Csの電荷量Qsは0となる。
図9(e)に示すように、第5フェーズφにおいて、第1スイッチSW11をオンし、第3駆動部216は基準キャパシタCrの第2端にハイ電圧Vを印加する。この状態で、内部電圧Vsは、式(2)で表される。
Vs=Cr/(Cs+Cr)×V
=V-Cs/(Cs+Cr)×V …(2)
図9(f)に示すように、第6フェーズφにおいて、第2スイッチSW12をオンし、第3駆動部216は基準キャパシタCrの第2端e2にハイ電圧Vを印加する。これによりセンス電圧Vsが、後段のA/Dコンバータ220に供給される。
以上がアナログフロントエンド回路210Bの構成例である。続いてその動作を説明する。図10は、図8のアナログフロントエンド回路210Bの動作波形図である。第1フェーズφにおいて、スイッチMH1がオンとなり、センスピンSNSの電圧VSNSがハイ電圧V=VDDとなる。またスイッチML2およびML3がオンとなり、内部電圧Vsがロー電圧V=0Vとなる。続く第2フェーズφにおいて第1スイッチSW11がオンとなり、静電容量Csと基準キャパシタCrの間で電荷が転送され、内部電圧Vsが、式(1)で表される電圧レベルに安定化される。そして第3フェーズφにおいて第2スイッチSW12がオンとなり、内部電圧Vsが、後段に供給される。
第4フェーズφにおいて、スイッチML1がオンとなり、センスピンSNSの電圧VSNSがロー電圧V=0Vとなる。またスイッチMH2およびMH3がオンとなり、内部電圧Vsがハイ電圧V=VDDとなる。続く第5フェーズφにおいて第1スイッチSW11がオンとなり、静電容量Csと基準キャパシタCrの間で電荷が転送され、内部電圧Vsが、式(2)で表される電圧レベルに安定化される。そして第6フェーズφにおいて第2スイッチSW12がオンとなり、内部電圧Vsが、後段に供給される。
以上がアナログフロントエンド回路210Bの動作である。このアナログフロントエンド回路210Bは、図7のアナログフロントエンド回路210Aに比べて、基準キャパシタCrを1個に減らすことができるため、回路面積を小さくできる。
図11は、A/Dコンバータ220の具体的な構成例を示す図である。A/Dコンバータ220は、ΔΣ変調器であり、デジタル信号Dsはオーバーサンプリングされたビットストリームである。
一般的にΔΣ変調器は、減算器221、積分器222、コンパレータ223、D/Aコンバータ224を含む。この構成では、キャパシタCfbが、減算器221およびD/Aコンバータ224の機能を担っている。キャパシタCfbによって、ビットストリームDsに応じたハイ電圧あるいはロー電圧が、A/Dコンバータ220の入力にフィードバックされ、前段のアナログフロントエンド回路210からのセンス電圧Vsとの差分に相当する信号成分が、積分器222に入力される。積分器222は、差分を積算する。コンパレータ226は、積分器222の出力を、基準電圧と比較し、ビットストリームに変換する。積分器222のキャパシタCINTの両端には、4個のスイッチが設けられており、第3フェーズφ3で得られた電圧Vsを処理する期間と、第6フェーズφで得られた電圧Vsを処理する期間とで、キャパシタCINTの極性が反転される。
なお、A/Dコンバータ220の構成は、図11のそれに限定されず、さまざまな形式、方式のA/Dコンバータを用いることができる。
図12は、実施例3に係るアナログフロントエンド回路210Cの回路図である。センスピンSNSには、センサ電極SEが接続される。アナログフロントエンド回路210Cは、第1駆動部312、第2駆動部314、第3駆動部316、第4駆動部318、第5駆動部320、コントローラ240、第1スイッチSW21~第4スイッチSW24を備える。
第1駆動部312は、センスピンSNSにハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。第2駆動部314は、第1基準キャパシタCr1の第1端e1にハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。第3駆動部316は、第1基準キャパシタCr1の第2端e2にハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。第4駆動部318は、第2基準キャパシタCr2の第1端e1にハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。第5駆動部320は、第2基準キャパシタCr2の第2端e2にハイ電圧Vまたはロー電圧Vを印加する。
第1駆動部312~第5駆動部320はそれぞれ、ハイサイドスイッチMHおよびローサイドスイッチMLを含む。第1スイッチSW21は、センスピンSNSと第1基準キャパシタCr1の第1端e1の間に設けられる。第2スイッチSW22は、A/Dコンバータ220の差動入力の第1入力と第1基準キャパシタCr1の第1端e1の間に設けられる。
第3スイッチSW23は、センスピンSNSと第2基準キャパシタCr2の第1端e1の間に設けられる。第4スイッチSW24は、A/Dコンバータ220の第2入力と第2基準キャパシタCr2の第1端e1の間に設けられる。
コントローラ240は、第1駆動部312~第5駆動部320と、第1スイッチSW21~第4スイッチSW24を制御する。
またアナログフロントエンド回路210の出力段には、補正回路213Cが設けられる。補正回路213Cの構成は、図7の補正回路213Aと同様である。
図13(a)~(f)は、第1フェーズφ~第5フェーズφにおけるアナログフロントエンド回路210の等価回路図である。図13(a)、(b)の第1フェーズφ,第2フェーズφは、図9(a)、(b)の第1フェーズφ,第2フェーズφに対応する。第2フェーズφ2において、式(1a)の内部電圧Vs1が生成される。
Vs1=Cs/(Cs+Cr1)×V …(1a)
図13(c)、(d)の第3フェーズφ,第4フェーズφは、図9(d)、(e)の第4フェーズφ,第5フェーズφに対応する。第4フェーズφにおいて、式(2a)の内部電圧Vs2が生成される。
Vs2=V-Cs/(Cs+Cr2)×V …(2a)
図13(e)の第5フェーズφにおいて、第2スイッチSW22および第4スイッチSW24がオンとなり、差動信号Vs1,Vs2が、後段のA/Dコンバータ220に供給される。
図14(a)~(f)は、第6フェーズφ~第10フェーズφ10におけるアナログフロントエンド回路210の等価回路図である。図14(a)、(b)は、図13(a)、(b)の処理を、極性を反転して行ったものであり、式(1b)の内部電圧Vs1が生成される。
Vs1=V-Cs/(Cs+Cr1)×V…(1b)
図14(c)、(d)は、図13(c)、(d)の処理を、極性を反転して行ったものであり、式(2b)の内部電圧Vs2が生成される。
Vs2=Cs/(Cs+Cr2)×V …(2b)
図14(e)の第10フェーズφ10において、第2スイッチSW22および第4スイッチSW24がオンとなり、差動信号Vs1,Vs2が、後段のA/Dコンバータ220に供給される。
なお、当業者によれば、図13、図14のフェーズの順序は、入れ替え可能であることが理解される。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用の一側面を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
(変形例1)
アナログフロントエンド回路210の入出力特性を変化させる手法は、特に限定されない。図15は、変形例に係るアナログフロントエンド回路210の回路図である。この変形例において補正回路213Dは、アナログ加算器250とD/Aコンバータ252を含む。コントローラ240は、温度に応じたデジタルコードを生成する。D/Aコンバータ252は、デジタルコードを電圧信号Vofsに変換する。アナログ加算器250は、スイッチ群211および基準キャパシタCrによって生成されたセンス電圧Vsに、電圧信号Vofsを加算し、オフセットされたセンス電圧Vs’を生成する。
(変形例2)
実施の形態では、アナログフロントエンド回路210の出力信号Vsに与えるオフセット信号を変化させることで入出力特性を変化させたがその限りでなく、静電容量Csの変化量dCsに対するセンス電圧Vsの変化量dVs、すなわち傾きαを変化させてもよい。この場合、基準キャパシタCrを可変容量で構成して、環境変動に応じて基準キャパシタCrの容量値を変化させてもよい。
(変形例3)
実施の形態では、環境変動として温度変化を例としたが、その限りでない。環境は、センサ電極SEの静電容量Csに影響を及ぼしうるさまざまな要因を含むことができ、温度のほか、湿度などが例示される。
100 タッチ式入力装置
110 パネル
SE センサ電極
120 ホストプロセッサ
Cs 静電容量
Cr 基準キャパシタ
200 容量検出回路
210 アナログフロントエンド回路
211 スイッチ群
212 第1駆動部
214 第2駆動部
216 第3駆動部
218 駆動部
220 A/Dコンバータ
230 インタフェース回路
SW11 第1スイッチ
SW12 第2スイッチ
240 コントローラ
312 第1駆動部
314 第2駆動部
316 第3駆動部
318 第4駆動部
320 第5駆動部
SW21 第1スイッチ
SW22 第2スイッチ
SW23 第3スイッチ
SW24 第4スイッチ
Cr1 第1基準キャパシタ
Cr2 第2基準キャパシタ

Claims (7)

  1. センサ電極の静電容量を検出する容量検出回路であって、
    前記センサ電極が接続されるセンスピンと、
    前記センサ電極の前記静電容量を電圧信号に変換するアナログフロントエンド回路であって、入出力特性が可変に構成されたアナログフロントエンド回路と、
    前記アナログフロントエンド回路が発生した前記電圧信号をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、
    環境変動に追従して、前記アナログフロントエンド回路の前記入出力特性を変化させるコントローラと、
    を備え、
    前記アナログフロントエンド回路は、
    基準キャパシタと、
    前記基準キャパシタと前記センスピンの間に設けられた複数のスイッチを含むスイッチ群と、
    補正回路と、
    を含み、前記複数のスイッチの状態を変化させて、前記センサ電極を既知の電圧で充電し、前記センサ電極の電荷を前記基準キャパシタに転送することにより、前記基準キャパシタに前記センサ電極の前記静電容量を示す前記電圧信号を発生させ、
    前記補正回路は、
    第1端が前記スイッチ群を介して前記基準キャパシタと接続された、容量が可変である補正用キャパシタと、
    前記複数のスイッチの状態に応じて、前記補正用キャパシタの第2端にハイ電圧またはロー電圧を印加する駆動部と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記環境変動に応じて前記補正用キャパシタの容量を変化させることにより、前記アナログフロントエンド回路の前記入出力特性を変化させることを特徴とする容量検出回路。
  2. 前記環境変動は、温度変動であることを特徴とする請求項1に記載の容量検出回路。
  3. 温度センサをさらに備え、前記コントローラは、前記温度センサの出力に応じて、前記アナログフロントエンド回路を制御することを特徴とする請求項2に記載の容量検出回路。
  4. 前記コントローラは、外部から入力される温度情報にもとづいて、前記アナログフロントエンド回路を制御することを特徴とする請求項2に記載の容量検出回路。
  5. 前記コントローラは、前記A/Dコンバータの出力にもとづいて、前記環境変動を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の容量検出回路。
  6. ひとつの半導体集積回路上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の容量検出回路。
  7. センサ電極を含み、ユーザの接触した座標近傍のセンサ電極の静電容量が変化するパネルと、
    前記センサ電極と接続される請求項1からのいずれかに記載の容量検出回路と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
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