JP7388990B2 - 充填バルブ装置および充填システム - Google Patents

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Description

本開示は、パウチ(pouch)と称される樹脂製のバッグからなる容器に製品液を充填するのに好適なバルブ装置に関する。
パウチに例えば飲料、日用品、調味料、医療用の液体などの製品液が充填された製品が広く用いられている。パウチ製品の中には、充填された製品液を抽出しやすくするためにスパウト(spout)と称される飲み口を備えるものがある。製品液は、このスパウトに充填バルブを接触させた状態でパウチに充填される。この充填バルブを介してパウチの内部の気体、通常は空気を排出した後に、所定量の製品液が充填され、その後にパウチの空隙に例えば加圧された気体、例えば空気が供給、充填される。
充填バルブは、パウチの内部の空気の排出および加圧気体の充填のために、製品液の充填の流路に加えて、気体の流路を備えている。例えば、特許文献1は、製品液が通る中空状のノズル弁本体と、ノズル弁本体の内側に配置され、気体の流路が内部に形成されたプラグロッドと、を備える充填バルブを開示する。
特開2000-281188公報
パウチにはゲル状の製品液が充填されることがある。この製品液は粘度が高いために、パウチへの充填を終えた後に、充填バルブに製品液が溜まってしまうおそれがある。製品液が溜まることは、食品としての製品液を取り扱う上で、衛生上好ましくない。そこで、特許文献1の充填バルブの場合、容器が離れてから気体流路に加圧気体を送り、これをプラグロッドの先端から吹き出すようにしている。特許文献1によれば、プラグロッドの先端および気体流路に回り込んだ製品液を吹き飛ばして除去することができ、その結果、後垂れによる容器の汚れが回避される。
しかし、吹き飛ばされた製品液は周囲にまき散らされる。したがって、特許文献1の充填バルブによれば、まき散らされた製品液を回収する手間がかかる。
以上より、本発明は、製品液の充填の際に、気体流路に製品液が回り込みにくい、充填バルブ装置を提供することを目的とする。
本開示は製品液を容器に充填する充填バルブ装置に関する。
本開示に係る充填バルブ装置は、液弁、内筒および外筒を備える。
液弁は、弁棒と、弁棒の軸線方向の一方端の側に設けられる第一弁体と、を備える。
内筒は、液弁の周囲を取り囲み、液弁との間に製品液を流すための液体流路(LR)が形成される。
外筒は、内筒の周囲を取り囲み、内筒との間に容器から気体を排気するための気体流路が形成される。
本開示の充填バルブ装置は、液体流路と気体流路が選択的に切り替えられる。
本開示の充填バルブ装置によれば、気体流路と液体流路とが選択的に切り替えられ。したがって、本開示の充填バルブ装置によれば、製品液の充填工程時に液体流路を流れる製品液が気体流路に回り込むのを抑えることができる。これにより、気体流路を構成する要素に製品液が付着するのを避けることができる。
本開示の実施形態に係る充填バルブ装置を示す部分断面図である。 図1の充填バルブ装置の部分拡大図であって、充填動作の開始前の状態を示す図である。 図1の充填バルブ装置の部分拡大図であって、製品液を充填している最中の状態を示す図である。 本開示の実施形態に係る充填バルブ装置の動作を示し、充填前(ERP)および容器からの排気(EVA)の完了直後の状態を示している。 本開示の実施形態に係る充填バルブ装置の動作を示し、気体流路閉鎖(FRP)および製品液充填(FIL)の状態を示している。 図4および図5の部分拡大図である。 本開示の実施形態に係る充填バルブ装置を含む充填システムに係わる配管系統図である。
以下、添付図面を参照しながら、実施形態について説明する。
本実施形態に係る充填バルブ装置1は、製品液を容器としてのパウチ100に向けて流すための液体流路LRの周囲を、パウチ100に含まれる気体を排出するための気体流路GRが取り囲むように設けられている。そして、製品液の充填前の排気の際には、液体流路LRの周囲の気体流路GRから排気を行い、その後に気体流路GRを封止してから製品液の充填を行う。このように、液体流路LRと気体流路GRが選択的に切り替え可能とされることにより、充填バルブ装置1は、製品液の充填の最中に、製品液、特に粘性の高い製品液が気体流路GRに回り込むのを抑えることができる。以下、充填バルブ装置1の構成、動作および効果の順に説明する。
[全体構成]
充填バルブ装置1は、一例として、図示を省略する旋回テーブルの外周縁に、周方向に沿って等間隔で配置される。充填バルブ装置1が旋回テーブルに伴って円弧状の軌跡を移動する過程で、充填バルブ装置1に対応して旋回テーブルに保持される容器、例えばスパウト付きの容器に充填バルブ装置1から製品液が充填される。なお、充填バルブ装置1は、円弧状の軌跡を移動するのに限られるものではなく、例えば直線上を移動する充填装置にも適用される。
充填バルブ装置1は、図1、図2および図3に示すように、充填バルブ装置1は、製品液を容器に充填する充填部10と、充填部10の駆動部分を動作させる駆動部70と、を主たる要素として備えている。
実施形態を含め、本開示に係る製品液とは、飲料、医薬品など、パウチ100に充填され得る液体を広く包含し、ゲル状の粘度の高いものも対象となる。
[充填部10]
充填部10は、製品液を容器、例えばスパウト101付きのパウチ100に充填する機能に加えて、製品液の充填の前にパウチの内部を排気する機能を実現する。また、充填部10は、製品液の充填の後にパウチの内部に気体を供給する機能を実現する。
充填部10は、図1~図3に示すように、鉛直方向Vに沿って配置される液弁20と、液弁20の周囲に配置される内筒30と、内筒の周囲に配置される外筒50と、を備える。液弁20、内筒30および外筒50は、それぞれ独立して鉛直方向Vに昇降可能とされる。
内筒30は、液弁20に対して弁箱として機能するとともに、外筒50に対しては弁体として機能する。外筒50は、内筒30に対して弁箱として機能する。液弁20と内筒30の間に液体流路LRが形成され、内筒30と外筒50の間に気体流路GRが形成される。
[液弁20]
液弁20は、図1~図3に示すように、円柱状の外観形態をなしており、径が一定の弁棒21と、弁棒21の一方端の側に設けられる第一弁体25と、弁棒21の他方端に設けられる接続ねじ27と、液弁20と内筒30とを繋ぐダイアフラム29と、を備える。液弁20は、ダイアフラム29を除いて、例えばステンレス鋼、チタン合金のように耐食性の優れた金属材料で一体的に形成される。
第一弁体25が内筒30のテーパ部32に密着すると、液体流路LRが封止される。
液弁20の接続ねじ27は、駆動部70のシリンダ機構71に連なる昇降ロッド73に接続されている。したがって、シリンダ機構71が昇降運動をすると、昇降ロッド73および接続ねじ27とともに、液弁20が昇降運動をする。
ダイアフラム29は、平面視して円環状をなしており、弁棒21と接続ねじ27の境界部に内周側が固定されるとともに、第1部材36と第2部材37の境界部に外周側が固定されることで、液体流路LRの上方において製品液が内筒30から漏れ出るのを防ぐ。ダイアフラム29は、平面視して円環状をなす、強度と弾性に優れる例えばPTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)、天然ゴムなどの樹脂材料から構成される。
[内筒30]
次に、内筒30は、図1~図3に示すように、液弁20の周囲を取り囲む。内筒30は、液弁20に対して弁箱として機能するとともに、次に説明する外筒50に対して弁体(第二弁体)として機能する。弁箱として機能する内筒30は、液弁20とともに液体流路LRの開閉を制御する。つまり、内筒30は液弁20とともに製品液の充填および充填の停止を制御する。また、内筒30は、外筒50とともに製品液の充填前のパウチ100からの排気および製品液の充填後のパウチ100への気体の供給を制御する。
内筒30は、鉛直方向Vに沿って設けられ、弁棒21の周囲を取り囲む中空の胴部31と、第一弁体25に対応し胴部31の下端に連なる吐出筒33と、胴部31と吐出筒33を繋ぎ胴部31から吐出筒33に向けて連続的に径が細くなるテーパ部32と、を備える。胴部31、テーパ部32および吐出筒33は、製品液のパウチ100への充填に関わり、弁棒21および第一弁体25との間に液体流路LRが形成される。内筒30は、胴部31の上端に連なり、液体流路LRを内部に形成する流路形成ブロック35を備える。
胴部31は、中空円筒状の形態をなしており、弁棒21との間に液体流路LRが形成される。胴部31の内径は一定であるが、流路形成ブロック35の上部はそれよりも下方より径が拡大されている。
テーパ部32は、鉛直方向Vの下端に向けて先細りのロート状の形態をなしており、内周側は液弁20の第一弁体25が突き当たる第一弁座32Aとして機能し、吐出筒33にかけて第二弁体38が嵌合される。製品液が容器に充填されるときには、図3に示すように、第二弁体38が外筒50の第二弁座63に突き当たる。
吐出筒33は、テーパ部32の先端に連なる中空円筒状の形態をなしており、径は中心軸線Cの方向に一定である。製品液は吐出筒33の内部の吐出孔34を通ってパウチ100に充填される。製品液を充填する際には、図3に示すように、吐出筒33は外筒50の通過口61に挿入される。そうすると、吐出孔34を流れる製品液に対して通過口61は吐出筒33で遮蔽され吐出筒33の外周面および外筒50に製品液が接する機会がなくなる。
流路形成ブロック35は、内筒30の胴部31との間に液体流路LRを形成するとともに、製品液が流れ込む液体入口39が形成される。本実施形態における液体入口39は、水平方向Hに沿って形成される。
流路形成ブロック35は、第1部材36と第2部材37とから構成される。第1部材36は、外観が円筒状の形態をなしており、胴部31、テーパ部32および吐出筒33と一体で形成されており、胴部31の内側の空隙31Aと連なる空隙36Aが中心軸線Cの方向の周りに形成されている。空隙36Aは、空隙31Aと連なる部分は円筒状をなしているが、液体入口39に関わる所定の位置からロート状をなしている。空隙36Aには順に液体入口39および液体導入管43が連なっている。また、空隙36Aの内部には液弁20の弁棒21が同軸状に配置され、弁棒21と第1部材36の間の空隙36Aが液体流路LRを構成し、この液体流路LRは液体入口39および液体導入管43の内部に連なる。液体流路LRは、液弁20の周囲を周方向に連なっている。
第2部材37は、第1部材36の上側において第1部材36に組み付けられることで、空隙36Aを封止する。第2部材37は、内部に台形状の空隙37Aが形成されている。第1部材36の空隙36Aと第2部材37の空隙37Aとはダイアフラム29で仕切られている。内筒30の内部の液体流路LRに流れ込んだ製品液は、ダイアフラム29で遮られるので、第2部材37の空隙37Aには浸入しない。空隙37Aには弁棒21の上端部および接続ねじ27が収容される。
[外筒50]
次に、外筒50は図1~図3に示すように、内筒30の胴部31、テーパ部32および吐出筒33の周囲を取り囲む。内筒30に対する弁箱として機能する外筒50は、内筒30とともには気体流路GRの貫通および封止を担い、充填前のパウチ100に含まれる空気の排気および充填後のパウチ100への空気の供給を制御する。気体流路GRは、内筒30の周囲を周方向に連なっている。
外筒50は、内筒30の胴部31の外周に内周が摺動可能に設けられる胴部51と、胴部51の一方端に設けられるセンタリングベル53と、を備える。外筒50は、第3部材52と第4部材54から構成される。第3部材52は、一方端(図中、下端)にフランジが形成される筒状体からなる。第4部材54は、一方端(図中、上端)にフランジが形成され、他方端(図中、下端)にセンタリングベル53が形成される筒状体からなる。第3部材52と第4部材54は、互いのフランジを貫通する固定ボルト83が、内筒30を構成する第1部材36に締結されることにより、相互に固定されるとともに位置決めされる。なお、図示は省略されているが、胴部51の周囲に複数の固定ボルト83が設けられている。
外筒50の胴部51の内周には内筒30の胴部31との摺動性を確保するための個体潤滑剤からなる潤滑筒55が設けられている。固定潤滑剤としては、二硫化モリブデン、グラファイト、前述のPTFEなどが用いられる。
また、胴部51の外周には、外部からの異物の混入を防ぐための防護壁57が設けられている。防護壁57は、一例として、円筒形状をなし、中心軸線Cの方向に伸縮が可能な蛇腹からなり、一方端(図中、上端)が第1部材36に固定され、他方端(図中、下端)が胴部51の外周面に固定される。防護壁57は、内筒30に対する外筒50の相対的な昇降に伴って、中心軸線Cの方向に伸縮される。
胴部51とセンタリングベル53の間には、排気の際および圧送の際に空気が通過する気体通過口58が形成されている。気体通過口58は、水平方向Hに沿って第4部材54の表裏を貫通するように形成されている。気体通過口58に連なるように、気体通過管59が第4部材54の外周面に固定されている。
センタリングベル53は、その先端(図中、下端)に通過口61を備えている。製品液を容器に充填する際には、図3に示すように、内筒30の吐出筒33が挿入されるので、製品液は通過口61の内側を通る。しかも、図3に示すように、吐出筒33が通過口61の奥まで挿入されると、第二弁体38が第二弁座63に密着される。これにより、内筒30と外筒50の間の気体流路GRが封止されるので、製品液が気体流路GRに回り込むことができない。
センタリングベル53の内周面は、内筒30の吐出筒33に対する第二弁座63として機能する。図3に示すように充填バルブ装置1が製品液の充填に係わるときにはテーパ部32および吐出筒33に嵌合された第二弁体38が第二弁座63に密着するので気体流路GRが封止され、それ以外の時には図1および図2に示すようにテーパ部32が第二弁座63から離れるので気体流路GRが貫通される。
[駆動部70]
次に、駆動部70は、液弁20を昇降させる。駆動部70は、図1に示すように、シリンダ機構71と、シリンダ機構71と液弁20の接続ねじ27とを接続する昇降ロッド73と、を備える。シリンダ機構71が昇降運動をすると、昇降ロッド73および接続ねじ27とともに、液弁20が昇降運動をする。シリンダ機構71は、以上の機能を発揮することができるのであれば、圧縮エア、電動などの作動源は問われない。
内筒30および外筒50もそれぞれ液弁20とは独立して昇降運動を行うが、それぞれ駆動源により昇降運動してもよいし、旋回テーブルに沿って設けられるカムレールにより昇降運動してもよい。
[液体流路LRと気体流路GRの関係:図1~図3]
充填バルブ装置1において、径方向の中心に設けられる液弁20とその周囲に設けられる内筒30の間に液体流路LRが形成され、内筒30とその周囲に設けられる外筒50の間に気体流路GRが形成される。このように、充填バルブ装置1は、液体流路LRが中心に配置され、その周囲に気体流路GRが配置される。この配置によれば、径方向の寸法の制約から、液体流路LRの開口面積が狭くなるのに対して、径方向の外側の気体流路GRの開口面積を広くできる。
[充填バルブ装置1の充填動作]
次に、以上の構成を備える充填バルブ装置1における製品液の充填に関わる一連の動作を、図4、図5および図6を参照して説明する。なお、図示を省略される搬送手段により充填バルブ装置1に対応する位置まで容器であるパウチ100が搬送されている。図4~図6においては動きを確認できないが、充填バルブ装置1とパウチ100は水平方向Hの相対的な位置は変わらないまま、充填バルブ装置1とパウチ100はともに例えば旋回テーブルの円弧状の外周縁に沿って移動しながら、パウチ100に製品液が充填される。図4~図6において、左側から充填の手順が進む。
[排気準備工程:図4および図6(EPR)参照]
図4に示すように、充填前の排気準備工程において、パウチ100は一例としてグリッパと称される把持手段80で把持されて充填バルブ装置1に対応する位置に搬送される。対応する位置とは、スパウトとも称されるパウチ100の飲み口101の中心軸線とセンタリングベル53の通過口61の中心軸線が一致する位置をいう。このときの両者の中心軸線は、充填バルブ装置1の中心軸線Cと一致する。パウチ100は、鉛直方向Vについて定位置を保ったままで、対応する充填バルブ装置1とともに水平方向Hに移動される。
排気準備工程において、第一弁体25が内筒30のテーパ部32の第一弁座32Aに密着され、かつ、弁棒21の先端23が内筒30の吐出筒33に挿入される。このように、液体流路LRは第一弁体25とテーパ部32および吐出筒33の干渉により封止される。このとき、第一弁体25は、吐出筒33から突出することなくその内部に留まって、吐出筒33を封止する。したがって、排気の際に排気される空気が第一弁体25に触れるおそれが小さい。
一方、内筒30のテーパ部32および第二弁体38が外筒50の第二弁座63から離れ、かつ、内筒30の吐出筒33は通過口61から離れるので、気体流路GRは通過口61まで貫通する。
[排気工程:図4および図6(EVA)参照]
排気準備工程の次に、パウチ100の内部の排気工程が行われる。この排気工程は、液弁20、内筒30および外筒50を下降させて、外筒50のセンタリングベル53をパウチ100の飲み口101に密着させた状態で行われる。つまり、センタリングベル53をパウチ100の飲み口101に密着させてから、図示を省略する減圧手段を起動させ、パウチ100の内部に存在する空気を気体流路GRを通じて排気させる。なお、減圧手段は、センタリングベル53をパウチ100の飲み口101に密着させてから起動させてもよい。
排気工程の当初は、液弁20、内筒30および外筒50の相対的な位置関係は、排気準備工程と同じであり、内筒30は外筒50から離れているが、センタリングベル53が飲み口101に密着してから下降させ、所定の排気が終了した時点で、図4(EVA)に示すように、内筒30の吐出筒33を通過口61に挿入するように液弁20と内筒30を下降させる。もっとも、液弁20と内筒30のこの下降は必須ではない。つまり、本開示において、液弁20と内筒30の外筒50に対する相対的な位置を排気準備工程と同様に保ったままで排気を行い、排気を終えた時点で液弁20と内筒30を下降させてもよい。いずれにしても、排気工程において、先端23は吐出筒33の内部に収容されている。
[充填準備工程:図5および図6(FPR)参照]
排気工程が終了すると、充填準備工程が行われる。充填準備工程は、これまで貫通していた気体流路GRが封止される一方、これまで封止されていた液体流路LRを貫通し、充填バルブ装置1が製品液の充填ができる状態にする。
充填準備工程は、外筒50はこれまでの飲み口101との密着状態を維持したままで、内筒30を下降させるとともに、液弁20は図5(FPR)の状態から上昇される。内筒30は第二弁体38が外筒50の第二弁座63に密着するまで下降される。液弁20は、先端23が内筒30の吐出筒33から抜け出るまで上昇される。
[充填工程:図5および図6(FIL)参照]
充填準備工程が終了すると、製品液の充填が行われる。
製品液の充填は、外筒50は飲み口101との密着状態が維持されるとともに、外筒50と内筒30の密着状態が維持され、気体流路GRがこの密着部分で閉じた状態で行われる。また、液弁20は、先端23が吐出筒33から抜け出ており、これまでこの部分で封止されていた液体流路LRが貫通するので、製品液の充填が行われる。
充填工程において、製品液は充填バルブ装置1を次の順に流れる。図示を省略する貯液タンクに貯められる製品液は、液体導入管43、流路形成ブロック35の液体入口39、液弁20と内筒30の胴部31の間の液体流路LRを通り、吐出筒33を介してパウチ100に供給、充填される。
この製品液の充填工程において、外筒50の気体通過口58は内筒30の胴部31で概ね閉じられ、かつ、外筒50の第二弁座63は内筒30の第二弁体38と密着している。加えて、通過口61の内部には吐出筒33が挿入されている。このように、外筒50と内筒30の間で気体流路GRを構成しうる領域は、液体流路LRと共有する部分が存在しておらず、当該領域に製品液が付着するおそれがほとんどない。つまり、充填バルブ装置1においては、排気工程と充填工程とで、気体流路GRと液体流路LRが、互いに分離された状態で選択的に切り替えられるので、充填工程時に液体流路LRを流れる製品液が気体流路GRに回り込むのを抑えることができる。
ここで、図2および図3に示すように、第一弁体25の第一弁座32Aに対する着座位置(第一着座位置)の近傍に、第二弁体38の第二弁座63に対する着座位置(第二着座位置)がある。ここで、吐出筒33の図中の下方においては、液体流路LRと気体流路GRが共有されており、第二弁体38の第二弁座63に対する着座位置(第二着座位置)は、共有とされている流路の分岐位置に該当する。しかも、双方の着座位置は、テーパ部32により互いに隔離される。このことも、充填工程時に液体流路LRを流れる製品液が気体流路GRに回り込むのを抑えることに関与する。なお、第二弁体38の第二弁座63に対する着座位置は、液体流路LRの周囲を取り囲んでいる。
[充填工程の後の工程:図5、図4参照]
パウチ100に所定量の製品液が充填されたなら、液弁20、内筒30および外筒50は図4および図5とは逆の順に動作する。
つまり、製品液の所定量の充填が終わると、液弁20を吐出筒33の内部に挿入することにより、液体流路LRを閉じる。気体流路GRは閉じたままである。
次いで、液弁20および内筒30を上昇させて、外筒50の第二弁座63から内筒30のテーパ部32を離す。これで、気体流路GRが開く。そうすると、気体流路GRを通じて、パウチ100の内部に圧縮気体を供給する。圧縮気体は、製品液が充填されたパウチ100の残余の部分に充填され、パウチ100を膨らませる。圧縮気体は、空気、不活性ガスが適用される。
所定の圧縮気体が充填されたならば、液弁20、内筒30および外筒50が初期位置まで上昇され、一連の製品液の充填が完了する。
[充填システム200]
次に、充填バルブ装置1を動作させるための配管系統を含む充填システム200の一例について図7を参照して説明する。
[配管系統]
図7に示すように、本実施形態に係る充填システム200は、圧縮気体供給源(PA)201と、液弁20を動作させるための開閉弁203と、加圧・真空の切り替えのための第1切替弁205および第2切替弁207と、を備えている。また、充填システム200は、圧縮気体供給源(PA)201からの作動気体を低圧に調整する低圧弁209と、真空エジェクタ211と、真空エジェクタ211に作動気体の供給可否切り替える第3切替弁213と、を備えている。また、充填システム200は、製品液を充填バルブ装置1に供給する製品液供給源(PL)219を備えている。
圧縮気体供給源201と充填バルブ装置1との間には以下のように配管が設けられている。
圧縮気体供給源201に接続される配管L0が分岐点D1において配管L1と配管L2に分岐される。配管L1は、液弁20を動作させる圧縮気体を供給する機能を担う。配管L2は、製品液の充填前に行われるパウチ100の排気および充填後に行われるパウチ100への圧縮気体の供給を担う。
配管L1は分岐点D2において配管L11と配管L13に分岐される。配管L11は開閉弁203に接続され、配管L13は第1切替弁205に接続される。開閉弁203と充填バルブ装置1は、配管L31と配管L33で接続されている。第1切替弁205と第2切替弁207は、配管L35で接続される。
次に、配管L2は、分岐点D3において配管L21と配管L23に分岐される。配管L21には低圧弁209が設けられる。また、配管L23には、真空エジェクタ211および第3切替弁213が設けられる。配管L21および配管L23は第2切替弁207に接続される。第2切替弁207と充填バルブ装置1は配管L4で接続される。
図7に示される状態の開閉弁203は、液弁20を下降させる。このとき、圧縮気体は配管L0、配管L1、配管L11および配管L31を通ってシリンダ機構71に供給される。また、開閉弁203が切り替えられると、圧縮気体は配管L0、配管L1、配管L11および配管L33を通ってシリンダ機構71に供給され、液弁20を上昇させる。
次に、図7に示される状態の第1切替弁205が切り替えられると、圧縮気体は配管L0、配管L1、配管L11および配管L35を通って第2切替弁207に供給される。この圧縮気体の第2切替弁207への供給により、第2切替弁207の状態を切り替えることができる。図7に示される状態の第2切替弁207によれば、低圧弁209を通過した低圧圧縮気体を製品液が充填されたパウチ100へ供給することができる。また、図7の状態から第2切替弁207が切り替えられると、充填前にパウチ100から排気ができる。
次に、第3切替弁213が図7に示される状態であれば、真空エジェクタ211に圧縮気体が送られない。第3切替弁213が図7に示される状態から切り替えられれば、真空エジェクタ211に圧縮気体が供給される。これにより、真空エジェクタ211が機能するので、配管L23および配管L4を通って充填前にパウチ100から排気がなされる。
充填システム200を構成する開閉弁203、第1切替弁205、第2切替弁207、低圧弁209、真空エジェクタ211および低圧弁209は以上のように動作する。したがって、先に説明した充填バルブ装置1の充填動作に合わせて、これら弁の動作が制御される。
[充填バルブ装置1の効果]
次に、充填バルブ装置1が奏する効果について説明する。
[液体流路LRと気体流路GRの分離による効果]
充填バルブ装置1は、排気工程と充填工程とで、気体流路GRと液体流路LRが、互いに分離された状態で選択的に切り替わる。したがって、充填工程時に液体流路LRを流れる製品液が気体流路GRに回り込むのを抑えることができる。これにより、気体流路GRを構成する内筒30および外筒50の要素に製品液が付着するのを避けることができる。したがって、充填バルブ装置1によれば、製品液が溜まって気体流路GRを詰まらせるのを抑えることができる。
[製品液の充填の繰り返しに対する効果]
充填工程において、先端23および吐出筒33の内周面には製品液が接触する。したがって、製品液の充填の手順が繰り返されると、少なくとも先端23および吐出筒33の内周面には製品液が付着した状態で、次の手順の製品液の充填が行われることもある。ところが、充填バルブ装置1は、排気工程において、先端23が吐出筒33の内部に収容されている。これにより、先端23および吐出筒33の内周面には製品液が付着しており、排気のための気流が吐出筒33の内部に入ったとしても、この気流は吐出筒33の内部に留まることが想定される。したがって、先端23および吐出筒33の内周面に付着する製品液が気体流路GRを流れるおそれは小さい。
[気体流路GRの開口面積による効果]
また、充填バルブ装置1は、液体流路LRの周囲に気体流路GRが形成されるので、この逆の配置に比べると、気体流路GRの開口面積を広く取れる。これにより、同じ減圧度でパウチ100から排気をすれば、気体流路GRの開口面積が広い方が、空気の流れる速度が遅くなる。したがって、先端23および吐出筒33の内周面には製品液が付着していたとしても、製品液が気体流路GRに回り込むおそれは極めて小さい。
[充填システム200の簡素化]
充填バルブ装置1によれば、特許文献1で必要とされていた気体流路GRに溜まった製品液を取り除くために、圧縮気体を吹き付けるといった工程を省略できる。この工程の省略は、飲料製品の製造サイクルの短縮に寄与するのに加えて、充填システム200の簡素化にも寄与する。つまり、特許文献1によれば、圧縮気体を吹き付けるための機器および配管を備えるが、本実施形態に係る充填システム200によれば、これらの機器および配管を省くことができる。
[付記]
(1)製品液を容器(100)に充填する充填バルブ装置(1)であって、弁棒(21)と、弁棒(21)の軸線方向の一方端の側に設けられる第一弁体(25)と、を備える液弁(20)と、液弁(20)の周囲を取り囲み、液弁(20)との間に製品液を流すための液体流路(LR)が形成される内筒(30)と、内筒(30)の周囲を取り囲み、内筒(30)との間に容器(100)から気体を排気するための気体流路(GR)が形成される外筒50と、を備え、液体流路(LR)と気体流路(GR)が選択的に切り替えられる、充填バルブ装置。
(2)液体流路(LR)は、容器(100)への製品液の充填時には貫通されるが、容器(100)からの排気時には閉じられ、気体流路(GR)は、容器(100)への製品液の充填時には閉じられるが、容器(100)からの排気時には貫通される。
(3)液体流路(LR)は、液弁(20)の周囲を周方向に連なり、気体流路(GR)は、内筒(30)の周囲を周方向に連なる。
(4)液弁(20)は、軸線方向の一方端の側に、内筒(30)に対する第一弁体(25)を備え、内筒(30)は、軸線方向の一方端の側に、第一弁体(25)に対応する第一弁座(32A)と、外筒(50)に対する第二弁体(38)と、を備え、外筒(50)は、軸線方向の一方端の側に、第二弁体(38)に対応する第二弁座(63)を備える。
(5)内筒(30)は、液体流路(LR)と気体流路(GR)との分岐位置に、第二弁体(38)の第二弁座(63)に対する第二着座位置がある。
(6)第一弁体(25)は、弁棒(21)の周囲を取り囲む中空の胴部(31)と、製品液が吐出される吐出筒(33)と、胴部(31)と吐出筒(33)を繋ぎ胴部(31)から吐出筒(33)に向けて連続的に径が細くなるテーパ部(32)を備え、テーパ部に設けられた第一弁座(32A)に第一弁体(25)が着座することで液体流路(LR)が閉じられる、。
(7)弁棒(21)の一方端をなす先端(23)は、吐出筒(33)に挿入可能である。
(8)外筒(50)は、外筒(50)の一方端に設けられるセンタリングベルと、センタリングベルの先端に容器100から排気される気体が通過する通過口(61)を備え、センタリングベルに設けられた第二弁座(63)に第二弁体(38)が着座することで気体流路(GR)が閉じられる、
(9)気体流路(GR)は、容器(100)に気体を供給するための気体供給流路を兼ねる。
(10)製品液を容器(100)に充填する充填バルブ装置と、製品液を充填バルブ装置に向けて供給する製品液供給源(219)と、容器(100)の内部に吸引力を作用させる減圧源(211)と、を備え、充填バルブ装置が(1)から(9)のいずれかからなる充填システム。
上記以外にも、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、以上の実施形態において、吐出筒33と弁棒21の先端、あるいは吐出筒33とセンタリングベル53とにより封止がなされる例が説明されているが、本発明はこれに限定されない。
1 充填バルブ装置
10 充填部
20 液弁
21 弁棒
23 先端
25 第一弁体
29 ダイアフラム
30 内筒
31 胴部
31A 空隙
32 テーパ部
32A 第一弁座
33 吐出筒
34 吐出孔
35 流路形成ブロック
36 第1部材
37 第2部材
36A,37A 空隙
38 第二弁体
39 液体入口
43 液体導入管
50 外筒
51 胴部
52 第3部材
53 センタリングベル
54 第4部材
55 潤滑筒
57 防護壁
58 気体通過口
59 気体通過管
61 通過口
63 第二弁座
70 駆動部
71 シリンダ機構
73 昇降ロッド
80 把持手段
83 固定ボルト
100 パウチ
101 飲み口
200 充填システム
C 中心軸線
GR 気体流路
LR 液体流路

Claims (9)

  1. 製品液を容器に充填する充填バルブ装置であって、
    弁棒と、前記弁棒の軸線方向の一方端の側に設けられる第一弁体と、を備える液弁と、
    前記液弁の周囲を取り囲み、前記液弁との間に前記製品液を流すための液体流路が形成される内筒と、
    前記内筒の周囲を取り囲み、前記内筒との間に前記容器から気体を排気するための気体流路が形成される外筒と、を備え、
    前記液弁は、前記軸線方向の一方端の側に、前記内筒に対する前記第一弁体を備え、
    前記内筒は、前記軸線方向の一方端の側に、前記第一弁体に対応する第一弁座と、前記外筒に対する第二弁体と、を備え、
    前記外筒は、前記軸線方向の一方端の側に、前記第二弁体に対応する第二弁座を備え、
    前記液体流路と前記気体流路が選択的に切り替えられる、
    充填バルブ装置。
  2. 前記液体流路は、前記容器への前記製品液の充填時には貫通されるが、前記容器からの排気時には閉じられ、
    前記気体流路は、前記容器への前記製品液の充填時には閉じられるが、前記容器からの排気時には貫通される、請求項1に記載の充填バルブ装置。
  3. 前記液体流路は、前記液弁の周囲を周方向に連なり、
    前記気体流路は、前記内筒の周囲を周方向に連なる、
    請求項1または請求項2に記載の充填バルブ装置。
  4. 前記液体流路と前記気体流路との分岐位置に、前記第二弁体の前記第二弁座に対する第二着座位置がある、
    請求項に記載の充填バルブ装置。
  5. 前記内筒は、前記弁棒の周囲を取り囲む中空の胴部と、前記製品液が吐出される吐出筒と、前記胴部と前記吐出筒を繋ぎ前記胴部から前記吐出筒に向けて連続的に径が細くなるテーパ部を備え、
    前記テーパ部に設けられた前記第一弁座に前記第一弁体が着座することで前記液体流路が閉じられる、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の充填バルブ装置。
  6. 前記弁棒の前記一方端をなす先端は、前記吐出筒に挿入可能である、
    請求項に記載の充填バルブ装置。
  7. 前記外筒は、前記外筒の一方端に設けられるセンタリングベルと、
    前記センタリングベルの先端に前記容器から排気される気体が通過する通過口を備え、
    前記センタリングベルに設けられた前記第二弁座に前記第二弁体が着座することで前記気体流路が閉じられる、
    請求項または請求項に記載の充填バルブ装置。
  8. 前記気体流路は、
    前記容器に気体を供給するための気体供給流路を兼ねる、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の充填バルブ装置。
  9. 製品液を容器に充填する充填バルブ装置と、
    前記製品液を前記充填バルブ装置に向けて供給する製品液供給源と、
    前記容器の内部に吸引力を作用させる減圧源と、を備え、
    前記充填バルブ装置が請求項1から請求項のいずれか一項に記載の充填システム。
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