JP7387516B2 - 燃料電池システム、制御装置、及び制御プログラム - Google Patents

燃料電池システム、制御装置、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池システム、制御装置、及び制御プログラムに関し、詳しくは、電力と湯の供給が可能な燃料電池システム、制御装置、及び制御プログラムに関する。
従来のコージェネレーションシステムは、システムに異常が発生した場合に、安全上運転を許容できない部分の運転を禁止し、運転を継続しても差し支えない部分の運転を許容することにより、安全性と利便性を両立させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-179077号公報
ところで、発電ユニットがエラー停止した場合、故障部位を特定するために、各経路(ガス、改質水、空気)について現場で特殊運転を実施することで経路の絞り込みを行い、絞り込んだ経路から故障部位を特定している。つまり、現場では経路の絞り込みを行ってからメンテナンス作業(修理を含む)を行っているため、作業負担(作業量、時間)が増大している。このため、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することが望まれている。
上記特許文献1に記載された技術は、発電ユニットがエラー停止した場合に、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することについて考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてされたものであって、発電ユニットがエラー停止した場合に、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することができる燃料電池システム、制御装置、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る燃料電池システムは、発電を行う燃料電池モジュールが設けられ、かつ、前記燃料電池モジュールに接続されたガス経路、改質水経路、及び空気経路が設けられた燃料電池ユニットと、前記燃料電池ユニットがエラーにより停止した場合に、エラーの種別を判定し、エラーの種別に応じた経路診断を、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路の少なくとも1つに対して行い、故障の可能性がある経路を絞り込む制御を行う制御部を含む制御装置と、を備えている。
第1態様に係る燃料電池システムによれば、発電ユニットがエラー停止した場合に、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することができる。
また、第2態様に係る燃料電池システムは、前記制御部が、前記経路診断による経路の絞り込みの結果を、前記エラーの種別を表すエラーコードと共に通知する制御を行う。
第2態様に係る燃料電池システムによれば、エラーコードのみではなく、経路の絞り込みの結果を把握することができる。
また、第3態様に係る燃料電池システムは、前記エラーコードが、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路を対象とする第1エラーコード、前記ガス経路及び前記改質水経路を対象とする第2エラーコード、前記ガス経路及び前記空気経路を対象とする第3エラーコード、及び、前記改質水経路及び前記空気経路を対象とする第4エラーコードのいずれかであるとされている。
第3態様に係る燃料電池システムによれば、2つ以上の経路を対象とするエラーコードを把握することができる。
また、第4態様に係る燃料電池システムは、前記制御部が、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路の少なくとも1つに対する前記経路診断を、前記燃料電池ユニットの温度帯に応じた方法を用いて行う。
第4態様に係る燃料電池システムによれば、燃料電池ユニットの温度帯に応じた適切な経路診断の方法を適用することができる。
また、第5態様に係る燃料電池システムは、前記燃料電池モジュールが、電解質層、燃料極、及び空気極を有する複数の燃料電池セルが積層された燃料電池スタックと、炭化水素原料を含むガスを改質する改質器と、を備え、前記燃料電池ユニットの温度帯が、前記改質器へのガス導入により炭素析出が生じる温度である炭素析出温度より高く、前記燃料電池モジュールの最高温度以下の第1温度帯と、前記燃料電池スタックへの空気導入により燃料電池セルの再酸化が生じる温度である再酸化温度より高く、前記炭素析出温度以下の第2温度帯と、前記改質器に導入される改質水が気化する温度である気化温度より高く、前記再酸化温度以下の第3温度帯と、前記気化温度以下の第4温度帯と、を含み、前記ガス経路に対する前記経路診断の方法が、前記燃料電池ユニットの温度が前記第1温度帯である場合に、改質水及びガスを導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第2温度帯又は前記第3温度帯又は前記第4温度帯である場合に、ガスを導入する方法であり、前記改質水経路に対する前記経路診断の方法が、前記燃料電池ユニットの温度が前記第1温度帯又は前記第2温度帯又は前記第3温度帯である場合に、改質水を導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第4温度帯である場合に、診断不可とする方法であり、前記空気経路に対する前記経路診断の方法が、前記燃料電池ユニットの温度が前記第1温度帯である場合に、少なくとも改質水及び空気を導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第2温度帯である場合に、改質水及びガスの少なくとも一方と空気とを導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第3温度帯又は前記第4温度帯である場合に、空気を導入する方法であるとされている。
第5態様に係る燃料電池システムによれば、改質水経路、ガス経路、及び空気経路の各経路の経路診断方法を実施する際に、燃料電池ユニットの温度帯毎に、改質水、ガス、及び空気を選択的に導入することができる。
また、第6態様に係る燃料電池システムは、前記燃料電池ユニットの温度として、前記燃料電池スタックの温度であるスタック温度及び前記改質器の温度である改質温度の少なくとも一方が用いられる。
第6態様に係る燃料電池システムによれば、燃料電池ユニットの温度として、スタック温度及び改質温度の少なくとも一方を適用することができる。
更に、上記目的を達成するために、第7態様に係る制御装置は、発電を行う燃料電池モジュールが設けられ、かつ、前記燃料電池モジュールに接続されたガス経路、改質水経路、及び空気経路が設けられた燃料電池ユニットを備えた燃料電池システムの運転を制御する制御装置であって、前記燃料電池ユニットがエラーにより停止した場合に、エラーの種別を判定し、エラーの種別に応じた経路診断を、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路の少なくとも1つに対して行い、故障の可能性がある経路を絞り込む制御を行う制御部を含む。
第7態様に係る制御装置によれば、第1態様に係る燃料電池システムと同様の効果を得ることができる。
更に、上記目的を達成するために、第8態様に係る制御プログラムは、コンピュータを、第1態様~第6態様のいずれか1の態様に係る制御装置が備える制御部として機能させる。
第8態様に係る制御プログラムによれば、第1態様~第6態様のいずれか1の態様に係る燃料電池システムと同様の効果を得ることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、発電ユニットがエラー停止した場合に、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することができる。
実施形態に係る燃料電池システムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る燃料電池モジュールの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る制御装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る制御装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る第1データテーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る第2データテーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る経路診断Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る経路診断Bの処理の流れ一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る経路診断Cの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る経路診断Eの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る燃料電池システム10の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料電池システム10は、大きく分けて、燃料電池ユニット12と、熱源機ユニットの一例である給湯ユニット14との2ユニットで構成されている。なお、燃料電池ユニット12は、後述する貯湯タンク48を収容する貯湯タンクユニットを別体としてもよく、この場合、3ユニットで構成される。
燃料電池ユニット12は、燃料ガス及び水を用いて発電を行う。また、貯湯タンク48を備え、発電により生じた熱を熱交換で回収する伝熱媒体としての水を貯湯タンク48に蓄える。給湯ユニット14は、燃料電池ユニット12で加熱された上水を目的の温度まで加熱して供給する。なお、貯湯タンク48には、一例として、開放式のタンクを用いているが、加圧式のタンクを用いてもよい。
燃料電池ユニット12は、発電を行う燃料電池の一例である燃料電池モジュール20を備えている。燃料電池モジュール20は、ガス供給路21を介して、ガス継手22に接続されており、ガス継手22には、ガス供給管24が接続されている。ガス供給管24は、後述する給湯ユニット14のバーナ150へ向かう流路と燃料電池モジュール20へ向かう流路とに分岐されている。当該分岐を分岐部24Aと称する。
ガス供給管24は、ガス本管(図示省略)に接続されており、ガス供給管24には、炭化水素原料の一例であるメタンを主成分とする都市ガス(原料ガス)が供給される。ガス供給路21には、脱硫部26が設けられており、都市ガスに含まれた硫黄分や硫黄化合物が脱硫部26で除去されて燃料電池モジュール20に供給される。
また、燃料電池モジュール20は、供給ポンプ28を有する改質水流入路30を介して貯留槽32に接続されており、燃料電池モジュール20には、貯留槽32に貯留された改質水が供給ポンプ28で供給される。この燃料電池モジュール20には、空気ブロワ211が設けられた酸化ガス管212が接続されており、酸化ガス管212を介して、酸化ガス(外部の空気)が供給される。この燃料電池モジュール20は、都市ガスと改質水とを改質反応させて水素を生成する水素生成部(改質器)を備えている。
図2は、本実施形態に係る燃料電池モジュール20の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、燃料電池モジュール20は、筐体201の内部に、改質触媒202、バーナ203、及び燃料電池スタック205を主要な構成として備えている。
改質触媒202は、ガス供給路21と接続されている。この改質触媒202には、脱硫部26にて硫黄化合物が吸着除去された都市ガスがガス供給路21を通じて供給される。この改質触媒202は、供給された都市ガスを、改質水流入路30を通じて供給された改質水(凝縮水)を利用して水蒸気改質する改質器である。改質触媒202には、温度センサS1が設けられており、温度センサS1により改質温度が計測可能とされる。
バーナ203には、後述する排出路34が接続されている。このバーナ203は、スタック排ガス管207を通じて供給されたバーナガス(スタックから排出されるガス)を燃焼し、改質触媒202を加熱する。そして、この改質触媒202では、脱硫部26から供給された都市ガスから、水素ガスを含む燃料ガスが生成される。この燃料ガスは、燃料ガス管204を通じて後述する燃料電池スタック205の燃料極206に供給される。
燃料電池スタック205は、例えば、固体酸化物形の燃料電池スタックであり、積層された複数の燃料電池セル208(図2では1つのみ図示)を有している。各燃料電池セル208は、電解質層209と、この電解質層209の表裏面にそれぞれ積層された燃料極206と空気極210とを有している。燃料電池スタック205には、温度センサS2が設けられており、温度センサS2によりスタック温度が計測可能とされる。
空気極210(カソード極)には、空気ブロワ211が設けられた酸化ガス管212を通じて酸化ガス(外部の空気)が供給される。この空気極210では、下記式(1)で示されるように、酸化ガス中の酸素と電子とが反応して酸素イオンが生成される。この酸素イオンは、電解質層209を通って燃料極206に到達する。
(空気極反応)
1/2O+2e →O2- ・・・(1)
一方、燃料極206では、下記式(2)及び式(3)で示されるように、電解質層209を通ってきた酸素イオンが燃料ガス中の水素及び一酸化炭素と反応し、水(水蒸気)及び二酸化炭素と、電子が生成される。燃料極206で生成された電子は、外部回路を通って空気極210に到達する。そして、このようにして電子が燃料極206から空気極210に移動することにより、各燃料電池セル208において発電される。また、各燃料電池セル208は、発電時に上記反応に伴って発熱する。
(燃料極反応)
+O2- →HO+2e ・・・(2)
CO+O2- →CO+2e ・・・(3)
燃料電池スタック205に接続されたスタック排ガス管207の上流側は、燃料極排ガス管214及び空気極排ガス管215に分岐されており、この燃料極排ガス管214及び空気極排ガス管215は、燃料極206及び空気極210にそれぞれ接続されている。燃料極206から排出された燃料極排ガスと、空気極210から排出された空気極排ガスとは、燃料極排ガス管214及び空気極排ガス管215を通じて排出されると共に、スタック排ガス管207内にて混合されてスタック排ガスとされる。このスタック排ガスは、燃料極排ガスに含まれる未反応の水素ガスを含んでおり、上述の通り、バーナ203にバーナガスとして供給される。なお、このバーナ203に、バーナ排ガスを排気熱交換器36へ排出する排出路34が接続されている。
燃料電池モジュール20には、水素生成部での改質反応促進の為に利用した燃焼排ガスを排出する排出路34が接続されている。排出路34には、排気熱交換器36が設けられており、排気熱交換器36より下流側が貯留槽32に接続されている。燃料電池モジュール20からの燃焼排ガスは、排気熱交換器36で後述する伝熱媒体50との熱交換により冷却され、含有されている水蒸気が凝縮される。これにより、燃焼排ガスは、水とガスとに分けられ、水は貯留槽32へ送られて改質水として再利用される。また、ガスは、排気口(図示省略)より排気される。
貯留槽32には、排水ポンプ100を有した排水路102が接続されており、排水路102は、排水継手102aに接続された排水管104を介して下水道に接続されている。排水ポンプ100は、貯留槽32の水が所定量以上になった際に作動し、貯留槽32内の水を、排水管104を介して下水道に排出する。
燃料電池モジュール20は、上述したように、水素生成部で生成した水素を利用して発電を行う燃料電池スタック205を備えている。燃料電池モジュール20の燃料電池スタック205で発電された電力は、インバータ回路38によって交流に変換された後、接続端子40aに接続された供給線92aを介して外部へ供給される。
排気熱交換器36には、伝熱媒体50を排気熱交換器36と貯湯タンク48との間で循環させる熱回収循環路42が接続されている。排気熱交換器36と貯湯タンク48とを接続する熱回収循環路42の一方の流路である第一流路42aには、熱回収ポンプ44及びラジエータ46が設けられている。この第一流路42aのラジエータ46より上流側は、貯湯タンク48に接続されている。貯湯タンク48には、伝熱媒体50が貯留されており、伝熱媒体50としては、一例として水が使用されている。貯湯タンク48の上部は大気開放されている。また、貯湯タンク48には、貯湯タンク内の上水の水位を計測する水位センサ52が設けられている。
この第一流路42aは、貯湯タンク48の下部に接続されており、貯湯タンク48の下部に貯留された伝熱媒体50が優先的に排気熱交換器36へ送られる。貯湯タンク48から熱回収循環路42の第一流路42aに供給された伝熱媒体50は、ラジエータ46で冷却された後、熱回収ポンプ44によって排気熱交換器36へ送られる。なお、ラジエータ46は、供給される伝熱媒体50が高温の際など必要に応じてファンモータが作動する。
貯湯タンク48から第一流路42aを介して排気熱交換器36へ送られた伝熱媒体50は、熱回収循環路42の他方の流路である第二流路42eを介して貯湯タンク48に戻される。第二流路42eは、貯湯タンク48の上部に接続されている。燃料電池モジュール20からの燃焼排ガスの熱は、排気熱交換器36によって伝熱媒体50へ移動され、この熱で加熱された伝熱媒体50は、貯湯タンク48の上部に戻される。これにより、燃料電池モジュール20で発生した熱により貯湯タンク48内の伝熱媒体50が加熱される。
貯湯タンク48に貯留された伝熱媒体50は、熱回収循環路42と異なる熱供給循環路58を介して、燃料電池ユニット12に設けられた上水熱交換器54に供給される。これにより、貯湯タンク48の伝熱媒体50は、熱供給循環路58に設けられた上水熱交換器54を経て貯湯タンク48へ戻される。
熱供給循環路58の上水熱交換器54よりも上流側の第一流路58aには、熱供給ポンプ56が設けられている。熱供給ポンプ56は、貯湯タンク48の伝熱媒体50の熱を利用して上水等を加熱する際に作動する。
第一流路58aの上流端は、貯湯タンク48の上部に接続されており、貯湯タンク48の上部に貯留された伝熱媒体50が第一流路58aへ送出される。第一流路58aの下流端は、上水熱交換器54と接続され、貯湯タンク48の上部に貯留された伝熱媒体50が上水熱交換器54へ供給される。熱供給循環路58の下流側の第二流路58eは、貯湯タンク48の下部に接続されており、上水熱交換器54で熱が奪われた伝熱媒体50は、貯湯タンク48の下部側に戻される。
上水熱交換器54には、流入側分岐点60aを有する流入路60が接続されている。流入路60は、入側管継手62に接続されている。入側管継手62は、例えば水道管の給水管64に接続されており、流入路60には、上水が供給される。
上水熱交換器54には、流入路60からの上水が熱交換後に流出する流出路66が接続されている。流出路66には、流出側分岐点66aが設けられており、流出側分岐点66aには、補水弁68を有した補水路71が接続されている。補水路71は、熱供給循環路58の第一流路58aに接続されており、補水弁68を開作動することで、上水を伝熱媒体50として、上水熱交換器54の上流側から貯湯タンク48へ供給することができる。
流出路66の流出側分岐点66aの下流には、混合弁72が設けられている。混合弁72は、バイパス路74を介して流入側分岐点60aに接続されている。混合弁72は、流入路60からの上水と上水熱交換器54からの上水とを混合する弁であり、例えば流出温度が予め定められた設定温度となるように、流入路60からの上水と上水熱交換器54からの上水との混合比を調整する。
流出路66の混合弁72より下流側は、出側継手76に接続されており、出側継手76は、出湯管78を介して、給湯ユニット14の入水継手80に接続されている。
また、給湯ユニット14のガス継手82には、ガス供給管24が接続されており、給湯ユニット14のバーナ150には、ガス供給管24からの都市ガスが供給される。バーナ150の燃焼熱により、熱交換器154を通過する水が加熱される。
給湯ユニット14の給湯継手84には、給湯管86が接続されており、給湯管86は、お湯が利用される給湯箇所へ配索されている。そして、給湯ユニット14に接続された排水管88は、下水道に接続されている。
給湯ユニット14の入水継手80には、入水路152が接続されており、入水路152は、熱交換器154に接続されている。熱交換器154は、混合弁156を有する給湯路158を介して給湯継手84に接続されており、混合弁156は、バイパス路160を介して入水路152の入水側分岐点152aに接続されている。また、入水継手80と入水側分岐点152aとの間には、流量制御弁53が設けられている。
混合弁156は、入水路152からの上水と熱交換器154からの上水とを混合する弁であり、入水路152からの上水と熱交換器154からの上水との混合比を調整する。
なお、給湯ユニット14には、暖房用の暖房管や、ふろ追焚き用のふろ管などが配策されており、各々循環路を構成すると共に、熱交換器154での熱交換により循環路内の水が加熱される。これら暖房管、ふろ管については図示を省略している。
給湯ユニット14は、燃料電池ユニット12で加熱された上水、暖房管、ふろ管内を流れる水を必要に応じて加熱するバックアップ用の熱源機として機能する。
ガス供給管24の分岐部24Aよりも上流側には、マイコンメータ70が取り付けられている。マイコンメータ70は、供給するガスの流量を計測すると共に、ガスの供給における異常を監視する複数の機能を有している。主たる監視機能としては、異常流出監視機能、感震機能、圧力監視機能、及び長時間使用監視機能等がある。
燃料電池ユニット12には、コントローラとしての制御装置110が設けられている。制御装置110により、燃料電池システム10の動作が制御される。制御装置110は、燃料電池ユニット12及び給湯ユニット14の各々に設けられた各種電装部品の制御を行う。また、制御装置110には、リモコン装置51が接続されている。リモコン装置51は、ユーザからの操作入力を受け付けると共に、燃料電池システム10の状態情報、エラー情報等の各種の情報を表示する。
図3は、本実施形態に係る制御装置110の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る制御装置110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、入出力インターフェース(I/O)114と、記憶部115と、外部インターフェース(以下、「外部I/F」という。)116と、を備えている。
CPU111、ROM112、RAM113、及びI/O114は、バスを介して各々接続されている。I/O114には、記憶部115と、外部I/F116と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O114を介して、CPU111と相互に通信可能とされる。
記憶部115としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部115には、燃料電池システム10の動作を制御するための制御プログラム115Aが記憶される。なお、この制御プログラム115Aは、ROM112に記憶されていてもよい。
制御プログラム115Aは、例えば、制御装置110に予めインストールされていてもよい。制御プログラム115Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、制御装置110に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
外部I/F116には、例えば、リモコン装置51、第1温度センサS1、及び第2温度センサS2が接続されている。これらのリモコン装置51、第1温度センサS1、及び第2温度センサS2は、外部I/F116を介して、CPU111と通信可能に接続される。
ところで、上述したように、燃料電池ユニット12がエラーにより停止した場合、現場では経路の絞り込みを行ってからメンテナンス作業(修理を含む)を行っているため、作業負担(作業量、時間)が増大している。このため、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することが望まれている。
本実施形態に係る制御装置110のCPU111は、記憶部115に記憶されている制御プログラム115AをRAM113に書き込んで実行することにより、図4に示す各部として機能する。
図4は、本実施形態に係る制御装置110の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施形態に係る制御装置110のCPU111は、エラー検知部111A及び経路診断制御部111Bとして機能する。なお、経路診断制御部111Bは、制御部の一例である。
本実施形態に係るエラー検知部111Aは、燃料電池ユニット12で発生するエラーを検知する。具体的に、燃料電池ユニット12に設けられた配管、タンク等の複数の構成部品にはそれぞれエラーの発生を検知するためのセンサが設けられており、センサの出力値がエラー検知部111Aでモニタされる。エラー検知部111Aは、センサの出力値が異常値を示した場合に、エラー発生として検知する。
本実施形態に係る経路診断制御部111Bは、エラー検知部111Aでエラーが検知された場合に、エラーの種別を判定し、エラーの種別に応じた経路診断を特定する。そして、経路診断制御部111Bは、特定したエラーの種別に応じた経路診断を、ガス経路、改質水経路、及び空気経路の少なくとも1つに対して行い、故障の可能性がある経路を絞り込む制御を行う。なお、ガス経路、改質水経路、及び空気経路は、燃料電池ユニット12に設けられ、燃料電池モジュール20に接続された経路である。本実施形態の場合、ガス供給路21は、ガス経路の一例であり、改質水流入路30は、改質水経路の一例であり、酸化ガス管212は、空気経路の一例である。但し、これらのガス経路、改質水経路、及び空気経路は、燃料電池システム10の構成に応じて各種の形態をとり得る。
また、経路診断制御部111Bは、経路診断による経路の絞り込みの結果を、エラーの種別を表すエラーコードと共に通知する制御を行う。なお、エラーコードの通知先は、例えば、備え付けのリモコン装置51でもよいし、作業担当者の端末装置(図示省略:以下、「作業者端末」という。)でもよいし、リモコン装置51及び作業者端末の両方でもよい。
また、経路診断制御部111Bは、ガス経路、改質水経路、及び空気経路の少なくとも1つに対する経路診断を、燃料電池ユニット12の温度帯に応じた方法を用いて行う。
ここで、本実施形態に係る記憶部115には、第1データテーブル115Bと、第2データテーブル115Cとが記憶されている。これらの第1データテーブル115B及び第2データテーブル115Cは、経路診断制御部111Bにより参照可能とされる。
図5は、本実施形態に係る第1データテーブル115Bの一例を示す図である。
図5に示す第1データテーブル115Bは、エラー種別(エラーコードA~H)毎に故障の可能性がある経路を予め指定して区分けしたデータテーブルである。エラーコードAは、ガス経路、改質水経路、及び空気経路を対象とするコードであり、第1エラーコードの一例である。エラーコードBは、ガス経路及び改質水経路を対象とするコードであり、第2エラーコードの一例である。エラーコードCは、ガス経路及び空気経路を対象とするコードであり、第3エラーコードの一例である。エラーコードEは、改質水経路及び空気経路を対象とするコードであり、第4エラーコードの一例である。これらのエラーコードA、B、C、Eはいずれも2つ以上の経路を対象としている。これらのエラーコードA、B、C、Eには経路を絞り込むための経路診断方法が対応付けられている。具体的に、エラーコードAには経路診断Aが対応付けられ、エラーコードBには経路診断Bが対応付けられ、エラーコードCには経路診断Cが対応付けられ、エラーコードEには経路診断Eが対応付けられている。なお、これらの経路診断A、B、C、Eの具体的な経路診断方法については後述する。
なお、エラーコードDでは、ガス経路のみが対象とされているため、エラー原因がガス経路と特定される。同様に、エラーコードFでは改質水経路のみが対象とされているため、エラー原因が改質水経路と特定され、エラーコードGでは空気経路のみが対象とされているため、エラー原因が空気経路と特定される。また、エラーコードHは、ガス、改質水、及び空気の各経路とは無関係のエラーである。図5の例では、これらのエラーコードD、F、G、Hについての経路診断は行われないが、エラーコードD、F、Gについては経路診断を行うようにしてもよい。
図6は、本実施形態に係る第2データテーブル115Cの一例を示す図である。
図6に示す第2データテーブル115Cは、温度帯の区分けと各温度帯における改質水、ガス、及び空気の経路診断方法を規定したデータテーブルである。燃料電池ユニット12の温度帯は、第1温度帯の一例である温度帯[イ]、第2温度帯の一例である温度帯[ロ]、第3温度帯の一例である温度帯[ハ]、及び、第4温度帯の一例である温度帯[ニ]を含んでいる。
燃料電池モジュール20の最高温度を最高温度T1[℃]とし、改質触媒202へのガス導入により炭素析出が生じる温度(例えば、500℃)を炭素析出温度T2[℃]とし、燃料電池スタック205への空気導入により燃料電池セル208の再酸化が生じる温度(例えば、300℃)を再酸化温度T3[℃]とし、改質触媒202に導入される改質水が気化する温度(例えば、100℃)を気化温度T4[℃]とした場合、温度帯[イ]は、炭素析出温度T2より高く、最高温度T1以下の温度帯である。温度帯[ロ]は、再酸化温度T3より高く、炭素析出温度T2以下の温度帯である。温度帯[ハ]は、気化温度T4より高く、再酸化温度T3以下の温度帯である。温度帯[ニ]は、気化温度T4以下の温度帯である。
ガス経路診断方法は、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]である場合に、改質水及びガスを導入し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]である場合に、ガスを導入する方法である。温度帯[イ]で改質水を導入するのは、炭素の析出を防止するためである。なお、温度帯[ロ]及び温度帯[ハ]では、改質水及びガスを導入してもよい。なお、燃料電池ユニット12の温度には、スタック温度及び改質温度の少なくとも一方が用いられる。スタック温度は温度センサS2によって計測される温度であり、改質温度は温度センサS1によって計測される温度である。例えば、スタック温度及び改質温度のうち、より高温な温度を燃料電池ユニット12の温度としてもよいし、スタック温度及び改質温度の平均温度を燃料電池ユニット12の温度としてもよい。
改質水経路診断方法は、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]である場合に、改質水を導入し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ニ]である場合に、診断不可とする方法である。
空気経路診断方法は、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]である場合に、改質水、ガス、及び空気を導入し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]である場合に、空気を導入する方法である。温度帯[イ]又は温度帯[ロ]で改質水、ガス、及び空気を導入するのは、セルの再酸化を防止するためである。なお、温度帯[イ]では、改質水及び空気を導入してもよい。温度帯[ロ]では、改質水及び空気、又は、ガス及び空気を導入してもよい。温度帯[ハ]では、改質水、ガス、及び空気、又は、改質水及び空気、又は、ガス及び空気を導入してもよい。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る制御装置110の作用について説明する。
図7は、本実施形態に係る制御プログラム115Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、CPU111により記憶部115に記憶されている制御プログラム115Aが起動され、以下に示す各ステップが実行される。
図7のステップ300では、CPU111が、燃料電池ユニット12で発生するエラーを検知したか否かを判定する。エラーを検知したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ301に移行し、エラーを検知していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ300で待機となる。
ステップ301では、CPU111が、ステップ300で検知したエラーがエラーコードAであるか否かを判定する。エラーコードAであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ302に移行し、エラーコードAではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ304に移行する。
ステップ302では、CPU111が、一例として、上述の図5に示す第1データテーブル115Bを参照し、エラーコードAに対応付けられた経路診断Aを実施し、故障の可能性がある経路の絞り込みを行う。なお、この経路診断Aの具体的な方法については後述する。
ステップ303では、CPU111が、エラーコード、及び経路診断による絞り込みの結果である故障経路を、例えばリモコン装置51又は作業者端末に表示し、本制御プログラム115Aによる一連の処理を終了する。
一方、ステップ304では、CPU111が、ステップ300で検知したエラーがエラーコードBであるか否かを判定する。エラーコードBであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ305に移行し、エラーコードBではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ306に移行する。
ステップ305では、CPU111が、一例として、上述の図5に示す第1データテーブル115Bを参照し、エラーコードBに対応付けられた経路診断Bを実施し、ステップ303に移行する。なお、この経路診断Bの具体的な方法については後述する。
一方、ステップ306では、ステップ300で検知したエラーがエラーコードCであるか否かを判定する。エラーコードCであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ307に移行し、エラーコードCではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ308に移行する。
ステップ307では、CPU111が、一例として、上述の図5に示す第1データテーブル115Bを参照し、エラーコードCに対応付けられた経路診断Cを実施し、ステップ303に移行する。なお、この経路診断Cの具体的な方法については後述する。
一方、ステップ308では、ステップ300で検知したエラーがエラーコードEであるか否かを判定する。エラーコードEであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ309に移行し、エラーコードEではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ310に移行する。
ステップ309では、CPU111が、一例として、上述の図5に示す第1データテーブル115Bを参照し、エラーコードEに対応付けられた経路診断Eを実施し、ステップ303に移行する。なお、この経路診断Eの具体的な方法については後述する。
一方、ステップ310では、CPU111が、エラーコードA、B、C、E以外のエラーコードD、F、G、Hを、例えばリモコン装置51又は作業者端末に表示し、本制御プログラム115Aによる一連の処理を終了する。
次に、図8を参照して、図7のステップ302に係る経路診断Aの具体的な方法について説明する。
図8は、本実施形態に係る経路診断Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態に係る経路診断Aでは、一例として、改質水経路、ガス経路、及び空気経路の順番で経路診断が実施される。
図8のステップ320では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。なお、燃料電池ユニット12の温度には、上述したように、スタック温度及び改質温度の少なくとも一方が用いられる。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]であると判定した場合(イ、ロ、ハの場合)、ステップ321に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ニ]であると判定した場合(ニの場合)、ステップ322に移行する。
ステップ321では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入する制御を行い、ステップ323に移行する。
一方、ステップ322では、CPU111が、改質水経路に対して経路判定不能タグを付与し、ステップ328に移行する。
ステップ323では、CPU111が、所定の判定基準に従って、改質水経路が正常であるか否かを判定する。改質水経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ324に移行し、改質水経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ325に移行する。
ステップ324では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]であると判定した場合(イの場合)、ステップ327に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]であると判定した場合(ロ、ハ、ニの場合)、ステップ328に移行する。
一方、ステップ325では、CPU111が、改質水経路に対して経路異常タグを付与する。
ステップ326では、CPU111が、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]以下になるまで待機し、ステップ328に移行する。
ステップ327では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入し、ガス経路にガスを導入する制御を行い、ステップ329に移行する。
一方、ステップ328では、CPU111が、ガス経路にガスを導入する制御を行い、ステップ329に移行する。
ステップ329では、CPU111が、所定の判定基準に従って、ガス経路が正常であるか否かを判定する。ガス経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ330に移行し、ガス経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ334に移行する。
ステップ330では、CPU111が、所定の判断基準に従って、改質水経路が正常であるか否かを判定する。改質水経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ331に移行し、改質水経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ333に移行する。
ステップ331では、CPU111が、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]以下になるまで待機する。
ステップ332では、CPU111が、ガス経路にガスを導入し、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ339に移行する。
一方、ステップ333では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]であると判定した場合(イ、ロの場合)、ステップ337に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]であると判定した場合(ハ、ニの場合)、ステップ338に移行する。
一方、ステップ334では、CPU111が、ガス経路に対して経路異常タグを付与する。
ステップ335では、所定の判定基準に従って、改質水経路が正常であるか否かを判定する。改質水経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ333に移行し、改質水経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ336に移行する。
ステップ336では、CPU111が、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ハ]以下になるまで待機し、ステップ338に移行する。
ステップ337では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入し、ガス経路にガスを導入し、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ339に移行する。
一方、ステップ338では、CPU111が、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ339に移行する。
ステップ339では、CPU111が、所定の判定基準に従って、空気経路が正常であるか否かを判定する。空気経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ341に移行し、空気経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ340に移行する。
ステップ340では、CPU111が、空気経路に対して経路異常タグを付与し、ステップ341に移行する。
ステップ341では、CPU111が、エラーを確定、つまり、改質水経路、ガス経路、及び空気経路のうち、経路異常タグが付与された経路を、故障の可能性がある経路として確定し、図7のステップ303にリターンする。
次に、図9を参照して、図7のステップ305に係る経路診断Bの具体的な方法について説明する。
図9は、本実施形態に係る経路診断Bの処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態に係る経路診断Bでは、一例として、改質水経路及びガス経路の順番で経路診断が実施される。
図9のステップ350では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]であると判定した場合(イ、ロ、ハの場合)、ステップ351に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ニ]であると判定した場合(ニの場合)、ステップ352に移行する。
ステップ351では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入する制御を行い、ステップ353に移行する。
一方、ステップ352では、CPU111が、改質水経路に対して経路判定不能タグを付与し、ステップ358に移行する。
ステップ353では、CPU111が、所定の判定基準に従って、改質水経路が正常であるか否かを判定する。改質水経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ354に移行し、改質水経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ355に移行する。
ステップ354では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]であると判定した場合(イの場合)、ステップ357に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]であると判定した場合(ロ、ハ、ニの場合)、ステップ358に移行する。
一方、ステップ355では、CPU111が、改質水経路に対して経路異常タグを付与する。
ステップ356では、CPU111が、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]以下になるまで待機し、ステップ358に移行する。
ステップ357では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入し、ガス経路にガスを導入する制御を行い、ステップ359に移行する。
一方、ステップ358では、CPU111が、ガス経路にガスを導入する制御を行い、ステップ359に移行する。
ステップ359では、CPU111が、所定の判定基準に従って、ガス経路が正常であるか否かを判定する。ガス経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ361に移行し、ガス経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ360に移行する。
ステップ360では、CPU111が、ガス経路に対して経路異常タグを付与し、ステップ361に移行する。
ステップ361では、CPU111が、エラーを確定、つまり、改質水経路及びガス経路のうち、経路異常タグが付与された経路を、故障の可能性がある経路として確定し、図7のステップ303にリターンする。
次に、図10を参照して、図7のステップ307に係る経路診断Cの具体的な方法について説明する。
図10は、本実施形態に係る経路診断Cの処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態に係る経路診断Cでは、一例として、ガス経路及び空気経路の順番で経路診断が実施される。
図10のステップ370では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]であると判定した場合(イの場合)、ステップ371に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]であると判定した場合(ロ、ハ、ニの場合)、ステップ372に移行する。
ステップ371では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入し、ガス経路にガスを導入する制御を行い、ステップ373に移行する。
一方、ステップ372では、CPU111が、ガス経路にガスを導入する制御を行い、ステップ373に移行する。
ステップ373では、CPU111が、所定の判定基準に従って、ガス経路が正常であるか否かを判定する。ガス経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ374に移行し、ガス経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ375に移行する。
ステップ374では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]であると判定した場合(イ、ロの場合)、ステップ376に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]であると判定した場合(ハ、ニの場合)、ステップ377に移行する。
一方、ステップ375では、CPU111が、ガス経路に対して経路異常タグを付与し、ステップ374に移行する。
ステップ376では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入し、ガス経路にガスを導入し、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ378に移行する。
一方、ステップ377では、CPU111が、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ378に移行する。
ステップ378では、CPU111が、所定の判定基準に従って、空気経路が正常であるか否かを判定する。空気経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ380に移行し、空気経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ379に移行する。
ステップ379では、CPU111が、空気経路に対して経路異常タグを付与し、ステップ380に移行する。
ステップ380では、CPU111が、エラーを確定、つまり、ガス経路及び空気経路のうち、経路異常タグが付与された経路を、故障の可能性がある経路として確定し、図7のステップ303にリターンする。
次に、図11を参照して、図7のステップ309に係る経路診断Eの具体的な方法について説明する。
図11は、本実施形態に係る経路診断Eの処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態に係る経路診断Eでは、一例として、改質水経路及び空気経路の順番で経路診断が実施される。
図11のステップ390では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]又は温度帯[ハ]であると判定した場合(イ、ロ、ハの場合)、ステップ391に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ニ]であると判定した場合(ニの場合)、ステップ392に移行する。
ステップ391では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入する制御を行い、ステップ393に移行する。
一方、ステップ392では、CPU111が、改質水経路に対して経路判定不能タグを付与し、ステップ397に移行する。
ステップ393では、CPU111が、所定の判定基準に従って、改質水経路が正常であるか否かを判定する。改質水経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ394に移行し、改質水経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ395に移行する。
ステップ394では、CPU111が、一例として、上述の図6に示す第2データテーブル115Cを参照し、燃料電池ユニット12の温度が、温度帯[イ]、[ロ]、[ハ]、[ニ]のいずれであるかを判定する。燃料電池ユニット12の温度が温度帯[イ]又は温度帯[ロ]であると判定した場合(イ、ロの場合)、ステップ396に移行し、燃料電池ユニット12の温度が温度帯[ハ]又は温度帯[ニ]であると判定した場合(ハ、ニの場合)、ステップ397に移行する。
一方、ステップ395では、CPU111が、改質水経路に対して経路異常タグを付与し、ステップ397に移行する。
ステップ396では、CPU111が、改質水経路に改質水を導入し、ガス経路にガスを導入し、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ398に移行する。
一方、ステップ397では、CPU111が、空気経路に空気を導入する制御を行い、ステップ398に移行する。
ステップ398では、CPU111が、所定の判定基準に従って、空気経路が正常であるか否かを判定する。空気経路が正常であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ400に移行し、空気経路が正常ではない、つまり、異常であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ399に移行する。
ステップ399では、CPU111が、空気経路に対して経路異常タグを付与し、ステップ400に移行する。
ステップ400では、CPU111が、エラーを確定、つまり、改質水経路及び空気経路のうち、経路異常タグが付与された経路を、故障の可能性がある経路として確定し、図7のステップ303にリターンする。
このように本実施形態によれば、燃料電池ユニットがエラー停止した場合に、現場での経路の絞り込み作業の負担を軽減することができる。つまり、現場での経路の絞り込み作業が省略されるため、作業担当者のメンテナンス作業時の負担を軽減することができる。
また、メンテナンス時に予め故障経路が特定されているため、多数の故障部品候補の中で、手作業で診断する部品の数を削減することができ、メンテナンスの負担を軽減することができる。
以上、上記実施形態として、燃料電池システム及び制御装置を例示して説明したが、実施形態は、制御装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した燃料電池システム及び制御装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 燃料電池システム
12 燃料電池ユニット
14 給湯ユニット
20 燃料電池モジュール
21 ガス供給路
30 改質水流入路
51 リモコン装置
110 制御装置
111 CPU
111A エラー検知部
111B 経路診断制御部
112 ROM
113 RAM
114 I/O
115 記憶部
115A 制御プログラム
115B 第1データテーブル
115C 第2データテーブル
116 外部I/F
212 酸化ガス管
S1、S2 温度センサ

Claims (8)

  1. 発電を行う燃料電池モジュールが設けられ、かつ、前記燃料電池モジュールに接続されたガス経路、改質水経路、及び空気経路が設けられた燃料電池ユニットと、
    前記燃料電池ユニットがエラーにより停止した場合に、エラーの種別を判定し、エラーの種別に応じた経路診断を、前記燃料電池ユニットの温度に応じて、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路の少なくとも1つに対して行い、故障の可能性がある経路を絞り込む制御を行う制御部を含む制御装置と、
    を備えた燃料電池システム。
  2. 前記制御部は、前記経路診断による経路の絞り込みの結果を、前記エラーの種別を表すエラーコードと共に通知する制御を行う
    請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記エラーコードは、
    前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路を対象とする第1エラーコード、 前記ガス経路及び前記改質水経路を対象とする第2エラーコード、
    前記ガス経路及び前記空気経路を対象とする第3エラーコード、及び、
    前記改質水経路及び前記空気経路を対象とする第4エラーコードのいずれかである
    請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御部は、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路の少なくとも1つに対する前記経路診断を、前記燃料電池ユニットの温度帯に応じた方法を用いて行う
    請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池モジュールは、電解質層、燃料極、及び空気極を有する複数の燃料電池セルが積層された燃料電池スタックと、炭化水素原料を含むガスを改質する改質器と、を備え、
    前記燃料電池ユニットの温度帯は、前記改質器へのガス導入により炭素析出が生じる温度である炭素析出温度より高く、前記燃料電池モジュールの最高温度以下の第1温度帯と、前記燃料電池スタックへの空気導入により燃料電池セルの再酸化が生じる温度である再酸化温度より高く、前記炭素析出温度以下の第2温度帯と、前記改質器に導入される改質水が気化する温度である気化温度より高く、前記再酸化温度以下の第3温度帯と、前記気化温度以下の第4温度帯と、を含み、
    前記ガス経路に対する前記経路診断の方法は、前記燃料電池ユニットの温度が前記第1温度帯である場合に、改質水及びガスを導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第2温度帯又は前記第3温度帯又は前記第4温度帯である場合に、ガスを導入する方法であり、
    前記改質水経路に対する前記経路診断の方法は、前記燃料電池ユニットの温度が前記第1温度帯又は前記第2温度帯又は前記第3温度帯である場合に、改質水を導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第4温度帯である場合に、診断不可とする方法であり、
    前記空気経路に対する前記経路診断の方法は、前記燃料電池ユニットの温度が前記第1温度帯である場合に、少なくとも改質水及び空気を導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第2温度帯である場合に、改質水及びガスの少なくとも一方と空気とを導入し、前記燃料電池ユニットの温度が前記第3温度帯又は前記第4温度帯である場合に、空気を導入する方法である
    請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池ユニットの温度には、前記燃料電池スタックの温度であるスタック温度及び前記改質器の温度である改質温度の少なくとも一方が用いられる
    請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 発電を行う燃料電池モジュールが設けられ、かつ、前記燃料電池モジュールに接続されたガス経路、改質水経路、及び空気経路が設けられた燃料電池ユニットを備えた燃料電池システムの運転を制御する制御装置であって、
    前記燃料電池ユニットがエラーにより停止した場合に、エラーの種別を判定し、エラーの種別に応じた経路診断を、前記燃料電池ユニットの温度に応じて、前記ガス経路、前記改質水経路、及び前記空気経路の少なくとも1つに対して行い、故障の可能性がある経路を絞り込む制御を行う制御部
    を含む制御装置。
  8. コンピュータを、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の制御装置が備える制御部として機能させるための制御プログラム。
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