JP7386710B2 - 筋肉電気刺激装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筋肉電気刺激装置に関する。
人間の身体的運動に用いる運動器具として、例えば筋肉電気刺激装置がある。筋肉電気刺激装置は、筋肉に微弱な電流を流して筋肉を緊張および弛緩させることで、筋肉を運動させて筋力を増大させることが期待できる。従来では、例えば特許文献1に記載されるような筋肉電気刺激装置が提案されている。
特開2017-6644号公報
筋肉電気刺激装置はユーザの身体に装着するものであるため、本発明者は、身体に関する様々な副次的な活用方法とともに、筋肉電気刺激装置そのものの利便性を高める種々の方法に想到するに至った。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、利便性を高めた筋肉電気刺激装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の筋肉電気刺激装置は、電気刺激を筋肉に与える筋肉電気刺激装置であって、ユーザの身体に関する情報を検出するセンサと、電極間へ印加する電圧を制御するとともに、センサで検出した情報を処理する制御部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、プログラム、プログラムを記録した記録媒体、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、利便性を高めた筋肉電気刺激装置を提供できる。
実施の形態に係る運動器具制御システムを示す模式図である。 別の態様に係る運動器具制御システムを示す模式図である。 運動器具の一例である筋肉電気刺激装置の外観例を示す図である。 筋肉電気刺激装置の機能構成を示すブロック図である。 運動器具制御装置の機能的構成を示す機能ブロック図である。 情報管理サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 筋肉電気刺激装置の使用状態を示す側面図である。 アバターが表示される画面例を示す。
筋肉電気刺激装置は、ユーザの身体に装着するものであるため、ユーザの身体の状態に関する様々な生体情報や動作状態を検出することができる。筋肉電気刺激装置は、様々な生体情報や動作状態を検出することで、身体に関する様々な副次的な活用方法や、筋肉電気刺激装置そのものの利便性を高める種々の方法が考えられる。
本実施の形態における筋肉電気刺激装置は、電気刺激を筋肉に与える筋肉電気刺激装置であって、ユーザの身体に関する情報を検出するセンサと、電極間へ印加する電圧を制御するとともに、センサで検出した情報を処理する制御部と、を備える。
「筋肉電気刺激装置」は、「運動器具」の一例であり、人間を含む生物の身体的運動を支援する筋肉電気刺激装置の他、様々なスポーツや美容を目的に使用される運動器具に応用してもよい。「生体情報」は、バイタルサイン(心拍数、血圧、呼吸、体温など)、脂肪や筋肉の厚み、水分量や血流量、皮膚ガス(アンモニア、アセトン、二酸化窒素、酢酸など)などの身体に関する情報を含む他、身体の動作状態や活動量を示す情報を広く含んでもよい。身体の動作状態や活動量を示す情報は、動作状態や活動量を直接的に示す値の他、間接的に推定するための基礎となる情報を含んでもよい。例えば、ユーザの体型や姿勢を推定するための各筋肉の状態を示す値、ユーザの心拍数を推定するための筋肉や臓器の動きを示す値、ユーザの動きを推定するための身体を流れる電流値や電気抵抗値、電位変化、静電容量、所定身体部位の加速度、生体磁気などである。
センサは、電気刺激を与える複数の身体部位のそれぞれの筋肉量を推定するための情報を検出し、制御部は、検出された情報に基づいて複数の身体部位の筋肉バランスを推定し、筋肉バランスに応じて電圧を制御してもよい。
この態様によると、ユーザの身体に関する情報に基づいて、筋肉電気刺激装置の動作態様をより適切な値に調節したり、より効果的なプログラムとなるようにフィードバックしたり、ユーザにとって有用な情報を提供したりすることができ、利便性を高めることができる。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、工程には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
<運動器具制御システム>
図1は、実施の形態に係る運動器具制御システム100を示す模式図である。運動器具制御システム100は、運動器具としての筋肉電気刺激装置10a~gと、運動器具制御装置12としての情報端末と、情報を管理する情報管理サーバ14と、を備える。筋肉電気刺激装置10は、ユーザの腹筋、脇腹、腕、脚などの各身体部位に装着されるタイプ(筋肉電気刺激装置10a~f)と、ユーザが両足を載せるタイプ(筋肉電気刺激装置10g)とがある。筋肉電気刺激装置10は、ユーザの筋肉に微弱な電流による電気刺激を与える。筋肉電気刺激装置10a~gは、それぞれBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により運動器具制御装置12と通信して情報を送受信する。運動器具制御装置12において実行される運動器具制御プログラムが、筋肉電気刺激装置10a~gと通信して筋肉電気刺激装置10a~gのそれぞれの設定および動作を制御する。運動器具制御装置12は無線LANなどの無線通信や携帯電話通信を介してネットワーク15に接続し、情報管理サーバ14との間で情報を送受信する。情報管理サーバ14は、運動器具制御装置12で実行される運動器具制御プログラムのアップデートを管理するとともに、運動器具制御装置12から運動の設定情報や結果情報を受信して管理する。変形例として、各筋肉電気刺激装置は、運動器具制御装置12を介さずにネットワーク15に接続して情報管理サーバ14等と通信してもよい。
運動器具制御装置12は、ユーザにより操作される種々の情報端末であり、例えばスマートフォンなどの携帯電話端末やタブレット端末、パーソナルコンピュータなどである。運動器具制御装置12は、筋肉電気刺激装置10a~gとその筋肉電気刺激装置10を使用する身体部位の対応関係を設定し、筋肉電気刺激装置10ごとの強度設定や操作を制御する。筋肉電気刺激装置10は、単体でも強度設定や操作が可能であり、ユーザは筋肉電気刺激装置10を直接操作してもよいし、運動器具制御装置12を介して操作してもよい。運動器具制御装置12は、複数の筋肉電気刺激装置10a~gのハブとして機能するため、ユーザは複数の筋肉電気刺激装置10a~gを個々に設定して操作するよりも運動器具制御装置12を操作して複数の筋肉電気刺激装置10a~gを一括制御する方が効率的である。
図2は、別の態様に係る運動器具制御システム100を示す模式図である。この態様においては、複数のユーザが同時に複数の筋肉電気刺激装置により電気刺激を与えられながら、その電気刺激のパターンに合わせた指示の通りに自ら身体を動かすことで、より短時間でより効率的に筋肉強化を図る運動プログラムの実行を前提とする。運動器具制御システム100は、複数の電気刺激モジュールを装着した複数のフィットネスウェア102と、運動器具制御装置12と、表示制御装置104と、表示装置106と、を備える。運動器具制御装置12、表示制御装置104、表示装置106をセットとして、1セットまたは複数セットがフィットネスジムのスタジオに設置され、1セットにつき例えば7人までの複数ユーザのそれぞれに上下1セットのフィットネスウェア102と図示しない上下1セットのインナーウェアが用意される。電気刺激モジュールは、例えばユーザの腹筋、脇腹、胸筋、背筋、腕、脚、臀部などの各身体部位を対象として電気刺激を与えられるようにフィットネスウェア102の各箇所に装着される。複数ユーザ分のフィットネスウェア102のそれぞれに複数の電気刺激モジュールが装着される。運動器具制御装置12との通信で実行開始が指示される運動制御プログラムが、複数ユーザの複数の電気刺激モジュールのそれぞれにおいて電圧設定および動作を制御する。運動器具制御装置12はネットワークケーブル108を介したローカルエリアネットワークにて表示制御装置104との間で情報を送受信する。表示制御装置104は、運動器具制御装置12で実行される運動制御プログラムの指示にしたがい、表示装置106に運動の映像を表示するコンピュータである。
運動器具制御装置12は、フィットネスジムのトレーナーまたはユーザにより操作される情報端末である。運動器具制御装置12は、ユーザごと、および、電気刺激モジュールごとの強度設定や操作を制御する。運動器具制御装置12は、複数ユーザ分の複数の電気刺激モジュールのハブとして機能するため、トレーナーまたはユーザは複数の電気刺激モジュールを個々に設定して操作するよりも運動器具制御装置12を操作して複数の電気刺激モジュールを一括制御する方が効率的である。また、複数ユーザ分の動作を同期させて一斉に同じプログラムで制御することができる。
運動器具制御装置12は、運動プログラムの解説や動きの手本となる映像を複数の電気刺激モジュールの制御と同期させる形で、表示制御装置104を介して表示装置106に表示させる。ただし、各電気刺激モジュールとの無線通信の遅延等も考慮し、電気刺激モジュールの制御パルスと完全に同期するタイミングで動きの映像を表示するのではなく、所定周期分を遅らせたタイミングで映像を表示させてもよい。表示制御装置104は、ユーザの動きを撮影できるカメラを内蔵してもよく、運動プログラムに合わせて運動を実行中のユーザの映像を撮影するとともに、その映像もしくはユーザの動きの分析に基づく骨格の動きを再現した映像を表示装置106に表示してもよい。
このように、本実施の形態における運動プログラムは、電気刺激モジュールによって電圧を制御する運動制御プログラムと、運動器具制御装置12によって複数ユーザの複数の電気刺激モジュールに対して開始信号などの制御信号を送信しながら表示装置106に同期した映像を表示させる運動制御プログラムとの連動で実現される。また、各ユーザは、表示装置106に表示された映像を手本として自らの身体を動かすことで運動プログラムが実行される。
<運動器具>
図3は、運動器具の一例である筋肉電気刺激装置10の外観例を示す。図3(a)は筋肉電気刺激装置10aの平面図であり、図3(b)は筐体部分を拡大した拡大平面図であり、図3(c)は筋肉電気刺激装置10aを背面側から見た中間部材の外観図であり、図2(d)は筋肉電気刺激装置10aの背面図である。筋肉電気刺激装置10aは、筐体20、カバー24、第1基材26、第2基材27、第1電極群31、第2電極群32、第3電極群33、第4電極群34を備える。主にカバー24と第1基材26と第2基材27で構成される筋肉電気刺激装置10aの本体は、人間の腹筋に装着される部分である腹筋部21aと、右脇腹に装着される部分である右脇腹部21bと、左脇腹に装着される部分である左脇腹部21cと、を含む。
筐体20は、筋肉電気刺激装置10aの中央に設けられる。図3(b)の通り、筐体20は、樹脂により形成され、平面視で略楕円形である。筐体20は、リチウムイオン電池などの電源部および制御部(いずれも図4で後述)を収容する。筐体20の平面側には、操作部としてのプラスボタン20a、マイナスボタン20b、腹筋指定ボタン20c、および脇腹指定ボタン20dが設けられる。プラスボタン20a、マイナスボタン20b、腹筋指定ボタン20c、および脇腹指定ボタン20dは、筐体20の一部をくり抜いて片持ち梁の状態に形成される。
第1基材26および第2基材27は重畳されて一つの基材を形成する。カバー24は、例えばシリコンなどのエラストマーにより形成される。カバー24は、第1基材26および筐体の平面(表面)側を覆う。すなわち、平面側からカバー24、第1基材26、第2基材27の順に重畳される。カバー24、第1基材26、第2基材27、および筐体20は、接着テープや接着剤により接合される。プラスボタン20aを覆うカバー24の部分には、記号「+」が突出形成されており、マイナスボタン20bを覆うカバー24の部分には、記号「-」が突出形成されている。腹筋指定ボタン20cを覆うカバー24の部分には、文字列「FRONT」が突出形成されており、脇腹指定ボタン20dを覆うカバー24の部分には、文字列「SIDE」が突出形成されている。第1基材26および第2基材27は、薄いシート状の部材であり、例えばポリエチレンテレフタレートなどの樹脂により形成される。
筋肉電気刺激装置10は、正負一対の電極を一組または複数組、含む。筋肉電気刺激装置10aの場合、第1電極群31に電極31a~cが含まれ、第2電極群32に電極32a~cが含まれ、第3電極群33に電極33a,bが含まれ、第4電極群34に電極34a,bが含まれる。各電極は、第1基材26の裏面すなわち腹筋や脇腹と接触する面に配置され、第2基材27における各電極位置に設けられた各開口部からそれぞれ露出する。各電極は、導電性インクにより構成され、第1基材26の裏面に印刷される。電極31aと電極32aとの間、電極31bと電極32bとの間、電極31cと電極32cとの間、電極33aと電極34aとの間、電極33bと電極34bとの間、でそれぞれ通電する。第2基材27において、開口部35a,b,c,d,e,f,g,h,i,jは、それぞれ電極34a,33a,31a,31b,31c,32a,32b,32c,33b,34bのそれぞれと対応する位置に設けられる。
なお、図3(c)のような電極配置の場合、左右の腹直筋に対しては第1電極群31と第2電極群32の間で横方向に通電する形となっているが、左右の腹直筋に対してそれぞれ独立して縦方向(身長方向)に通電する電極配置としてもよい。その場合、例えば左の腹直筋に対しては第1電極群31だけで独立して電気刺激を加え、右の腹直筋に対しては第2電極群32だけで独立して電気刺激を加える。これにより、左右の腹直筋に異なる電圧値の電気刺激を加えることができる。
各開口部の周縁および各電極には、図示しないゲル状の粘着パッドが貼付され、その粘着パッドの粘着性によって筋肉電気刺激装置10が各身体部位に装着される。右脇腹部21bの端部と左脇腹部21cの端部には、それぞれ図示しない長尺状の面ファスナーバンドが取り付けられる。面ファスナーバンドを人間の胴回りに一周させて適度な長さで締めることで、筋肉電気刺激装置10が固定される。粘着パッドは導電性を有し、その粘着パッドを介して各電極からユーザの身体部位に通電される。粘着パッドは、例えば使用に伴って水分量の低下による粘着力低下や電気抵抗増大が生じたり、破損したり、汚れが目立つようになったりした場合に交換される。
筐体20、第1基材26、第2基材27、第1電極群31、第2電極群32、第3電極群33、第4電極群34のいずれかに、ユーザの身体に関する情報を検出するセンサが設けられる。センサについては後述する。
なお、図3では、腹筋と脇腹に装着するタイプの筋肉電気刺激装置10aを例示したが、他の身体部位に装着するタイプの筋肉電気刺激装置10においてもその身体部位の装着に適した形状にて基材が形成され、その身体部位への通電に適した個数の電極が設けられる。また、図2のフィットネスウェア102に装着される電気刺激モジュールも同様に、正負一対の電極を一組または複数組と、筐体と、基材とを含んで構成される。
図4は、筋肉電気刺激装置10の機能構成を示すブロック図である。筋肉電気刺激装置10は、電源部22、第1基材26、制御部28、を備える。制御部28は、電源制御部50、肌検知部52、電気刺激制御部54、設定部56、通信部58、を含む。電源部22は、リチウムイオン電池等の二次電池であるが、交換可能な一次電池であってもよい。電源部22は、制御部28に電気的に接続され、電力を供給する。
第1基材26は、第1電極群31、第2電極群32、第3電極群33、第4電極群34の他、センサ40を含む。本図では、第1基材26にセンサ40が含まれる例を説明するが、第1電極群31、第2電極群32、第3電極群33、第4電極群34のいずれかまたはそれぞれにセンサ40が含まれる仕様であってもよい。あるいは、第1基材26や各電極群にはセンサ40が含まれず、電源部22の中にセンサ40が含まれる仕様であってもよい。
制御部28の各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPU(central processing unit)をはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。図5、6の各ブロックについても同様である。
電源制御部50は、電源部22の充電を制御するとともに、充電状態を示す情報を通信部58を介して運動器具制御装置12へ送信する。
肌検知部52は、センサ40から受け取る電気抵抗値に基づいて電極が肌に接しているか否かを検知する。この場合のセンサ40は、例えば生体インピーダンス測定器である。肌検知部52は、第1電極群31と第2電極群32の間、第3電極群33と第4電極群34の間の電気抵抗値を取得する。肌検知部52は、検出した電気抵抗値が閾値未満の場合は電極が肌に接しているものとして検知し、検出した電気抵抗値が閾値以上の場合は電極が肌に接していないものとして検知する。
電気刺激制御部54は、肌検知部52によって電極が肌に接しているものとして検知されると、所定の動作時間(例えば23分)、所定の周期(例えば、周波数が20Hzとなる周期)で、電極間に設定電圧を印加する。すなわち、例えばユーザの腹筋および脇腹に電気刺激を与える。設定部56は、上下に配置されたプラスボタン20aおよびマイナスボタン20bの操作入力を受け付け、電気刺激制御部54により印加される設定電圧値を増減する。すなわち、設定部56は、ユーザがプラスボタン20aを押すたびに設定電圧値を増加させ、マイナスボタン20bを押すたびに設定電圧値を減少させる。設定電圧値は、例えば20段階の強度としていずれかの値が設定できる。設定部56は、左右に配置された腹筋指定ボタン20cおよび脇腹指定ボタン20dの操作入力をさらに受け付け、腹筋部21aと左右の脇腹部21b、cのいずれの設定電圧値を操作するのかを決定する。ユーザは、腹筋の設定電圧値を操作したい場合は腹筋指定ボタン20cを押下してからプラスボタン20aおよびマイナスボタン20bで設定電圧値を調整する。脇腹の設定電圧値を操作したい場合は脇腹指定ボタン20dを押下してからプラスボタン20aおよびマイナスボタン20bで設定電圧値を調整する。電気刺激制御部54は、センサ40が検出した値に基づいて、動作時間や周期、設定電圧値などを増減する。センサ40の種類に応じた制御方法は後述する。
通信部58は、近距離無線通信を介して運動器具制御装置12から設定電圧の情報を受信して設定部56に送る。通信部58が運動器具制御装置12から設定電圧値の情報、あるいは、設定電圧値の増加や減少を指示する情報を受信した場合、設定部56は受信した情報に基づいて設定電圧値を増減させる。設定電圧値の増減がなされるたびに、電気刺激制御部54は新たな設定電圧値にて電極間に電圧を印加することで、新たな設定電圧値、すなわち運動強度をユーザに体感させ、確認させる。通信部58は、運動中、すなわち電圧印加中も運動強度の増減指示を運動器具制御装置12から受信した場合は設定電圧値を増減する。ただし、接続中の運動器具制御装置12以外から運動強度の増減指示を受信しても無視し、他の装置からの運動強度の増減指示にはしたがわない。ユーザ以外の他者によって勝手に電圧値を増減されてしまうことを防止するためである。通信部58は、電気刺激制御部54による電圧印加状態、すなわち運動実行状態を示す情報を運動器具制御装置12へ送信する。通信部58は、センサ40によって検出された情報を運動器具制御装置12へ送信する。
<運動器具制御装置>
図5は、運動器具制御装置12の機能的構成を示す機能ブロック図である。運動器具制御装置12は、制御部70、通信部71、表示部72を含む。制御部70は、通信処理部60、種別決定部61、対応決定部62、設定処理部63、器具制御部64、表示制御部65、情報管理部66を含む。
通信部71は、筋肉電気刺激装置10との間で近距離無線通信により情報を送受信するとともに、情報管理サーバ14との間で携帯電話通信網または無線LANなどの通信手段を介して情報を送受信する。制御部70は、通信部71を介して筋肉電気刺激装置10や情報管理サーバ14と情報を送受信する。表示部72は、液晶パネルや有機ELパネルなどのタッチパネル式表示装置であり、情報を画面に表示するとともに、ユーザの操作入力を受け付ける。
通信処理部60は、筋肉電気刺激装置10との間で通信部71を介して情報を送受信する。通信処理部60が複数種の運動器具のそれぞれから受信する情報は、運動器具の種類ごとに内容が異なる。例えば、各運動器具から受け取る情報には、その運動器具の種類や運動の種別を示す識別情報が含まれる。各運動器具から受け取る情報には、ユーザ登録や個体管理に用いられる個体識別情報や一意のネットワークアドレス(MACアドレス)が含まれていてもよい。
種別決定部61は、受信した情報に基づき運動器具を用いる運動の種別を複数の種別から特定する。種別決定部61は、運動器具の種類ごとにその種類の運動器具で可能な運動の種別をあらかじめ記憶する。種別決定部61は、例えば、「Abs+Waist」、「Abs」、「Arm」、「Leg」、「Body」といった運動器具名ないし運動種別をあらかじめ記憶する。種別決定部61は、受信する情報に基づき運動器具の種類を特定することにより運動の種別を特定する。ここで、「Abs+Waist」や「Abs」のように、運動器具ないし運動種別が特定されれば「腹筋+脇腹」「腹筋」のように器具を使用する身体部位も一義的に定まる場合もあるが、他の運動器具では必ずしも使用する身体部位は一義的には定まらない。例えば、「Arm」は右腕と左腕のいずれに使用するか、および、腕の前面と背面のいずれに使用するかはユーザによる指定がなければ定まらない。同様に、「Leg」は右脚と左脚のいずれに使用するか、および、脚の前面と背面のいずれに使用するかはユーザによる指定がなければ定まらない。「Body」は、脇腹、腕、脚のいずれにも使用できるため、ユーザによる指定がなければ使用する身体部位は定まらない。そこで、運動器具の種類ないし運動種別によって、使用する身体部位の特定を以下のように実行する。
対応決定部62は、一つまたは複数の運動器具について特定されたそれぞれの運動種別に基づき、複数の身体部位に対してそれぞれ別個の運動器具との対応を特定する。対応決定部62は、運動の種別ごとにその種別により運動し得る1つ以上の身体部位をあらかじめ記憶する。対応決定部62は、運動の種別により運動し得る身体部位が複数の場合、すなわち身体部位の特定が必要な運動器具が装着された場合に、ユーザによる表示部72の操作入力に基づいていずれかの身体部位と運動器具との対応を特定する。
設定処理部63は、ユーザによる表示部72への操作入力に基づいて運動器具の動作内容を設定する。設定処理部63は、複数の身体部位に対してそれぞれ別個の動作内容を設定できる。設定処理部63は、動作内容として筋肉電気刺激装置による電気刺激の強度、すなわち20段階のうちいずれかのレベルの電圧値を設定する。設定処理部63は、筋肉電気刺激装置10から取得するセンサ40の検出値に基づいて、その筋肉電気刺激装置10の動作内容を調整する。センサ40からの検出値に基づく動作内容の調整については後述する。なお、本実施形態においては、電気刺激制御部54と設定処理部63の双方がセンサ40からの検出値に基づいて筋肉電気刺激装置10の動作内容ないし設定電圧値を調整する仕様を説明したが、変形例においては、電気刺激制御部54と設定処理部63のいずれか一方のみが筋肉電気刺激装置10の動作内容ないし設定電圧値を調整する仕様としてもよい。
器具制御部64は、特定した身体部位と運動器具の対応、および、設定した動作内容に基づき、運動器具ごとに通信部71を介して動作内容を示す情報を送信することによりその運動器具による運動を制御する。例えば、器具制御部64は運動開始信号、一時停止信号、終了信号、電圧値信号等を筋肉電気刺激装置10へ送信することで筋肉電気刺激装置10を制御する。一方、筋肉電気刺激装置10における通信によるバッテリー消費を抑えるため、通信は最小限に留めるのが設計上好ましい。例えば、筋肉電気刺激装置10に設定した電圧値は、情報管理部66に記憶させることとし、筋肉電気刺激装置10から電圧値の情報は取得しない。また、運動の終了信号の送受信はせずに、所定時間経過後に運動プログラムが終了したものとして判断してもよい。
表示制御部65は、身体部位と運動器具との対応、動作内容、および運動状況に関する画面表示を制御する。表示制御部65は、人体モデルの画像を表示するとともに、運動器具の制御状態に合わせて運動中の筋肉の動きを動的に示す画像を画面表示する。表示制御部65は、センサ40により検出された値に基づいて可視化される内容を画面表示する。
情報管理部66は、ユーザの登録情報や属性情報、運動の結果情報、センサ40による検出値などを記憶する。ユーザの登録情報や属性情報としては、例えばメールアドレス、パスワード、ニックネーム、生年月日、身長、体重、性別等の情報が記憶される。情報管理部66は、身体部位ごとの運動の結果として、身体部位ごとに設定されて実行された動作内容に基づく運動量を身体部位ごとの係数を用いて決定し、累積運動量を記録する。情報管理部66は、例えば身体部位ごとの平均的な筋肉面積ないし電極面積に応じた係数をあらかじめ記憶し、電圧値、印加時間、係数の積を1回の運動量として算出してもよい。運動量は、例えば「mp」などの独自の単位を用いて表示してもよい。情報管理部66は、算出した運動量を累積して累積運動量として記憶する。
図6は、情報管理サーバ14の機能構成を示す機能ブロック図である。情報管理サーバ14は、制御部80および通信部81を含む。制御部80は、複数の運動器具制御装置12のそれぞれから受信する情報を蓄積し、管理する。通信部81は、携帯電話通信網や無線LANなどの通信手段を介して複数の運動器具制御装置12のそれぞれとの間で情報を送受信する。
制御部80は、通信処理部85および情報管理部86を含む。通信処理部85は、通信部81を介して複数の運動器具制御装置12との間で情報を送受信する。情報管理部86は、複数の運動器具制御装置12から受け取った情報を蓄積して管理する。運動器具制御装置12から受け取る情報は、例えば運動器具制御装置12ごとの筋肉電気刺激装置10の設定情報や運動結果のデータ、センサ40による検出値である。情報管理部86は、運動制御プログラムを記憶し、運動制御プログラムの更新があったときは新しいバージョンのプログラムを通信部81を介して運動器具制御装置12へ配信する。
なお、本実施形態における運動器具制御システム100は情報管理サーバ14を含む構成として説明するが、他の形態として情報管理サーバ14を含まない運動器具制御システム100も実現可能である。その場合、運動器具制御装置12ごとの設定情報や運動結果の情報は主に運動器具制御装置12上の記憶手段に記憶される。
<センサ>
上述の通り、筐体20、第1基材26、第2基材27、第1電極群31、第2電極群32、第3電極群33、第4電極群34のいずれかに、ユーザの身体に関する情報を検出するセンサ40が設けられる。筋肉電気刺激装置10に何らかのセンサを設けることにより、ユーザの生体情報を取得したり、ユーザによる操作状態や動作状態を検出したりすることができる。これら取得または検出した情報は、ユーザによる使用履歴として記録したり、筋肉電気刺激装置10の制御にフィードバックしたりする。以下、筋肉電気刺激装置10に設けるセンサの例を列挙する。
ユーザの生体情報を検出するセンサとして、ドップラセンサ、超音波センサ、生体インピーダンス測定器、近赤外線センサ、遠赤外線センサ、皮膚ガスセンサ、温度計、磁気センサ等がある。ユーザの動作状態や活動量を検出するセンサとして、ドップラセンサ、筋電位センサ、圧力センサ、加速度センサ、カメラ等がある。
(1)ドップラセンサ
ドップラセンサは、電波(マイクロ波)を発射し、対象物からの反射波の周波数と発射波の周波数を比較することにより対象物の動きを検出する。ドップラセンサは、対象物であるユーザの身体に接触しない離れた位置に設ける必要がある。ユーザの身体が動いている場合にはドップラ効果により反射波の周波数が変化し、これにより身体が動いているか、静止しているかを判定できる。例えば心拍や呼吸による体動を検出することによって心拍数や呼吸数などのバイタルサインを得ることができる。
(2)超音波センサ
超音波センサは、超音波を発射し、対象物から反射波が返る時間により距離を検出するセンサである。超音波センサが検出する距離の情報をもとに、ユーザの身体の断面を可視化した断面画像を運動器具制御装置12の表示制御部65が表示部72に表示する。ユーザの身体の断面が可視化されることにより、脂肪や筋肉の厚みを測定することができる。また、情報管理部66や情報管理部86に記憶させる脂肪の厚みや筋肉の厚みの履歴に基づいて筋肉電気刺激装置10による効果を測定することができる。超音波センサは、ドップラセンサと異なり、対象物であるユーザの身体に接触する位置に設ける必要がある。例えば、腹直筋上で筋肉の大きさや収縮の様子を測定できる位置に設ける。また、超音波センサを図2の運動器具制御装置12に接続するような超音波プローブの形で設けてもよい。このように、超音波センサによる検出結果を用いて可視化した脂肪や筋肉の断面画像を画面表示することができる。また、脂肪や筋肉の厚みを測定し、これを履歴として記録することにより、脂肪減少や筋肉増大の変化を測定できる。脂肪や筋肉の厚みに基づいて、または、脂肪減少や筋肉増大の変化に応じて、筋肉電気刺激装置10によるトレーニングの内容として、設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。また、トレーニングの推奨頻度などを決定してもよい。なお、超音波センサを第1基材26または第2基材27において電極と同じような層に設ける仕様としてもよい。その場合、電極に貼付するゲル状の粘着パッドを音響整合層のゲル状部材としても用いることができる。
(3)生体インピーダンス測定器
生体インピーダンス測定器は、ユーザの身体に微弱な電流を流し、ユーザの身体の電気抵抗を測定する。測定した電気抵抗値と、あらかじめ記憶するユーザの身長、体重、年齢、性別といった身体情報との関係で、脂肪量、筋肉量、水分量などの体組成の値を推定することができる。生体インピーダンス測定器は、身体に微弱な電流を流すためにユーザの身体に接触する位置に設ける必要があるが、独立したセンサとして設ける代わりに第1電極群31、第2電極群32、第3電極群33、第4電極群34で代用し、これらの電極を通じて微弱な電流を流し、電気抵抗を測定する仕様としてもよい。生体インピーダンス測定器が測定した電気抵抗値に基づいて、電気刺激制御部54または設定処理部63が筋肉電気刺激装置10の設定電圧値を調整したり、電極位置が適正であるかを分析してフィードバックしたりすることができる。また、体組成分析の結果に基づいて、筋肉電気刺激装置10によるトレーニングの内容として、設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。また、トレーニングの推奨頻度などを決定してもよい。
(4)近赤外線センサ
近赤外線センサは、可視光に近い電磁波である近赤外線を対象物であるユーザの身体に照射したときの反射、吸収、透過の量の違いによって、例えばユーザの身体の水分量や血流量を検出する。これにより、トレーニングの効果やユーザの心拍数ないし脈拍などのバイタルサインを測定できる。例えば、水分量や血流量の変化に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。例えば、むくみの有無等を判定し、その判定結果に応じて15Hz未満程度の電気刺激による筋運動(単収縮)によって血流促進を図ってもよい。
(5)遠赤外線センサ
遠赤外線センサは、物体から放射される遠赤外線を検知して微少な温度差を検出する。例えば、ユーザの体温の変化や体温分布を検出してこれを運動器具制御装置12の表示制御部65が表示部72に表示する。また、電気刺激を加える複数の身体部位のそれぞれから体温を検出するように複数箇所にセンサを設け、身体部位ごとの運動効果の違いや運動のバランスを推定してもよい。例えば、これらの推定結果に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(6)筋電位センサ
筋電位センサは、筋収縮によって生じる筋電位を測定し、筋肉の動作時の電位変化を検出する。電気刺激を加える複数の身体部位のそれぞれから筋電位を検出するように複数箇所にセンサを設け、身体部位ごとの筋運動の違いや筋疲労の違い、筋運動のバランスを推定してもよい。例えば、これらの推定結果に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(7)皮膚ガスセンサ
皮膚ガスセンサは、皮膚表面から放出されるガスを検出するセンサであり、例えばアンモニア(NH)、アセトン、二酸化窒素(NO)、酢酸などの皮膚ガスを検出し得る。例えば、皮膚ガスセンサによってアンモニアを検出する場合、ユーザの疲労を測定できる。皮膚ガスセンサによってアセトンを検出する場合、ユーザの脂肪燃焼量を測定できる。皮膚ガスセンサによって二酸化窒素を検出する場合、ユーザの血流量を測定できる。皮膚ガスセンサによって酢酸を検出する場合、ユーザの疲労を測定できる。これらの測定値やその変化に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(8)圧力センサ
圧力センサは、圧力による変形で生じる静電容量の変化や歪みゲージの電気抵抗値の変化を検出する。例えば心拍や呼吸による体動を検出することによって心拍数や呼吸数などのバイタルサインを得ることができる。また例えば、筋肉電気刺激装置10を身体に巻き付けるときのベルトの圧力を圧力センサによって検知し、ベルトの締めすぎを検出してもよい。圧力センサによって、ユーザの着座時の圧力を検出してもよい。ユーザが両足を載せるタイプ(筋肉電気刺激装置10g)の底面に圧力センサを設けることにより、後述する筋肉電気刺激装置10gの揺動を検出してもよい。これらの測定値やその変化に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(9)加速度センサ
加速度センサは、対象物の加速度を検知することにより、ユーザの筋肉の動きの速さを検出する。また、対象物の運動量に基づいて筋収縮の大きさを測定してもよい。ユーザが両足を載せるタイプ(筋肉電気刺激装置10g)に加速度センサを設けることにより、後述する筋肉電気刺激装置10gの揺動を検出してもよい。これらの測定値やその変化、または身体部位ごとの動きの速さの違いに応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(10)温度計
温度計は、対象物の温度を検知する。例えば、ユーザの体温や環境の温度を検出する。また、湿度計も設けて環境の湿度をさらに検出してもよい。ユーザの体温や環境の温度の変化に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(11)画像センサ
画像センサは、被写体の画像を取得する撮像素子である。画像センサにより、ユーザの体型や動作を検出することにより、ユーザの身体の歪みや動作を特定する。画像センサとしては、運動器具制御装置12に内蔵されるカメラを用いてもよい。ユーザの身体の歪みや動作に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(12)生体磁気センサ
生体磁気センサは、ユーザの生体磁気を検知することにより、例えば心拍数などのバイタルサインを得ることができる。これらの測定値やその変化に応じて設定処理部63は動作時間や周期、波形などを調整する。
(13)腹囲測定器
図3に示すような腹囲に巻くタイプの筋肉電気刺激装置10の場合に、腹囲測定用のベルトを設けて腹囲を測定する。また、腹部以外に腕や脚等の身体部位に巻くタイプの筋肉電気刺激装置10において、腕や脚等の周囲長測定用のベルトを設けてその周囲長を測定してもよい。それらの測定値および他の測定値に基づいてユーザの体型や身体バランスを推定し、その推定結果に応じて設定処理部63が動作時間や周期、波形などを調整する。
各種センサによる検出値を用いることにより、例えば以下の機能が実現可能となる。
(1)筋肉のバランス
設定処理部63は、超音波センサや生体インピーダンス測定器などのセンサを用いて測定した各身体部位の筋肉量のバランスや、筋電位センサまたは赤外線センサなどの各種センサを用いて測定した各身体部位の筋運動や筋疲労のバランス、に応じて、動作時間や周期、波形を調整する。すなわち、設定処理部63は、左右の筋肉や上下の筋肉の不均衡を解消する方向のトレーニングとなるように調整する。設定処理部63は、左右の腹直筋や腹斜筋の筋肉量が不均衡であることが測定された場合に、その左右差に応じた設定電圧値として、筋肉量が少ない方の腹直筋や腹斜筋に対してより大きな電圧値を設定してもよい。設定処理部63は、左右の腕の筋肉量が不均衡であることが測定された場合に、その左右差に応じた設定電圧値として、筋肉量が少ない方の腕に対してより大きな電圧値を設定してもよい。設定処理部63は、左右の脚の筋肉量が不均衡であることが測定された場合に、その左右差に応じた設定電圧値として、筋肉量が少ない方の脚に対してより大きな電圧値を設定してもよい。設定処理部63は、上半身と下半身の筋肉量、上下の筋肉量、前後の筋肉量などが不均衡であることが測定された場合に、その差に応じた設定電圧値として、筋肉量が少ない方の筋肉に対してより大きな電圧値を設定してもよい。設定処理部63は、脂肪量と筋肉量、それらの比率、あらかじめ記憶するユーザの身長、体重、年齢、性別といった身体情報、ユーザの希望する体型や運動量との関係で、ユーザに適した電気刺激および運動量となるよう電圧値を設定してもよい。以上により、ユーザによって異なる体型や筋肉量に合わせた、より適切な電気刺激を加えることができる。
(2)心拍数に応じた電気刺激
ドップラセンサや近赤外線センサ、圧力センサ、生体磁気センサなどのセンサによりユーザの心拍数などのバイタルサインを得る場合、その心拍数に応じて設定処理部63は、筋肉電気刺激装置10の設定電圧値を調整する。設定処理部63は、これらのセンサによってユーザの心拍を監視する場合、心拍に合わせたタイミングの波形で電気刺激を加えることで、単収縮における血流を促進してもよい。設定処理部63は、心拍数が所定値を超えて上昇しすぎた場合、設定電圧値を下げるなどをしてトレーニングを抑え、逆に心拍数が所定値を下回るほど低い場合は、設定電圧値を上げて強度を高める。以上により、筋肉電気刺激装置10をより効果的に使用できる。
(3)粘着パッド交換の注意喚起
筋肉電気刺激装置10の電極に貼付されるゲル状の粘着パッドが消耗するなどして交換すべき状態となったか否かをセンサによって検出する。例えば、ドップラセンサ、生体インピーダンス測定器、近赤外線センサなどのセンサによって粘着パッドの組成(特に水分量)を検出してもよい。粘着パッドの水分量を検出するために粘着パッドの一部をセンサが挟み込む構造となるようにセンサを配置してもよい。また、ユーザの身体との間で電極に通電している間に生体インピーダンス測定器が粘着パッドの電気抵抗値を計測する仕様の他、粘着パッドの電気抵抗値を計測するための専用のインピーダンス測定器を電極付近に設ける仕様としてもよい。粘着パッドの消耗が検出され、交換すべき状態であると設定処理部63が判定した場合、表示制御部65が表示部72に粘着パッドの交換をユーザに促す内容を表示する。また、粘着パッドを交換すべき旨を示す情報を通信部71を介して情報管理サーバ14に送信し、その情報を受け取った情報管理サーバ14の通信処理部85が、粘着パッドの新規購入注文をユーザのために自動で発行してもよい。以上により、粘着パッドの交換に関してユーザの利便性が高まるとともに、ユーザに粘着パッドないし筋肉電気刺激装置10の適切な利用を促進することができる。
(4)波形調整
脂肪の厚みや脂肪量が多いと通電がしにくいことから、電気刺激の周波数を高めて通電を高めるために脂肪量に応じて設定処理部63は波形を調整する。具体的には、超音波センサや生体インピーダンス測定器を用いて測定した脂肪量に応じて、通電するバースト波を構成するパルスの周波数を、適切な深度、刺激量となるように調整する。例えば、脂肪量が所定値を超える場合に波形の周波数を高める。特に、干渉波型の筋肉電気刺激装置10は、狙った部位に届くように波形調整を可能とする。以上により、より効果的な電気刺激をユーザに提供することができる。
(5)出力調整
ユーザが両足を載せるタイプ(筋肉電気刺激装置10g)では、足裏からの電気刺激が強くなると、足首が電気刺激により動作するため、筋肉電気刺激装置10gが足首に合わせシーソーのように揺動する。図7は、筋肉電気刺激装置10gの使用状態を示す側面図である。筋肉電気刺激装置10gを用いるとき、ユーザは、腰掛け座位で筋肉電気刺激装置10gの一対の足置き部92L、92Rのそれぞれに両足を置く。腰掛け座位とは、椅子等の腰掛けや床に腰を掛けた状態で、両足FL、FRを下ろす姿勢をいう。両脚には、一対の電極部を通して、電気刺激を付与するための刺激電流が流れる。この刺激電流は、ユーザの左脚、右脚、筋肉電気刺激装置10gを通電経路とする。両脚に刺激電流が流れると、前すね、ふくらはぎ、足裏等の筋肉に電気刺激が付与され、これらの収縮及び弛緩を伴う運動が促される。つまり、ひざ下や足の筋肉の運動が促される。ひざ下や足の筋肉が電気刺激により収縮すると、足関節が屈曲するように足FL、FRが方向Pa1に動く。一方、電気刺激の解除により収縮状態にある筋肉が弛緩すると、その足関節が伸展するように足FL、FRが方向Pa2に動く。ひざ下や足の筋肉に対する電気刺激を繰り返すことで、ユーザの足FL、FRがこれら方向Pa1、Pa2に往復する揺動運動が促される。筋肉電気刺激装置10gの本体16は、その一部が接地した状態で前後両端部の上下動を伴い前後に揺動可能に設けられる。これにより、筋肉電気刺激装置10gに足FL、FRを置いた状態で、電気刺激により足FL、FRの揺動を促したとき、その揺動に追従して筋肉電気刺激装置10gを揺動させられる。これに伴い、足FL、FRが揺動したときでも、筋肉電気刺激装置10gの電極部に足FL、FRが接触した状態を維持でき、筋肉電気刺激装置10gにより継続的に電気刺激を付与できる。この結果、筋肉電気刺激装置10gにより足FL、FRの揺動運動を継続的に促せ、電気刺激により筋肉を鍛えるトレーニング効果を得られる。
しかし、筋肉電気刺激装置10gの使用に慣れていないユーザの場合、電圧値を上げることを躊躇い、筋肉電気刺激装置10gが揺動するまで適切に電圧値を高めないユーザがいることも考えられる。そこで、筋肉電気刺激装置10gに圧力センサや加速度センサを設けて筋肉電気刺激装置10gの揺動を検出する。検出された筋肉電気刺激装置10gの揺動を示す値が所定を下回るなど揺動不足を判定した場合、電圧値が不十分である旨ないし適切な電圧値まで高めるようにユーザへ通知してもよいし、自動で適切な電圧値まで高める制御を実行してもよい。
以上、本発明について実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下変形例を示す。
上記の実施の形態においては、運動器具として電気刺激による反射運動を利用して筋肉を運動させる筋肉電気刺激装置10を用いる例を説明した。変形例においては、電気刺激による反射運動を随意運動に加えるハイブリッドトレーニングのための筋肉電気刺激装置10に適用してもよい。
上記の実施の形態においては、運動器具制御装置12が情報管理サーバ14に接続し、ユーザごとの運動の結果やユーザ登録の情報を情報管理サーバ14に送信して管理する仕様を説明した。変形例においては、情報管理サーバ14を用いずに、複数の筋肉電気刺激装置10と運動器具制御装置12だけで運動器具制御システムを構成してもよい。筋肉電気刺激装置10に運動器具制御装置12の表示機能、制御機能、通信機能をもたせることで、筋肉電気刺激装置10と運動器具制御装置12とを一つの装置として一体的に構成してもよい。この場合、ユーザは運動器具制御装置12を別途持つ必要がなく、図4に示すように筋肉電気刺激装置10の通信部58が情報管理サーバ14と直接通信する。また、複数の筋肉電気刺激装置10の間で直接通信することができる分、筋肉電気刺激装置10同士で動作の同期を取りやすくなる。
上記の実施の形態においては、電圧を印加する運動時間等が運動プログラムとして定められている仕様を説明した。変形例においては、運動時間だけでなく、使用する身体部位、運動頻度やスケジュール、設定強度などが運動目的やユーザの属性、運動履歴などに応じて最適化される形で運動プログラムが組まれるような仕様であってもよい。その場合、適切なスケジュールにしたがって運動実行を催促する通知を実施してもよい。また、履歴に基づいて徐々に強度を上げたり、疲労度に応じて強度を下げたりするなどの自動調整を実施する仕様でもよい。
上述のように、第1基材26および第2基材27は薄いシート状の部材で構成され、また、装着する身体部位に適した形状にて形成されるが、基材の形状は薄いシート状に限られない。例えば、フィットネスウェア102に装着される電気刺激モジュールにはフィットネスウェア102への装着に適した基材が用いられる。その基材は、電気刺激モジュールの各構成が載置される略長方形などの矩形状に形成されてよく、また、形状安定性と軽量性のある繊維素材で形成されてもよい。例えば、筋肉電気刺激装置10gには足置きに適した材質や形状の基材が用いられてよい。
変形例において、筋肉電気刺激装置10がユーザに有償で貸与され、その対価の支払いがある間だけ筋肉電気刺激装置10が動作するよう構成してもよい。例えば、通信部58または通信部71がユーザの支払い有無を情報管理サーバ14に問い合わせ、支払いがあり正当に使用する権利を有する旨の情報を情報管理サーバ14から受信した場合に限り、設定部56が筋肉電気刺激装置10の動作を有効化する制御をしてもよい。
変形例において、仮想現実空間においてユーザの化身として表示されるアバターを、図8のように運動器具制御装置12の表示制御部65が表示部72の画面に表示してもよい。図8は、アバターが表示される画面例を示す。画面には、使用履歴に応じて筋肉の大きさが変化し得るアバター110が表示される。ユーザの筋肉電気刺激装置10の使用履歴に基づいてアバター110の表示態様を変化させてもよい。例えば、筋肉電気刺激装置10の使用前と使用後とでアバター110の筋肉が成長するような変化を表示してもよい。また例えば、筋肉電気刺激装置10の使用頻度や使用回数、使用時間、使用電圧値などの使用履歴に応じて筋肉の成長をシミュレートして画面に表示してもよい。その場合、ユーザはアバター110を育成するゲームを楽しむ感覚で筋肉電気刺激装置10を使用できる。
上述した実施の形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
10 筋肉電気刺激装置、 12 運動器具制御装置、 28 制御部、 40 センサ、 60 通信処理部、 63 設定処理部、 64 器具制御部、 65 表示制御部、 66 情報管理部、 70 制御部、 80 制御部、 85 通信処理部、 86 情報管理部。
本発明は、筋肉電気刺激装置に関する。

Claims (1)

  1. 電気刺激を筋肉に与える筋肉電気刺激装置であって、
    ユーザの身体に関する情報を検出する第1のセンサと、
    前記筋肉電気刺激装置の動きに関する情報を検出する第2のセンサと、
    前記第1のセンサで検出した情報および前記第2のセンサで検出した情報に基づき、電極間へ印加する電圧の制御を処理する制御部と、
    を備え
    前記筋肉電気刺激装置は、載置されたユーザの足の筋肉に電気刺激を与えて収縮させ、その収縮に伴う足首の揺動に追従して揺動し得る装置であり、
    前記第2のセンサは、前記筋肉電気刺激装置の揺動を検出する圧力センサおよび加速度センサのうち少なくともいずれかであり、
    前記制御部は、前記第2のセンサで検出された情報に基づいて前記筋肉電気刺激装置の揺動量を判定し、その判定結果に応じて前記ユーザへ通知または前記電圧を制御することを特徴とする筋肉電気刺激装置。
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