JP7386580B1 - リハビリ用パッド体及びリハビリパンツ - Google Patents

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【課題】リハビリパンツを着用者から脱がせなくても、使用済のパッドを取り外しかつ未使用の新しいパッドを使用開始させることができる。【解決手段】リハビリパンツ1の内周面から着用者Mの皮膚に向かって積層して配置され、それぞれが吸収体7を備えた複数のパッド6を有し、リハビリパンツ1の前記内周面に取り付けて用いられるリハビリ用パッド体5であって、複数のパッド6は、汚れが生じた皮膚側のパッド6が順番に引き剥がし操作されることで、それ以外の他のパッド6から分離可能に構成されており、複数のパッド6のそれぞれは、互いに異なる色による色表記部9と、パッド6のうち反皮膚側の所定部位に対し折り畳み状態で固着され、汚れが生じ使用済となったパッド6を収納するための収納袋10とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、リハビリ用パッド体及びリハビリパンツに関する。
従来、介護用等の成人用おむつを、尿取りパッドと併用することが一般的に行われている。例えば特許文献1の図10、図11、段落[0090]~[0096]等には、パンツ型おむつ1の内側に1枚の尿取りパッド120(又は130,140)を取り付けて使用する構成について記載されている。
特開2007-244506号公報
上記従来技術の構成では、尿取りパッドが汚れて使用済になった時、尿取りパッドをパンツ型おむつ1から取り外し、新たに別の尿取りパッドを取り付ける必要がある。しかし、使用済の状態では、パンツ型おむつ1も尿取りパッドも長時間の使用により多数の皴が寄った状態であり、現実には、着用者がパンツ型おむつ1の開口部12に足を通したままパンツ型おむつ1のみを下げた状態で新たな尿取りパッドを取り付けるのは極めて困難である。したがって、結局、開口部12から着用者の足を抜いてパンツ型おむつ1を脱がせる必要があり、介護者の労力負担が大きいばかりか、下肢に不自由のある着用者では脱ぐこと自体が困難となっていた。
本発明の目的は、リハビリパンツを着用者から脱がせなくても、使用済のパッドを取り外しかつ未使用の新しいパッドを使用開始させることができるリハビリ用パッド体及びリハビリパンツを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、着用者の左股・右股が左・右挿通孔にそれぞれ挿通されて着用されるパンツ型のリハビリパンツの内周面から前記着用者の皮膚に向かって積層して配置され、それぞれが吸収体を備えた複数のパッドを有し、前記皮膚側に位置する前記パッドを当該皮膚に接触させて前記吸収体により前記着用者の排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿を吸収させるとともに、反皮膚側に位置する前記パッドを前記リハビリパンツの前記内周面に取り付けて用いられるリハビリ用パッド体であって、前記複数のパッドは、前記着用者の排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿により汚れが生じた前記皮膚側の前記パッドが順番に引き剥がし操作されることで、それ以外の他のパッドから分離可能に構成されており、かつ、前記複数のパッドのそれぞれは、前記引き剥がし操作時の前記順番を識別するための、互いに異なる色による色表記部と、当該パッドのうち反皮膚側の所定部位に対し折り畳み状態で固着され、前記汚れが生じ使用済となった当該パッドを収納するための収納袋と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、積層された複数のパッドを、汚れたものを適宜に引き剥がしつつ皮膚側から順番に使用すればよいので、パンツ型のリハビリパンツから着用者の足を引き抜いて脱がせなくても、使用済のパッドを取り外しかつ未使用の新しいパッドを使用開始させることができる。
またその際、引き剥がし順序を間違えないように各パッドに色表記部が設けられているので、円滑かつ確実に正しい順番で使用済パッドの引き剥がしを行うことができる。
さらに、各パッドの反皮膚側(裏側)に収納袋が固着されているので、引き剥がしたパッドを丸めながらそのまま収納袋に入れ込むことができ、円滑に廃棄することができる。
本発明によれば、リハビリパンツを着用者から脱がせなくても、使用済のパッドを取り外しかつ未使用の新しいパッドを使用開始させることができる。
着用時のリハビリパンツの正面図である。 リハビリパンツの斜視図である。 リハビリ用パッド体の斜視図、パッドの平面図、及びパッドの斜視図である。 収納袋の構成を説明する概念図である。 リハビリ用パッド体の取り扱い方法の一例を説明する概念図である。 リハビリ用パッド体の取り扱い方法の一例を説明する概念図である。 リハビリ用パッド体の取り扱い方法の別の一例を説明する概念図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の技術的範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば下記の各構成要素を均等なものに置換した実施形態を採用することができ、それらについても本発明の技術的範囲に含まれる。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするため、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略又は簡略化する。
図1に着用時のリハビリパンツ1の正面図を示す。リハビリパンツ1は、パンツ本体4と、パンツ本体4の内側に取り付けられるリハビリ用パッド体5とを有する。パンツ本体4は、着用者Mの左股ML及び右股MRがそれぞれ挿通される左挿通孔2及び右挿通孔3を備え、着用者Mのウエストに相当する部分、及び左挿通孔2及び右挿通孔3周辺にギャザー構造を備えた、パンツ型の形状となるように構成されている。
図2にリハビリパンツ1の斜視図を示す。リハビリ用パッド体5は3枚のパッド6a、パッド6b、パッド6c(以下適宜、パッド6a~6cをパッド6と総称する)を備え、これら3枚のパッド6がパンツ本体4の内周面から着用者Mの皮膚に向かって積層して配置されている。この例ではリハビリ用パッド体5に含まれるパッド6は3枚であるが、2枚であったり、4枚以上であってもよい。
各パッド6は、例えば、各パッド6の反皮膚側の面に配置された面ファスナー8等により、互いに分離可能に固定され、また、パンツ本体4の内周面に対して、分離可能に取り付けられている。この図では、最も反皮膚側に配置されるパッド6cがパンツ本体4の内周面に対して面ファスナー8により取り付けられている。面ファスナー8以外の公知の方法により、各パッド6同士、及びパッド6とパンツ本体4とを、固定してもよい。
図3(a)にリハビリ用パッド体5の斜視図、図3(b)にパッド6aの平面図、図3(c)にパッド6aの斜視図を示す。なお、これらの図はリハビリ用パッド体5及びパッド6aを着用者Mの皮膚側に配置される面から見た図である。
パッド6aは略矩形形状であり、液体を吸収し、保持可能な、公知の吸収体7を備える。図3及び図2に示すように、パッド6のうち、最も着用者Mの皮膚側に配置されるパッド6aは、パンツ本体4の内周面に取り付けられた際、パッド6aの長手方向L1が着用者Mの皮膚のうち腹部、陰部、背部に沿って配置され、着用者Mの排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿等(以降、適宜、着用者Mの排泄物や体液等と称する)を吸収体7により吸収する。
吸収体7は、公知のものを用いることができ、例えばパルプ、レーヨン、コットン等の短繊維素材や、親水性ポリマー等による樹脂素材等により、構成される。図示は省略するが、吸収体7の皮膚側の面にさらに不織布等が配置され、吸収体7の反皮膚側の面にさらに液体を透過しない樹脂フィルム等が配置されていてもよい。
図2及び図3に示す複数のパッド6a~6cは、最も皮膚側に近く配置されるパッド6a、2番目に皮膚側に近く配置されるパッド6b、最も皮膚側から遠く配置されるパッド6cの順番に引き剥がし操作が可能となっており、使用済みのパッド6のみを分離して、他のパッド6を新たな使用面として使用できるようになっている。
図3(a)に示すように、パッド6a、パッド6b、パッド6cは、長手方向L1の端部に、それぞれ、前記引き剥がし操作時の順番を識別するための色表記部9a、色表記部9b、色表記部9c(以下適宜、色表記部9と総称する)を有する。色表記部9a、色表記部9b、色表記部9cは、それぞれ異なる色、例えば色表記部9aは緑色、色表記部9bは黄色、色表記部9cは赤色に、着色されている。色表記部9は、例えばパッド6の長手方向端部を、公知の方法で着色したり、着色された布やフィルム等を固定して構成してもよい。
この図では、色表記部9の着色は、パッド6の長手方向端部において、皮膚側及び反皮膚側のどちらにも施されているが、例えば皮膚側のみが、着色されていてもよい。
なお、色表記部9の色が異なる以外は、パッド6と同様の構成が、パッド6b及びパッド6cにも適用される。
図4に収納袋10の構成を説明する概念図を示す。図4(a)はパッド6aを着用者Mの反皮膚側に配置される面から見た際の斜視図である。パッド6aは、パッド6aの反皮膚側の面の所定部位に対し折り畳み状態で固着された収納袋10を有する。収納袋10は、例えばビニール袋等であって、汚れが生じ使用済となったパッド6aを収納するため、黒色等の不透明色を備えるものが、特に好ましい。
この図では、収納袋10は、パッド6aの短手方向W1の略中央、かつパッド6aの長手方向L1において、背部側の端部から略4分の1に位置する部位において、固着部11により、袋の底部13の少なくとも一部がパッド6aに対し固着されている。また、収納袋10は、収納袋10の長手方向L2を、パッド6aの長手方向L1に沿わせる姿勢で、パッド6aに附設されている。この例では、収納袋10は、パッド6aに固着されていない部分が長手方向L2に沿って二回折り畳まれた状態で附設されている。
図2で示した状態、すなわち、リハビリパンツ1の中に配置された状態では、収納袋10は、図4(a)の状態で配置され、開口端12が、折り畳まれた状態の収納袋10において最も反皮膚側に位置する自由端とされつつ、パッド6aに附設されている。
図4(b)は、図4(a)において折り畳まれた状態にある収納袋10を、長手方向L2に沿って少し広げて見せた図である。
図4(c)は、図4(b)で広げた収納袋10を、長手方向L2に沿って完全に伸ばして広げた図である。この図では、収納袋10は、固着部10を中心にして、収納袋10の短手方向W2に沿って、3つ折りにされた状態となっている。なお、収納袋10は、短手方向W2に沿って中央に観音開きとなるように折り畳まれてもよく、丸められた形状等にて、収納されていてもかまわない。
図4(d)は、図4(c)で長手方向L2に沿って広げた収納袋10を、さらに短手方向W2にも完全に広げて見せた図である。
なお、この図において、収納袋10を折り畳んだ際、又は広げた際に、開口端12が、パッド6aの長手方向L1において、色表記部9aが配置された端部と同じ端部側を向いて、配置されるようになっている。
図5及び図6に、リハビリ用パッド体5の取り扱い方法の一例を説明する概念図を示す。まず、図5(a)において、パッド6aが着用者Mの排泄物や体液等で汚れた際に、介護者等は、リハビリパンツ1を、着用者Mの左股ML及び右股MRが左挿通孔2及び右挿通孔3にそれぞれ挿通した状態のまま、ずらして降ろす。
次いで、図5(b)において、介護者等は、パッド6aに設けた色表記部9aの緑色を目安として、使用済となったパッド6aを識別して引き剥がし、未使用のパッド6b及びパッド6cから分離する。
その後、パッド6bが最も皮膚側に配置された状態のリハビリパンツ1を使用し、パッド6bが汚れた場合、図5(c)において、介護者等は、パッド6bに設けた色表記部9bの黄色を二番目に引き剥がすパッド6として識別し、使用済となったパッド6bを引き剥がし、未使用のパッド6cから分離する。
その後、パッド6cが最も皮膚側に配置された状態のリハビリパンツ1を使用し、パッド6cが汚れた場合、図5(d)において、介護者等は、パッド6cに設けた色表記部9cの赤色を三番目に引き剥がすパッド6として識別し、使用済となったパッド6cを引き剥がし、パンツ本体4から分離する。
図5(d)は、3枚のパッド6が全て引き剥がされ、パンツ本体4のみとなった状態である。パンツ本体4の内側には吸収体が配置され、外側に液体が漏れないよう耐水加工されているため、着用者Mはパンツ本体4のみの状態で再度これを装着して、パンツ本体4も汚れた時点で、着用者Mの足からパンツ本体4を脱がせ、新しいリハビリパンツ1と交換してもよい。なお、3枚のパッド6を全て引き剥がした後で、新しいリハビリ用パッド体5か、もしくは、市販の吸収パッド等を、パンツ本体4の内側に追加して装着し、パンツ本体4を脱がせることなく、一定の期間の間、使用し続けることもできる。
なお、色表記部9の色は、例えば、信号の色になぞらえて緑、黄、赤の各色とし、最初(9a)が緑、次(9b)が黄色、最後(9c)が赤というように、感覚的に、順序が把握できるように、配慮されているが、これ以外の色であってもよい。
図6(a)は、図5(b)にて引き剥がされた使用済みのパッド6aを、皮膚側から見た状態である。
次いで、図6(b)~(d)に示すように、パッド6aを、長手方向L1に沿って、背部側からロール状に略4分の1巻き回していくと、パッド6aの裏側(反皮膚側)から、折り畳まれた状態の収納袋10の開口端12が突出するので、これを引っ張って収納袋10を長手方向L1に沿って引き伸ばす。
次いで、図6(e)に示すように、収納袋10の短手方向W1に沿って収納袋10を広げたのち、収納袋10の内側に介護者等の手KHを差し込む。
次いで、図6(f)に示すように、略4分の1巻き回されたロール状のパッド6aを、収納袋10の内側から、固着部11(裏側に配置されているが、図示は省略)を介して、手KHで把持する。
次いで、図6(g)~図6(j)に示すように、図示されないもう片方の手等で、収納袋10の開口端12を把持して収納袋10を裏返しながら、手KHで把持した状態のロール状のパッド6aに被せていく。
次いで、図6(k)~図6(l)に示すように、残りのパッド6aについても適宜ロール状に巻き回しながら、裏返した収納袋10の中にパッド6aを収納していき、図6(m)において、丸めたパッド6aを収納袋10の中に全て収納したら、図6(n)に示すように、収納袋10の開口端12を結び合わせて袋を密閉し、これを廃棄する。
図7に介護用パッド5の取り扱い方法の別の一例を説明する概念図を示す。図7(a)はリハビリパンツ1を着用した着用者M(下肢に不自由のある着用者等)が仰向けで寝ている状態である。図7(b)において、着用者Mは、体を右股MR向きに起こし、図7(c)において、着用者M自身で、リハビリパンツ1を少し引き下げてずらし、図7(d)において、着用者M自身の手により、リハビリパンツ1の内周面側に取り付けられた、パッド6aを引き剥がしてパッド6bから分離し、上述と同様の手順で、着用者M自身により、廃棄する。
<実施形態の効果>
本実施形態においては、積層された複数のパッド6を、汚れたものを適宜に引き剥がしつつ皮膚側から順番に使用すればよいので、パンツ型のリハビリパンツ1から着用者Mの足を引き抜いて脱がせなくても、使用済のパッド6を取り外しかつ未使用の新しいパッド6を使用開始させることができる。
またその際、引き剥がし順序を間違えないように各パッド6に色表記部9が設けられているので、円滑かつ確実に正しい順番で使用済パッドの引き剥がしを行うことができる。
さらに、各パッド6の反皮膚側(裏側)に収納袋10が固着されているので、引き剥がしたパッド6を丸めながらそのまま収納袋10に入れ込むことができ、円滑に廃棄することができる。
また、本実施形態では特に、収納袋10の長手方向L2が、パッド6の長手方向L1に沿わせる姿勢で附設されているため、収納袋10が横にはみ出さずコンパクトに配置することができる。
また、本実施形態では特に、パッド6が色表記部9を備えるため、各パッド6をめくるように引き剥がすときに分かりやすくなっている。また、色表記部9を、パッド6の長手方向L1の端部に設け、収納袋10からなるべく近く配置することで、色を確実に識別できる。
また、本実施形態では特に、収納袋10の底部13だけをパッド6に固着し残りは固着させない構成とすることで、ロール状にしたパッド6を収納袋10収納しやすく利便性が向上する。
また、本実施形態では特に、収納袋10の開口端12を自由端とし、片手を袋に突っ込んで収納袋10の底部に配置される固着部11でロール状のパッド6を掴み、もう片方の手で自由端となっている開口端12をつまんで袋を裏返すことで、掴んだ状態のままロール状のパッド6を収納袋10の中に収納することができる。
また、パッド6を長手方向L1に沿ってぐるぐると略4分の1巻いたところで、そのロール状になったパッド6から、折り畳まれた状態の収納袋10の開口端12を突出させ、姿を現すようにすることができる。これにより、その状態から開口端12を引っ張って袋を円滑に引き伸ばすことができ、その後、前述のように片手を収納袋10に突っ込むことでロール状になったパッド6を掴むことができる。そして、パッド6の残りの4分の3も巻いて完全なロール状とした後、もう片方の手で開口端12をつまんで収納袋10を裏返すことで、ロール状のパッド6を収納袋10の中に収納することができる。
なお、上述した手順は一例であって、上記手順の少なくとも一部を削除又は変更してもよいし、上記以外の手順を追加してもよい。また、上記手順の少なくとも一部の順番を変更してもよいし、複数の手順が単一の手順にまとめられてもよい。
なお、上述したステップは一例であって、上記ステップの少なくとも一部を削除又は変更してもよいし、上記以外のステップを追加してもよい。また、上記ステップの少なくとも一部の順番を変更してもよいし、複数のステップが単一のステップにまとめられてもよい。
なお、上述した工程は一例であって、上記工程の少なくとも一部を削除又は変更してもよいし、上記以外の工程を追加してもよい。また、上記工程の少なくとも一部の順番を変更してもよいし、複数の工程が単一の工程にまとめられてもよい。
なお、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 リハビリパンツ
2 左股
3 右股
4 パンツ本体
5 リハビリ用パッド体
6 パッド
7 吸収体
8 面ファスナー
9 色表記部
10 収納袋
11 固着部
12 開口端
13 底部

Claims (7)

  1. 着用者の左股・右股が左・右挿通孔にそれぞれ挿通されて着用されるパンツ型のリハビリパンツの内周面から前記着用者の皮膚に向かって積層して配置され、それぞれが吸収体を備えた複数のパッドを有し、
    前記皮膚側に位置する前記パッドを当該皮膚に接触させて前記吸収体により前記着用者の排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿を吸収させるとともに、反皮膚側に位置する前記パッドを前記リハビリパンツの前記内周面に取り付けて用いられるリハビリ用パッド体であって、
    前記複数のパッドは、
    前記着用者の排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿により汚れが生じた前記パッドが、予め定められた所定順序に沿って前記皮膚側から1つずつ引き剥がし操作されることで、それ以外の他のパッドから分離可能に構成されており、
    かつ、
    前記複数のパッドのそれぞれは、
    いに異なる色による色表記部と、
    当該パッドのうち反皮膚側の所定部位に対し折り畳み状態で固着され、前記汚れが生じ使用済となった当該パッドを収納するための収納袋と、
    を有し、
    前記複数のパッドは、前記引き剥がし操作時の前記所定順序を感覚的に把握するために信号の色になぞらえた、緑色の前記色表記部を備えた第1パッド、黄色の前記色表記部を備えた第2パッド、赤色の前記色表記部を備えた第3パッド、を含み、
    3番目に引き剥がす前記第3パッドの上に2番目に引き剥がす前記第2パッドが積層され、2番目に引き剥がす前記第2パッドの上に1番目に引き剥がす前記第1パッドが積層されて、前記第1パッド、前記第2パッド、前記第3パッドの順序で前記皮膚側から引き剥がすように、構成されている
    ことを特徴とするリハビリ用パッド体。
  2. 請求項1記載のリハビリ用パッド体において、
    前記収納袋は、
    当該収納袋の長手方向を、前記パッドの長手方向に沿わせる姿勢で、前記パッドに附設されている
    ことを特徴とするリハビリ用パッド体。
  3. 請求項2記載のリハビリ用パッド体において、
    前記色表記部は、
    前記パッドの長手方向の端部に設けられている
    ことを特徴とするリハビリ用パッド体。
  4. 請求項3記載のリハビリ用パッド体において、
    前記収納袋は、
    底部が前記所定部位に固着されるとともに、固着されていない部分が当該収納袋の長手方向に沿って折り畳まれた状態で、前記パッドに附設されている
    ことを特徴とするリハビリ用パッド体。
  5. 請求項4記載のリハビリ用パッド体において、
    前記収納袋は、
    開口端が、前記折り畳まれた状態の当該収納袋において最も反皮膚側に位置する自由端とされつつ、前記パッドに附設されている
    ことを特徴とするリハビリ用パッド体。
  6. 請求項5記載のリハビリ用パッド体において、
    前記所定部位は、
    前記パッドの短手方向の略中央に位置する部位である
    ことを特徴とするリハビリ用パッド体。
  7. 着用者の左股・右股がそれぞれ挿通される左・右挿通孔を備えたパンツ本体と、
    前記パンツ本体の内周面から前記着用者の皮膚に向かって積層して配置されそれぞれが吸収体を備えた複数のパッドを備え、前記パンツ本体に取り付けられるリハビリ用パッド体と、
    を有し、
    前記皮膚側に位置する前記パッドを当該皮膚に接触させて前記吸収体により前記着用者の排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿を吸収させるとともに、反皮膚側に位置する前記パッドを前記パンツ本体の前記内周面に取り付けて用いられるリハビリパンツであって、
    前記複数のパッドは、
    前記着用者の排便、排尿又は陰部・肛門の疾患や褥瘡の出血、浸出液又は膿により汚れが生じた前記パッドが、予め定められた所定順序に沿って前記皮膚側から1つずつ引き剥がし操作されることで、それ以外の他のパッドから分離可能に構成されており、
    かつ、
    前記複数のパッドのそれぞれは、
    いに異なる色による色表記部と、
    当該パッドのうち反皮膚側の所定部位に対し折り畳み状態で固着され、前記汚れが生じ使用済となった当該パッドを収納するための収納袋と、
    を有し、
    前記複数のパッドは、前記引き剥がし操作時の前記所定順序を感覚的に把握するために信号の色になぞらえた、緑色の前記色表記部を備えた第1パッド、黄色の前記色表記部を備えた第2パッド、赤色の前記色表記部を備えた第3パッド、を含み、
    3番目に引き剥がす前記第3パッドの上に2番目に引き剥がす前記第2パッドが積層され、2番目に引き剥がす前記第2パッドの上に1番目に引き剥がす前記第1パッドが積層されて、前記第1パッド、前記第2パッド、前記第3パッドの順序で前記皮膚側から引き剥がすように、構成されている
    ことを特徴とするリハビリパンツ
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