JP7386523B2 - コネクタロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタが互いに係合した後に、接続部品同士を一体に保持し、脱落しないようにするためのコネクタロック機構に関する。
下記特許文献1には、雄雌コネクタハウジング同士が嵌合し合うまでは待機位置にとどめられ、正規嵌合時に検知位置への移動が可能になる検知部材を備えたコネクタが開示されている。この検知部材は、係合部と操作部を有してシーソ状に傾動可能な弾性アームを有しており、検知位置では係合部がコネクタハウジングの摺動面に形成された凹部に挿入されることで待機位置への移動が規制され、操作部が押圧されるとシーソ状に弾性変位して係合部が凹部から抜け出ることで、待機位置へ復帰する構成となっている。
特許第6287987号公報
上記特許文献1記載の検知部材では、雄雌コネクタハウジング同士の嵌合を解除するためには、検知部材を嵌合方向にスライドさせた後、操作部を嵌合方向に対して垂直方向に押下げる必要があった。
そこで、本発明の目的は、検知部材を嵌合方向にスライドさせるだけで雄雌コネクタハウジング同士の嵌合を解除可能な状態にすることが可能なコネクタロック機構を提供することである。
本発明は、
相手側コネクタを受け入れる嵌合開口と、当該嵌合開口の延在方向に対して略平行に延在し、且つ脚部を支点として接続され、一方側に前記相手側コネクタの係止突起に係止可能なロック用係止部材を有し、他方側に作動端を有するアームと、CPAロック用の係止突起を有するハウジングと、
前記ハウジングに対して、非嵌合位置と完全嵌合位置との間で移動可能に組み込まれ、前記アームの前記一方側に対応する位置に設けられたアーム押下突起、前記他方側に対応する位置に傾斜面を有するとともに、前記非嵌合位置にあるときに前記CPAロック用の係止突起と係止されるCPA側係止突起を有する、ロック部材と、
前記相手側コネクタに押圧される当接面と、前記CPA側係止突起を押圧する押圧部とを有するスライダと、
当該スライダと前記ロック部材との間に介在されるばね部材と、
を備えたコネクタロック機構であって、
嵌合時には、前記相手側コネクタが前記嵌合開口に挿入され、前記相手側コネクタが前記スライダの前記当接面を押圧することによって、前記押圧部が前記CPA側係止突起を押圧し、前記CPAロック用の係止突起と前記CPA側係止突起との係止が解除され、前記ロック部材が前記ばね部材の付勢力によって前記完全嵌合位置に移動させられ、前記アームの前記一方側が前記アーム押下突起により前記脚部を支点として前記相手側コネクタに近づくように旋回し、当該旋回によって前記ロック用係止部材が前記係止突起と係止され、
嵌合解除時には、前記ロック部材を前記非嵌合位置へ向けて移動させることにより、前記傾斜面が前記アームの前記作動端に接触作用することで、前記アームの前記一方側が前記脚部を支点として前記相手側コネクタハウジングから離れるように旋回し、前記ロック用係止部材が前記相手側コネクタの係止突起から解放される、コネクタロック機構。
また、本発明の一態様は、
前記ばね部材は、前記スライダと前記ロック部材との間に複数個平行に配置され、
前記スライダは、前記複数のばね部材の一端側をそれぞれ受け入れる、複数のばね受け部を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、前記ロック部材が、前記傾斜面が形成された基部を備え、当該基部の嵌合方向に対して直交する幅方向中央部分から、前記アーム押下突起が前記嵌合方向に向かって延出することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、前記ハウジングは、前記ロック部材の移動を案内するレールを有し、前記ロック部材の前記基部は、前記非嵌合位置と前記完全嵌合位置との間で、前記レール上を移動することを特徴とする。
上記本発明によれば、検知部材を嵌合方向にスライドさせるだけで雄雌コネクタハウジング同士の嵌合を解除可能な状態することが可能であり、コネクタの嵌合時に、ばね部材の付勢力によってロック部材が自動的に非嵌合位置から完全嵌合位置に移動するので、嵌合が完全に完了したか否かが容易に検知可能なコネクタロック機構を提供できる。
上記本発明の一態様によれば、複数のばね部材を使用する場合であっても単一のスライダ部材を使用することにより、コネクタロック機構の構造を簡単化することが可能であり、組立も簡単になる。
上記本発明の一態様によれば、アーム押下突起が、相手側コネクタの係止突起と係止されるアームのロック用係止部材を直接的に操作することが可能となり、コネクタ相互の嵌合、解除を確実に行うことが可能となる。
上記本発明の一態様によれば、ロック部材の移動を嵌合方向のみに制限することが可能となる。
本実施形態における完全嵌合状態にあるコネクタロック機構10の外観斜視図である。 図1のコネクタロック機構10を分解して反対側から俯瞰した場合の分解斜視図である。 図3(A)は、雄コネクタハウジングユニット100の外観斜視図であり、図3(B)は、雄コネクタハウジングユニット100の側面図である。 図4(A)は、雌コネクタハウジング200の外観斜視図であり、図4(B)は、図4(A)のIVB-IVB線で切断した場合の断面斜視図である。 図5(A)は、雌コネクタハウジング200の上面図、図5(B)は右側面図、図5(C)は後面図、図5(D)は正面図である。 図6(A)は、フードハウジング300の外観斜視図であり、図6(B)は、図6(A)のVIB-VIB線で切断した場合の断面斜視図である。 図7(A)は、フードハウジング300の上面図、図7(B)は右側面図、図7(C)は後面図、図(D)は正面図である。 図8(A)はスライダ400の外観斜視図、図8(B)は上面図、図8(C)は右側面図、図8(D)は後面図、図8(E)は正面図、図8(F)は、図8(D)のVIIIF-VIIIF線で切断した場合の断面斜視図である。 図9(A)はCPA部材500の外観斜視図、図9(B)は上面図、図9(C)は後面図、図9(D)は右側面図、図9(E)は正面図、図9(F)は、図9(C)のIXF-IXF線で切断した場合の断面斜視図、図9(G)は、図9(C)のIXF-IXF線で切断した場合のIXF-IXF線断面図である。 図10(A)は、ばね部材600の外観斜視図である。図10(B)は、リテーナ700の外観斜視図である。図10(C)は、シール部材800の外観斜視図であり、図10(D)は、図10(C)のシール部材800を、XD-XD線で切断した場合の断面斜視図である。 図11(A)は、非嵌合状態にある雄コネクタ組立体と雌コネクタ組立体の状態を示す断面図であり、図11(B)は、図11(A)に対応する断面斜視図である。 図12(A)は、雌コネクタハウジング200を雄コネクタハウジングユニット100に対して挿入し、雄ハウジングの後端面がスライダに当接した状態を示す断面図であり、図12(B)は、図12(A)に対応する断面斜視図である。 図13(A)は、図12(A)の状態から雌コネクタハウジング200をさらに雄コネクタハウジングユニット100に対して挿入し、スライダがCPA部材の係止突起に接した状態を示す断面図であり、図13(B)は、図13(A)に対応する断面斜視図である。 図14(A)は、図13(A)の状態から雌コネクタハウジング200をさらに雄コネクタハウジングユニット100に対して挿入し、スライダがCPA部材の係止突起を押し上げた状態を示す断面図であり、図14(B)は、図14(A)に対応する断面斜視図である。 図15(A)は、完全嵌合状態にある雄コネクタ組立体と雌コネクタ組立体の状態を示す断面図であり、図15(B)は、図15(A)に対応する断面斜視図である。 図16(A)は、CPA部材を前方に向けて移動させて嵌合状態を解除しつつある雄コネクタ組立体と雌コネクタ組立体の状態を示す断面図であり、図16(B)は、図16(A)に対応する断面斜視図である。 図17(A)は、図16(A)の状態からCPA部材をさらに前方に移動させた、嵌合解除直前の雄コネクタ組立体と雌コネクタ組立体の状態を示す断面図であり、図17(B)は、図17(A)に対応する断面斜視図である。
本実施形態のコネクタロック機構を、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明のコネクタロック機構の一例を説明するものであって、本発明をこのコネクタロック機構に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された他の形態のコネクタロック機構にも等しく適用されるべきものである。以下に説明するコネクタロック機構は、コネクタ位置保証機構(CPA機構)として一般に知られるが、本発明の技術思想はCPA機構のみに限定されるわけではない。
〔コネクタロック機構の全体構成〕
まず、図1、図2を参照して、本実施形態のコネクタロック機構10について説明する。なお、図1は、本実施形態における完全嵌合状態にあるコネクタロック機構10の外観斜視図であり、図2は、図1のコネクタロック機構10を分解して反対側から俯瞰した場合の分解斜視図である。
図2に示すように、コネクタロック機構10は、雄コネクタハウジングユニット100、雌コネクタハウジング200、フードハウジング300、スライダ400、CPA部材500、ばね部材600、リテーナ700、シール部材800を含む。なお、雄コネクタハウジングユニット100には雄コネクタ端子(図示せず)が装着されて雄コネクタ組立体を構成する。また、雌コネクタハウジング200、フードハウジング300、スライダ400、CPA部材500、ばね部材600、リテーナ700、シール部材800、及び雌コネクタ端子(図示せず)も、互いに組み立てられて雌コネクタ組立体を構成する。雌コネクタ組立体と雄コネクタ組立体は、互いに嵌合し合うものである。
なお、以下の説明においては、雄コネクタ組立体と雌コネクタ組立体とが嵌合し合う方向を「嵌合方向」、又は「前後方向」と呼び、特に、雌コネクタ組立体が雄コネクタ組立体に嵌合する向き、つまり図2における紙面左方向を「前方」と呼び、雌コネクタ組立体が雄コネクタ組立体から離脱する方向、つまり図2における紙面右方向を「後方」と呼ぶこととする。また、嵌合方向に対して垂直であり、図1、図2における上下の向きを、「上下方向」と呼ぶ。さらに、嵌合方向と上下方向の両方に対して直交する方向を「幅方向」と呼ぶこととする。
〔雄コネクタハウジングユニット100〕
次に、図3(A)、図3(B)を参照して、雄コネクタハウジングユニット100について説明する。なお、図3(A)は、雄コネクタハウジングユニット100の外観斜視図であり、図3(B)は、雄コネクタハウジングユニット100の側面図である。雄コネクタハウジングユニット100は、雄ハウジング110と雄ハウジング110の上面111に形成された雄側係止突起120を有する。雄ハウジング110は、嵌合方向に長尺であり、且つ内部が中空の筒状である。この雄ハウジング110の内形状は、後述する雌コネクタハウジング200の外形状と略等しく、コネクタの嵌合時に、雌コネクタハウジング200が内部に挿入される。雄ハウジング110を嵌合方向に対して垂直な平面で切断した場合の断面形状は、本実施形態では各丸長方形であるが、円形、楕円形、長方形であってもよい。
雄ハウジング110の内部には、後述する雌コネクタハウジング200に装着された雌側コンタクトと電気的接続を行うための雄側コンタクトが嵌合方向に沿って配置される。雄ハウジング110は上面111、および後端面112を有する。
雄ハウジング110の上面111には、雄側係止突起120が上方に向けて突出するように形成されている。雄側係止突起120は、雄ハウジング110の上面111から、上方に向けて、嵌合方向に対して垂直な面内に広がるように突出した係止板121と、雄ハウジング110の上面111から係止板121の上端に向けて斜めに傾斜したガイド傾斜面123を備える。後端面112は、後述するスライダ400に当接し、これを後方へ押圧移動させる働きがある。
〔雌コネクタハウジング200〕
次に、図4(A)、図4(B)、図5(A)~図5(D)を参照して、雌コネクタハウジング200について説明する。なお、図4(A)は、雌コネクタハウジング200の外観斜視図であり、図4(B)は、図4(A)のIVB-IVB線で切断した場合の断面斜視図である。また、図5(A)は、雌コネクタハウジング200の上面図、図5(B)は右側面図、図5(C)は後面図、図5(D)は正面図である。雌コネクタハウジング200は、筒状本体部210、台状部220、リテーナ装着溝230、シール装着溝240を有する。筒状本体部210は、嵌合方向に長尺であり、外形状が雄ハウジング110の内形状と略等しい。筒状本体部210を嵌合方向に対して垂直な平面で切断した場合の断面形状は、各丸長方形であるが、雄ハウジング110と同様に、円形、楕円形、長方形であってもよい。筒状本体部210には、内部を前後方向に貫通する端子収容口211が形成されており、雌コネクタ端子(図示せず)が収容される。
台状部220は、筒状本体部210の上側において幅方向に広がりをもって平板状に形成された部材である。この台状部220には、嵌合方向に沿って形成された、CPA部材500の前後方向の移動を案内する2条のレール221、レール221の幅方向外側において筒状本体部210よりも幅方向外側に突出した平板状の拡張部222、2条のレール221の間に形成されたレール間溝223、レール間溝223に上方に向けて突出するように形成された雌側係止突起224、レール221の後端に上方に向けて突出するように形成されたストッパ225が設けられる。拡張部222の後部には側方に突出したハウジングロック226が設けられる。
リテーナ装着溝230は、筒状本体部210の、台状部220よりも前方側に形成されており、筒状本体部210の外形を僅かに減じた溝形状となっており、後述するリテーナが装着される。また、シール装着溝240は、リテーナ装着溝230の後方側に形成されており、後述するシール部材が装着される。
〔フードハウジング300〕
図6(A)、図6(B)、図7(A)~図7(D)を参照して、フードハウジング300について説明する。図6(A)は、フードハウジング300の外観斜視図であり、図6(B)は、図6(A)のVIB-VIB線で切断した場合の断面斜視図である。また、図7(A)は、フードハウジング300の上面図、図7(B)は右側面図、図7(C)は後面図、図(D)は正面図である。フードハウジング300は、フード本体310と、アーム320から構成される。フード本体310は、基本的には嵌合方向に延在する筒状の部材であり、フード上板311、フード下板312、フード右側板313、フード左側板314を有し、内部にコネクタ収容空間315を形成している。フード上板311と、フード右側板313及びフード左側板314との間にはフード前壁316が形成される。
フード前壁316の後方は、コネクタ収容空間315と連通しており、スライダ収容部317となっている。このコネクタ収容空間315及びスライダ収容部317には、上述した雌コネクタハウジング200、および雌コネクタハウジング200に嵌合された雄コネクタハウジングユニット100が収容される。フード右側板313とフード左側板314のそれぞれ後部には、ハウジングロック開口318が設けられる。このハウジングロック開口318は、雌コネクタハウジング200をフードハウジング300に対して装着する際に、上述のハウジングロック226を受け入れて係合されるためのものである。
フード上板311は、前後方向後方側が上下方向に分かれて第1上板311Aと第2上板311Bを構成している。第1上板311Aと第2上板311Bは前後方向に沿って水平に形成された上板内スロット311Cによって互いに隔てられている。上板内スロット311Cは後述するスライダ400の案内プレート430を受け入れる。
アーム320は、第2上板311Bの後端部に対して一続きになり、かつ第2上板311Bの後端部から下方に垂下した脚部321、脚部321から前方に向かって延出した前端部322、脚部321から後方に向かって延出した作動端323を有する。この構造により、アーム320は、脚部321を支点としてフード上板311に接続されるとともに旋回可能となっている。
前端部322の下面側には、前端から後方側に僅かに入った部位に、上方に向けて引っ込んだロック用係止段差324が形成される。このロック用係止段差324は、完全嵌合時に相手側コネクタを構成する雄コネクタハウジングユニット100の雄側係止突起120と係止可能である。作動端323は、フード上板311よりも後方に延出しており、後述するCPA部材500の傾斜面と協働してアーム320の旋回運動を生じさせる。
〔スライダ400〕
図8(A)~図8(F)を参照して、スライダ400について説明する。なお、図8(A)はスライダ400の外観斜視図、図8(B)は上面図、図8(C)は右側面図、図8(D)は後面図、図8(E)は正面図、図8(F)は、図8(D)のVIIIF-VIIIF線で切断した場合の断面斜視図である。スライダ400は、スライダ本体410と、ばね受けユニット420を有する。スライダ400は、上下方向に所定肉厚を有し、前後方向に所定長さ及び幅方向に所定幅を有する板状の部材で、前面側に相手側コネクタを構成する雄コネクタハウジングユニット100の後端面112に押圧される当接面411と、後面側に後述するCPA部材500のCPA側係止突起を押圧する押圧部412とを有する。
ばね受けユニット420は、スライダ本体410の幅方向両外側にそれぞれ形成されたブロック状の部材であり、それぞれスライダ側ばね受け部421を備える。スライダ側ばね受け部421は、前後方向後方側が開いているのに対して前方側が閉塞しており、ばね受けユニット420の後面422から前方に向けて形成された環状の開口部423と当該開口部423の底部から後方に向けて突出したばね支持突起424から構成され、後述するばね部材600の前端部を受け入れて支持する。ばね受けユニット420の前方側は前面425となっている。
〔CPA部材500〕
図9(A)~図9(G)を参照して、本発明のロック部材としてのCPA部材500について説明する。なお、図9(A)はCPA部材500の外観斜視図、図9(B)は上面図、図9(C)は後面図、図9(D)は右側面図、図9(E)は正面図、図9(F)は、図9(C)のIXF-IXF線で切断した場合の断面斜視図、図9(G)は、図9(C)のIXF-IXF線で切断した場合のIXF-IXF線断面図である。CPA部材500は、雌コネクタハウジング200、フードハウジング300に対して、非嵌合位置と完全嵌合位置との間で移動可能に組み込まれる部材であるが、上下方向および幅方向に延在する基部510、操作ボタン520、案内プレート530、上側延長プレート540、下側延長プレート550、CPA側ばね受け部560、傾斜面570を有する。
基部510は基部底面511を有する。操作ボタン520は、基部510の上部において盛り上がるような形状で形成されており、手指による押圧操作がしやすくなっている。案内プレート530は、操作ボタン520前端部分から前方に延出した、幅方向に若干幅広な部材であり、組立時には上述したフードハウジング300の第1上板311Aと第2上板311Bの間の上板内スロット311C内にスライド移動可能に挿入される。
上側延長プレート540は、案内プレート530の下方において、操作ボタン520の前端中央部分から、つまり基部510の幅方向中央部分から前方に延出した若干幅細な部材である。上側延長プレート540は、案内プレート530よりも幅細であり、且つ案内プレート530よりも前方に長く延びている。上側延長プレート540の先端には、下方に向けて突出したアーム押下突起541が形成される。アーム押下突起541は、CPA部材500が雌コネクタハウジング200、フードハウジング300に対して組み込まれた際に、フードハウジング300のアーム320の前端部322の上側に対応する位置となるように設けられる。
下側延長プレート550は、基部510の下部中央から前方に延出した若干幅細な部材である。下側延長プレート550は、案内プレート530や上側延長プレート540よりも短い。下側延長プレート550の先端には、下方に突出したCPA側係止突起551が形成される。CPA側係止突起515の前方側の面は、先端から下方に向けて後退して下端に至る係止突起斜面552となっており、ここにスライダ400の押圧面412が当接される。
CPA側ばね受け部560は、下側延長プレート550の幅方向両側に形成された、若干長尺な筒状の部材であり、幅方向内側部分が基部510に接続されている。CPA側ばね受け部560は、前後方向前方側が開いているのに対して後方側が閉塞しており、後方に向けて形成された環状の開口部561と、当該開口部561の底部から前方に向けて突出したばね支持突起562から構成され、後述するばね部材600の後端部を支持する。また、CPA側ばね受け部560はばね受け部底面563を有する。
傾斜面570は、上側延長プレート540の付け根部分の幅方向両側、つまり基部510の下方両側に形成される。傾斜面570は、下方に向かうにつれて後方に傾斜しており、上述のアーム320の作動端323に接触作用する。傾斜面570は、CPA部材500が雌コネクタハウジング200、フードハウジング300に対して組み込まれた際に、フードハウジング300のアーム320の作動端323に対応する位置となるように設けられる。
次に、図10(A)~図10(D)を参照して、ばね部材600、リテーナ700、シール部材800について説明する。なお、図10(A)は、ばね部材600の外観斜視図である。図10(B)は、リテーナ700の外観斜視図である。図10(C)は、シール部材800の外観斜視図であり、図10(D)は、図10(C)のシール部材800を、XD-XD線で切断した場合の断面斜視図である。
〔ばね部材600〕
ばね部材600は、上述のスライダ400とCPA部材500との間に介在される部材である。ばね部材600は、嵌合方向の軸周りに巻回され、前後方向に長尺なコイルばねの形態をとり、前端610と後端620を有する。なお、本実施形態では、ばね部材600は、スライダ400とCPA部材500との間に平行に2つ配置されるが、本発明は2つに限定されず、1つであってもよいし、3つ以上配置されてもよい。その場合、スライダ400、CPA部材500にはばね部材600の数に応じたばね受け部をそれぞれ形成すればよい。
〔リテーナ700〕
リテーナ700は、略C字形の外形状をしており、上述した雌コネクタハウジング200のリテーナ装着溝230に幅方向の一方側から装着可能な形状となっている。リテーナ700を雌コネクタハウジング200のリテーナ装着溝230に仮装着した後、雌コネクタ端子を端子収容口211に挿入し、次いでリテーナ700を幅方向の他方側に向けて移動させることにより最終ロック状態にすると、リテーナ700が雌コネクタ端子を端子収容口211内から引き抜くことができないようにロックすることができる。また、リテーナ700が最終ロック状態にあるとき、その外面は、雌コネクタハウジング200の筒状本体部210の外形状に対して段差がなく一続きとなるようにされている。
〔シール部材800〕
シール部材800は、ゴムや樹脂で形成された部材であり、上述の雌コネクタハウジング200のシール装着溝240の形状に対応した環形状となっている。シール部材800は、環状のシール本体810と、シール本体810の内面に形成された複数条の内側シール突条820と、シール本体810の外面に形成された複数条の外側シール突状830と、を含む。内側シール突条820は、シール部材800がシール装着溝240に装着された際に、シール部材800をシール装着溝240内に保持する働きをする。また、外側シール突状830は、雄コネクタハウジングユニット100が雌コネクタハウジング200に対して嵌合された際に、雄ハウジング110の内面に対して密接し、防水効果を発揮する。
〔雌コネクタ組立体の組み立て〕
次に、雌コネクタ組立体の組み立てについて説明する。先ず、雌コネクタハウジング200のリテーナ装着溝230に、リテーナ700を幅方向一方側から装着して仮装着状態とする。次いで、シール装着溝240にシール部材800を装着する。
次いで、フードハウジング300のコネクタ収容空間315の上部に、スライダ400、ばね部材600、CPA部材500を後方側から挿入し、同時に、コネクタ収容空間315の下部に、リテーナ700とシール部材800を装着した雌コネクタハウジング200を後方側から挿入する。このとき、雌コネクタハウジング200の筒状本体部210と、フードハウジング300のフード下板312、フード右側板313、フード左側板314との間には、雄コネクタハウジングユニット100の雄ハウジング110を受け入れる嵌合開口が形成される。
このとき、雌コネクタハウジング200の台状部220の後部に形成されたハウジングロック226が、フードハウジング300のフード右側板313、フード左側板314にそれぞれ形成されたハウジングロック開口318に係合し、雌コネクタハウジング200とフードハウジング300とが互いに固定される。また、スライダ400のばね受けユニット420の前面425が、フードハウジング300のフード前壁316の後方側に形成されたスライダ収容部317に対面し、スライダ側ばね受け部421のばね支持突起424が後方を向くように収容される。
また、ばね部材600の前端610は、スライダ400のスライダ側ばね受け部421の開口部423に挿入され、ばね支持突起424によって支持される。ばね部材600の後端620は、CPA部材500のCPA側ばね受け部560の開口部561に挿入され、ばね支持突起562によって支持される。
さらにこのとき、CPA部材500の案内プレート530は、フードハウジング300の第1上板311Aと第2上板311Bの間に形成された上板内スロット311C内に挿入され、上下方向の移動が規制されるとともに、ばね部材600を圧縮させる、あるいはばね部材600が伸張することでフードハウジング300に対して前後方向に移動可能となる。
また、このとき、CPA部材500の上側延長プレート540は、フードハウジング300のアーム320の前端部322の上側に位置し、その一方で、CPA部材500の傾斜面570はフードハウジング300のアーム320の作動端323の上側又は後方に位置する。
さらに、CPA部材500の基部510の基部底面511とCPA側ばね受け部560のばね受け部底面563は、雌コネクタハウジング200上に載置される。このときCPA部材500の基部底面511は、雌コネクタハウジング200のレール間溝223に載置され、ばね受け部底面563は、雌コネクタハウジング200の台状部220の拡張部222に載置され、これによってCPA部材500は、雌コネクタハウジング200のレール221に沿って前後方向に摺動移動が可能となる。
加えて、スライダ400も雌コネクタハウジング200の筒状本体部210の上方で前後方向に移動可能であるが、スライダ400が後方に移動した際には、スライダ400のスライダ本体410は雌コネクタハウジング200のレール間溝223上で摺動移動し、スライダ400のばね受けユニット420のユニット底面426は、雌コネクタハウジング200の台状部220の拡張部222上で摺動移動する。
〔嵌合時の動作〕
次に、本実施形態のコネクタロック機構の動作について説明する。図11(A)、図11(B)に示すように、雄コネクタハウジングユニット100が雌コネクタハウジング200に嵌合される前の非嵌合状態において、CPA部材500は雌コネクタハウジング200及びフードハウジング300に対して非嵌合位置にある。このとき、CPA部材500の下側延長プレート550のCPA側係止突起551は、雌コネクタハウジング200の雌側係止突起224に係止され、CPA部材500は、雌コネクタハウジング200に対して後方に移動不可能な状態にロックされている。
また、このとき、スライダ400は雌コネクタハウジング200上で前方位置にあり、したがって、ばね部材600は伸長状態となっている。さらに、CPA部材500の基部510の傾斜面570は、フードハウジング300のアーム320の作動端323に接触・作用し、脚部321を支点としてアーム320の作動端323側を下方に、アーム320の前端部322を上方に旋回させた状態をとる。このとき、CPA部材500の上側延長プレート540はアーム320の上方を前方へ延出しており、アーム押下突起441はアーム320の前端部322の上方に位置している。
次に、図12(A)、図12(B)に示すように、雌コネクタハウジング200を雄コネクタハウジングユニット100に対して挿入して、雄コネクタハウジングユニット100を雌コネクタハウジング200に対して後方に(嵌合方向に)移動させる。すると、雄ハウジング110の後端面112がスライダ400の当接面411に当接し、スライダ400を後方へ押し動かし始める。CPA部材500は雌コネクタハウジング200に対して移動不可能な状態となっているため、ばね部材600、スライダ400のスライダ側ばね受け部421とCPA部材500のCPA側ばね受け部560の間にあって圧縮され始める。
雄ハウジング110を、さらに後方に移動させると、図13(A)、図13(B)に示すように、スライダ400の押圧部412がCPA部材500のCPA側係止突起551の係止突起斜面552に接触する。次いで、図14(A)、図14(B)に示すように、スライダ400の押圧部412の傾斜面とCPA側係止突起551の係止突起斜面552が互いに作用し合い、CPA側係止突起551には上向きの力が作用し、下側延長プレート550は基部510との接続部分である付け根部分を支点として上方に変形し、CPA側係止突起551と雌側係止突起224との係止が解除される。なお、このとき、雄ハウジング110の雄側係止突起120はフードハウジング300のアーム320の前端部322のロック用係止段差324の下方位置に位置する。
CPA側係止突起551と雌側係止突起224との係止が解除されると、ばね部材600に蓄積されていたばね力が開放され、ばね部材600が後方に向けて伸長する。これにより、CPA部材500が後方に移動される。このときCPA部材500の基部底面511は雌コネクタハウジング200のレール間溝223上をスライド移動し、CPA側ばね受け部560のばね受け部底面563はレール221及びレール221の外側の拡張部222上をスライド移動する。CPA部材500の後方への移動は、基部510の後面が雌コネクタハウジング200のレール221に設けられたストッパ225によって制限され、CPA部材500が雌コネクタハウジング200から脱落しないようにされる。
また、CPA部材500が雌コネクタハウジング200およびフードハウジング300に対して後方に移動すると、CPA部材500の基部510に設けられた傾斜面570が、フードハウジング300のアーム320の作動端323から離間し、同時に、CPA部材500の上側延長プレート540がアーム320上方を後方へ移動し、アーム押下突起541がアーム320の前端部322を下方に押し下げる。つまり、アーム320は脚部321を支点として反時計回りに旋回し、アーム320の前端部322のロック用係止段差324が雄ハウジング110の雄側係止突起120に係止され、コネクタは嵌合状態となる。
〔嵌合解除時の動作〕
図15(A)、図15(B)に示す嵌合状態において、今度は、図16(A)、図16(B)に示すように、CPA部材500を前方(嵌合方向へ)へ移動させる。このとき、操作者は、CPA部材500の操作釦520を手指でつまむなどしてCPA部材500を前方方向へ移動させる。このときCPA部材500の案内プレート530はフードハウジング300の上板内スロット311C内を移動し、また、CPA部材500の基部底面511は雌コネクタハウジング200のレール間溝223上を移動し、CPA部材500のばね受け部底面563は雌コネクタハウジング200のレール221の外側の拡張部222上を移動する。したがって、CPA部材500は前後方向の移動のみが許容されるだけで、前後方向の移動は制限される。ばね部材600は雄ハウジング110によって移動不可能に押圧されたスライダ400とCPA部材500との間で圧縮され、ばね力が蓄積される。
CPA部材500を前方方向へ移動させると、基部510に設けられた傾斜面570がフードハウジング300のアーム320の作動端323に接触し、作動端323を下方に押し下げる。一方、CPA部材500の上側延長プレート540のアーム押下突起541は、アーム320の前端部322の前方側に移動し、アーム320の前端部322は上方への移動が可能な状態となる。したがって、アーム320は脚部321を支点として時計回りに旋回し、アーム320の前端部322は上方へ移動する。アーム320の旋回移動により、前端部322のロック用係止段差324が雄ハウジング110の雄側係止突起120との係止から解除された状態となる。
このとき、図17(A)、図17(B)に示すように、CPA部材500の下側延長プレート550のCPA側係止突起551は雌コネクタハウジング200の雌側係止突起224を後方側から乗り越えて再係止され、CPA部材500が後方への移動が不可能な状態とされる。また、CPA部材500が後方への移動が規制される一方で、フードハウジング300のアーム320の前端部322のロック用係止段差324が雄ハウジング110の雄側係止突起120との係止から解除されたため、ばね部材600に蓄積されていたばね力により、スライダ400が前方に押し出され、スライダ400の当接面411が雄ハウジング110の後端面112を前方に押し出し、コネクタは一気に非嵌合状態となり、雄ハウジング110と雌コネクタハウジング200との嵌合を解除できる。
10 コネクタロック機構
100 雄コネクタハウジングユニット
110 雄ハウジング
111 上面
112 後端面
120 雄側係止突起
121 係止板
123 ガイド傾斜面
200 雌コネクタハウジング
210 筒状本体部
211 端子収容口
220 台状部
221 レール
222 拡張部
223 レール間溝
224 雌側係止突起
225 ストッパ
226 ハウジングロック
230 リテーナ装着溝
240 シール装着溝
300 フードハウジング
310 フード本体
311 フード上板
311C 上板内スロット
312 フード下板
313 フード右側板
314 フード左側板
315 コネクタ収容空間
316 フード前壁
317 スライダ収容部
318 ハウジングロック開口
320 アーム
321 脚部
322 前端部
323 作動端
324 ロック用係止段差
400 スライダ
410 スライダ本体
411 当接面
412 押圧部
420 ユニット
421 スライダ側ばね受け部
422 後面
423 開口部
424 支持突起
425 前面
426 ユニット底面
430 案内プレート
441 アーム押下突起
500 CPA部材
510 基部
511 基部底面
515 CPA側係止突起
520 操作ボタン
520 操作釦
530 案内プレート
540 上側延長プレート
541 アーム押下突起
550 下側延長プレート
551 CPA側係止突起
552 係止突起斜面
560 CPA側ばね受け部
561 開口部
562 支持突起
563 ばね受け部底面
570 傾斜面
600 ばね部材
610 前端
620 後端
700 リテーナ
800 シール部材
810 シール本体
820 内側シール突条
830 外側シール突状

Claims (4)

  1. 相手側コネクタを受け入れる嵌合開口と、当該嵌合開口の延在方向に対して略平行に延在し、且つ脚部を支点として接続され、一方側に前記相手側コネクタの係止突起に係止可能なロック用係止部材を有し、他方側に作動端を有するアームと、CPAロック用の係止突起を有するハウジングと、
    前記ハウジングに対して、非嵌合位置と完全嵌合位置との間で移動可能に組み込まれ、前記アームの前記一方側に対応する位置に設けられたアーム押下突起、前記他方側に対応する位置に傾斜面を有するとともに、前記非嵌合位置にあるときに前記CPAロック用の係止突起と係止されるCPA側係止突起を有する、ロック部材と、
    前記相手側コネクタに押圧される当接面と、前記CPA側係止突起を押圧する押圧部とを有するスライダと、
    当該スライダと前記ロック部材との間に介在されるばね部材と、
    を備えたコネクタロック機構であって、
    嵌合時には、前記相手側コネクタが前記嵌合開口に挿入され、前記相手側コネクタが前記スライダの前記当接面を押圧することによって、前記押圧部が前記CPA側係止突起を押圧し、前記CPAロック用の係止突起と前記CPA側係止突起との係止が解除され、前記ロック部材が前記ばね部材の付勢力によって前記完全嵌合位置に移動させられ、前記アームの前記一方側が前記アーム押下突起により前記脚部を支点として前記相手側コネクタに近づくように旋回し、当該旋回によって前記ロック用係止部材が前記係止突起と係止され、
    嵌合解除時には、前記ロック部材を前記非嵌合位置へ向けて移動させることにより、前記傾斜面が前記アームの前記作動端に接触作用することで、前記アームの前記一方側が前記脚部を支点として前記相手側コネクタハウジングから離れるように旋回し、前記ロック用係止部材が前記相手側コネクタの係止突起から解放される、コネクタロック機構。
  2. 前記ばね部材は、前記スライダと前記ロック部材との間に複数個平行に配置され、
    前記スライダは、前記複数のばね部材の一端側をそれぞれ受け入れる、複数のばね受け部を有する、請求項記載のコネクタロック機構。
  3. 前記ロック部材が、前記傾斜面が形成された基部を備え、当該基部の嵌合方向に対して直交する幅方向中央部分から、前記アーム押下突起が前記嵌合方向に向かって延出する、請求項1又は2記載のコネクタロック機構。
  4. 前記ハウジングは、前記ロック部材の移動を案内するレールを有し、前記ロック部材の前記基部は、前記非嵌合位置と前記完全嵌合位置との間で、前記レール上を移動する、請求項記載のコネクタロック機構。
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