JP7386391B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、食品を加熱する加熱調理器に関するものである。
代表的な加熱調理器である電子レンジは、鍋やフライパンを使うことなく、食品を容器に入れたままの状態で加熱することができる利便性を有している。そして、弁当または総菜などを容器に入れて販売する販売店において、購入された食品を、店員が電子レンジを使って加熱して提供するサービスが行われている。
そしてこの店員の操作をできるだけ簡単かつ間違いのないようにする方法として電子レンジが商品毎に加熱制御内容を予め記憶し、販売店の店員が、バーコードリーダを使って商品に添付されているバーコードの情報(コード情報)を読み取り、電子レンジは、そのコード情報から商品に対応した加熱制御内容を呼び出し適切な加熱を行うという方法も提案されている。
さらに、バーコードリーダを使うのでなく、電子レンジが庫内を撮影するカメラを備えており、庫内に投入された商品の画像からバーコード部分を抽出して、そのバーコードを読み取ることで、コード情報から商品に対応した加熱制御内容を呼び出して適切な加熱を行うという方法も提案されている(例えば特許文献1)。
そしてコード情報から商品に対応した加熱制御情報を呼び出すのでなく、加熱制御情報を直接コード情報として商品に添付されていれば、電子レンジが商品ごとの加熱制御情報を予め記憶しておくことも必要ない。このような方法によれば、店員の操作の負担を低減し、誤りのない加熱サービスを行うことが可能となる。
またこのように操作が簡単にできるようになると、店員が加熱するのではなく購入客自身が加熱操作を行う事ができるようになる。購入客が食品を加熱するとなると、購入客は商品を加熱している間の待ち時間を有効利用したい、例えば購入した商品の情報を知りたいなどの要望がある。また店舗としても、待ち時間を有効利用して、推奨の商品情報を、購入客に提供したいという要望がある。
そのために加熱情報から商品の種類情報を読み取り、その種類情報に応じて同時に購入することを推奨する商品情報を表示するという方法も提案されている。(例えば特許文献2)。
特開2001-349546号公報 国際公開第2018/186117号
コード情報を読み取る加熱調理器には、いまだ改善の余地がある。本開示は、より使い勝手の良い、コード情報を読み取る加熱調理器を提供する。
本開示における加熱調理器は、被加熱物が収納される加熱庫と、前記加熱庫に収納され
た前記被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱庫内を撮影する撮影部と、前記被加熱物に付与されたインターネットのアドレス情報の一部に加熱制御情報を含めコード化した情報コードであって外部の情報通信機器でも認識可能な情報コードを認識する認識部と、前記認識部で認識した加熱制御情報に基づいて、前記加熱部を制御する加熱制御部と、を備える。
本開示による加熱調理器は、より使い勝手良く、コード情報を読み取ることができる。
本発明の実施の形態1の加熱調理器の外観斜視図 同加熱調理器の概略構成図 同加熱調理器で加熱する食品に表示された加熱制御情報を含む商品情報の説明図 同加熱調理器で自動加熱される食品に添付されている情報コードを外部の情報通信機器で撮影してインターネット接続した時に表示される画面の一例を説明する説明図 同加熱調理器の動作の流れを示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、電子レンジに備えたカメラでコード情報から加熱情報や商品種類情報を読み出し、同時に購入することを推奨する商品などその商品に合わせた情報を表示するという技術は、電子レンジはコード情報から表示情報に変換するためのソフトウェアを備えているという状況であった。
一方、最近はスマートフォンなどの携帯型の情報通信機器が普及していて、その情報通信機器にはカメラが搭載されていることが多い。こうした携帯型の情報通信機器のカメラでもバーコードなどのコード画像を撮影しコード情報を読み取ることができる。そうした状況下において、発明者らは携帯型の情報通信機器で読み取ったコード情報からその商品に合わせた情報を表示するという着想を得た。そして発明者らは、携帯型の情報通信機器で読み取ったコード情報からその商品に合わせた情報を表示するには、コード情報から表示情報に変換する専用のソフトウェアが必要になるという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、専用のソフトウェアを使わなくても標準的に備わっているソフトウェアで、その商品に合わせた情報を表示できるコード画像を、電子レンジに備えたカメラで撮影しコード情報を読み取ると、コード情報から加熱制御情報に変換し、加熱を行う加熱調理器を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態を説明する。
第1の発明は、前記従来の課題を解決するために本発明の加熱調理器は、被加熱物が収納される加熱庫と、前記加熱庫に収納された前記被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱庫内を撮影する撮影部と、前記被加熱物に付与されたインターネットのアドレス情報の一部に加熱制御情報を含めコード化した情報コードであって外部の情報通信機器でも認識可能な情報コードを認識する認識部と、前記認識部で認識した加熱制御情報に基づいて、前記加熱部を制御する加熱制御部とを備えたものである。
これにより、撮影部が撮影した加熱庫内の画像から認識部が情報コードを認識することにより加熱情報を認識し、認識した加熱情報に基づいて加熱制御部が加熱部を制御して加熱する。したがって、使用者が食品を加熱庫内に入れるだけで、加熱調理器がその食品の容器などに印刷されている加熱制御情報を読み取りその通りに加熱するため、設定の煩わしさを感じにくく、加熱庫内の食品を容易にかつ適切に加熱できる。また外部のカメラを備えた情報通信機器で情報コードを撮影すると、情報コードにはインターネットのアドレス情報がコード化されているので専用のソフトウェアを使わずにインターネットから関連する情報を読み込んで表示することができる。
第2の発明は、前記認識部は、撮影部が撮影した画像からコード部分を抽出するコード抽出部と、前記抽出部が抽出したコード部分からコード情報を読み取る読取部と、前記読取部が読み取ったコード情報から加熱情報を生成する加熱情報生成部を有するものであってもよい、というものである。
これにより、コード抽出部が画像からコード部分を抽出し、読取部がコード部分からコード情報を読み取り、加熱情報生成部がコード情報から加熱情報を生成するので、インターネットのアドレス情報から加熱情報を生成することができる。
第3の発明は、前記加熱情報生成部は、前記読取部が読み取ったコード情報から予め定めた一部を切出す切出し部と、前記切出し部が切出したコード情報を予め定めたルールに従って加熱制御情報に変換する変換部を有するものであってもよい、というものである。
これにより、切出し部がコード情報から予め定めた一部を切り出し、変換部が切出したコード情報を予め定めたルールに従って加熱制御情報に変換するので、インターネットのアドレス情報から加熱情報を生成することができる。
[図1の説明]
図1は、本実施の形態に係る加熱調理器の一例である電子レンジの外観斜視図である。図1に示すように、電子レンジ1は、食品を格納するための筐体2に、食品を出し入れするためのドア3が設けられている。ドア3には、外部から筐体2内部を見えるようにするための透明のガラス窓4と、ドア3を開閉するときに掴む取っ手5と、操作表示部6とが設けられている。
操作表示部6は、液晶表示器7、時間設定ボタン群8、加熱開始ボタン9、取消ボタン10、および、一時停止ボタン11を備えている。この電子レンジ1は、後述するように加熱対象(被加熱物)である食品を撮影部により撮影して、食品に表示されているQRコード(登録商標)を読み取り、そのQRコード(登録商標)に含まれる加熱時間情報を切り出して加熱時間に変換し、その加熱時間で食品を加熱する。
液晶表示器7には、読み取った加熱時間が表示されたり、お知らせの文字が表示されたりする。QRコード(登録商標)がうまく読み取れなかった場合や、加熱時間情報を含む
QRコード(登録商標)の表示されていない食品を加熱する場合など、加熱時間を手動設定で行うことが必要である場合や望ましい場合のために、電子レンジ1には時間設定ボタン群8が設けられている。使用者は、数字ボタンと、ならびに「分」、および、「秒」のボタンを使って、加熱時間を設定することができる。このとき、液晶表示器7には、設定された加熱時間が表示される。なお、液晶表示器7は加熱時間に限らず、加熱パワーや商品名など、時間以外の加熱情報等を表示するために用いてもよい。
加熱開始ボタン9は、使用者が、液晶表示器7に表示された加熱時間を確認した後、加熱を開始するときに押すボタンである。取消ボタン10は、使用者が加熱開始ボタン9を押して加熱を開始した後に、加熱途中で加熱を停止させる場合に押されたり、液晶表示器7に表示されている加熱時間の設定を取り消す場合に押されたりするボタンである。一時停止ボタン11は、使用者が、加熱途中で加熱を一時的に停止させる場合に押されるボタンである。また、加熱を一時停止した場合に、使用者が、再度、加熱開始ボタン9を押すことで、途中から残りの加熱を行う。よって、このボタンを設けることで、一度加熱を停止させた後再開したい場合に、加熱時間を再度設定しなおす手間を省くことができる。
[図2の説明]
図2は、本実施の形態に係る電子レンジ1の概略構成図である。電子レンジ1は高周波による食品などの加熱が可能であり、食品などの被加熱物を収納する加熱庫12内に、高周波を出力する加熱部であるマグネトロン13を備えている。マグネトロン13により、高周波を加熱庫12に供給して食品を加熱する。マグネトロン13は、加熱制御部14により制御される。
電子レンジ1は、照明15と、照明15が設けられたのと同じ側面に、撮影部であるカメラ16を備えている。カメラ16は、加熱庫12内の映像を撮影する。カメラ16は照明15と同じ側面に配置しているので、逆光になることなく加熱庫12内を撮影できる。
筐体2には、ドア3の開閉検知のためのドアスイッチ17が設けられている。ドア3には、このドアスイッチ17を押し込むための突起部18を備えている。ドア3の開状態を検知することで、カメラ16による加熱庫内の撮影や、マグネトロン13による加熱を誤って進めてしまうといったことを防ぎやすくなる。また、ドア3の閉状態を検知することで、カメラ16による加熱庫内の撮影や、マグネトロン13による加熱制御をスムーズに進めることができる。
加熱庫12には、弁当、おにぎり、惣菜などの食品(被加熱物)が入れられる。それら食品それぞれには、食品の加熱制御情報としての、加熱パワーと加熱時間がコード化されたQRコード(登録商標)が表示された貼付物であるシール(後述する図3の25)が貼付されている。認識部19は、コード抽出部20、読取部21、加熱制御情報生成部22を備えていて、コード抽出部20はカメラ16によって撮影した画像からQRコード(登録商標)部分を抽出し、読取部21はコード抽出部20が抽出したQRコード(登録商標)のコード情報を読み取り、加熱制御情報生成部22は読取部21が読取ったコード情報から加熱制御情報を生成する。
加熱制御情報生成部22は、切出し部23、変換部24を備えている。QRコード(登録商標)には加熱制御情報を含む多くの情報が含まれていて、切出し部23は、読取部21が読取ったコード情報から加熱制御情報の部分のコード情報を切り出す。また変換部24は切出し部23が切出したコード情報を加熱制御情報に変換して、その変換された加熱制御情報で加熱制御部14がマグネトロン13を制御する。
[図3の説明]
図3に、食品に付与されたシール25の一例を示す。シール25には、商品名26、加熱制御情報文字27、インターネットアドレス情報をコード化した記号の一例であるQRコード(登録商標)28、金額情報29、消費期限情報30、清算に用いる食品を特定するコード記号の一例であるバーコード31、栄養情報32、および、お知らせ情報33など、いろいろな情報が表示されている。このような様々な情報の中からQRコード(登録商標)を抽出するには、例えばQRコード(登録商標)28のように、抽出しやすいように目印となるファインダパターン34を3つ備えていると良い。また、食品に付与されたシール25には、商品名26、加熱制御情報文字27、インターネットアドレス情報をコード化した記号以外の情報が表示されていなくても構わない。
このQRコード(登録商標)28はインターネットアドレスとして例えば「http://www.company.co.jp/category/name_xx/1500040.html」というURL(Uniform Resource Locator)をコード記号としたものである。つまりインターネット上で「www.company.co.jp」というドメインの中の「category」というフォルダ内の「name_xx」というサブフォルダにある「1500040.html」というファイルを指定する記号である。もちろんURLの構成は、加熱制御情報がコード記号となったときに読み取れるものであれば、順序や構成が異なっていてもよい。
このファイル名の拡張子以外の部分「1500040」の7桁の数字は加熱制御情報を兼ねているものであり、先頭からの4桁の数字1500が加熱パワーを示すもので1500Wを意味するものである。そして5桁目から7桁目の3桁の数位列040が加熱時間を示すものであり、この3桁を5桁目の1桁と6桁目、7桁目の2桁に分け、5桁目は分、6桁目、7桁目は秒を示し、040であれば0分40秒を意味するものである。即ち1500040の7桁の数字は、1500Wで0分40秒加熱するという加熱制御情報を意味している。
図2に戻って、説明を続ける。使用者は、ドア3を開けて、食品を加熱庫12に入れ、ドア3を閉じる。読取部21は、ドアスイッチ17によりドアが開けられ、閉じられたことを検出すると、カメラ16により加熱庫12内部の画像を撮影する。
認識部19のコード抽出部20は、カメラ16によって撮影された画像から、ファインダパターン34を探し、予め定めた配置の3つのファインダパターン34が見つかるとそれはQRコード(登録商標)28であるとして抽出する。次に読取部21は、この抽出したQRコード(登録商標)28の記号は例えば「http://www.company.co.jp/category/name_xx/1500040.html」の文字列であることを読み取る。
更に加熱制御情報生成部22の切出し部23は読取部21が読取った文字列から加熱制御情報の7桁の数字「1500040」の部分を切出す。それは切出し部23は「_xx/」を見つけ出し、その後に続く7桁の数字列を切り出すことを予め定めたルールとして備えているからである。なお、「_xx/」は一例であり、切出し部23が目印と認識できる文字や記号であればよい。そして変換部24が1500040の数字列をあらかじめ定めたルールにより前から4桁で1500W、5桁目で0分、6、7桁目で40秒と変換し、1500Wで0分40秒の加熱制御情報に変換する。
加熱制御情報生成部22はこの変換した加熱制御情報1500Wで0分40秒を、操作表示部6と加熱制御部14に送る。操作表示部6は、液晶表示器7に、その加熱制御情報に含まれる加熱時間を表示する。
使用者は、液晶表示器7に適切な時間が表示されたのを確認して、加熱開始ボタン9を押す。加熱制御部14は、ドアスイッチ17からドア3が閉じられていることを受け、かつ、操作表示部6から加熱開始ボタン9が押されたことを受けると、加熱制御情報生成部22から送られてきた加熱制御情報に含まれる加熱パワーと加熱時間で、食品を加熱するようマグネトロン13を制御する。
一方、近年普及している携帯型の情報端末機器であるスマートフォンには標準的にカメラが搭載されていて、そのカメラによってQRコード(登録商標)を撮影するアプリや、インターネットに接続するアプリなどが標準的に搭載されていることが多い。そうしたスマートフォンを使って、インターネットアドレスのURLをコード化したQRコード(登録商標)をカメラで撮影すると、アプリによってURLを読み取り、インターネットに接続してURLで指定されたページを表示することが一般的に行われている。
こうしたスマートフォンを使って上述したシール25に表示されているQRコード(登録商標)28をカメラを使って撮影すると、http://www.company.co.jpというドメインのcategoryというフォルダの中のname_xxというサブフォルダ内にある1500040.htmlというページを表示することになる。
ここでcompanyは例えば食品の製造や販売をする会社名などを示す文字、categoryは弁当や惣菜などの食品の分類を示す文字、nameは幕の内弁当などの食品名を示す文字に置き換えれば良く、サブフォルダのname_xxまでで1種類の食品に特定でき、ファイル名は便宜上加熱制御情報の数字列の7桁で命名することを決めておくものとする。
[図4の説明]
図4にスマートフォンに表示される画面の例を示す。これは例えば上述した図3のシール25に表示されているQRコード(登録商標)28をスマートフォンのカメラで撮影してインターネット接続した時に表示される画面の例である。この表示は3つの領域より成り、該当商品情報35、同時購入推奨商品情報36、予告商品情報37で構成されている。なお、この画面表示は推奨したい内容や品数により、掲載内容や構成などを適宜変更することができる。
該当商品情報35にはQRコード(登録商標)28の表示されているシール25が貼り付けられた商品の情報として、商品名として例えばこの例では幕の内弁当、そして商品画像として幕の内弁当の写真、価格が表示され、購入客は自分の購入した商品を確認することができる。同時購入推奨商品情報36には、該当商品と同時に購入し飲食することを推奨する商品が紹介され、例えば幕の内弁当と一緒に購入することを推奨するあさりの味噌汁と麦茶の商品名、画像、価格が表示され、購入客は推奨商品を知ることができ気に入れば追加購入することもある。予告商品情報37は、近日中に新たに発売される商品名、画像、価格などの商品情報が表示される。近日中に新たに発売される商品は多数ある中で、該当商品に類似した商品、例えば幕の内弁当に類似した秋の豪華炊き込みご飯弁当が表示され、購入客は店に出向かなくても、新たに発売される商品を店に出向かなくても知ることができる。
購入客にとっては、一緒に購入して飲食することを推奨される同時購入推奨商品や、近日中に新たに発売される予告商品情報などの有効な情報を知ることができ、販売店側にとっても購入客に合わせた宣伝ができ、便利に使うことができる。
こうしたスマートフォンなどの外部の情報通信機器での画面表示のページは数字列の7桁と拡張子から成る、例えば1500040.htmlというファイルで定義されている
。そしてこの1500040.htmlのファイルはhttp://www.company.co.jpというドメインのcategoryというフォルダの中のname_xxというサブフォルダ内にあるので、「http://www.company.co.jp/category/name_xx/1500040.html」の文字列を記号化したQRコード(登録商標)28を、スマートフォンなどの外部の情報通信機器のカメラで撮影すれば、スマートフォンで図4に示したような画面を表示することができる。さらに、電子レンジ1が読み取った商品が正しいかどうかも、外部の通信機器の画面に表示された情報により、確認することができる。
そして電子レンジ1ではこのQRコード(登録商標)28をカメラ16で撮影すると認識部19が1500040の部分から1500Wで0分40秒加熱することを認識でき、加熱制御部14がマグネトロン13を制御して自動で加熱を行う。加熱中は購入客はスマートフォンの画面を見ながら情報入手して加熱終了を待てば加熱時間を有効に使うことができる。また、以上のことからこのQRコード(登録商標)28などの情報コードはすなわち、商品名26、加熱制御情報文字27、関連商品や宣伝を含むインターネットアドレス情報、のすべてを1つのコード内に収めることができる。そのため余計な文字をシール25上から省くことも可能で、使用者にとっても分かりやすい表示が可能となる。
[図5の説明]
次に、本実施の形態の電子レンジ1の動作ステップについて説明する。図5は、加熱制御部14、認識部19の動作の流れを示すフローチャートである。
使用者は、このフローチャートのステップS1に入る前に、販売店で弁当などの食品を購入し電子レンジ1のドア3を開けて食品を加熱庫12に入れた後、ドア3を閉める。また食品に貼付されたシール25に表示されたQRコード(登録商標)28をスマートフォンなどで撮影しインターネット接続して図4に示すようなページの表示などは済ませている。
そして、ステップS1で認識部19は、使用者により加熱開始ボタン9を押されたかどうかを判定し、押されていた場合(ステップS1、YES)には、ステップS2に進む。一方、押されていない場合(ステップS1、NO)には、ステップS1を繰り返して加熱開始ボタン9が押されるのを待つ。
ステップS2で認識部19は、ドアスイッチ17によりドア3が閉じられているかどうかを判定し、閉じられている場合(ステップS2、YES)には、ステップ3に進む。一方、閉じられていない場合(ステップS2、NO)には、ステップS1に戻り、再び加熱開始ボタン9が押されるのを待つ。
ステップS3では、認識部19は、カメラ16により加熱庫12底面の画像を撮影する。その後、ステップS4に進む。
ステップS4では、認識部19のコード抽出部20が、画像の中からQRコード(登録商標)28を探す。QRコード(登録商標)28を探すのはファインダパターン34が3個規定のレイアウトで配置されていることを見つけたらそこにQRコード(登録商標)があると判定する。QRコード(登録商標)28が見つかると(ステップS4、YES)、ステップS5に進む。一方、QRコード(登録商標)28が見つからなければ(ステップS4、NO)、ステップS10に進む。
ステップS5において、認識部19の読取部21は、コード抽出部20が見つけ出したQRコード(登録商標)28の記号を、例えば「http://www.company
.co.jp/category/name_xx/1500040.html」の文字列として読取る。その後、S6に進む。
ステップS6において、認識部19の加熱制御情報生成部22にある切出し部23は、読取部21が読取った文字列の中から_xx/の部分を見つけ出し、その後に続く7桁の数字列1500040を切出す。そしてステップS7に進む。
ステップS7において、認識部19の加熱制御情報生成部22にある変換部24は切出し部23が切出した7桁の数字列1500040に基づき4桁目までの1500の数字列が加熱パワーを示す数値で1500W、また5桁目からの3桁の数位列040が加熱時間を示す数値で、そのうち5桁目の0が分、6桁目と7桁目の40が秒の意味で、加熱時間は0分40秒であると加熱制御情報に変換する。そしてステップS8に進む。
ステップS8において、操作表示部6は認識部19から加熱制御情報生成部22にある変換部24が変換した加熱制御情報のうち加熱時間の0分40秒を受けて、液晶表示器7に表示する。そしてステップS9に進む。
ステップS9において、加熱制御部14は認識部19から加熱制御情報生成部22にある変換部24が変換した加熱制御情報である1500Wの加熱パワーと、0分40秒の加熱時間を受けて、マグネトロン13を1500Wで0分40秒間駆動するように制御して加熱を開始する。
一方、ステップS4において認識部19のコード抽出部20が、画像の中からQRコード(登録商標)28を見つけ出せなかった場合にはステップS10に進み、ステップS10において、操作表示部6は認識部19からコード抽出部20がQRコード(登録商標)28を抽出できなかったことを受けて、液晶表示器7に例えば「庫内を確認して下さい」などの注意喚起の表示を行う。これは加熱庫12に何も入っていないか、加熱対象ではないものが入っているなど、使用者が誤った使い方をしている可能性が高いために加熱を行わず、注意喚起の表示を行う。
このように、本実施の形態によれば、まずカメラ16が撮影した加熱庫12内の画像から認識部19のコード抽出部20がQRコード(登録商標)28を抽出する。続いて読取部21が抽出したQRコード(登録商標)28を文字列として読取り、切出し部23が文字列から加熱制御情報の部分を切出し、変換部24が加熱制御情報に変換することで、加熱制御情報を認識し、認識した加熱情報に基づいて加熱制御部14がマグネトロン13を制御して加熱するので、加熱庫内の食品を容易で適切に加熱できる。また外部のカメラを備えたスマートフォンなどの情報通信機器でQRコード(登録商標)28を撮影すると、QRコード(登録商標)28にはインターネットのアドレス情報がコード化されているので専用のソフトウェアを使わずにインターネットから該当する食品に関連する情報を読み込んで表示することができる。
以上のように本開示は、使い勝手良くコード情報を読み取ることができるため、商品を調理するための加熱制御情報および、商品情報を含む情報コードを使用する調理機器に適用可能である。具体的には、販売店で使われる電子レンジの他、家庭用の電子レンジ、炊飯器やIHクッキングヒータなど、調理器全般に適用できる。
1 電子レンジ
2 筐体
3 ドア
4 ガラス窓
5 取っ手
6 操作表示部
7 液晶表示器
8 時間設定ボタン群
9 加熱開始ボタン
10 取消ボタン
11 一時停止ボタン
12 加熱庫
13 マグネトロン(加熱部)
14 加熱制御部
15 照明
16 カメラ(撮影部)
17 ドアスイッチ
18 突起部
19 認識部
20 コード抽出部
21 読取部
22 加熱制御情報生成部
23 切出し部
24 変換部
25 シール
26 商品名
27 加熱制御情報文字
28 QRコード(登録商標)
29 金額情報
30 消費期限情報
31 バーコード
32 栄養情報
33 お知らせ情報
34 ファインダパターン
35 該当商品情報
36 同時購入推奨商品情報
37 予告商品情報

Claims (3)

  1. 被加熱物が収納される加熱庫と、
    前記加熱庫に収納された前記被加熱物を加熱する加熱部と、
    前記加熱庫内を撮影する撮影部と、
    前記被加熱物に付与されたインターネットのアドレス情報の一部に加熱制御情報を含めコード化した情報コードであって外部の情報通信機器でも認識可能な情報コードを認識する認識部と、
    前記認識部で認識した加熱制御情報に基づいて、前記加熱部を制御する加熱制御部と、
    を備えた加熱調理器。
  2. 前記認識部は、撮影部が撮影した画像からコード部分を抽出するコード抽出部と、前記コード抽出部が抽出したコード部分からコード情報を読み取る読取部と、前記読取部が読み取ったコード情報から加熱制御情報を生成する加熱制御情報生成部を有する請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱制御情報生成部は、前記読取部が読み取ったコード情報から予め定めた一部を切出す切出し部と、前記切出し部が切出したコード情報を予め定めたルールに従って加熱制御情報に変換する変換部を有する請求項2記載の加熱調理器。
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