JPWO2019159518A1 - 加熱調理器および加熱調理システム - Google Patents

加熱調理器および加熱調理システム Download PDF

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巌徹 松井
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博久 今井
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Abstract

加熱調理器は、加熱庫と、加熱部と、制御部と、撮影部と、認識処理部と、認識書式記憶部と、認識書式判定部とを備える。加熱庫は、被加熱物を収容する。加熱部は、加熱庫内の被加熱物を加熱する。制御部は、被加熱物の加熱のための加熱制御情報に従って加熱部を制御する。撮影部は、加熱庫内の画像を撮影する。認識処理部は、画像から制御情報領域を検出するとともに、制御情報領域に含まれた認識対象を抽出する。認識書式記憶部は、制御情報領域に関連する閾値情報と、認識対象を解析するための認識書式とを関連付けて記憶する。認識書式判定部は、制御情報領域から抽出された特徴情報と閾値情報とに基づいて、認識書式を判定する。認識処理部は、認識書式判定部により判定された認識書式に基づいて、認識対象を解析し加熱制御情報を取得する。

Description

本開示は、加熱調理器内に設けられたカメラにより撮影された画像に基づいて食品を加熱する加熱調理器および加熱調理システムに関する。
加熱調理器の一例である電子レンジでは、使用者が、加熱時間などを入力し、加熱を開始させるためのボタンを押下すると、加熱が行われる。コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの店舗において、店員が、顧客が購入した弁当を電子レンジで加熱して提供することがある。
一般的に、店舗で販売される弁当の容器には、電子レンジによる最適な加熱時間が記載される。使用者である店員は、その記載を参照して、電子レンジの操作部に設けられた数字キーなどを操作して加熱時間を設定する。
電子レンジの操作部に設けられ、異なる加熱時間が割り当てられた複数の操作ボタンを操作することで、使用者が食品に適した加熱時間を設定する場合もある。
しかしながら、このような加熱時間の入力操作は、使用者にとって面倒である。このため、電子レンジに加熱時間などが自動的に設定される技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された技術では、加熱調理器に搭載されたカメラにより、調理前の被調理物が撮影される。撮影された画像から必要な情報が抽出されることで、最適な調理方法が選択される。
特開2016−166724号公報
しかしながら、上記従来の技術では、様々な大きさの容器や異なる加熱条件の食品について、被加熱物の量や加熱時間などの加熱制御情報を自動で設定することが難しい。
上記従来の問題を解決するために、本開示の一態様の加熱調理器は、加熱庫と、加熱部と、制御部と、撮影部と、認識処理部と、認識書式記憶部と、認識書式判定部とを備える。
加熱庫は、被加熱物を収容する。加熱部は、加熱庫内の被加熱物を加熱する。制御部は、被加熱物の加熱のための加熱制御情報に従って加熱部を制御する。
撮影部は、加熱庫内の画像を撮影する。認識処理部は、画像から制御情報領域を検出するとともに、制御情報領域に含まれた認識対象を抽出する。認識書式記憶部は、制御情報領域に関連する閾値情報と、認識対象を解析するための認識書式とを関連付けて記憶する。
認識書式判定部は、制御情報領域から抽出された特徴情報と閾値情報とに基づいて、認識書式を判定する。認識処理部は、認識書式判定部により判定された認識書式に基づいて、認識対象を解析し加熱制御情報を取得する。
本態様によれば、様々な認識書式に対応した加熱制御情報を読み取り、加熱時間などの加熱条件を自動で設定することができる。文字を記載する領域が小さい容器に入った食品にも対応することが可能であるため、食品の種類や大きさに関係なく、食品を自動的に加熱することができる加熱調理器を得ることができる。
図1は、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器の外観を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る加熱調理器の機能的構成を示すブロック図である。 図3Aは、加熱される食品、および、その食品に貼付されたラベルの例を示す図である。 図3Bは、加熱される食品、および、その食品に貼付されたラベルの別の例を示す図である。 図3Cは、加熱される食品、および、その食品に貼付されたラベルの別の例を示す図である。 図3Dは、加熱される食品、および、その食品に貼付されたラベルの別の例を示す図である。 図4Aは、実施の形態1における制御情報領域の一例を示す図である。 図4Bは、実施の形態1における制御情報領域の別の一例を示す図である。 図4Cは、実施の形態1における制御情報領域の別の一例を示す図である。 図4Dは、実施の形態1における制御情報領域の別の一例を示す図である。 図4Eは、実施の形態1における制御情報領域の別の一例を示す図である。 図4Fは、実施の形態1に係る加熱調理器での画像認識処理における制御情報領域の一例を示す図である。 図4Gは、実施の形態1に係る加熱調理器での画像認識処理における制御情報領域の別の一例を示す図である。 図4Hは、実施の形態1に係る加熱調理器での画像認識処理における制御情報領域の別の一例を示す図である。 図5は、実施の形態1における認識書式テーブルを示す図である。 図6は、実施の形態1に係る加熱調理器における画像認識処理のフローチャートである。 図7は、本開示の実施の形態2に係る加熱調理器の機能的構成を示すブロック図である。 図8は、撮影された画像における変形した制御情報領域を示す図である。 図9は、実施の形態2における認識書式テーブルを示す図である。 図10は、実施の形態2に係る加熱調理器における画像認識処理のフローチャートである。
本開示の第1の態様の加熱調理器は、加熱庫と、加熱部と、制御部と、撮影部と、認識処理部と、認識書式記憶部と、認識書式判定部とを備える。
加熱庫は、被加熱物を収容する。加熱部は、加熱庫内の被加熱物を加熱する。制御部は、被加熱物の加熱のための加熱制御情報に従って加熱部を制御する。
撮影部は、加熱庫内の画像を撮影する。認識処理部は、画像から制御情報領域を検出するとともに、制御情報領域に含まれた認識対象を抽出する。認識書式記憶部は、制御情報領域に関連する閾値情報と、認識対象を解析するための認識書式とを関連付けて記憶する。
認識書式判定部は、制御情報領域から抽出された特徴情報と閾値情報とに基づいて、認識書式を判定する。認識処理部は、認識書式判定部により判定された認識書式に基づいて、認識対象を解析し加熱制御情報を取得する。
本開示の第2の態様の加熱調理器では、第1の態様に加えて、認識書式記憶部は、制御情報領域の形状に基づく情報を閾値情報として記憶する。認識書式判定部は、画像から抽出された、制御情報領域の形状に基づく情報を特徴情報として用いて認識書式を判定する。
本開示の第3の態様の加熱調理器では、第2の態様に加えて、認識書式判定部は、画像から抽出された、長方形形状を有する制御情報領域の縦横比率を特徴情報として用いて認識書式を判定する。
本開示の第4の態様の加熱調理器では、第3の態様に加えて、認識処理部は、画像における制御情報領域の位置に応じて、制御情報領域の形状を補正する。
本開示の第5の態様の加熱調理器では、第3の態様に加えて、認識書式記憶部は、閾値情報として、制御情報領域の寸法をさらに記憶する。認識書式判定部は、縦横比率と前記寸法とを特徴情報として用いて認識書式を判定する。
本開示の第6の態様の加熱調理システムは、加熱庫と、加熱部と、制御部と、撮影部と、認識処理部と、認識書式記憶部と、認識書式判定部とを備える。
加熱庫は、被加熱物を収容する。加熱部は、加熱庫内の被加熱物を加熱する。制御部は、被加熱物の加熱のための加熱制御情報に従って加熱部を制御する。
撮影部は、加熱庫内の画像を撮影する。認識処理部は、画像から制御情報領域を検出するとともに、制御情報領域に含まれた認識対象を抽出する。認識書式記憶部は、制御情報領域に関連する閾値情報と、認識対象を解析するための認識書式とを関連付けて記憶する。
認識書式判定部は、制御情報領域から抽出された特徴情報と閾値情報とに基づいて、認識書式を判定する。認識処理部は、認識書式判定部により判定された認識書式に基づいて、認識対象を解析し加熱制御情報を取得する。
加熱庫と加熱部と制御部と撮影部とは、加熱調理器の筐体内に配置される。認識処理部と認識書式記憶部と認識書式判定部との少なくともいずれか一つは、加熱調理器の筐体外に配置される。
以下、本開示の実施の形態の例を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器100の外観を示す図である。図1に示すように、加熱調理器100は、筐体111内に設けられ、被加熱物である食品を収容する加熱庫104と、加熱庫104の前面開口を覆うドア101とを有する。筐体111の上部には、表示部102と選択部103とが配置される。
後述するように、加熱調理器100は、食品に貼付されたラベルの記載から食品に適した加熱時間を読み取り、その加熱時間の間、食品を加熱する。表示部102は、読み取られた加熱時間を表示する。
加熱時間が読み取られなかった場合などのために、選択部103は、食品に適したメニューを選択するためのメニューボタン、および、加熱時間を手動で設定するための数字ボタンを有する。選択部103はさらに、加熱を開始するための加熱開始ボタン、および、加熱を停止させるための加熱停止ボタンを有する。
加熱庫104の側面には、庫内を照らすための照明部105が配置される。加熱庫104の天井には、庫内を撮影するためのカメラ106が配置される。カメラ106は、図示しない制御回路に制御される。
加熱調理器100は、カメラ106を用いて、加熱庫104に収容された食品107を撮影し、撮影された画像から、食品107に関連する加熱制御情報を読み取るように構成される。加熱制御情報とは、食品107を加熱するために必要な加熱量、加熱時間などの情報である。
図2は、加熱調理器100の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、加熱調理器100は、筐体111内に配置された機能的構成として、加熱部201と、操作部202と、撮像部203と、制御部204と、認識処理部205と、記憶部206と、認識書式記憶部207と、認識書式判定部208と、表示部209とを有する。
加熱部201は、例えばマグネトロンで構成され、加熱庫104に置かれた食品に高周波を供給して食品を加熱する。
操作部202は、例えばタッチパネルおよび複数のキーを有し、加熱時間の設定、加熱の開始などを行うために使用される。
撮像部203は、カメラ106と制御回路とを含み、加熱庫104の内部を撮影する。カメラ106は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、または、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどで構成される。
認識処理部205は、撮像部203により撮影された画像から制御情報領域を検出し、その制御情報領域に含まれた文字情報を抽出する。認識処理部205は、その文字情報が加熱制御情報かどうかを判定する。制御情報領域とは、食品に貼付されたラベル内に設けられ、加熱制御情報が記載された例えば長方形領域である。
ラベルの文字認識方法として、例えば、ラベル内の枠で囲まれた文字情報を抽出する方法や、ラベルの輪郭を検出する方法が用いられる。文字情報には、加熱制御情報だけでなく、食品全体の画像情報、食品の種類、食品の形状、賞味期限が含まれてもよい。
記憶部206は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成され、制御情報領域に関する認識書式、加熱制御情報などを記憶する。認識書式記憶部207は、閾値情報と認識書式とを関連付けて記憶する。本実施の形態では、閾値情報は、制御情報領域の縦横比率である。認識書式については後述する。
加熱制御情報には、加熱量(ワット数)とその加熱量に対する加熱時間が含まれる。記憶部206に記憶された情報には、加熱制御情報のほか、食品の形状、加熱調理器100の設定情報、カメラ106の設定情報、加熱制御および操作に関連する情報が含まれてもよい。
認識書式判定部208は、認識書式記憶部207に記憶された情報に基づき、抽出された文字情報に対する認識書式を判定する。制御部204は、認識処理部205により得られた加熱制御情報に従って、加熱部201を制御する。
図3Aは、加熱調理器100により加熱される食品301、および、食品301に貼付されたラベルの例を示す。図3Aに示すように、食品301は弁当である。食品301には、食品の名称、価格、加熱制御情報などが記載されたラベル302が貼付される。
加熱制御情報は、食品301の加熱に必要な情報であり、具体的には、加熱量(ワット数)および加熱時間(分、秒)である。加熱制御情報は、使用者が認識できる形態で記載されてもよく、バーコードまたは二次元コードで記載されてもよい。
制御情報領域303は、ラベル302において加熱制御情報が記載される領域である。制御情報領域303は、ラベル302と同じ大きさの領域でもよく、ラベル302内の一部分の領域でもよい。ラベル302は、食品301に貼付されたシールであってもよく、食品301の包装と一体的に形成されてもよい。
図3Aに示す例では、制御情報領域303に、家庭用の電子レンジのための加熱制御情報(加熱量、加熱時間)と、業務用の電子レンジのための加熱制御情報(加熱量、加熱時間)とが記載される。
具体的には、家庭用の電子レンジのための加熱制御情報は、「500Wで2分30秒の加熱」であり、業務用の電子レンジのための加熱制御情報は、「1500Wで0分45秒の加熱」である。この場合、制御情報領域303には、「500W 2分30秒 1500W 0分45秒」と記載される。
すなわち、加熱制御情報は、加熱量を表す第1文字列「500」と、その加熱量の単位を表す第2文字列「W」と、その加熱量での加熱時間を表す第3文字列「2」および第5文字列「30」と、その加熱時間の単位を表す第4文字列「分」および第6文字列「秒」とを含む。
さらに、加熱制御情報は、加熱量を表す第7文字列「1500」と、その加熱量の単位を表す第8文字列「W」と、その加熱量での加熱時間を表す第9文字列「0」および第11文字列「45」と、その加熱時間の単位を表す第10文字列「分」および第12文字列「秒」とを含む。
本実施の形態では、第2および第8文字列に、熱量を表すSI単位である「W(ワット)」が記載される。しかし、加熱量を表すものであれば、他の単位を用いてもよい。第4および第10文字列に「分」が、第6および第12文字列に「秒」が記載される。しかし、時間を表すものであれば、他の単位でもよい。
図3Aでは、制御情報領域303に、2組の加熱制御情報が記載される。しかし、制御情報領域303には、1組の加熱制御情報だけが記載されてもよく、3組以上の加熱制御情報が記載されてもよい。
図3Aと同様、図3B、図3Cも、加熱調理器100により加熱される食品301、および、食品301に貼付されたラベルの例を示す。図3Dは、加熱調理器100により加熱される食品307、および、食品307に貼付されたラベルの例を示す。
図3Bに示す例では、食品301に貼付されたラベル304の一部が、加熱制御情報が記載された制御情報領域401である。図3Cに示す例は、食品301に貼付されたラベル305の全域が、加熱制御情報が記載された制御情報領域401である。図3Dに示す例では、食品307に貼付されたラベル306の全域が、符号化された加熱制御情報が記載された制御情報領域402である。
これらの図において、認識処理部205による検出を容易にするために、制御情報領域401および402の境界が明示的な枠で囲まれている。制御情報領域の検出については後述する。
図3A〜図3Dに示すように、加熱制御情報は、複数の書式により表現することができる。これにより、異なる大きさの食品または容器に、加熱制御情報を記載することが容易となる。また、複数の書式を用いて、異なる加熱条件を容易に区別することができる。
図4Aは、縦幅D1、横幅W1を有する長方形の枠で囲まれた制御情報領域401を示す。制御情報領域401には、複数組の加熱量および加熱時間を並べて記載する書式で、加熱制御情報が記載される。
具体的には、制御情報領域401には、2組の加熱制御情報が記載される。第1の加熱制御情報では、加熱量が「500W」、加熱時間が「2分30秒」である。第2の加熱制御情報では、加熱量が「1500W」、加熱時間が「0分45秒」である。この記載に基づいて、加熱調理器100は、自己の最大加熱能力に応じて複数の加熱制御情報のいずれかを選択し、選択された加熱制御情報に従って加熱を行う。
図4Bは、縦幅D2、横幅W2を有する長方形の枠で囲まれた制御情報領域402を示す。制御情報領域402には、加熱制御情報が、符号化された番号情報の書式で記載される。この番号情報は、加熱量および加熱時間の組み合わせを、英数字、記号の組み合わせで表現したものである。
具体的には、図4Bに示すように、制御情報領域402内に、英数字4文字「324P」が記載される。この例では、最初の「3」は加熱量に対応する。続く「24」は加熱時間に対応する。最後の「P」は、これら三つの数字が正しいかどうかを示すチェック文字である。
この例では四つの英数字を用いて、加熱制御情報が表現される。しかし、操作パネル上に記載された番号に対応した一つの数字を用いて、加熱制御情報が表現されてもよい。加熱量の上位2桁の数字と、秒換算した加熱時間の数値とを含む、使用者に理解し易い形式で、加熱制御情報が表現されてもよい。このように、加熱制御情報を符号化された番号情報で表現することにより、小さい表示領域に多くの情報を記載することができる。
図4Cは、縦幅D3、横幅W3を有する長方形の枠で囲まれた制御情報領域403を示す。制御情報領域403には、加熱制御情報が、複数組の加熱量および加熱時間が縦に並ぶ書式で記載される。
具体的には、制御情報領域403には、3組の加熱制御情報が記載される。第1の加熱制御情報では、加熱量が「500W」、加熱時間が「2分30秒」である。第2の加熱制御情報では、加熱量が「1500W」、加熱時間が「0分45秒」である。第3の加熱制御情報では、加熱量が「300W」、加熱時間が「25秒」である。
加熱調理器100は、第1〜第3の加熱制御情報を順に参照することにより、ステップ状の加熱を実施する。
図4Dは、縦幅D4、横幅W4を有する長方形の枠で囲まれた制御情報領域404を示す。制御情報領域404には、加熱制御情報が、複数の符号化された番号情報の書式で記載される。
具体的には、制御情報領域404には、「324P」、「156S」、「676V」の三つの番号情報が記載される。このように、複数の加熱制御情報を複数の符号化された番号情報で表現することにより、複雑なシーケンスを実施するための加熱制御情報を小さい表示領域に記載することができる。
図4Eは、縦幅D5、横幅W5を有する長方形の枠で囲まれた制御情報領域405を示す。図4Cに示す制御情報領域403では、領域の境界が太枠で囲まれるのに対して、図4Eに示す制御情報領域405では、領域の境界が二重線で囲まれる。このように、制御情報領域は、認識処理部205により容易に検出可能な形状を有してもよい。
図4Fは、縦幅D6、横幅W6を有する楕円形状の枠で囲まれた制御情報領域406を示す。すなわち、制御情報領域406の長径が横幅W6であり、制御情報領域406の短径が縦幅D6である。
図4Gは、縦幅D7、横幅W7を有する仮想的な長方形の枠で囲まれた制御情報領域407を示す。図4Gに示すように、制御情報領域407は、左上の角と右下の角とを意味する二つのマーカーにより仮想的に示された長方形の領域である。
図4Hは、縦幅D8、横幅W8を有する長方形形状を有する制御情報領域408を示す。制御情報領域408には、加熱制御情報が、符号化された番号情報の書式で記載される。制御情報領域408では、文字が淡い色(例えば白)を有し、文字の背景が濃い色(例えば黒)を有する。このように、制御情報領域は、認識処理部205により容易に検出可能な色情報を含んでもよい。
図5は、本実施の形態における認識書式テーブル501を示す。認識書式テーブル501は、認識書式記憶部207により記憶される。
図5に示すように、認識書式テーブル501は、制御情報領域の形状に基づく閾値情報として、長方形の制御情報領域の縦幅と横幅との比である縦横比率を記載する。
図4Aに示す例では、制御情報領域401の縦横比率は、横幅W1を縦幅D1で割った値である。図4Bに示す例では、制御情報領域402の縦横比率は、横幅W2を縦幅D2で割った値である。縦幅と横幅とは、撮像部203により撮影された画像における画素数により測定される。
認識書式とは、制御情報領域において加熱制御情報が表現される書式を示す情報である。例えば図4Aに示す例では、認識書式は「1行の文字書式」である。制御情報領域401には、加熱制御情報がこの認識書式に従って記載される。
図5に示すように、認識書式テーブル501は、識別IDと、制御情報領域の縦横比率に対する閾値情報(以下、縦横比率閾値という)と、認識書式とを含む。
制御情報領域の縦横比率が1.0〜1.2の範囲にある、識別ID「L0001」の場合、対応する認識書式は「番号書式」である。この場合、例えば図4Bで示すように、制御情報領域402には、「324P」のような番号情報として加熱制御情報が記載される。
制御情報領域の縦横比率が4.0〜6.0の範囲にある、識別ID「L0002」の場合、対応する認識書式は「1行の文字書式」である。この場合、図4Aに示すように、制御情報領域401には、「500W 2分30秒 1500W 0分45秒」のような加熱制御情報が記載される。
認識書式テーブル501を用いて対応する認識書式を判定する際に、該当の認識書式がなければ、エラー処理を行ってもよい。該当の認識書式がない場合、例えば、使用者に食品を加熱しないことを通知してもよい。このように、制御情報領域の形状の特徴を閾値と比較することにより、対応する書式を判定するだけでなく、エラーを検出することもできる。
次に、本実施の形態における画像認識処理について説明する。図6は、加熱調理器100における画像認識処理のフローチャートである。図6に示すように、ステップS601において、撮像部203は、食品301が載置された加熱庫104内の画像を撮影する。
ステップS602において、認識処理部205は、撮像部203により撮影された画像における食品301のラベルから制御情報領域を検出する。具体的には、認識処理部205は、図4Aに示すような所定形状の枠で囲まれた領域を制御情報領域として検出する。この際、認識処理部205は、塗りつぶされた領域(図4H参照)を検出対象外と判断してもよい。
認識処理部205は、検出された制御情報領域から一つ以上の認識対象を抽出する。認識対象とは、制御情報領域に含まれた文字列のことである。
ステップS603において、認識処理部205は、抽出された認識対象が規格に準拠した正規の認識対象であるかどうかを判断する。
具体的には、認識処理部205は、例えば制御情報領域の面積が所定の大きさ以上であるかに基づいて、抽出された認識対象が正規の認識対象であるかどうかを判断する。認識処理部205は、検出された制御情報領域が所定の色を有するか、または、所定の模様を有するかなどに基づいて、抽出された認識対象が、正規の認識対象であるかどうかを判断してもよい。
抽出された認識対象が正規の認識対象(本実施の形態では、例えば制御情報領域401、402)である場合、処理はステップS604に進む。ステップS604において、認識処理部205は、検出された制御情報領域の縦幅および横幅を用いて、検出された制御情報領域の縦横比率を算出する。本実施の形態では、検出された制御情報領域の縦横比率が、検出された制御情報領域の特徴情報である。
ステップS605において、認識書式判定部208は、ステップS604で算出された縦横比率と、認識書式テーブル501に記載された縦横比率閾値とを比較する。これにより、認識書式判定部208は、抽出された認識対象に対する認識書式を判定する。
ステップS606において、認識処理部205は、認識書式判定部208により判定された認識書式に基づいて認識対象を解析し、加熱制御情報を取得する。
制御部204は、この加熱制御情報に含まれた加熱量および加熱時間に基づいて、加熱部201を制御する。これにより、加熱調理器100は食品301を加熱する。
ステップS603において、抽出された認識対象が正規の認識対象でないと判断された場合、または、制御情報領域に含まれたすべての認識対象の解析が完了した場合、画像認識処理は終了する。
このように、本実施の形態によれば、様々な認識書式に対応した加熱制御情報を読み取り、加熱時間などの加熱条件を自動で設定することができる。文字を記載する領域が小さい容器に入った食品にも対応することが可能であるため、食品の種類や大きさに関係なく、食品を自動的に加熱することができる加熱調理器を得ることができる。
本実施の形態によれば、複数の加熱条件を識別できるため、様々な加熱方法による食品を提供することができる。複雑な加熱シーケンスを小さい領域に記載できるため、食品ごとに適した加熱を行うことができる。
加熱制御情報の文字を認識する前に認識書式を判定するので、加熱制御情報を素早く、精度よく認識することができる。制御情報領域の形状に関する特徴情報を複数の閾値情報と比較することで、精度よく認識書式を判定できるとともに、規格外の制御情報領域を精度よく除外することができる。
(実施の形態2)
以下、本開示の実施の形態2に係る加熱調理器700について説明する。本実施の形態では、実施の形態1と同様の構造、機能的構成、制御方法についての説明を省略する。
図7は、加熱調理器700の機能的構成を示すブロック図である。図7に示すように、加熱調理器700は、筐体111内に配置された機能的構成として、加熱部701と、操作部702と、撮像部703と、制御部704と、認識処理部705と、記憶部706と、認識書式記憶部707と、認識書式判定部708と、表示部709と、画像補正部710とを有する。
認識処理部705は、撮像部703により撮影された画像から制御情報領域を検出し、その制御情報領域に含まれた文字情報を抽出する。認識処理部705は、その文字情報が加熱制御情報かどうかを判定する。
ラベルの文字認識方法として、例えば、ラベル内の枠で囲まれた文字情報を抽出する方法や、ラベルの輪郭を検出する方法が用いられる。文字情報には、加熱制御情報だけでなく、食品全体の画像情報、食品の種類、食品の形状、賞味期限が含まれてもよい。
画像補正部710は、検出された制御情報領域の画像内の位置に応じた画像処理を行う。具体的には、カメラ106の位置および向き、加熱庫104内の照度などにより、画像内の制御情報領域が変形していたり、画像が不鮮明になっていたりする場合、画像補正部710がこれらの不具合を補正する。
記憶部706は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成され、制御情報領域に関する認識書式、加熱制御情報などを記憶する。認識書式記憶部707は、閾値情報と認識書式とを関連付けて記憶する。本実施の形態では、閾値情報は、制御情報領域の縦横比率および寸法である。
認識書式判定部708は、認識書式記憶部707に記憶された情報に基づき、抽出された文字情報に対する認識書式を判定する。制御部704は、認識処理部705により得られた加熱制御情報に従って、加熱部701を制御する。
図8は、撮影された画像における変形した制御情報領域を示す。図8に示す画像801は、撮像部703により撮影された画像である。画像801内には、弁当である食品802が撮影されている。食品802にはラベル803が貼付される。ラベル803は、長方形の制御情報領域804を含む。
この例では、食品802が画像801の左上に位置する。このため、カメラ106の位置および向きにより、撮影された制御情報領域804は台形の形状となる。この場合、画像補正部710が、画像処理における台形補正を用いて台形の形状を長方形形状に補正する。
図9は、本実施の形態における認識書式テーブル901を示す。認識書式テーブル901は、認識書式記憶部707により記憶される。
図9に示すように、認識書式テーブル901は、制御情報領域の形状に基づく閾値情報として、縦横比率と、画像内の制御情報領域の寸法(この例では横幅)とを記載する。
制御情報領域の縦横比率が1.0〜1.2の範囲にあり、かつ、画像内の制御情報領域の横幅が20〜40ピクセルの範囲にある、識別ID「L1001」の場合、対応する認識書式は「番号書式」である。この場合、例えば図4Bに示すように、制御情報領域402には、「324P」のような番号情報として加熱制御情報が記載される。
制御情報領域の縦横比率が4.0〜6.0の範囲にあり、かつ、画像内の制御情報領域の横幅が50〜90ピクセルの範囲にある、識別ID「L1002」の場合、対応する認識書式は「1行の文字書式」である。この場合、例えば図4Aに示すように、制御情報領域401には、「500W 2分30秒 1500W 0分45秒」のような書式で加熱制御情報が記載される。
本実施の形態によれば、認識書式の判別条件に、画像内の制御情報領域の寸法を追加することで、縦横比率だけでは判別しにくい領域の判別処理を省くことができる。その結果、判別処理を高速に行うことが可能となる。
図10は、加熱調理器700における画像認識処理のフローチャートである。図10に示すように、ステップS1001において、撮像部703は、食品802が載置された加熱庫104内の画像を撮影する。
ステップS1002において、認識処理部705は、撮像部703により撮影された画像における食品802のラベル803から制御情報領域を検出する。認識処理部705は、検出された制御情報領域から一つ以上の認識対象を抽出する。
制御情報領域が変形して撮影されている場合、ステップS1003において、画像補正部710が、変形した制御情報領域を補正する。
ステップS1004において、認識処理部705は、抽出された認識対象が規格に準拠した正規の認識対象であるかどうかを判断する。
具体的には、認識処理部705は、例えば制御情報領域の面積が所定の大きさ以上であるかに基づいて、抽出された認識対象が正規の認識対象であるかどうかを判断する。認識処理部705は、検出された制御情報領域が所定の色を有するか、または、所定の模様を有するかなどに基づいて、抽出された認識対象が、正規の認識対象であるかどうかを判断してもよい。
抽出された認識対象が正規の認識対象(本実施の形態では、例えば制御情報領域401、402)である場合、処理はステップS1005に進む。ステップS1005において、認識処理部705は、制御情報領域の縦幅および横幅を用いて制御情報領域の縦横比率の算出と、画像内の制御情報領域の寸法の取得とを行う。
本実施の形態では、検出された制御情報領域の縦横比率と画像における制御情報領域の寸法とが、検出された制御情報領域の特徴情報である。
ステップS1006において、認識書式記憶部707は、ステップS1005で算出された縦横比率と、認識書式テーブル901に記載された縦横比率閾値とを比較する。また、認識書式記憶部707は、画像における制御情報領域の寸法が所定の範囲内にあるかどうかを判定する。これにより、認識書式判定部708は、抽出された認識対象に対する認識書式を判定する。
ステップS1007において、認識処理部705は、認識書式判定部708により判定された認識書式に基づいて認識対象を解析し、加熱制御情報を取得する。
制御部704は、この加熱制御情報に含まれた加熱量および加熱時間に基づいて、加熱部701を制御する。これにより、加熱調理器700は食品802を加熱する。
ステップS1004において、抽出された認識対象が正規の認識対象でないと判断された場合、または、制御情報領域に含まれたすべての認識対象の解析が完了した場合、画像認識処理は終了する。
このように、本実施の形態によれば、様々な書式に対応した加熱制御情報を読み取り、加熱時間などの加熱条件を自動で設定することができる。制御情報領域の縦横比率および寸法に基づいて認識書式を判定するので、加熱制御情報を素早く、精度よく認識することができる。
(その他の実施の形態)
実施の形態1では、認識書式を判別するための制御情報領域の形状に基づく情報として、制御情報領域の縦横比率を用いた。しかしながら、認識書式を判別するための制御情報領域の形状に基づく情報は、制御情報領域の面積、制御情報領域の二辺の太さの比率、または、制御情報領域の角部における曲率半径でもよい。
すなわち、制御情報領域の形状に基づく情報は、認識処理部205が抽出容易な情報であればよい。
実施の形態1では、加熱調理器100は、筐体111内に、認識処理部205と記憶部206と認識書式判定部208とを備える。しかしながら、認識処理部205、記憶部206、認識書式判定部208の少なくともいずれか一つが、加熱調理器100の筐体111外に配置されてもよい。
この構成により、加熱調理器を含む加熱調理システムが構成される。例えば、認識処理部205、記憶部206、認識書式判定部208が、加熱調理器100の筐体111外に配置された加熱調理システムでは、制御部204と筐体111外に配置された要素(認識処理部205、記憶部206、認識書式判定部208)との間で、通信により情報が送受信される。
本開示によれば、カメラにより撮影された画像から加熱制御情報を入手することができる。これにより、煩わしい入力作業を必要とせず、様々な食品を簡単に加熱することができる加熱調理器および加熱調理システムを提供することができる。よって、本開示は、電子レンジや誘導加熱調理器などの加熱調理器に適用可能である。
100、700 加熱調理器
101 ドア
102 表示部
103 選択部
104 加熱庫
105 照明部
106 カメラ
107 食品
111 筐体
201、701 加熱部
202、702 操作部
203、703 撮像部
204、704 制御部
205、705 認識処理部
206、706 記憶部
207、707 認識書式記憶部
208、708 認識書式判定部
209、709 表示部
301、307、802 食品
302、304、305、306、803 ラベル
303、401、402、403、404、405、406、407、408、804 制御情報領域
501、901 認識書式テーブル
710 画像補正部
801 画像

Claims (6)

  1. 被加熱物を収容するように構成された加熱庫と、
    前記加熱庫内の前記被加熱物を加熱するように構成された加熱部と、
    前記被加熱物の加熱のための加熱制御情報に従って前記加熱部を制御するように構成された制御部と、
    前記加熱庫内の画像を撮影するように構成された撮影部と、
    前記画像から制御情報領域を検出するとともに、前記制御情報領域に含まれた認識対象を抽出するように構成された認識処理部と、
    前記制御情報領域に関連する閾値情報と、前記認識対象を解析するための認識書式とを関連付けて記憶する認識書式記憶部と、
    前記制御情報領域から抽出された特徴情報と前記閾値情報とに基づいて、前記認識書式を判定する認識書式判定部と、を備え、
    前記認識処理部は、前記認識書式判定部により判定された前記認識書式に基づいて、前記認識対象を解析し前記加熱制御情報を取得するように構成された、加熱調理器。
  2. 前記認識書式記憶部が、前記制御情報領域の形状に基づく情報を前記閾値情報として記憶し、
    前記認識書式判定部が、前記画像から抽出された、前記制御情報領域の形状に基づく情報を前記特徴情報として用いて前記認識書式を判定するように構成された、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記認識書式判定部が、前記画像から抽出された、長方形形状を有する前記制御情報領域の縦横比率を前記特徴情報として用いて前記認識書式を判定するように構成された、請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記認識処理部が、前記画像における前記制御情報領域の位置に応じて、前記制御情報領域の形状を補正するように構成された、請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記認識書式記憶部が、前記閾値情報として、前記制御情報領域の寸法をさらに記憶し、
    前記認識書式判定部が、前記縦横比率と前記寸法とを前記特徴情報として用いて前記認識書式を判定するように構成された、請求項3に記載の加熱調理器。
  6. 被加熱物を収容するように構成された加熱庫と、
    前記加熱庫内の前記被加熱物を加熱するように構成された加熱部と、
    前記被加熱物の加熱のための加熱制御情報に従って前記加熱部を制御するように構成された制御部と、
    前記加熱庫内の画像を撮影するように構成された撮影部と、
    前記画像から制御情報領域を検出するとともに、前記制御情報領域に含まれた認識対象を抽出するように構成された認識処理部と、
    前記制御情報領域に関連する閾値情報と、前記認識対象を解析するための認識書式とを関連付けて記憶する認識書式記憶部と、
    前記制御情報領域から抽出された特徴情報と前記閾値情報とに基づいて、前記認識書式を判定する認識書式判定部と、を備え、
    前記認識処理部は、前記認識書式判定部により判定された前記認識書式に基づいて、前記認識対象を解析し前記加熱制御情報を取得するように構成され
    前記加熱庫と前記加熱部と前記制御部と前記撮影部とは、加熱調理器の筐体内に配置され、
    前記認識処理部と前記認識書式記憶部と前記認識書式判定部との少なくともいずれか一つは、前記加熱調理器の前記筐体外に配置された、加熱調理システム。
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