JP7384590B2 - 流路切替弁及び消火栓 - Google Patents
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Description
上述した従来の流路切替弁は、弁体の動作確認や内部清掃などのメンテナンスを容易に行うことができないという問題があった。すなわち、特許第3273320号公報の流路切替弁4は、点検装置7の流路接続挿入部71を第2流出口42に挿入しなければ、弁体49を動作させることができない。弁体49、スプリング50及びシャフト51の状態を目視で確認したり、清掃したりするためには、流路切替弁4を分解する必要がある。これと同様に、特許第4863113号公報の流路切替弁Aも、点検用接続装置4を点検用流出管20に接続しなければ、移動弁3を動作させることができない。移動弁3、スプリング16及びシャフト15の状態を目視で確認したり、清掃したりするためには、流路切替弁Aを分解する必要がある。
上述した従来の流路切替弁は、点検時以外の通常時における水の流れに圧損が生じてしまう問題があった。すなわち、特許第3273320号公報の流路切替弁4は、通常時において、流入口43から第1流出口41へ水が流れる構成となっている。一方、弁体49を動作させるためのスプリング50及びシャフト51は、流入口43と第1流出口41とを連絡する流路を垂直に横断する。このため、スプリング50及びシャフト51は、通常時の水の流れに曝され、圧損を生じさせる。これと同様に、特許第4863113号公報の流路切替弁Aも、通常時において、流入管11から通用流出管12へ水が流れる構成となっている。一方、移動弁3を動作させるためのスプリング16及びシャフト15は、通用流出管12を垂直に横断する。このため、スプリング16及びシャフト15は、通常時の水の流れに曝され、圧損を生じさせる。
上述した従来の流路切替弁は、弁体を動作させるための構成が専用設計されており、流路切替弁に対応して専用設計された点検装置しか使用することができないという問題があった。すなわち、特許第3273320号公報の流路切替弁4は、弁体49を第1弁座46まで移動させることが可能な長さの流路接続挿入部71を備えた、専用の点検装置7しか使用することができない。これと同様に、特許第4863113号公報の流路切替弁Aも、移動弁3の係合受け具31に係合することが可能な係合爪442を備えた、専用の点検用接続装置4しか使用することができない。
図1(a)において、本実施形態の消火栓1は、例えば、道路用トンネル内に設置されており、トンネル内で発生した火災に対する初期消火に用いられる。消火栓1は、消火栓扉10A、消火器扉10B及び保守用扉10Cを備える。消火栓扉10Aの内側には、図1(b)に示す各種の弁15、16、2、消火用ホース17及び消火用ノズル18、点検装置4、開閉レバー15aなどが収納される。消火栓扉10Aは、ハンドル11aを操作して手動で開くことが可能である。消火栓扉10Aは、例えば、扉の下辺を中心にして上から下へ開く。消火栓扉10Aの裏面には、消火用ホース17に接続された状態の消火用ノズル18が着脱自在に保持される。また、開閉レバー15aは、消火栓扉10Aの裏面に設置されている。消火栓扉10Aの内側の各種の弁15、16、2については、後述する。
次に、本実施形態の流路切替弁2の構成について、図2及び図3を参照しつつ説明する。流路切替弁2は、消火栓1を点検するために設けられている。
図1(b)に示される消火栓1は、点検時以外の通常時において、いつでも消火用ノズル18から水を放出することが可能な状態になっている。流路切替弁2の通常時の状態は、図4(b)に示される。通常時においては、スプリング80の付勢力を受けた可動部材60が、差し金具40の流出口42から外部に露出した状態になる。弁体100は、挿入管30の流入口31を閉鎖し、且つ弁箱20の連絡口24を開放する。この結果、弁箱20の第2流出路23が閉鎖され、且つ流入路21と第1流出路22とが、連絡口24を通じて連絡した状態になる。したがって、ポンプから消火栓1に供給された水は、弁箱20の流入路21から第1流出路22へ流れ、消防用ホース18に供給される(図4(b)中の2つの灰色矢印を参照)。
図1(b)に示される消火栓1は、定期的な点検が義務付けられる。ところが、実際の消火に用いられる消火用ホース17は、数十メートルの長さがある。このため、消火栓1の点検に消火用ホース17を用いると、消火用ホース17を再び元の状態に戻し、消火栓1内に収納するために多大な手間と時間を要する。そこで、消火栓1の点検には、図5(a)に示されるような点検装置4が用いられる。
本実施形態の流路切替弁2は、差し金具40の流出口42から外部に露出した可動部材60を手動で動作させることが可能である。これにより、流路切替弁2を分解することなく、弁体100の切り替え動作を確認することができ、及びシャフト70、スプリング80及びストッパ90の汚損状態を目視で確認することもできる。また、可動部材60を介して、差し金具40の内部にアクセスすることが可能であり、流路切替弁2を分解することなく、内部清掃を行うこともできる。
10A 消火栓扉
10B 消火器扉
10C 保守用扉
11a、11b ハンドル
12 赤色表示灯
13 通報ボタン
14 消火栓接続口
15 消火栓弁
15a 開閉レバー
16 自動調圧弁
17 消火用ホース
18 消火用ノズル
2 流路切替弁
20 弁箱
21 流入路
22 第1流出路
23 第2流出路
24 連絡口
30 挿入管
31 流入口
32 流出口
33、34 Oリング
40 差し金具
41 流入口
42 流出口
43 段部
50 押し輪
51 フランジ
60 可動部材
61 環状の本体
62 支持杆
63 雌ねじ部
64 ガイド片
65 開口部
70 シャフト
71 第1雄ねじ部
72 第2雄ねじ部
80 スプリング
90 ストッパ
91 挿通孔
92 通水孔
100 弁体
101 雌ねじ部
102 ガイド片
103 Oリング
3 安全カバー
301 スリット
302 通気孔
303 凸部
4 点検装置
401 受け金具
402 締め輪
403 爪
404 爪座
405 差し込み口
500 点検用ホース
Claims (7)
- 一の流入路から流入した流体の流れを第1流出路又は第2流出路のいずれか一方に切り替えることが可能な流路切替弁であって、
前記流入路、前記第1流出路及び前記第2流出路が内部に設けられた弁箱と、
円形の断面を有し、外周にシール部材が設けられた弁体と、
前記第2流出路の中心軸に沿って移動することが可能な可動部材と、
前記第2流出路の中心軸に沿って延び、一端が前記弁体に結合され、他端が前記可動部材に結合されたシャフトと、
前記第2流出路の中心軸に沿った付勢力を生じさせ、前記可動部材を外部に露出させるスプリングと、を備え、
前記弁体が、前記スプリングの付勢力によって前記第2流出路を閉鎖し、及び前記スプリングの付勢力に対抗する力によって前記第1流出路を閉鎖する
ことを特徴とする流路切替弁。 - 前記スプリングが前記シャフトの外側に装着され、
前記可動部材と前記弁体との間に、前記スプリングを圧縮された状態で保持するためのストッパをさらに備えた請求項1に記載の流路切替弁。 - 前記第2流出路内に挿入される略円筒状の挿入管をさらに備え、
前記弁体の前記シール部材が前記挿入管の内周面に接触することによって、前記第2流出路が閉鎖される請求項1又は2に記載の流路切替弁。 - 前記弁箱の内部に、前記流入路と前記第1流出路とを連絡させる円形の連絡口が設けられ、
前記弁体の前記シール部材が前記連絡口の内周面に接触することによって、前記第1流出路が閉鎖される請求項1~3のいずれか1項に記載の流路切替弁。 - 前記第2流出路に連絡する略円筒状の差し金具と、前記差し金具の外側に装着された押し輪とをさらに備え、
前記押し輪の一端外周には、前記押し輪を前記差し金具の外周面に沿って移動させるためのフランジが設けられ、
前記差し金具の先端外周には、直径方向に均等に突出し、且つ前記押し輪の移動を制限することが可能な段部が形成された請求項1~4のいずれか1項に記載の流路切替弁。 - 前記差し金具に装着される安全カバーをさらに備え、
前記安全カバーは、前記差し金具の前記段部の直径と略等しい内径を有する略円筒状の側壁と、前記側壁の上部を塞ぐ天壁とで構成され、
前記側壁には、中心軸と平行に延びるスリットと、前記スリットの上端に連続する通気口とが形成され、
前記側壁の内周面には、前記段部の端面に係合することが可能な凸部が形成され、
前記安全カバーは、前記差し金具から突出した前記可動部材に接触することなく、前記差し金具に装着される請求項5に記載の流路切替弁。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の流路切替弁を備えたことを特徴とする消火栓。
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