JP7383039B2 - 非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための方法、関連する無線装置、及び関連する無線ネットワークノード - Google Patents

非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための方法、関連する無線装置、及び関連する無線ネットワークノード Download PDF

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Description

本開示は無線通信の分野に関する。より具体的には、本開示は、非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための方法、関連する無線装置、及び関連する無線ネットワークノードに関する。
将来、数多くのモノのインターネット(Internet of Things:IoT)装置が、セルラー接続を介して接続されることが想定される。IoT装置は、様々な種類の通信を実行し得る。ある特定の種類のIoTサービスは、大量のダウンリンク(Downlink:DL)データ又はアップリンク(Uplink:UL)データの、定期的だが頻繁ではない送信に基づく場合がある。使用例として、セルラー接続されたデータバックアップサービス、監視ビデオカメラ、セルラー接続された記憶装置、サーバーなどの外部ノードから新たなファームウェアアップデートなどを時々ダウンロードする必要があるあらゆる種類のセルラー接続された装置などが挙げられる。そのような種類のトラフィックを、本開示では非リアルタイムデータトラフィックと表記し、一方、例えば、一般的にこれらより小さいサイズのIoT装置において、及び/又は、送信繰り返しの数でより頻繁に通信されるその他のトラフィックを、本開示ではリアルタイムデータトラフィックと表記する。
セルラー接続は、IoT装置からのリアルタイムトラフィックと非リアルタイムトラフィックのそうした組み合わせをサポートするために最適には設計されていない。例えば、ネットワークの観点から、多数の接続された装置の組み合わせ、リアルタイムデータトラフィックと非リアルタイムデータトラフィックの組み合わせ、及び時の経過に伴うトラフィック負荷の典型的な変化により、上記の装置接続のいくつかが1日のうちの最繁時に大きいデータサイズの転送を要するときなどに、問題となる状況が生じる。
ネットワークノードにおいて、音声通話、ビデオ通話、及びサービス品質(Quality of Service:QoS)レベルの高い他のサービスなどの他のトラフィックが、上記の種類の装置からのトラフィックの種類よりも優先されると、ネットワークノードが、1日のうちのある特定の時間にデータ接続を拒否して接続を限定する可能性がある。しかし、これは、ネットワークの使用に対して制限及び規制を課すものである。例えば、混雑する時間帯にネットワークにかけられた制限により、IoT装置が、データ状況アップデートメッセージを送信又は受信することさえできなくなり得る。
したがって、これらの欠点を緩和、軽減し、又はそれらに対処し、かつ、無線装置へ及び/又は無線装置からの非リアルタイムデータ通信に適した時間及び/又はリソースを提供する、本明細書で表記するような非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための、無線装置、無線ネットワークノード、及び方法が必要とされている。
本開示は、リアルタイムデータを通信するために無線ネットワークノードに無線装置が登録されている間に、前記無線装置において実行される、非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための方法を提供する。前記方法は、前記無線ネットワークノードを介して前記非リアルタイムデータを通信するために、1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を受信することを含む。前記方法は、前記ネットワークデータ指標に基づいて、いずれかの非リアルタイムデータが前記1回以上のデータ転送時に通信されるべきか否かを判断することを含む。前記方法は、非リアルタイムデータが送信されるべきと判断すると、前記1回以上のデータ転送時に前記無線ネットワークノードを介して外部ノードに非リアルタイムデータを通信することを含む。
本開示は、リアルタイムデータを通信するために無線ネットワークノードに無線装置が登録されている間に、前記無線ネットワークノードにおいて実行される、前記無線装置との非リアルタイムデータの通信をサポートするための方法を提供する。前記方法は、いずれかの非リアルタイムデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定することを含む。前記方法は、前記決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を送信することを含む。前記方法は、前記1回以上のデータ転送時に、前記無線装置へ及び/又は前記無線装置から前記非リアルタイムデータを通信することを任意選択で含む。
さらに、メモリーモジュールと、プロセッサーモジュールと、無線インターフェースとを備え、本明細書に開示する前記方法のいずれかを実行するように構成された、無線装置が提供される。
最後に、メモリーモジュールと、プロセッサーモジュールと、無線インターフェースとを備え、本明細書に開示する前記方法のいずれかを実行するように構成された、無線ネットワークノードが提供される。
本開示の効果は、前記無線ネットワークノードが、前記無線装置において又は前記外部ノードにおいて入手可能となり得るいずれかの非リアルタイムデータを通信するのに適した時を、前記無線装置に対して信号伝達できることである。前記開示された無線ネットワークノードは、前記無線ネットワークノードが非リアルタイムデータを通信するのに適した時を決定するとき、開示された制御機構を介して非リアルタイムデータのために負荷分散を実行することができる。さらにこれにより、ファームウェアのアップデートのため、生データ収集のため、及び/又は、IoT装置のバッテリー寿命の最適化のためといった、IoT装置の改善された速やかな管理が可能となる。
本開示の上記及びその他の特徴及び効果は、添付図面を参照したその例示的な実施形態の以下の詳細な説明により、当業者にとって容易に明らかになるであろう。
図1Aは、本開示に係る例示的な無線通信システムを備えた例示的なシステムを示す図である。 図1Bは、本開示の例示的なシナリオに係る例示的な無線装置と例示的な無線ネットワークノードとの間の信号伝達図である。 図2は、本開示に係る非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための、無線装置において実行される例示的な方法を示すフローチャートである。 図3は、本開示に係る無線装置で非リアルタイムデータの通信をサポートするための、無線通信システムのネットワークノードにおいて実行される例示的な方法を示すフローチャートである。 図4は、本開示に係る例示的な無線装置を示すブロック図である。 図5は、本開示に係る例示的なネットワークノードを示すブロック図である。 図6は、本開示に係る例示的な無線装置と例示的な無線ネットワークノードとの間の信号伝達図である。 図7Aは、本開示に係る例示的な無線装置と例示的な無線ネットワークノードとの間の信号伝達図である。 図7Bは、本開示に係る例示的な無線装置と例示的な無線ネットワークノードとの間の信号伝達図である。
以下に、関連があれば図面を参照しながら、様々な例示的な実施形態及び詳細を説明する。なお、図面は一定の尺度で描かれている場合もそうなっていない場合もあり、同様の構造又は機能の要素は、全ての図面を通して同一の参照符号で示されている。また、図面は、実施形態の説明を容易にするためだけのものである。これらは、発明の網羅的な説明をするものではなく、また発明の範囲を限定するものでもない。さらに、図示された実施形態は、示された態様又は効果の全てを有さなくてもよい。特定の実施形態と共に説明された態様又は効果は、その実施形態に必ずしも限定されず、そのように図示されていなくても、又は明確に説明されていなくても、その他のどの実施形態においても実践することが可能である。
将来、数多くのIoT装置が、セルラー接続を介して接続されることが想定される。IoT装置は、リアルタイムデータ通信から非リアルタイムデータ通信まで、及びその任意の組み合わせの範囲にわたる様々な種類の通信を実行し得る。使用例として、セルラー接続されたデータバックアップサービス、監視ビデオカメラ、セルラー接続された記憶装置、サーバーなどの外部ノードから新たなファームウェアアップデートなどを時々ダウンロードする必要があるあらゆる種類のセルラー接続された装置などが挙げられる。
一般的に、無線装置は、第1の接続周期(例えば、10分)で少量のデータを伴う散発的な状況報告などのリアルタイムデータを送信及び/又は受信することがある。加えて、無線装置は、第1の接続周期よりも長い第2の接続周期(例えば、1週間、1ヶ月など)でリアルタイムデータよりも大きいデータを伴う非リアルタイムデータを送信及び/又は受信することがある。例えば、無線装置により実行されるアプリケーションにもよるが、無線装置が、例えば、状況アップデートを毎時間(例えば、リアルタイムデータを形成して)送信又は受信すること、さらに1日に1回又は1週間に1回、無線装置が追加で(例えば、リアルタイムデータを形成して)より大きいサイズ(例えば、数GB)のデータをクラウドストレージなどに対して送信及び/又は受信するよう要求することが生じ得る。なお、用語の「リアルタイム」及び「非リアルタイム」を本明細書では使用しているが、これら2つのデータの種類はいずれも、例えば、接続遅延時間が同じ又は同様であるIoT装置における、バックグラウンド/ユーザーによる操作のないトラフィックに結びつけられることがある。例えば、これら2つの種類のデータに対する接続設定遅延に、同じ期待がかけられることがある。しかし、通信が生じる際にネットワークが追加で制御できれば有益となるであろう特定の送信があり得るので、そのような「追加データ」の通信を本明細書では非リアルタイムデータ通信と呼ぶ。非リアルタイムデータ通信は、(データサイズがバイトで表される)データの量が、リアルタイムデータと表記されるデータ間で異なる場合のデータ、及び/又は非リアルタイムデータ通信間の周期がリアルタイムデータ通信などとは異なる場合のデータを含むことがある。リアルタイムデータと非リアルタイムデータの違いは、例えば、両者のQoSレベル又は同様のネットワーク固有のトラフィッククラスが同じである、2つのデータ種類間の通信周期における違いに関連することもある。例えば、リアルタイムデータと非リアルタイムデータの違いは、(送信及び/又は受信される)通信対象のデータの期待量における違いに関連することもある。
例えば、リアルタイムデータは、第1の特性(例えば、第1のデータサイズ、及び/又は第1の周期)を有することがある。例えば、非リアルタイムデータは、第1の特性とは異なる第2の特性(例えば、第2のデータサイズ、及び/又は第2の周期)を有することがある。特性は、データ又はデータ送信を特徴付ける特色とみなしてもよい。例えば、第2のデータサイズは、第1のデータサイズよりも大きい。例えば、第2の周期は第1の周期よりも長い。
無線ネットワークノードにおいて、ある特定の時間制約型のトラフィックが他のトラフィックよりも優先される場合があるため、非リアルタイムデータの接続が、ネットワーク負荷条件に基づくなどして1日のうちのある特定の時間に実行できると、無線ネットワークノードに有益であると考えられる。1つの極端な場合では、例えば、無線ネットワークノードは、ネットワーク負荷が非常に高いときに、ある特定の装置からのトラフィックを拒否することがある。IoTのための特定的なセル規制により、1日のうちのある特定の時間に無線ネットワークノードがデータ接続を拒否して接続を限定することが可能になる。
しかし、セル規制の機能を用いると、ネットワークの使用に対して制限及び規制を課すことになる。このため、例えば、混雑する時間帯に無線装置がデータ状況アップデートメッセージを送信又は受信することさえできなくなる可能性がある。
具体的には、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)システムで利用可能なネットワーク輻輳制御機能には、1つ以上のアクセスクラスの無線装置すなわちユーザー装置(User Equipment:UE)がネットワークにアクセスしようとするのを遮るシステム情報標示を、無線ネットワークノードが送信できるようにする拡張アクセス規制(Extended Access Barring:EAB)などが含まれる。しかし、これでは、予定していたデータ通信サイズとは無関係に無線装置がネットワークに接続するのを遮ることになり、有利ではない。例えば、本開示において、IoT装置からの「小さい」データはリアルタイムデータとみなされ、発明者らは、無線装置の通信を規制/遮断することなく非リアルタイム通信(例えば、無線装置による大きいデータ通信)を許容することが有益であることを発見した。
本開示は、1つ以上の実施形態において、無線装置への及び/又は無線装置からの非リアルタイムデータの転送に適した接続時の標示を提供する、無線ネットワークノードにおける機能又は能力を提供する。例えば、本明細書に開示された無線ネットワークノードは、接続され得るより小さい量のデータトラフィックに加えて比較的大きい量のデータトラフィックに、無線ネットワークノードが対処する準備ができていることを、セルにおける無線装置に通知することができる。開示する技術は、ULデータ転送のためのUEバッファーにおいて、大量の非リアルタイムデータのために、及び/又は、DL方向に送信される大量のDLデータのために、効果的に用いることができる。
図面は、分かりやすいように模式化及び簡略化され、発明を理解する上で極めて重要な細部を単に示しており、それ以外の細部は省略されている。全体を通して、同じ参照符号が同一の又は対応する部分に用いられている。
図1Aは、例示的な無線通信システム1からなる例示的なシステムを示す図である。無線通信システム1は、本開示に係る例示的な無線ネットワークノード400と例示的な無線装置300とを含む。
本明細書において詳細に説明するように、本開示は、3GPP無線通信システムなどのセルラーシステムを含む無線通信システム1に関する。無線通信システム1は、無線装置300及び/又は無線ネットワークノード400を含む。
本明細書に開示する無線ネットワークノードは、無線アクセスネットワークにおいて動作している基地局、進化型ノードB(Evolved Node B:eNB)、次世代ノードB(Next Generation Node B:gNB)などの無線アクセスネットワークノードを意味する。
本明細書で説明する無線通信システム1は、基地局、eNB、gNB及び/又はアクセスポイントのうちの1つ以上などの、1つ以上の無線装置300、300A、及び/又は1つ以上の無線ネットワークノード400を含んでもよい。
無線装置は、携帯機器及び/又はUEと呼ばれることもある。無線装置は、IoT装置を含んでもよい。
無線装置300、300Aは、無線リンク(すなわち無線アクセスリンク)10、10Aを介して無線ネットワークノード400と通信するように構成されてもよい。
無線装置300、300Aは、無線ネットワークノード400を介して通信リンク12をわたるなど無線通信システム1を介して、外部ノード600(例えば、サーバー装置)と通信するように構成されてもよい。無線ネットワークノード400と外部ノード600との間の通信リンク12は、有線通信リンク及び/又は無線通信リンクからなる。
無線装置すなわちUE300は、アクティビティ検知のための1つ以上のセンサーを備えてもよい。前記1つ以上のセンサーは、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、及び/又はGPS値を提供するためのGPSを含んでもよい。一連のセンサー値は、1)第1の処理経路及び2)第2の処理経路の2つの処理経路を辿る。1)第1の処理経路は、一連のセンサー値がアクティビティを検出する推論のためのモデルなどに供給される、ローカル処理用である。モデルは、一般的に、履歴データの機械学習/深層学習(Machine Learning / Deep Learning:ML/DL)トレーニングを用いて訓練される。モデルからの出力は、ウォーキング/ランニングなどの検出されたアクティビティである。識別されたアクティビティは、一般的には、少量のデータとして表される。検出されたアクティビティの変化は、一般的に、できるだけ早く外部装置600に報告される。2)第2の処理経路は、生センサーデータが後の時点でのバッチアップロードのために無線装置300に格納される、リモート処理用である。この生データは、例えば、モデルを訓練し改善するために用いられる。そのような生データ通信には、時間の要件又は制約はない。生センサーデータは大きく、一般的に、夜間などのネットワーク負荷が比較的小さいときに転送されるべきである。例えば、UE300は、リアルタイム(Real Time:NRT)データにおいて、検出されたアクティビティの変化を送信し、一方、非リアルタイム(Non-Real Time:NRT)データは生センサーデータを伝達してよい。
無線装置すなわちUE300は、ファームウェアを用いて動作するように構成されてもよい。ファームウェア、MLモデル、又は他の大きなリソースを、エアーインターフェースを介してアップデートしてもよい。実際のファームウェアのダウンロードは無線装置300が開始するが、新たなファームウェアが利用可能であることは、一般的に、外部ノード600(例えば、サーバー側)から通知される。例えば、無線装置300は、これらの手順ではDLで大量のデータが必要になることを知っているので、新たなファームウェア(例えば、ファームウェアパッケージ)が利用可能であることを検知すると、無線装置は、本明細書で開示する方法を実行して、ダウンロードを開始できる時を示すネットワークデータ指標を取得するように構成されることが可能である。このネットワークデータ指標を用いることで、無線装置が大きいデータのアップロード及び/又は大きいデータのダウンロードを開始するために、無線ネットワークノード400がデータ転送時を制御することが可能になる。
図1Bは、本開示のシナリオの例に係る、例示的な無線装置300と例示的な無線ネットワークノード400との間の信号伝達図2である。
無線装置すなわちUE300は、RTデータ21、25を外部ノード600へと中継する無線ネットワークノード400を介して、ULでRTデータ20、24を外部ノード600に送信するように構成される。例えば、RTデータは、第1の接続周期(例えば、10分)で少量のデータを伴う散発的な状況報告を含んでもよい。加えて、UE300は、NRTデータがUE300に期待されていることをUE300に対して示す通知メッセージ23を、DLで受信するように構成されてもよい。通知メッセージ300は、無線ネットワークノード400がサーバー通知メッセージ22(例えば、ファームウェアのアップデート通知)を外部ノード600から受信することにより、起動されてもよい。通知メッセージ23は、例えば、新たなファームウェアがUE300のために利用可能であることを示してもよい。通知メッセージ23は、一般的に、アプリケーション層メッセージである。
無線ネットワークノード400は、いずれかのNRTデータ(例えば、新たなファームウェア)を通信するための1回以上のデータ転送時を決定し、決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標26をUE300に送信する。無線ネットワークノード400は、例えば、NRTデータのサイズを示すサーバー通知メッセージ22に基づき、かつ、例えば、負荷分散を果たすためのネットワーク条件に基づいて、いずれかのNRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定する。
UE300は、無線ネットワークノード400を介して外部ノード600に、NRTデータリクエスト27、28をULで送信してもよい。外部ノード600は、無線ネットワークノード400にNRTデータ29(例えば、新たなファームウェア)を返してもよい。無線ネットワークノード400は、ネットワークデータ指標に示された決定された1回以上のデータ転送時に、NRTデータ30(例えば、新たなファームウェア)をDLでUE300に送信する。NRTデータはRTに限定されていないため、NRTデータ30を無線ネットワークノード400から得るためのUE300に適したネットワーク負荷条件になるまで、UE300は待機できる。
本明細書に開示するネットワークデータ指標は、いずれかのNRTデータ(例えば、この例における新たなファームウェア)の通信に適した時を示すことができる。
図2は、本開示に係る無線装置(例えば、本明細書に開示する無線装置、例えば、無線装置300)において実行される例示的な方法100のフローチャートである。
方法100は、RTデータを通信するために無線ネットワークノードに無線装置が登録されている間に、無線装置において、NRTデータの通信制御を可能にするために実行される。例えば、無線装置は、無線ネットワークノードのセル上に留まっているとき、非活動状態であるとき、及び/又はアイドル状態であるときに登録される。無線装置は、無線ネットワークノードを介するなど、無線通信システム1を介して、外部ノード(例えば、図1A、図1B、図6、図7A及び図7Bのいずれかの外部ノード600)と通信するように構成される。
方法100は、無線ネットワークノードを介してNRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を受信することS104を含む。1つ以上の方法の例では、前記1回以上のデータ転送時は、NRTデータを通信するための1回以上の適切な時間及び/又はリソースを含む。1つ以上の方法の例では、NRTデータを通信するための1回以上の適切な時間及び/又はリソースは、例えば、データを転送するのに適したネットワーク負荷条件に基づくなど、無線ネットワークノードにおける負荷分散に基づいてもよい。データ転送時は、データ転送のリソース割り当てを含んでもよい。
方法100は、いずれかのNRTデータが前記1回以上のデータ転送時に通信されるべきか否かを、ネットワークデータ指標に基づいて判断することS105を含む。言い換えると、いずれかのNRTデータが前記1回以上のデータ転送時に通信されるべきか否かを、ネットワークデータ指標に基づいて判断することS105は、いずれかのNRTデータが通信のために利用可能であるか否かを判断することを含む。例えば、無線装置は、その転送バッファー内にNRTデータを有してもよく、又は、無線装置に送信するためのNRTデータを外部サーバーが有していることを知らされていてもよい。例えば、ネットワーク指標は、一斉送信メッセージの形で無線装置が受信してもよく、その後、無線装置は、いずれかのNRTデータが前記1回以上のデータ転送時に通信される(例えば、無線ネットワークノードから受信される)べきか否かを、例えば、NRTデータが通信されるのを期待する無線装置のアプリケーションからの標示に基づいて、判断する必要がある。
方法100は、NRTデータが通信されるべきと判断すると、前記1回以上のデータ転送時に無線ネットワークノードを介して外部ノードにNRTデータを通信することS106を含む。言い換えると、NRTデータが通信されるべきキュー上にあるとき、無線装置は、ネットワークデータ指標により示された1回以上のデータ転送時に、NRTデータの通信を起動してもよい。前記1回以上のデータ転送時に無線ネットワークノードを介して外部ノードにNRTデータを通信することS106は、無線ネットワークノードを介して外部ノードにULのNRTデータを送信することを含んでもよい。前記1回以上のデータ転送時に無線ネットワークノードを介して外部ノードにNRTデータを通信することS106は、例えば、(ランダムアクセスチャンネル(Random Access Channel:RACH)を用いて)接続を開始している無線装置が無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)接続モードに入った後に、DLのNRTデータを受信することを含んでもよい。
1つ以上の方法の例では、方法100は、前記1回以上のデータ転送時に実行されるべきNRTデータの通信はないと判断されたときに、RTデータの通信を開始しないことS107を含む。例えば、無線装置は、無線装置のアプリケーションがどのNRTデータも必要とせず又は期待していないなどにより、ネットワークデータ指標に示された1回以上のデータ転送時を用いないと判断してもよい。
1つ以上の方法の例では、NRTデータは、RTデータよりもサイズが大きい。1つ以上の方法の例では、RTデータは、無線ネットワークノードを介して無線装置と外部装置との間で繰り返し又は連続的に通信される。1つ以上の方法の例では、RTデータを、例えば、定期的に通信してもよく、一方でNRTデータは定期的に通信しなくてもよい。
1つ以上の方法の例では、ネットワークデータ指標は、一斉送信メッセージ又は専用メッセージに含まれる。ネットワークデータ指標が専用メッセージ(例えば、専用信号)に含まれる場合、無線装置が接続モード(例えば、RRC接続モード)である間にネットワークデータ指標を受信してもよい。1つ以上の実施形態では、ネットワークデータ指標を、RTデータ(例えば、NRTデータよりもサイズが小さいRTデータ)に割り当てられた時のいずれかに無線装置に信号伝達してもよい。無線ネットワークノードは、制御をUE固有のレベルで実行してもよいため、大きいデータの転送の時をきめ細かく制御できることが理解されるであろう。
ネットワークデータ指標が一斉送信メッセージに含まれる場合、無線ネットワークノードは、例えば、システム情報ブロック(System Information Block:SIB)などのシステム情報の形でネットワークデータ指標を一斉送信してもよい。アイドルモードにある無線装置はシステム情報をモニターするよう求められているので、この一斉送信により、アイドルモードにある1つ以上の無線装置300に、大きいデータの転送に適した時間のネットワーク提案を知らせることができる。
なお、ネットワークデータ指標を受信している1つ以上の無線装置が準備できている及び/又は大きいデータを通信する機会を待っているか否か、又は、このネットワークデータ指標を検出しようとしているUEが多数あるか否かを、無線ネットワークノードは具体的に知らなくてもよい。したがって、ネットワークデータ指標を含む一斉送信メッセージ(例えば、一斉送信信号)により、数多くの無線装置がNRTデータ通信のためにネットワークをページングすることになってもよい。無線装置は、ネットワークへのアクセスを試みる前にランダム遅延値を適用するように構成されてもよい。
1つ以上の方法の例では、ネットワークデータ指標は、ページングメッセージに、又は起動信号に含まれる。1つ以上の方法の例では、ネットワークデータ指標は、ページングメッセージに、例えば、ページングメッセージのSIBに、又は大きいデータの転送を期待している無線装置のための特定の起動信号に含まれる。
起動信号は、次回のページングを示すために無線ネットワークノードによって用いられる信号を含んでもよく、ここでの起動信号は、ネットワークにおけるその他の信号伝達と比べて少ない受信側計算量で受信されるように構成されてもよい。より少ない計算量は、より狭い帯域幅、時間及び/又は周波数同期に対するより低い要件、より単純な復調、要求される復号などが、より単純又はないことに関連してもよい。起動信号は、無線装置すなわちUEへの通常の予定されているページングメッセージを示すリリース15の起動信号とは異なる単独のシーケンスとして構成できる。無線装置は、ネットワーク状況がNRT(及び場合によっては大きい)データ通信に適していることを無線装置に示す本明細書に開示する特定の起動信号を待ち受けて、無線ネットワークノードからその起動信号を受信することができる。なお、従来の3GPP仕様では、システム情報の変更はアイドル状態の無線装置にページングにより通知され、ページング情報を、3GPPリリース15以降、起動信号により示すことができる。例えば、開示する方法により、大きいデータに適した時間を示すことができる。システム情報変更指標により、起動信号伝達受信のために無線装置を構成することができる。起こり得る大きいデータの転送のためにネットワークに接続するよう準備された無線装置は、ネットワークデータ指標を含む開示の起動信号を待ち受けてもよい。無線ネットワークノードから起動信号を受信する無線装置は、無線ネットワークノードが1回以上のデータ転送時を示すことを通知される。1つ以上の方法の例では、起動信号は、対応するシステム情報アップデートを待ち受けている無線装置のためだけの起動信号伝達グループに的を絞ってもよい。なお、開示する無線ネットワークノードは、分散されたページング時に応じて、同時に全ての無線装置をページしないように構成されてもよいので、システム情報アップデートを通知するためのページングの使用により、意図的に負荷分散できる。
1つ以上の方法の例では、方法100は、NRTデータが無線装置により期待されていることを無線ネットワークノードに対して示す装置データ指標を、送信することS102を含む。例えば、装置データ指標を送信することS102は、NRTデータが無線装置により送信されることが期待されていることを示す。無線装置は、大量のデータの送信を無線装置が必要としていることを無線ネットワークノードに通知することにより、プロセスを開始してもよい。無線装置が無線ネットワークノードに接続されているとき(例えば、より小さいデータ転送作業の間に、又は、短く早いデータ送信の標示中に無線ネットワークノードに送信された特定のメッセージとして)、装置データ指標を送信できる。装置データ指標が無線ネットワークノードにより受信される時を、さらには、大きいデータの転送に適したデータ転送時の起こり得る信号伝達を始動させるトリガーとして、無線ネットワークノードによって用いることができる。1つ以上の方法の例では、装置データ指標を送信することS102は、3GPP信号伝達レベルのより低い層において実行してもよい。
1つ以上の方法の例では、装置データ指標は、ランダムアクセスメッセージ又はRRCメッセージに含まれる。例えば、ランダムアクセスメッセージは、初期データ送信メッセージなど、RACH手順のmsg3を含んでよい。例えば、無線装置は、装置データ指標を送信することにより、認識していること及び/又は大量のNRTデータを通信する(例えば、受信する)必要性を示してもよく、また任意選択で、予定されているDLペイロードの予想サイズを無線ネットワークノードに示してもよい。無線装置は、無線装置がその他のデータ接続で使用中のときに、装置データ指標を、例えば、RRC信号伝達における指標として送信してもよく、及び/又は、無線装置は、初期データ送信の場合には、msg3の送信において装置データ指標を送信してもよい。
1つ以上の方法の例では、方法100は、NRTデータが無線装置に期待されていることを無線装置に対して示す通知メッセージを、無線ネットワークノードを介して外部ノードから受信することS101を含む。例えば、通知メッセージは、アプリケーション層の通知メッセージを含んでもよい。
図3は、本開示に係る無線ネットワークノード(例えば、本明細書に開示する無線ネットワークノード400)において実行される方法200であって、対応する例示的な方法200のフローチャートである。
方法200は、RTデータを通信するために無線ネットワークノードに無線装置が登録されている間に、無線装置とのNRTデータの通信をサポートするために、無線ネットワークノードにおいて実行される。例えば、無線装置は、無線ネットワークノードのセル上に留まっているとき、非活動状態であるとき、及び/又は、アイドル状態であるときに登録される。
方法200は、いずれかのNRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定することS204を含む。前記1回以上のデータ転送時を決定することS204は、いずれかのNRTデータを通信するための1回以上の適切な時間及び/又はリソースを決定することを含む。
方法200は、前記決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を送信することS205を含む。
方法200は、無線装置に及び/又は無線装置から、前記1回以上のデータ転送時においてNRTデータを通信することS206を含んでもよい。無線装置に及び/又は無線装置から前記1回以上のデータ転送時においてNRTデータを通信することS206は、無線ネットワークノードを介して無線装置と外部ノードとの間で前記1回以上のデータ転送時においてNRTデータを通信(例えば、送信及び/又は受信)することを含んでもよい。
1つ以上の方法の例では、NRTデータは、RTデータよりもサイズが大きい。
1つ以上の方法の例では、ネットワークデータ指標は、一斉送信メッセージに、又は専用メッセージに含まれる。ネットワークデータ指標が専用メッセージ(例えば、専用信号)に含まれる場合、無線装置が接続モード(例えば、RRC接続モード)である間にネットワークデータ指標を送信してもよい。1つ以上の実施形態では、ネットワークデータ指標を、RTデータ(例えば、NRTデータよりもサイズが小さいRTデータ)に割り当てられた時のいずれかで無線装置に送信してもよい。無線ネットワークノードは、制御をUE固有のレベルで実行してもよいため、大きいデータの転送の時をきめ細かく制御できることが理解されるであろう。ネットワークデータ指標が一斉送信メッセージに含まれる場合、無線ネットワークノードは、例えば、SIBなどのシステム情報の形でネットワークデータ指標を一斉送信してもよい。アイドルモードにある無線装置はシステム情報をモニターするよう求められているので、この一斉送信により、アイドルモードにある無線装置に、大きいデータの転送に適した時間のネットワーク提案を知らせることができる。
1つ以上の方法の例では、方法は、同時に存在する無線装置の数を限定する(例えば、負荷分散する)ための1つ以上の方法を適用することを含んでもよい。負荷分散する1つの方法は、従来のアクセスクラス制御を利用する(例えば、無線装置の国際移動体装置識別(International Mobile Equipment Identifier:IMEI)番号に基づいて、その機能を利用することを許可された無線装置を制限する)ことを含んでもよい。負荷分散する1つの方法は、データ転送時と組み合わせて無線装置のアクセスのためにランダムアクセス遅延ウィンドウを用いることを含んでもよい。
1つ以上の方法の例では、ネットワークデータ指標は、ページングメッセージに、又は起動信号に含まれる。1つ以上の方法の例では、ネットワークデータ指標は、ページングメッセージに、例えば、ページングメッセージのSIBに、又は大きいデータの転送を期待している無線装置の特定の起動信号に含まれる。起動信号は、無線装置すなわちUEに通常の予定されているページングメッセージを示すリリース15の起動信号とは異なる単独のシーケンスとして構成できる。無線ネットワークノードは、ネットワーク状況がNRT(及び場合によっては大きい)データ通信に適していることを無線装置に示すために、本明細書に開示する起動信号を送信してもよい。なお、従来の3GPP仕様では、システム情報の変更はアイドル状態の無線装置にページングにより通知され、ページング情報を、3GPPリリース15以降、起動信号により示すことができる。例えば、開示する方法により、大きいデータに適した時間を示すことができる。なお、開示する無線ネットワークノードは、分散されたページング時に応じて、同時に全ての無線装置をページしないように構成されてもよいので、システム情報アップデートを通知するためのページングの使用により、意図的に負荷分散できる。
1つ以上の方法の例では、方法200は、NRTデータが無線装置により期待されていることを無線ネットワークノードに対して示す装置データ指標を、無線装置から受信することS203を含む。1つ以上の方法の例では、装置データ指標を無線装置から受信することS203により、無線装置は、認識していること/大量のデータを受信する必要性を示すことができ、また任意選択で、予定されているDLペイロードの予想サイズを無線ネットワークノードに示すこともできる。
1つ以上の方法の例では、装置データ指標は、ランダムアクセスメッセージ又はRRCメッセージに含まれる。無線ネットワークノードは、RRC信号伝達において、又は初期データ送信の場合にはmsg3の送信において装置データ指標を受信してもよい。
1つ以上の方法の例では、装置データ指標は、NRTデータのサイズを示す。
1つ以上の方法の例では、NRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定することS204は、装置データ指標によって示されるNRTデータのサイズに基づいて実行される。
例えば、NRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定することS204は、無線装置の履歴データ統計値と比較した相対的データサイズのネットワーク制御された構成に基づいて実行される。この実行は、前のスライディングウィンドウ平均よりも大きい係数Xのデータを送信する必要がある場合に、大きいデータの転送方法をシステムが用いるように、実施してもよい。Xの値は、一斉送信された値又はUE固有の値として、無線ネットワークノードにより構成することができる。
例えば、NRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定することS204は、無線ネットワークノードによって定義されたデータ閾値に基づいて実行される。これは、無線ネットワークノードから一斉送信されたシステム情報によって構成されてもよく、又はUE固有の構成値であってもよい。例えば、最大量のデータの所定値又は信号伝達されたあるいは構成された値及び/又はタイマーを用いて、装置データ指標の送信に従うことのできる通信を制限してもよい。これにより、装置データ指標送信の結果としてネットワークに接続されるデータサイズ及び時間ウィンドウに、無線ネットワークノードが制約を課せるようにしてもよい。
例えば、ネットワークは、異なる最大量のデータが、UEごとに1日の異なる時間に通信され得るようにすることができる。
1つ以上の方法の例では、方法は、無線装置に送信されるNRTデータを示す通知メッセージを、外部ノードから受信することS201を含む。例えば、通知メッセージは、新たなファームウェアが無線装置によりダウンロード可能であることを無線ネットワークノードに対して示す、サーバーデータ指標として機能してもよい。
1つ以上の方法の例では、方法200は、NRTデータが無線装置に期待されていることを無線装置に対して示す通知メッセージを、送信することS202を含む。例えば、アプリケーション層における通知メッセージは、新たなファームウェアがダウンロード可能であることを無線装置に対して示してもよい。
1つ以上の方法の例では、方法200は、無線装置に送信されるNRTデータを外部ノードから受信することS208を、さらに含む。1つ以上の方法の例では、方法200は、前記1回以上のデータ転送時に送信するまでNRTデータを格納することS210を、さらに含む。
1つ以上の方法の例では、RTデータは、無線ネットワークノードを介して連続的に又は繰り返し通信される。
図4は、本開示に係る例示的な無線装置300のブロック図である。無線装置300は、メモリーモジュール301と、プロセッサーモジュール302と、無線インターフェース303とを備える。無線装置300は、図2に開示する方法のいずれかを実行するように構成されてもよい。
無線インターフェース303は、無線通信システムを用いて、本明細書に開示する無線ネットワークノードなどの無線ネットワークノードと通信するように構成される。無線インターフェース303は、マシン型通信をサポートする3GPPシステムなど、3GPPシステムなどの無線通信システムを介する無線通信のために構成される。
無線装置300は、本明細書に開示する方法のいずれかを実施するように構成される。
無線モジュール300は、セルラーシステム(例えば、低コストナローバンドIoTやカテゴリーMなどのナローバンドIoT)などの無線通信システムを用いて、無線ネットワークノードを介してサーバー装置などの外部ノード600と通信するように構成される。
無線インターフェース303は、無線ネットワークノードを介してNRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を受信するように構成される。
無線モジュール300は、例えば、プロセッサーモジュール302により(例えば、決定モジュール302Aにより)、NRTデータが通信されるべきか否かを、ネットワークデータ指標に基づいて判断するように構成される。
無線モジュール300は、NRTデータが通信されるべきと判断すると、例えば、プロセッサーモジュール302及び無線インターフェース303により、前記1回以上のデータ転送時に無線ネットワークノードを介して外部ノードにNRTデータを通信するように構成される。
プロセッサーモジュール302は、任意選択で、図2に開示した動作(S101、S102、S107)のいずれかを実行するように構成される。無線装置300の動作は、非一時的コンピューター可読媒体(例えば、メモリーモジュール301)上に格納され、プロセッサーモジュール302によって実行される、実行可能な論理ルーチン(例えば、コード行数、ソフトウェアプログラムなど)の形態で実現されてもよい。
さらに、無線装置300の動作は、無線装置が実行するように構成される方法とみなしてもよい。また、上述の機能及び動作はソフトウェアで実装されてもよく、そのような機能性もまた、専用のハードウェア又はファームウェア、あるいは、ハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアのいくつかの組み合わせにより実行されてもよい。
メモリーモジュール301は、バッファー、フラッシュメモリー、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリー、不揮発性メモリー、ランダムアクセスメモリー(Random Access Memory:RAM)、又は、その他の適切な装置のうちの1つ以上であってもよい。典型的な配置では、メモリーモジュール301は、長期データ保存用の不揮発性メモリーと、プロセッサーモジュール302のためのシステムメモリーとして機能する揮発性メモリーとを含んでもよい。メモリーモジュール301は、データバスを介してプロセッサーモジュール302とデータを交換してもよい。メモリーモジュール301とプロセッサーモジュール302との間の制御線及びアドレスバスもあってもよい(図4に図示せず)。メモリーモジュール301は、非一時的コンピューター可読媒体とみなされる。
図5は、本開示に係る例示的な無線ネットワークノード400のブロック図を示す。
本開示は、メモリーモジュール401と、プロセッサーモジュール402と、無線インターフェース401とを備える無線ネットワークノード400に関する。1つ以上の方法の例では、無線ネットワークノード400は、本明細書に開示する(例えば、図3に開示する)方法のいずれかを実行するように構成される。
無線インターフェース403は、無線通信システムを用いて、本明細書に開示する1つ以上の無線装置と通信するように構成される。無線インターフェース403は、マシン型通信をサポートする3GPPシステムなど、3GPPシステムなどの無線通信システムを介する無線通信のために構成される。
無線ネットワークノード400は、サーバー装置などの外部ノードと通信するように構成される。
無線ネットワークノード400は、例えば、プロセッサーモジュール402により(例えば、決定モジュール402Aにより)、NRTデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定するように構成される。
無線インターフェース403は、決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を無線装置に送信するように構成され、
無線インターフェース403は、前記1回以上のデータ転送時にNRTデータを無線装置に及び/又は無線装置から通信するように構成されてもよい。
プロセッサーモジュール402は、任意選択で、図3に開示した動作(S201、S202、S203、S206、S208、S210)のいずれかを実行するように構成される。無線ネットワークノード400の動作は、非一時的コンピューター可読媒体(例えば、メモリーモジュール401)上に格納され、プロセッサーモジュール402によって実行される、実行可能な論理ルーチン(例えば、コード行列、ソフトウェアプログラムなど)の形態で実現されてもよい。
さらに、無線ネットワークノード400の動作は、無線装置が実行するように構成される方法とみなしてもよい。また、上述の機能及び動作はソフトウェアで実装されてもよく、そのような機能性もまた、専用のハードウェア又はファームウェア、あるいは、ハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアのいくつかの組み合わせにより実行されてもよい。
メモリーモジュール401は、バッファー、フラッシュメモリー、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリー、不揮発性メモリー、RAM、又は、その他の適切な装置のうちの1つ以上であってもよい。典型的な配置では、メモリーモジュール401は、長期データ保存用の不揮発性メモリーと、プロセッサーモジュール402のためのシステムメモリーとして機能する揮発性メモリーとを含んでもよい。メモリーモジュール401は、データバスを介してプロセッサーモジュール402とデータを交換してもよい。メモリーモジュール401とプロセッサーモジュール402との間の制御線及びアドレスバスもあってもよい(図5に図示せず)。メモリーモジュール401は、非一時的コンピューター可読媒体とみなされる。
図6は、本開示に係る例示的な無線装置300と例示的な無線ネットワークノード400との間の信号伝達図500である。
無線装置すなわちUE300は、RTデータをULデータメッセージ502の形で無線ネットワークノード400に送信するように構成されてもよい。例えば、RTデータは、第1の接続周期で少量のデータを伴う1つ以上の散発的な状況報告を含んでもよい。無線ネットワークノード400は、RTデータをメッセージ503の形で外部ノード600に送信するように構成されてもよい。任意選択で、外部ネットワークノード600は、NRTデータが無線装置300のために利用可能であることを示す通知メッセージ504を、無線ネットワークノード400を介してUE300に送信するように構成されてもよい。加えて、UE300は、NRTデータがUEに期待されていることをUEに対して示す通知メッセージを、DLデータ505の形で受信するように構成されてもよい。DLデータ505の中の通知メッセージは、無線ネットワークノード400がサーバー通知メッセージ504(例えば、ファームウェアのアップデート通知)を外部ノード600から受信することにより、起動されてもよい。DLデータ505の中の通知メッセージは、例えば、新たなファームウェアがUE300のために利用可能であることを示してもよい。通知メッセージ504は、アプリケーション層メッセージである。
無線ネットワークノード400は、NRTデータ(例えば、新たなファームウェア)を通信するための1回以上のデータ転送時を決定し、決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標506をUE300に送信する。
NRTデータ510は、UE300と外部ノード600との間で無線ネットワークノード400を介して通信される。
UE300が無線ネットワークノード400を介して外部ノード600にNRTデータリクエスト507をULで送信すると、外部ノード600は、無線ネットワークノード400にNRTデータ509(例えば、新たなファームウェア)を返してもよい。例えば、無線ネットワークノード400は、ネットワークデータ指標に示された決定された1回以上のデータ転送時に、NRTデータ510(例えば、新たなファームウェア)をDLでUE300に送信する。NRTデータはRTに限定されていないため、NRTデータを無線ネットワークノード400から送信するためのUE300に適したネットワーク負荷条件になるまで、UE300は待機できる。
UE300が装置データ指標502Aを無線ネットワークノード400に送信すると、無線ネットワークノード400は、ネットワークデータ指標に示された決定された1回以上のデータ転送時に、NRTデータ510をULデータの形でUE300から受信する。
本明細書に開示するネットワークデータ指標506により、NRTデータを通信するのに適した時を示すことができる。
図7A及び図7Bは、本開示に係る例示的な無線装置300と例示的な無線ネットワークノード400との間の信号伝達図である。図7A及び7Bは、スケジューリング、データ転送、及び送信ごとに両方向に発生する肯定応答/否定応答の信号伝達を図示していない、簡略化した信号伝達図である。
図7Aにおいて、無線装置すなわちUE300は、ランダムアクセスリクエスト601を送信することにより無線ネットワークノード400とのランダムアクセス手順を開始し、ランダムアクセスレスポンス602を無線ネットワークノード400から受信する。UE300及び無線ネットワークノード400は、RRC接続完了604を含むRRC接続設定603を実行する。UE300は、無線ネットワークノード400を介して、アプリケーションサーバーなどの外部ノード600にRTデータ605、606を送信する。
UE300は、無線ネットワークノード400を介して外部ノード600から通知メッセージ608、607を受信する。UE300は、無線ネットワークノード400に装置データ指標を送信してもよい。
無線ネットワークノード400は、UE300をアイドルモードであるRRCアイドル603に設定し、通知メッセージ607に示されたNRTデータのサイズ及びネットワーク条件などに基づいて、NRTデータを通信するためのデータ転送時を決定する。
無線ネットワークノード400は、決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標610を、UE300に送信する。
データ転送時に備えて、UE300は、(ランダムアクセスリクエスト611を送信し、無線ネットワークノード400からランダムアクセスレスポンス612を受信することにより)ランダムアクセス手順を開始し、無線ネットワークノード400とのRRC接続設定613及びRRC接続完了614を実行する。
UE300は、ファームウェアアップデートのリクエスト615を、無線ネットワークノード400を介して外部ノード600に送信してもよい。
無線ネットワークノード400は、外部ノード600からNRTデータ617を受信する。
UE300は、示されたデータ転送時に、NRTデータ618として新たなファームウェアを受信する。無線ネットワークノード400は、UE300をアイドルモードであるRRCアイドル619に設定する。
図7Bにおいて、無線装置すなわちUE300は、ランダムアクセスリクエスト701を送信することにより無線ネットワークノード400とのランダムアクセス手順を開始し、ランダムアクセスレスポンス702を無線ネットワークノード400から受信する。UE300及び無線ネットワークノード400は、RRC信号伝達703及びRRC接続完了704を含むRRC接続設定を実行する。UE300は、無線ネットワークノード400を介して、アプリケーションサーバーなどの外部ノード600にRTデータ705、706を送信する。
UE300は、無線ネットワークノード400を介して外部ノード600から通知メッセージ708、707を受信する。UE300は、無線ネットワークノード400に装置データ指標709を送信する。
無線ネットワークノード400は、NRTデータ710を、外部ノード600から既に受信していてもよく、後の送信のために格納する。
無線ネットワークノード400は、UE300をアイドルモードであるRRCアイドル711に設定し、通知メッセージ707に示されたNRTデータのサイズ又は受信したNRTデータ710のサイズ及びネットワーク条件などに基づいて、NRTデータを通信するためのデータ転送時を決定する。
無線ネットワークノード400は、決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標712を、UE300に送信する。
データ転送時に備えて、UE300は、(ランダムアクセスリクエスト713を送信し、無線ネットワークノード400からランダムアクセスレスポンス714を受信することにより)ランダムアクセス手順と、(715を送信し、RRC接続完了716を受信することにより)無線ネットワークノード400とのRRC接続設定とを開始する。
UE300は、示されたデータ転送時に、NRTデータ717を受信する。無線ネットワークノード400は、UE300をアイドルモードであるRRCアイドル718に設定する。
本開示に係る方法及び製品(無線ネットワークノード及び無線装置)の実施形態は、以下の項目で詳述される。
1.(例えば、リアルタイムデータを通信するために)無線ネットワークノードに無線装置が登録されている間に、無線装置において実行される方法であり、非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための方法であって、
前記無線ネットワークノードを介して前記非リアルタイムデータを通信するために、1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を受信すること(S104)と、
前記ネットワークデータ指標に基づいて、いずれかの非リアルタイムデータが前記1回以上のデータ転送時に通信されるべきか否かを判断すること(S105)と、
前記非リアルタイムデータが通信されるべきと判断すると、前記1回以上のデータ転送時に前記無線ネットワークノードを介して外部ノードに非リアルタイムデータを通信すること(S106)とを含む方法。
2.前記非リアルタイムデータは前記リアルタイムデータよりもサイズが大きい、項目1に記載の方法。
3.前記ネットワークデータ指標は一斉送信メッセージ又は専用メッセージに含まれる、項目1又は2に記載の方法。
4.前記ネットワークデータ指標は、ページングメッセージ又は起動信号に含まれる、項目1~3のいずれかに記載の方法。
5.非リアルタイムデータが前記無線装置により期待されていることを前記無線ネットワークノードに対して示す装置データ指標を送信すること(S102)を含む、項目1~4のいずれかに記載の方法。
6.前記装置データ指標は、ランダムアクセスメッセージ又はRRCメッセージに含まれる、項目5に記載の方法。
7.非リアルタイムデータが前記無線装置に期待されていることを前記無線装置に対して示す通知メッセージを、前記無線ネットワークノードを介して前記外部ノードから受信すること(S101)を含む、項目1~6のいずれかに記載の方法。
8.前記1回以上のデータ転送時は、前記非リアルタイムデータを通信するための1回以上の適切な時間を含む、項目1~7のいずれかに記載の方法。
9.前記リアルタイムデータは、前記無線ネットワークノードを介して前記無線装置と前記外部装置との間で繰り返し又は連続的に通信される、項目1~8のいずれかに記載の方法。
10.無線ネットワークノードに無線装置が登録されている間に、無線ネットワークノードにおいて実行される方法であり、無線装置との非リアルタイムデータの通信をサポートするための方法であって、
非リアルタイムデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定すること(S204)と、
前記決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を前記無線装置に送信すること(S205)とを含む方法。
11.前記1回以上のデータ転送時に、前記無線装置へ及び/又は前記無線装置から非リアルタイムデータを通信すること(S206)を含む、項目10に記載の方法。
12.前記非リアルタイムデータは前記リアルタイムデータよりもサイズが大きい、項目10又は11に記載の方法。
13.前記ネットワークデータ指標は、一斉送信メッセージ又は専用メッセージに含まれる、項目10~12のいずれかに記載の方法。
14.前記ネットワークデータ指標は、ページングメッセージ又は起動信号に含まれる、項目10~13のいずれかに記載の方法。
15.非リアルタイムデータが前記無線装置により期待されていることを前記無線ネットワークノードに対して示す装置データ指標を、前記無線装置から受信すること(S203)を含む、項目10~14のいずれかに記載の方法。
16.前記装置データ指標はランダムアクセスメッセージ又はRRCメッセージに含まれる、項目15に記載の方法。
17.前記装置データ指標は前記非リアルタイムデータのサイズを示し、
前記非リアルタイムデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定すること(S204)は、前記装置データ指標よって示された前記非リアルタイムデータのサイズに基づいて実行される、項目15又は16に記載の方法。
18.前記無線装置に送信されるべき非リアルタイムデータを示す通知メッセージを受信すること(S201)を含む、項目10~17のいずれかに記載の方法。
19.非リアルタイムデータが前記無線装置に期待されていることを前記無線装置に対して示す通知メッセージを、送信すること(S202)を含む、項目10~18のいずれかに記載の方法。
20.前記無線装置に送信されるべき前記非リアルタイムデータを受信すること(S208)と、
前記1回以上のデータ転送時に送信するまで、前記非リアルタイムデータを格納すること(S210)とをさらに含む、項目10~19のいずれかに記載の方法。
21.前記リアルタイムデータは、前記無線ネットワークノードを介して連続的又は繰り返し通信される、項目10~20のいずれかに記載の方法。
22.メモリーモジュールと、プロセッサーモジュールと、無線インターフェースとを備える無線装置であって、項目1~9のいずれかに記載の方法のいずれかを実行するように構成される無線装置。
23.メモリーモジュールと、プロセッサーモジュールと、無線インターフェースとを備える無線ネットワークノードであって、項目10~21のいずれかに記載の方法のいずれかを実行するように構成される無線ネットワークノード。
用語の「第1の」、「第2の」、「第3の」及び「第4の」、「1次の」、「2次の」、「3次の」などの使用は、ある特定の順番を意味しないが、これらは個々の要素を識別するために記載される。さらに、用語の「第1の」、「第2の」、「第3の」及び「第4の」、「1次の」、「2次の」、「3次の」などの使用は、いかなる順番及び重要度も示さないが、むしろ用語の「第1の」、「第2の」、「第3の」及び「第4の」、「1次の」、「2次の」、「3次の」などは、1つの要素を他の要素と区別するために用いられる。なお、用語の「第1の」、「第2の」、「第3の」及び「第4の」、「1次の」、「2次の」、「3次の」などは、本明細書及びその他の箇所で名前を付ける目的のためだけに使用され、ある特定の空間的又は時間的な順序付けを示すものではない。さらに、第1の要素に名前を付けることは、第2の要素が存在することを意味せず、逆もまた同様である。
図1A~図7Bは、実線で図示されたいくつかのモジュール又は動作と、点線で図示されたいくつかのモジュール又は動作とを含むことが理解されるであろう。実線で構成されるモジュール又は動作は、最も広範な実施形態の例において構成されるモジュール又は動作である。点線で構成されるモジュール又は動作は、実線の実施形態の例のモジュール又は動作に含まれ、又はその一部であってもよい実施形態の例であり、あるいはそれらに加えて採用されてもよいモジュール又は動作である。これらの動作は、記載された順番で実行されなくてもよいことが理解されるべきである。さらに、動作の全てを実行しなくてもよいことが理解されるべきである。例示的な動作は、いかなる順番でも、及びいかなる組み合わせでも実行されてよい。
なお、単語の「comprising(~を含む/備える)」は、列挙された以外の要素又は工程の存在を必ずしも排除するものではない。
なお、要素に付けられた前置詞「a」又は「an」は、その複数の要素の存在を排除するものではない。
さらになお、いかなる参照符号も特許請求の範囲を限定するものでなく、例示的実施形態はハードウェアとソフトウェアの両方により少なくとも部分的に実現されてもよく、いくつかの「手段」、「ユニット」又は「装置」はハードウェアの同じ項目により表現されていてもよい。
本明細書に記載の様々な例示的な方法、装置、ノード及びシステムを、方法の工程又はプロセスの一般的な文脈で説明したが、一態様ではこれらを、コンピューター可読媒体で具体化され、プログラムコードなどのコンピューター実行可能命令を含み、ネットワーク環境でコンピューターによって実行される、コンピュータープログラム製品によって実現してもよい。コンピューター可読媒体は、限定されないが、読出し専用メモリー(Read Only Memory:ROM)、RAM、コンパクトディスク(Compact Disc:CD)、デジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disc:DVD)など、リムーバブル記憶装置及び固定型記憶装置を含んでもよい。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行又は特定の抽象データ型を実現する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含んでもよい。コンピューター実行可能命令、関連するデータ構造、及びプログラムモジュールは、本明細書に開示する方法の工程を実行するためのプログラムコードの例を表す。そのような実行可能命令又は関連するデータ構造の特定のシーケンスは、そのような工程又はプロセスに記載された機能を実現するための対応する行為を表す。
特徴を示して説明してきたが、これらは請求項に係る発明を限定するものではないことが理解されるであろう。請求項に係る発明の精神及び範囲を逸脱しない範囲で、様々な変更及び修正を行ってもよいことは、当業者にとって明らかであろう。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味合いではなく説明のためとみなされるべきである。請求項に係る発明は、全ての代替案、変形例、及び均等物を範囲に含むものである。

Claims (13)

  1. リアルタイムデータを通信するために無線ネットワークノードに、マシン型通信をサポートする無線装置が登録されている間に、前記無線装置において実行される方法であり、非リアルタイムデータの通信制御を可能にするための方法であって、
    前記非リアルタイムデータが前記無線装置により期待されていることを前記無線ネットワークノードに対して示す装置データ指標を送信すること(S102)と、前記装置データ指標は前記非リアルタイムデータのサイズを示し、
    前記無線ネットワークノードを介して前記非リアルタイムデータを通信するために、前記装置データ指標によって示された前記非リアルタイムデータのサイズに基づく1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を受信すること(S104)と、
    前記ネットワークデータ指標に基づいて、いずれかの非リアルタイムデータが前記1回以上のデータ転送時に通信されるべきか否かを判断すること(S105)と、
    前記非リアルタイムデータが通信されるべきと判断すると、前記1回以上のデータ転送時に前記無線ネットワークノードを介して外部ノードに非リアルタイムデータを通信すること(S106)とを含む方法。
  2. 前記非リアルタイムデータは前記リアルタイムデータよりもサイズが大きい、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワークデータ指標は一斉送信メッセージ又は専用メッセージに含まれる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ネットワークデータ指標は、ページングメッセージ又は起動信号に含まれる、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記装置データ指標は、ランダムアクセスメッセージ又は無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)メッセージに含まれる、請求項1に記載の方法。
  6. 非リアルタイムデータが前記無線装置に期待されていることを前記無線装置に対して示す通知メッセージを、前記無線ネットワークノードを介して前記外部ノードから受信すること(S101)を含む、請求項1~5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記1回以上のデータ転送時は、前記非リアルタイムデータを通信するための1回以上の適切な時間を含む、請求項1~6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記リアルタイムデータは、前記無線ネットワークノードを介して前記無線装置と外部装置との間で繰り返し又は連続的に通信される、請求項1~7のいずれかに記載の方法。
  9. 無線ネットワークノードに、マシン型通信をサポートする無線装置が登録されている間に、前記無線ネットワークノードにおいて実行される方法であり、前記無線装置との非リアルタイムデータの通信をサポートするための方法であって、
    前記非リアルタイムデータが前記無線装置により期待されていることを前記無線ネットワークノードに対して示す装置データ指標を、前記無線装置から受信すること(S203)と、前記装置データ指標は前記非リアルタイムデータのサイズを示し、
    前記非リアルタイムデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定すること(S204)と、
    前記決定された1回以上のデータ転送時を示すネットワークデータ指標を前記無線装置に送信すること(S205)とを含み、
    前記非リアルタイムデータを通信するための1回以上のデータ転送時を決定すること(S204)は、前記装置データ指標によって示された前記非リアルタイムデータのサイズに基づく、方法。
  10. 前記1回以上のデータ転送時に、前記無線装置へ及び/又は前記無線装置から非リアルタイムデータを通信すること(S206)を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記非リアルタイムデータはリアルタイムデータよりもサイズが大きい、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記ネットワークデータ指標は、一斉送信メッセージ又は専用メッセージに含まれる、請求項9~11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記ネットワークデータ指標は、ページングメッセージ又は起動信号に含まれる、請求項9~12のいずれかに記載の方法。
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