JP7382291B2 - 作業用機器 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、作業用機器に関する。
特許文献1には、作業用機器が開示されている。作業用機器は、ベース部材と、ベース部材に取り付けられている本体と、作業用機器が載置面に載置された場合にベース部材を支持する支持部材と、を備えている。支持部材は、ベース部材と一体的に形成されている。
国際公開第2018/50979号
特許文献1の作業用機器では、例えば、作業用機器が落下して地面等に衝突することにより支持部材に所定荷重以上の荷重が加わると、ベース部材や支持部材が破損する。本明細書では、支持部材に所定荷重以上の荷重が加わる場合でもベース部材や支持部材が破損することを抑制することができる技術を開示する。
本明細書は、作業用機器を開示する。作業用機器は、ベース部材と、ベース部材に取り外し可能に取り付けられる本体と、ベース部材に取り外し可能に取り付けられており、作業用機器が載置面に載置された場合にベース部材を支持する支持部材と、を備えている。支持部材は、所定荷重以上の荷重が加わると、ベース部材から外れる。
所定荷重以上の荷重が加わっても支持部材がベース部材から外れない構成では、支持部材やベース部材が破損する可能性がある。上記の構成では、所定荷重以上の荷重が加わる場合に支持部材がベース部材から外れることにより、支持部材やベース部材が破損することを抑制することができる。
実施例の作業用機器10の斜視図である。 実施例のベース部材14と肩ベルト16と腰ベルト18と支持部材72の斜視図である。 実施例の本体12とベース部材14と支持部材72が載置面Pに載置されている状態の側面図である。 実施例のベース部材14の裏面28aの下部を拡大した正面図である。 実施例のベース部材14の受け入れ部30の近傍の斜視図である。 実施例のベース部材14の受け入れ部30の近傍の断面図である。
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された作業用機器を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、作業用機器は、ベース部材に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルトをさらに備えていてもよい。
上記の構成では、作業者が肩ベルトを装着することにより、作業用機器は、作業者に背負われる。このため、作業用機器は、作業用機器が手持ち式である場合と比較して、作業者により高い位置まで持ち上げられる。これにより、背負い式の作業用機器は、手持ち式の作業用機器と比較して、高い位置から落下する場合が多くなる。上記の構成では、背負い式の作業用機器が高い位置から落下する場合であっても、支持部材がベース部材から外れることにより、支持部材やベース部材が破損することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、支持部材に、作業用機器が載置面に載置された場合に載置面に直交する第1方向、第1方向に直交する第2方向、第1方向および第2方向に直交する第3方向の少なくとも1つの方向から所定荷重以上の荷重が加わると、支持部材がベース部材から外れてもよい。
上記の構成では、第1方向、第2方向、第3方向のいずれの方向から支持部材に所定荷重以上の荷重が加わる場合であっても、支持部材がベース部材から外れることにより、支持部材やベース部材が破損することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ベース部材は、受け入れ開口から支持部材を受け入れる受け入れ部と、受け入れ部が支持部材を受け入れている場合に、支持部材と当接して支持部材を受け入れ部に保持するストッパと、を備えていてもよい。
上記の構成では、支持部材のベース部材への取り付け、および支持部材のベース部材からの取り外しを容易に行うことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ベース部材は、ストッパから延びており、支持部材に所定荷重以上の荷重が加わった場合に、受け入れ開口に向けて支持部材を案内する第1案内部材をさらに備えていてもよい。
上記の構成では、支持部材に所定荷重以上の荷重が加わった場合に、第1案内部材により、支持部材が受け入れ部から容易に外れることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ストッパは、支持部材と当接する当接面を有している。第1案内部材は、支持部材を案内する第1案内面を有している。第1案内面は、当接面に対して、当接面から離れるのに従って、受け入れ開口に近づく方向に傾斜していてもよい。
上記の構成では、第1案内部材を傾斜させる簡素な構成により、支持部材が受け入れ部から容易に外れることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ベース部材は、受け入れ部に設けられており、支持部材に所定荷重以上の荷重が加わった場合に、受け入れ開口に向けて支持部材を案内する第2案内部材をさらに備えていてもよい。
上記の構成では、第2案内部材により、支持部材が受け入れ部からさらに容易に外れることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、支持部材は、長手方向に延びる被係合部を備えている。被係合部は、ストッパの当接面に当接して保持されている。第2案内部材は、被係合部の長手方向に関して、ストッパおよび第1案内部材から離れて配置されている。第2案内部材は、支持部材を案内する第2案内面を有している。被係合部の長手方向から見たときに、第1案内面と第2案内面とは互いに向かい合って配置されていてもよい。
上記の構成では、支持部材に所定荷重以上の荷重が加わる場合、支持部材を、第1案内面と第2案内面の少なくとも一方により案内することができる。これにより、支持部材が受け入れ部から容易に外れることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、本体は、モータを有する電動作業機に接続され、電動作業機のモータに電力を供給する充電可能な電源装置であってもよい。
本体は、ベース部材から取り外された状態で充電される。上記の構成では、本体をベース部材から取り外す場合に、支持部材に所定荷重以上の荷重が加わる場合であっても、支持部材からベース部材が外れることにより、支持部材やベース部材が破損することを抑制することができる。
(実施例)
図1から図6を参照して、実施例の作業用機器10を説明する。作業用機器10は、作業者が背負うことが可能な背負い式の作業用機器である。以下では、作業用機器10が載置面P(図3参照)に載置された場合、載置面Pに直交する方向を上下方向と呼び、上下方向に直交する方向を前後方向と呼び、上下方向および前後方向に直交する方向を左右方向と呼ぶ。図3では、後述する肩ベルト16と腰ベルト18が図示省略されている。
図1に示すように、作業用機器10は、本体12と、ベース部材14と、肩ベルト16と、腰ベルト18と、接続コード20と、を備えている。本体12は、ベース部材14に取り外し可能に取り付けられている。本実施例では、本体12は、背負い式の電源装置である。本体12は、例えば、充放電可能な二次バッテリである。本体12には、本体12に接続される外部電源(図示省略)を介して、充電電力が外部から供給される。本体12は、本体12に接続される接続コード20を介して、モータを有する電動作業機(図示省略)に接続され、モータに放電電力を供給する。作業者は、本体12により、電動作業機を長時間に亘って使用することができる。
本体12の上部には、ハンドル24が設けられている。ハンドル24は、作業者により把持される。作業者は、ハンドル24を把持することにより、本体12をベース部材14から取り外して容易に持ち運ぶことができる。
図2に示すように、ベース部材14は、背板28を備えている。背板28には、肩ベルト16と腰ベルト18とが取り付けられている。肩ベルト16は、作業者の肩に装着可能である。腰ベルト18は、作業者の腰に装着可能である。肩ベルト16と腰ベルト18が作業者に装着されると、作業用機器10が作業者に背負われる。このとき、背板28の裏面28a(図3参照)は、作業者の背中と対向している。
図4に示すように、ベース部材14は、2個の受け入れ部30をさらに備えている。2個の受け入れ部30は、背板28の裏面28aに設けられている。一方の受け入れ部30は、背板28の下部の左側に配置されており、他方の受け入れ部30は、背板28の下部の右側に配置されている。受け入れ部30は、背板28の裏面28aから表面28bに向かって凹んでいる。以下では、受け入れ部30のうちの開口部分を、受け入れ開口36と呼ぶ。
受け入れ部30は、第1受け入れ部32と、第2受け入れ部34と、を備えている。第1受け入れ部32は、背板28の下端部から上側に向かって延びている。第1受け入れ部32は、底面40と、第1側面42と、第2側面44と、を有している。底面40は、背板28の裏面28aと略平行である。第1側面42と第2側面44とは、互いに対向して配置されている。第1側面42と第2側面44は、上下方向に沿って延びている。第2受け入れ部34は、第1受け入れ部32の上端部から背板28の側面に向かって延びている。第2受け入れ部34は、第1受け入れ部32に対して傾斜しており、本実施例では、第1受け入れ部32に対して略直交している。
図5に示すように、ベース部材14は、ストッパ50と、第1案内部材52と、複数個(本実施例では4個)の第2案内部材54と、をさらに備えている。ストッパ50は、第1受け入れ部32と第2受け入れ部34の連結箇所の近傍に配置されている。ストッパ50は、背板28と一体的に形成されている。ストッパ50は、受け入れ部30の第1側面42から第2側面44に向かって突出している。ストッパ50は、第2側面44から離れている。
図6に示すように、ストッパ50は、当接面58を有する。当接面58は、背板28の裏面28aと、第1受け入れ部32の底面40に対して略平行である。当接面58は、第1受け入れ部32の底面40から離れて配置されている。以下では、当接面58と第1受け入れ部32の底面40との間の空間を保持空間60と呼ぶ。
第1案内部材52は、ストッパ50の側面から第1受け入れ部32の第2側面44に向かって突出している。第1案内部材52は、第2側面44から離れている。第1案内部材52は、受け入れ部30の底面40と離れて配置されている。第1案内部材52を下側から見たとき、第1案内部材52は、台形形状を有する。第1案内部材52の前後方向の幅は、ストッパ50の側面から離れるのにつれて狭くなる。
図6に示すように、第1案内部材52は、第1案内面64を有している。第1案内面64は、当接面58から連続している。第1案内面64は、当接面58から離れるのに従って、受け入れ開口36に近づく方向に傾斜している。
図4に示すように、第2案内部材54は、受け入れ部30の背板28の下部に配置されている。第2案内部材54は、上下方向に関して、ストッパ50と第1案内部材52から離れて配置されている。第2案内部材54は、互いに上下方向に離れて配置されている。図6に示すように、第2案内部材54は、受け入れ部30の底面40と第2側面44に跨って配置されている。第2案内部材54は、第1側面42から離れて配置されている。第2案内部材54を下側から見たときに、第2案内部材54は、三角形状を有している。
第2案内部材54は、第2案内面68を有する。第2案内面68は、受け入れ部30の底面40から受け入れ開口36に向かうにつれて、第2側面44に近づく方向に傾斜している。ベース部材14を下側から見たときに、第2案内面68は、第1案内面64と互いに向かい合って配置されている。ベース部材14を下側から見たときに、第2案内面68の幅は、第1案内面64の幅よりも広い。
図1に示すように、作業用機器10は、支持部材72をさらに備えている。支持部材72は、細長い金属の棒を屈曲させることにより形成されている。図4に示すように、支持部材72は、2個の取り付け部74と、接触部76と、を備えている。
取り付け部74は、被係合部78と、アンカー部80と、を備えている。被係合部78は、長手方向(即ち上下方向)に延びる棒形状を有する。取り付け部74が受け入れ部30に取り付けられている場合、被係合部78は、第1受け入れ部32に上下方向に沿って配置されている。この場合、図6に示すように、被係合部78は、ストッパ50の当接面58と受け入れ部30の底面40との間の保持空間60に配置され、ストッパ50の当接面58に当接している。これにより、被係合部78が保持空間60に保持される。
図4に示すように、アンカー部80は、被係合部78の一端部から背板28の側面に向かって延びている。アンカー部80は、被係合部78に対して傾斜しており、本実施例では、被係合部78に対して略直交している。アンカー部80は、左右方向に延びている。取り付け部74が受け入れ部30に受け入れられている場合、アンカー部80は、第2受け入れ部34に配置されている。この場合、アンカー部80は、第2受け入れ部34の下部に位置する下側面46に当接している。これにより、アンカー部80が第2受け入れ部34に保持される。
接触部76は、2個の被係合部78の他端部のそれぞれの間に配置されている。図2から図4に示すように、接触部76は、2個の被係合部78の他端部から後側に向かって延びており、その後、屈曲して左右方向に延びている。図3に示すように、接触部76のうちの前後方向に延びる領域は、被係合部78の他端部から後側に向かうにつれて上側に向かって傾斜しており、その後、下側に向かって傾斜している。また、図4に示すように、接触部76のうちの左右方向に延びる領域の中央部は、その両端部よりも上側に突出している。図3に示すように、取り付け部74が受け入れ部30に受け入れられている状態では、接触部76は、本体12とベース部材14よりも下側に配置されている。作業用機器10が載置面Pに載置されている場合、接触部76のみが、載置面Pに接触する。これにより、本体12とベース部材14が載置面Pに接触して衝撃を受けることを抑制することができる。
また、作業用機器10が載置面Pに載置されている場合、接触部76は、部分的に載置面Pから離れた領域を有する。即ち、接触部76は、載置面Pに面接触しない。肩ベルト16等の部材が接触部76と載置面Pに挟まれることにより、載置面Pに載置された作業用機器10の姿勢が不安定になることを抑制することができる。また、載置面Pが凸凹している場合であっても、作業用機器10を載置面Pに安定して載置させることができる。
作業用機器10は、作業者が肩ベルト16と腰ベルト18を装着することにより、作業者に背負われる。作業用機器10は重量物であることから、作業者が作業用機器10を持ち上げるとき、作業者は、誤って作業用機器10を載置面Pに落下させる場合がある。本実施例では、作業用機器10が載置面Pに落下して衝突することにより、支持部材72に、上下方向、前後方向、左右方向の少なくとも1つの方向から所定荷重以上の荷重が加わると、支持部材72が受け入れ部30から外れる。ここで、所定荷重とは、基準重量の作業用機器10を、載置面Pに載置されているときの作業用機器10の姿勢と同様の姿勢で、基準高さから落下させたときに、支持部材72に加わる荷重のことである。基準重量は、例えば、5.0kgであり、基準高さは、例えば、1.0mである。支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わると、ストッパ50の当接面58に当接していた被係合部78が、保持空間60から抜け出る方向(図6では、右方向)に向かって移動する。被係合部78は、第1案内部材52の第1案内面64に沿って、受け入れ開口36に向かって移動する。また、被係合部78は、第2案内部材54の第2案内面68に案内されて、受け入れ開口36に向かって移動する。これらにより、被係合部78が受け入れ開口36から第1受け入れ部32の外側に移動する。これに伴い、アンカー部80が第2受け入れ部34の外側に移動し、支持部材72がベース部材14から外れる。
また、ベース部材14から外れた支持部材72をベース部材14に取り付けるとき、取り付け部74は、受け入れ開口36から受け入れ部30に押し込まれる。被係合部78は、第2案内部材54の第2案内面68に案内されて、第1受け入れ部32の底面40に向かうにつれて、第1受け入れ部32の第1側面42に向かって移動する。その後、被係合部78は、保持空間60に入り、ストッパ50の当接面58に当接する。また、被係合部78が保持空間60に移動するまでの間に、アンカー部80は、第2受け入れ部34に配置される。これにより、支持部材72がベース部材14に取り付けられる。
本実施例では、図1に示すように、作業用機器10は、ベース部材14と、ベース部材14に取り外し可能に取り付けられる本体12と、ベース部材14に取り外し可能に取り付けられており、作業用機器10が載置面Pに載置された場合にベース部材14を支持する支持部材72と、を備えている。支持部材72は、所定荷重以上の荷重が加わると、ベース部材14から外れる。所定荷重以上の荷重が加わっても支持部材72がベース部材14から外れない構成には、支持部材72やベース部材14が破損する可能性がある。上記の構成では、所定荷重以上の荷重が加わる場合に支持部材72がベース部材14から外れることにより、支持部材72やベース部材14が破損することを抑制することができる。
また、図1に示すように、作業用機器10は、ベース部材14に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルト16をさらに備えている。この構成では、作業者が肩ベルト16を装着することにより、作業用機器10は作業者に背負われる。このため、作業用機器10は、作業用機器が手持ち式である場合と比較して、作業者により高い位置まで持ち上げられる。これにより、背負い式の作業用機器10は、手持ち式の作業用機器と比較して、高い位置から落下する場合が多くなる。上記の構成では、作業用機器10が高い位置から落下する場合であっても、支持部材72がベース部材14から外れることにより、支持部材72やベース部材14が破損することを抑制することができる。
また、支持部材72に、作業用機器10が載置面Pに載置された場合に載置面Pに直交する第1方向、第1方向に直交する第2方向、第1方向および第2方向に直交する第3方向の少なくとも1つの方向から所定荷重以上の荷重が加わると、支持部材72がベース部材14から外れる。第1方向は、上下方向の一例であり、第2方向は、前後方向の一例であり、第3方向は、左右方向の一例である。上記の構成では、第1方向、第2方向、第3方向のいずれの方向から支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わる場合であっても、支持部材72がベース部材14から外れることにより、支持部材72やベース部材14が破損することを抑制することができる。
また、ベース部材14は、受け入れ開口36から支持部材72を受け入れる受け入れ部30と、受け入れ部30が支持部材72を受け入れている場合に、支持部材72と当接して支持部材72を受け入れ部30に保持するストッパ50と、を備えている。この構成では、支持部材72のベース部材14への取り付け、および支持部材72のベース部材14からの取り外しを容易に行うことができる。
また、ベース部材14は、ストッパ50から延びており、支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わった場合に、受け入れ開口36に向けて支持部材72を案内する第1案内部材52をさらに備えている。この構成では、支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わった場合に、第1案内部材52により、支持部材72が受け入れ部30から容易に外れることができる。
また、ストッパ50は、支持部材72と当接する当接面58を有している。第1案内部材52は、支持部材72を案内する第1案内面64を有している。第1案内面64は、当接面58に対して、当接面58から離れるのに従って、受け入れ開口36に近づく方向に傾斜している。この構成では、第1案内部材52を傾斜させる簡素な構成により、支持部材72が受け入れ部30から容易に外れることができる。
また、ベース部材14は、受け入れ部30に設けられており、支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わった場合に、受け入れ開口36に向けて支持部材72を案内する第2案内部材54をさらに備えている。この構成では、第2案内部材54により、支持部材72が受け入れ部30からさらに容易に外れることができる。
また、支持部材72は、長手方向に延びる被係合部78を備えている。被係合部78は、ストッパ50の当接面58に当接して保持されている。第2案内部材54は、被係合部78の長手方向に関して、ストッパ50および第1案内部材52から離れて配置されている。第2案内部材54は、支持部材72を案内する第2案内面68を有している。被係合部78の長手方向から見たときに、第1案内面64と第2案内面68とは互いに向かい合って配置されている。この構成では、支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わる場合、支持部材72を、第1案内面64と第2案内面68の少なくとも一方により案内することができる。これにより、支持部材72が受け入れ部30から容易に外れることができる。
また、本体12は、モータを有する電動作業機に接続され、電動作業機のモータに電力を供給する充電可能な電源装置である。本体12は、ベース部材14から取り外された状態で充電される。上記の構成では、本体12をベース部材14から取り外す場合に、支持部材72に所定荷重以上の荷重が加わる場合であっても、支持部材72からベース部材14が外れることにより、支持部材72やベース部材14が破損することを抑制することができる。
一実施形態に係る第1案内部材52において、第1案内面64は、第1傾斜面と、第2傾斜面と、を有していてもよい。この場合、第1傾斜面は、ストッパ50の当接面58と連続しており、当接面58から離れるのに従って、受け入れ開口36に近づく方向に傾斜している。また、第2傾斜面は、第1傾斜面と連続しており、第1傾斜面から離れるのに従って、受け入れ開口36に近づく方向に傾斜している。第2傾斜面の受け入れ開口36に向かう勾配は、第1傾斜面の受け入れ開口36に向かう勾配よりも大きい。
一実施形態に係る作業用機器10は、肩ベルト16と腰ベルト18とを備えていなくてもよい。作業用機器10は、手持ち式であってもよい。
一実施形態に係るベース部材14において、ストッパ50と第1案内部材52は、別体であってもよい。
一実施形態に係るベース部材14は、第2案内部材54を備えていなくてもよい。
一実施形態において、被係合部78の長手方向から見たときに、第1案内面64と第2案内面68は、互いに向かい合って配置されていなくてもよい。
一実施形態において、本体12は、動力作業機であってもよい。動力作業機は、例えば、ブロワ、刈払い機、ヘッジトリマ、チェーンソー、掃除機、ミストブロワであってもよい。
一実施形態において、本体12は、エンジンを有する動力作業機であってもよく、モータを有する動力作業機であってもよい。
10 :作業用機器
12 :本体
14 :ベース部材
28 :背板
28a :裏面
30 :受け入れ部
32 :第1受け入れ部
34 :第2受け入れ部
36 :受け入れ開口
40 :底面
42 :第1側面
44 :第2側面
46 :下側面
50 :ストッパ
52 :第1案内部材
54 :第2案内部材
58 :当接面
60 :保持空間
64 :第1案内面
68 :第2案内面
72 :支持部材
74 :取り付け部
76 :接触部
78 :被係合部
80 :アンカー部

Claims (8)

  1. 作業用機器であって、
    ベース部材と、
    前記ベース部材に取り外し可能に取り付けられる本体と、
    前記ベース部材に取り外し可能に取り付けられており、前記作業用機器が載置面に載置された場合に前記ベース部材を支持する支持部材と、を備えており、
    前記支持部材は、前記作業用機器が前記載置面に載置された場合に前記載置面に直交する第1方向、前記第1方向に直交する第2方向、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向の少なくとも1つの方向から所定荷重以上の荷重が加わると、前記ベース部材から外れる、作業用機器。
  2. 前記ベース部材に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルトをさらに備えている、請求項1に記載の作業用機器。
  3. 前記ベース部材は、
    受け入れ開口から前記支持部材を受け入れる受け入れ部と、
    前記受け入れ部が前記支持部材を受け入れている場合に、前記支持部材と当接して前記支持部材を前記受け入れ部に保持するストッパと、を備えている、請求項1または2に記載の作業用機器。
  4. 前記ベース部材は、前記ストッパから延びており、前記支持部材に前記所定荷重以上の荷重が加わった場合に、前記受け入れ開口に向けて前記支持部材を案内する第1案内部材をさらに備えている、請求項に記載の作業用機器。
  5. 前記ストッパは、前記支持部材と当接する当接面を有しており、
    前記第1案内部材は、前記支持部材を案内する第1案内面を有しており、
    前記第1案内面は、前記当接面に対して、前記当接面から離れるのに従って、前記受け入れ開口に近づく方向に傾斜している、請求項に記載の作業用機器。
  6. 前記ベース部材は、前記受け入れ部に設けられており、前記支持部材に前記所定荷重以上の荷重が加わった場合に、前記受け入れ開口に向けて前記支持部材を案内する第2案内部材をさらに備えている、請求項またはに記載の作業用機器。
  7. 前記ベース部材は、前記受け入れ部に設けられており、前記支持部材に前記所定荷重以上の荷重が加わった場合に、前記受け入れ開口に向けて前記支持部材を案内する第2案内部材をさらに備えており、
    前記支持部材は、長手方向に延びる被係合部を備えており、
    前記被係合部は、前記ストッパの前記当接面に当接して保持されており、
    前記第2案内部材は、前記被係合部の前記長手方向に関して、前記ストッパおよび前記第1案内部材から離れて配置されており、
    前記第2案内部材は、前記支持部材を案内する第2案内面を有しており、
    前記被係合部の前記長手方向から見たときに、前記第1案内面と前記第2案内面は互いに向かい合って配置されている、請求項に記載の作業用機器。
  8. 前記本体は、モータを有する電動作業機に接続され、前記電動作業機の前記モータに電力を供給する充電可能な電源装置である、請求項1からのいずれか一項に記載の作業用機器。
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