JP2021128860A - 作業用機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者がハンドルを把持した場合に誤って操作部が操作されることを抑制することができる技術を開示する。【解決手段】 作業用機器は、背負い式装置と、背負い式装置が取り外し可能に取り付けられる背負子と、背負子に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルトと、を備えていてもよい。背負い式装置は、ケーシングと、ケーシングに設けられており、作業者が把持可能なハンドルと、操作部と、を備えていてもよい。操作部は、作業者がハンドルを把持した場合にハンドルを把持した手で触れることができる範囲内においてケーシングに配置されており、背負い式装置を背負子から外すことができない第1状態から、背負い式装置を背負子から外すことができる第2状態に切り替わってもよい。【選択図】図6

Description

本明細書で開示する技術は、作業用機器に関する。
特許文献1には、作業用機器が開示されている。作業用機器は、電源装置と、取付プレートと、を備えている。電源装置は、取付プレートに取り外し可能に取り付けられる。電源装置は、ケーシングと、作業者が把持可能なハンドルと、操作部と、を備えている。ハンドルは、ケーシングに設けられている。操作部は、電源装置を取付プレートから外すことができない第1状態から、電源装置を取付プレートから外すことができる第2状態に切り替わる。また、操作部は、ハンドルに設けられている。
国際公開第2018/50981号
特許文献1の作業用機器では、作業者がハンドルを把持した場合、作業者がハンドルを把持した手で誤って操作部を操作してしまうことがある。これにより、作業者の意に反して、電源装置が取付プレートから外れてしまう。本明細書では、作業者がハンドルを把持した場合に誤って操作部が操作されることを抑制することができる技術を開示する。
本明細書は、作業用機器を開示する。作業用機器は、背負い式装置と、背負い式装置が取り外し可能に取り付けられる背負子と、背負子に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルトと、を備えている。背負い式装置は、ケーシングと、ケーシングに設けられており、作業者が把持可能なハンドルと、操作部と、を備えている。操作部は、作業者がハンドルを把持した場合にハンドルを把持した手で触れることができる範囲内においてケーシングに配置されており、背負い式装置を背負子から外すことができない第1状態から、背負い式装置を背負子から外すことができる第2状態に切り替わる。
上記の構成では、操作部は、ハンドルを把持した手で触れることができる範囲において、ケーシングに設けられている。操作部がハンドルに設けられていないので、作業者によりハンドルが把持された場合、操作部が誤って操作されることを抑制することができる。
第1実施例の作業用機器10の斜視図である。 第1実施例の背負子14と肩ベルト16と腰ベルト18の斜視図である。 第1実施例の背負い式装置12の斜視図である。 第1実施例の背負い式装置12と背負子14の断面図である。 第1実施例のハンドル42が第1位置にある場合の背負い式装置12と背負子14のハンドル42近傍の断面図である。 第1実施例のハンドル42が第2位置にある場合の背負い式装置12と背負子14のハンドル42近傍の断面図である。 第1実施例のハンドル42の軸部48近傍の断面図である。 第2実施例の作業用機器10の斜視図である。 第2実施例のハンドル42が第1位置にある場合の背負い式装置12と背負子14のハンドル42近傍の断面図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、背負子は、受け部を備えていてもよい。ケーシングは、受け部に対応しており、背負い式装置が背負子に取り付けられた状態で、受け部に係合する係合部を備えていてもよい。背負い式装置は、操作部が第2状態にある場合に受け部を軸にして回動可能であってもよい。作業者が作業用機器を背負って直立したときの作業用機器の姿勢を直立姿勢とし、作業用機器が直立姿勢にある場合、操作部は、操作部が第1状態にある場合に受け部よりも上側の位置で背負子に係合しており、背負い式装置は、背負子よりも後側に配置されており、背負い式装置の重心は、係合部よりも後側に位置していてもよい。
上記の構成では、作業用機器が直立姿勢にある場合に背負い式装置の重心が係合部よりも後側に位置しているので、操作部が第2状態に切り替わると、背負い式装置には、受け部を軸にして背負い式装置が背負子から外れる方向に、重力のモーメントが作用する。これにより、背負い式装置は、自重により、受け部を軸にして背負い式装置が背負子から外れる方向に回動する。この結果、背負い式装置を背負子から容易に外すことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ハンドルは、作業者が把持することができない第1位置と、作業者が把持することができる第2位置との間を移動可能であってもよい。作業用機器が直立姿勢にある場合、第2位置にあるハンドルは、背負い式装置が背負子から外れる方向と反対の方向にケーシングに対して移動不能であってもよい。
作業用機器が直立姿勢にある状態で背負い式装置を背負子から外す場合、作業者は、第2位置にあるハンドルを把持して、操作部を第2状態に切り替える。背負い式装置には、背負い式装置が背負子から外れる方向に、重力のモーメントが作用する。上記の構成では、第2位置にあるハンドルは、背負い式装置が背負子から外れる方向に回動した場合でも、ケーシングに対して移動することがない。このため、作業者は、背負い式装置が背負子から外れる方向に回動する場合、第2位置にあるハンドルを把持することにより、背負い式装置を支持することができる。これにより、作業者は、背負い式装置を支持して背負子から外すことができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、背負い式装置は、ケーシングから突出する突起部をさらに備えていてもよい。操作部は、第1位置にあるハンドルと突起部とに接する仮想面よりもケーシング側に配置されていてもよい。
上記の構成では、ハンドルが第1位置にある場合、ハンドルと突起部が壁等に衝突しても、操作部は操作されない。これにより、作業者の意に反して、背負い式装置が背負子から外れることを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、操作部は、押し込まれることにより、第1状態から第2状態に切り替わってもよい。
上記の構成では、操作部を押し込む簡易な操作により、操作部は、第1状態から第2状態に切り替わる。これにより、背負い式装置を背負子から容易に外すことができる。
一つまたはそれ以上の実施形態において、背負い式装置は、モータを有する電動作業機に接続され、電動作業機のモータに電力を供給する背負い式の電源装置であってもよい。
背負子から取り外し可能な電源装置は、通常では、背負子から外された状態で充電される。上記の構成では、操作部は、ハンドルを把持した手で触れることができる範囲内において、ケーシングに設けられている。操作部がハンドルに設けられていないので、背負子から電源装置を取り外すために作業者によりハンドルが把持された場合、操作部が誤って操作されることを抑制することができる。
(第1実施例)
図1から図7を参照して、第1実施例の作業用機器10を説明する。作業用機器10は、作業者が背負うことが可能な背負い式の作業用機器である。図1に示すように、作業用機器10は、背負い式装置12と、背負子14と、肩ベルト16と、腰ベルト18と、接続コード20と、を備えている。背負い式装置12は、背負子14に取り外し可能に取り付けられる。本実施例では、背負い式装置12は、背負い式の電源装置である。背負い式装置12は、例えば、充放電可能な二次バッテリである。背負い式装置12には、背負い式装置12に接続される外部電源(図示省略)を介して、充電電力が外部から供給される。背負い式装置12は、接続コード20を介して、モータを有する電動作業機(図示省略)に接続され、モータに放電電力を供給する。作業者は、背負い式装置12により、電動作業機を長時間に亘って使用することができる。なお、変形例では、背負い式装置12は、動力作業機であってもよい。動力作業機は、例えば、ブロワ、刈払い機、ヘッジトリマ、チェーンソー、掃除機、ミストブロワであってもよい。また、動力作業機は、エンジンを有する動力作業機であってもよく、モータを有する動力作業機であってもよい。
図2に示すように、背負子14は、背板24と、2個の受け部26と、被係合部28と、を備えている。作業用機器10が作業者に背負われた場合、背板24は、作業者の背中と対向する。背板24には、肩ベルト16と腰ベルト18とが取り付けられる。肩ベルト16は、作業者の肩に装着可能である。腰ベルト18は、作業者の腰に装着可能である。肩ベルト16と腰ベルト18が作業者に装着されると、作業用機器10が作業者に背負われる。以下では、作業者が作業用機器10を背負って直立した場合の、作業者から視た前後方向、左右方向、及び上下方向を、作業用機器10の前後方向、左右方向、及び上下方向と呼ぶ。また、作業者が作業用機器10を背負って直立した場合の作業用機器10の姿勢を直立姿勢と呼ぶことがある。
2個の受け部26は、背板24の後面の下端部に固定されている。2個の受け部26は、左右方向に間隔を有して配置されている。受け部26は、背板24の後面から後側に向かって延び、その後屈曲して上側に延びている。
被係合部28は、背板24の後面の上端部に固定されている。被係合部28は、受け部26よりも上側に配置されている。被係合部28は、基部30と、側部32と、を備えている。基部30は、第1基部30aと、第2基部30bと、を備えている。第1基部30aは、背板24の後面から後側に向かって延びている。第2基部30bは、第1基部30aの後端から上側に向かって延びている。側部32は、第1基部30aの左端部と右端部とのそれぞれから上側に延びている。
図1に示すように、背負い式装置12は、ケーシング36と、突起部38と、2個の係合部40(図3参照)と、ハンドル42と、操作部44と、を備えている。ケーシング36は、背負い式装置12の外側形状を形成している。ケーシング36の内部には、公知のバッテリセル(図示省略)が収容されている。ケーシング36の上面の一部は凹んでいる。以下では、ケーシング36の上面のうちの凹んでいる部分を、凹部36aと呼ぶ。また、ケーシング36のうちの凹部36a内に形成されている部分を、段差部36bと呼ぶ。突起部38は、ケーシング36の段差部36bの上面から上側に向かって突出している。突起部38は、ケーシング36と一体的に形成されている。
図3に示すように、2個の係合部40は、ケーシング36の下面の前部に形成されている。2個の係合部40は、左右方向に間隔を有して配置されている、係合部40は、ケーシング36の下面から下側に向かって延びている。係合部40は、ケーシング36の下面から離れるのに従って細くなる。上下方向と左右方向に関して、係合部40は、受け部26に対応する位置にケーシング36に設けられている。背負い式装置12が背負子14に取り付けられた状態では、係合部40は、背板24と受け部26との間に配置されて、受け部26に係合している。背負い式装置12が背負子14に取り付けられた状態では、係合部40は、受け部26と背板24の両方に当接している。
図5及び図6に示すように、ハンドル42は、ケーシング36の凹部36aに設けられている。ハンドル42は、左右方向に延びる回動軸AX1を中心にして、第1位置と第2位置の間を移動することができる。図5に示すように、ハンドル42が第1位置にある場合、ハンドル42は、左右方向及び前後方向を含む平面に対して平行に倒れており、凹部36aに収容されている。ハンドル42が第1位置にある場合、上下方向に関して、ハンドル42の高さ位置は、突起部38の高さ位置と略等しい。ハンドル42のうちの把持部46は、ケーシング36の凹部36aの上面に当接している。なお、把持部46は、作業者により把持される部分である。これにより、ハンドル42が第1位置にある場合、作業者は、把持部46を把持することができず、背負い式装置12を持ち運びすることができない。図6に示すように、ハンドル42が第2位置にある場合、ハンドル42は、上下方向に延びている。把持部46は、凹部36aの外側に配置されており、凹部36aの上面に当接していない。これにより、ハンドル42が第2位置にある場合、作業者は、把持部46を把持することができ、背負い式装置12を持ち運びすることができる。
ハンドル42は、把持部46に加え、2個の軸部48(図7参照)をさらに備えている。2個の軸部48のそれぞれは、把持部46の両端部のそれぞれに設けられている。図示省略されているが、軸部48は、凹部36aの側面からケーシング36に挿入されている。図7に示すように、軸部48は、回動軸AX1上を左右方向に延びている。軸部48が回動軸AX1を中心にして回転することにより、ハンドル42は、回動軸AX1を中心にして、第1位置と第2位置の間を回動(即ち移動)することができる。
図7に示すように、軸部48は、平面部48aを有する。軸部48の断面は、半円形状を有しており、平面部48aは、軸部48の断面において、円の直径に対応する部分である。ハンドル42が第1位置にある場合、平面部48aは、上側を向いている。ハンドル42が第2位置にある場合、平面部48aは、ケーシング36の内面に形成された当接面36cと当接している。図7では、ハンドル42が第2位置にある場合の軸部48の位置が破線で図示されている。これにより、第2位置にあるハンドル42に前側に向かう力が加わる場合でも、ハンドル42は、回動軸AX1の周りを回転することができない。
上述したように、背負い式装置12は、操作部44を備えている。図5に示すように、操作部44は、ケーシング36の段差部36bに設けられている。操作部44は、押し部56と、爪部58と、を備えている。押し部56と爪部58は、一体的に形成されている。押し部56の一部は、段差部36bから露出している。押し部56は、押し込み式のボタンであり、作業者により押し込み操作される。押し部56は、ケーシング36と押し部56との間に挟まれている付勢部材60により、上側に向かって付勢されている。爪部58は、押し部56から前側に延びた後、屈曲して下側に延びている。爪部58は、左右方向に延びる回動軸AX2を中心にして回動可能となるように段差部36bに取り付けられている。これにより、操作部44は、回動軸AX2を中心にして回動することができる。
操作部44は、第1位置にあるハンドル42の上端面よりも下側に配置されている。操作部44は、突起部38の上面よりも下側に配置されている。第1位置にあるハンドル42と突起部38とに接する面を仮想面Pとした場合、操作部44は、仮想面Pに対してケーシング36側に配置されている。図5では、仮想面Pは、破線で図示されている。
図6に示すように、ハンドル42が第2位置にある場合、操作部44は、作業者が把持部46を把持した場合に把持部46を把持した手で触れることができる範囲内に配置されている。本実施例では、操作部44は、把持部46と第1距離だけ離れて配置されている。第1距離は、例えば、5cmである。操作部44は、例えば、作業者が把持部46を把持した手の親指または人差し指で操作部44に触れることができる範囲内に配置されている。
操作部44は、第1状態と第2状態とに切り替わる。操作部44は、付勢部材60に付勢されていることにより、通常時には第1状態にある。図5に示すように、操作部44が第1状態にある場合、爪部58の先端部は、受け部26よりも上側に配置されている被係合部28の第2基部30bに係合している。これにより、背負い式装置12は、背負子14に固定され、背負子14から外れることができない。操作部44が第1状態にある場合に押し部56が下側に向かって押し込まれると、操作部44は、第1状態から第2状態に切り替わる。具体的には、押し部56が下側に向かって押し込まれると、操作部44は、回動軸AX2を中心にして回動する。これにより、図6に示すように、爪部58の先端部は、第2基部30bから外れる。爪部58の先端部は、第2基部30bと係合しなくなる。この結果、背負い式装置12は、背負子14から外れることができる。
背負い式装置12の重心Gの位置について説明する。図4に示すように、背負い式装置12の重心Gは、背負い式装置12の前後方向の幅の中央近傍であって、背負い式装置12の上下方向の幅の中央近傍に位置している。図示省略されているが、背負い式装置12の重心Gは、背負い式装置12の左右方向の幅の中央近傍に位置している。作業用機器10が直立姿勢にある場合、背負い式装置12の重心Gは、係合部40よりも上側であって、操作部44よりも下側に配置されている。作業用機器10が直立姿勢にある場合、背負い式装置12の重心Gは、係合部40と操作部44よりも後側に離れて、即ち、係合部40と操作部44よりも背負子14から離れて位置している。
背負い式装置12を背負子14から外す方法を説明する。背負い式装置12を背負子14から外す場合、作業用機器10は、直立姿勢と同一の姿勢となるように地面(図示省略)に載置される。また、上述したように、背負い式装置12が背負子14に取り付けられている場合、係合部40が受け部26に係合しており、操作部44が第1状態にあることにより爪部58が被係合部28に係合している。作業者により第2位置にあるハンドル42の把持部46が把持されている状態で、押し部56が押し込まれると、操作部44は、第1状態から第2状態に切り替わる。これにより、爪部58が被係合部28に係合しなくなる。背負い式装置12の重心Gが係合部40よりも後側に離れて位置しているので、背負い式装置12には、受け部26を軸にして、背負い式装置12が背負子14から外れる方向に、重力のモーメントが作用する。これにより、背負い式装置12は、自重により、受け部26を軸にして背負い式装置12が背負子14から外れる方向に回動する。また、ハンドル42が第2位置にある場合、軸部48の平面部48aは、背負い式装置12が背負子14から外れる方向と反対の方向にケーシング36の当接面36cと当接しているので、ハンドル42は、ケーシング36に対して移動することがない。これにより、背負い式装置12は、第2位置にあるハンドル42の把持部46を把持している作業者により支持される。これらの結果、背負い式装置12は、作業者により支持されて、自重により受け部26を軸にして回動し、背負子14から外される。
本実施例では、図1に示すように、作業用機器10と、背負い式装置12と、背負い式装置12が取り外し可能に取り付けられる背負子14と、背負子14に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルト16と、を備えている。図5及び図6に示すように、背負い式装置12は、ケーシング36と、ケーシング36に設けられており、作業者が把持可能なハンドル42と、操作部44と、を備えている。操作部44は、作業者がハンドル42を把持した場合にハンドル42を把持した手で触れることができる範囲内においてケーシング36に配置されており、背負い式装置12を背負子14から外すことができない第1状態から、背負い式装置12を背負子14から外すことができる第2状態に切り替わる。この構成では、操作部44は、ハンドル42を把持した手で触れることができる範囲において、ケーシング36に設けられている。操作部44がハンドル42に設けられていないので、作業者によりハンドル42が把持された場合、操作部44が誤って操作されることを抑制することができる。
背負子14は、受け部26を備えている。図4に示すように、ケーシング36は、受け部26に対応しており、背負い式装置12が背負子14に取り付けられた状態で、受け部26に係合する係合部40を備えている。背負い式装置12は、操作部44が第2状態にある場合に受け部26を軸にして回動可能である。作業用機器10が直立姿勢にある場合、操作部44は、第1状態にある場合に受け部26よりも上側の位置で背負子14に係合しており、背負い式装置12は、背負子14よりも後側に配置されている。図4に示すように、背負い式装置12の重心Gは、係合部40よりも後側に位置している。この構成では、作業用機器10が直立姿勢にある場合に背負い式装置12の重心Gが係合部40よりも後側に位置しているので、操作部44が第2状態に切り替わると、背負い式装置12には、受け部26を軸にして背負い式装置12が背負子14から外れる方向に、重力のモーメントが作用する。これにより、背負い式装置12は、自重により、受け部26を軸にして背負い式装置12が背負子14から外れる方向に回動する。この結果、背負い式装置12を背負子14から容易に外すことができる。
図5及び図6に示すように、ハンドル42は、作業者が把持することができない第1位置と、作業者が把持することができる第2位置との間を移動可能である。作業用機器10が直立姿勢にある場合、第2位置にあるハンドル42は、背負い式装置12が背負子14から外れる方向と反対の方向にケーシング36に対して移動不能である。作業用機器10が直立姿勢にある状態で背負い式装置12を背負子14から外す場合、作業者は、第2位置にあるハンドル42を把持して、操作部44を第2状態に切り替える。背負い式装置12には、背負い式装置12が背負子14から外れる方向に、重力のモーメントが作用する。上記の構成では、第2位置にあるハンドル42は、背負い式装置12が背負子14から外れる方向に回動した場合でも、ハンドル42はケーシング36に対して移動することがない。このため、作業者は、背負い式装置12が背負子14から外れる方向に回動する場合、第2位置にあるハンドル42を把持することにより、背負い式装置12を支持することができる。これにより、作業者は、背負い式装置12を支持して背負子14から外すことができる。
背負い式装置12は、ケーシング36から突出する突起部38をさらに備えている。図5に示すように、操作部44は、第1位置にあるハンドル42と突起部38とに接する仮想面Pよりもケーシング36側に配置されている。この構成では、ハンドル42が第1位置にある場合、ハンドル42と突起部38が壁等に衝突しても、操作部44は操作されない。これにより、作業者の意に反して、背負い式装置12が背負子14から外れることを抑制することができる。
図5及び図6に示すように、操作部44は、押し込まれることにより、第1状態から第2状態に切り替わる。この構成では、操作部44を押し込む簡易な操作により、操作部44は、第1状態から第2状態に切り替わる。これにより、背負い式装置12を背負子14から容易に外すことができる。
背負い式装置12は、モータを有する電動作業機に接続され、電動作業機のモータに電力を供給する背負い式の電源装置である。背負子14から取り外し可能な電源装置は、通常時では、背負子14から外された状態で充電される。上記の構成では、操作部44は、ハンドル42を把持した手で触れることができる範囲内において、ケーシング36に設けられている。操作部44がハンドル42に設けられていないので、背負子14から電源装置を取り外すために作業者によりハンドル42が把持された場合、操作部44が誤って操作されることを抑制することができる。
(第2実施例)
図8及び図9を参照して、第2実施例を説明する。第2実施例では、第1実施例と異なる点のみ説明し、第1実施例と同様の点については同様の符号を付して説明を省略する。図8に示すように、ハンドル42は、カバー部70をさらに備えている。カバー部70は、把持部46に取り付けられている。図9に示すように、ハンドル42が第1位置にある場合、上下方向に関して、カバー部70の高さ位置は、把持部46の上端面の高さ位置および突起部38の上面の高さ位置と略同一である。ハンドル42が第1位置にある場合、カバー部70は、押し部56の上側に配置されており、押し部56の上側を覆っている。これにより、ハンドル42が第1位置にある場合、押し部56を押し込むことができない。この結果、ハンドル42が第1位置にある場合、背負い式装置12を背負子14から外すことができない。図示省略しているが、ハンドル42が第1位置から第2位置に移動する場合、カバー部70は、把持部46とともに回動する。ハンドル42が第2位置にある場合、カバー部70は、押し部56の上側を覆っていない。これにより、ハンドル42が第2位置にある場合、押し部56を押し込むことができる。この結果、ハンドル42が第2位置にある場合、背負い式装置12を背負子14から外すことができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
一実施形態に係る押し部56は、左右方向にスライドさせて、操作部44を第1状態と第2状態に切り替えるボタンであってもよい。また、押し部56は、指を引っ掛けて上側に引っ張ることにより、操作部44を第1状態と第2状態に切り替えるボタンであってもよい。
一実施形態に係るハンドル42は、上方向に引っ張ることにより第1位置から第2位置に移動し、下方向に押し込むことにより第2位置から第1位置に移動するハンドルであってもよい。この場合、把持部46は、左右方向に延びる部分となり、軸部48は、把持部46の両端部から下方向に延びる部分となる。ハンドル42が第1位置にある場合、軸部48は、ケーシング36内に収容されており、把持部46は、ケーシング36の上面に当接している。ハンドル42が第2位置にある場合、軸部48は、ケーシング36の外部に配置されており、把持部46は、ケーシング36の上面に当接していない。軸部48の下端部がケーシング36に当接することにより、ハンドル42は、第2位置に保持される。
一実施形態に係る操作部44の高さ位置は、上下方向に関して、ハンドル42の高さ位置と突起部38の高さ位置と略等しくてもよい。操作部44の上面は、仮想面P上に配置されていてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :作業用機器
12 :式装置
14 :背負子
16 :肩ベルト
24 :背板
26 :受け部
28 :被係合部
30 :基部
30a :第1基部
30b :第2基部
36 :ケーシング
36a :凹部
36b :段差部
38 :突起部
40 :係合部
42 :ハンドル
44 :操作部
46 :把持部
48 :軸部
48a :平面部
56 :押し部
58 :爪部
60 :付勢部材
70 :カバー部

Claims (6)

  1. 背負い式装置と、
    前記背負い式装置が取り外し可能に取り付けられる背負子と、
    前記背負子に取り付けられており、作業者の肩に装着される肩ベルトと、を備えており、
    前記背負い式装置は、
    ケーシングと、
    前記ケーシングに設けられており、前記作業者が把持可能なハンドルと、
    前記作業者が前記ハンドルを把持した場合に前記ハンドルを把持した手で触れることができる範囲内において前記ケーシングに配置されており、前記背負い式装置を前記背負子から外すことができない第1状態から、前記背負い式装置を前記背負子から外すことができる第2状態に切り替わる操作部と、を備えている、作業用機器。
  2. 前記背負子は、受け部を備えており、
    前記ケーシングは、前記受け部に対応しており、前記背負い式装置が前記背負子に取り付けられた状態で、前記受け部に係合する係合部を備えており、
    前記背負い式装置は、前記操作部が前記第2状態にある場合に前記受け部を軸にして回動可能であって、
    前記作業者が前記作業用機器を背負って直立したときの前記作業用機器の姿勢を直立姿勢とし、前記作業用機器が前記直立姿勢にある場合、
    前記操作部は、前記操作部が前記第1状態にある場合に前記受け部よりも上側の位置で前記背負子に係合しており、
    前記背負い式装置は、前記背負子よりも後側に配置されており、
    前記背負い式装置の重心は、前記係合部よりも後側に位置している、請求項1に記載の作業用機器。
  3. 前記ハンドルは、前記作業者が把持することができない第1位置と、前記作業者が把持することができる第2位置との間を移動可能であって、
    前記作業用機器が前記直立姿勢にある場合、前記第2位置にある前記ハンドルは、前記背負い式装置が前記背負子から外れる方向と反対の方向に前記ケーシングに対して移動不能である、請求項2に記載の作業用機器。
  4. 前記背負い式装置は、前記ケーシングから突出する突起部をさらに備えており、
    前記操作部は、前記第1位置にある前記ハンドルと前記突起部とに接する仮想面よりも前記ケーシング側に配置されている、請求項3に記載の作業用機器。
  5. 前記操作部は、押し込まれることにより、前記第1状態から前記第2状態に切り替わる、請求項1から4のいずれか一項に記載の作業用機器。
  6. 前記背負い式装置は、モータを有する電動作業機に接続され、前記電動作業機の前記モータに電力を供給する背負い式の電源装置である、請求項1から5のいずれか一項に記載の作業用機器。
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