JP2017105206A - チェーンソー - Google Patents

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孝二 羽根田
次郎 小田
Jiro Oda
次郎 小田
英明 杉浦
Hideaki Sugiura
英明 杉浦
鈴木 大介
Daisuke Suzuki
大介 鈴木
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Abstract

【課題】汎用性の高い複数のバッテリパックを用いたチェーンソーにおいて、操作性のよいチェーンソーを提供することを目的とする。
【解決手段】チェーンソー10は、本体ケーシング11と、本体ケーシング11から突出して設けたガイドバー21と、ガイドバー21の周部に回転可能に取り付けたソーチェーン22と、ソーチェーン22を回転させる電動モータ23と、本体ケーシング11の上部にて前後方向に延出したトップハンドル12と、本体ケーシング11の前部にて左右方向に延出したフロントハンドル14とを備えている。本体ケーシング11には電動モータ23に給電する電源30として複数のバッテリパック31が取り付けられており、チェーンソー10を後側から見たときの重心Gがトップハンドル12のグリップ部12aの上下方向に延びる左右方向の中心線Cwからグリップ部12aの左右方向の長さWの2倍の範囲Rに位置するように、バッテリパック31を本体ケーシング11に配置した。
【選択図】図5

Description

本発明は、充電式のバッテリパックを用いた電動式のチェーンソーに関する。
特許文献1には電動式のチェーンソーが開示されている。このチェーンソーは、本体ケーシングと、本体ケーシングから前方に突出して設けた板状のガイドバーと、ガイドバーの周部に取り付けたソーチェーンと、ソーチェーンをガイドバーに沿って回転させる電動モータとを備えている。また、本体ケーシングの後部には電動モータに給電するバッテリパックが着脱可能に取り付けられている。チェーンソーは、ガイドバーより上側となる本体ケーシングの上部に前後方向に延びるトップハンドルと、本体ケーシングの前部にトップハンドルと直交する左右方向に延びるフロンハンドルとを備えている。トップハンドルの長手方向の中間部には作業者が把持するグリップ部が設けられており、トップハンドルのグリップ部の前部の下部には電動モータを作動させるトリガスイッチが設けられている。
このチェーンソーを使用するときには、作業者は右手でトップハンドルのグリップ部を把持するとともに左手でフロントハンドルを把持し、右手の手指でトリガスイッチを操作して電動モータを作動させると、ソーチェーンが電動モータの作動によってガイドバーの周部を回転し、ソーチェーンが回転するガイドバーを木材に当てることによって木材が切断される。
特開2011−136541号公報
上記のチェーンソーにおいては、電動モータは本体ケーシングの後部に取り付けた1つのバッテリパックにより給電されている。このチェーンソーは、高出力の電動モータを駆動させるために高電圧(例えば36V)の大型のバッテリパックを用いることが多い。この高電圧の大型のバッテリパックは高価であり汎用性が高くないので、所有している電動工具等の他の作業機の電源に適合しないことが多かった。そこで、チェーンソーの電源に電動工具等で用いられる小型で汎用性の高いバッテリパックを複数用いるようにすれば、ユーザは多種のバッテリパックを所持する必要がなくなり、ユーザの使い勝手がよくなる。しかし、複数のバッテリパックを本体ケーシングの適切な位置に取り付けないと、チェーンソーが前後または左右に傾きやすくなり、チェーンソーの操作性が低下するおそれがあった。本発明は、チェーンソーの電源に小型で汎用性の高い複数のバッテリパックを用いたときに、操作性のよいチェーンソーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、本体ケーシングと、本体ケーシングから前方に突出して設けたガイドバーと、ガイドバーの周部に取り付けたソーチェーンと、本体ケーシング内に設けられ、ソーチェーンをガイドバーに沿って回転させる電動モータと、
ガイドバーより上側となる本体ケーシングの上部にて前後方向に延出して設けられ、前後方向の中間部に作業者が把持するグリップ部を有したトップハンドルと、本体ケーシングの前部にて左右方向に延出して設けられたフロントハンドルと、本体ケーシングに着脱可能に取り付けられ、電動モータに給電する電源であり、電動工具の電源として使用可能であるとともに充電可能な2つのバッテリパックとを備えたチェーンソーであって、2つのバッテリパックはいずれも、本体ケーシングの後部、かつ、トップハンドルの後端側で左右方向または上下方向にスライド移動可能に取り付けられ、チェーンソーの後側からみたときの重心がグリップ部の上下方向に延びる左右方向の中心線から左右両側にグリップ部の左右方向の長さの2倍、好ましくはグリップ部の左右方向の長さと同じ長さの範囲にて、中心線から左右方向にオフセットさせるように2つのバッテリパックを配置したことを特徴とするチェーンソーを提供するものである。
上記のように構成したチェーンソーにおいては、2つのバッテリパックはいずれも、本体ケーシングの後部、かつ、トップハンドルの後端側で左右方向または上下方向にスライド移動可能に取り付けられ、チェーンソーの後側からみたときの重心がグリップ部の上下方向に延びる左右方向の中心線から左右両側にグリップ部の左右方向の長さの2倍、好ましくはグリップ部の左右方向の長さと同じ長さの範囲にて、中心線から左右方向にオフセットさせるように2つのバッテリパックを配置したので、チェーンソーのトップハンドルのグリップ部とトップハンドルとを把持したときに、チェーンソーが左右方向に僅かに傾くようになってチェーンソーの操作性が良くなった。
上記のように構成したチェーンソーにおいては、フロントハンドルをトップハンドルの左側に設けたものであり、チェーンソーの後側から見たときの重心を前記の範囲内にてフロントハンドルを設けた左側にオフセットさせるのが好ましい。
本発明のチェーンソーの一実施形態を示す斜視図である。 図1の左側面図である。 図1の平面図である。 バッテリパックを取り外した状態の背面図である。 図1の背面図であり、後側から見たときの重心等を示す図である。 バッテリパックを示す斜視図である。 図6のA−A断面図である。 バッテリパックがバッテリパック収容部に収容された変形例1の一部破断断面図であり、(a)はバッテリパックが収容された状態の一部破断断面図であり、(b)はバッテリパックが付勢部材により差込口から押し出された状態の一部破断断面図である。 変形例2を示す背面図である。 変形例3を示す平面図である。 変形例4を示す(a)左側面図と(b)背面図である。 変形例5を示す(a)左側面図と(b)背面図である。 変形例6を示す(a)左側面図と(b)背面図である。 変形例7を示す左側面図である。 変形例8を示す左側面図である。 バッテリコントローラの位置を示す左側面図である。 残量表示パネルによりバッテリパックの残量を示すようにした図である。
以下、本発明のチェーンソーの一実施形態を図面を参照して説明する。図1〜図3に示したように、チェーンソー10は本体ケーシング11を備えており、本体ケーシング11の前部には細長い板状のガイドバー21が前方に突出して設けられている。ガイドバー21の周部にはループ状のソーチェーン22が回転可能に取り付けられている。ソーチェーン22はガイドバー21と、本体ケーシング11内のガイドバー21の直ぐ後側に回転可能に収容されたスプロケット(図示省略)との両者にわたって帳設されている。ソーチェーン22には複数の刃部が連続して設けられている。
図1に示したように、本体ケーシング11の左部には前後方向の中間部に左方に張り出した電動モータ収容部11aが設けられており、この電動モータ収容部11aにはソーチェーン22をガイドバー21の周部に沿って回転させる電動モータ23が収容されている。電動モータ23の出力軸は上記のスプロケットに接続され、電動モータ23を作動させるとスプロケットを介してソーチェーン22をガイドバー21の周部に沿って回転する。
図1〜3に示したように、本体ケーシング11の上部にはガイドバー21より上側にて前後方向に延出したトップハンドル12が設けられ、本体ケーシング11の前部には左右方向に延出したフロントハンドル14が設けられている。トップハンドル12は長手方向の中間部に作業者が把持するグリップ部12aを有している。グリップ部12aの長手方向と直交する方向の断面形状は略円形となっており、グリップ部12aの左右方向の長さ(幅)は手で把持する大きさに適した30mmとなっている。なお、グリップ部12aの左右方向の長さを25mm〜40mmとしてもよく、この範囲であれば手で把持するのに適している。また、トップハンドル12のグリップ部12aの前部の下部にはトリガスイッチ13が設けられており、トリガスイッチ13を押動操作すると電動モータ23が作動する。フロントハンドル14は基端部がトップハンドル12の前部からトップハンドル12と直交する左方向に延出し、先端部が下方に延びて電動モータ収容部11aに固定されている。フロントハンドル14の前側にはハンドガード15が設けられており、ハンドガード15は前方に傾動することで電動モータ23を作動停止させる機能を有している。また、本体ケーシング11内の前後方向の中間部には潤滑油を貯留したオイルタンク16が設けられており、オイルタンク16はスプロケット及びソーチェーン22に潤滑油を供給するためのものである。
図1〜図3に示したように、本体ケーシング11の後部には電動モータ23に給電する電源30が着脱可能に取り付けられている。この実施形態の電源30は上下方向に並ぶ2つのバッテリパック31よりなる。図4はバッテリパック31を取り外した状態の本体ケーシング11の背面図であり、本体ケーシング11の後部には上下方向に並ぶ2つの取付部24,24が設けられており、各取付部24はバッテリパック31を取り付けるためのものである。取付部24はコネクタ部24aを備えており、コネクタ部24aはバッテリパック31の電気コネクタ34に接続されて電動モータ23とバッテリパック31とを電気的に接続する。コネクタ部24aの上下方向の両側には左右方向(横方向)に延びる上下一対のガイドレール24b,24bが設けられており、これらガイドレール24b,24bはバッテリパック31を左右方向にスライド移動可能に取り付けるためのものである。取付部24には内側に凹んで形成された係止部24cが形成されており、この係止部24cはバッテリパック31に設けたフック36に係止してバッテリパック31がガイドレール24b,24bに沿って摺動移動するのを規制する。
バッテリパック31は電動モータ23の電源として用いられるものであり、図示しない充電器を用いて充電可能である。また、バッテリパック31は電動ドライバ、電動カッタ等の電動工具の電源として使用可能なものであり、この実施形態のバッテリパック31は公称電圧が18Vとなっている。2つのバッテリパック31,31は電動モータ23に対して直列接続されている。
図6及び図7に示したように、バッテリパック31は略直方体形状のケーシング32を備えており、ケーシング32内には円柱形をした10本の電池セル33が収容されている。バッテリパック31はケーシング32の長手方向を取付部24にスライド移動させて取り付ける方向としており、電池セル33はその軸線方向を取付部24にスライド移動させて取り付ける方向と直交する方向にして収容されている。なお、このバッテリパック31はケーシング32の略中心位置が重心G2となっている。
ケーシング32の図6に示した上壁(周壁)は取付部24に対向する壁面であり、この上壁には電気コネクタ34が設けられている。電気コネクタ34は上述したように本体ケーシング11の取付部24のコネクタ部24aに着脱可能に接続される。ケーシング32の図6に示した上壁面には長手方向に延びる一対のレール35,35が一体的に形成されている。これらレール35,35はケーシング32の長手方向と直交する方向にて電気コネクタ34の両側に設けられている。ケーシング32の図6に示した上壁には取付部24に向けて突出するフック36が形成されており、このフック36は取付部24の係止部24cにばね部材37により付勢されている。フック36が取付部24の係止部24cに係止しているときには、バッテリパック31がガイドレール24b,24bに沿って摺動せず、バッテリパック31の電気コネクタ34が取付部24のコネクタ部24aに接続される。フック36を解除ボタン36aによりばね部材37の付勢力に抗して係止部24cから後退させると、バッテリパック31がガイドレール24b,24bに沿って摺動可能となる。この状態で、バッテリパック31をガイドレール24b,24bに沿ってスライド移動させると、バッテリパック31が取付部24から取り外される。このとき、バッテリパック31の電気コネクタ34は取付部24のコネクタ部24aから離脱する。
上記のように構成したチェーンソー10は、右手でトップハンドル12のグリップ部12aを把持し、左手でフロントハンドル14を把持し、右手の人差し指でグリップ部12aの前部のトリガスイッチ13を押動すると、2つのバッテリパック31,31からの給電により電動モータ23が作動する。ソーチェーン22が電動モータ23の作動によりガイドバー21の周部に沿って回転し、ソーチェーン22が回転するガイドバー21を木に当てることにより、木が切断される。
上記のように構成したチェーンソー10においては、電動モータ23に給電する電源30には電動工具に使用可能な、充電可能な2つ(複数)のバッテリパック31,31を用いている。このように、チェーンソー10の電源に電動工具にも使用可能な汎用性の高いバッテリパック31,31を用いたことで、ユーザはチェーンソー10と電動工具とともに多種のバッテリパックを所持する必要がなく、ユーザの使い勝手を向上させることができた。
また、チェーンソー10の重心Gは、主として、重量物である電動モータ23の位置と、他にオイルタンク16及びガイドバー21等の位置と、同様に重量物である2つのバッテリパック31,31の位置により定まる。チェーンソー10の重心Gの位置が適切でないと操作性が低下するおそれがある。このチェーンソー10においては、作業者がトップハンドル12のグリップ部12aを右手で把持したときに、人差し指でトリガスイッチ13を操作するため、主として右手の中指でチェーンソー10の重量が支えられることになる。よって、本発明では、トップハンドル12を把持した右手の中指のある位置、すなわちグリップ部12aのトリガスイッチ13の直ぐ後側の位置Pを基準として、チェーンソー10の前後方向及び左右方向の重量バランスが適切となるように、バッテリパック31,31を本体ケーシング11の適切な位置に配置した。
このチェーンソー10は電動モータ収容部11aを含めた本体ケーシング11の左右方向の長さは220mmで、電動モータ収容部11aを除いた本体ケーシング11の左右方向の長さは140mmとなっている。図5に示したように、このチェーンソー10においては、後側からみたときの重心Gがグリップ部12aの上下方向に延びる左右方向の中心線Cwから左右両側にグリップ部12aの左右方向の長さW(30mm)の2倍の長さの範囲R(R1)に位置するように、2つのバッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部にて少し右側に配置した。この実施形態では、電動モータ23の重心G1がグリップ部12aの中心線Cwより左側に位置している。そのために、2つのバッテリパック31,31の重心G2,G2を電動モータ23の重心G1とは反対側、すなわち中心線Cwより右側となるようにバッテリパック31,31を配置した。これにより、チェーンソー10のトップハンドル12のグリップ部12aを把持したときに、チェーンソー10が左右方向に傾きにくくなり、グリップ部12aを強く把持する必要がなくなり、作業者が疲れにくくなった。なお、後側からみたときの重心Gがグリップ部12aの上下方向に延びる左右方向の中心線Cwから左右両側にグリップ部12aの左右方向の長さ(30mm)の範囲R(R2)にも位置しているので、チェーンソー10が左右方向にさらに傾きにくくなっている。
このチェーンソー10においては、チェーンソー10の後側から見たときの重心Gを、グリップ部12aのトリガスイッチ13の直ぐ後側の位置Pにて、上下方向に延びる左右方向の中心線Cwから上記の範囲R(R1,R2)内にて左右方向で特にフロントハンドル14側の左側にオフセットさせている。このようにしたときには、右手でトップハンドル12を把持し、左手でフロントハンドル14を把持したときに、両手の間にチェーンソー10の重心Gの位置があるようになり、両手で把持したときに疲れにくくなった。なお、チェーンソー10の後側から見たときの重心Gを、グリップ部12aのトリガスイッチ13の直ぐ後側の位置Pにて、上下方向に延びる左右方向の中心線Cwから上記の範囲R(R1,R2)内にて左右方向の右側にオフセットさせてもよい。
このチェーンソー10はバッテリパック31,31を含めた本体ケーシング11の前後方向の長さは300mmで、バッテリパック31,31を除いた本体ケーシング11の左右方向の長さは250mmとなっている。図2に示したように、このチェーンソー10においては、グリップ部12aの前部には電動モータ23を作動させるトリガスイッチ13が設けられ、チェーンソー10の側方から見たときの重心Gがトリガスイッチ13の直ぐ後ろ位置Pを通る鉛直方向の直線Lから前後両側に100mmの長さの前後範囲Rf内に位置するように、2つのバッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部に配置した。これにより、チェーンソー10のトップハンドル12のグリップ部12aを把持したときに、チェーンソー10が前後方向に大きく傾きにくくなるので、グリップ部12aを強く把持する必要がなく、疲れにくくなった。
チェーンソー10により丸太等の木を切断作業をするときには、ガイドバー21の先端側が少し上向きとなる傾斜姿勢にし、ガイドバー21を丸太等の木の作業者側の斜め上側から押しつけるようにしている。本実施形態では、チェーンソー10を側方から見たときの重心Gをトリガスイッチ13の直ぐ後ろ位置Pを通る鉛直方向の直線Lから前後範囲Rf内の後側に位置させている。このようにしたことで、グリップ部12aを把持したときに、チェーンソー10のガイドバー21の前端側が少し上向きとなる傾斜姿勢に傾くようになり、丸太等の木の切断作業をするときの負荷が軽減される。
図2に示したように、このチェーンソー10においては、下側のバッテリパック31を本体ケーシング11後部の下部に取り付け、チェーンソー10を水平な支持面Sに載置した載置状態にて、本体ケーシング11の前側下部と下側のバッテリパック31とが支持面Sに接地するようにした。このとき、チェーンソー10の重心Gが本体ケーシング11の接地部とバッテリパック31の接地部との間に位置するようにしたので、載置状態としたチェーンソー10が前後方向に倒れにくくなった。
このチェーンソー10においては、2つ(複数)のバッテリパック31,31を上下に並列した位置に配置した。これにより、バッテリパック31,31を互いに離間した位置に配置したときと比べ、ユーザによるバッテリパック31,31の着脱作業の作業性が向上した。また、バッテリパック31の体積は540cm3であり、バッテリパック31の体積が200cm3以上であるときには、並列した位置に配置した2つのバッテリパック31,31の互いに隣り合う壁面の間隔を15mm未満とするのが好ましく、この実施形態ではその間隔を5mmとした。このように、バッテリパック31の体積が200cm3以上であるときには、バッテリパック31,31の間隔を狭くすることで、バッテリパック31,31による占有空間を狭くすることができた。
このチェーンソー10においては、2つのバッテリパック31,31を取り付けるために、本体ケーシング11は後部に2つの取付部24,24を備えている。バッテリパック31,31は電池セル33を内蔵したケーシング32の周壁に電気コネクタ34と、電気コネクタ34の両側に配置される一対のレール35,35を備え、取付部24は一対のレール35,35に摺動自在に係合する一対のガイドレール24b,24bを備えるようにした。これにより、バッテリパック31の一対のレール35,35を取付部24のガイドレール24b,24bに沿って摺動させて取り付けることができ、バッテリパック31の取付部24に対する取付作業の作業性がよくなった。
また、バッテリパック31には取付部24に対して進退可能に突出するフック36と、取付部24にはフック36に係止する係止部24cとを備えている。フック36を係止部24cに係止させることで、バッテリパック31の一対のレール35,35が取付部24の一対のガイドレール24b,24bに対して摺動移動するのを規制されて、バッテリパック31が取付部24に取り付けられる。これにより、バッテリパック31の取付部24に対する取付作業の作業性がよくなった。
次に、このチェーンソー10において、2つのバッテリパックを用いた他の変形例について説明する。以下の説明においては、主として上述した実施形態のチェーンソー10と異なることについて説明し、別段の記載がない限り上述した作用効果の記載を省略している。
(変形例1)
図8に示した変形例1では、本体ケーシング11には取付部24にバッテリパック31,31の周囲を覆うバッテリパック収容部25を設けた。バッテリパック収容部25はバッテリパック31,31に汚れが付着するのを防ぐためのものである。バッテリパック収容部25の一側面にはバッテリパック31の差込口25aが形成されており、差込口25aからバッテリパック31を挿入可能となっている。バッテリパック31を差込口25aから取付部24のガイドレール24b,24bに沿って奥まで摺動させると、フック36が取付部24の係止部24cに係止され、バッテリパック31が取付部24に取り付けられる。
また、取付部24にはバッテリパック収容部25内にてバッテリパック31を差込口25aから取り出す方向に付勢するばね部材(付勢部材)26が設けられている。バッテリパック収容部25内にて取付部24に取り付けたバッテリパック31を取り出すときには、解除ボタン36aを押動することでフック36を係止部24cの係止から解除すると、図8(b)に示したように、バッテリパック31がばね部材26により差込口25aから取り出し方向に移動する。これにより、バッテリパック31の一部を掴んでバッテリパック収容部25から取り出しやすくなった。なお、バッテリパック収容部25は2つのバッテリパック31,31の両方を収容しているが、本発明はこれに限られるものでなく、バッテリパック収容部25に1つのバッテリパック31を収容し、バッテリパック31の数に対応した複数のバッテリパック収容部25を設けるようにしてもよい。
(変形例2)
図9に示したように、このチェーンソー10は、バッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部に左右方向に並べて配置したものである。本体ケーシング11の後部には左右方向に並ぶ2つの取付部24,24が設けられている。取付部24のコネクタ部24aの左右方向の両側には上下方向に延びる左右一対のガイドレール24b,24bが設けられている。バッテリパック31はこれらガイドレール24b,24bに沿って下方向にスライド移動させて取り付けられる。
このように構成したチェーンソー10においては、チェーンソー10の重心Gが上述した範囲R内にある状態で、2つのバッテリパック31,31の各々の重心G2,G2を範囲R内に位置させるとともに、バッテリパック31,31の各々の重心G2,G2を上下方向に延びる左右方向の中心線Cwの左右両側に分かれるように配置した。このようにしたときにも、チェーンソー10が左右方向にバランスがよくなった。この作用効果以外は、上述した作用効果と同様である。なお、この変形例2においても、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25及びばね部材26を設けてもよい。
(変形例3)
図10に示したように、このチェーンソー10は、変形例2にて示したバッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部に左右方向に並べて配置したものにおいて、バッテリパック31,31が後側に向かうにつれて、互いに対向する壁面の間隔が広がるように配置したものである。すなわち、上方から見たときのバッテリパック31,31はハの字形に広がるように取り付けられている。
このようにしたときには、バッテリパック31,31の互いに隣り合う壁面の間隔を15mm(少なくとも前後方向の中間部から後部まで)以上とでき、各々のバッテリパック31,31を掴みやすくでき、バッテリパック31,31の着脱作業の作業性を向上させることができた。この作用効果以外についても、上述した変形例2と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例3において、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25及びばね部材26を追加で設けてもよい。
(変形例4)
図11に示したように、このチェーンソー10は、1つのバッテリパック31を本体ケーシング11の後部に取り付け、もう1つのバッテリパック31を本体ケーシング11の下部に取り付けたものである。本体ケーシング11の後部のバッテリパック31は下方向にスライド移動させて取り付けられ、本体ケーシング11の下部のバッテリパック31は前方向にスライド移動させて取り付けられる。2つのバッテリパック31,31の重心G2,G2は、グリップ部12aの中心線Cwから少し右側にずらした位置に配置されている。なお、本体ケーシング11の後部に取り付けたバッテリパック31を左右方向にスライド移動可能に取り付けたものであってよい。また、同様に、本体ケーシング11の下部に取り付けたバッテリパック31を前後方向に代えて左右方向にスライド移動可能に取り付けたものであってよい。
このように構成したチェーンソー10においても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例4においても、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25及びばね部材26を設けてもよい。
(変形例5)
図12に示したように、このチェーンソー10は、バッテリパック31,31を本体ケーシング11の底部(下部)に前後方向に並べて配置したものである。本体ケーシング11の底部には前後方向に並ぶ2つの取付部24,24が設けられている。取付部24のコネクタ部24aの前後方向の両側には左右方向に延びる前後一対のガイドレール24b,24bが設けられている。バッテリパック31はこれらガイドレール24b,24bに沿って右方向にスライド移動させて取り付けられる。2つのバッテリパック31,31の重心G2,G2は、グリップ部12aの中心線Cwから少し右側にずらした位置に配置されている。
また、チェーンソー10の重心Gが上下方向から見たときのバッテリパック31,31の範囲内の上側に位置するように、バッテリパック31,31を配置している。これにより、底部のバッテリパック31,31が支持面Sに接地するようにチェーンソー10を支持面Sに載置したときに、チェーンソー10が倒れにくくなった。
また、本体ケーシング11には、変形例1で示したように、取付部24を設けた位置にバッテリパック31の周囲を覆うバッテリパック収容部25を設けた。このバッテリパック収容部25は、上述したように、バッテリパック31の汚れが付着するのを防ぐとともに、チェーンソー10を支持面Sに載置したときに、バッテリパック31の接地面を覆う保護部材としても機能する。バッテリパック収容部25をバッテリパック31の接地面を覆う保護部材としたことで、チェーンソー10を支持面Sに載置したときに、バッテリパック31が支持面Sに当たらないようになり、バッテリパック31が支持面Sに当たって破損するのを防ぐことができた。なお、バッテリパック収容部25を保護部材としたときには、金属製の厚肉の板材を用いると強度が高くなって好ましい。なお、変形例8においても、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25内にばね部材26を設けてもよい。このように構成したチェーンソー10においても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(変形例6)
図13に示したように、このチェーンソー10は、バッテリパック31,31を本体ケーシング11の底部(下部)に左右方向に並べて配置したものである。本体ケーシング11の底部には左右方向に並ぶ2つの取付部24,24が設けられている。取付部24のコネクタ部24aの左右方向の両側には前後方向に延びる左右一対のガイドレール24b,24bが設けられている。バッテリパック31はこれらガイドレール24b,24bに沿って前方向にスライド移動させて取り付けられる。このように構成したチェーンソー10においては、2つのバッテリパック31,31の各々の重心G2,G2を範囲R内に位置させるとともに、バッテリパック31,31の各々の重心G2,G2を上下方向に延びる左右方向の中心線Cwの左右両側に分かれるように配置した。また、チェーンソー10の重心Gが上下方向から見たときのバッテリパック31,31の範囲内の上側に位置するように、バッテリパック31,31を配置している。これにより、底部のバッテリパック31,31が支持面Sに接地するようにチェーンソー10を支持面Sに載置したときに、チェーンソー10が倒れにくくなった。
このように構成したチェーンソー10においても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例6においても、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25及びばね部材26を設けてもよく、変形例1で説明した作用効果に、さらに変形例5で説明した保護部材としての作用効果を得ることができる。
(変形例7)
図14に示したように、このチェーンソー10は、バッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部の下部に左右方向に並べて配置したものである。本体ケーシング11の後部の下部には左右方向に並ぶ2つの取付部24,24が設けられている。取付部24のコネクタ部24aの左右方向の両側には前後方向に延びる左右一対のガイドレール24b,24bが設けられている。バッテリパック31はこれらガイドレール24b,24bに沿って前側の斜め下方向にスライド移動させて取り付けられる。
このように構成したチェーンソー10においても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例7においても、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25及びばね部材26を設けてもよい。
(変形例8)
図15に示したように、このチェーンソー10は、バッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部に上下方向に並べて配置したものであり、各バッテリパック31,31は後側に進むにつれて上方に傾斜するようにして取り付けられている。本体ケーシング11の後部には上下方向に並ぶ2つの取付部24,24が設けられている。取付部24のコネクタ部24aの左右方向の両側には前後方向に延びる左右一対のガイドレール24b,24bが設けられている。バッテリパック31はこれらガイドレール24b,24bに沿って前側の斜め下方向にスライド移動させて取り付けられる。
このように構成したチェーンソー10においても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例8においても、変形例1に示したようにバッテリパック収容部25及びばね部材26を設けてもよい。
上記のように構成したチェーンソー10においては、2つのバッテリパック31を電動モータ23に対して直列接続したものについて説明したが、本発明はこれに限られるものでない。2つ(複数)のバッテリパック31を電動モータ23に対して直列接続したときには、電動モータ23を高出力で使用することができ、これに対し、2つ(複数)のバッテリパック31を電動モータ23に対して並列接続したときには、電動モータ23を長時間使用することが可能となる。なお、この直列接続及び並列接続を制御回路により選択可能としてもよい。
上記のように構成したチェーンソー10においては、公称電圧が18Vのバッテリパック31を用いて説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、これよりも大型(高電圧)または小型(低電圧)のバッテリパックを用いたものであってもよい。また、上記の実施形態では、同一体積、同一重量のバッテリパック31を2つ用いたものについて説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、異なる体積、異なる重量のバッテリパックを適宜組み合わせたものであってもよい。
上記のチェーンソー10の実施形態においては、バッテリパック31の種々の配置形態を示したが、バッテリパック31の配置形態は上記に限られるものではない。例えば、上記で示したバッテリパック31の配置箇所を適宜組み合わせ、各々の配置箇所にバッテリパック31を1つずつ配置していてもよい。また、本体ケーシング11の左側壁にてハンドガード15の下側に1つのバッテリパック31と、本体ケーシング11の右側壁にもう1つのバッテリパック31とを、本体ケーシング11の左右の両側壁に分けて配置してもよい。
また、複数のバッテリパック31を直列接続したときには、各バッテリパック31の電圧を制御するバッテリコントローラを備えるのが好ましい。バッテリコントローラを電動モータ23の作動を制御するモータコントローラとともに一体とし、同一のマイコンにより電動モータ23の作動を制御するとともにバッテリパック31の電圧を制御してもよく、また、バッテリコントローラを電動モータ23の作動を制御するモータコントローラと別体にし、各々のマイコンにより電動モータ23の作動の制御と、バッテリパック31の電圧の制御とをしてもよい。なお、バッテリコントローラをモータコントローラと一体とした方が、部品点数の削減、占有空間の減少及び必要な配線の削減等の点で好ましい。
また、図16に示したように、バッテリコントローラ(モータコントローラと一体または別体のときの両方)はバッテリパック31を取り付けた位置の近傍Aの位置に設けるのが好ましく、このようにしたときには、バッテリパック31に対する配線を短くできる。また、バッテリコントローラ(モータコントローラと一体または別体のときの両方)を本体ケーシング11の排気口11bの近傍Bの位置に設けたときには、本体ケーシング11から排出される空気によりバッテリコントローラが冷却されるようになる。バッテリコントローラを冷却するときには、排気口11bの近傍Bの位置に限られるものでなく、電動モータ23に設けた冷却ファンによって生じる空気の通路、すなわち、本体ケーシング11内に流入して冷却ファンに至る経路及び冷却ファンから本体ケーシング11の外部に排出される経路にバッテリコントローラを設けるようにしてもよく、このようにしたときには、バッテリコントローラを通過する空気により冷却することができる。
また、上記のように構成したチェーンソー10においては、2つ(複数)のバッテリパック31,31を直列接続したときには、2つのうちの1つのバッテリパック31が故障または放電したことに起因して電動モータ23を作動させることができないおそれがある。そのため、各バッテリパック31の残量を報知する報知手段(表示手段)を設けるのが好ましい。報知手段は例えば残量表示パネル40であり、残量表示パネル40は複数のバーの表示する数に応じてバッテリの残量を表示する。残量表示パネル40はユーザがバッテリパック31を取付け時、または、チェーンソー10の使用時に視認できる位置に設けるのが好ましい。
図17(a)のようにバッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部に上下方向に並べて取り付けたときには、本体ケーシング11の左側壁の後部に各々のバッテリパック31,31の残量表示パネル40,40を上下方向に並べて配置するのが好ましい。この位置であれば、ユーザがバッテリパック31を取付けるときに視認できる位置となる。
また、図17(b)のようにバッテリパック31,31を本体ケーシング11の後部に左右方向に並べて取り付けたときには、本体ケーシング11の上壁後部に残量表示パネル40,40を左右方向に並べて配置するか、または、本体ケーシング11の電動モータ収容部11aの上部に残量表示パネル40A,40Aを左右方向に並べて配置するのが好ましい。このようにしたときには、ユーザがバッテリパック31を取付けるときに視認できる位置となるだけでなく、チェーンソー10を使用しているときにも視認できる位置となる。
また、図17(c)のようにバッテリパック31,31を本体ケーシング11の底部に前後方向に並べて取り付けたときには、本体ケーシング11の電動モータ収容部11aの上部に残量表示パネル40,40を前後方向に並べて配置するのが好ましい。このようにしたときにも、ユーザがバッテリパック31を取付けるときに視認できる位置となるだけでなく、チェーンソー10を使用しているときにも視認できる位置となる。また、残量表示パネル40,40をバッテリパック31,31が並ぶ方向と同じ方向に並べて配置したことで、ユーザは各々のバッテリパック31,31の残量を残量表示パネル40,40により直感的に視認できる。また、報知手段として残量表示パネル40の複数のバーによりバッテリの残量を表示するようにしたが、これに限られるものでなく、ランプの色または点滅速度、報知音により報知させてもよい。
10…チェーンソー、11…本体ケーシング、21…ガイドバー、22…ソーチェーン、23…電動モータ、24…取付部、24a…コネクタ部、24b…ガイドレール、24c…係止部、25…バッテリパック収容部(保護部材)、25a…差込口、26…付勢部材(ばね部材)、30…電源、31…バッテリパック、32…ケーシング、33…電池セル、34…電気コネクタ、35…レール、36…フック、G…チェーンソーの重心、G1…電動モータの重心、G2…バッテリパックの重心、Cw…中心線(グリップ部を後側から見たときの上下方向に延びる左右方向の中心線)、R(R1〜R2)…範囲(グリップ部の中心線Cwから左右両側にグリップ部の左右方向の長さの2倍または左右方向と同じ長さの範囲),Rf…範囲(グリップ部のトリガスイッチの直ぐ後側の位置Pにて、鉛直方向に延び直線Lから前後両側の範囲)、S…支持面。

Claims (2)

  1. 本体ケーシングと、
    前記本体ケーシングから前方に突出して設けたガイドバーと、
    前記ガイドバーの周部に取り付けたソーチェーンと、
    前記本体ケーシング内に設けられ、前記ソーチェーンを前記ガイドバーに沿って回転させる電動モータと、
    前記ガイドバーより上側となる前記本体ケーシングの上部にて前後方向に延出して設けられ、前後方向の中間部に作業者が把持するグリップ部を有したトップハンドルと、
    前記本体ケーシングの前部にて左右方向に延出して設けられたフロントハンドルと、
    前記本体ケーシングに着脱可能に取り付けられ、前記電動モータに給電する電源であり、電動工具の電源として使用可能であるとともに充電可能な2つのバッテリパックとを備えたチェーンソーであって、
    前記2つのバッテリパックはいずれも、前記本体ケーシングの後部、かつ、前記トップハンドルの後端側で左右方向または上下方向にスライド移動可能に取り付けられ、
    前記チェーンソーの後側からみたときの重心が前記グリップ部の上下方向に延びる左右方向の中心線から左右両側に前記グリップ部の左右方向の長さの2倍、好ましくは前記グリップ部の左右方向の長さと同じ長さの範囲にて、前記中心線から左右方向にオフセットさせるように前記2つのバッテリパックを配置したことを特徴とするチェーンソー。
  2. 請求項1に記載のチェーンソーにおいて、
    前記フロントハンドルを前記トップハンドルの左側に設けたものであり、
    前記チェーンソーの後側から見たときの重心を前記範囲内にて前記フロントハンドルを設けた左側にオフセットさせたことを特徴とするチェーンソー。
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