JP7381045B2 - 生活習慣表現装置、生活習慣表現方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

生活習慣表現装置、生活習慣表現方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、生活習慣表現装置、生活習慣表現方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
不眠に効果的な治療方法として、CBT-I(不眠のための認知行動療法)が知られている。CBT-Iは、睡眠に関連する認知や行動のクセを見直すことで、睡眠のコントロールを可能にしていくことを目標とする心理療法である。このように、睡眠に関連する行動を知ることは、快適な睡眠を得るだけでなく、不眠を治療していく上でも有用である。
このような背景から、睡眠習慣を記録するアプリケーションが提供されている(特許文献1)。このアプリケーションによれば、自己の睡眠習慣を管理し、改善していくことができる。
国際公開第2019/035166号
そこで、本発明は、睡眠習慣の管理および改善に、より有効に利用できるシステムの提供を目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の生活習慣表現装置は、
基準情報設定部、実行情報取得部、差分情報算出部、楽曲変形部、および、出力部を含み、
前記基準情報設定部は、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定し、
前記実行情報取得部は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得し、
前記差分情報算出部は、前記基準情報と前記実行情報とから、差分情報を算出し、
前記楽曲変形部は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形し、
前記出力部は、前記変形された楽曲を出力する。
本発明の生活習慣表現方法は、
基準情報設定工程、実行情報取得工程、差分情報算出工程、楽曲変形工程、および、出力工程を含み、
前記基準情報設定工程は、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定し、
前記実行情報取得工程は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得し、
前記差分情報算出工程は、前記基準情報と前記実行情報とから、差分情報を算出し、
前記楽曲変形工程は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形し、
前記出力工程は、前記変形された楽曲を出力する。
本発明によれば、睡眠習慣の管理および改善に、より有効に利用できるシステムを提供することができる。
図1は、実施形態1の生活習慣表現装置の一例の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1の生活習慣表現装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態1における、ユーザー端末に出力された画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態1の生活習慣表現装置における処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、以下の実施形態には限定されない。なお、以下の各図において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用できる。さらに、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
本発明において、前記生活習慣は、特に制限されず、例えば、睡眠習慣、勤務習慣(残業、早退等)、勉強習慣(勉強時間、勉強開始時間等)、運動習慣、および食習慣等があげられる。なお、前記生活習慣は、例えば、毎日の習慣でもよいし、これ以外の任意の期間における習慣でもよい。
[実施形態1]
本実施形態において、前記生活習慣が、睡眠習慣であり、且つ、毎日の習慣を管理する場合を例にあげて、説明する。ただし、本発明は、これらには制限されない。図1は、本実施形態の生活習慣表現装置1の一例の構成を示すブロック図である。生活習慣表現装置10は、基準情報設定部11、実行情報取得部12、差分情報算出部13、楽曲変形部14、および、出力部15を含む。生活習慣表現装置10は、例えば、生活習慣表現システムともいう。
生活習慣表現装置10は、例えば、前記各部を含む1つの生活習慣表現装置でもよいし、前記各部が、通信回線網を介して接続可能な生活習慣表現装置であってもよい。生活習慣表現装置10は、例えば、本発明のプログラムがインストールされた端末でもよい。前記端末は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピューター(PC)等があげられる。生活習慣表現装置10は、例えば、端末とサーバーとを含み、前記端末とサーバーとが、通信回線網を介して接続可能でもよい。前記通信回線網は、例えば、インターネット回線、電話回線、LAN(Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)等があげられる。
図2に、生活習慣表現装置10のハードウエア構成のブロック図を例示する。生活習慣表現装置10は、例えば、CPU(中央処理装置)101、メモリ102、バス103、通信デバイス104、記憶装置105、音声出力部107等を有する。生活習慣表現装置10の各部は、例えば、それぞれのインターフェイス(I/F)により、バス103を介して、接続されている。
CPU101は、生活習慣表現装置10の全体の制御を担う。生活習慣表現装置10において、CPU101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、CPU101が、基準情報設定部11、実行情報取得部12、差分情報算出部13、楽曲変形部14、および、出力部15として機能する。
バス103は、例えば、外部機器とも接続できる。前記外部機器は、例えば、端末、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンター、外部スピーカー等が挙げられる。生活習慣表現装置10は、例えば、バス103に接続された通信デバイス104により、通信回線網に接続でき、前記通信回線網を介して、前記外部機器と接続することもできる。
メモリ102は、例えば、メインメモリを含み、前記メインメモリは、主記憶装置ともいう。CPU101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置105に記憶されている本発明のプログラム等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込み、CPU101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。メモリ102は、例えば、さらに、ROM(読み出し専用メモリ)を含む。
記憶装置105は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置105には、本発明のプログラムを含む動作プログラム106が格納されている。記憶装置105は、例えば、記憶媒体と、前記記憶媒体に読み書きするドライブとを含む。前記記憶媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等が挙げられ、前記ドライブは、特に制限されない。記憶装置105は、例えば、記憶媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)であってもよい。記憶装置105には、例えば、前述のように、動作プログラム106が格納される。また、記憶装置105は、例えば、後述する、楽曲、基準情報、実行情報、および差分情報等が格納されてもよい。
音声出力部107は、例えば、スピーカーであり、後述する、変形された楽曲の音声情報を出力することができる。
生活習慣表現装置10は、例えば、さらに、入力装置、およびディスプレイ等の出力装置を有していてもよい。前記入力装置は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等である。前記ディスプレイは、例えば、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等が挙げられる。
生活習慣表現装置10において、メモリ102および記憶装置105は、ユーザーからのアクセス情報およびログ情報、並びに、外部データベース(図示せず)から取得した情報を記憶することも可能である。
基準情報設定部11は、睡眠習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定する。前記基準情報の設定は、例えば、ユーザーの入力による設定でもよいし、既定値でもよい。前記睡眠習慣の指標となる項目は、特に制限されず、例えば、睡眠の記録、および睡眠に関する補足情報等があげられ、具体的には、例えば、睡眠時間(実際に寝た時間)、入床時刻(布団に入った時刻)、入眠時刻(眠りに落ちた時刻)、覚醒時刻(目が覚めた時刻)、離床時刻(布団から出た時刻)、中途覚醒時間、睡眠効率(就床時間に対する睡眠時間の割合)、就寝前の行動、摂取した飲食物(酒、コーヒー、タバコ等)、昼寝の有無とその時間、ユーザーのコメント、および日中の元気度等があげられる。前記基準情報は、例えば、前記各項目の、目標値とすることができる。
前記基準情報は、例えば、生活習慣表現装置10による睡眠習慣の管理対象となる期間(以下、管理期間ともいう。)に対して、設定することができる。前記管理期間は、例えば、ユーザーが任意に設定することができ、例えば、1日、2~10日間、1週間、1か月等とすることができる。前記基準情報は、例えば、前記管理期間において、毎日同じでもよいし、異なってもよい。
実行情報取得部12は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得する。前記実行情報の取得は、例えば、ユーザーの入力に基づき取得することができる。実行情報取得部12は、例えば、取得したデータに基づき、前記実行情報を算出してもよい。図3は、ユーザーの端末における表示画面の一例を示す。図3(A)において、ユーザーの前記端末への入力に基づき、7月6日~7月7日の前記実行情報として、睡眠時間、睡眠効率、布団に入った時刻、眠りについた時刻、目覚めた時刻、布団から出た時刻、中途覚醒時間、昼寝時間、寝る前に摂取した飲食物、および日中の元気度(図中、キャラクターの表情により5段階にスコア化して表示される)が表示されている。また、図3(B)において、2月16日~2月22日の前記実行情報として、睡眠時間、および日中の元気度が表示されている。
差分情報算出部13は、前記基準情報と前記実行情報とから、差分情報を算出する。前記差分情報は、特に制限されず、前記基準情報と前記実行情報とにおける、前記項目毎の変化の割合、前記項目毎の変化量、および変化した項目があげられる。前記項目毎の変化量は、例えば、前記変化量が、所定の閾値を超えるか否かでもよい。前記変化した項目は、例えば、変化した項目の数でもよい。前記管理期間が複数日間の場合、差分情報算出部13は、例えば、後述するように、対応する複数の前記差分情報を算出してもよいし、平均値等を算出してもよい。
楽曲変形部14は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形する。前記楽曲は、特に制限されず、既定のものでもよいし、ユーザーが設定したものでもよい。前記変形は、特に制限されず、例えば、音程の設定、テンポの設定、音色の設定、および演奏パートの設定(楽器、コーラス、メインボーカル等)等の変更があげられる。前記差分情報に基づき、楽曲を変形することにより、例えば、前記実行情報が前記基準情報に近いほど、元の曲により近い楽曲を出力することができる。このため、例えば、ユーザーが、前記楽曲の変化を、例えば、歪みとして感じることにより、自分の悪い睡眠習慣を意識することができる。なお、前記管理期間において、前記実行情報のデータが取得されなかった場合、例えば、楽曲変形部14は、前記変形を行ってもよいし、行わなくてもよい。前者の場合、例えば、主旋律のみ等にすることができる。
差分情報算出部13による前記差分情報の算出、および楽曲変形部14による前記変形は、例えば、以下の各例に示すようにして行うことができる。ただし、本発明は、以下の各例には制限されない。
第1の例として、例えば、目標である前記基準情報に対し、前記実行情報において、睡眠時間が短い場合、前記楽曲のテンポを速くすることができる。すなわち、例えば、前記基準情報の睡眠時間が、7時間であり、前記実行情報における睡眠時間が、6時間である場合、前記差分情報として、これらの変化の割合を算出すると、7/6=1.17(すなわち、17%の差異)となる。つぎに、前記変形として、前記変化の割合を、前記楽曲のBPM(Beat per minuites)に乗じることができる。これにより、前記テンポを17%増加させて速くした前記楽曲を生成することができる。一方、例えば、睡眠時間が長い場合、前記テンポを遅くすることができる。
第2の例として、例えば、目標である前記基準情報に対し、前記実行情報において、入床時刻が遅い場合、音程を下げることができる。すなわち、例えば、前記基準情報の入床時刻が、23:00である場合、前記実行情報における入床時刻について、23:00から15分単位でどれだけ遅れたかを算出し、これを前記差分情報とすることができる。つぎに、前記変形として、前記実行情報の入床時刻が23:00から15分単位で遅れる毎に、前記楽曲の音程を、半音ずつ下げる(低くする)ことができる。すなわち、例えば、前記実行情報の入床時刻が23:30であれば、1音分下げた前記楽曲が生成される。一方、前記実行情報の入床時刻が23:00から15分単位で早まる毎に、前記楽曲の音程を、半音ずつ上げる(高くする)ことができる。なお、離床時刻についても、例えば、同様にして、前記算出および前記変形を行うことができる。また、この場合、例えば、後述するように、前記楽曲を二分割し、前記楽曲の前半は前記入床時刻、前記楽曲の後半は前記離床時刻に基づいて、それぞれ、前記変形を行うことができる。
第3の例として、例えば、目標である前記基準情報に対し、前記実行情報において、飲酒、喫煙等の、好ましくない項目について変化がある場合(前記基準情報では「なし」であるのに対し、前記実行情報では「あり」である、および前記基準情報における数量の範囲に対し、前記実行情報における数量が前記範囲を外れている等)、前記演奏パートの楽器数を減らすことができる。例えば、2項目の前記好ましくない項目において前記変化があると算出された場合、2つの楽器が演奏されなくなるようにすることができる。前記演奏されなくなる前記演奏パートは、例えば、主旋律以外の前記演奏パートとすることができる。
楽曲変形部14は、前記変形において、分割された前記楽曲を、複数の前記差分情報に基づき、それぞれ変形してもよい。前記分割は、特に制限されず、例えば、時間分割、および演奏パートの分割があげられる。前記複数の前記差分情報は、例えば、1人の前記ユーザーの、異なる日付における前記差分情報でもよいし、複数の前記ユーザー(グループ等)の前記差分情報でもよい。
前記時間分割の場合、例えば、前記時間分割する単位は、特に制限されず、時間毎、小節毎、前記楽曲の構成要素毎等があげられる。そして、例えば、前記管理期間が一週間であれば、前記楽曲を7つに前記時間分割し、前記ユーザーの一週間の前記管理期間における前記差分情報に基づき、曲を完成させることができる。また、例えば、前記グループが7人の場合、各曜日をグループ構成員が担当することができる。
前記演奏パートの分割の場合、前記演奏パートは、例えば、各楽器、ボーカル、コーラス等があげられる。そして、例えば、前記複数の前記ユーザーが、前記楽曲の各演奏パートをそれぞれ担当することができる。
出力部15は、前記変形された楽曲を出力する。出力部15は、例えば、前記変形された楽曲を、音声情報として出力する。そして、前記音声情報が、例えば、音声出力部107や外部スピーカー等から音声出力される。ただし、これには制限されず、出力部15は、例えば、前記変形された楽曲を、ファイルに出力してもよい。出力部15は、例えば、前記変形された楽曲を、楽譜の情報として出力してもよい。
出力部15は、例えば、前記管理期間の終了後、前記出力を行うことができる。これにより、前記管理期間における前記実行情報が反映された前記変形後の前記楽曲を出力することができる。ただし、これには制限されず、前記管理期間の途中においても、前記出力を行ってもよい。
次に、本実施形態の生活習慣表現方法について、図4を用いて説明する。図4は、前記生活習慣表現方法の一例を示すフローチャートである。本実施形態の生活習慣表現方法は、例えば、図1の生活習慣表現装置10を用いて、次のように実施できる。なお、本実施形態の生活習慣表現方法は、図1の生活習慣表現装置10の使用には限定されない。
まず、基準情報設定部11により、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定する(A1)。
つぎに、実行情報取得部12により、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得する(A2)。
つぎに、差分情報算出部13により、前記基準情報と前記実行情報とから、差分情報を算出する(A3)。
つぎに、楽曲変形部14により、前記差分情報に基づき、楽曲を変形する(A4)。
つぎに、出力部15により、前記変形された楽曲を出力し(A5)、終了する(END)。
なお、前記工程(A3)および前記工程(A4)は、例えば、前記工程(A2)において、前記実行情報を取得する毎に、繰り返し行ってもよいし、前記管理期間の経過後等に、まとめて行ってもよい。前者の場合、例えば、前記工程(A2)において、前記実行情報を取得する毎に、前記工程(A4)において、分割された前記楽曲の変形を行い、前記工程(A5)において、前記分割された前記変形後の前記楽曲を、結合して出力してもよい。
このように、本実施形態によれば、睡眠習慣を前記楽曲の変形により表現することで、睡眠習慣の管理および改善に、より有効に利用できるシステムを提供することができる。また、本実施形態の生活習慣表現装置10によれば、例えば、睡眠習慣の記録に基づいたゲームとして楽しむこともできる。
[実施形態2]
本実施形態のプログラムは、前記各実施形態の生活習慣表現方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等が挙げられる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
本発明によれば、睡眠習慣の管理および改善に、より有効に利用できるシステムを提供することができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載しうるが、以下には限定されない。
(付記1)
基準情報設定部、実行情報取得部、差分情報算出部、楽曲変形部、および、出力部を含み、
前記基準情報設定部は、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定し、
前記実行情報取得部は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得し、
前記差分情報算出部は、前記基準情報と前記実行情報とから、差分情報を算出し、
前記楽曲変形部は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形し、
前記出力部は、前記変形された楽曲を出力する
生活習慣表現装置。
(付記2)
前記差分情報が、変化の割合、変化量、および変化した項目からなる群から選択される少なくとも1つである、付記1記載の生活習慣表現装置。
(付記3)
前記楽曲の変形が、音程の設定、テンポの設定、音色の設定、および演奏パートの設定からなる群から選択される少なくとも1つの変更である、付記1または2記載の生活習慣表現装置。
(付記4)
前記楽曲変形部は、分割された前記楽曲を、複数の前記ユーザーにおける前記差分情報に基づき、それぞれ変形する、付記1から3のいずれかに記載の生活習慣表現装置。
(付記5)
前記楽曲変形部は、分割された前記楽曲を、異なる日付における前記ユーザーの前記実行情報に基づき、それぞれ変形する、付記1から4のいずれかに記載の生活習慣表現装置。
(付記6)
前記生活習慣が、睡眠習慣である、付記1から5のいずれかに記載の生活習慣表現装置。
(付記7)
基準情報設定工程、実行情報取得工程、差分情報算出工程、楽曲変形工程、および、出力工程を含み、
前記基準情報設定工程は、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定し、
前記実行情報取得工程は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得し、
前記差分情報算出工程は、前記基準情報と前記実行情報とから、差分情報を算出し、
前記楽曲変形工程は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形し、
前記出力工程は、前記変形された楽曲を出力する
生活習慣表現方法。
(付記8)
前記差分情報が、変化の割合、変化量、および変化した項目の数からなる群から選択される少なくとも1つである、付記7記載の生活習慣表現方法。
(付記9)
前記楽曲の変形が、音程の設定、テンポの設定、音色の設定、および演奏パートの設定からなる群から選択される少なくとも1つである、付記7または8記載の生活習慣表現方法。
(付記10)
前記楽曲変形工程は、分割された前記楽曲を、複数の前記ユーザーにおける前記差分情報に基づき、それぞれ変形する、付記7から9のいずれかに記載の生活習慣表現方法。
(付記11)
前記楽曲変形工程は、分割された前記楽曲を、異なる日付における前記ユーザーの前記実行情報に基づき、それぞれ変形する、付記7から10のいずれかに記載の生活習慣表現方法。
(付記12)
前記生活習慣が、睡眠習慣である、付記7から11のいずれかに記載の生活習慣表現方法。
(付記13)
付記7から12のいずれかに記載の方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。
(付記14)
付記13記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
10 生活習慣表現装置
11 基準情報設定部
12 実行情報取得部
13 差分情報算出部
14 楽曲変形部
15 出力部

Claims (10)

  1. 基準情報設定部、実行情報取得部、差分情報算出部、楽曲変形部、および、出力部を含み、
    前記基準情報設定部は、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定し、
    前記実行情報取得部は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得し、
    前記差分情報算出部は、前記基準情報と前記実行情報とから、前記項目毎に、差分情報を算出し、
    前記楽曲変形部は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形し、
    前記変形は、音程の設定の変形、テンポの設定の変形、音色の設定の変形、および演奏パートの設定の変形からなる群から選択された少なくとも一つを含み、
    前記出力部は、前記変形された楽曲を出力する
    生活習慣表現装置。
  2. 前記基準情報及び前記実行情報は、前記生活習慣の記録及び生活習慣に関する補足情報の少なくとも一方を含み、
    前記差分情報算出部は、前記生活習慣の記録及び前記生活習慣に関する補足情報の少なくとも一方について、前記基準情報および前記実行情報を比較し、前記生活習慣の記録及び前記生活習慣に関する補足情報の少なくとも一方について、前記差分情報として、変化の割合、変化量、および変化した項目からなる群から選択される少なくとも1つを算出する、請求項1記載の生活習慣表現装置。
  3. 前記楽曲の変形が、音程の設定、テンポの設定、音色の設定、および演奏パートの設定からなる群から選択される少なくとも1つの変更であり、
    前記楽曲変形部は、前記差分情報に基づき、前記差分情報と予め対応付けられた楽曲の変形を前記楽曲に適用して前記楽曲を変形する、請求項1または2記載の生活習慣表現装置。
  4. 前記楽曲変形部は、分割された前記楽曲を、複数の前記ユーザーにおける前記差分情報に基づき、それぞれ変形する、請求項1から3のいずれか一項に記載の生活習慣表現装置。
  5. 前記楽曲変形部は、分割された前記楽曲を、異なる日付における前記ユーザーの前記差分情報に基づき、それぞれ変形する、請求項1から4のいずれか一項に記載の生活習慣表現装置。
  6. 前記生活習慣が、睡眠習慣である、請求項1から5のいずれか一項に記載の生活習慣表現装置。
  7. 基準情報設定工程、実行情報取得工程、差分情報算出工程、楽曲変形工程、および、出力工程を含み、
    前記基準情報設定工程は、生活習慣の指標となる項目毎に、基準情報を設定し、
    前記実行情報取得工程は、前記項目毎に、ユーザーが実行した実行情報を取得し、
    前記差分情報算出工程は、前記基準情報と前記実行情報とから、前記項目毎に、差分情報を算出し、
    前記楽曲変形工程は、前記差分情報に基づき、楽曲を変形し、
    前記変形は、音程の設定の変形、テンポの設定の変形、音色の設定の変形、および演奏パートの設定の変形からなる群から選択された少なくとも一つを含み、
    前記出力工程は、前記変形された楽曲を出力し、
    前記各工程が、コンピュータにより実行される、
    生活習慣表現方法。
  8. 前記基準情報及び前記実行情報は、前記生活習慣の記録及び生活習慣に関する補足情報の少なくとも一方を含み、
    前記差分情報算出工程は、前記生活習慣の記録及び前記生活習慣に関する補足情報の少なくとも一方について、前記基準情報および前記実行情報を比較し、前記生活習慣の記録及び前記生活習慣に関する補足情報の少なくとも一方について、前記差分情報として、変化の割合、変化量、および変化した項目からなる群から選択される少なくとも1つを算出する、請求項7記載の生活習慣表現方法。
  9. 請求項7または8記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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