JP7378292B2 - 固形制汗剤組成物 - Google Patents

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本発明は、固形制汗剤組成物に関する。
従来、クロルヒドロキシアルミニウムなどのハロゲンを含む制汗効果を有する化合物と、常温下で固体の油分と、を混合して成形したスティックタイプの固形制汗剤組成物が広く使われている(例えば、特許文献1参照)。
前記固形制汗剤組成物は、前記ハロゲンを含む制汗効果を有する化合物、前記常温下で固体の油分、及び水を混合し、容器に流し込み、固めて成形することで製造される。
しかし、前記スティックタイプの固形制汗剤組成物の製造の段階で得られる前記ハロゲンを含む化合物と水との混合物は、製造設備などの金属部品を腐食してしまうという問題があった。
したがって、高い制汗効果、皮膚に塗ったときにべたつきがないという良好な使用感、及び繰り返し使用しても折れにくい剤であるという固形制汗剤組成物において一般的に要求される性質と、製造段階で使用される金属部品を腐食しない高い腐食抑制効果と、をあわせもつ固形制汗剤組成物が望まれてきた。
特開2003-95906号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、制汗効果が高く、塗布後のべたつきがなく、繰り返し使用しても剤が折れにくく、かつ腐食抑制効果に優れた固形制汗剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、有機変性粘土鉱物と、特定の界面活性剤と、を併用することで、制汗効果、塗布後のべたつきのなさ、及び剤の折れにくさを良好にしつつ、腐食抑制効果が得られることを知見した。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)25℃で固形の固形油と、
(B)ハロゲンを含む制汗成分と、
(C)有機変性粘土鉱物と、
(D)ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び下記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種の界面活性剤と、
(E)水と、を含有することを特徴とする固形制汗剤組成物である。
前記式(1)中、Rは、炭素数12~22の脂肪酸残基、リシノレイン酸の2~10量体、及び水素原子のいずれかから選ばれる少なくとも1種であり(ただし、すべて水素原子である場合は除く)、nは、0~8である。
<2> 前記(C)有機変性粘土鉱物と前記(D)界面活性剤との質量比(C/D)が、0.01~3.0である前記<1>に記載の固形制汗剤組成物である。
<3> 前記(A)成分の含有量が、17質量%~30質量%であり、
前記(B)成分の含有量が、10質量%~15質量%であり、
前記(C)成分の含有量が、0.2質量%~1.0質量%であり、
前記(D)成分の含有量が、1質量%~5質量%であり、
前記(E)成分の含有量が、20質量%~30質量%であり、
前記(E)成分と前記(B)成分との質量比(E/B)が、2.0~6.0である前記<1>から<2>のいずれかに記載の固形制汗剤組成物である。
<4> 前記(D)成分が、HLBが2~7のポリエーテル変性シリコーン、及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が5~10であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の少なくともいずれかである前記<1>から<3>のいずれかに記載の固形制汗剤組成物である。
<5> (F)層状複水酸化物(ただし、前記(C)成分を除く)を更に含む前記<1>から<4>のいずれかに記載の固形制汗剤組成物である。
<6> 前記(F)成分の含有量が、0.1質量%~1質量%である前記<5>に記載の固形制汗剤組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、制汗効果が高く、塗布後のべたつきがなく、繰り返し使用しても剤が折れにくく、かつ腐食抑制効果に優れた固形制汗剤組成物を提供することができる。
(固形制汗剤組成物)
本発明の固形制汗剤組成物(以下、「固形制汗組成物」とも称する)は、(A)25℃で固形の固形油と、(B)制汗成分と、(C)有機変性粘土鉱物と、(D)ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び上記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種の界面活性剤と、(E)水と、を含有し、必要に応じて(F)層状複水酸化物を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
<(A)25℃で固形の固形油>
前記(A)成分の25℃で固形の固形油は、主に、剤の折れにくさを向上させるために含有させることができる。
前記(A)成分としては、25℃で固形(固体)である限り、特に制限はなく、公知の固形油の中から適宜選択することができ、例えば、ステアリルアルコール、硬化油、パラフィン、ベヘニルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ステアリン酸、ワセリン、シア脂、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、水添パーム油、ミツロウ、ラノリン、セラック、ミリスチルアルコール、セタノール、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、変性シリコーンワックスなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、前記(A)成分は、剤の折れにくさの点から、ステアリルアルコール、硬化油、及びパラフィンを含むことが好ましい。
前記(A)成分は、適宜合成したものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい。
前記(A)成分の市販品としては、例えば、NAA(登録商標)-45、NAA(登録商標)-46(以上、日油株式会社製)等のステアリルアルコール;ヒマ硬(川研ファインケミカル株式会社製)、ヒマシ硬化油A(伊藤製油株式会社製)等の硬化ヒマシ油;精製パラフィンワックス(日興リカ株式会社製)等のパラフィンなどが挙げられる。
前記(A)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、制汗効果、塗布後のべたつきのなさ、及び剤の折れにくさの点から、10質量%~35質量%が好ましく、17質量%~30質量%がより好ましい。前記前記(A)成分の含有量が10質量%以上であると、剤の折れにくさ、及び塗布後のべたつきのなさが良好であり、35質量%以下であると、制汗効果が良好である。
<(B)制汗成分>
前記(B)成分の制汗成分は、主に、制汗効果を向上させるために含有させることができる。
前記(B)成分は、ハロゲンを含む。
前記(B)成分としては、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、アルミニウム塩、ジルコニウム塩、これらの錯体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルミニウム塩としては、例えば、塩化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ブロモヒドロキシアルミニウムなどが挙げられる。
前記ジルコニウム塩としては、例えば、塩化ジルコニウム、ヒドロキシ塩化ジルコニウムなどが挙げられる。
前記錯体としては、例えば、塩化アルミニウム・グリシン錯体、クロルヒドロキシアルミニウム・グリシン錯体、ブロモヒドロキシアルミニウム・グリシン錯体、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム・グリシン錯体等のアルミニウム化合物とグリシンとの錯体;塩化アルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、ブロモヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体等のアルミニウム化合物とプロピレングリコールとの錯体;塩化アルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、クロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、ブロモヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体等のアルミニウム化合物及びジルコニウム化合物の混合物とグリシンとの錯体などが挙げられる。
これらの中でも、前記(B)成分は、制汗効果の点から、クロルヒドロキシアルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム・プロピレングリコール錯体、クロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム・グリシン錯体が好ましい。
前記(B)成分は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(B)成分の市販品としては、例えば、クロルヒドロキシアルミニウム(多木化学株式会社製)、SUMMIT MICRO DRY 3115(サミット社製)、DRYGEN P(クラリアントジャパン社製)等のクロルヒドロキシアルミニウムなどが挙げられる。
前記(B)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、制汗効果、及び腐食抑制効果の点から、5質量%~20質量%が好ましく、10質量%~15質量%がより好ましい。前記(B)成分の含有量が、5質量%以上であると、制汗効果が良好であり、20質量%以下であると、腐食抑制効果が良好である。
<(C)有機変性粘土鉱物>
前記(C)成分の有機変性粘土鉱物は、主に、剤の折れにくさ、及び腐食抑制効果を向上させるために含有させることができる。
前記有機変性粘土鉱物とは、粘土の表面に界面活性剤などの両親媒性物質を吸着させたものである。
前記(C)成分としては、例えば、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト(別称:クオタニウム-18ヘクトライト)、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト(別称:クオタニウム-18ベントナイト)、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、ジオクタデシルジメチルアンモニウムモンモリロナイト、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムモンモリロナイト、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムモンモリロナイトなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、腐食抑制効果の点から、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト、及びベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトが好ましい。
前記(C)成分は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(C)成分の市販品としては、例えば、ベントン38(エレメンティスジャパン社製)、スメクトン-SAN、スメクトン-SAN-P(クニミネ工業株式会社製)等のジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、モイストナイト-WO(クニミネ工業株式会社製)のジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト、ベントン27(エレメンティスジャパン社製)のベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトなどが挙げられる。
前記(C)成分の含有量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、剤の折れにくさ、及び腐食抑制効果の点から、0.05質量%~2.5質量%が好ましく、0.2質量%~1.0質量%がより好ましい。前記(C)成分の含有量が、0.05質量%以上であると、腐食抑制効果が良好であり、2.5質量%以下であると、剤の折れにくさが良好である。
<(D)界面活性剤>
前記(D)成分の界面活性剤は、主に、腐食抑制効果を向上させるために含有させることができる。
前記(D)成分の界面活性剤としては、ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び下記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種である。
前記式(1)中、Rは、炭素数12~22の脂肪酸残基、リシノレイン酸の2~10量体、及び水素原子のいずれかから選ばれる少なくとも1種であり(ただし、すべて水素原子である場合は除く)、nは、0~8である。
上記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルのRとしては、炭素数12~22の脂肪酸残基、リシノレイン酸の2~10量体、及び水素原子のいずれかであり、nは0~8である。これらの中でも、Rとしては、炭素数12~18の脂肪酸残基、リシノレイン酸の4~6量体、及び水素原子のいずれかであることが好ましく、nは0~8であることが好ましい。
上記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルの具体例としては、例えば、ステアリン酸ポリグリセリル-2、ステアリン酸ポリグリセリル-4、トリステアリン酸ポリグリセリル-6、トリステアリン酸ポリグリセリル-10、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、ペンタイソステアリン酸ポリグリセリル-10、オレイン酸ポリグリセリル-2、オレイン酸ポリグリセリル-4、トリオレイン酸ポリグリセリル-10、ペンタオレイン酸ポリグリセリル-10、ペンタヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-10、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-10などが挙げられる。これらの中でも、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、イソステアリン酸ポリグリセリル-2が好ましい。
上記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、適宜合成したものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい。
上記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、NIKKOL DGMS、NIKKOL Tetraglyn 1-SV、NIKKOL Hexaglyn 3-SV、NIKKOL Decaglyn 3-SV、NIKKOL Decaglyn 5-SV、NIKKOL DGMIS、NIKKOL Decaglyn 5-ISV、NIKKOL DGMO-CV、NIKKOL DGMO-90V、NIKKOL Tetraglyn 1-OV、NIKKOL Decaglyn 3-OV、NIKKOL Decaglyn 5-OV、NIKKOL Decaglyn 5-HS、NIKKOL Hexaglyn PR-15、NIKKOL Decaglyn PR-20(日光ケミカルズ株式会社)などが挙げられる。
前記ポリエーテル変性シリコーンとしては、例えば、ジメチルシリコーンとポリオキシアルキレン、又は、ジメチルシリコーンとポリオキシアルキレン及びアルキレンの側鎖型の共重合体が挙げられる。これらの中でも、特に側鎖型のポリエーテル変性シリコーンの1種である下記一般式で表されるポリエチレングリコールジメチコンが好ましい。
Figure 0007378292000003
ただし、前記一般式中、n、mは各構造単位のモル比(モル%)を示し、n+m=100である。aはポリエチレングリコールの平均付加モル数を示し、前記aは3~12が好ましく、9~10がより好ましい。
前記ポリエーテル変性シリコーンのHLB値としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、腐食抑制効果の点から2~7が好ましく、4~5がより好ましい。
HLB値は、下記式(1)から求めることができる。
[HLB値]=E/5・・・式(1)
ただし、前記式(1)中、Eは、ポリエーテル変性シリコーン1分子内における、エチレンオキサイドの重量分率(重量%)を表す。
前記ポリエーテル変性シリコーンとしては、例えば、HLB値が2以上7以下の側鎖変性タイプポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。前記側鎖変性タイプポリエーテル変性シリコーンの具体例としては、例えば、PEG/PPG-20/22ブチルエーテルジメチコン、PEG-3ジメチコン、PEG-10ジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンが挙げられる。
これらの中でも、PEG-10ジメチコンが好ましい。
前記ポリエーテル変性シリコーンは、適宜合成したものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい。
前記ポリエーテル変性シリコーンの市販品としては、例えば、KF-6012、KF-6015、KF-6017、KF-6017P、KF-6048、KF-6028、KF-6028P、KF-6038(以上、信越化学株式会社製)などが挙げられる。
前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のエチレンオキシド(エチレンオキサイド、「EO」とも称する)の平均付加モル数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、5以上10以下が好ましく、5~7がより好ましい。
前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の具体例としては、例えば、エチレンオキサイド平均付加モル数5以上10以下のPEG-5水添ヒマシ油、PEG-7水添ヒマシ油、PEG-10水添ヒマシ油などが挙げられる。これらの中でも、PEG-5水添ヒマシ油が好ましい。
前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、適宜合成したものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい。
前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の市販品としては、例えば、HC-5(EO付加モル数:5)、HC-7(EO付加モル数:7)、HC-10(EO付加モル数:10)(以上、日本エマルジョン株式会社製))、NIKKOL HCO-5(EO付加モル数:5)、NIKKOL HCO-10(EO付加モル数:10)(以上、日光ケミカルズ株式会社製)などが挙げられる。
なお、前記(C)成分と前記(D)成分との混合物であるNIKKOL ニコムルスWO(デカメチルシクロペンタシロキサンを50%、PEG-10ジメチコンを37.5%、及びジステアリルアンモニウムヘクトライトを12.5%)、NIKKOL ニコムルスWO-CF(ジメチコンを50%、PEG-10ジメチコンを37.5%、及びジステアリルアンモニウムヘクトライトを12.5%)、NIKKOL ニコムルスWO-CF PLUS(ジメチコンを32.5%、PEG-10ジメチコンを35%、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンを15%、トコフェロールを0.05%、及びジステアリルアンモニウムヘクトライトを17.5%)、NIKKOL ニコムルスWO-NS(ポリリシノレイン酸ポリグリセリルー6を63.5%、イソステアリン酸ポリグリセリルー2を21.5%、及びジステアリルアンモニウムヘクトライトを15%)(以上、日光ケミカルズ株式会社製)も用いることができる。
前記(D)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、腐食抑制効果、制汗効果、及び塗布後のべたつきのなさの点から、0.6質量%~8質量%が好ましく、1質量%~5質量%がより好ましい。前記(D)成分の含有量が、0.6質量%以上であると、腐食抑制効果、及び制汗効果が良好であり、8質量%以下であると、塗布後のべたつきのなさが良好である。
[質量比(C/D)]
前記固形制汗剤組成物の(C/D)で表される、前記(D)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比は、腐食抑制効果及び剤の折れにくさの点から、0.01~3.0が好ましく、0.1~1.0がより好ましい。前記質量比(C/D)が、0.01以上であると、腐食抑制効果が良好となり、3.0以下であると、剤の折れにくさが良好となる。
<(E)水>
前記(E)成分の水は、主に、腐食抑制効果を向上させるために含有させることができる。
前記(E)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、腐食抑制効果の点から、5質量%~40質量%が好ましく、20質量%~30質量%がより好ましい。前記(E)成分の水の含有量が、5質量%以上であると、腐食抑制効果を向上させることができ、40質量%以下であると、腐食抑制効果を向上させることができる。
[質量比(E/B)]
前記固形制汗剤組成物の(E/B)で表される、前記(B)成分の含有量に対する前記(E)成分の含有量の質量比は、制汗効果、剤の折れにくさ、及び塗布後のべたつきのなさの点から、1.0~7.0が好ましく、2.0~6.0がより好ましい。前記質量比(E/B)が、1.0以上であると、制汗効果、及び塗布後のべたつきのなさが良好となり、7.0以下であると、剤の折れにくさが良好となる。
<(F)層状複水酸化物>
前記(F)成分の層状複水酸化物は、制汗効果及び腐食抑制効果を向上させるために含有させることができる。
前記(F)成分としては、例えば、ハイドロタルク石(合成ヒドロキシタルサイト)、メネサイト、モトコーリアイト、ミックスネライト、オネス石、加水カリウム石、スチヒ石、アイオワ石、クロロ水苦土石、ベルチェリン、バーバートン石、タキアン鉱、リーブス石、ショグレン石などが挙げられる。これらの中でも、ハイドロタルク石(合成ヒドロキシタルサイト)が好ましい。
前記(F)成分は、粘土鉱物であっても、有機変性粘土鉱物は含まない。
前記(F)成分は、適宜合成したものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい。
前記市販品としては、例えば、アルカマックB、アルカマックL、アルカマックVF、アルカマックSH、アルカマックSNである合成ヒドロタルサイト(協和化学工業株式会社製))などが挙げられる。
前記(F)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、腐食抑制効果、及び制汗効果の点から、0.1質量%~3質量%が好ましく、0.1質量%~1質量%がより好ましい。前記(F)成分の含有量が0.1質量%以上であると、腐食抑制効果が良好であり、3質量%以下であると、制汗効果が良好である。
<その他の成分>
前記固形制汗剤組成物における前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(A)成分以外の油脂類、酸化亜鉛等の無機粒子、ワックス類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、界面活性剤、酸化防止剤、色素、乳化安定剤、pH調整剤、収斂剤、防腐剤、紫外線吸収剤、保湿剤、増粘剤、清涼剤、抗炎症剤、アミノ酸、ビタミン剤、各種植物抽出エキスなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分の含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
-形状-
前記固形制汗剤組成物の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、制汗効果及び使用性の点から、スティック形状(棒状)であることが好ましい。
-容器-
本発明の前記固形制汗剤組成物は、特に制限はなく、通常の容器に充填して使用される。
前記容器としては、前記固形制汗剤組成物を充填することができる容器である限り、特に制限はなく、公知の容器の中から適宜選択することができるが、スティック容器が好ましい。
前記スティック容器の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン-ビニルアルコール共重合樹脂、アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等の樹脂;ガラスなどが挙げられる。これらは、単層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
-製造方法-
本発明の前記固形制汗剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(A)成分、前記(C)成分、及び前記(D)成分、必要に応じて前記その他の成分を混合し、前記(A)成分が融解する温度まで十分に加熱して融解液を調製する。前記融解液に前記(B)成分、前記(E)成分、必要に応じて前記(F)成分、及びその他の成分を攪拌しながら加え更に混合した制汗剤組成物を調整し、これを冷却することにより固形化して固形制汗剤組成物を得る方法などが挙げられる。
前記制汗剤組成物は、冷却する前に、適宜選択した前記容器に充填することで、所望の形状の前記固形制汗剤組成物を得ることができる。
前記混合物を冷却する温度としては、固形化することができる限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、-20℃~20℃が好ましい。
前記固形制汗剤組成物は、装置を用いて調製してもよい。前記装置としては、特に制限はなく、公知の装置の中から適宜選択することができ、例えば、全体を混合することができる撹拌羽根を備えた撹拌装置などが挙げられる。
前記撹拌羽根としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどが挙げられる。
-用途-
前記固形制汗剤組成物は、制汗効果が高く、塗布後のべたつきがなく、繰り返し使用しても剤が折れにくく、かつ腐食抑制効果に優れるため、例えば、制汗剤、防臭剤、制汗防臭、デオドラント剤などとして好適に用いることができる。
以下に実施例、比較例、及び処方例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明は下記実施例及び処方例に制限されるものではない。
実施例、比較例、及び処方例に記載の各成分の含有量は「質量%」で示し、全て純分換算した値である。
また、前記(D)成分の含有量に対する、前記(C)成分の含有量の質量比(C/D)は、小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位まで求め、記載し、(E)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の質量比(E/B)は、小数点以下第2位を四捨五入し、小数点以下第1位まで求めた。
(実施例1~36及び比較例1~4)
下記表1~表7に示す組成及び含有量の固形制汗剤組成物を以下の方法で調製した。
(A)成分、(C)成分、(D)成分、及び共通成分であるデカメチルシクロペンタシロキサンを混合し、前記(A)成分が融解する温度まで十分に加熱し、融解液を製造した。さらに、(B)成分、(E)成分、及び必要に応じて(F)成分、及び共通成分であるグリセリンを混合した水溶液を、攪拌している前記融解液に徐々に加え混合液とした。前記混合液を、前記(A)成分の凝固点より少し高い温度まで冷却し、制汗スティック容器(直径35mm×高さ100mm、株式会社吉野工業所製)に流し込み、冷却条件下(-10℃)で固めて、実施例1~36及び比較例1~4のスティック形状の固形制汗剤組成物を調製した。
調製した実施例1~36及び比較例1~4の固形制汗剤組成物について、以下のようにして、「制汗効果」、「塗布後のべたつきのなさ」、「剤の折れにくさ」、及び「腐食抑制効果」を評価した。結果を下記表1~表7に示した。
<制汗効果>
専門パネラー20名(男性10名、女性10名)が、各固形制汗剤組成物を、前腕内側部に直径3cmの円状の範囲で塗布(約17mg)し、室温下(25℃)で乾燥させた。その後、各専門パネラーは、高温環境下(38℃、40%RH)で20分間安静にした後、発汗計(SKN-2000、株式会社西澤電機計器製作所製)を用いて、塗布部位と無塗布部位(前腕内側部の直径3cm円状の範囲)の発汗量を測定した。測定した発汗量に基づき、下記式(1)で示される制汗率(%)の値を算出し、得られた値から専門パネラー20名の制汗率(%)の平均値を算出し、下記評価基準に基づいて「制汗効果」を評価した。なお、評価が「○」又は「◎」であれば、「制汗効果」は良好である。
制汗率(%)=[(無塗布部位の発汗量)-(塗布部位の発汗量)]/(無塗布部位の発汗量)×100 ・・・式(1)
-「制汗効果」の評価基準-
◎:20名の制汗率の平均値が50%以上
○:20名の制汗率の平均値が30%以上50%未満
△:20名の制汗率の平均値が20%以上30%未満
×:20名の制汗率の平均値が20%未満
<塗布後のべたつきのなさ>
専門パネラー20名(男性10名、女性10名)が、各固形制汗剤組成物を、前腕内側部に長さ10cmの線状の範囲に5往復で塗布(約150mg)し、その直後に、「塗布後にべたつかない」と判断した専門パネラーの人数から、下記評価基準に基づいて「塗布後のべたつきのなさ」を評価した。なお、評価が「○」又は「◎」であれば、「塗布後のべたつきのなさ」は良好である。
-「塗布後のべたつきのなさ」の評価基準-
◎:「塗布後にべたつかない」と回答した人が17名以上20名以下
○:「塗布後にべたつかない」と回答した人が11名以上16名以下
△:「塗布後にべたつかない」と回答した人が6名以上10名以下
×:「塗布後にべたつかない」と回答した人が5名以下
<剤の折れにくさ>
調製した各固形制汗剤組成物をそれぞれ100本用意し、制汗スティック容器の繰り出し部を回転させて、1往復の繰上げ及び繰下げを1回転として、これを20回転行った後、剤の折れが発生しているか否かを、専門パネラー1名が目視にて観察し、剤の折れの発生本数を求め、下記評価基準に基づいて「剤の折れにくさ」を評価した。なお、評価が「○」又は「◎」であれば、「剤の折れにくさ」は良好である。なお、「剤の折れ」とは、剤が2つに折れること、又は剤が容器の台座から外れることを指す。
-「剤の折れにくさ」の評価基準-
◎:剤の折れの発生本数が100本中0本
○:剤の折れの発生本数が100本中1本以上6本未満
△:剤の折れの発生本数が100本中6本以上10本未満
×:剤の折れの発生本数が100本中10本以上
<腐食抑制効果>
調製した実施例1~36及び比較例1~4の各固形制汗剤組成物を、SUS304のテストピースに20往復塗りつけて塗布した。各固形制汗剤組成物が塗布されたテストピースを室温条件下(25℃、60%RH)と過酷条件下(40℃、80%RH)とで7日間保管し、3日目と7日目において下記評価基準に基づいて、「腐食抑制効果」を評価した。
-「腐食抑制効果」の評価基準-
◎◎:7日目に室温条件下、過酷条件下ともに腐食なし
◎ :7日目に過酷条件下においてのみ2箇所以下に腐食あり
○ :7日目に過酷条件下においてのみ3箇所以上に腐食あり
△ :7日目に室温条件下、過酷条件下ともに腐食あり
× :3日目に室温条件下、過酷条件下の少なくとも1つに腐食あり
Figure 0007378292000004
Figure 0007378292000005
Figure 0007378292000006
Figure 0007378292000007
Figure 0007378292000008
Figure 0007378292000009
Figure 0007378292000010
(処方例1~4)
(A)成分、(C)成分、(D)成分、及び共通成分(デカメチルシクロペンタシロキサン、ミリスチン酸イソプロピル、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー、メチルフェニルポリシロキサン、ジブチルヒドロキシトルエンから選ばれる1種以上)を混合し、前記(A)成分が融解する温度まで十分に加熱し、融解液を製造した。さらに、(B)成分、(E)成分、及び必要に応じて(F)成分、及び共通成分(グリセリン、塩化ベンザルコニウム、炭酸水素ナトリウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、クエン酸、乳酸から選ばれる1種以上)を混合した水溶液を、攪拌している前記融解液に徐々に加え混合液とした。前記混合液を、前記(A)成分の凝固点より少し高い温度まで冷却し、共通成分である香料を加えた後、制汗スティック容器(直径35mm×高さ100mm、株式会社吉野工業所製)に流し込み、冷却条件下(-10℃)で固めて、処方例1~4の固形制汗剤組成物を調製し、実施例1と同様にして各評価を行った。結果を下記表8に示した。
Figure 0007378292000011
前記実施例、比較例、及び処方例で使用した各成分の詳細について、下記表9に示す。
Figure 0007378292000012
前記固形制汗剤組成物は、制汗効果が高く、塗布後のべたつきがなく、繰り返し使用しても剤が折れにくく、かつ腐食抑制効果に優れるため、例えば、制汗剤、防臭剤、制汗防臭、デオドラント剤などとして好適に利用可能である。

Claims (8)

  1. (A)25℃で固形の固形油と、
    (B)ハロゲンを含む制汗成分と、
    (C)セリサイト及びタルクを除く有機変性粘土鉱物と、
    (D)ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び下記式(1)で表されるポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種の界面活性剤と、
    (E)水と、を含有し、
    前記(A)成分は、ステアリルアルコール、硬化油、パラフィン、ベヘニルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ステアリン酸、ワセリン、シア脂、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、水添パーム油、ミツロウ、ラノリン、セラック、ミリスチルアルコール、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、及び変性シリコーンワックスから選ばれる少なくともいずれかであることを特徴とするスティック状の固形制汗剤組成物。
    前記式(1)中、Rは、炭素数12~22の脂肪酸残基、リシノレイン酸の2~10量体、及び水素原子のいずれかから選ばれる少なくとも1種であり(ただし、すべて水素原子である場合は除く)、nは、0~8である。
  2. 前記(C)有機変性粘土鉱物と前記(D)界面活性剤との質量比(C/D)が、0.01~3.0である請求項1に記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
  3. 前記(E)成分と前記(B)成分との質量比(E/B)が、2.0~6.0である請求項1から2のいずれかに記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
  4. 前記(A)成分の含有量が、17質量%~30質量%であり、
    前記(B)成分の含有量が、10質量%~15質量%であり、
    前記(C)成分の含有量が、0.2質量%~1.0質量%であり、
    前記(D)成分の含有量が、1質量%~5質量%であり、
    前記(E)成分の含有量が、20質量%~30質量%である請求項1から3のいずれかに記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
  5. 前記(C)成分が、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、ジオクタデシルジメチルアンモニウムモンモリロナイト、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムモンモリロナイト、及びジヘキサデシルジメチルアンモニウムモンモリロナイトから選ばれる少なくともいずれかである請求項1から4のいずれかに記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
  6. 前記(D)成分が、HLBが2~7のポリエーテル変性シリコーン、及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が5~10であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の少なくともいずれかである請求項1から5のいずれかに記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
  7. (F)層状複水酸化物(ただし、前記(C)成分を除く)を更に含む請求項1から6のいずれかに記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
  8. 前記(F)成分の含有量が、0.1質量%~1質量%である請求項7に記載のスティック状の固形制汗剤組成物。
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