JP7377408B2 - 遠隔教育システム、サーバ装置、教育支援サービス提供方法及びプログラム - Google Patents

遠隔教育システム、サーバ装置、教育支援サービス提供方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、研修に係わる教育者及び教育を受ける受講者に対し、通信網を介して教育支援サービスを提供する遠隔教育システム、この遠隔教育システムで使用されるサーバ装置、サーバ装置が実行する教育支援サービス提供方法、及びサーバ装置に教育支援サービス提供方法を実行させるためのプログラムに関する。
近年、講師と複数の受講者との間で、インターネットなどの通信網を使用して遠隔講義を行う教育システムが提唱されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
この種のシステムは、例えば講師局にて講師の講義映像及び音声を編集して通信網へ送信する。各受講局は、上記講師局から送信された伝送信号を受信し、この受信信号から講義映像を再生してパーソナル・コンピュータもしくはテレビジョン受信機の表示器に表示させると共に音声を再生してスピーカから出力させる。
一方、各受講者が講師に対し講義に対する回答内容を送信する場合には、回答内容をカメラで撮像して、通信網を介して撮像信号を講師局へ伝送する。そして、講師局は、受講者からの回答内容をデータベースに蓄積し、回答内容に対して添削を行う。また、各受講者から回答内容を音声により伝えられる場合に、講師局は例えば特許文献3に開示される音声認識技術を用いて各受講者からの音声をテキスト化して回答内容に対して添削を行うことも可能である。
このようなシステムを用いれば、講師は一回に多数の受講者に対し講義を行うことが可能となる。一方、受講者は自宅等の遠隔地に居ながらにして講義を受けることが可能となり、また、質問等を通信網を介して講師に伝えることができるので、双方向でかつリアルタイム性の優れた遠隔教育を実現できる。
特開2000-172161号公報 特開2003-173134号公報 特開2005-164656号公報
上記システムは、企業の研修等に導入することも強く求められている。上記システムを企業の研修に導入するためには、以下の課題を解決する必要がある。
(1)教育者と受講者との対面式による教育が多いため、受講者にとっては受講回数に制限が出たり、受講者側の受講期間が空いてしまったりと、効率の良い教育を行う上で障害となる。
(2)教育者にとっては、同じ内容の研修を何度も行うなど、業務量の負担が大きくなってしまう。また、教育者の能力にばらつきが生じることから、受講者への均一な教育が困難である。
(3)受講者が動画コンテンツを復習する場合、逐一再生時間を指摘された時間まで戻さなければならないという手間を要する。
(4)同じレベルの受講者であると、同じ間違いを繰り返すこともあり、教育者も何度も同様のフィードバックを返さなければならないという手間がかかる。
(5)教育者と受講者との教え方や性格による、ミスマッチが生じる可能性がある。
(6)既存の一般化された研修向けの動画コンテンツを使用した研修内容では、受講者の意欲を掻き立てるのには弱く、集中力が続かない傾向がある。
本発明の目的は、受講者からの研修内容を効率良く受け付けて適切に指導できるようにし、これにより受講者に対し教育による成長の効率化を図ることができ、教育者にとっては労力の低減を図り円滑で効果的な指導を行うことができる遠隔教育システム、サーバ装置、教育支援サービス提供方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するべく、本発明の一態様に係る遠隔教育システムは、研修に係わる教育者の端末と、当該教育者の端末に対し通信網を介して接続される受講者の端末と、前記教育者の端末及び前記受講者の端末に対し前記通信網を介して接続され、前記教育者の端末及び前記受講者の端末に対し教育支援サービスを提供するサーバ装置とを備え、受講者の端末は、研修内容に係わる音声信号を生成する生成手段と、生成手段により生成された音声信号を教育者の端末に向け前記通信網を介して送信する送信手段とを備え、サーバ装置は、受講者の端末から通信網を介して送信される音声信号を受信する受信手段と、受信手段により受信された音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割する変換手段と、複数のブロックに分割された文字列を、音声信号を送信する端末の受講者を特定する受講者識別情報と対応付けてデータベースに記憶する記憶制御手段と、表示要求に応じて、データベースから該当する受講者に対応する文字列を読み出し、当該文字列を表示要求元の端末に送信して当該文字列の複数のブロックを時系列で表示させる表示制御手段と、を備えることを要旨とする。
本発明によれば、受講者からの研修内容を効率良く受け付けて適切に指導できるようにし、これにより受講者に対し教育による成長の効率化を図ることができ、教育者にとっては労力の低減を図り円滑で効果的な指導を行うことができる遠隔教育システム、サーバ装置、教育支援サービス提供方法及びプログラムを提供することができる。
本発明に係わる遠隔教育システムの一実施形態を示す概略構成図である。 アップロードデータを作成するためのコンテンツ登録画面の一例を示す図である。 コンテンツ登録画面の下部に位置するアップロード済動画一覧画面の一例を示す図である。 アップロードデータを作成するために受講者が参照する動画一覧画面の一例を示す図である。 一実施形態に係り、表示要求元の端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 一実施形態に係り、表示要求元の端末で表示される表示画面のスクロール表示の一例を示す図である。 一実施形態に係り、表示要求元の端末で表示される表示画面のスクロール表示の他の一例を示す図である。 一実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する音声信号のテキスト化文字列への変換制御手順及び変換された文字列の記憶制御手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する動画コンテンツの表示制御手順及びコメント挿入制御手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行するスクロール制御手順を示すフローチャートである。 本発明に係わる遠隔教育システムの一実施形態の変形例を示す図である。
本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。また、本実施形態には種々の変更又は改良を加えることが可能であり、その様な変更又は改良を加えた形態も本発明に含まれ得る。
(一実施形態)
図1は、本発明に係わる遠隔教育システムの一実施形態を示す概略構成図であり、BSは研修に係わる教育者が所有する端末(以下、講師局と称する)、PS1、PS2、…、PSn(nは整数)は受講者が所有する端末(以下、受講局と称する)をそれぞれ示している。受講局PS1、PS2、…、PSn(図1では受講局PS1を代表して図示)は、受講者及び研修内容を撮像するためのカメラ11と、受講者の音声を入力するためのマイク12と、制御部13と、記憶部14と、表示部15と、入力部16と、モデム17とを備えている。受講局PS1、PS2、…、PSnは、例えばパーソナル・コンピュータ、タブレット、スマートフォンであってもよい。講師局BSは、受講局PS1、PS2、…、PSnと同様の構成であってもよく、カメラ11及びマイク12を設けない簡易な端末であってもよい。
このうち、制御部13は、カメラ11により撮像された研修映像及びマイク12により入力された音声を任意に加工編集して研修内容ファイルを作成する機能を有する。制御部13は、研修内容ファイルを記憶部14に記憶すると共に、研修信号に含まれる映像信号を表示部15に供給して表示させ、音声信号を図示しないスピーカから拡声出力させる。
制御部13は、クラウドアプリケーション上に動画または音声ファイルをアップロードするための機能を有している。この機能は、上記制御部13と、記憶部14と、キーボードからなる入力部16と、モデム17とによって実現する。
すなわち、制御部13は、記憶部14に記憶されている研修に係わるアプリケーションプログラムを起動させることで、受講者が入力部16のキー操作により記憶部14に記憶された研修内容ファイルを図2に示すコンテンツ登録画面に従ってアップロードする。そして、このアップロードデータをモデム17からサーバ装置100に向け送信させる。モデム17は、アップロードデータを通信網NWへ送信する。
通信網NWは、インターネット等のコンピュータ・ネットワークにより構成される。上記アップロードデータは、通信網NWを経由してインターネット・プロバイダに転送され、このインターネット・プロバイダから通信網NWを経由して教育者のIPアドレスが登録されたサーバ装置100に転送される。このアップロードデータが到来するとサーバ装置100は、講師局BSに対しアップロードデータの着信を知らせる。
サーバ装置100は、モデム110と、制御部120と、記憶装置130と、例えばサポート要員が入力操作を行うための入力部150とを備える。モデム110は、通信網NWに接続され、各受講局PS1、PS2、…、PSnから通信網NWを介して送られたアップロードデータを受信する。制御部120は、受信したアップロードデータから研修内容に係わる動画コンテンツを抽出して、当該アップロードデータに付与されている送信元アドレス(受講者識別情報)に対応付けて、記憶装置130の受講者別データベース131に動画コンテンツを蓄積すると共に、選択的に講師局BSの表示部に表示させる。
制御部120は、テキスト変換制御部121と、記憶制御部122と、表示制御部123と、コメント挿入制御部124と、タグ付加制御部125とを備える。テキスト変換制御部121は、上記動画コンテンツに含まれる音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割する。このとき、テキスト変換制御部121は、無音区間の長さを表すしきい値、または文字数を表すしきい値のいずれかを用いて、文字列を複数のブロックに分割する。
記憶制御部122は、複数のブロックに分割された文字列を、上記アップロードデータの送信元アドレスと動画コンテンツとを対応付けて受講者別データベース131に記憶する。また、記憶制御部122は、文字列を、ブロックごとに音声信号の再生開始時間を表す時間情報と対応付けて受講者別データベース131に記憶するようにしてもよい。
表示制御部123は、例えば講師局BSからの表示要求に応じて、受講者別データベース131から該当する受講者に対応する文字列及び動画コンテンツを読み出し、表示要求元の講師局BSに送信して、文字列の複数のブロック及び動画コンテンツを講師局BSの表示部に表示させるように制御を実行する。
講師局BSの表示部には、図5に示すように、文字列の複数のブロックが表示画面210の上から下に向かって時系列に並べて表示され、動画コンテンツが表示画面220に表示される。
コメント挿入制御部124は、表示要求元の例えば講師局BSにおいて表示画面210に文字列を表示している状態で、文字列に対するコメント挿入要求に応じて、文字列の該当するブロック211の後の行212に、コメントを挿入し、受講者別データベース131に記憶される該当する文字列をコメントが挿入された文字列に更新する。このとき、コメント挿入制御部124は、コメントを挿入する間、表示画面220に表示される動画コンテンツの再生を一時停止する。なお、動画コンテンツの再生を一時停止することは、動画を表示画面220に表示した状態で止めることである。また、動画コンテンツの再生を停止することは、動画を表示画面220から一旦消すことである。
また、コメント挿入制御部124は、図5の表示画面230に示すように、コメントが挿入された文字列に対応する動画コンテンツの部分に、コメントが挿入された旨を表すフラグ231、232、233を表示する。
さらに、コメント挿入制御部124は、表示要求元となる講師局BSにおいて、教育者自身のコメント、コメントする受講局PS1、PS2、…、PSn、コメントの内容の少なくとも1つに応じて、コメントの文字の種類、コメントの背景色、コメントに付すシンボルの種類の少なくとも1つにより、コメントの表示形態を変えるようにしている。なお、コメントの文字の種類としては、コメントの文字の大きさ、コメントの文字の色、コメントの文字のフォント等が含まれる。ここでは、該当する文字列のブロック213の後の行214に、教育者のコメントを朱色で表示し、ネガティブなコメントについて「鉛筆」を表すシンボルで表示し、その次の行215に、ポジティブなコメントについて「いいね」を表すシンボルで表示するようにしている。
また、他の受講者からのコメントについては、例えば文字の色を青色で表示し、文字のフォントを細くするようにしてもよい。さらに、教育者自身のコメントについて、コメントの背景色を例えばグレーに変えるようにしてもよい。
タグ付加制御部125は、受講者別データベース131に記憶された動画コンテンツに対し、コメントを挿入した教育者または受講者を表すタグ、または動画コンテンツの内容を表すタグを付与する。
一方、記憶装置130には、受講者別データベース131の他に、テキスト変換モデル記憶部132と、コメント挿入モデル記憶部133とが設けられる。テキスト変換モデル記憶部132には、上記テキスト変換制御部121が使用し、音声信号からテキスト化文字列に変換することを逐次学習する予測モデルとなるテキスト変換モデルが記憶される。
コメント挿入モデル記憶部133には、上記コメント挿入制御部124が使用し、文字列からコメントを挿入することを逐次学習する予測モデルとなるコメント挿入モデルが記憶される。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を説明する。
研修内容について受講局PS1の受講者によるパフォーマンスが要求されるとする。この場合、受講者は、受講局PS1のカメラ11でパフォーマンスを撮影し、マイク12で音声を入力して研修内容を表す研修内容ファイルを作成し、研修内容ファイルを記憶部14に記憶する。そして、受講者は、入力部16を操作して、記憶部14に記憶されている研修に係わるアプリケーションプログラムを起動させ、入力部16からアップロードに係わる種々情報を入力すると共に、研修内容ファイルを記憶部14から読み出してアップロードデータを作成する。
図2、図3、図4は、表示部15に表示されるコンテンツ登録画面の一例を示すものである。この例では、動画命名欄410にタイトル「ハイカウンター中級~研修内容について~」を入力する場合を示す。受講者は、入力部16を操作して、参照ボタン411をクリックすると、記憶部14に記憶される研修内容ファイルを表示し、この研修内容ファイルを読み出すことができる。このとき、受講者は、入力部16を操作して、図3に示すアップロード済動画一覧430を表示部15に表示することができる。アップロード済動画一覧430の左部には動画サムネイルが表示され、右部には「テキスト」が表示される。「テキスト」については、音声が正しく変換されていれば中段のように、されていなければ「テキスト化失敗」と表示する。アップロード済動画一覧430の右側の編集ボタンをクリックするとコンテンツ編集画面に遷移し、カテゴリとテキスト部分の編集ができる。
さらに、受講者は、入力部16を操作して、カテゴリごとに分類した図4に示す動画一覧画面440を表示部15に表示することができる。動画一覧画面440については、各動画ファイルに動画タイトル及び更新日が付されて、新着順に横並びにスクロール表示され、動画アイコンタップで該当する動画閲覧画面に遷移する。各動画ファイルのお気に入りは黒い星印で表示され、既読はタイトルの頭の黒い四角で表示され、未読はタイトルの頭の白い四角で表示される。なお、図4に示す動画一覧画面440は、講師局BSの表示部に表示することもできる。
そうして、受講者が入力部16を操作して図2に示すアップロードボタン420をクリックすると、アップロードデータを送信する。
上記アップロードデータは、通信網NWを経由して教育者のIPアドレスが登録されたサーバ装置100に伝送される。このアップロードデータが到来するとサーバ装置100は、講師局BSに対しアップロードデータの着信を知らせる。
サーバ装置100の制御部120は、送信元アドレスに対応付けて、動画コンテンツを、記憶装置130の受講者別データベース131に格納する。この受講者別データベース131は、例えば教育者が各受講者別にその研修内容を分析して間違いの傾向性を解析するために使用される。
また、制御部120は、受講者別データベース131に格納される動画コンテンツにコメントした教育者を表すタグを付与し、さらにアップロードデータに含まれるタイトルまたはカテゴリをもとに、受講者別データベース131に格納される動画コンテンツにタイトルの一部またはカテゴリを表すタグを付与する。これらタグは、教育者が同種の研修内容に対し共通のコメントを作成するために使用される。
次に、制御部120は、図8に示す制御処理を実行する。
制御部120は、例えば受講局PS1から「研修内容」に係わる動画コンテンツを受信すると(ステップST5a)、動画コンテンツに含まれる音声信号をテキスト化文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割する(ステップST5b)。ここでは、「お待たせしました。どうぞ」の後に、無音区間が数秒続く場合に、「こんにちは」を次のブロックに区切るようにしている。また、制御部120は、テキスト変換モデル記憶部132からテキスト変換モデルを読み出し、例えば教師あり学習により、音声信号からテキスト化文字列に変換することを学習させるようにしてもよい。
そして、制御部120は、複数のブロックに分割された文字列を、上記アップロードデータの送信元アドレスと動画コンテンツとを対応付けて受講者別データベース131に記憶する(ステップST5c)。このとき、ブロックごとに音声信号の再生開始時間を表す時間情報と対応付けて受講者別データベース131に記憶する。
一方、上記アップロードデータの着信通知を受けた教育者が講師局BSの入力部により、受講者からの「研修内容について」の動画コンテンツを表示するための操作を行うと、上記制御部120は図9に示す制御処理を実行する。
先ず、制御部120は、受講者別データベース131に「研修内容」を表すタグが付与された動画コンテンツが所定数以上、例えば5件以上であるか否かの判断を行う(ステップST6a)。
ここで、所定数未満である場合に(No)、制御部120は例えば講師局BSからの表示要求が到来するか否かの判断を行う(ステップST6b)。まだ表示要求が到来しなければ(No)、制御部120は上記ステップST6aの処理に戻るが、表示要求が到来した場合(Yes)、表示要求に応じて、受講者別データベース131から該当する受講者に対応する文字列及び動画コンテンツを読み出し(ステップST6c)、表示要求元の講師局BSに送信して、文字列の複数のブロックを講師局BSの表示画面210に時系列で表示させ、動画コンテンツを講師局BSの表示画面220に表示させる(ステップST6d)。講師局BSでは、動画の再生に伴い、文字列の表示が進む。
講師局BSの表示部で動画コンテンツを視聴している状態で、教育者が講師局BSの入力部により、コメントを挿入するための操作、つまり該当するブロック211の「コメント」のボタンをクリックすると、制御部120は講師局BSからのコメント挿入要求ありと判断し(ステップST6e:Yes)、コメント挿入要求に従って、ブロック211の後の行212に、コメントを挿入し、受講者別データベース131に記憶される該当する文字列をコメントが挿入された文字列に更新する(ステップST6f)。このとき、ブロック211の後の動画コンテンツの再生を一時停止する。例えば、「よろしければお名前を伺ってもよろしいでしょうか。」の後の行212に、例えば「お客様よりも先に、こちらが名乗りましょう」というコメントを挿入する。
また、制御部120は、ブロック211の後の動画コンテンツの部分に、コメントが挿入された旨を表すフラグ231を表示する。例えば、図5の表示画面230に示すように、「よろしければお名前を伺ってもよろしいでしょうか。」の後の動画コンテンツの部分に、コメントが挿入された旨を表すフラグ231を表示する。
続いて、制御部120は、コメント挿入が最後であるか否かの判断を行う(ステップST6g)。ここで、例えばブロック213の後の行214に、例えば「相手の目を見て話すようにしましょう」というコメントを挿入する要求がある場合に(ステップST6g:No)、制御部120は上記ステップST6eの処理に移行して例えばブロック213の後の行214に、例えば「相手の目を見て話すようにしましょう」というコメントを挿入する。
また、制御部120は、コメント挿入要求に従って、例えば行215に、「常に笑顔での応対がいいですね」というコメントを挿入する。すると、制御部120は、図5の表示画面230に示すように、「相手の目を見て話すようにしましょう」に対応する動画コンテンツの部分に、フラグ232を表示し、「常に笑顔での応対がいいですね」に対応する動画コンテンツの部分に、フラグ233を表示する。
上記ステップST6gの処理において、例えば教育者が講師局BSの入力部によりコメント挿入の終了操作が行われた場合に(ステップST6g:Yes)、制御部120は処理を終了する。
上記コメントは、例えば教育者がコメント挿入後に不要と判断された場合に、講師局BSの入力部により行212の「削除」ボタンをクリックすることにより、コメントを削除することも可能である。例えば教育者が講師局BSの入力部によりブロック213の「再生開始」ボタンをクリックすることにより、「ご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか」に対応する動画コンテンツの部分から頭出し再生することも可能である。
さらに、教育者は講師局BSの入力部により表示画面240に総括のコメントを挿入することも可能である。なお、表示画面240の下には、更新履歴が表示される。
一方、上記ステップST6aの処理で、所定数以上であると判定された場合に(Yes)、制御部120はAI(人工知能)によるコメントを作成することが適正であるか否かの判断を行う(ステップST6h)。ここで、適正でないと判断すれば(No)、制御部120は上記ステップST6bの処理に移行するが、適正であると判断した場合(Yes)、コメント挿入モデル記憶部133からコメント挿入モデルを読み出し(ステップST6i)、コメント挿入モデルによるコメント挿入処理を実行する(ステップST6j)。コメント挿入モデルは、例えば教師あり学習により更新される。
上記ステップST6jでは、制御部120は、コメント挿入モデルにより、動画コンテンツに含まれる受講者の顔の表情もしくは目の動きを画像認識し、さらに受講者が発する音声をテキスト化された文字列を認識することで、ブロック213の後の行214に、「相手の目を見て話すようにしましょう」というネガティブなコメントを自動で挿入し、行215に、「常に笑顔での応対がいいですね」というポジティブなコメントを自動で挿入するようにしてもよい。このようにすれば、教育者の負担減少につながる。
また、上記表示画面210において文字列を表示した際は、その表示範囲についてスクロール制御が可能である。例えば図6及び図7に示す文字列について、制御部120は図10に示す制御処理を実行する。
制御部120は講師局BSの表示データ(ここでは1画面分のキャラクタデータ)を取得すると(ステップST8a)、その表示データのうち表示画面210で表示可能な図6(a)に示す表示画面210を生成し(ステップST8b)、表示する(ステップST8c)。
ここで、教育者が講師局BSの入力部により図6(b)に示す音声再生開始時間「00:26」に対応するブロックを選択すると(ステップST8d:Yes)、制御部120は選択されたブロックが表示画面中央に位置するか否かの判断を行う(ステップST8e)。ここでは、制御部120は選択されたブロックが表示画面中央に位置すると判断する(ステップST8e:Yes)。
続いて、教育者が講師局BSの入力部により図6(c)に示す音声再生開始時間「00:34」に対応するブロックを選択すると(ステップST8e:Yes)、制御部120は選択操作ありと判断し(ステップST8f:Yes)、選択したブロックの方向に未表示部分があるか否かの判断を行う(ステップST8g)。ここでは、「00:26」に対応するブロックから「00:34」に対応するブロックへ1ブロック移動し、移動方向に未表示部分の「01:44」に対応するブロック及び「01:55」に対応するブロックが存在するので(Yes)、制御部120は1ブロック分、下方向へスクロールを制御し、「01:44」に対応するブロックを表示画面210に表示させる(ステップST8h)。
一方、教育者が講師局BSの入力部により図7(a)に示す音声再生開始時間「00:41」に対応するブロックを選択すると、制御部120は1ブロック分、下方向へスクロールを制御し、「01:55」に対応するブロックを表示画面210に表示させる。
ここで、教育者が講師局BSの入力部により図7(b)に示す音声再生開始時間「00:55」に対応するブロックの後に挿入されたコメントを選択すると、制御部120は選択したブロックの方向に未表示部分があるか否かの判断を行う。ここでは、移動方向に未表示部分が存在しないので(ステップST8g:No)、制御部120はスクロールを停止し、上記ステップST8cに移行する。
続いて、教育者が講師局BSの入力部により図7(c)に示す音声再生開始時間「01:55」に対応するブロックを選択すると、制御部120は選択されたブロックの方向に未表示部分があるか否かの判断を行う。ここでは、移動方向に未表示部分が存在しないので、制御部120はスクロールを停止したまま、上記ステップST8cに移行する。
一方、教育者が講師局BSの入力部により図7(a)に示す音声再生開始時間「00:41」に対応するブロックを選択している状態から「00:34」に対応するブロックを選択すると、制御部120は移動方向に未表示部分の「00:00」に対応するブロック及び「00:07」に対応するブロックが存在するので、1ブロック分、上方向へスクロールを制御し、図6(c)に示すように「00:07」に対応するブロックを表示画面210に表示させる。
さらに、教育者が講師局BSの入力部により音声再生開始時間「00:34」に対応するブロックを選択している状態から「00:26」に対応するブロックを選択すると、1ブロック分、上方向へスクロールを制御し、図6(b)に示すように「00:00」に対応するブロックを表示画面210に表示させる。
なお、上記実施形態では、スクロール表示が行われる状況にあるときで、ブロックが時系列で順方向に順番に選択されているときに、選択されているブロックの表示位置を、表示画面中央の位置に設定する例について説明した。しかし、これに限ることなく、例えば、最下段以外の位置、例えば図6(a)に示す「01:04」に対応するブロックに設定するようにしてもよく、最下段よりも少なくとも二つ上の位置以上となる位置、例えば図6(a)に示す「00:55」に対応するブロックに設定するようにしてもよい。
以上のように上記実施形態によれば、各受講者が教育者に指導を受けるために、研修風景をカメラ11により動画で撮影し、音声をマイク12により入力して、研修内容に係わる動画コンテンツを通信網NWに接続されるサーバ装置100へ伝送し、サーバ装置100にて制御部120が動画コンテンツに含まれる音声信号をテキスト化文字列に変換して複数のブロックに分割し、複数のブロックに分割された文字列を、受講者を特定するアップロードデータの送信元アドレス(受講者識別情報)と動画コンテンツに対応付けて受講者別データベース131に記憶するようにしている。
従って、各受講者からの研修内容や質問、疑問をデータとして扱うことができ、多数の受講者から研修内容や質問、疑問が寄せられても、これらを効率良く処理することが可能となる。また、各受講者にとっては、時間や受講回数の制限が極端に減少し、より効率の良い教育を受けることができる。さらに、各受講者にとっては、復習での動画再生に関して、指摘された部分からの動画再生が可能であり、ピンポイントで動画での復習が容易となる。
一方、教育者にとっては、見やすい文字数で受講者からの研修内容を把握でき、言い回しの間違いや、行動への指摘等を、文字列のブロック単位での指摘が可能となる。さらに、教育者が少人数でも随時添削が可能となる。
また、上記実施形態によれば、サーバ装置100において、制御部120が文字列を、文字列のブロックごとに音声信号の再生開始時間を表す時間情報と対応付けて受講者別データベース131に記憶するようにしているので、教育者は無音区間を無くした状態で、受講者の研修内容を確認できる。
また、上記実施形態によれば、講師局BSにおいて動画コンテンツ及び文字列を表示している状態で、文字列に対するコメント挿入要求に応じて、サーバ装置100の制御部120が文字列の該当するブロックの後に、コメントを挿入し、コメントを挿入する間、動画コンテンツの再生を一時停止するようにしているので、教育者にとって、コメントしやすくなる。
また、上記実施形態では、サーバ装置100の制御部120が、コメントを挿入する教育者またはコメントを挿入する受講者、コメント内容がポジティブなのかネガティブなのかに応じて、コメントの文字の種類、コメントの背景色、コメントに付するシンボルの種類の少なくとも1つにより、コメントの表示形態を変えるようにしているので、教育者及び受講者は、誰からのコメントなのか、またコメントの内容についても表示画面から即座に確認できる。また、受講者にとっては、教育者からのフィードバックが良い点なのか悪い点なのか、一見しただけで把握できる。
また、上記実施形態では、講師局BSにおいて動画コンテンツ及び文字列を表示しているとき、サーバ装置100の制御部120が、コメントが挿入された文字列に対応する動画コンテンツの部分に、コメントが挿入された旨を表すフラグを表示するようにしているので、受講者は、動画コンテンツを見るだけで、動画コンテンツのどの部分が教育者に指摘されたのかを把握することができる。
さらに、上記実施形態では、サーバ装置100において、複数のブロックに分割された文字列を、一度に表示画面上に表示できない場合に、その文字列をスクロール表示し、スクロール表示が行われる状況にあるときで、ブロックが時系列で順方向に順番に選択されているときには、選択されているブロックの上下方向の表示位置を、最下段よりも少なくとも二つ上の位置以上の位置、例えば表示画面の中央に設定するようにしている。
従って、未表示領域にコメントが挿入されていれば、例えば教育者または受講者が未表示領域のコメントを確認したい場合に、選択しているブロックが表示画面の中央に位置するときに、未表示領域のコメントを先読みすることができる。
(変形例)
図11は、本発明に係わる遠隔教育システムの一実施形態の変形例を示す概略構成図である。
従来、図11(a)に示すように、例えば新人研修のロールプレイが、講師と新人との対面が多く、他の新人はロールプレイしているシーンを視聴することが多かった。
そこで、上記サーバ装置100では、制御部120にタグ付加制御部125を備え、受講者別データベース131に記憶された動画コンテンツに対し、コメントを挿入した講師または受講者を表すタグ、または動画コンテンツの内容を表すタグを付与するようにしている。
各新人は、研修内容を端末(タブレット)に備えられるカメラにより撮影し、マイクにより音声を入力し、撮影した動画コンテンツをアップロードデータにより通信網NWに接続されるサーバ装置100に伝送する。アップロードデータが到来するとサーバ装置100は、講師局BSに対しアップロードデータの着信を知らせる。
アップロードデータの着信通知を受けた講師は、図11(b)に示すように、受講者別データベース131に格納された研修内容を受講者別に分析して間違い等の傾向性を解析する。解析した結果をもとに、講師は同じ間違いを繰り返す同じレベルの新人グループ310に対し、共通の指導を行う。
また、講師は、受講者別データベース131に格納された動画コンテンツに付与されたタグをもとに、質問の対象を識別して、動画コンテンツを同一の質問対象ごとに整理し、同種の質問内容に対し共通の回答を作成し、同一の質問をした新人グループ320に対し、共通の回答を行う。
さらに、講師は、受講者別データベース131に格納された動画コンテンツに付与されたタグをもとに、指導を行う講師を識別し、以前に指導を行った新人グループ330に対し、指導を行う。
以上のように上記変形例であれば、講師が新人ごとにその研修内容の傾向性を判断して、各新人に合った指導を行うことが可能となる。また、動画コンテンツに付与されたタグを利用して、受講者別データベース131に蓄積された動画コンテンツをその質問内容別に分類することで、複数の新人に対し共通の回答を行うことが可能となる。さらに、動画コンテンツに付与されたタグを利用して、受講者別データベース131に蓄積された動画コンテンツを講師ごとに整理することで、講師と新人のタイプを分析し、より教育効果の高い組み合わせでの教育を実現可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、教育者は社内のハイパフォーマーだけでなく外部企業も含める。この場合、上記サーバ装置100の制御部120は、付加情報挿入制御部を備える。
付加情報挿入制御部は、外部企業からの情報挿入要求に応じて、受講者別データベース131に蓄積される文字列の該当するブロックの後に、当該企業の製品や意見を表す情報を挿入する。
このようにすれば、各企業の製品や意見を必要部分に導入してもらうことでその企業の教育資料動画となり、受講者も興味が持ちやすく、高い教育効果を見込める。また、各企業は自身が挿入した製品や意見が受講者への教育に反映され、製品にも興味を持つことが期待できるので、製品の制作意欲のさらなる増進が期待できる。
また、上記実施形態では、動画コンテンツを取り扱う例について説明した。しかしこれに限ることなく、サーバ装置100は、各受講局PS1、PS2、…、PSnから送信される音声信号のみを受信するものであってもよい。
その他、サーバ装置100の構成、動画コンテンツのアップロード手順及び方法、動画コンテンツ及び文字列の表示方法等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
11 カメラ
12 マイク
13、120 制御部
14 記憶部
15 表示部
16、150 入力部
17、110 モデム
100 サーバ装置
121 テキスト変換制御部
122 記憶制御部
123 表示制御部
124 コメント挿入制御部
125 タグ付加制御部
130 記憶装置
131 受講者別データベース
132 テキスト変換モデル記憶部
133 コメント挿入モデル記憶部
210、220、230、240 表示画面
211、213 ブロック
212、214、215 行
310、320、330 新人グループ
410 動画命名欄
411 参照ボタン
420 アップロードボタン
430 アップロード済動画一覧
440 動画一覧画面
BS 講師局
PS1、PS2、…、PSn 受講局
NW 通信網

Claims (14)

  1. 研修に係わる教育者の端末と、当該教育者の端末に対し通信網を介して接続される受講者の端末と、前記教育者の端末及び前記受講者の端末に対し前記通信網を介して接続され、前記教育者の端末及び前記受講者の端末に対し教育支援サービスを提供するサーバ装置と、
    を備え、
    前記受講者の端末は、
    研修内容に係わる音声信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された音声信号を前記教育者の端末に向け前記通信網を介して送信する送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記受講者の端末から前記通信網を介して送信される前記音声信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割する変換手段と、
    前記複数のブロックに分割された前記文字列を、前記音声信号を送信する端末の受講者を特定する受講者識別情報と対応付けてデータベースに記憶する記憶制御手段と、
    表示要求に応じて、前記データベースから該当する受講者に対応する文字列を読み出し、当該文字列を表示要求元の端末に送信して当該文字列の複数のブロックを時系列で表示させる表示制御手段と、
    前記表示要求元の端末において前記文字列を表示している状態で、前記文字列に対するコメント挿入要求に応じて、前記文字列の該当するブロックの後に、コメントを挿入し、前記データベースに記憶される該当する文字列を前記コメントが挿入された文字列に更新するコメント挿入制御手段を備え、
    前記サーバ装置のコメント挿入制御手段は、前記受講者の端末において前記文字列と動画コンテンツとを表示しているとき、前記コメントが挿入された前記文字列に対応する前記動画コンテンツの部分に、前記コメントが挿入された旨を表すフラグを表示する、遠隔教育システム。
  2. 研修に係わる教育者及び教育を受ける受講者に対し、通信網を介して教育支援サービスを提供するサーバ装置であって、
    前記受講者の端末から前記通信網を介して送信され、研修内容に係わる音声信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割する変換手段と、
    前記複数のブロックに分割された前記文字列を、前記音声信号を送信する端末の受講者を特定する受講者識別情報と対応付けてデータベースに記憶する記憶制御手段と、
    表示要求に応じて、前記データベースから該当する受講者に対応する文字列を読み出し、当該文字列を表示要求元の端末に送信して当該文字列の複数のブロックを時系列で表示させる表示制御手段と、
    前記表示要求元の端末において前記文字列を表示している状態で、前記文字列に対するコメント挿入要求に応じて、前記文字列の該当するブロックの後に、コメントを挿入し、前記データベースに記憶される該当する文字列を前記コメントが挿入された文字列に更新するコメント挿入制御手段を備え、
    前記コメント挿入制御手段は、前記受講者の端末において前記文字列と動画コンテンツとを表示しているとき、前記コメントが挿入された前記文字列に対応する前記動画コンテンツの部分に、前記コメントが挿入された旨を表すフラグを表示する、サーバ装置。
  3. 前記受信手段は、前記音声信号を含む前記研修内容に係わる動画コンテンツを受信し、
    前記変換手段は、前記受信手段により受信された動画コンテンツに含まれる前記音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、
    前記記憶制御手段は、前記変換手段により変換された文字列を、前記受講者識別情報と前記動画コンテンツと対応付けてデータベースに記憶し、
    前記表示制御手段は、表示要求に応じて、前記データベースから該当する受講者に対応する文字列及び動画コンテンツを読み出し、前記文字列の複数のブロック及び動画コンテンツを前記表示要求元の端末に送信して時系列で表示させる請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記記憶制御手段は、前記文字列を、前記ブロックごとに前記音声信号の再生開始時間を表す時間情報と対応付けてデータベースに記憶する請求項2または3に記載のサーバ装置。
  5. 前記変換手段は、無音区間の長さを表すしきい値、または文字数を表すしきい値のいずれかを用いて、前記文字列を前記複数のブロックに分割する請求項2から4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. さらに、前記データベースに動画コンテンツが記憶されているとき、前記動画コンテンツに対し、前記コメントを挿入した前記教育者または前記受講者を表すタグ、または前記動画コンテンツの内容を表すタグを付与するタグ付加手段を備える請求項に記載のサーバ装置。
  7. 前記コメント挿入制御手段は、前記表示要求元の端末において前記文字列と動画コンテンツとを表示しているとき、前記コメントを挿入する間、前記動画コンテンツの再生を一時停止する請求項に記載のサーバ装置。
  8. 前記コメント挿入制御手段は、前記表示要求元の端末において、前記コメントを挿入する前記教育者、前記コメントを挿入する前記受講者、前記コメントの内容の少なくとも1つに応じてコメントの表示形態を変える請求項からのいずれか1項に記載のサーバ装置。
  9. 前記コメント挿入制御手段は、前記コメントの文字の種類、前記コメントの背景色、前記コメントに付すシンボルの種類の少なくとも1つにより、前記コメントの表示形態を変える請求項に記載のサーバ装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記複数のブロックに分割された前記文字列を、ブロック毎に且つ横書きの状態で表示画面の上から下に向かって時系列に並べて表示するとともに、前記表示画面に表示しきれないブロックが存在するときにはスクロール表示を行うものであり、
    前記スクロール表示が行われる状況にあるときで、前記ブロックが時系列で順方向に順番に選択されているときには、前記選択されている前記ブロックの表示位置を、最下段以外の位置に設定する請求項2からのいずれか1項に記載のサーバ装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記スクロール表示が行われる状況にあるときで、前記ブロックが時系列で順方向に順番に選択されているときには、前記選択されている前記ブロックの上下方向の表示位置を、最下段よりも少なくとも二つ上の位置以上の位置に設定する請求項10に記載のサーバ装置。
  12. さらに、前記教育者の端末及び前記受講者の端末以外の端末からの情報挿入要求に応じて、前記文字列の該当するブロックの後に、情報を挿入する付加情報挿入手段を備える請求項2から11のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  13. 研修に係わる教育者及び教育を受ける受講者に対し、サーバ装置が通信網を介して教育支援サービスを提供する方法であって、
    前記サーバ装置が、前記受講者の端末から前記通信網を介して送信され研修内容に係わる音声信号を受信し、
    前記サーバ装置が、受信した音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割し、
    前記サーバ装置が、前記複数のブロックに分割された前記文字列を、前記音声信号を送信する端末の受講者を特定する受講者識別情報と対応付けてデータベースに記憶し、
    前記サーバ装置が、表示要求に応じて、前記データベースから該当する受講者に対応する文字列を読み出し、当該文字列を表示要求元の端末に送信して当該文字列の複数のブロックを時系列で表示させ、
    前記サーバ装置が、前記表示要求元の端末において前記文字列を表示している状態で、前記文字列に対するコメント挿入要求に応じて、前記文字列の該当するブロックの後に、コメントを挿入し、前記データベースに記憶される該当する文字列を前記コメントが挿入された文字列に更新し、
    前記サーバ装置が、前記受講者の端末において前記文字列と動画コンテンツとを表示しているとき、前記コメントが挿入された前記文字列に対応する前記動画コンテンツの部分に、前記コメントが挿入された旨を表すフラグを表示する、教育支援サービス提供方法。
  14. 研修に係わる教育者及び教育を受ける受講者に対し、通信網を介して教育支援サービスを提供するサーバ装置により実行されるプログラムであって、前記サーバ装置を
    前記受講者の端末から前記通信網を介して送信され、研修内容に係わる音声信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された音声信号を、テキスト形式の文字列に変換し、変換された文字列を複数のブロックに分割する変換手段と、
    前記複数のブロックに分割された前記文字列を、前記音声信号を送信する端末の受講者を特定する受講者識別情報と対応付けてデータベースに記憶する記憶制御手段と、
    表示要求に応じて、前記データベースから該当する受講者に対応する文字列を読み出し、当該文字列を表示要求元の端末に送信して当該文字列の複数のブロックを時系列で表示させる表示制御手段と、
    前記表示要求元の端末において前記文字列を表示している状態で、前記文字列に対するコメント挿入要求に応じて、前記文字列の該当するブロックの後に、コメントを挿入し、前記データベースに記憶される該当する文字列を前記コメントが挿入された文字列に更新するコメント挿入制御手段と
    して動作させ、
    前記コメント挿入制御手段は、前記受講者の端末において前記文字列と動画コンテンツとを表示しているとき、前記コメントが挿入された前記文字列に対応する前記動画コンテンツの部分に、前記コメントが挿入された旨を表すフラグを表示する、プログラム。
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