JP7377391B1 - 推定装置、推定方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者によらず一定の質で、迅速に土の土質を推定することができる推定装置を提供する。【解決手段】推定装置100は、建機200が有する1以上のセンサ231~233が検知した時系列データを取得する時系列取得部110と、取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部130と、分割された波形データが検知された時間における建機200による作業を第1分類器により推定する第1推定部140と、分割された波形データから、推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部150と、掘削抽出部150により抽出された波形データが検知された時間において掘削された土の土質を第2分類器により推定する第2推定部160と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、推定装置、推定方法及びプログラムに関する。
地山に対して新たに道路、ダム、トンネル等を建設するための工事を行う際には、建設作業を開始する前に、その地盤の地質調査を行う必要がある。地質調査においては、例えば、その地盤を構成するものが硬岩であるか、中硬岩であるか、軟岩であるか、あるいは土砂であるか等、土の土質を調査する。
現行では、シュミットハンマー(例えば、特許文献1)で調査対象の地盤上の複数箇所に打撃を与え、それぞれの箇所でのシュミットハンマーが受ける荷重の測定結果や、目視により確認した岩盤の特徴等を総合的に判断し、地質調査を行っている。
特開2023-13488号公報
このような方法では、作業者の手によってシュミットハンマーで岩盤の複数箇所を測定するため工期がかかるし、作業者が目視によって岩盤の特徴を確認し判断する必要があるため、作業者の熟練度によって判断が異なる場合がある。また、作業者が訓練をするのにも時間を要する。そこで、迅速かつ一定の正確さで地質調査を行うためのシステムが望まれている。ここで、一定の正確さとは、同じ地盤で地質調査を繰り返した場合に、調査結果の変動幅が定めた範囲に収まることである。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、短い工期で、作業者によらず一定の正確さで地質調査を行うことを可能とする土の土質の推定装置、推定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る推定装置は、建機が有する1以上のセンサが検知した時系列データを取得する時系列取得部と、取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部と、分割された波形データが検知された時間における建機による作業を第1分類器により推定する第1推定部と、分割された波形データから、推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部と、掘削抽出部により抽出された波形データが検知された時間において掘削された土の土質を第2分類器により推定する第2推定部と、を備える。
また、本発明の第2の観点に係る推定方法は、コンピュータが、建機が有する1以上のセンサが検知した時系列データを取得し、取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割し、分割された波形データが検知された時間における建機による作業を第1分類器により推定し、分割された波形データから、推定された作業が掘削である波形データを抽出し、掘削抽出部により抽出された波形データが検知された時間において掘削された土の土質を第2分類器により推定する、ことを特徴とする。
また、本発明の第3の観点に係るプログラムは、コンピュータを、建機が有する1以上のセンサが検知した時系列データを取得する時系列取得部、取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部、分割された波形データが検知された時間における建機による作業を第1分類器により推定する第1推定部、分割された波形データから、推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部、掘削抽出部により抽出された波形データが検知された時間において掘削された土の土質を第2分類器により推定する第2推定部、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、作業者によらず一定の質で、迅速に土の土質を推定することができる。
本実施形態に係る建機である油圧ショベルの構成を説明するための図である。 (a)車体座標系及びグローバル座標系とピッチ角を説明するための図である。(b)車体座標系及びグローバル座標系とロール角を説明するための図である。 本実施形態に係る推定装置のハードウェア構成を説明するための図である。 本実施形態に係る推定装置と建機の構成及び関係を説明するための図である。 本実施形態に係る推定処理を示すフローチャートである。 (a)時系列データの例を示す図である。(b)波形データの例を示す図である。 本実施形態に係る判定処理の一態様を示すフローチャートである。 本実施形態に係る判定処理の他の態様を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る推定装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本実施形態では、地質調査の対象である地盤に対して、油圧ショベル等の建機を使用して作業を行い、作業時の振動等に係るデータや画像に基づき、その土の土質を推定する。土の土質の推定には機械学習により学習した推論モデルを利用する。この推論モデルは、地質調査に先立ち、予め取得した作業時の振動等に係るデータ又は画像を入力データとし、その作業時の土の土質を正解データとする訓練データにより、学習することで用意される。
本実施形態では、建機として油圧ショベルを使用して調査対象である地盤を掘削し、掘削時の振動等に係るデータ及び排土の画像に基づいて土の土質を推定する。図1に示すように、本実施形態に係る建機200である油圧ショベルは、図1に示すように、走行体10と、走行体10に支持される旋回体20とを備える車両本体と、旋回体20に支持される作業機30と、走行体10に支持されるブレード40と、を備える。
走行体10は、左右にそれぞれ履帯を備え、履帯の回転により走行する。旋回体20は、旋回軸を中心に走行体10上を旋回可能に支持される。
作業機30は、ブーム31と、アーム32と、バケット33と、を備える。ブーム31は、旋回体20に回動可能に連結されており、ブームシリンダ34が油圧により伸縮することにより、角度αの方向に回動する。ブーム31は、ブームシリンダ34のヘッド側のポートに作業油が流れることにより上がり、ボトム側のポートに作業油が流れることにより下がる。また、ブームシリンダ34には不図示の油圧センサが備えられており、ヘッド側の油圧であるブームヘッド圧と、ボトム側の油圧であるブームボトム圧を測定できるようになっている。
アーム32は、ブーム31に回動可能に連結されており、アームシリンダ35が油圧により伸縮することにより、角度βの方向に回動する。また、アームシリンダ35には不図示の油圧センサが備えられており、ブームシリンダ34と同様に油圧が測定できるようになっている。
バケット33は、アーム32に回動可能に連結されており、バケットシリンダ36が油圧により伸縮することにより、角度γの方向に回動する。バケット33は、掘削の対象物を刮ぐ刃先と刮いだ対象物を収容する収容部とを有する。また、バケットシリンダ36には不図示の油圧センサが備えられており、ブームシリンダ34と同様に油圧が測定できるようになっている。
本実施形態では、ブームシリンダ34に備えられた油圧センサからのデータを利用しているが、これにかえて、もしくは、これに加えて、アームシリンダ35又はバケットシリンダ36に備えられた油圧センサ等からのデータを適宜利用することもできる。
ブレード40は、不図示のリフトシリンダが伸縮することによって矢印に示すように、上下に回動する。リフトシリンダにも不図示の油圧センサが備えられており、ブームシリンダ34と同様に油圧が測定できるようになっている。
作業者は、建機200の車両本体に配置される運転席221に座り、操作レバー222等の操作装置220を操作することによって、作業機30とブレード40とを操作する。
作業者は、作業機30を操作することによって、バケット33の刃先で地質調査対象の地盤を掘削し、掘削した土をバケット33に収容した後、作業機30を旋回させ、排土する。この一連の作業におけるデータや画像を取得するために、建機200の操作装置220には、車体角度センサ232と、カメラ233とが備えられている。
車体角度センサ232は、建機200の姿勢を検知する。図2に示すように、旋回体20の中心部を通る平面と旋回軸との交点を原点とするローカル座標(x,y,z)を設定する。車体角度センサ232は、傾きセンサと地磁気センサとを有する。傾きセンサは、例えばIMU(Inertial Measurement Unit)であり、3軸のジャイロと3方向の加速度計とによって車体の加速度及び角速度を計測する。傾きセンサは、計測結果に基づいて車体の傾きを検出し、即ち、図2(a)に示すようなグローバル座標(X,Y,Z)のX軸に対する回転を表すロール角θ2、図2(b)に示すようなグローバル座標のY軸に対する回転を表すピッチ角θ1を計測する。ピッチ角θ1は、作業機による掘削作業に伴い車体が持ち上がる方向である。
地磁気センサは、南北を検出し、車体のグローバル座標のZ軸に対する回転を表すヨー角θ3(不図示)の角度変位を計測する。
カメラ233は、二次元配列された複数の受光素子により、撮像面を含む受光面が構成されるCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを備えたカメラである。カメラ233は、建機200による作業中の映像又は画像を撮影する。この映像又は画像には、建機200による作業で排土された土の画像が含まれる。
続いて、上述した建機200による作業時の各種データ及び排土の画像を取得して、その土の土質を推定する推定装置100の構成を説明する。
図3は、推定装置100のハードウェア構成を示す図である。推定装置100は、入力部710と、表示部720と、制御部730と、主記憶部740と、補助記憶部750と、通信部760と、を備え、これらは、バス770を介して互いに接続されている。
入力部710は、マウス、キーボード等を含む。表示部720は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を含む。
制御部730は、例えば集積回路であるCPU(Central Processing Unit)を含む。制御部730は、補助記憶部750に記憶されるプログラムを実行することにより、推定装置100の種々に機能を実現して、後述する推定処理を実行する。
主記憶部740は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部740には、補助記憶部750からプログラムがロードされる。そして、主記憶部740は、制御部730の作業領域として用いられる。
補助記憶部750は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、SSD(Solid State Drive)及びHDD(Hard Disk Drive)に代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部750は、プログラムの他に、制御部730の処理に用いられる種々のデータを記憶する。補助記憶部750は、制御部730の指示に従って、制御部730によって利用されるデータを制御部730に供給し、制御部730から供給されたデータを記憶する。
通信部760は、外部の装置のEthernetフレームを送受するためのネットワークインタフェース回路を含む。通信部760は、外部から信号を受信して、この信号により示されるデータを制御部730へ出力する。また、通信部760は、制御部730から出力されたデータを示す信号を外部の装置へ送信する。
なお、入力部710と表示部720は、推定装置100と別体として構成されていてもよい。例えば、推定装置100の制御ボックスから入力部710と表示部720とが延長ケーブル等で推定装置100に接続されていてもよい。
また、推定装置100の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
また、制御部730によって実行されるプログラムを、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、本実施形態に係る推定装置100を構成することができる。このような記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magnetro-Optical Disc)が考えられる。
また、プログラムをインターネットに代表される通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロードするようにしてもよい。
また、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、本実施形態に係る推定装置100を達成することができる。
さらに、プログラムの全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムを実行することによっても、本実施形態に係る推定装置100を達成することができる。
なお、推定装置100の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロードしてもよい。
また、推定装置100の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を、回路を含む専用のハードウェアによって実現してもよい。
図4は、推定装置100と建機200の構成を示す図である。まず、推定装置100は、時系列取得部110と、画像取得部120と、分割部130と、第1推定部140と、掘削抽出部150と、第2推定部160と、排土抽出部170と、第3推定部180と、判定部190と、を備える。
時系列取得部110は、建機200が有する1以上のセンサが検知した時系列データを取得する。時系列取得部110は、有線又は無線ネットワークを通じて、建機200から
後述するペイロード計算値、ブームヘッド圧、ブームボトム圧、旋回角速度、ピッチ角θ1、ロール角θ2、ヨー角θ3等の一連の作業に係る時系列データを取得する。例えば、上記の数値を検知する場合には、7次元ベクトルを時間順に並べたものが、ここで取得される時系列データとなる。
画像取得部120は、有線又は無線ネットワークを通じて、建機200から、建機200が有するカメラ233により撮影された画像を取得する。分割部130は、時系列取得部110により取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する。
第1推定部140は、分割部130により分割された波形データが検知された時間における建機200による作業を第1分類器により推定する。第1分類器は、機械学習により学習された推論モデルであり、予め取得した波形データを入力データとし、その波形データが得られた際の建機200による作業のラベリングを出力データとする訓練データによって予め学習されている。第1分類器には、例えばLSTM(Long Short Term Memory)、RNN(Recurrent Neural Network)、決定木(CART、Classification and Regression Trees)を適用できるほか、各種のニューラルネットワークを採用することとしても良い。
第1推定部140は、分割部130により分割された波形データを第1分類器に入力として与えることにより、その波形データが示す作業が掘削、旋回、又は排土のいずれであるかを推定する。また、第1推定部140は、第1分類器による推定がどの程度確実であるのかを示す第1確信度C1を併せて出力する。第1分類器には、各種の機械学習技術や深層学習技術、ニューラルネットワーク技術等を適用することができる。
掘削抽出部150は、分割部130により分割された波形データから、第1推定部140により推定された作業が掘削である波形データを抽出する。
第2推定部160は、掘削抽出部150により抽出された波形データが検知された時間において掘削された土の土質を第2分類器により推定する。第2分類器は、機械学習により学習された推論モデルであり、予め取得した波形データを入力データとし、その波形データが得られた際の土の土質をラベリングしたものを出力データとする訓練データによって予め学習されている。
第2分類器には、例えばLSTM(Long Short Term Memory)、RNN(Recurrent Neural Network)、決定木(CART、Classification and Regression Trees)を適用できるほか、各種のニューラルネットワークを採用することとしても良い。
第2推定部160は、掘削抽出部150により抽出された波形データを第2分類器に入力として与えることにより、その波形データが示す土の土質が、例えば軟岩であるか、又は土砂であるかを推定する。また、第2推定部160は、第2分類器による推定がどの程度確実であるのかを示す第2確信度C2を併せて出力する。
排土抽出部170は、分割部130により分割された波形データから、第1推定部140により推定された作業が排土である波形データを抽出する。
第3推定部180は、画像取得部120により取得された画像に撮影されている土の土質を第3分類器により推定する。第3分類器は、機械学習により学習された推論モデルであり、予め取得した排土の画像を入力データとし、その排土の画像をラベリングしたものを出力データとする訓練データによって予め学習されている。第3分類器には、例えばCNN(Convolutional Neural Network)、決定木を適用できるほか、各種のニューラルネットワークを採用することとしても良い。
なお、第1分類器、第2分類器、第3分類器に適用可能な技術は、適宜変更が可能である。また、上記の説明で各分類器について掲げられた技術を、他の分類器に適用してもよい。
第3推定部180は、排土抽出部170により抽出された波形データが検知された時間における画像を第3分類器に入力として与えることにより、その画像に含まれる土の土質が、例えば軟岩であるか、又は土砂であるかを推定する。また、第3推定部180は、第3分類器による推定がどの程度確実であるのかを示す第3確信度C3を併せて出力する。
判定部190は、第2推定部160が推定した土の土質と、第3推定部180が推定した土の土質から、時系列データが検知された時間帯において作業された土の土質を判定する。
続いて、建機200は、建機制御装置210と、操作装置220と、油圧センサ231、車体角度センサ232、カメラ233等の各種センサと、を備える。建機制御装置210は、コントローラ、所定の記憶装置等を含み、記憶装置に記憶されたプログラム及びデータを読み出して実行することにより、操作装置220からの指示に従って建機200を制御したり、各種センサからデータを取得したりする。
建機制御装置210は、ペイロード計算部211を備える。ペイロード計算部211は、各油圧センサ231からの時系列データと、車体角度センサ232から計算したバケット33の位置の時系列データとに基づいて、バケット33に収容されている内容物の重量を計算する。また、建機制御装置210は、旋回体20を旋回させる旋回軸の駆動に基づいて、旋回作業中の旋回角速度を計算する。
さらに、建機制御装置210は、例えば、油圧センサ231からブームヘッド圧及びブームボトム圧の時系列データを取得し、車体角度センサ232から上述したピッチ角θ1、ロール角θ2、ヨー角θ3の時系列データを取得し、カメラから映像又は画像を取得する。そして、建機制御装置210は、推定装置100からの要求に従って、有線又は無線ネットワークを通じて、推定装置100にペイロード計算値、旋回角速度、ブームヘッド圧、ブームボトム圧、ピッチ角θ1、ロール角θ2、ヨー角θ3等の時系列データを送信する。
図5は、推定装置100によって実行される推定処理を説明するフローチャートである。推定処理では、建機200から地盤に対する作業における各種時系列データと画像を取得し、その地盤に含まれる土の土質を推定する。以下、図5を参照して、推定処理を説明する。
推定処理は、例えば、推定処理のアプリ、プログラムが起動された際にスタートする。推定処理がスタートすると、まず、時系列取得部110は、建機200に一連の作業における時系列データを要求し、取得する(ステップS501)。時系列データは、一連の作業における上述した各種時系列データの集合である。時系列データは、リアルタイムに得られるデータであってもよいし、一連の作業が終了した後にまとめて取得するデータであってもよい。
続いて、分割部130は、時系列データを所定時間長の波形データに分割する(ステップS502)。ここでは、分割部130は、5秒間隔で、図6(a)の例に示す時系列データDを、図6(b)の例に示すような波形データd1~d12に分割したとする。図6(a)(b)では、理解を容易にするために、時系列データは、7つのセンサが検知した7つの数値の時系列を図示している。一般には、上記のように、時系列データは、多次元ベクトルが時間順に並んだデータである。時系列データが7次元ベクトルを0.1秒間隔で検知したものであり、5秒間隔で分割した場合には、波形データは、7次元のベクトルを50個並べたものになる。
図5に戻り、ステップS503~ステップS505はループ処理である。第1推定部140は、分割された波形データd1を第1分類器に入力として与え、波形データd1における作業を推定する(ステップS504)。ここでは、第1推定部140は、図6(b)に示すように、波形データd1における作業が旋回であると推定したとする。
全ての波形データd1~d12における作業が推定されるまでループ処理は繰り返される(ステップS505)。第1推定部140は、波形データd1、d2における作業を旋回と、波形データd3~d6における作業を掘削と、波形データd7、d8における作業を旋回と、波形データd9~d11における作業を排土と、波形データd12における作業を停止と推定したとする。
図5に戻り、第1推定部140が全ての波形データd1~d12における作業を推定すると、掘削抽出部150は、推定された作業が掘削である波形データを抽出する(ステップS506)。図6に示す例では、波形データd3~d6が抽出される。
図5に戻り、続いて、ステップS507~ステップS509はループ処理である。第2推定部160は、まず、抽出された波形データd3~d6のうち、波形データd3を第2分類器に入力として与え、波形データd3が示す土の土質を推定する(ステップS508)。抽出された全て波形データd3~d6が示す土の土質が推定されるまでループ処理は繰り返される(ステップS509)。
第2推定部160は、抽出された全ての波形データd3~d6が示す土の土質を推定すると、一連の作業における土の土質の推定結果を決定する(ステップS510)。例えば、第2推定部160は、4つの波形データd3~d6の推定結果のうち、最も多く推定されたものを、その土の土質であると決定する。
その後、排土抽出部170は、第1推定部140により推定された作業が排土である波形データを抽出する(ステップS511)。図6に示す例では、波形データd9~d11が抽出される。
図5に戻り、ステップS512~ステップS515はループ処理である。画像取得部120は、排土抽出部170により抽出された波形データd9~d11のうち、波形データd9について、波形データd9が検知された時間を特定し、特定した時間における画像を建機200に要求し、取得する(ステップS513)。
第3推定部180は、画像取得部120が取得した画像を第3分類器に入力として与え、その画像に含まれる土の土質を推定する(ステップS514)。排土抽出部170により抽出された全ての波形データd9~d11が検知された時間が特定され、特定されたそれぞれの時間における画像に含まれる土の土質が推定されるまでループ処理は繰り返される(ステップS515)。
第3推定部180は、全ての排土の画像について土の土質を推定すると、その推定結果を決定する(ステップS516)。例えば、第3推定部180は、3つの波形データd9~d11に係る画像の推定結果のうち、最も多く推定されたものを、その土の土質であると決定する。
その後、判定部190は、後述する判定処理を実行し、第2推定部160による推定結果(ステップS510)及び第3推定部180による推定結果(ステップS516)に基づいて、一連の作業における土の土質を最終的に判定する(ステップS600)。判定部190による判定処理が終了すると、推定処理は終了する。
図7は、判定部190による判定処理の一態様を説明するフローチャートである。判定処理がスタートすると、まず、判定部190は、第2推定部160が推定した土の土質と、第3推定部180が推定した土の土質が同一であるか否かを判定する(ステップS601)。
判定部190は、第2推定部160により推定された土質と第3推定部180により推定された土質が同一であると判定した場合(ステップS601でYes)、その土質を採用し、時系列データDが検知された時間帯において作業された土の土質であると判定する(ステップS602)。
一方で、判定部190は、第2推定部160により推定された土質と第3推定部180により推定された土質が異なると判定した場合(ステップS601でNo)、第2推定部160及び第3推定部180から、第2確信度C2及び第3確信度C3を取得する(ステップS603)。そして、判定部190は、第2確信度C2と第3確信度C3を比較する(ステップS604)。
判定部190は、第2確信度C2が第3確信度C3よりも大きいと判定した場合(ステップS604でYes)、第2推定部160により推定された土質を採用し、時系列データDが検知された時間帯において作業された土の土質であると判定する(ステップS605)。
一方で、判定部190は、第2確信度C2が第3確信度C3よりも小さいと判定した場合(ステップS604でNo)、第3推定部180により推定された土質を採用し、時系列データDが検知された時間帯において作業された土の土質であると判定する(ステップS606)。
判定部190により、最終的な土の土質が判定されると、処理は「A」に進み、図5で説明される推定処理が終了する。
また、判定部190による判定処理には、機械学習により学習された推論モデルが用いられてもよい。図8は、判定部190による判定処理の他の態様を説明するフローチャートである。
図8で説明される判定処理で用いられる推論モデルは、判定処理に先立ち、予め取得された訓練データにより学習することで用意される。この推論モデルは、判定部190により予め用意されてもよい。即ち、推論モデルを、第2推定部160による推定結果と第2確信度C2及び第3推定部180による推定結果と第3確信度C3を入力とし、時系列データDが検知された時間帯において作業された土質を出力とする、訓練データにより学習することで用意される。
判定処理がスタートすると、判定部190は、第2推定部160による推定結果と第2確信度C2及び第3推定部180による推定結果と第3確信度C3を予め用意された推論モデルに入力として与える(ステップS621)。そして、判定部190は、推論モデルから出力された結果を、時系列データDが検知された時間帯において作業された土の土質として判定する(ステップS622)。
判定部190により、最終的な土の土質が判定されると、処理は「A」に進み、図5で説明される推定処理が終了する。
以上のように本実施形態によれば、一連の作業において建機が有する複数のセンサにより検知された時系列データを取得し、掘削作業時のデータを抽出した後、機械学習で学習された推論モデルを用いて土の土質を推定する。これにより、作業者が建機により調査対象の地盤に対して作業をすると、その地盤の土の土質を推定することができるため、地質調査に要する時間を短縮することができる。また、機械学習により学習された推論モデルを用いるため、作業者によらず一定の質を有する地質調査を行うことができる。
また、本実施形態によれば、上述した推定に加えて、建機から排土作業時の画像を取得し、機械学習で学習された他の推論モデルを用いて土の土質を推定し、最終的な判定に利用する。これにより、より精度よく土の土質を推定することができる。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、この開示の範囲内とみなされる。
本発明は、地質調査のための推定装置に広く適用することができる。
10 走行体
20 旋回体
30 作業機
31 ブーム
32 アーム
33 バケット
34 ブームシリンダ
35 アームシリンダ
36 バケットシリンダ
40 ブレード
100 推定装置
110 時系列取得部
120 画像取得部
130 分割部
140 第1推定部
150 掘削抽出部
160 第2推定部
170 排土抽出部
180 第3推定部
190 判定部
200 建機
210 建機制御装置
211 ペイロード計算部
220 操作装置
221 運転席
222 操作レバー
231 油圧センサ
232 車体角度センサ
233 カメラ
710 入力部
720 表示部
730 制御部
740 主記憶部
750 補助記憶部
760 通信部
770 バス
d1~d12 波形データ
D 時系列データ
α、β、γ 角度
θ1 ピッチ角
θ2 ロール角

Claims (13)

  1. 建機が有する1以上のセンサが第1時間帯において検知した時系列データを取得する時系列取得部と、
    前記取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部と、
    前記分割された波形データのそれぞれから、前記建機による作業を、学習済みの第1分類器により推定する第1推定部と、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部と、
    前記掘削抽出部により抽出された波形データのそれぞれから、掘削された土の土質が第1の土質か、第2の土質か、学習済みの第2分類器により推定する第2推定部と、
    前記推定された土質から、前記第1時間帯において作業された土の土質が第1の土質か、第2の土質かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記1以上のセンサは、油圧センサを含み、
    前記時系列データは、前記油圧センサが検知した前記建機のブームボトム圧の時系列データを含む、
    とを特徴とする推定装置。
  2. 建機が有する1以上のセンサが第1時間帯において検知した時系列データを取得する時系列取得部と、
    前記取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部と、
    前記分割された波形データのそれぞれから、前記建機による作業を、学習済みの第1分類器により推定する第1推定部と、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部と、
    前記掘削抽出部により抽出された波形データのそれぞれから、掘削された土の土質が第1の土質か、第2の土質か、学習済みの第2分類器により推定する第2推定部と、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が排土である波形データを抽出する排土抽出部と、
    前記排土抽出部により抽出された波形データが前記建機において検知されていた第2時間帯において、前記建機が有するカメラにより撮影された画像を取得する画像取得部と、
    前記取得された画像から、当該画像に撮影されている土の土質が第1の土質か、第2の土質かを、学習済みの第3分類器により推定する第3推定部と、
    前記推定された土質から、前記第1時間帯において作業された土の土質が第1の土質か、第2の土質かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記1以上のセンサは、油圧センサを含み、
    前記時系列データは、前記油圧センサが検知した前記建機のブームボトム圧の時系列データを含む、
    とを特徴とする推定装置。
  3. 前記第2推定部は、前記第2推定部により推定された土質に対する確信度をさらに出力し、
    前記第3推定部は、前記第3推定部により推定された土質に対する確信度をさらに出力し、
    前記判定部は、前記第2推定部により推定された土質及び前記第3推定部により推定された土質が
    同一である場合には、当該土質を前記時系列データが検知された前記第1時間帯において作業された土の土質であると判定し、
    異なる場合には、確信度が高い方の推定部が推定した土質を、前記時系列データが検知された前記第1時間において作業された土の土質であると判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の推定装置。
  4. 前記第2推定部は、前記第2推定部により推定された土質に対する確信度をさらに出力し、
    前記第3推定部は、前記第3推定部により推定された土質に対する確信度をさらに出力し、
    前記判定部は、
    推論モデルに、前記第2推定部による推定結果とその確信度及び前記第3推定部による推定結果とその確信度を入力とし、前記時系列データが検知された時間帯において作業された土質を出力とする、訓練データを学習させ、
    前記第2推定部による新たな推定結果とその確信度及び前記第3推定部による新たな推定結果とその確信度を、前記学習させた推論モデルに入力として与えることにより、前記時系列データが新たに検知された時間帯において作業された土の土質を判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の推定装置。
  5. 前記第1分類器及び前記第2分類器は、RNN、LSTM又は決定木である、
    ことを特徴とする請求項に記載の推定装置。
  6. 前記第3分類器は、CNN又は決定木である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
  7. 前記第1の土質は軟岩であり、前記第2の土質は土砂である、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の推定装置。
  8. 前記時系列データは、前記油圧センサが検知した前記建機のブームヘッド圧の時系列データをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の推定装置。
  9. 前記1以上のセンサは、車体角度センサをさらに含み、
    前記時系列データは、前記車体角度センサが検知した前記建機のピッチ角、前記車体角度センサが検知した前記建機のロール角、前記車体角度センサが検知した前記建機のヨー角、前記時系列データに基づいて計算したバケットに収容される内容物の重量を示すペイロード計算値、前記建機が有する旋回体の旋回角速度、のいずれか少なくとも1つの時系列データをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の推定装置。
  10. コンピュータが、
    建機が有する1以上のセンサが第1時間帯において検知した時系列データを取得し、
    前記取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割し、
    前記分割された波形データのそれぞれから、前記建機による作業を、学習済みの第1分類器により推定し、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が掘削である波形データを抽出し、
    記抽出された波形データのそれぞれから、掘削された土の土質が第1の土質か、第2の土質か、学習済みの第2分類器により推定
    前記推定された土質から、前記第1時間帯において作業された土の土質が第1の土質か、第2の土質かを判定し、
    前記1以上のセンサは、油圧センサを含み、
    前記時系列データは、前記油圧センサが検知した前記建機のブームボトム圧の時系列データを含む、
    ことを特徴とする推定方法。
  11. コンピュータが、
    建機が有する1以上のセンサが第1時間帯において検知した時系列データを取得し、
    前記取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割し、
    前記分割された波形データのそれぞれから、前記建機による作業を、学習済みの第1分類器により推定し、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が掘削である波形データを抽出し、
    記抽出された波形データのそれぞれから、掘削された土の土質が第1の土質か、第2の土質か、学習済みの第2分類器により推定
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が排土である波形データを抽出し、
    前記抽出された波形データであって前記推定された作業が排土である波形データが前記建機において検知されていた第2時間帯において、前記建機が有するカメラにより撮影された画像を取得し、
    前記取得された画像から、当該画像に撮影されている土の土質が第1の土質か、第2の土質かを、学習済みの第3分類器により推定し、
    前記推定された土質から、前記第1時間帯において作業された土の土質が第1の土質か、第2の土質かを判定し、
    前記1以上のセンサは、油圧センサを含み、
    前記時系列データは、前記油圧センサが検知した前記建機のブームボトム圧の時系列データを含む、
    ことを特徴とする推定方法。
  12. コンピュータを、
    建機が有する1以上のセンサが第1時間帯において検知した時系列データを取得する時系列取得部、
    前記取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部、
    前記分割された波形データのそれぞれから、前記建機による作業を、学習済みの第1分類器により推定する第1推定部、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部、
    前記掘削抽出部により抽出された波形データのそれぞれから、掘削された土の土質が第1の土質か、第2の土質か、学習済みの第2分類器により推定する第2推定部、
    前記推定された土質から、前記第1時間帯において作業された土の土質が第1の土質か、第2の土質かを判定する判定部、として機能させ、
    前記1以上のセンサは、油圧センサを含み、
    前記時系列データは、前記油圧センサが検知した前記建機のブームボトム圧の時系列データを含む、
    とを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータを、
    建機が有する1以上のセンサが第1時間帯において検知した時系列データを取得する時系列取得部、
    前記取得された時系列データを所定時間長の波形データに分割する分割部、
    前記分割された波形データのそれぞれから、前記建機による作業を、学習済みの第1分類器により推定する第1推定部、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が掘削である波形データを抽出する掘削抽出部、
    前記掘削抽出部により抽出された波形データのそれぞれから、掘削された土の土質が第1の土質か、第2の土質か、学習済みの第2分類器により推定する第2推定部、
    前記分割された波形データから、前記推定された作業が排土である波形データを抽出する排土抽出部、
    前記排土抽出部により抽出された波形データが前記建機において検知されていた第2時間帯において、前記建機が有するカメラにより撮影された画像を取得する画像取得部、
    前記取得された画像から、当該画像に撮影されている土の土質が第1の土質か、第2の土質かを、学習済みの第3分類器により推定する第3推定部、
    前記推定された土質から、前記第1時間帯において作業された土の土質が第1の土質か、第2の土質かを判定する判定部、として機能させ、
    前記1以上のセンサは、油圧センサを含み、
    前記時系列データは前記油圧センサが検知した前記建機のブームボトム圧の時系列データを含む、
    とを特徴とするプログラム。
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