JP7375909B2 - 設備診断システム、及び、設備診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、設備診断システム、及び、設備診断方法に関する。
電力設備等の社会インフラにおいて障害が発生した場合、人々の生活に多大な影響を及ぼすおそれがある。したがって、このような障害が発生しないように、社会インフラの点検、診断を着実に行うことが重要である。しかしながら、診断の対象となる設備の数は膨大であることから、設備の診断を、高い精度で、かつ効率的に行う技術に対する期待が高まってきている。
このような技術に関連する技術として、特許文献1には、航空機に搭載されたカメラにより撮影された画像データをもとに被点検物について巡視点検する巡視点検支援システムが開示されている。このシステムは、撮影した画像データから被点検物に異常が生じた異常箇所の画像データを検出する。そして、このシステムは、その異常箇所の画像データをもとに異常状態を判別し、当該異常箇所の異常状態を含む点検結果を出力する。
また、特許文献2には、車両内に活線状態にある送電線あるいは配電線等の異常を監視するための赤外線による監視装置を搭載した地上監視型装柱点検車が開示されている。この点検車では、当該監視装置で臨む方向の車両の隔壁部は、当該監視装置の監視効果を高めるために赤外線透過結晶により形成した隔壁部材により構成されている。
また、特許文献3には、撮像手段により撮影して得られた画像の輝度分布をもとに、架空線に対し付属物を識別して検出する機能を有する架空線の自動点検装置が開示されている。この装置は、識別した当該架空線やその付属物に対し、異常についての検査判定を行い、その検査判定結果を出力する。
特開2019-009919号公報 実開平06-005312号公報 特開平10-117415号公報
社会インフラを構成する診断の対象となる設備は、様々な場所に設定されている。例えば、柱上など作業員が行きにくい場所に設置された、膨大な数の電源設備や通信設備等を診断するのに要するコストは非常に高いという問題がある。上述した特許文献1乃至3が示すような技術は、この課題を解決するのに十分であるとは言えない。
本発明の主たる目的は、設備の診断を、高い精度で、かつ効率的に行うことである。
本発明の一態様に係る設備診断システムは、近赤外線帯域において設備を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を搭載し、前記設備を撮像可能な場所に移動する移動手段と、前記撮像手段によって得られた近赤外線撮像画像に基づいて、前記設備の状態を診断する診断手段と、を備える。
上記目的を達成する他の見地において、本発明の一態様に係る設備診断方法は、撮像手段を搭載した移動手段が、前記設備を撮像可能な場所に移動し、前記撮像手段によって、近赤外線帯域において前記設備を撮像し、情報処理装置によって、前記撮像手段によって得られた近赤外線撮像画像に基づいて、前記設備の状態を診断する。
本発明は、設備の診断を、高い精度で、かつ効率的に行うことを可能とする。
本発明の第1の実施形態に係る設備診断システム1の構成を示すブロック図である。 可視光線による撮像画像と近赤外線による撮像画像との違いを示す例を表す図である。 本発明の第1の実施形態に係る設備診断システム1の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る設備診断システム5の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る設備診断装置10あるいは第2の実施形態に係る診断部53を実行可能な情報処理装置900の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る設備診断システム1の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る設備診断システム1は、柱31の上部に設置された設備30の状態を表す情報(画像)を収集し、収集した画像に基づいて、設備30の状態を診断するシステムである。設備30は、例えば、社会インフラを構成する電源設備や通信設備等である。尚、図1には説明の便宜上1つの設備30及び柱31を示しているが、設備診断システム1が診断の対象とする設備30の数は複数でもよい。
設備診断システム1は、大別して、設備診断装置10、カメラ21及び22、車両23、及び、管理端末40を含んでいる。カメラ21及び22は、第一及び第二の撮像手段の一例であり、車両23は移動手段の一例である。
車両23は、カメラ21及び22を搭載し、カメラ21及び22によって設備30を撮像可能な場所に移動する。車両23は、設備30が複数である場合、各設備30を撮像可能な場所を巡回する。車両23は、作業員による運転操作によって移動してもよいし、あるいは、自動運転機能を備えることによって移動してもよい。但し、車両23が自動運転機能を備える場合、車両23には、設備30の位置を表す地図情報が与えられていることとする。
カメラ21は、近赤外線によって設備30を撮像した近赤外線撮像画像210を取得する。
ここで近赤外線による撮像について説明する。赤外線は、その波長によって、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に大別される。近赤外線は、その波長が0.7-2.5μm(マイクロメートル)程度の電磁波であり、赤色の可視光線に近い波長を持つ。中赤外線は、その波長が約2.5-4μm程度の電磁波で、近赤外線の一部として分類されることもある。遠赤外線はその波長が約4-1000μm程度の電磁波であり、熱線とも呼ばれる。
近赤外線は、近赤外線に特有の吸光特性や反射特性を有するので、近赤外線を用いて設備30を撮像することによって、可視光線等による撮像画像では判別が困難な設備30の表面の状態を判別することが可能となる。近赤外線を用いて設備30を撮像することによって、例えば、設備30における、塩分や水分や油分の付着状態等を判別することができる。
図2は、可視光線による撮像画像と近赤外線による撮像画像との違いを示す第一の例を表す図である。図2の(a)に示す可視光線による撮像画像A1、及び、図2の(b)に示す近赤外線による撮像画像B1は、木箱に置いた2つの碍子のうちの一方(画像における上側の碍子)に対して塩水を噴霧したのちに撮像した画像である。この例において、塩水の濃度は、海水に相当する3.5%(パーセント)である。また、図2に例示する撮像画像は、塩水の噴霧と乾燥とを10回程度繰り返したのちに撮像した画像である。
図2に示す通り、近赤外線による撮像画像B1は、可視光線による撮像画像A1と比較して、塩分が付着している場所と塩分が付着していない場所とのコントラストがはっきりしている。これは、セラミックスの碍子が近赤外線を吸収する(即ち画像においてより黒く見える)のに対して、塩分は近赤外線を吸収しない(即ち画像においてより白く見える)からである。
また、近赤外線は、撮像対象物に付着した物質(塩分、水分、油分等)によって、吸光特性や反射特性が異なるので、近赤外線による撮像画像から、撮像対象物に付着した物質を判別することも可能である。
図1に示すカメラ22は、遠赤外線によって設備30を撮像した遠赤外線撮像画像220を取得する。遠赤外線撮像画像220は、例えば、設備30の表面の温度を表している。
カメラ21によって得られた近赤外線撮像画像210、及び、カメラ22によって得られた遠赤外線撮像画像220は、設備診断装置10へ入力される。カメラ21及び22と設備診断装置10とが通信ネットワーク(不図示)等を介して通信可能に接続されている場合、近赤外線撮像画像210及び遠赤外線撮像画像220は、当該通信ネットワークを介して、設備診断装置10へ入力される。また、近赤外線撮像画像210及び遠赤外線撮像画像220が記憶された不揮発性の記録媒体を介して、近赤外線撮像画像210及び遠赤外線撮像画像220が設備診断装置10へ入力されてもよい。
設備診断装置10は、例えばサーバ等の情報処理装置であり、診断部11、予測部12、及び、記憶部13を備える。診断部11、予測部12、及び、記憶部13は、順に、診断手段、予測手段、及び、記憶手段の一例である。
管理端末40は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、設備診断装置10と通信可能に接続されている。管理端末40は、例えば、作業員が設備診断装置10に対して情報を入力する場合、あるいは、作業員が設備診断装置10から出力された情報の内容を確認する場合に、ユーザインタフェースとして使用される装置である。
記憶部13は、例えば電子メモリや磁気ディスク等の不揮発性の記憶デバイスであり、後述する撮像画像131、状態情報132、障害実績133、診断用学習モデル134、及び、予測用学習モデル135を記憶している。
記憶部13は、これまでの設備30に対する点検作業において得られた近赤外線撮像画像210及び遠赤外線撮像画像220を、撮像画像131として記憶している。
状態情報132は、これまでに得られた、設備30の表面の状態(付着物の状態等)を表す情報である。状態情報132は、例えば管理端末40を介して、作業員により設備診断装置10に入力された情報である。尚、記憶部13は、撮像画像131と状態情報132とを関連付けて記憶している。即ち、記憶部13は、ある撮像画像131が表す設備30の表面の状態を記憶している。
診断部11は、上述の通りに関連付けされた撮像画像131及び状態情報132を教師データとして機械学習を行い、当該機械学習の結果を表す診断用学習モデル134を生成あるいは更新する。即ち、診断用学習モデル134は、診断部11が、近赤外線撮像画像210及び近赤外線撮像画像210に基づいて、設備30の表面の状態等を診断する際に用いる学習モデルである。
診断部11は、例えば、教師データとして、図2の(b)に例示する撮像画像B1のような画像を与えられた場合、設備30に含まれる碍子に塩分が付着していると診断する基準となる診断用学習モデル134を生成あるいは更新する。そしてそののち、診断部11は、近赤外線撮像画像210が図2の(b)に例示する撮像画像B1のような画像である場合、診断用学習モデル134に基づいて、設備30に含まれる碍子に塩分が付着していると診断する。
診断部11は、例えば、近赤外線撮像画像210が設備30の壁に水分あるいは油分が付着していることを表しており、遠赤外線撮像画像220が設備30の壁における発熱を表している場合、設備30における壁の発熱している部分において、壁の内部から水分あるいは油分が漏れていると診断する。
診断部11は、設備30の状態を診断した結果を、予測部12に入力するとともに、管理端末40に送信する。診断部11は、また、設備30の状態を診断した結果を、管理端末40から参照可能に、記憶部13に格納してもよい。
予測部12は、診断部11から入力された診断結果と予測用学習モデル135とに基づいて、設備30において発生する障害を予測する。例えば、図2に例示するように、予測部12は、診断部11による設備30に含まれる碍子に塩分が付着しているとの診断結果を入力し、予測用学習モデル135を用いて、絶縁の低下に伴う停電の発生を予測する。
予測部12は、また、予測用学習モデル135を生成する機械学習を行う機能を有する。記憶部13にはこれまでに設備30において発生した障害の実績を表す障害実績133が記憶されている。障害実績133は、例えば管理端末40を介して、作業員により設備診断装置10に入力された情報である。尚、記憶部13は、状態情報132と障害実績133とを関連付けて記憶している。即ち、記憶部13は、設備30がある状態にある場合に、設備30において発生する可能性がある障害を表す情報を記憶している。
予測部12は、診断結果に関する複数のサンプルデータを入力データとし障害実績133をラベルとする教師データを用いて機械学習を行い、当該機械学習の結果を表す予測用学習モデル135を生成あるいは更新する。即ち、予測用学習モデル135は、予測部12が、診断部11による設備30の状態の診断結果に基づいて、設備30において発生する障害を予測する際に用いる学習モデルである。
予測部12は、予測用学習モデル135を生成後、診断部11による診断結果を入力し、予測用学習モデル135を用いて、設備30において発生する障害を予測した結果を出力する。予測部12は、障害を予測した結果を、管理端末40に出力する。予測部12は、また、設備30において発生する障害を予測した結果を、管理端末40から参照可能に、記憶部13に格納してもよい。
次に図3のフローチャートを参照して、本実施形態に係る設備診断システム1の動作(処理)について詳細に説明する。
車両23は、設備30を撮像可能な場所に移動する(ステップS101)。カメラ21は、設備30を撮像した近赤外線撮像画像210を取得し、カメラ22は、設備30を撮像した遠赤外線撮像画像220を取得する(ステップS102)。カメラ21は、近赤外線撮像画像210を設備診断装置10へ入力し、カメラ22は、遠赤外線撮像画像220を、設備診断装置10へ入力する(ステップS103)。
設備診断装置10における診断部11は、近赤外線撮像画像210と遠赤外線撮像画像220と診断用学習モデル134とに基づいて、設備30の状態を診断する(ステップS104)。設備診断装置10における予測部12は、診断部11による設備30の状態の診断結果と予測用学習モデル135とに基づいて、設備30において発生する障害を予測し(ステップS105)、全体の処理は終了する。
本実施形態に係る設備診断システム1は、設備の診断を、高い精度で、かつ効率的に行うことができる。その理由は、設備診断システム1では、近赤外線帯域において設備30を撮像するカメラ21を搭載した車両23が設備30を撮像可能な場所に移動し、診断部11が、カメラ21によって得られた近赤外線撮像画像210に基づいて、設備30の状態を診断するからである。
以下に、本実施形態に係る設備診断システム1によって実現される効果について、詳細に説明する。
社会インフラを構成する診断の対象となる設備は、様々な場所に設定されており、例えば、柱上など作業員が行きにくい場所に設置された、膨大な数の電源設備や通信設備等を診断するのに要するコストは非常に高い。従って、設備の診断を、高い精度で、かつ効率的に行うことが課題である。
このような課題に対して、本実施形態に係る設備診断システム1は、カメラ21と、車両23と、診断部11とを備え、例えば図1乃至図3を参照して上述した通り動作する。即ち、カメラ21は、近赤外線帯域において設備30を撮像する。車両23は、カメラ21を搭載し、設備30を撮像可能な場所に移動する。そして、診断部11は、カメラ21によって得られた近赤外線撮像画像210に基づいて、設備30の状態を診断する。
即ち、本実施形態に係る設備診断システム1では、近赤外線により撮像するカメラ21を搭載した車両23が、診断対象の設備30を撮像可能な場所まで行き、その場所から近赤外線により設備30を撮影する。近赤外線に特有の吸光特性や反射特性を利用した近赤外線撮像画像210は、図2に例示する通り、設備30の状態を明確に表しているので、設備30からある程度離れた場所からの撮像された画像であっても、その画像から設備30の状態を診断可能である。したがって、設備診断システム1は、近赤外線により撮像するカメラ21を用いることで、例えば設備30のすぐ近くまで行かなくとも、道路を走行する車両23から撮像した近赤外線撮像画像210に基づく高い精度の診断を行うことができる。
また、本実施形態に係る設備診断システム1は、車両23に搭載した、遠赤外線により撮像するカメラ22をさらに備え、カメラ21により得られた近赤外線撮像画像210と、カメラ22により得られた遠赤外線撮像画像220との両方に基づいて設備30の状態を診断する。近赤外線撮像画像210は設備30の表面における付着物の状態を表し、遠赤外線撮像画像220は設備30の表面の温度を表すので、設備診断システム1はこれらの2種類の撮像画像に基づいて、設備30の状態をより高い精度で行うことができる。
また、本実施形態に係るカメラ21あるいはカメラ22は、設備30に表示された文字を撮像し、診断部11は、近赤外線撮像画像210あるいは遠赤外線撮像画像220に含まれる文字が表す情報を識別し、文字の識別結果をふまえて、設備30の状態を診断してもよい。この場合、診断部11は、既存の文字認識技術を用いることによって、画像に含まれる文字を認識可能である。
例えば、診断部11は、設備30に塩分の付着に対する注意を喚起する「塩分付着注意」という文字が表示されている場合において、その文字を文字識別処理によって識別する。そして、診断部11は、設備30における塩分の付着を近赤外線撮像画像210から検出した場合、設備30において塩分が付着している問題が生じていると診断する。設備30に「塩分付着注意」という文字が表示されていない場合、診断部11は、設備30における塩分の付着を検出したとしても、設備30は特に問題ないと診断してもよい。
あるいは例えば、診断部11は、設備30に高温に対する注意を喚起する「高温注意」という文字が表示されている場合において、その文字を文字識別処理によって識別する。そして、診断部11は、設備30における発熱を遠赤外線撮像画像220から検出した場合、設備30において発熱している問題が生じていると診断する。設備30に「高温注意」という文字が表示されていない場合、診断部11は、設備30における発熱を検出したとしても、ユーザが指定する既定の温度範囲内であれば、設備30は特に問題ないと診断してもよい。
このように、設備診断システム1は、近赤外線撮像画像210あるいは遠赤外線撮像画像220に含まれる文字が表す情報をふまえて、設備30の状態をより正確に診断することができる。
また、本実施形態に係る設備診断システム1は、診断用学習モデル134を生成及び更新しながら、設備30の状態を診断するとともに、予測用学習モデル135を生成及び更新しながら、設備30において発生する障害を予測する。これにより設備診断システム1は、設備30の状態の診断精度や、設備30において発生する障害の予測精度を向上させることができる。尚、設備診断システム1は、診断用学習モデル134や予測用学習モデル135を必ずしも備える必要はなく、診断や予測を行うための基準となる情報が与えられればよい。また、本実施形態に係る設備診断システム1は、カメラ21及び22を搭載して設備30を撮像可能な場所に移動する移動手段として、車両23の代わりに、例えばドローンやヘリコプター等の飛翔体を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態に係る設備診断システム1が診断対象とする設備30は、柱31の上部に設置された柱上設備に限定されない。設備30の設置場所は、車両23等の移動手段が移動可能な場所から設備30を撮像できるような場所であればよい。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る設備診断システム5の構成を示すブロック図である。設備診断システム5は、撮像部51、移動部52、及び、診断部53を備えている。但し、撮像部51、移動部52、及び、診断部53は、順に、撮像手段、移動手段、及び、診断手段の一例である。
撮像部51は、近赤外線帯域において設備50を撮像する。但し、撮像部51は、例えば第1の実施形態に係るカメラ21のような機器である。
移動部52は、撮像部51を搭載し、設備50を撮像可能な場所に移動する。但し、移動部52は、例えば第1の実施形態に係る車両23のような移動手段である。
診断部53は、撮像部51によって得られた近赤外線撮像画像510に基づいて、設備50の状態を診断する。診断部53は、例えば、第1の実施形態に係る設備診断装置10のような情報処理装置によって実現可能である。診断部53は、例えば、第1の実施形態に係る診断部11と同様に、設備50の診断に関する教師データを用いて機械学習をおこなった結果を表す学習モデルを生成し、当該学習モデルを用いて、設備50の状態を診断してもよい。
本実施形態に係る設備診断システム5は、設備の診断を、高い精度で、かつ効率的に行うことができる。その理由は、設備診断システム5では、近赤外線帯域において設備50を撮像する撮像部51を搭載した移動部52が設備50を撮像可能な場所に移動し、診断部53が、撮像部51によって得られた近赤外線撮像画像510に基づいて、設備50の状態を診断するからである。
<ハードウェア構成例>
上述した各実施形態において図1に示した設備診断装置10における各部、あるいは、図4に示した診断部53は、専用のHW(HardWare)(電子回路)によって実現することができる。また、図1及び図4において、少なくとも、下記構成は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。
・診断部11及び53、
・予測部12、
・記憶部13における記憶制御機能。
但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る設備診断装置10あるいは第2の実施形態に係る診断部53を実行可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図5は、図1に示した設備診断装置10及び図4に示した診断部53を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図5に示した情報処理装置900は、構成要素として下記を備えているが、下記のうちの一部の構成要素を備えない場合もある。
・CPU(Central_Processing_Unit)901、
・ROM(Read_Only_Memory)902、
・RAM(Random_Access_Memory)903、
・ハードディスク(記憶装置)904、
・外部装置との通信インタフェース905、
・バス906(通信線)、
・CD-ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記録媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、
・モニターやスピーカ、キーボード等の入出力インタフェース909。
即ち、上記構成要素を備える情報処理装置900は、これらの構成がバス906を介して接続された一般的なコンピュータである。情報処理装置900は、CPU901を複数備える場合もあれば、マルチコアにより構成されたCPU901を備える場合もある。情報処理装置900は、CPU901に加えてGPU(Graphical_Processing_Unit)(不図示)を備えてもよい。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図5に示した情報処理装置900に対して、次の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給する。その機能とは、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1及び図4)における上述した構成、或いはフローチャート(図3)の機能である。本発明は、その後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性のメモリ(RAM903)、または、ROM902やハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。その手順としては、例えば、CD-ROM等の各種記録媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等がある。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記録媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
尚、上述した各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した各実施形態により例示的に説明した本発明は、以下には限られない。
(付記1)
近赤外線帯域において設備を撮像する第一撮像手段と、
前記第一撮像手段を搭載し、前記設備を撮像可能な場所に移動する移動手段と、
前記第一撮像手段によって得られた近赤外線撮像画像に基づいて、前記設備の状態を診断する診断手段と、
を備える設備診断システム。
(付記2)
前記第一撮像手段は、前記設備の表面に物質が付着した状態を表す前記近赤外線撮像画像を取得する、
付記1に記載の設備診断システム。
(付記3)
前記第一撮像手段は、前記設備の表面に、水分、油分、塩分が付着した状態を表す前記近赤外線撮像画像を取得する、
付記2に記載の設備診断システム。
(付記4)
前記第一撮像手段は、前記設備に表示された文字を撮像し、
前記診断手段は、前記第一撮像手段によって得られた文字画像に基づいて、前記設備の状態を診断する、
付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の設備診断システム。
(付記5)
遠赤外線帯域において前記設備を撮像する第二撮像手段を備え、
前記移動手段は、前記第二撮像手段を搭載し、
前記第二撮像手段は前記設備における発熱を表す遠赤外線撮像画像を取得し、
前記診断手段は、前記遠赤外線撮像画像と前記近赤外線撮像画像とに基づいて、前記設備の状態を診断する、
付記1乃至付記4のいずれか一項に記載の設備診断システム。
(付記6)
前記近赤外線撮像画像と前記設備の状態を表す情報とを関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
前記診断手段は、前記近赤外線撮像画像から前記設備の状態を診断する際に用いる第一の学習モデルを生成する、
をさらに備える、付記1乃至付記5のいずれか一項に記載の設備診断システム。
(付記7)
前記診断手段による前記設備の診断結果から前記設備において発生する障害を予測するとともに、前記障害を予測する際に用いる第二の学習モデルを生成する予測手段を更に備え、
前記記憶手段は、前記設備の状態を表す情報と、前記設備において発生した障害の実績とを関連付けて記憶する、
付記6に記載の設備診断システム。
(付記8)
前記移動手段は、車両あるいは飛翔体である、
付記1乃至付記7のいずれか一項に記載の設備診断システム。
(付記9)
前記設備は柱上に設置されている、
付記1乃至付記8のいずれか一項に記載の設備診断システム。
(付記10)
第一撮像手段を搭載した移動手段が、設備を撮像可能な場所に移動し、
前記第一撮像手段によって、近赤外線帯域において前記設備を撮像し、
情報処理装置によって、前記撮像手段によって得られた近赤外線撮像画像に基づいて、前記設備の状態を診断する、
設備診断方法。
(付記11)
前記移動手段は、第二撮像手段を搭載し、
前記第二撮像手段によって、遠赤外線帯域において前記設備を撮像した前記設備における発熱を表す遠赤外線撮像画像を取得し、
前記情報処理装置によって、前記遠赤外線撮像画像と前記近赤外線撮像画像とに基づいて、前記設備の状態を診断する、
付記10に記載の設備診断方法。
1 設備診断システム
10 設備診断装置
11 診断部
12 予測部
13 記憶部
131 撮像画像
132 状態情報
133 障害実績
134 診断用学習モデル
135 予測用学習モデル
21 カメラ
210 近赤外線撮像画像
22 カメラ
220 遠赤外線撮像画像
23 車両
30 設備
31 柱
40 管理端末
5 設備診断システム
50 設備
51 撮像部
510 近赤外線撮像画像
52 移動部
53 診断部
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク(記憶装置)
905 通信インタフェース
906 バス
907 記録媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (6)

  1. 近赤外線帯域において、設備に関して注意を要する問題を示す文字が表示された前記設備を撮像する第一撮像手段と、
    前記第一撮像手段を搭載し、前記設備を撮像可能な場所に移動する移動手段と、
    前記第一撮像手段によって得られた近赤外線撮像画像から前記文字が表す情報と前記設備の状態とを取得し、前記文字が表す情報と関連する前記設備の状態を取得したか否かに応じて前記問題が発生した状態であるか否かを診断する診断手段と、
    を備える設備診断システム。
  2. 前記第一撮像手段は、前記設備の表面に物質が付着した状態を表す前記近赤外線撮像画像を取得する、
    請求項1に記載の設備診断システム。
  3. 前記第一撮像手段は、前記設備の表面に、水分、油分、塩分が付着した状態を表す前記近赤外線撮像画像を取得する、
    請求項2に記載の設備診断システム。
  4. 前記移動手段は、車両あるいは飛翔体である、
    請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の設備診断システム。
  5. 前記設備は柱上に設置されている、
    請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の設備診断システム。
  6. 第一撮像手段を搭載した移動手段が、設備を撮像可能な場所に移動し、
    前記第一撮像手段によって、近赤外線帯域において、前記設備に関して注意を要する問題を示す文字が表示された前記設備を撮像し、
    情報処理装置によって、前記第一撮像手段によって得られた近赤外線撮像画像から前記文字が表す情報と前記設備の状態とを取得し、前記文字が表す情報と関連する前記設備の状態を取得したか否かに応じて前記問題が発生した状態であるか否かを診断する、
    設備診断方法。
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