JP7373277B2 - 部分放電検出装置および部分放電検出方法 - Google Patents

部分放電検出装置および部分放電検出方法 Download PDF

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本発明は、電気設備・機器の内部での部分放電発生を検出する部分放電検出装置および部分放電検出方法に関する。
部分放電は、絶縁破壊の前駆現象であり、運転状態の電気機器(例えば、変圧器や開閉装置等)から発生する部分放電を計測・評価することにより、電気機器の絶縁性能の劣化診断が行われている。
部分放電を検出する方法としては、部分放電に伴う発光・発熱・パルス電流・電磁波・超音波等を感知するセンサを使用する方法がある。例えば、特許文献1には、電気機器を格納する容器の表面を流れる高周波電流を検知するセンサが開示されている。この文献に開示されているセンサは、検出電極をシールド金属容器で覆うことにより、外部からのノイズが侵入し難い構造とし、いわゆる環境ノイズの影響を少なくして、表面電流の検出感度を向上させることが試みられている。
しかしながら、センサの感度を表面電流に特化して向上させたとしても、検出した信号が、部分放電に起因する表面電流であるか、ほかのノイズに起因する表面電流であるか、判断するのが難しいという問題がある。また部分放電検出のための信号が、高い周波数帯に広く分布していた場合、それらの信号を記録し、解析するためには、サンプリングスピードが高速かつ感度の高い高性能の素子や解析のための高速の信号処理のプロセッサーを用いる必要があり、測定装置のコストが高くなってしまうという問題がある。
特開平10-170594号公報
本発明は、電気機器を格納する容器の表面を流れる高周波電流を観測し、部分放電に起因する信号を効率的に感度良く検出し、かつ、測定のコストを抑えることが可能となる部分放電検出装置および部分放電検出方法を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の部分放電検出装置は、物体の表面電流を検知するセンサと、前記センサの出力信号を設定された周波数帯域に制限するフィルタ部と、前記フィルタ部の出力信号のエネルギーを測定しそのエネルギーの強さに対応する信号を出力するRFディテクタと、前記RFディテクタの出力信号をサンプリングして記録する記録部と、前記記録部に記録された信号を解析する解析部と、を備え、前記解析部は、定められた閾値以上の信号を抽出するレベル判定部と、定められた周期以外の信号を除去するノイズ除去部と、前記定められた周期の信号の継続性を判定する継続性判定部と、前記継続性判定部の結果を受けて部分放電を判定する部分放電判定部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、表面電流から得られる信号を、ノイズ成分を除去し、部分放電に起因する信号を抽出して解析できるので、部分放電が発生したときの検出感度を向上することができる。
本発明の一態様においては、本発明の部分放電検出装置の前記定められた閾値は、時刻ごとに設定されることを特徴とする。
このような構成によれば、ノイズの時刻による変化に基づいて閾値が設定されるので、信号の誤検出を低減することができる。
本発明の一態様においては、本発明の部分放電検出装置の前記継続性判定部は複数の判定基準を有し、前記部分放電判定部は、前記複数の判定基準の各発生回数により部分放電を判定することを特徴とする。
このような構成によれば、複数の基準に基づいて部分放電が判定されるので、部分放電のいろいろな発生モードに対応して部分放電の発生を判断することができ、部分放電が発生したときの検出感度を向上することができる。
本発明の一態様においては、本発明の部分放電検出装置は、前記センサは面電流センサであることを特徴とする。
また、本発明の部分放電検出方法は、物体の表面電流を検知するセンサにより検出された信号を設定された周波数帯域に制限し、前記設定された周波数帯域に制限された信号のエネルギーを測定し、前記エネルギーの強さに対応する信号をサンプリングして記録し、前記記録された信号を解析し、前記解析は、定められた閾値以上の信号を抽出すること、定められた周期以外の信号を除去すること、前記定められた周期の信号の継続性を判定すること、前記継続性を判定することの結果を受けて部分放電を判定すること、を含むことを特徴とする。
このような構成によれば、表面電流から得られる信号を、ノイズ成分を除去し、部分放電に起因する信号を抽出して解析できるので、部分放電の発生の検出率を向上することができる。
本発明によれば、電気機器を格納する容器の表面を流れる高周波電流を観測し、部分放電に起因する信号を効率的に感度良く検出し、かつ、測定のコストを抑えることが可能となる部分放電検出装置および部分放電検出方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る部分放電検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1の解析部の構成を示す機能ブロック図である。 部分放電発生時の表面電流を観測して得られる信号を示す図である。 本発明の実施形態に係る部分放電検出装置のRFディテクタの出力信号を示す図である。 表面電流を観測して得られる信号を、周波数と周波数成分強度に変換したスペクトル解析図であって、環境ノイズと部分放電発生時の波形が示されている。 本発明の実施形態に係る部分放電検出装置の記録部に記録された信号を示す図である。 本発明の実施形態に係る部分放電検出装置の記録部に記録された信号を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る部分放電検出装置の構成を示す機能ブロック図を図1に、図1の解析部の機能ブロック図を図2に示す。
部分放電検出装置10は、図1に示されるように、センサ11、帯域フィルタ12、増幅器13、RFディテクタ20、A/D変換器14、記録部15、解析部16、表示部17、および、記録部15と解析部16にそれぞれ付属するメモリ18とメモリ19を備えている。解析部16は、図2に示されるように、レベル判定部50、ノイズ除去部51、継続性判定部52、部分放電判定部53を備えている。
センサ11は、部分放電を検出するために、電気機器(例えば、変圧器や開閉装置等)を格納する容器等の表面に取り付けられて容器の表面を流れる電流を感知し、その電流強度に対応した信号を出力する。センサ11から出力された信号は、帯域フィルタ12に入力される。帯域フィルタ12は、予め定められた周波数帯域に信号をフィルタリングし増幅器13に出力する。増幅器13に入力された信号は増幅されて、RFディテクタ20に入力される。RFディテクタ20は入力されたRF信号のエネルギーを測定し、そのエネルギー強度に応じた出力レベルの信号をA/D変換器14に出力する。A/D変換器14は、入力された信号強度をデジタル信号解析が可能となるように、アナログ量からデジタル量に変換し、そのデータを記録部15に送信する。
記録部15に送信されたデータは、時系列でメモリ18に記録される。このときメモリ18に記録されるデータは、図示しない制御部によって予め指定されたサンプリング日時、サンプリング期間等、解析部16の解析に必要な情報とともに紐付けられて記録される。解析部16は、記録部15を通してメモリ18のデータを呼び出し、後述する解析手順に従って部分放電の有無を解析する。解析された結果は、表示部17に表示される。
ここで、RFディテクタの動作について説明する。図3は、部分放電が生じている際の、センサ11の出力a(実線)と電気機器に印可される50Hzの電源電圧b(点線)を示す図であり、横軸に時間(msec)、縦軸に信号強度を表している。図4は、図3におけるセンサ出力aを入力されたRFディテクタ13の出力c(実線)が示されている。部分放電に起因する信号が0msecから60msecまで10msecおきに生じているが、RFディテクタは、図3のセンサ出力aのような、ひとかたまりの振幅信号のRFエネルギーを測定し、図4に示すようなワンショットのパルス信号を出力する。
このように、RFディテクタを使用することにより、高周波信号の振幅の集団をひとかたまりのグループとして扱うことができ、部分放電検出のためのサンプリングクロックや解析のための信号プロセッサーのクロックに比較的低速のものを使用することができる。すなわち、高級なICチップを使用する必要が少なくなるため、従来の解析装置と比較してコストを抑えることができる。またサンプリングクロックが低速であることによって、信号を記録するためのメモリー空間を節約することが可能になるという好適な効果も奏する。
さらに図3、図4を参照して、部分放電検出装置10を詳細に説明する。
図3に示されるように、0msec、20msec、40msec、および、60msecのところに比較的大きいセンサ出力が、10msec、30msec、50msecのところに小さいセンサ出力が生じている。図3、図4からわかるように、部分放電は、電源電圧の立ち上がりと立ち下がりで生じる傾向にある。従って、電源周波数と同じサイクルで生じるセンサ出力信号が部分放電と関係性が深いことが考察される。この性質は後述する解析部16において、ノイズを除去する際に考慮されている。すなわち電源周波数と同じサイクルで発生していない信号は、部分放電とは関係ない信号として除去することができる。
図5は、横軸に周波数(MHz)、縦軸に周波数成分強度を表すグラフで、図3に示したセンサ出力信号aを周波数と周波数成分強度に変換したスペクトル解析図である。図5には、実線で描かれた部分放電が発生していない環境ノイズ波形cと2重線で描かれた部分放電発生時の波形dが示されている。図5からわかるように、10~30MHz、40MHz、55MHz、70~90MHz近傍の領域では、部分放電発生時の信号が環境ノイズよりも充分大きくなっていることがわかる。すなわち周波数帯によってS/N比のよい領域があることが図5より考察される。
部分放電検出装置10は、帯域フィルタ12の通過帯域を部分放電発生時の信号が環境ノイズよりも大きくなっている周波数帯域に設定する、換言すると、S/N比のよい周波数帯域に設定するので、部分放電信号を感度よく検知することが可能となる。さらに、本実施形態においては、記録される信号は、センサ11からの高周波信号を受け、そのエネルギーに基づいた信号を出力するRFディテクタの出力であるので、RFディテクタのエネルギー測定可能な周波数帯域、例えば、数MHzから数GHzまでの広い帯域の信号を変換して解析のため記録することができる。したがって、帯域フィルタ12に設定される周波数帯域は、サンプリングのための内部クロックスピードを変更することなく、部分放電発生時の信号のS/N比のよい部分に任意に設定可能であるので、装置コストをおさえ充分な検出感度を有する部分放電検出装置が提供できる。
次に図6と図7を参照して、解析部16の動作を説明する。図6、図7は、横軸に時間(msec)、縦軸に信号強度を示すグラフで、それぞれ違う場面での部分放電発生時のRFディテクタ20の出力を表している。図6、図7に示されたデータは、サンプリング期間が、電源周波数が50Hzの場合の5周期分、100msecの期間のデータを示している。
図1、図2に示される解析部16は、まず、記録部15を通してメモリ18に記録された、図6、図7に示すようなデータを読み込む。次に解析部16のレベル判定部50は、図6、図7に点線で描かれた閾値T以上のレベルの信号を、解析の対象として抽出する。
信号の解析対象の判定に使われる閾値Tは、メモリ19に予め設定されている。レベル判定部50は、メモリ19の閾値Tの値を参照して信号を抽出する。ここにおいて閾値Tは、一定の値であってよいし、時刻ごとに異なった値を設定してよい。たとえば、深夜や早朝で、環境ノイズのレベルが比較的低い状態にある場合は、低めの閾値を設定してよい。一方、日中で、環境ノイズのレベルが比較的高い状態にある場合は、高めの閾値を設定してよい。このように、部分放電を観測する対象の環境ノイズの、時刻ごとの変化に対応して閾値Tを変更することによって、誤検出を防ぎ、部分放電の検出感度を向上させることができる。
次に解析部16のノイズ除去部51は、レベル判定部50で抽出した、信号についてそれぞれ、電源周波数に対応する20msecごとの発生があるかどうかをチェックする。図6にA、Bで示されたそれぞれのグループが20msecごとに発生があると判断された信号グループである。このとき、20msecごとの発生を確認する場合、きっかり20msecで判断するのではなくある範囲の値のゆらぎを考慮する。例えば、20msec+-0.5msecであれば、電源周期20msecに適合して発生していると判断する。図6において、Cで示された信号群は、20msecの周期では発生していないので、ノイズ除去部51によって、ノイズと判定されて解析対象から除外される。すなわち図6においては、グループAとグループBの信号群が解析対象になる。
このように電源周期と連動して発生する信号以外はノイズとして除去して解析が行われるので、部分放電に関係する信号を効率よく抽出し、誤検出を防ぎ、部分放電の検出感度を向上することができる。
次に、解析部16の継続性判定部52は、20msecの周期で発生している信号群がサンプリング期間中どれくらいの頻度で発生しているかを調べる。図6に示したグループAとグループBの信号群は、5周期中5回発生しているので、どちらも発生頻度5/5と判定される。図7に示されたグループDの場合は、5周期中3回の発生なので、3/5と判定される。
継続性判定部52は、50Hzの電源周期5周期分の100msecの期間のデータを1セットとして、連続的に取得される複数セットのデータを順次解析する。ここで1セットのデータの電源周波数5サイクル中5回の周期データが観測されれば、5/5の事象が発生したと判断する。それぞれ5/5、4/5、3/5、2/5、と表現する、部分放電発生事象の判定がなされる都度に、各事象ごとに設けられたカウンタを1増加させて、各事象の発生回数をメモリ19に記録する。ここにおいて示された、n/5(n=2~5)で表された事象の意味は、5周期中n回20msecの周期に適合する信号が観測されたことを示している。
解析部16の部分放電判定部53は、継続性判定部52で計数された各事象ごとのカウンタの値を監視し、各事象ごとに予め定められた回数以上の発生が確認されると部分放電の発生が生じたと判定する。例えば、各事象5/5、4/5、3/5、2/5、についてそれぞれ、100回、100回、500回、1000回の値以上で部分放電発生と判定する。
部分放電検出装置10は、このような手段によって、部分放電に起因する信号を部分放電発生の性質を利用して効率よく抽出し、誤検出を少なくし、かつ、部分放電の検出感度を向上させることができる。
部分放電検出装置において、電気機器を格納する容器等の表面に取り付けられて容器の表面を流れる電流を感知するセンサ11は、物理的にはキャパシタンスであれば表面電流を感知することが可能であるが、面電流センサとして特化されているセンサを使用してもよい。また本実施形態では電源周波数として50Hzの場合を述べているが、電源周波数が60Hzの場合も周期性判定を20msecから16.6msecに変更することによって実施可能である。この周期性判定サイクルは観測環境に適合させて任意に変更可能である。また1セットのサンプリング期間も、本実施形態では電源周波数5サイクル(電源周波数50Hzの場合100msec)の例を述べているが、これに限定されるものではなく、観測対象の部分放電発生環境を考慮して適切なサンプリング期間を設定してよい。その際、各部分放電発生事象ごとに、部分放電判定のカウント数も適切な値を設定してよい。
本実施形態においては、電気機器を格納する容器等の表面に取り付けられて容器の表面を流れる電流を感知するセンサ11を使用し、電源周波数に依存する信号のみを解析対象として選別しているので、3相交流電源に係る機器のいずれかに部分放電が発生すると、部分放電が3相交流のいずれの位相の電源を起因として生じたかに関わらず、部分放電に起因すると予想される信号を1個のセンサで感度よく検知できる。そしてその感知した信号について、継続性判定解析をおこない、3相のいずれかで部分放電が発生しているか否かを判断することができる。
10 部分放電検出装置
11 センサ
12 帯域フィルタ
15 記録部
16 解析部
T 閾値
20 RFディテクタ
50 レベル判定部
51 ノイズ除去部
52 継続性判定部
53 部分放電判定部

Claims (5)

  1. 電気機器を格納する容器の表面電流を検知するセンサと、
    前記センサの出力信号を設定された周波数帯域に制限するフィルタ部と、
    前記フィルタ部の出力信号のエネルギーを測定しそのエネルギーの強さに対応する信号を出力するRFディテクタと、
    前記RFディテクタの出力信号をサンプリングして記録する記録部と、
    前記記録部に記録された時系列の信号をデータとして読み出し解析する解析部と、を備え、
    記解析部は、
    定められた閾値以上の信号を抽出するレベル判定部と、
    電源周期と連動して発生する信号以外の信号を除去するノイズ除去部と、
    前記電源周期と連動して発生する信号の発生頻度を判定する継続性判定部と、
    前記判定の結果を受けて各発生頻度に対応する事象の発生回数が、あらかじめ定められた回数以上となることにより部分放電の発生を判定する部分放電判定部と、を備える
    ことを特徴とする部分放電検出装置。
  2. 前記定められた閾値は、時刻ごとに設定されることを特徴とする請求項1に記載の部分放電検出装置。
  3. 前記継続性判定部はサンプリング期間中の信号群ごとの発生頻度の判定を行い、
    前記部分放電判定部は、各発生頻度に対応する事象の発生回数が、あらかじめ定められた回数以上となることにより部分放電の発生を判定することを特徴とする請求項1または2に記載の部分放電検出装置。
  4. 前記センサは面電流センサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の部分放電検出装置。
  5. 電気機器を格納する容器の表面電流を検知するセンサにより検出された信号を設定された周波数帯域に制限し、
    前記設定された周波数帯域に制限された信号のエネルギーを測定し、
    前記エネルギーの強さに対応する信号をサンプリングして記録し、
    前記記録された時系列の信号を解析し、
    前記解析は、
    定められた閾値以上の信号を抽出すること、
    電源周期と連動して発生する信号以外の信号を除去すること、
    前記電源周期と連動して発生する信号の発生頻度を判定すること、
    前記判定の結果を受けて各発生頻度に対応する事象の発生回数が、あらかじめ定められた回数以上となることにより部分放電の発生を判定すること、
    を含むことを特徴とする部分放電検出方法。
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