JP7371794B2 - 送信装置、及び信号送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁波の軌道角運動量(Orbital Angular Momentum:OAM)を用いて無線信号を空間多重伝送する技術に関連するものである。
近年、伝送容量向上のため、OAMを用いた無線信号の空間多重伝送技術の検討が進められている。(例えば、非特許文献1)。OAMを持つ電磁波は、伝搬軸を中心に伝搬方向にそって等位相面がらせん状に分布する。異なるOAMモードを持ち、同一方向に伝搬する電磁波は、回転軸方向において空間位相分布が直交するため、異なる信号系列で変調された各OAMモードの信号を受信局において分離することにより、信号を多重伝送することが可能である。
このOAM多重技術を用いた無線通信システムでは、複数のアンテナ素子を等間隔に円形配置した等間隔円形アレーアンテナ(以下、UCA(Uniform Circular Array)と称する。)を用い、複数のOAMモードを生成・合成して送信することにより、異なる信号系列の空間多重伝送を実現できる(例えば、非特許文献2)。複数のOAMモードの信号生成には、例えば、バトラー回路(バトラーマトリクス回路)が使用される。
また、異径の複数のUCAを同心円状に配置した多重UCAにより、同一OAMモードの信号を多重して送信することができる。受信側では、MIMO技術により、同一OAMモード内で多重された信号を分離することができる。
J. Wang et al., "Terabit free-space data transmission employing orbital angular momentum multiplexing, "Nature Photonics, Vol.6, pp.488-496, July 2012. Y. Yan et al., "High-capacity millimeter-wave communications with orbital angular momentum multiplexing, "Nature Commun., vol.5, p.4876, Sep. 2014.
上記のように、UCAとバトラー回路を用いた送信装置により、大容量の通信が可能になるが、今後は、移動通信への対応が望まれている。移動通信にOAM多重伝送技術を適用するためには、多方向に信号を送信できる多方向対応や移動追従性が必要である。
しかし、UCA及びバトラー回路を用いた従来の無線伝送技術では、複数のOAMモードの信号をモード間の干渉なく分離するために、送信アンテナと受信アンテナを正面で対向する位置に設置する必要があり、軸合わせが必要であることから多方向非対応かつ移動追従性が低いという課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、UCAとバトラー回路を用いた送信装置において、多方向対応と移動追従を可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、複数のアンテナ素子が円形に配置された円形アレーアンテナを複数備える多重円形アレーアンテナと、
前記多重円形アレーアンテナに接続される複数のバトラー回路と、
前記多重円形アレーアンテナにおける複数のアンテナ素子のうちの一部のアンテナ素子により構成される1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路と
を備える送信装置が提供される。
開示の技術によれば、UCAとバトラー回路を用いた送信装置において、多方向対応と移動追従を可能とする技術が提供される。
OAMモードの信号を生成するためのUCAの位相設定例を示す図である。 OAM多重信号の位相分布と信号強度分布の例を示す図である。 複数のUCAを同心円状に備えるアンテナ構成の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る技術の基本概念を説明するための図である。 本発明の実施の形態における送信装置の概要を示す図である。 本発明の実施の形態における送信装置の構成例を示す図である。 OAMモード生成部の構成例を示す図である。 バトラー回路とアンテナ素子との接続構成例を示す図である。 信号処理の流れを示すフローチャートである。 ULAによるビームの例を示す図である。 ULAによるビームの例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(基本的な動作例)
まず、本実施の形態における送信装置において使用するUCAに係る基本的な設定・動作例について説明する。
図1は、OAMモードの信号を生成するためのUCAの位相設定例を示す。図1に示すUCAは、8つのアンテナ素子からなるUCAである。
図1において、送信側におけるOAMモード0,1,2,3,…の信号は、UCAの各アンテナ素子(●で示す)に供給される信号の位相差により生成される。すなわち、OAMモードnの信号は、位相がn回転(n×360度)になるように各アンテナ素子に供給する信号の位相を設定して生成する。例えば、図1に示すようにUCAがm=8個のアンテナ素子で構成される場合で、OAMモードn=2の信号を生成する場合は、図1(3)に示すように、位相が2回転するように、各アンテナ素子に反時計回りに360n/m=90度の位相差(0度,90度,180度,270度,0度,90度,180度,270度)を設定する。
なお、OAMモードnの信号に対して位相の回転方向を逆にした信号をOAMモード-nとする。例えば、正のOAMモードの信号の位相の回転方向を反時計回りとし、負のOAMモードの信号の位相の回転方向を時計回りとする。
異なる信号系列を異なるOAMモードの信号として生成し、生成した信号を同時に送信することで、空間多重による無線通信を行うことができる。
受信側でOAM多重信号を分離するためには、受信側のUCAの各アンテナ素子の位相を、送信側のアンテナ素子の位相と逆方向になるように設定すればよい。
図2は、OAM多重信号の位相分布と信号強度分布の例を示す。図2(1),(2)において、送信側から伝搬方向に直交する端面(伝搬直交平面)で見た、OAMモード1とOAMモード2の信号の位相分布を矢印で表す。矢印の始めは0度であり、位相が線形に変化して矢印の終わりは360度である。すなわち、OAMモードnの信号は、伝搬直交平面において、位相がn回転(n×360度)しながら伝搬する。なお、OAMモード-1,-2の信号の位相分布の矢印は逆向きになる。
各OAMモードの信号は、OAMモード毎に信号強度分布と信号強度が最大になる位置が異なる。ただし、符号が異なる同じOAMモードの強度分布は同じである。具体的には、OAMモードが高次になるほど、信号強度が最大になる位置が伝搬軸から遠くなる(非特許文献2)。ここで、OAMモードの値が大きい方を高次モードと称する。例えば、OAMモード3の信号は、OAMモード0、OAMモード1、OAMモード2の信号より、高次モードである。
図2(3)は、OAMモードごとに信号強度が最大になる位置を円環で示すが、OAMモードが高次になるほど信号強度が最大になる位置が中心軸から遠くなり、かつ伝搬距離に応じてOAMモード多重信号のビーム径が広がり、OAMモードごとに信号強度が最大になる位置を示す円環が大きくなる。
また、例えば図3に示すように、異径の複数のUCAを同心円状に配置した多重UCAにより、同一OAMモードの信号を多重して送信することができる。受信側では、MIMO技術により、同一OAMモード内で多重された信号を分離することができる。図3は、4つの異径のUCAが同心円に配置された多重UCAの例である。
(本発明の実施の形態の概要)
前述したように、UCAとバトラー回路を用いた送信装置により、大容量の通信が可能になるが、UCA及びバトラー回路を用いた従来の無線伝送技術では、多方向への通信が非対応であり、移動追従性も低い。
そこで、本実施の形態では、図4に示すように、UCAとULA(Uniform Linear Array)を組み合わせて送信装置を構成することとしている。ただし、本実施の形態では、多重UCAを使用し、ULAは、多重UCAを構成する一部のアンテナ素子から構成される。
ULAは、複数のアンテナ素子がリニア(直線状)に配置されたアンテナであり、各アンテナ素子に位相を変えて信号を供給することにより、アンテナ列に対する垂直方向から傾いた方向の種々の方向のビームを動的に生成することが可能である。これにより、多方向対応や移動追従性を実現できる。
図5は、本実施の形態における送信装置の概要構成を示す図である。図5に示すようように、本実施の形態の送信装置において、同心異径の多重UCAのアンテナ素子のうち、一部の直列に並んだアンテナ素子をULAとして利用する。本実施の形態における多重UCAを構成する各アンテナ素子は、広帯域のアンテナ素子あるいは複数帯域に対応したアンテナ素子である。
多重UCAを構成する各UCAに対し、位相差を持った信号を生成するバトラー回路が接続される。更に、各ULAにも、位相差を持った信号を生成するバトラー回路が接続される。
例えば、図5に示すように、多重UCAが4つの異径のUCAから構成され、当該多重UCAにおいて、4つのULAを構成する場合において、8個のバトラー回路が備えられる。
また、本実施の形態における多重UCAにおいて、UCAとULAとで対応する周波数帯が異なっている。それに伴って、UCAに接続されるバトラー回路と、ULAに接続されるバトラー回路とで対応する周波数帯が異なる。複数のUCAにおけるUCA間では、対応する周波数帯が同じでもよいし、異なっていてもよい。また、複数のULAにおけるULA間では、対応する周波数帯が同じでもよいし、異なっていてもよい。
本実施の形態では、アレーアンテナへ信号を供給する1以上のバトラー回路を選択することにより、多重UCAによる送信、単独UCAによる送信、単独ULAによる送信、複数ULAによる送信、多重UCAと単独ULAによる送信、多重UCAと複数ULAによる送信等を任意に選択できる。UCAとULAを両方使用するケースにおいて、UCAとULAとを非同期で利用することもできるし、UCAとULAとを同期かつ同時利用することもできる。
以下、本実施の形態における送信装置の構成と動作の実施例を説明する。
(実施例)
<装置構成例>
図6は、本実施例における送信装置100の構成図である。図6に示すように、本実施例の送信装置100は、多重UCA10、OAMモード生成部40、選択部30、アナログ信号処理部50、デジタル信号処理部60、制御部110を有する。
OAMモード生成部40は、多重UCA10を構成する複数のUCAの数、及び、多重UCA10を構成するアンテナ素子を用いた1以上のULAの数の合計の数のバトラー回路を有する。
例えば、多重UCA10が、異径の4つのUCA(UCA_1、UCA_2、UCA_3、UCA_4)からなるアンテナであり、多重UCA10を構成する複数アンテナ素子により、4つのULA(ULA_1、ULA_2、ULA_3、ULA_4)が構成される場合において、図7に示すように、OAMモード生成部40は、各UCA及び各ULAに対応する8つのバトラー回路40-1~40-8を備える。例えば、バトラー回路40-1~40-4がUCA_1、UCA_2、UCA_3、UCA_4に接続され、バトラー回路40-5~40-8がULA_1、ULA_2、ULA_3、ULA_4に接続される。
また、図7の例では、バトラー回路40-1は、接続されるUCA_1の周波数帯1に対応し、バトラー回路40-2は、接続されるUCA_2の周波数帯2に対応し、バトラー回路40-3は、接続されるUCA_3の周波数帯3に対応し、バトラー回路40-4は、接続されるUCA_4の周波数帯4に対応する。また、バトラー回路40-5は、接続されるULA_1の周波数帯5に対応し、バトラー回路40-6は、接続されるULA_2の周波数帯6に対応し、バトラー回路40-7は、接続されるULA_3の周波数帯7に対応し、バトラー回路40-8は、接続されるULA_4の周波数帯8に対応する。
なお、周波数帯1~8はそれぞれ異なる周波数帯であってもよいし、一部の複数周波数帯が同じであってもよい。
多重UCA10が、異径の4つのUCA(UCA_1、UCA_2、UCA_3、UCA_4)からなるアンテナであり、多重UCA10を構成する複数アンテナ素子により、4つのULA(ULA_1、ULA_2、ULA_3、ULA_4)が構成される場合において、バトラー回路40-1とUCA_1との接続構成例、及び、バトラー回路40-5とULA_1との接続構成例を図8に示す。図8は一例として、UCA_1とULA_1に関しての接続構成を示しているが、多重UCA10を構成する他のUCA、及び、多重UCA10内に構成される他のULAに関しても同様である。
なお、ULAに関して、例えば、UCA_1のアンテナ素子#3と#7を結ぶ線上のアンテナ素子列がULA_2を構成し、UCA_1のアンテナ素子#4と#8を結ぶ線上のアンテナ素子列がULA_3を構成し、UCA_1のアンテナ素子#5と#1を結ぶ線上のアンテナ素子列がULA_4を構成する。
図8に示すように、UCA_1は、8個のアンテナ素子#1~#8が円形状に配置されたアンテナである。また、図8に示す例では、バトラー回路41‐5からの信号供給を受けるULA(ULA_1)として、図8上での水平方向のアンテナ列(UCA_1のアンテナ素子#2と#6を結ぶ直線上のアンテナ素子の列)を使用している。
図8に示すULA_1は、8個のアンテナ素子#1~#8が直線状に配置されたアンテナである。図8の例において、ULA_1の8個のアンテナ素子#1~#8のうち、アンテナ素子#1と#8はUCA_1の一部であり、アンテナ素子#2と#7はUCA_2の一部であり、アンテナ素子#3と#6はUCA_3の一部であり、アンテナ素子#4と#5はUCA_4の一部である。
また、図8は、各バトラー回路が、N個の入力ポートを有していることを示している。基本的には、出力ポート数が、Nの最大数であり、図8の例のように、8個の出力ポートを有する場合、Nの最大数は8である。なお、「ポート」を「端子」と呼んでもよい。また、後述するように、本実施例では、一例として、OAMモード1に対応する位相差を持った信号とOAMモード-1に対応する位相差を持った信号を合波(多重)して出力する場合の例を示している。
図8のように、多重UCA10が4つのUCAから構成されることや、4つのULAを構成することや、UCAとULAのそれぞれのアンテナ素子数が8個であることや、OAMモード1の信号とOAMモード-1の信号を多重すること等は一例である。多重UCA10は4個よりも多くのUCAから構成されていてもよいし、4個よりも少ないUCAから構成されていてもよい。ULAは4個よりも多くてもよいしい、少なくてもよい。UCAとULAのそれぞれのアンテナ素子数は、8個よりも多くてもよいし、少なくてもよい。また、各UCAが送信するOAMモードの数は2個よりも多くてもよいし、少なくてもよい。
図8に示すバトラー回路40-1は、入力ポートA、Bと、出力ポートC~Jを有する。図8に示す例において、入力ポートAに、OAMモード1で送信しようとする信号が入力され、入力ポートBにOAMモード-1で送信しようとする信号が入力される。
入力ポートAからの入力に対して、各出力ポートから反時計回りに45°(360°/8)ずつの位相差を持った信号が出力され、入力ポートBからの入力に対して、各出力ポートから反時計回りに‐45°ずつの位相差を持った信号が出力される。つまり、入力ポートAと入力ポートBの両方に入力がある場合、各出力ポートから異なる位相を持つ2つの信号が合波(多重)された信号が出力される。
具体的には、UCA_1において、便宜上、アンテナ素子#1を基準(位相0°)とすると、UCA_1の各アンテナ素子からは、下記の位相を持った2つの信号が合波された信号が出力される。
アンテナ素子#1=(0°,0°)、アンテナ素子#2=(45°,‐45°)、アンテナ素子#3=(90°,‐90°)、アンテナ素子#4=(135°,‐135°)、アンテナ素子#5=(180°,‐180°)、アンテナ素子#6=(225°,‐225°)、アンテナ素子#7=(270°,‐270°)、アンテナ素子#8=(315°,‐315°)。
ULA_1に接続されるバトラー回路40-5は上述したバトラー回路40-1と同じ構成を有しており、ULA_1を構成する複数のアンテナ素子#1~#8に上記と同様の位相差を持った信号を供給する。
なお、図8では、ULA_1に接続されるバトラー回路40-5への入力信号を便宜上、OAMモード1の信号、OAMモード‐1の信号としているが、ULAに関しては、バトラー回路に入力されるOAMモード1の信号は、OAMモード1に対応する位相差により生成されるビームで送信する信号であり、入力されるOAMモード‐1の信号は、OAMモード‐1に対応する位相差により生成されるビームで送信する信号である。
図8の例では、バトラー回路40-1の出力ポートJが、UCA_1のアンテナ素子#1に接続され、出力ポートIが、UCA_1のアンテナ素子#2に接続され、出力ポートHが、UCA_1のアンテナ素子#3に接続され、出力ポートGが、UCA_1のアンテナ素子#4に接続され、出力ポートFが、UCA_1のアンテナ素子#5に接続され、出力ポートEが、UCA_1のアンテナ素子#6に接続され、出力ポートDが、UCA_1のアンテナ素子#7に接続され、出力ポートCが、UCA_1のアンテナ素子#8に接続される。
また、バトラー回路40-5の出力ポートJが、ULA_1のアンテナ素子#1に接続され、出力ポートIが、ULA_1のアンテナ素子#2に接続され、出力ポートHが、ULA_1のアンテナ素子#3に接続され、出力ポートGが、ULA_1のアンテナ素子#4に接続され、出力ポートFが、ULA_1のアンテナ素子#5に接続され、出力ポートEが、ULA_1のアンテナ素子#6に接続され、出力ポートDが、ULA_1のアンテナ素子#7に接続され、出力ポートCが、ULA_1のアンテナ素子#8に接続される。
なお、図示の便宜上、図8では、一部の出力ポートのみの接続を示している。各出力ポートから出力された信号は、当該出力ポートに接続されるアンテナ素子に供給され、アンテナ素子から電波として出力される。
<動作例>
本実施例における図6に示す送信装置100の動作例を図9のフローチャートを参照して説明する。
S101において、データがデジタル信号処理部60に入力される。S102において、デジタル信号処理部60は、入力されたデータから、搬送波に乗せて送信するデジタル信号を生成し、生成したデジタル信号をアナログ信号処理部50に出力する。
S103において、アナログ信号処理部50は、デジタル信号をアナログ信号に変換(デジタル-アナログ変換)し、出力信号の周波数を搬送波の周波数帯(例:28GHz帯)に変換する。アナログ信号処理部50は、生成したアナログ信号を選択部30に入力する。
より詳細には、アナログ信号処理部50は、選択部30により選択されるUCA及びULA(UCAのみでもよいし、ULAのみでもよい)のそれぞれに対応する(つまり、当該UCA/ULAに接続されるバトラー回路のそれぞれに対応する)周波数帯の信号を生成し、選択部30に入力する。このような制御は、例えば制御部110からの指示により実行される。
S104において、選択部30は、制御部110からの指示に基づいて、信号を送信させるUCA及びULAに接続されるバトラー回路を選択し、アナログ信号処理部50から受信した信号を、選択したバトラー回路へ出力する。この時、選択部30は、制御部110から指示された送信する信号のOAMモード、及び、それに対応する位相差の設定に応じて、バトラー回路の入力ポートを選択する。S105において、選択されたバトラー回路から出力された信号は、当該バトラー回路に接続されている各アンテナ素子に供給され、各アンテナ素子から信号が送信される。
図8の例を用いて説明する。例えば、制御部110が、UCA_1及びULA_1から信号を送信させることを決定したとすると、制御部110は、アナログ信号処理部50に対して、UCA_1に対応する周波数帯の信号(OAMモード1で送信する信号と、OAMモード‐1で送信する信号)の生成と、ULA_1に対応する周波数帯の信号(OAMモード1の位相差で送信する信号と、OAMモード‐1の位相差で送信する信号)の生成を指示する。また、制御部110は、選択部30に対して、UCA_1に対応する周波数帯の信号をバトラー回路40-1に出力し、ULA_1に対応する周波数帯の信号をバトラー回路40-5に出力するよう指示する。その時、各OAMモード、及び、それに対応する各位相差の信号を、各バトラー回路の該当入力ポートへ出力する。
アナログ信号処理部50と選択部30は、上記指示に従って動作する。これにより、UCA_1からはOAMモード1とOAMモード‐1が多重された信号が送信され、ULA_1からはOAMモード1の位相差に対応するビーム、OAMモード‐1の位相差に対応するビームとにより信号が送信される。
なお、上記の例では、アナログ信号処理部50がUCA/ULAに対応する周波数帯の信号を生成しているが、これに代えて、選択部30が、周波数変換を実施することで、アナログ信号処理部50から受信した信号の周波数を、選択するUCA/ULAそれぞれの周波数帯の周波数に変換し、出力してもよい。
<UCA/ULAの選択例>
送信装置100における制御部110がどのようにして信号を送信させるUCA/ULAを選択するかに関しての例を次に説明する。
制御部110は、各受信装置の位置(送信装置100に対する受信装置が存在する方向でもよい)を把握しているとする。制御部110が、受信側の状態(受信装置の位置等)を把握する方法としてどのような方法を用いてもよい。例えば、制御部110が、受信装置から送信された参照信号を受信することで受信装置の位置を把握してもよいし、受信装置から送信された位置情報を受信することで受信装置の位置を把握してもよい。また、制御部110に、受信装置の位置(固定位置、時刻毎の移動予定位置等)が予め設定されることとしてもよい。
例えば、制御部110が、多重UCA10(単独UCAでもよい)を用いた通信を行うことが可能な位置(送信装置100と対向する位置)に受信装置があることに加えて、多重UCAを用いた通信を行うことが可能な位置ではない位置に受信装置があると判断すると、制御部110は、アナログ信号処理部50と選択部30に対して、多重UCA10の各UCAと、ULA(ULA_xとする)に信号を送信させるように指示する。
この場合、多重UCA10から大容量の信号が送信される。また、位相差を持った複数の信号がULA_xの各アンテナ素子に供給されるため、ULA_xは複数の方向にビームを向けた信号を送信することができる。ULA_xは1つでもよいし、複数でもよい。
制御部110は、1つ又は複数のULA_xを、受信装置の存在位置に応じて選択することができる。
例えば、便宜上、多重UCA10の円形の面が、地面(X-Yの水平面)に対して垂直であるとし、多重UCA10を上から見て、地面に対して平行になるULAが、図10に示すULA_xであるとする。ULA_xが、ビーム1とビーム2で信号を送信することができる場合、例えば、制御部110は、これらのビームの方向に受信装置が存在することを把握した場合、ULAとして当該ULA_xを選択すし、送出する方向に合わせ、バトラー回路の入力ポートを選択する。例えば、図8において、ULA_1を選択し、ビーム1の方向に送出したい場合、制御部110は、選択部30にバトラー回路40-5の入力ポートAを選択し、該当信号を入力するように指示する。
また、図11に示すように、ULA_yは、多重UCA10における垂直に立っている位置のULAであり、図示するように、上下方向にビームを形成できるとする。この場合、制御部110は、例えば、ビーム3の方向に受信装置が存在することを把握した場合、ULAとして当該ULA_yを選択することができる。また、制御部110は、受信装置の位置に応じて、ULA_xとULA_yの両方を選択することもできる。
図10に示すULA_xを使用するケースを用いてより具体的に説明する。例えば、受信装置が位置Aにあることを制御部110が把握したとすると、制御部110は、選択部30に対して、方向Aで送信する信号のみを該当バトラー回路の入力ポートAに入力させる。これにより、ULA_xから、図10のビーム1で信号が送信され、受信装置は品質の良い信号を受信することができる。
更に、受信装置が位置Bに移動したことを制御部110が把握したとすると、制御部110は、選択部30に対して、方向Aで送信する信号を入力ポートBに入力させるように切り替えることで、ULA_xから、図10のビーム2で信号が送信され、受信装置は品質の良い信号を受信することができる。
同様に受信装置が他の位置に移動した場合は、制御部110は、選択部30に対して、OAMモード1で送信する信号の出力を、その方向に対応した入力ポートnに切り替えることで、OAMモード1に対応する位相差とは異なる位相差の信号をULA_xに供給できるので、ビームの方向を変更することができる。このように、ULA_xを用いることで、受信装置の移動に追随してビームを向けることができる。
また、受信装置R1,R2が異なる位置AとBにあることを制御部110が把握したとすると、制御部110は、選択部30に対して、受信装置R1に送信する信号を入力ポートAに入力させ、受信装置R2に送信する信号を入力ポートBに入力させるようにすることで、ULA_xから、図10のビーム1と2を用いて信号が送信され、受信装置R1、R2はそれぞれ品質の良い信号を受信することができる。
入力ポートA及びBへのこれらの信号の入力タイミングは、同時であっても別であっても良い。また、ULA_xのビームの生成自由度(方向の数)及びバトラー回路の入力ポート数に従って、同時または個別に複数の方向に信号を送信することができる。
上記のように、ある一定の移動方向に対するビーム方向の変更は、使用するULAに対応したバトラー回路の入力ポートを選択することで行うことが可能である。その上で、ULAを選択することで、3次元的に追従可能なビーム方向の制御を実現できる。
また、複数の信号を異なるポート(もしくは異なるULAに対応したバトラー回路の異なるポート)に入力することで、同時に複数の方向にビームを出すことが可能である。また、ULAによる複数の方向へのビームを用いた送信と同時に、UCAによるOAM多重伝送が可能である。
すなわち、多重UCA10自体の向きや、選択する1又は複数のULAにより3次元的に多方向にビームを向けることができる。また、UCA/ULA(対応するバトラー回路とその入力ポート)の選択をダイナミックに行うことで、移動追従を行うことができる。
(実施の形態の効果)
以上説明した本実施の形態に係る技術により、UCAとバトラー回路を用いた送信装置において、多方向対応と移動追従が可能となる。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記の各項に記載した送信装置、及び信号送信方法が記載されている。
(第1項)
複数のアンテナ素子が円形に配置された円形アレーアンテナを複数備える多重円形アレーアンテナと、
前記多重円形アレーアンテナに接続される複数のバトラー回路と、
前記多重円形アレーアンテナにおける複数のアンテナ素子のうちの一部のアンテナ素子により構成される1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路と
を備える送信装置。
(第2項)
前記多重円形アレーアンテナを構成する前記円形アレーアンテナに対応する周波数帯と、前記リニアアレーアンテナに対応する周波数帯とが異なる
第1項に記載の送信装置。
(第3項)
信号を送信させるリニアアレーアンテナ又は信号を送信させる円形アレーアンテナに接続されるバトラー回路を選択する選択部
を備える第1項又は第2項に記載の送信装置。
(第4項)
複数のアンテナ素子が円形に配置された円形アレーアンテナを複数備える多重円形アレーアンテナと、前記多重円形アレーアンテナに接続される複数のバトラー回路と、前記多重円形アレーアンテナにおける複数のアンテナ素子のうちの一部のアンテナ素子により構成される1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路とを備える送信装置における信号送信方法であって、
前記複数のバトラー回路から1以上のバトラー回路を選択し、選択したバトラー回路に接続されるアレーアンテナに対応する周波数帯の信号を、当該選択したバトラー回路に入力する
信号送信方法。
(第5項)
特定の1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路を選択し、前記特定の1以上のリニアアレーアンテナに、複数方向のビームで信号を送信させる
第4項に記載の信号送信方法。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 多重UCA
30 選択部
40 OAMモード生成部
50 アナログ信号処理部
60 デジタル信号処理部
100 送信装置
110 制御部

Claims (5)

  1. 複数のアンテナ素子が円形に配置された円形アレーアンテナを複数備える多重円形アレーアンテナと、
    前記多重円形アレーアンテナに接続される複数のバトラー回路と、
    前記多重円形アレーアンテナにおける複数のアンテナ素子のうちの一部のアンテナ素子により構成される1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路と
    を備える送信装置。
  2. 前記多重円形アレーアンテナを構成する前記円形アレーアンテナに対応する周波数帯と、前記リニアアレーアンテナに対応する周波数帯とが異なる
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 信号を送信させるリニアアレーアンテナ又は信号を送信させる円形アレーアンテナに接続されるバトラー回路を選択する選択部
    を備える請求項1又は2に記載の送信装置。
  4. 複数のアンテナ素子が円形に配置された円形アレーアンテナを複数備える多重円形アレーアンテナと、前記多重円形アレーアンテナに接続される複数のバトラー回路と、前記多重円形アレーアンテナにおける複数のアンテナ素子のうちの一部のアンテナ素子により構成される1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路とを備える送信装置における信号送信方法であって、
    前記複数のバトラー回路から1以上のバトラー回路を選択し、選択したバトラー回路に接続されるアレーアンテナに対応する周波数帯の信号を、当該選択したバトラー回路に入力する
    信号送信方法。
  5. 特定の1以上のリニアアレーアンテナに接続される1以上のバトラー回路を選択し、前記特定の1以上のリニアアレーアンテナに、複数方向のビームで信号を送信させる
    請求項4に記載の信号送信方法。
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