JP7371447B2 - 制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、制御装置、中継装置、及び制御方法に関する。
無線通信を利用するにあたり免許を必要とする周波数(ライセンススペクトラムもしくはライセンス周波数)もしくは免許を必要としない周波数(アンライセンススペクトラムもしくはアンライセンス周波数)を用いて動作する5G無線通信システムを、企業もしくは工場等のプライベートネットワークに適用することが検討されている。5G無線通信システムが適用されたプライベートネットワークは、5G-LAN、Private 5G、Vertical 5G、もしくはローカル5G等と称されてもよい。
最先端技術を用いる工場においては、精密機械を制御するために、制御サーバと精密機械との間において、数ミリ秒を周期として同期する通信が要求される。さらに、精密機械は、工場内を移動する車両に搭載される場合がある。モビリティ制御が必要とされる精密機械には、一般的に用いられる無線LANより、モビリティ特性が優れる3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定される無線アクセスシステム、および前記無線アクセスシステムを収容するコアネットワークの適用が望まれている。5G-LANにおいても前記3GPPで規定される無線アクセスシステム、および前記無線アクセスシステムを収容するコアネットワークが用いられる。非特許文献1には、高信頼性及び低遅延の通信を実現するURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)をサポートする通信システムの構成が開示されている。
3GPP TR 23.725 V16.2.0 (2019-06)
数ミリ秒を周期として同期する通信が要求される通信システムにおいては、精密機械がセル間を移動する際のハンドオーバ時の遅延もしくは揺らぎを短くすることが必要となる。しかし、非特許文献1に開示されているURLLCを適用した場合であっても、セル間のハンドオーバにおいて、数10ミリ秒~100ミリ秒程度の遅延もしくは揺らぎが発生する。そのため、数10ミリ秒~100ミリ秒程度の遅延もしくは揺らぎが発生した場合に、制御サーバと精密機械との間の同期を維持することができなくなるという問題が発生する。
本開示の目的は、遅延もしくは揺らぎの影響を抑えた高品質通信を実現することができる制御装置、中継装置、及び制御方法を提供することにある。
本開示の第1の態様にかかる制御装置は、複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置であって、前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信する通信部と、前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する制御部と、を備える。
本開示の第2の態様にかかる中継装置は、複数のセルを経由して制御装置とともに目的地へ移動する中継装置であって、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて定まる移動先のセルに関する情報を前記制御装置から受信する通信部と、前記移動先のセルに関する情報に対する指向性を高めるようにアンテナを制御し、移動先のセルを介してセッションを確立する制御部と、を備える。
本開示の第3の態様にかかる制御方法は、複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置において実行される制御方法であって、前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信し、前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する。
本開示により、遅延もしくは揺らぎの影響を抑えた高品質通信を実現することができる制御装置、中継装置、及び制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる制御装置の構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるAGVがセル間を移動する様子を示す図である。 実施の形態2にかかる管理装置60の構成図である。 実施の形態2にかかるUEの構成図である。 実施の形態2にかかる制御装置の図である。 実施の形態2にかかるPDUセッションの構築処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるPDUセッションの追加処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるPDUセッションの構築状態を示す図である。 実施の形態2にかかるPDUセッションの構築状態を示す図である。 実施の形態2にかかるPDUセッションのリリース処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるPDUセッションの構築状態を示す図である。 それぞれの実施の形態にかかる中継装置及びUEの構成図である。 それぞれの実施の形態にかかる制御装置及び管理装置の構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1を用いて実施の形態1にかかる制御装置30の構成例について説明する。制御装置30は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。制御装置30は、複数のセルを経由して中継装置10及び中継装置20とともに目的地へ移動する。例えば、制御装置30、中継装置10、及び中継装置20は、同じ車両に搭載されてもよい。セルは、基地局が形成する通信エリアである。複数のセルは、隣接するセル同士において、それぞれのセルの一部の通信エリアが重複するように形成されてもよい。
中継装置10及び中継装置20は、例えば、モバイル通信を行う無線通信端末であってもよい。モバイル通信は、例えば、3GPPにおいて定められている無線通信規格を用いた通信であってもよい。例えば、モバイル通信には、5Gとして定められている無線通信規格が用いられてもよい。また、中継装置10及び中継装置20が5Gを利用して無線通信を行うネットワークは、公衆無線通信ネットワークであってもよく、プライベートネットワークであってもよい。例えば、5Gを利用して無線通信を行うプライベートネットワークは、5G-LAN、Private 5G、Vertical 5G、もしくはローカル5G等であってもよい。また、中継装置10及び中継装置20が5Gを利用して無線通信を行うネットワークは、免許が必要な周波数帯を利用してもよいし、免許が不要の周波数帯(アンライセンス周波数帯)を利用してもよい。
制御装置30は、通信部31及び制御部32を有している。通信部31及び制御部32は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信部31及び制御部32は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
通信部31は、中継装置10及び中継装置20の少なくとも一方と通信する。例えば、通信部31は、中継装置10及び中継装置20の少なくとも一方へアップリンク(UL:Uplink)パケットを送信し、中継装置10及び中継装置20の少なくとも一方からダウンリンク(DL:Downlink)パケットを受信してもよい。通信部31は、中継装置10及び中継装置20と、無線通信を行ってもよく、有線通信を行ってもよい。無線通信は、例えば、無線LANであってもよく、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、赤外線通信等の近距離無線通信であってもよい。有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)を用いた通信であってもよい。
制御部32は、中継装置10が、在圏している現在のセルを介してセッションを確立もしくは構築している状態において、現在のセルに在圏中に、中継装置20が移動先のセルを介してセッションを確立もしくは構築するタイミングを制御する。制御部32は、目的地までの移動スケジュールに基づいて、中継装置20が移動先のセルを介してセッションを確立もしくは構築するタイミングを制御する。
セッションが確立もしくは構築された状態は、例えば、中継装置10及び中継装置20が、基地局を介してコアネットワークとの間において通信を行うことを可能とする状態であってもよい。セッションが確立された状態は、無線通信区間及びコアネットワークにおいて中継装置10もしくは中継装置20が通信を行うためにリソースが割り当てられた状態であってもよい。中継装置10は、セルを形成する基地局を介してコアネットワークとの間にセッションを確立する。コアネットワークは、モバイル通信を行う無線端末のモビリティ制御及びセッション制御等を行う通信装置を有するネットワークであってもよい。中継装置10がコアネットワークとの間にセッションを確立するとは、コアネットワークに含まれる通信装置との間にセッションを確立することであってもよい。コアネットワークに含まれる通信装置は、例えば、コアノード装置等と称されてもよい。
セッションを確立するタイミングを制御するとは、例えば、中継装置20がセッションを確立すべきタイミングに、制御部32が、中継装置20へ、セッションの確立を促すデータもしくはメッセージを送信することであってもよい。セッションを確立するタイミングは、例えば、制御装置30等の移動スケジュールに基づいて定まる。セッションを確立するタイミングは、中継装置20が、現在のセルと移動先のセルとの重複するエリアへ入るタイミングであってもよい。もしくは、セッションを確立するタイミングは、制御装置30等が、現在のセルと移動先のセルとの重複するエリアへ入るタイミングよりも所定時間前のタイミングであってもよい。もしくは、セッションを確立するタイミングは、制御装置30等の移動スケジュールに基づいて予め定められた時刻であってもよい。
以上説明したように、制御装置30は、中継装置10が、在圏している現在のセルを介してセッションを確立している状態において、中継装置20に対して、移動先のセルを介してセッションを確立させることができる。つまり、制御装置30は、現在のセルを介したセッションと、移動先のセルを介したセッションの二つのセッションを用いることができる。これより、制御装置30等が、移動先のセルへ移動し、移動元のセルを介して確立しているセッションに関するハンドオーバが実行された場合であっても、すでに、移動先のセルにおいてセッションが確立されている。制御装置30は、移動先のセルにおいて確立されているセッションを介してデータを受信することができるため、ハンドオーバ処理に伴うデータの遅延もしくは揺らぎの影響を受けずに安定した接続性(Connectivity)を保証することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、UE(User Equipment)11、UE21、制御装置30、クライアントデバイス71、クライアントデバイス72、基地局41、基地局42、5GC(5G Core network)50、管理装置60、及び制御サーバ65を有している。
クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72は、例えば、工場内において遠隔制御される装置、もしくは、工場内の装置を遠隔制御する装置であってもよい。クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72は、低遅延及び高信頼性を要求するTime Sensitive Deviceと称されてもよい。低遅延及び高信頼性は、例えば、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72にサービスを提供する事業者もしくは管理者等によって定められるサービス品質に基づいて定められてもよい。クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72は、UE11、UE21、基地局41、基地局42、及び5GC50を介して、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72へ通信サービスを提供する通信装置と通信を行ってもよい。
制御装置30は、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72と、UE11及びUE21との間において送信及び受信されるデータを中継する。制御装置30は、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72と、無線通信を行ってもよく、有線通信を行ってもよい。無線通信は、例えば、無線LANであってもよく、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、赤外線通信等の近距離無線通信であってもよい。有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)を用いた通信であってもよい。同様に、制御装置30は、UE11及びUE21と無線通信を行ってもよく、有線通信を行ってもよい。
UE11及びUE21は、図1の中継装置10及び中継装置20に相当する。UEは、3GPPにおいて通信端末の総称として用いられる。UE11及びUE21は、携帯電話端末、スマートフォン端末、もしくはモバイルルータ等であってもよい。UE11及びUE21は、例えば、制御装置30と無線LAN通信を行い、基地局41及び基地局42と、モバイル通信を行ってもよい。
制御装置30、UE11、及びUE21は、同一の車両に搭載され、車両とともに移動してもよい。もしくは、UE11及びUE21が同一の車両に搭載され、制御装置30は、特定の位置に静止していてもよい。クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72は、制御装置30、UE11、及びUE21、又は、UE11及びUE21とともに移動してもよく、特定の位置に静止していてもよい。
基地局41及び基地局42は、UE11もしくはUE21と予め定められた通信規格を用いて無線通信を行う。予め定められた通信規格は、例えば、5Gであってもよい。5GC50は、UE11及びUE21に関するモビリティ制御及びセッション制御を行う。5GC50は、基地局41及び基地局42を介して、UE11及びUE21とセッションを確立する。5GC50がUE11及びUE21と確立するセッションは、例えば、PDU(Protocol Data Unit)セッション、PDN(Packet Data Network)セッション、PDUコネクション、もしくはPDNコネクション、等と称されてもよい。また、5GC50は、3GPPが規定する5GCとしているが、EPC(Evolved Packet Core Network)であってもよい。
管理装置60は、UE11及びUE21等が搭載される車両の移動スケジュール、移動経路等を管理している。制御サーバ65は、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72と同期を維持して通信サービスを提供する。また、管理装置60も、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72へ通信サービスを提供してもよい。クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72へ通信サービスを提供する通信装置は、管理装置60と異なる装置であってもよい。
続いて、図3を用いて、AGV(Automatic Guided Vehicle)70がセル間を移動する様子について説明する。AGV70は、制御装置30、UE11、UE21、クライアントデバイス71、及びクライアントデバイス72を搭載しているとする。図3は、工場内を示している。図3に示されている楕円は、基地局が形成する通信エリアを示している。基地局が形成する通信エリアは、セルと称されてもよい。セルと、そのセルを形成する基地局とは、1対1に対応してもよく、一つの基地局が、複数のセルを形成してもよい。隣接するセルは、図3に示されるように一部の通信エリアが重複していてもよい。
図3のAGV70は、複数のセルを経由して、目的地Aへ移動する。さらに、AGV70は、目的地Aから、複数のセルを経由して目的地Bへ移動する。AGV70が、目的地A及び目的地Bまで移動する際に経由するセルは、予め定められているとする。さらに、AGV70の移動速度、及び、それぞれのセルへ侵入する時刻及びそれぞれのセルから脱出する時刻等は、予め定められているとする。そのため、AGV70は、予め定められた時刻にそれぞれのセルを経由して、予め定められた時刻に目的地A及び目的地Bへ到達する。AGV70は、例えば、自動運転もしくは遠隔操作が実行されることによって移動してもよい。AGV70の移動経路、移動速度、中間目的地での停止時間、それぞれのセルへ侵入する時刻、及びそれぞれのセルから脱出する時刻等に関する情報は、管理装置60において管理されている。移動経路には、例えば、AGV70が経由するセルの識別情報が含まれていてもよい。制御装置30は、AGV70が移動する前に、目的地A及び目的地Bまでの移動経路、移動速度、時刻情報等をすべて管理装置60から取得していてもよい。もしくは、制御装置30は、AGV70が目的地A及び目的地Bまで移動する際に、定期的に管理装置60から、移動経路、移動速度、及び時刻情報等を取得してもよい。また、制御装置30は、AGV70の現在位置や、中間目的地で行われる予定作業時間など実際の移動に関する状況、さらにAGV70の動力装置の異常や急な予定変更などの情報を、移動中に不定期、あるいは定期的に管理装置60に通知してもよい。
続いて、図4を用いて実施の形態2にかかる管理装置60の構成例について説明する。管理装置60は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。管理装置60は、サーバ装置であってもよい。
管理装置60は、通信部61、管理部62、及び制御部63を有している。通信部61、管理部62、及び制御部63は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信部61、管理部62、及び制御部63は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
通信部61は、5GC50と通信を行う。管理装置60は、3GPPにおいて5GC50と接続する外部のネットワークであるDN(Data Network)に含まれてもよい。もしくは、通信部61は、UE及び基地局を介して5GC50と接続してもよい。もしくは、通信部61は、UEと同様の機能を有し、基地局を介して5GC50と接続してもよい。
管理部62は、UE11及びUE21等を搭載するAGV70の移動経路、移動速度、それぞれのセルへ侵入する時刻、及びそれぞれのセルから脱出する時刻等に関する情報を保持もしくは管理する。工場内において複数のAGVが存在する場合、管理部62は、AGV毎に、移動経路等に関する情報を保持する。制御部63は、管理部62に保持されている情報を、UE11もしくはUE21へ送信する。制御部63は、例えば、UE11もしくはUE21から移動経路等の情報を要求するメッセージを受信した場合に、管理部62に保持している情報をUE11もしくはUE21へ送信してもよい。もしくは、制御部63は、定期的に管理部62に保持している情報をUE11もしくはUE21へ送信してもよい。もしくは、制御部63は、AGV70から、次のセルへ侵入する時刻よりも前の所定の時刻に、AGV70の移動先のセルに関する情報をUE11もしくはUE21へ送信してもよい。管理部62は、工場内に複数あるAGVの移動管理を担うことで、AGV同士の衝突を防ぐことができる。
続いて、図5を用いて実施の形態2にかかるUE11の構成例について説明する。なお、UE21は、UE11と実質的に同様の構成を有するため、UE21の構成例についての説明を省略する。
UE11は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。UE11は、通信部15及び制御部16を有している。通信部15及び制御部16は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行するソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。
通信部15は、制御装置30と通信する。さらに、通信部15は、モバイル通信を利用して基地局41もしくは基地局42と通信する。通信部15は、例えば、制御装置30と、無線通信を行ってもよく、有線通信を行ってもよい。無線通信は、例えば、無線LANであってもよく、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、赤外線通信等の近距離無線通信であってもよい。有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)を用いた通信であってもよい。UE11は、基地局41もしくは基地局42と3GPPにおいて定められている通信規格である5Gを利用して通信する。
制御部16は、基地局41もしくは基地局42を介して5GC50との間にPDUセッションを確立する。PDUセッションは、UE11に割り当てられたIPアドレスと、5GC50に含まれる通信装置に割り当てられたIPアドレスとを用いて識別される。言い換えると、PDUセッションは、UE11側のIPアドレス及び5GCに含まれる通信装置側のIPアドレスを端点とするセッションである。
また、制御部16は、PDUセッションが確立されていない状態において制御装置30からデータを受信した際に、5GC50へ、セッションの確立を要求するメッセージを送信する。つまり、制御部16は、PDUセッションが確立されていない状態において制御装置30からデータを受信した際に、5GC50とセッションの確立処理を実行する。また、制御部16は、UE11が現在在圏するセルにおいて受信電波強度が閾値よりも低くなった場合に、周辺のセルをサーチし、受信電波強度の高いセルを検出する。さらに、制御部16は、現在在圏するセルから、受信電波強度の高いセルへハンドオーバする。
制御部16は、通信部15を介して、制御装置30から、次の移動先のセルに関する情報を受信してもよい。この場合、制御部16は、周辺のセルをサーチする際に、次の移動先のセルの方向へアンテナの指向性を高めて、次の移動先のセルを検出してもよい。次の移動先のセルの方向へアンテナの指向性を高めることによって、次の移動先のセルにおいて送出される電波の受信感度を高めることができる。その結果、次の移動先のセルの方向へアンテナの指向性を高めることによって、アンテナの指向性を高めない場合と比較して、早く次の移動先のセルを検出することができる。指向性を高める技術として、アンテナのビームフォーミングの適用、高指向性アンテナに対してローテーター、及び仰角ローテーターを用いたアンテナの方位角、仰角の制御などがある。
また、制御部16は、制御装置30から、PDUセッションを解消もしくはリリースする指示メッセージを受信した場合、5GC50との間に確立しているPDUセッションを解消する。
続いて、図6を用いて実施の形態2にかかる制御装置30の構成例について説明する。制御装置30は、通信部31及び制御部32を有している。また、制御部32は、複製部33及び除去部34を有している。複製部33は、アップリンクパケットを複製し、通信部31を介してUE11及びUE21へ送信する。例えば、UE11が、5GC50とPDUセッションを確立し、UE21がPDUセッションを確立していない状態とする。この状態において、次の移動先のセルへのハンドオーバの実行が近づいてきた場合、制御部32は、アップリンクパケットを複製し、UE11とともにUE21へ複製したアップリンクパケットを送信してもよい。UE21は、アップリンクパケットを受信したことを契機として、移動先のセルを介してPDUセッションを確立する。もしくは、制御部32は、次の移動先のセルが近づいてきた場合、UE21へ、移動先のセルを介してPDUセッションを確立するよう指示するメッセージを送信してもよい。
制御装置30は、管理装置60から、AGV70の移動経路等に関する情報を取得している。例えば、制御部32は、次のセルへ侵入する時刻についても把握している。そのため、制御部32は、次のセルへ侵入する時刻の数秒前のタイミングに、複製したアップリンクパケットもしくは指示メッセージをUE21へ送信してもよい。制御部32が複製したアップリンクパケットもしくは指示メッセージを送信するタイミングは、適宜調整されてもよい。例えば、AGV70の移動速度が所定の速度よりも早い場合、所定の速度よりも遅い場合と比較して、次のセルへ侵入する時刻に対して早くUE21へアップリンクパケット等を送信してもよい。また、UE11がPDUセッションを確立している状態である場合、制御装置30は、UE11がハンドオーバを実行する前のタイミングに、複製したアップリンクパケットもしくは指示メッセージをUE21へ送信してもよい。
除去部34は、同じダウンリンクパケットを2以上受信した場合、一つのダウンリンクパケット以外のダウンリンクパケットを除去もしくは削除する。
通信部31は、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72と通信する。さらに、通信部31は、中継装置10及び中継装置20と通信する。通信部31は、クライアントデバイス71及びクライアントデバイス72、並びに、中継装置10及び中継装置20と、無線通信を行ってもよく、有線通信を行ってもよい。無線通信は、例えば、無線LANであってもよく、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、赤外線通信等の近距離無線通信であってもよい。有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)を用いた通信であってもよい。
続いて、図7を用いて実施の形態2にかかるPDUセッションの構築処理の流れについて説明する。ここでは、UE11及びUE21は、5GC50とPDUセッションを構築していないことを前提とする。初めに、クライアントデバイス71は、制御装置30へアップリンクパケットを送信する(S11)。次に、制御装置30は、受信したアップリンクパケットをUE11もしくはUE21へ送信する(S12)。図7においては、制御装置30が、アップリンクパケットをUE11へ送信していることを示している。
次に、UE11は、PDUセッションを構築していない状態において、アップリンクパケットを受信すると、PDUセッションの構築処理を開始する(S13)。具体的には、UE11は、基地局41が形成するセルに在圏している場合、基地局41を介して5GC50とPDUセッションの構築処理を実施する。UE11と5GC50との間のPDUセッションが構築された後に、制御装置30は、構築されたPDUセッションを介してAGV70の移動スケジュール情報を受信する(S14)。移動スケジュール情報は、移動経路、移動速度、セルに侵入する時刻、及びセルから脱出する時刻等を含む。例えば、制御装置30は、UE11と5GC50との間においてPDUセッションが構築された後に、管理装置60へ、移動スケジュール情報を要求する要求メッセージを送信してもよい。制御装置30は、要求メッセージに対する応答メッセージに含まれる移動スケジュール情報を受信してもよい。また、UE11と5GC50との間で構築されるPDUセッションは、制御装置30と管理装置60の通信、クライアントデバイス71と管理装置60との通信に用いられる。さらに、UE11と5GC50との間で構築されるPDUセッションは、クライアントデバイス71と制御サーバ65との間で数ミリ秒を周期として同期する通信などにも用いられる(S15)。
続いて、図8を用いて実施の形態2にかかるPDUセッションの追加処理の流れについて説明する。図8においては、UE11が、基地局41を介して5GC50との間にPDUセッションを構築済みであることを前提とする(S20)。次に、制御装置30は、AGV70の移動に伴い、PDUセッションを追加することを決定する(S21)。例えば、制御装置30は、次のセルに侵入する前の予め定められた時刻に、PDUセッションを追加することを決定してもよい。もしくは、制御装置30は、次のセルに侵入する前の予め定められた地点に到達した際に、PDUセッションを追加することを決定してもよい。もしくは、制御装置30は、次のセルへのハンドオーバの実行する前の予め定められた地点に到達した際に、PDUセッションを追加することを決定してもよい。
次に、制御装置30は、クライアントデバイス71もしくはクライアントデバイス72からアップリンクパケットを受信する(S22)。次に、制御装置30は、アップリンクパケットを複製する(S23)。次に、制御装置30は、アップリンクパケットをUE11、基地局41を介して5GC50へ送信する(S24)。さらに、制御装置30は、複製したアップリンクパケットをUE21へ送信する(S25)。この時、制御装置30は、複製したアップリンクパケットとともに、AGV70の次の移動先のセルに関する情報を送信する。AGV70の移動先のセルに関する情報は、例えば、移動先のセルを識別する情報(例えば、移動先セルの周波数情報、Cell Identity (CI)、Cell Global Identification (CGI)、HNB Unique Identity、E-UTRAN Cell Identity (ECI)、E-UTRAN Cell Global Identification (ECGI)、NR Cell Identity (NCI)、NR Cell Global Identity (NCGI))、及び、AGV70の移動経路から導き出された移動先のセルの方向(例えば、緯度・経度の組み合わせによる絶対位置、あるいは、AGV70に対して距離 や方角などを用いた相対位置)を含んでもよい。
UE21は、AGV70の移動先のセルに関する情報を受信すると、次の移動先のセルの方向へアンテナの指向性を高めて、次の移動先のセルを検出する。さらに、UE21は、次の移動先のセルを介して、5GC50とPDUセッションを構築する処理を実行する(S26)。図8においては、AGV70の次の移動先のセルは、基地局42によって形成されており、UE21は、基地局42を介して5GC50とPDUセッションを構築することを示している。この時点で、クライアントデバイス71と制御サーバ65との間の通信は、基地局41、および基地局42を用いることで、信頼性の高い通信路が確立されたことになる。
次に、AGV70が、基地局42によって形成される次のセルのエリアへ移動した場合、基地局41によって形成されるセルを介してPDUセッションを構築しているUE11は、基地局42によって形成されるセルへのハンドオーバ処理を実行する(S27)。さらに、UE11は、基地局42を介して5GC50とPDUセッションを構築する(S28)。この時点で、クライアントデバイス71と制御サーバ65との間の通信は、基地局42を介した2つのPDUセッションを用いて通信することになる。
ここで、図9を用いて、図8のステップS26の後のPDUセッションの構築状態について説明する。図8において、UE21が基地局42を介してPDUセッションを構築した場合、図9の太線に示されるように、AGV70は、二つのセッションを有する。具体的には、AGV70は、基地局41を介したUE11と5GC50との間のPDUセッションと、基地局42を介したUE21と5GC50との間のPDUセッションを有することとなる。ここで、二つのセッションのそれぞれの5GC50側のIPアドレスは、異なっているとする。例えば、図9に示されるように、基地局41を介したPDUセッションの端点には、IPアドレス_A及びIPアドレス_Bが割り当てられている。また、基地局42を介したPDUセッションの端点には、IPアドレス_C及びIPアドレス_Dが割り当てられている。つまり、5GC50は、AGV70に含まれる二つのUEとそれぞれPDUセッションを構築するが、それぞれのPDUセッションには、異なるIPアドレスを割り当てる。また、UE11が構築するPDUセッションに割り当てられるUE11側のIPアドレスも、UE21が構築するPDUセッションに割り当てられるUE21側のIPアドレスと異なるとする。
次に、図10を用いて、図8のステップS28の後のPDUセッションの構築状態について説明する。図8において、UE11が、移動先のセルへのハンドオーバ処理を完了した場合、図10の太線にて示されるように、AGV70は、基地局42を介した二つのPDUセッションを有する。具体的には、AGV70は、基地局42を介したUE11と5GC50との間のPDUセッションと、基地局42を介したUE21と5GC50との間のPDUセッションを有することとなる。
続いて、図11を用いて、PDUセッションの解消もしくはリリース処理の流れについて説明する。図11においては、UE11及びUE21が、基地局42を介して5GC50との間にPDUセッションを構築したことを前提とする(S30)。
次に、制御装置30は、AGV70の移動に伴い、移動後のセルを介して構築されている2つのPDUセッションのうちいずれかをリリースすることを決定する(S31)。例えば、制御装置30は、新たなセルに侵入した後の予め定められた時刻に、PDUセッションをリリースすることを決定してもよい。もしくは、制御装置30は、新たなセルに侵入した後の予め定められた地点に到達した際に、PDUセッションを解消することを決定してもよい。
次に、制御装置30は、UE21へPDU session Release Requestを送信する(S32)。図11においては、制御装置30が、PDU session Release RequestをUE21へ送信する例を示しているが、制御装置30は、UE11及びUE21のいずれにPDU session Release Requestを送信してもよい。例えば、制御装置30は、基地局42を介して構築したPDUセッションのうち、古いセッションを有するUEへPDU session Release Requestを送信してもよい。もしくは、制御装置30は、PDU session Release Requestを送信するUEを予め定めていてもよい。
UE21は、PDU session Release Requestを受信すると、基地局42を介して構築したPDUセッションのリリース処理を行う(S33)。具体的には、UE21は、基地局42を介して5GC50へ、PDU session Release Requestを送信してもよい。
次に、制御装置30は、クライアントデバイス71もしくはクライアントデバイス72からアップリンクパケットを受信する(S34)。ここで、制御装置30は、ステップS31においてPDUセッションのリリースを決定しているため、受信したアップリンクパケットの複製を行わない。制御装置30は、受信したアップリンクパケットをUE11、基地局42を介して5GC50へ送信する(S35)。つまり、制御装置30は、PDU session Release Requestを送信していないUE11へアップリンクパケットを送信する。
ここで、図12を用いて、図11のステップS33の後のPDUセッションの構築状態について説明する。図11において、UE21が基地局42を介したPDUセッションを解消した場合、図12の太線に示されるように、AGV70は、一つのセッションを有する。具体的には、AGV70は、基地局42を介したUE11と5GC50との間のPDUセッションを有することとなる。
以上説明したように、実施の形態2にかかる無線通信システムは、UE11がハンドオーバ処理を開始する前に、UE21が、移動先のセルを介してPDUセッションを構築することができる。これより、UE11がハンドオーバ処理を実行し、数十ミリ秒の遅延が発生する状況であっても、UE21を介したデータの送受信を行うことが可能である。そのため、クライアントデバイス71もしくはクライアントデバイス72は、UE11がハンドオーバすることによって生じる受信データの遅延もしくはゆらぎの影響を受けることなく、UE21を介してデータを送受信することができる。
また、制御装置30は、AGV70の移動スケジュールを有しているため、AGV70が移動先のセルへ侵入する前に、移動先のセルを特定することができる。そのため、移動先のセルを介してPDUセッションを構築するUE21は、移動先のセルの方向に対して指向性を高めることができる。これにより、UE21は、移動先のセルの方向に対して指向性を高めない場合と比較して、より早く移動先のセルを介してPDUセッションを構築することができる。
また、制御装置30は、UE11及びUE21が、それぞれ同じセルを介してPDUセッションを構築している場合、いずれか一方のPDUセッションを解消するように制御することができる。これにより、無線通信システムにおけるPDUセッション数を減少させることができるため、通信リソースを節約することができる。
続いて以下では、上述の複数の実施形態で説明された、中継装置10、UE11、制御装置30、及び管理装置60の構成例について説明する。
図13は、中継装置10及びUE11の構成例を示すブロック図である。Radio Frequency(RF)トランシーバ1101は、基地局41もしくは基地局42と通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1101により行われるアナログRF信号処理は、周波数アップコンバージョン、周波数ダウンコンバージョン、及び増幅を含む。RFトランシーバ1101は、アンテナ1102及びベースバンドプロセッサ1103と結合される。すなわち、RFトランシーバ1101は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をベースバンドプロセッサ1103から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1102に供給する。また、RFトランシーバ1101は、アンテナ1102によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをベースバンドプロセッサ1103に供給する。
ベースバンドプロセッサ1103は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。デジタルベースバンド信号処理は、(a) データ圧縮/復元、(b) データのセグメンテーション/コンカテネーション、(c) 伝送フォーマット(伝送フレーム)の生成/分解を含む。さらに、デジタルベースバンド信号処理は、(d) 伝送路符号化/復号化、(e) 変調(シンボルマッピング)/復調、及び(f) Inverse Fast Fourier Transform(IFFT)によるOFDMシンボルデータ(ベースバンドOFDM信号)の生成などを含む。一方、コントロールプレーン処理は、レイヤ1(e.g., 送信電力制御)、レイヤ2(e.g., 無線リソース管理、及びhybrid automatic repeat request(HARQ)処理)、及びレイヤ3(e.g., アタッチ、モビリティ、及び通話管理に関するシグナリング)の通信管理を含む。
例えば、LTEおよび5Gの場合、ベースバンドプロセッサ1103によるデジタルベースバンド信号処理は、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤ、Radio Link Control(RLC)レイヤ、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。また、ベースバンドプロセッサ1103によるコントロールプレーン処理は、Non-Access Stratum(NAS)プロトコル、RRCプロトコル、及びMAC CEの処理を含んでもよい。
ベースバンドプロセッサ1103は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., Digital Signal Processor(DSP))とコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., Central Processing Unit(CPU)、又はMicro Processing Unit(MPU))を含んでもよい。この場合、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサは、後述するアプリケーションプロセッサ1104と共通化されてもよい。
アプリケーションプロセッサ1104は、CPU、MPU、マイクロプロセッサ、又はプロセッサコアとも呼ばれる。アプリケーションプロセッサ1104は、複数のプロセッサ(複数のプロセッサコア)を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ1104は、メモリ1106又は図示されていないメモリから読み出されたシステムソフトウェアプログラム(Operating System(OS))及び様々なアプリケーションプログラムを実行することによって、中継装置10及びUE11の各種機能を実現する。アプリケーションプログラムは、例えば、通話アプリケーション、WEBブラウザ、メーラ、カメラ操作アプリケーション、音楽再生アプリケーションであってもよい。
いくつかの実装において、図13に破線(1105)で示されているように、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのチップ上に集積されてもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのSystem on Chip(SoC)デバイス1105として実装されてもよい。SoCデバイスは、システムLarge Scale Integration(LSI)またはチップセットと呼ばれることもある。
メモリ1106は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリ又はこれらの組合せである。メモリ1106は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。例えば、メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103、アプリケーションプロセッサ1104、及びSoC1105からアクセス可能な外部メモリデバイスを含んでもよい。メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103内、アプリケーションプロセッサ1104内、又はSoC1105内に集積された内蔵メモリデバイスを含んでもよい。さらに、メモリ1106は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)内のメモリを含んでもよい。
メモリ1106は、上述の複数の実施形態で説明された中継装置10及びUE11による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、ベースバンドプロセッサ1103又はアプリケーションプロセッサ1104は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1106から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明された中継装置10及びUE11の処理を行うよう構成されてもよい。
図14は、制御装置30及び管理装置60の構成例を示すブロック図である。図14を参照すると、制御装置30及び管理装置60は、ネットワーク・インターフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワーク・インターフェース1201は、通信システムを構成する他のネットワークノード装置と通信するために使用される。ネットワーク・インターフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてシーケンス図及びフローチャートを用いて説明された制御装置30及び管理装置60の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図14の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された制御装置30及び管理装置60の処理を行うことができる。
図14を用いて説明したように、制御装置30及び管理装置60が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。磁気記録媒体は、例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブであってもよい。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)であってもよい。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置であって、
前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信する通信部と、
前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する制御部と、を備える制御装置。
(付記2)
前記制御部は、
前記第2のセルに関する情報を、前記通信部を介して前記第2の中継装置へ送信し、前記第2の中継装置に対して前記第2のセルを介してセッションを確立させる、付記1に記載の制御装置。
(付記3)
前記制御部は、
前記第1の中継装置を介して送信するデータを複製し、複製したデータを前記第2のセルに関する情報とともに前記第2の中継装置へ送信する、付記2に記載の制御装置。
(付記4)
前記通信部は、
前記第2の中継装置が前記第2のセルを介してセッションを確立した後に、前記第1の中継装置へデータを送信し、前記第2の中継装置へ前記データの複製データを送信する、付記1又は2に記載の制御装置。
(付記5)
前記制御部は、
前記第2の中継装置が前記第2のセルを介してセッションを確立した後に、前記移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルを介して確立したセッションもしくは前記第2のセルを介して確立したセッションのいずれかを解消させる、付記1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記6)
前記制御部は、
第1の中継装置もしくは前記第2の中継装置のいずれかにセッションの解消を指示する指示メッセージを送信する、付記5に記載の制御装置。
(付記7)
前記制御部は、
前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記第1の中継装置を介して管理装置から前記移動スケジュールに関する情報を受信する、付記1乃至6のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記8)
複数のセルを経由して制御装置とともに目的地へ移動する中継装置であって、
前記目的地までの移動スケジュールに基づいて定まる移動先のセルに関する情報を前記制御装置から受信する通信部と、
前記移動先のセルに関する情報に対する指向性を高めるようにアンテナを制御し、移動先のセルを介してセッションを確立する制御部と、を備える中継装置。
(付記9)
前記制御部は、
前記制御装置からセッションの解消を指示する指示メッセージを受信した場合、現在確立しているセッションを解消する、付記8に記載の中継装置。
(付記10)
第1の中継装置及び第2の中継装置と、
前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信し、
前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する、通信システム。
(付記11)
前記制御装置は、
前記第2のセルに関する情報を、前記第2の中継装置へ送信し、前記第2の中継装置に対して前記第2のセルを介してセッションを確立させる、付記10に記載の通信システム。
(付記12)
前記第2の中継装置は、
前記第2のセルに関する情報を受信し、前記第2のセルに対する指向性を高めるようにアンテナを制御し、前記第2のセルを介してセッションを確立する制御部と、を備える付記10及び11に記載の通信システム。
(付記13)
複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置において実行される制御方法であって、
前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信し、
前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する、制御方法。
(付記14)
複数のセルを経由して制御装置とともに目的地へ移動する中継装置において実行される制御方法であって、
前記目的地までの移動スケジュールに基づいて定まる移動先のセルに関する情報を前記制御装置から受信し、
前記移動先のセルに関する情報に対する指向性を高めるようにアンテナを制御し、移動先のセルを介してセッションを確立する、制御方法。
(付記15)
複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置であるコンピュータ実行させるプログラムであって、
前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信し、
前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御することをコンピュータに実行させるプログラム。
(付記16)
複数のセルを経由して制御装置とともに目的地へ移動する中継装置であるコンピュータ実行させるプログラムであって、
前記目的地までの移動スケジュールに基づいて定まる移動先のセルに関する情報を前記制御装置から受信し、
前記移動先のセルに関する情報に対する指向性を高めるようにアンテナを制御し、移動先のセルを介してセッションを確立することをコンピュータに実行させるプログラム。
10 中継装置
11 UE
15 通信部
16 制御部
20 中継装置
21 UE
30 制御装置
31 通信部
32 制御部
33 複製部
34 除去部
41 基地局
42 基地局
50 5GC
60 管理装置
61 通信部
62 管理部
63 制御部
70 AGV
71 クライアントデバイス
72 クライアントデバイス

Claims (8)

  1. 複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置であって、
    前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信する通信部と、
    前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する制御部と、を備える制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第2のセルに関する情報を、前記通信部を介して前記第2の中継装置へ送信し、前記第2の中継装置に対して前記第2のセルを介してセッションを確立させる、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1の中継装置を介して送信するデータを複製し、複製したデータを前記第2のセルに関する情報とともに前記第2の中継装置へ送信する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記通信部は、
    前記第2の中継装置が前記第2のセルを介してセッションを確立した後に、前記第1の中継装置へデータを送信し、前記第2の中継装置へ前記データの複製データを送信する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第2の中継装置が前記第2のセルを介してセッションを確立した後に、前記移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルを介して確立したセッションもしくは前記第2のセルを介して確立したセッションのいずれかを解消させる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、
    第1の中継装置もしくは前記第2の中継装置のいずれかにセッションの解消を指示する指示メッセージを送信する、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記第1の中継装置を介して管理装置から前記移動スケジュールに関する情報を受信する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 複数のセルを経由して第1の中継装置及び第2の中継装置とともに目的地へ移動する制御装置において実行される制御方法であって、
    前記第1の中継装置及び前記第2の中継装置の少なくとも一方と通信し、
    前記第1の中継装置が第1のセルを介してセッションを確立している状態において、前記目的地までの移動スケジュールに基づいて、前記第1のセルに在圏中に前記第2の中継装置が移動先のセルである第2のセルを介してセッションを確立するタイミングを制御する、制御方法。
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