JP7369663B2 - 調理器用トッププレート - Google Patents

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Description

本発明は、調理器用トッププレートに関する。
近年、電磁気調理器、ラジアントヒーター調理器、ガス調理器などの調理器のトッププレートには、電源や加熱状態等の各種情報を表示するため、LED(Light Emitting Diode)等を用いた発光サインが設けられている。また、調理器用トッププレートは、調理器内部の構造を隠蔽するために、黒色のガラスを用いたり、透明ガラスに耐熱性樹脂層を設けたりしている。
発光サインを用いる発光領域では、隠蔽性の高い耐熱性樹脂層を形成しないことにより、LED光等を透過させ、その透過部の形状を変えることにより、文字や数字、記号等を表示している。また、透過部において、パターニングされた光を透過させることにより、文字や数字、記号等を表示している。
例えば、下記の特許文献1には、ガラス板と、ガラス板の上に設けられた無機顔料層と、無機顔料層の上に設けられた表示層とを備える、調理器用トッププレートが開示されている。上記表示層は、LED光等を透過させる透過部となる透明樹脂部と、LED光等を遮光する非透過部となる耐熱性樹脂部とを有する。特許文献1では、このLED光等を透過させる透過部の形状を変えたり、透過部においてパターニングされた光を透過させたりすることにより、文字や数字、記号等を表示している。
特開2014-215018号公報
特許文献1のような調理器用トッププレートでは、LED光等の光源の点灯時において調理面側から表示領域を明確に視認することができる。
しかしながら、特許文献1の調理器用トッププレートでも、LED光等の光源の消灯時においては、表示領域の形状や、表示領域と非表示領域との境界が視認されることがあり、なお美観上好ましくない。そのため、LED光等の光源の消灯時において、表示領域の形状や、表示領域と非表示領域との境界がより一層見え難い、調理器用トッププレートが求められる。
本発明の目的は、LED光等の光源の消灯時において、表示領域の形状や、表示領域と非表示領域との境界を見え難くすることができ、意匠性に優れる、調理器用トッププレートを提供することにある。
本発明に係る調理器用トッププレートは、調理器具が載せられる調理面及び該調理面とは反対側の裏面を有するガラス基板を備え、光源からの光を透過させる透過部と、光源からの光を遮光する非透過部とが設けられる、調理器用トッププレートであって、前記透過部が、前記ガラス基板上に設けられている第1の着色層を有し、前記非透過部が、前記ガラス基板上に設けられている遮光層を有し、前記ガラス基板の前記調理面側から測定したL表色系における前記透過部と前記非透過部との色差ΔEが、2以下であることを特徴としている。
本発明においては、前記非透過部が、前記ガラス基板上に設けられている第2の着色層をさらに有することが好ましい。
本発明においては、前記第1の着色層及び前記第2の着色層が設けられる面が、前記ガラス基板の前記裏面であることが好ましい。
本発明においては、前記第1の着色層に含まれる着色顔料の組成と、前記第2の着色層に含まれる着色顔料の組成とが異なっていることが好ましい。
本発明においては、前記第1の着色層に含まれる着色顔料の総量と、前記第2の着色層に含まれる着色顔料の総量とが実質的に同一であることが好ましい。
本発明においては、前記第1の着色層の厚みと、前記第2の着色層の厚みとが実質的に同一であることが好ましい。
本発明においては、前記第1の着色層及び前記第2の着色層が、それぞれ、ガラスを含むことが好ましい。
本発明においては、前記透過部が、透明樹脂層をさらに含むことが好ましい。
本発明によれば、LED光等の光源の消灯時において、表示領域の形状や、表示領域と非表示領域との境界を見え難くすることができ、意匠性に優れる、調理器用トッププレートを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る調理器用トッププレートを示す模式的断面図である。 図2は、本発明の第2の実施形態に係る調理器用トッププレートを示す模式的断面図である。 図3は、消灯時における実施例1のトッププレートを示す写真である。 図4は、消灯時における比較例1のトッププレートを示す写真である。 図5は、消灯時における比較例2のトッププレートを示す写真である。 図6は、比較例1の調理器用トッププレートを示す模式的断面図である。 図7は、比較例2の調理器用トッププレートを示す模式的断面図である。
以下、好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る調理器用トッププレートを示す模式的断面図である。図1に示すように、調理器用トッププレート1(以下、「調理器用トッププレート1」を、単に「トッププレート1」とする)は、ガラス基板2を備える。ガラス基板2は、対向している調理面2a及び裏面2bを有する。調理面2aは、鍋やフライパンなどの調理器具が載せられる側の面である。裏面2bは、調理器の内部側において光源や加熱装置と対向する面である。従って、調理面2a及び裏面2bは、表裏の関係にある。
ガラス基板2は、波長450nm~700nmにおける少なくとも一部の光を透過する。ガラス基板2は、有色透明であってもよいが、トッププレート1の美観性をより一層高める観点から、無色透明であることが好ましい。なお、本明細書において、「透明」であるとは、波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率が70%以上であることをいう。
トッププレート1では、加熱及び冷却が繰り返しなされる。そのため、ガラス基板2は、高い耐熱性及び低い熱膨張係数を有するものであることが好ましい。具体的には、ガラス基板2の軟化温度は、700℃以上であることが好ましく、750℃以上であることがより好ましい。また、ガラス基板2の30℃~750℃における平均線熱膨張係数は、-10×10-7/℃~+60×10-7/℃の範囲内であることが好ましく、-10×10-7/℃~+50×10-7/℃の範囲内であることがより好ましく、-10×10-7/℃~+40×10-7/℃の範囲内であることがさらに好ましい。従って、ガラス基板2は、ガラス転移温度が高く、低膨張なガラスや、低膨張な結晶化ガラスからなるものであることが好ましい。低膨張の結晶化ガラスの具体例としては、例えば、日本電気硝子社製の「N-0」が挙げられる。なお、ガラス基板2としては、ホウケイ酸ガラスなどを用いてもよい。
ガラス基板2の厚みは、特に限定されない。ガラス基板2の厚みは、光透過率などに応じて適宜設定することができる。ガラス基板2の厚みは、例えば、2mm~6mm程度とすることができる。
トッププレート1には、透過部3及び非透過部4が設けられている。本実施形態では、平面視において、透過部3が設けられる領域が、表示領域D1となる。また、平面視において、非透過部4が設けられる領域が、非表示領域D2となる。
透過部3及び非透過部4の下方には、光源20が設けられている。光源20は、その発光により表示領域D1で情報を表示するために設けられる部材である。光源20は、例えば、LEDや液晶部品等により構成することができる。表示領域D1で表示する情報としては、特に限定されるものではなく、例えば、電源がオン状態であることや、加熱中であることなどのように、調理器の状態を示す情報が挙げられる。
光源20からの光は、表示領域D1では、外部に出射される。また、光源20からの光は、非表示領域D2では、遮光される。そのため、例えば、透過部3の形状を変えることにより、透過部3の形状に対応した光を外部に出射することができ、文字や数字、記号等を表示することができる。また、透過部3において、パターニングされた光を透過させることにより、文字や数字、記号等を表示することもできる。あるいは、透過部3において、液晶部品からの光を透過させることにより、文字や数字、記号等を表示することもできる。
透過部3の波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率は、4%以上であることが好ましく、30%以上であることがより好ましい。また、非透過部4の波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率は、4%未満であることが好ましく、1%以下であることがより好ましい。なお、透過部3と非透過部4との間の波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率の差は、3%以上であることが好ましく、30%以上であることがより好ましい。
透過部3は、第1の着色層5及び透明樹脂層7を有する。より具体的には、ガラス基板2の裏面2b上に、第1の着色層5が設けられている。第1の着色層5上に、透明樹脂層7が設けられている。それによって、透過部3が構成されている。
また、非透過部4は、第2の着色層6及び遮光層8を有する。より具体的には、ガラス基板2の裏面2b上に、第2の着色層6が設けられている。第2の着色層6上に、遮光層8が設けられている。それによって、非透過部4が構成されている。
第1の着色層5及び第2の着色層6は、ガラス基板2の裏面2b上に設けられている。本実施形態において、第1の着色層5及び第2の着色層6は、いずれもグレー色である。もっとも、第1の着色層5及び第2の着色層6はグレー色以外の他の色であってもよく、第1の着色層5は、第2の着色層6と異なる色であってもよい。
本実施形態では、第1の着色層5及び第2の着色層6がいずれも、ガラスフリット等のガラス及び着色顔料により構成されている。第1の着色層5及び第2の着色層6はいずれも、透明な耐熱樹脂及び着色顔料により構成されていてもよいが、本実施形態のように第1の着色層5及び第2の着色層6の双方がガラス及び着色顔料により構成されていることが好ましい。第1の着色層5及び第2の着色層6がいずれも、透明な耐熱樹脂及び着色顔料により構成されている場合、長期間の使用により第1の着色層5及び第2の着色層6を構成する耐熱樹脂が変色し、後述するΔEの範囲を長期間にわたり所定範囲内とすることが困難となる場合があるためである。それに対して、ガラスは耐熱樹脂と比較して長期間使用してもより変色し難い。もっとも、第1の着色層5がガラス及び着色顔料により構成されており、第2の着色層6が透明な耐熱樹脂及び着色顔料により構成されていてもよい。また、第1の着色層5が透明な耐熱樹脂及び着色顔料により構成されており、第2の着色層6がガラス及び着色顔料により構成されていてもよい。
第1の着色層5及び第2の着色層6に用いられる着色顔料は、1種の着色顔料のみからなってもよく、複数種の着色顔料を組み合わせたものであってもよい。もっとも、2種~5種の着色顔料を組み合わせたものであることが好ましい。この場合、様々な色にトッププレート1を着色できるとともに、後述のΔEをより一層調整し易い。
着色顔料は、有色の無機物である限りにおいて特に限定されない。着色顔料としては、例えば、TiO粉末、ZrO粉末若しくはZrSiO粉末などの白色の顔料粉末、Coを含む青色の無機顔料粉末、Coを含む緑色の無機顔料粉末、Ti-Sb-Cr系若しくはTi-Ni系の黄色の無機顔料粉末、Co-Si系の赤色の無機顔料粉末、Feを含む茶色の無機顔料粉末、又はCuを含む黒色の無機顔料粉末などが挙げられる。
Coを含む青色の無機顔料粉末の具体例としては、例えば、Co-Al系又はCo-Al-Ti系の無機顔料粉末が挙げられる。Co-Al系の無機顔料粉末の具体例としては、CoAl粉末などが挙げられる。Co-Al-Ti系の無機顔料粉末の具体例としては、CoAl-TiO-LiO粉末などが挙げられる。
Coを含む緑色の無機顔料粉末の具体例としては、例えば、Co-Al-Cr系又はCo-Ni-Ti-Zn系の無機顔料粉末が挙げられる。Co-Al-Cr系の無機顔料粉末の具体例としては、Co(Al,Cr)粉末などが挙げられる。Co-Ni-Ti-Zn系の無機顔料粉末の具体例としては、(Co,Ni,Zn)TiO粉末などが挙げられる。
Feを含む茶色の無機顔料粉末の具体例としては、例えば、Fe-Zn系の無機顔料粉末が挙げられる。Fe-Zn系の無機顔料粉末の具体例としては、(Zn,Fe)Fe粉末などが挙げられる。
Cuを含む黒色の無機顔料粉末の具体例としては、例えば、Cu-Cr系の無機顔料粉末やCu-Fe系の無機顔料粉末が挙げられる。Cu-Cr系の無機顔料粉末の具体例としては、Cu(Cr,Mn)粉末や、Cu-Cr-Mn粉末などが挙げられる。また、Cu-Fe系の無機顔料粉末の具体例としては、Cu-Fe-Mn粉末などが挙げられる。
第1の着色層5及び第2の着色層6がガラスにより構成される場合、ガラス成分としては、例えば、ホウケイ酸塩系ガラス、アルカリ金属成分及びアルカリ土類金属成分のうちの少なくとも一方を含むケイ酸塩系ガラス、亜鉛及びアルミニウムを含むリン酸塩系ガラス等を用いることができる。また、ガラスの形態としては、鱗片状、粉状等が挙げられる。
第1の着色層5及び第2の着色層6が耐熱樹脂により構成される場合、耐熱樹脂としては、長期間使用した場合でも劣化や変色しにくい樹脂であることが好ましい。特に、耐熱樹脂は、調理器の使用開始から10年後においても波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率が65%以上であることが好ましい。第1の着色層5及び第2の着色層6に用いられる耐熱樹脂は、特に限定されず、例えば、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂などを用いることができる。なかでも、シリコン原子に直接結合した官能基が、メチル基及びフェニル基のうち少なくとも一方であるシリコーン樹脂であることが好ましい。この場合、トッププレート1の耐熱性をより一層高めることができる。なお、これらの耐熱樹脂は、1種類を単独で用いてもよく、複数種を併用してもよい。また、上記以外の他の樹脂を含んでいてもよい。
なお、第1の着色層5及び第2の着色層6が耐熱樹脂により構成される場合は、生産性をより一層高める観点から同じ樹脂が用いられることが望ましいが、異なる樹脂が用いられてもよい。
本実施形態において、第1の着色層5及び第2の着色層6中に含まれる着色顔料の含有量は、それぞれ、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。また、着色顔料の含有量は、好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下である。第1の着色層5及び第2の着色層6中に含まれる着色顔料の含有量が、それぞれ、上記の下限値以上である場合、トッププレート1の意匠性をより一層向上させることができる。また、第1の着色層5及び第2の着色層6中に含まれる着色顔料の含有量が、それぞれ、上記の上限値以下である場合、トッププレート1の耐熱性や耐衝撃性が低下することをより一層効果的に抑制できる。なお、第1の着色層5及び第2の着色層6中に含まれる着色顔料の含有量は、それぞれ、第1の着色層5及び第2の着色層6を構成する材料全体を100質量%としたときの含有量である。
第1の着色層5及び第2の着色層6中に含まれるガラスや耐熱樹脂の含有量は、特に限定されないが、それぞれ、好ましくは20質量%以上、より好ましくは25質量%以上である。また、ガラスや耐熱樹脂の含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下である。ガラスや耐熱樹脂の含有量が、上記の下限値以上である場合、トッププレート1の耐熱性や耐衝撃性をより一層高めることができる。また、ガラスや耐熱樹脂の含有量が上記の上限値以下である場合、トッププレート1の意匠性をより一層向上させることができる。なお、ガラスや耐熱樹脂の含有量は、第1の着色層5及び第2の着色層6を構成する材料全体をそれぞれ100質量%としたときの含有量である。
第1の着色層5及び第2の着色層6には、それぞれ、さらに体質顔料が含まれていてもよい。体質顔料は、着色顔料とは異なる無機顔料粉末である。体質顔料としては、特に限定されないが、例えば、タルク、マイカなどを用いることができる。これらの体質顔料は、1種を単独で用いてもよく、複数種を併用してもよい。第1の着色層5及び第2の着色層6に体質顔料が含まれている場合、トッププレート1の機械的強度をより一層高めることができる。
第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みは、特に限定されないが、それぞれ、好ましくは5μm以上、より好ましくは6μm以上である。また、厚みは、好ましくは10μm以下、より好ましくは9μm以下である。第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みが、それぞれ、上記の下限値以上である場合、トッププレート1の意匠性をより一層向上させることができる。また、第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みが、それぞれ、上記の上限値以下である場合、光源20の点灯時における表示領域D1での表示をより一層明確に見えるようにすることができるとともに、着色層の形成に使用する材料の使用量をより一層少なくすることができる。なお、第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みが等しいことが好ましい。これにより、例えば着色層をスクリーン印刷により形成する場合、印刷条件を大きく変更せずに着色層を形成できる。
第1の着色層5においては、波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率が、15%以上であることが好ましい。この場合、光源20の点灯時における表示領域D1での表示をより一層明確に見えるようにすることができる。なお、第1の着色層5の光透過率は、既知の光透過率の透明板の上に第1の着色層5を形成してサンプル板を作製し、当該サンプル板の光透過率から透明板の光透過率を差し引いた値である。
また、第2の着色層6の波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率は、第1の着色層5と同じであってもよく、異なっていてもよい。第2の着色層6の波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率と、第1の着色層5の波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率との差の絶対値は、例えば、5%以下とすることができる。なお、第2の着色層6の光透過率は、既知の光透過率の透明板の上に第2の着色層6を形成してサンプル板を作製し、当該サンプル板の光透過率から透明板の光透過率を差し引いた値である。
透明樹脂層7は、第1の着色層5上に設けられている。透明樹脂層7を設けることにより、表示領域D1と非表示領域D2との間の境界をより目立ちにくくすることができる。透明樹脂層7は、有色透明であってもよいが、光源20の点灯時における表示領域D1での表示をより一層明確に見えるようにする観点から、無色透明であることが好ましい。なお、透明樹脂層7は、波長450nm~700nmにおける可視波長域の光透過率が80%以上であることが好ましい。
透明樹脂層7は、実質的に着色顔料を含んでいないことが好ましい。なお、実質的に着色顔料を含んでいないとは、透明樹脂層7中に含まれている着色顔料の含有量が10質量%以下であることをいう。透明樹脂層7中に含まれている着色顔料の含有量は、好ましくは8質量%以下であり、より好ましくは5質量%以下である。また、透明樹脂層7中に着色顔料が全く含まれていなくてもよい。
透明樹脂層7の厚みは、特に限定されないが、好ましくは5μm以上、より好ましくは6μm以上である。また、透明樹脂層7の厚みは、好ましくは10μm以下、より好ましくは9μm以下である。透明樹脂層7の厚みが、上記範囲内にある場合、光源20の点灯時における表示領域D1と非表示領域D2との境界をより一層目立たなくすることができる。
透明樹脂層7は、透明な耐熱樹脂により構成されていることが好ましい。透明な耐熱樹脂は、第1の着色層5及び第2の着色層6で説明したものを適宜用いることができる。具体的には、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂などを用いることができる。なかでも、シリコン原子に直接結合した官能基が、メチル基及びフェニル基のうち少なくとも一方であるシリコーン樹脂であることが好ましい。この場合、トッププレート1の耐熱性をより一層高めることができる。なお、これらの透明な耐熱樹脂は、1種を単独で用いてもよく、複数種を併用してもよい。
遮光層8は、第2の着色層6上に設けられている。本実施形態において、遮光層8は、グレー色である。従って、遮光層8は、第1の着色層5及び第2の着色層6と同色である。遮光層8は、第1の着色層5及び第2の着色層6と同色であってもよく、異なる色であってもよい。
遮光層8は、調理器の内部構造の隠蔽性を高めるために設けられる塗膜である。従って、遮光層8も、有色の着色顔料を含んでいることが好ましい。有色の着色顔料は、調理器の内部構造の隠蔽性を考慮して、第1の着色層5及び第2の着色層6で説明したものを適宜用いることができる。
遮光層8は、例えば、耐熱樹脂により構成されていてもよいし、ガラスにより構成されていてもよい。もっとも、トッププレート1の耐熱性をより一層高める観点からは、耐熱樹脂により構成されていることが好ましい。耐熱樹脂やガラスとしては、第1の着色層5及び第2の着色層6で説明したものを適宜用いることができる。
遮光層8に用いられる着色顔料の含有量は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上である。また、遮光層8に用いられる着色顔料の含有量は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下である。遮光層8に用いられる着色顔料の含有量が上記の下限値以上である場合、調理器の内部構造の隠蔽性をより一層高めることができる。また、遮光層8に用いられる着色顔料の含有量が上記の上限値以下である場合、第2の着色層6との密着性の低下をより一層抑制することができる。また、遮光層8は、さらに体質顔料を含んでいてもよい。体質顔料は、第1の着色層5及び第2の着色層6で説明したものを適宜用いることができる。
遮光層8の厚みは、透明樹脂層7の厚みと異なっていてもよい。遮光層8の厚みは、特に限定されないが、好ましくは5μm以上、より好ましくは6μm以上である。また、遮光層8の厚みは、好ましくは15μm以下、より好ましくは10μm以下である。遮光層8の厚みが上記の下限値以上である場合、調理器の内部構造の隠蔽性をより一層高めることができる。一方、遮光層8の厚みが上記の上限値以下である場合、第2の着色層6との熱膨張係数の差により生じる塗膜の剥離をより一層生じ難くすることができる。
本実施形態においては、透過部3(表示領域D1)と、非透過部4(非表示領域D2)との色差ΔEが、2以下であることを特徴としている。なお、本実施形態において、色差ΔEは、ガラス基板2の調理面2a側から測定するものとする。
上記の色差ΔEは、L表色系における色差であり、下記式(1)から求めることができる。
ΔE=((Lα-Lβ+(aα-aβ+(bα-bβ0.5 …式(1)
(Lα、α、αは、透過部3の調理面2a側から色差計により測定したL値である。Lβ、β、βは、非透過部4の調理面2a側から色差計により測定したL値である。)
なお、Lは「明度指数」(L軸=0~100)、aとbは「クロマティクネク指数」(a軸=-60~+60、b軸=-60~+60)を意味する。
また、透過部3の調理面2aから色差計により測定したL値は、ガラス基板2、第1の着色層5、及び透明樹脂層7を含むトッププレート1の透過部3における値であり、第1の着色層5のみの値でない。さらに、非透過部4の調理面2aから色差計により測定したL値は、ガラス基板2、第2の着色層6、及び遮光層8を含むトッププレート1の非透過部4における値であり、第2の着色層6のみの値でない。すなわち、第1の着色層5及び第2の着色層6が同じ場合であっても、透明樹脂層7及び遮光層8の影響によりΔEが2より大きくなる場合がある。
トッププレート1では、透過部3と、非透過部4との色差ΔEが、2以下であるため、光源20の消灯時において、表示領域D1の形状を見え難くすることができる。また、光源20の消灯時において、表示領域D1と非表示領域D2との境界を見え難くすることができる。そのため、光源20の点灯時と消灯時の違いを鮮明にすることができ、光源20の点灯時における表示領域D1での表示も明確に見えるようにすることができる。そのため、トッププレート1は、意匠性に優れている。
なお、本発明においては、ガラス基板2の両側の主面上に、それぞれ、着色層及び遮光層が設けられていてもよい。また、ガラス基板2の調理面2aのみに、それぞれ、着色層及び遮光層が設けられていてもよい。その場合も、色差ΔEは、ガラス基板2の調理面2a側から測定するものとする。
本実施形態では、透過部3と非透過部4とのL表色系における色差ΔEが、好ましくは1.5以下、より好ましくは1.0以下である。この場合、光源20の消灯時において、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2の境界をより一層見え難くすることができる。また、透過部3と非透過部4とのL表色系における色差ΔEは、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.3以上である。
本発明においては、透過部3のLα値が、非透過部4のLβ値よりも小さいことが好ましい。本実施形態において、透過部3は、着色成分を含む層数が非透過部4の層数よりも少ないため、調理器側が明るすぎる場合、光源20の消灯時において、表示領域D1と非表示領域D2の境界が見えてしまう場合がある。このように、透過部3のLα値を小さくする場合、光源20の消灯時において、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2との境界をより一層見え難くすることができる。
透過部3のLαと非透過部4のLβとの差(Lα-Lβ)の絶対値は、0.3~2.5であることが好ましい。透過部3のaαと非透過部4のaβとの差(aα-aβ)の絶対値は、0.3~2.5であることが好ましい。また、透過部3のbαと非透過部4のbβとの差の絶対値(bα-bβ)は、0.3~2.5であることが好ましい。Lα、α、α、β、β、βが、それぞれ、上記範囲内にある場合、光源20の消灯時において、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2との境界をより一層見え難くすることができる。
本実施形態では、第1の着色層5に含まれる着色顔料の組成と、第2の着色層6に含まれる着色顔料の組成とが異なる。具体的には、第1の着色層5が第2の着色層6より暗い色となるように、第1の着色層5に含まれる着色顔料の組成(着色顔料に含まれる無機顔料粉末の種類、無機顔料粉末の割合)を調整している。それによって、透過部3と非透過部4とのL表色系における色差ΔEが、上記の上限値以下に調整されている。
もっとも、本発明においては、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の総量や、第1の着色層5及び第2の着色層6の厚み、透明樹脂層7や遮光層8の色を調整することにより、色差ΔEを調整してもよい。なお、本実施形態では、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の組成を異ならせること、及び遮光層8の着色度合いを調整することによって、色差ΔEが調整されている。従って、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の総量や、第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みが実質的に同一である。第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の総量が実質的に同一であるとは、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の総量の差の絶対値が、10質量%以下であることをいう。なお、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の総量の差の絶対値は、好ましくは8質量%以下であり、より好ましくは7質量%以下であり、さらに好ましくは5質量%以下である。また、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれる着色顔料の総量の差の絶対値は、0質量%であってもよい。
また、第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みが実質的に同一であるとは、第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みの差の絶対値が、3μm以下であることをいう。第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みの差の絶対値は、好ましくは1μm以下である。第1の着色層5及び第2の着色層6の厚みは、完全に同一であってもよい。
このように、色差ΔEが上記の上限値以下である場合は、表示領域D1と非表示領域D2の色をより一層同色に近づけることができ、光源20の消灯時において、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2との境界をより一層見え難くすることができる。なお、第1の着色層5及び第2の着色層6に含まれる、ガラスまたは耐熱樹脂の総量が実質的に同一である場合、仮にガラスまたは耐熱樹脂が劣化して変色した場合でも、第1の着色層5及び第2の着色層6に含まれるガラスまたは耐熱樹脂が均等に劣化して同様に変色するため、色差ΔEを長期間にわたってより一層確実に2以下に保つことができる。また、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれるガラスまたは耐熱樹脂の総量が実質的に同一であるとは、第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれるガラスまたは耐熱樹脂の総量の差の絶対値が、10質量%以下であることをいう。第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれるガラスまたは耐熱樹脂の総量の差の絶対値は、好ましくは5質量%以下である。第1の着色層5及び第2の着色層6にそれぞれ含まれるガラスまたは耐熱樹脂の総量の差の絶対値は、0質量%であってもよい。
(調理器用トッププレートの製造方法)
トッププレート1は、例えば、以下の製造方法により製造することができる。
まず、ガラス基板2の裏面2b上に、第1の着色層5及び第2の着色層6をそれぞれ形成する。具体的には、まず、ガラス基板2の裏面2bにおける表示領域D1をマスキングし、非表示領域D2に第2の着色層6を形成する。次に、ガラス基板2の裏面2bにおける表示領域D1に第1の着色層5を形成する。もっとも、非表示領域D2をマスキングして表示領域D1に第1の着色層5を先に形成した後に、非表示領域D2に第2の着色層6を形成してもよい。
第1の着色層5及び第2の着色層6は、例えば、着色顔料粉末とガラス粉末と、加熱により揮発する樹脂バインダーと溶剤とを含むペーストを調製し、このペーストをガラス基板2の裏面2b上に塗布した後、乾燥することにより形成することができる。第1の着色層5及び第2の着色層6は、ペーストを連続的にかつ均一に塗布し、ベタ塗りの塗膜とすることが好ましい。ペーストを塗布する方法としては、例えば、スクリーン印刷法を用いることができる。また、この場合、印刷するスクリーン板にマスクを設けることにより、マスクキングすることができる。
第1の着色層5及び第2の着色層6を形成する際のペーストの塗布スピード及び粘度は、各層における着色顔料の含有量に応じて適宜設定することができる。
第1の着色層5及び第2の着色層6を形成する際のペーストの乾燥温度としては、例えば、50℃以上、100℃以下の温度とすることができる。乾燥時間としては、例えば、10分以上、100時間以下とすることができる。
なお、第1の着色層5及び第2の着色層6をさらに焼成してもよい。もっとも、第1の着色層5及び第2の着色層6は、別々に焼成してもよい。
次に、第1の着色層5及び第2の着色層6上に、それぞれ、透明樹脂層7及び遮光層8を形成する。具体的には、まず、第1の着色層5が設けられている領域をマスキングし、第2の着色層6が設けられている領域上に遮光層8を形成する。次に、第1の着色層5が設けられている領域上に透明樹脂層7を形成する。もっとも、第2の着色層6が設けられている領域をマスキングして第1の着色層5が設けられている領域上に透明樹脂層7を先に形成した後に、第2の着色層6が設けられている領域上に遮光層8を形成してもよい。
透明樹脂層7は、例えば、透明な耐熱樹脂と、溶剤とを含むペーストを調製し、このペーストを第1の着色層5上に塗布した後、乾燥することにより形成することができる。透明樹脂層7は、ペーストを連続的にかつ均一に塗布し、ベタ塗りの塗膜とすることが好ましい。ペーストを塗布する方法としては、例えば、スクリーン印刷法を用いることができる。また、マスクキングする場合は、印刷するスクリーン板にマスクを設けることにより、マスクキングすることができる。
遮光層8を形成する方法としても、特に限定されず、例えば、耐熱樹脂と、着色顔料粉末と、溶剤とを含むペーストを塗布し、乾燥することにより得ることができる。この場合においても、ペーストの塗布方法としては、スクリーン印刷を用いることができる。また、調理器の内部構造の隠蔽性をより一層高める観点から、遮光層8も、連続的にかつ均一に塗布し、ベタ塗りの塗膜とすることが好ましい。
透明樹脂層7及び遮光層8を形成する際のペーストの乾燥温度としては、例えば、50℃以上、100℃以下の温度とすることができる。乾燥時間としては、例えば、10分以上、100時間以下とすることができる。
なお、透明樹脂層7及び遮光層8が形成された積層体をさらに焼成してもよい。透明樹脂層7及び遮光層8は、別々に焼成してもよい。また、第1の着色層5及び第2の着色層6と同時に焼成してもよい。なお、各工程における焼成温度は、特に限定されるものではないが、それぞれ、700℃以上であることが好ましく、800℃以上であることがより好ましい。また、焼成温度は、900℃以下であることが好ましく、850℃以下であることがより好ましい。
以上のようにして、トッププレート1を製造することができる。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の第2の実施形態に係る調理器用トッププレートを示す模式的断面図である。図2に示すように、調理器用トッププレート11(以下、「調理器用トッププレート11」を、単に「トッププレート11」とする)では、遮光層18として、第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bが設けられている。遮光層18は、第1の遮光層部分18a上に第2の遮光層部分18bが積層された積層体である。第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bの積層体である遮光層18を設けることにより、耐熱性や調理器内部の隠蔽性をより一層高めることができる。なお、第1の遮光層部分18aは、透明樹脂層7と実質的に同じ厚みである。なお、実質的に同じ厚みとは、第1の遮光層部分18aと透明樹脂層7との厚みの差の絶対値が、3μm以下であることをいう。第1の遮光層部分18aと透明樹脂層7との厚みの差の絶対値は、好ましくは1μm以下である。第1の遮光層部分18aと透明樹脂層7の厚みは、完全に同一であってもよい。
また、本実施形態においては、第1の着色層5及び第2の着色層6がシルバー色であり、第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bがグレー色である。このように、第1の着色層5及び第2の着色層6と遮光層18は、異なる色であってもよい。
第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bの厚みは、それぞれ、好ましくは5μm以上、より好ましくは6μm以上である。また、第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bの厚みは、それぞれ、好ましくは20μm以下、より好ましくは15μm以下である。第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bの厚みがそれぞれ上記の下限値以上である場合、耐熱性や調理器の内部構造の隠蔽性をより一層高めることができる。一方、第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bの厚みがそれぞれ上記の上限値以下である場合、第2の着色層6との熱膨張係数の差により生じる塗膜の剥離をより一層生じ難くすることができる。
第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bも有色の着色顔料を含んでいることが好ましい。第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bには、同じ着色顔料が含まれていてもよく、異なる着色顔料が含まれていてもよい。着色顔料は、調理器の内部構造の隠蔽性を考慮して、第1の着色層5及び第2の着色層6で説明した着色顔料を適宜用いることができる。また、着色顔料の含有量は、遮光層8で説明した適宜の含有量とすることができる。
第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bは、例えば、耐熱樹脂により構成されていてもよいし、ガラスにより構成されていてもよい。第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bは、双方が耐熱樹脂により構成されていてもよく、双方がガラスにより構成されていてもよい。第1の遮光層部分18a及び第2の遮光層部分18bのうち一方が耐熱樹脂により構成されており、他方がガラスにより構成されていてもよい。耐熱樹脂やガラスとしては、第1の着色層5及び第2の着色層6で説明したものを適宜用いることができる。
トッププレート11においても、透過部3と、上述の遮光層18を含む非透過部4との色差ΔEが、2以下である。そのため、光源20の消灯時において、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2との境界を見え難くすることができる。従って、光源20の点灯時と消灯時の違いを鮮明にすることができ、光源20の点灯時における表示領域D1での表示も明確に見えるようにすることができる。よって、トッププレート11は、意匠性に優れている。
以下、本発明について、実施例に基づいてさらに詳細を説明する。但し、以下の実施例は、単なる例示である。本発明は、以下の実施例に何ら限定されない。
(実施例1)
まず、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、30:25:10:35:100の割合となるように混合し、第2の着色層形成用ペーストを調製した。また、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、30:30:5:35:100の割合となるように混合し、第1の着色層形成用ペーストを調製した。
次に、第2の着色層形成用ペーストをガラス基板2としての透明結晶化ガラス板(日本電気硝子社製、商品名「N-0」、30℃~750℃における平均線熱膨張係数:0.5×10-7/℃、厚み:4mm)の裏面2bの上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、第1の着色層形成用ペーストをガラス基板2の裏面2bにおける表示領域D1上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、830℃で30分間、加熱乾燥を行った。それによって、ガラス基板2の裏面2b上に、第1の着色層5及び第2の着色層6を形成した。なお、樹脂バインダーは、加熱乾燥により完全に揮発した。
次に、耐熱樹脂と、黒色顔料と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:黒色顔料:溶剤)で、55:45:45の割合となるように混合し、遮光層形成用ペーストを調製した。また、透明な耐熱樹脂と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:溶剤)で、50:50の割合となるように混合し、透明樹脂層形成用ペーストを調製した。
次に、遮光層形成用ペーストを第2の着色層6の上に、厚みが10μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、透明樹脂層形成用ペーストを第1の着色層5上に、厚みが10μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、320℃で30分間の加熱乾燥をすることにより、トッププレート1(図1と同じ構成)を得た。
(実施例2)
まず、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、35:25:10:35:100の割合となるように混合し、第2の着色層形成用ペーストを調製した。また、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、35:30:5:35:100の割合となるように混合し、第1の着色層形成用ペーストを調製した。
次に、第2の着色層形成用ペーストをガラス基板2としての透明結晶化ガラス板(日本電気硝子社製、商品名「N-0」、30℃~750℃における平均線熱膨張係数:0.5×10-7/℃、厚み:4mm)の裏面2bの上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、第1の着色層形成用ペーストをガラス基板2の裏面2bにおける表示領域D1上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、830℃で30分間、加熱乾燥を行った。それによって、ガラス基板2の裏面2b上に、第1の着色層5及び第2の着色層6を形成した。なお、樹脂バインダーは、加熱乾燥により完全に揮発した。
次に、耐熱樹脂と、黒色顔料と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:黒色顔料:溶剤)で、55:45:45の割合となるように混合し、遮光層形成用ペーストを調製した。また、透明な耐熱樹脂と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:溶剤)で、50:50の割合となるように混合し、透明樹脂層形成用ペーストを調製した。
次に、遮光層形成用ペーストを第2の着色層6の上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、透明樹脂層形成用ペーストを第1の着色層5上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、320℃で30分間の加熱乾燥をすることにより、トッププレート1(図1と同じ構成)を得た。
(実施例3)
まず、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、30:29:11.5:40.5:100の割合となるように混合し、第2の着色層形成用ペーストを調製した。また、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、30:30:5:35:100の割合となるように混合し、第1の着色層形成用ペーストを調製した。
次に、第2の着色層形成用ペーストをガラス基板2としての透明結晶化ガラス板(日本電気硝子社製、商品名「N-0」、30℃~750℃における平均線熱膨張係数:0.5×10-7/℃、厚み:4mm)の裏面2bの上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、第1の着色層形成用ペーストをガラス基板2の裏面2bにおける表示領域D1上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、830℃で30分間、加熱乾燥を行った。それによって、ガラス基板2の裏面2b上に、第1の着色層5及び第2の着色層6を形成した。なお、樹脂バインダーは、加熱乾燥により完全に揮発した。
次に、耐熱樹脂と、黒色顔料と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:黒色顔料:溶剤)で、55:45:45の割合となるように混合し、遮光層形成用ペーストを調製した。また、透明な耐熱樹脂と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:溶剤)で、50:50の割合となるように混合し、透明樹脂層形成用ペーストを調製した。
次に、遮光層形成用ペーストを第2の着色層6の上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、透明樹脂層形成用ペーストを第1の着色層5上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、320℃で30分間の加熱乾燥をすることにより、トッププレート1(図1と同じ構成)を得た。
(比較例1)
比較例1では、図6に示すトッププレート101を作製した。
比較例1では、ガラス基板2の裏面2bにおける全面に、着色層105を形成した。また、透明樹脂層は設けなかった。
具体的には、まず、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー:溶剤)で、30:30:5:35:100の割合となるように混合し、着色層形成用ペーストを調製した。
次に、着色層形成用ペーストをガラス基板2としての透明結晶化ガラス板(日本電気硝子社製、商品名「N-0」、30℃~750℃における平均線熱膨張係数:0.5×10-7/℃、厚み:4mm)の裏面2bの全面に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、830℃で30分間、加熱乾燥を行った。それによって、ガラス基板2の裏面2b上に、着色層105を形成した。
次に、耐熱樹脂と、黒色顔料と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:黒色顔料:溶剤)で、45:55:45の割合となるように混合し、遮光層形成用ペーストを調製した。
次に、遮光層形成用ペーストを着色層105の上に、厚みが10μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。その後、320℃で30分間の加熱乾燥をすることにより、トッププレート101(図6と同じ構成)を得た。
(比較例2)
比較例2では、図7に示すトッププレート111を作製した。
比較例2では、ガラス基板2の裏面2bにおける全面に、着色層115を形成した。
具体的には、まず、ガラス粉末と、白色顔料と、青色顔料と、黒色顔料と、樹脂バインダーとをそれぞれ質量比(ガラス粉末:白色顔料:青色顔料:黒色顔料:樹脂バインダー)で、30:30:5:35:100の割合となるように混合し、着色層形成用ペーストを調製した。
次に、着色層形成用ペーストをガラス基板2としての透明結晶化ガラス板(日本電気硝子社製、商品名「N-0」、30℃~750℃における平均線熱膨張係数:0.5×10-7/℃、厚み:4mm)の裏面2bの全面に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、830℃で30分間、加熱乾燥を行った。それによって、ガラス基板2の裏面2b上に、着色層115を形成した。
次に、耐熱樹脂と、黒色顔料と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:黒色顔料:溶剤)で、45:55:45の割合となるように混合し、遮光層形成用ペーストを調製した。また、透明な耐熱樹脂と、溶剤とをそれぞれ質量比(耐熱樹脂:溶剤)で、50:50の割合となるように混合し、透明樹脂層形成用ペーストを調製した。
次に、遮光層形成用ペーストを着色層115の上に、厚みが7μmとなるように、スクリーン印刷した。なお、表示領域D1がマスキングされるように、印刷するスクリーン板にマスクを設けた。次に、透明樹脂層形成用ペーストを着色層115上に、厚みが10μmとなるように、スクリーン印刷した。その後、320℃で30分間の加熱乾燥をすることにより、トッププレート111(図7と同じ構成)を得た。
[評価方法]
(L表色系)
色差計(コニカミノルタ株式会社製、「CM600d」)を用いて、表示領域及び非表示領域のL表色系における色差ΔEを下記式(1)により求めた。
ΔE=((Lα-Lβ+(aα-aβ+(bα-bβ0.5 …式(1)
(Lα、α、αは、ガラス基板2の調理面2aにおける表示領域D1側から色差計により測定したL値である。Lβ、β、βは、ガラス基板2の調理面2aにおける非表示領域D2側から色差計により測定したL値である。)
結果を下記の表1に示す。
Figure 0007369663000001
(消灯時におけるトッププレートの観察)
図3は、消灯時における実施例1のトッププレートを示す写真である。図4は、消灯時における比較例1のトッププレートを示す写真である。また、図5は、消灯時における比較例2のトッププレートを示す写真である。
図3より、実施例1のトッププレート1では、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2との境界を見え難くできていることがわかる。一方、図4及び図5より、比較例1及び比較例2のトッププレート101,111では、表示領域D1の形状や、表示領域D1と非表示領域D2との境界が目視で確認された。
1…調理器用トッププレート
2…ガラス基板
2a…調理面
2b…裏面
3…透過部
4…非透過部
5…第1の着色層
6…第2の着色層
7…透明樹脂層
8…遮光層
11…調理器用トッププレート
18…遮光層
18a…第1の遮光層部分
18b…第2の遮光層部分
20…光源

Claims (6)

  1. 調理器具が載せられる調理面及び該調理面とは反対側の裏面を有するガラス基板を備え、光源からの光を透過させる透過部と、光源からの光を遮光する非透過部とが設けられる、調理器用トッププレートであって、
    前記透過部が、前記ガラス基板上に設けられている第1の着色層(但し、前記第1の着色層が、パール調層である場合を除く)と、前記第1の着色層上に直接設けられている、透明樹脂層とを有し、
    前記非透過部が、前記ガラス基板上に設けられている第2の着色層(但し、前記第2の着色層が、パール調層である場合を除く)と、前記第2の着色層上に直接設けられている、遮光層を有し、
    前記ガラス基板の前記調理面側から測定したL表色系における前記透過部と前記非透過部との色差ΔEが、2以下である、調理器用トッププレート。
  2. 前記第1の着色層及び前記第2の着色層が設けられる面が、前記ガラス基板の前記裏面である、請求項に記載の調理器用トッププレート。
  3. 前記第1の着色層に含まれる着色顔料の組成と、前記第2の着色層に含まれる着色顔料の組成とが異なっている、請求項又はに記載の調理器用トッププレート。
  4. 前記第1の着色層に含まれる着色顔料の総量と、前記第2の着色層に含まれる着色顔料の総量とが実質的に同一である、請求項のいずれか1項に記載の調理器用トッププレート。
  5. 前記第1の着色層の厚みと、前記第2の着色層の厚みとが実質的に同一である、請求項のいずれか1項に記載の調理器用トッププレート。
  6. 前記第1の着色層及び前記第2の着色層が、それぞれ、ガラスを含む、請求項のいずれか1項に記載の調理器用トッププレート。
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