JP7368896B1 - 製袋機用のヒートシールバー取付装置 - Google Patents

製袋機用のヒートシールバー取付装置 Download PDF

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Abstract

製袋機用のヒートシールバー取付装置は、ヒートシールバーをヒータに着脱可能に取り付けるために用いられる。取付ヘッド付きの棒体が、ヒータに挿通されている。サポートが、ヒータを支持している。スライダが、棒体とともにスライド可能にサポートのガイド凹部内に収容されており、棒体の一端を受容している。付勢部材が、ヒータとスライダとの間に配置され、スライダをガイド凹部の底面に向かって付勢する。流体供給ユニットは、流体をガイド凹部に供給および供給停止するように構成されている。流体供給ユニットは、流体をガイド凹部に供給して、スライダを棒体と共に付勢部材に抗してスライドさせるように構成されている。

Description

本開示は、製袋機に用いられるヒートシールバー取付装置に関し、特に、ヒートシールバーのヒータに対する着脱可能な取付けに関する。
製袋機は、袋を製造するために、胴材やガセット材といった袋の構成要素をヒートシールする。製袋機は、例えば、一対のヒートシールバーで構成要素を挟んで当該構成要素をヒートシールする。ヒートシールバーの少なくともいずれか一方は、ヒータに取り付けられ、ヒートシールの際に当該ヒータによって加熱される。
製袋機は、典型的には、製造された袋がその周縁に沿ってシール部を有するように、構成要素をヒートシールする。したがって、同じ製袋機で異なるデザインの袋を製造する場合、ヒートシールバーを異なる形状のものに変更する必要があり得る。このために、製袋機はヒートシールバー取付装置を備える。ヒートシールバー取付装置によって、オペレータは、ヒートシールバーをヒータから取り外し、別のヒートシールバーをヒータに取り付けて、ヒートシールバーを交換できる。
特許文献1は、ヒートシールバー取付装置を開示している。この取付装置は、ヒータに挿通された棒体(テンションピン)と、ヒートシールバーに挿入されたインサートとを備える。棒体は、その先端に取付ヘッドを有している。取付ヘッドがインサートに着脱可能に受容されるように、取付ヘッドおよびインサートがそれぞれ特別な形状を有している。
ヒートシールバーの着脱に際して、棒体をその長手方向にヒータに対して動かして、その先端の取付ヘッドを進退させる必要がある。特許文献1の取付装置は、棒体を移動させるためにユーザによって操作される操作機構をさらに備える。操作機構は、トグル機構、流体シリンダ(エアまたは油圧)、サーボモータ、直動電磁弁などである。特許文献1の取付装置は、ヒートシールバーをヒータに取り付けるためのボルト締結を不要にする。
本開示は、新規な構成で、取付ヘッド付きの棒体を、その長手方向に、ヒータに対して移動させるヒートシールバー取付装置を提供する。
特許5058367号公報
本開示の一態様によれば、ヒートシールバーをヒータに着脱可能に取り付けるための製袋機用のヒートシールバー取付装置が提供され、
当該ヒートシールバー取付装置は
第1端および第2端を有し、前記ヒータに挿通された棒体であって、前記第1端に、ヒートシールバーに嵌め込まれたインサートに着脱可能に取り付けられるように構成された取付ヘッドを備える棒体と、
前記ヒータを支持するサポートであって、当該ヒータと対向するガイド凹部を有するサポートと、
前記棒体の前記第2端を受容する受容凹部を有し、前記棒体と共に前記ヒータに対して近接および離間するようにスライド可能に前記ガイド凹部内に受容されたスライダと、
前記ヒータと前記スライダとの間に配置され、前記スライダを前記ガイド凹部の底面に向かって付勢する付勢部材と、
流体を前記ガイド凹部に供給および供給停止するように構成された流体供給ユニットであって、前記流体を前記ガイド凹部に供給して、前記スライダを前記棒体と共に前記ヒータに向かって前記付勢部材に抗してスライドさせるように構成された流体供給ユニット、を備える。
前記棒体は、前記第2端に、当該棒体の径方向に延在する突起を備えてよい。前記スライダは、前記受容凹部の開口に、ストッパを備えてよい。前記ヒートシールバー取付装置は、前記受容凹部内に配置され、前記突起を付勢して前記ストッパに係合させる追加の付勢部材をさらに備えてよい。
前記突起は、フランジ形状であり、凸球面を有してよい。前記ストッパは、環形状であり、前記凸球面に対して相補的な凹球面を有してよい。前記突起が前記追加の付勢部材によって前記ストッパに係止されているとき、前記凸球面と前記凹球面とが面接触されてよい。
前記付勢部材および前記追加の付勢部材は、バネでよい。
流路孔が、前記サポートに形成され、前記ガイド凹部と当該ガイド凹部の前記底面において繋がってもよい。前記流体供給ユニットは、前記流体を、前記流路孔を通じて前記ガイド凹部に供給するように構成されてよい。
前記流体供給ユニットは、前記流路孔に接続されたチューブと、前記チューブに接続され、前記チューブおよび前記流路孔を通じて前記流体を前記ガイド凹部に供給する流体サプライヤーと、を備えてよい。
前記流体サプライヤーは、エアを前記流体として供給するエアシリンダでよい。
前記ヒートシールバー取付装置は、ユーザインターフェースをさらに備えてよい。前記流体供給ユニットは、前記ユーザインターフェースを通じた入力に応答して、前記流体の供給および供給停止を切り替えるように構成されてよい。
前記ヒートシールバー取付装置は、前記ヒートシールバーを前記ヒータに取り付けたとき、前記ヒートシールバーを前記ヒータの第1面に密着させるように構成されてよい。前記ヒータは、前記第1面と当該第1面と異なる第2面との間で延在する貫通孔としての注入孔を有してよい。前記ヒートシールバー取付装置は、さらに、前記第2面にて前記注入孔と繋がる流路を規定する管状部材と、エアを、前記流路を通じて前記注入孔に注入するエアインジェクターと、前記流路内の気圧を検出するための圧力センサと、前記圧力センサによって測定される前記気圧に基づいて、前記ヒートシールバーが前記第1面に密着しているか否かを判定するように構成された判定部と、を備えてよい。
前記判定部は、前記エアの前記注入孔への注入の際に前記圧力センサが閾値を超える気圧を検出すると、前記ヒートシールバーが前記第1面に密着していると判定し、前記エアの前記注入孔への注入の際に前記圧力センサが前記閾値を超える気圧を検出しないと、前記ヒートシールバーが前記第1面に密着していないと判定するように構成されてよい。
図1は、例示のヒータおよび例示のヒートシールバーを示す。 図2A-図2Cは、例示のインサートの平面図、断面図、正面図をそれぞれ示す。 図3は、インサートのヒートシールバーへの嵌込みを例示する。 図4は、例示のヒートシールバー取付装置を概略的に示す。 図5は、図4の取付装置の取付構造を概略的に示す。 図6は、図5の領域Sを拡大して示す。 図7は、図1のヒータおよびヒートシールバーを部分的に示す。 図8A-図8Cは、ヒートシールバーのヒータへの取付けを例示する。 図9は、インサートと棒体との位置関係を例示する。 図10Aは、ヒートシールバーの取付け状態を確認するための構成を例示し、図10Bは、図10Aの領域Tを拡大して示す。
以下、実施形態が添付の図面を参照して説明される。
ヒートシールバー取付装置は、製袋機に用いられる。製袋機は、胴材やガセット材といった袋の構成要素をヒートシールするヒートシール装置を備える。ヒートシール装置は、ヒータと一対のヒートシールバーとを備える。ヒートシールバー取付装置は、ヒートシール装置に組み込まれて、オペレータがヒートシールバーをヒータに着脱可能に取り付けできるように構成されている。
図1は、例示のヒータ1および例示のヒートシールバー2(以下、単にバーとする)を示す。
ヒータ1は、長尺形状である。ヒータ1は、1または複数の貫通孔10を有する。例えば、複数の、具体的には4つの貫通孔10が、ヒータ1に形成されて、ヒータ1の長手方向中心線1c上に配列されている。ヒータ1は、その内部にヒートパイプ11を備える。ヒートパイプ11は、熱を伝達させることにより、ヒータ1の内部を設定された温度に略均一に保つ。例えば、2つのヒートパイプ11が、貫通孔10の両側に位置し、ヒータ1の長手方向に延在する。
バー2は、長尺形状である。1つまたは複数のインサート3がバー2に嵌め込まれている。例えば、複数の、具体的には4つのインサート3が、バー2に嵌め込まれて、バー2の長手方向中心線2c上に配列されている。各インサート3は、バー2の1つの面に形成された挿入凹部20(図3)に挿入され、嵌め込まれている。インサート3(挿入凹部20)の数および配列は、ヒータ1の貫通孔10の数および配列と対応する。したがって、後述する通り、バー2がヒータ1に適切に位置決めされると、ヒータ1の貫通孔10とバー2内のインサート3とが互いに整合する(図1の符号L1参照)。
図2A-図2Cは、例示のインサート3の平面図、断面図、正面図をそれぞれ示す。インサート3は、後述の通り、棒体4の取付ヘッド40(図5)を着脱可能に受容できるように構成されている。インサート3は、実施形態では、レセプタクル30、内向突起31、および、フランジ32を備える。
レセプタクル30は、第1端(図2B,図2Cで上端)が開口し、第2端(図2B,図2Cで下端)が閉じている。レセプタクル30は、その側面の一部が開口しており、それによって挿入口300を有する。
内向突起31は、レセプタクル30の開口端(第1端側)に位置し、レセプタクル30の内周面から内向きに延在している。これにより、内向突起31は、受け面310および段差311をレセプタクル30内に規定する。受け面310は、インサート3の中心線3c上にある所定の点を頂点として円錐台形状に、レセプタクル30の開口端に向かって窄まっている。なお、図2Aの符号Lrは、中心線3cを通過し、これに直角でかつ挿入口300に平行な基準線を示す。
フランジ32は、レセプタクル30の閉口端(第2端側)に位置し、レセプタクル30の外周面から外向きに延在している。
バー2は、アルミ、真鍮などの比較的に軟質な金属からなってよい。インサート3は、例えば、S45Cなどの比較的に硬質な金属からなってよい。したがって、インサート3は、バー2より硬質な金属からなってよい。インサート3は、ワンピースでもよいし、複数のパーツの組合せからなってもよい。
図3は、インサート3のバー2への嵌込みを例示する。バー2は、インサート3が挿入される挿入凹部20をその1つの面に備える。挿入凹部20は、挿入溝200と、挿入溝200に隣接する装着溝201と、装着溝201の底に隣接する嵌込溝202と、を有する(図3の(a)参照)。
オペレータは、インサート3を、そのフランジ32が挿入凹部20の底面と対向するように、挿入溝200内に挿入する(図3の(b)参照)。このとき、インサート3の挿入口300は、装着溝201を向いている。
次いで、オペレータは、インサート3を180°回転する(図3の(c)参照)。
次いで、オペレータは、インサート3を装着溝201内にスライドさせる(図3の(d)参照)。この際、レセプタクル30は、装着溝201によってこれに沿って案内される。インサート3が装着溝201の末端まで移動すると、そのフランジ32が嵌込溝202に嵌り込む。また、インサート3の基準線Lrがバー2の長手方向中心線2cと一致する。インサート3の挿入口300は、挿入溝200を向く。
次いで、オペレータは、固定具21(例えば、スナップリング)を挿入溝200内に置く(図3の(e)参照)。固定具21は、インサート3を固定して、インサート3が装着溝201および嵌込溝202から移動することを防止する。嵌込溝202が装着溝201の幅より大きい幅を有しているので、嵌込溝202と装着溝201との幅の差によって係止面が規定される。インサート3が嵌込溝202の末端まで移動すると、そのフランジ32はこの係止面と対向する。これにより、インサート3がバー2(挿入凹部20)から抜け出ることが防止される。こうして、インサート3がバー2に嵌め込まれて位置決めされる。
図4は、バー2をヒータ1に取り付けている例示のヒートシールバー取付装置を概略的に示す。ヒートシールバー取付装置は、1つまたは複数の棒体4と、サポート5と、流体供給ユニット6とを備える。
例えば、複数の、具体的には4つの棒体4が設けられている。棒体4は、ヒータ1に挿通されている。すなわち、棒体4は、ヒータ1の貫通孔10(図1)を通って延在する。貫通孔10の数は、バー2やヒータ1の種類や部品の共通化に対応すべく、多めに設けられてもよく、棒体4の数、貫通孔10の数、および、インサート3の数は適宜選択されてよい。
サポート5は、ヒータ1を支持している。ヒータ1は、サポート5に対して固定的に取り付けられている。
流体供給ユニット6は、バー2の着脱のために、棒体4をその長手方向にヒータ1に対して移動させるように構成されている。
図5は、取付装置の取付構造を概略的に示す。棒体4は、その第1端(図4では、上端)に取付ヘッド40を備える。取付ヘッド40は、バー2内のインサート3に着脱可能に取り付けられるように構成されている。取付ヘッド40は、棒体4の径方向に延在するフランジ形状でよく、それによって係合面400を規定する。取付ヘッド40は、ヒータ1に対してサポート5とは反対側に位置する。ヒータ1の貫通孔10は、取付ヘッド40が通過できる寸法である。
棒体4は、その第2端(図5では下端)に、突起41を備える。突起41は、棒体4の径方向に延在しており、フランジ形状を有してよい。突起41は、ヒータ1に対してサポート5側に位置する。
取付ヘッド40および突起41付の棒体4は、ワンピースでよい。棒体4は、例えば、ボルトのようなものでよい。代わりに、取付ヘッド40および突起41は、棒体4とは別部材で構成され、棒体4の第1端および第2端にそれぞれ取り付けられてもよい。
ヒータ1を支持するサポート5は、ヒータ1と対向するガイド凹部50を有する。ガイド凹部50は、サポート5の、ヒータ1と対向する面に形成されている。流路孔51が、サポート5に形成されており、ガイド凹部50の底面にてガイド凹部50と繋がっている。
ヒートシールバー取付装置は、さらに、スライダ7と、付勢部材80と、(追加の)付勢部材81とを備える。
スライダ7は、ガイド凹部50に受容され、収容されており、ガイド凹部50内をヒータ1に対して近接および離間するようにスライド可能である。スライダ7の外周面はガイド凹部50の内周面に隙間なく当接している。これにより、スライダ7がガイド凹部50内をスライドするとき、ガイド凹部50の内周面とスライダ7の外周面との間にある程度のシール性が確保されている。空間52が、ガイド凹部50とスライダ7とによってガイド凹部50の底面とスライダ7との間に規定される。空間52は、サポート5の流路孔51と繋がる。
スライダ7は、受容凹部70およびストッパ71を備える。受容凹部70は、棒体4の第2端を、したがって突起41を受容するようにスライダ7に形成されている。ストッパ71は、受容凹部70の開口に形成されており、内向きに延在する環形状の突起である。スライダ7は、ワンピースでもよいし、複数のパーツの組合せで構成されてもよい。
付勢部材80は、ヒータ1とスライダ7との間に配置されて、スライダ7をヒータ1から離れる方向(図5では下向き)に、ガイド凹部50の底面に向かって勢付している。付勢部材80は、バネでよい。この付勢力によって、後述するように、バー2がヒータ1に密着して固定される。
付勢部材81は、受容凹部70内で、受容凹部70の底面と棒体4の突起41の端面との間に配置されて、突起41をヒータ1に向かって(図5では上向きに)付勢して突起41をストッパ71に係合させ続けている。突起41がストッパ71に係止されることで、棒体4はスライダ7から抜け出ることはなく、スライダ7と共に移動することができる。付勢部材81は、バネでよい。
図6は、図5の領域Sを拡大して示す。フランジ形状の突起41は、凸球面410を有している。環形状のストッパ71は、凸球面410に対して相補的な形状の凹球面710を有している。突起41が図5のように付勢部材81によってストッパ71に係止されているとき、凸球面410と凹球面710とが面接触している。
図4、図5の通り、流体供給ユニット6は、チューブ60および流体サプライヤー61(図4のみに表示)を備える。チューブ60は、その第1端において、サポート5の各流路孔51に接続されている。これにより、流体供給ユニット6は、流路孔51および空間52と流体連通する。チューブ60は、その第2端において流体サプライヤー61に接続されている。流体サプライヤー61は、作動すると、流体をチューブ60および流路孔51を通じてガイド凹部50(空間52)に供給する。
流体サプライヤー61は、例えば、流体の供給のために、チューブ60の第2端にバルブを介して接続された流体シリンダでよい。複数の流体サプライヤー61が、したがって複数の流体シリンダが設けられてよい。流体シリンダは、エアシリンダでよい。流体サプライヤー61は、流体シリンダに限らず、流体ポンプ(例えば、エアポンプ)といった他の構成を有してよい。流体は、エアに限らず、他の流体でよい。流体は、気体または液体でもよい。
図4の通り、ヒートシールバー取付装置は、ユーザインターフェース90をさらに備える。ユーザインターフェース90は、ボタン、スイッチ、タッチスクリーン等、オペレータによって操作される操作手段である。ユーザインターフェース90は、流体供給ユニット6に設けられてもよいし、製袋機内の他の構成要素、例えば操作パネル部に設けられてもよい。流体供給ユニット6は、ユーザインターフェース90を通じた入力に応答して、流体のガイド凹部50への供給および供給停止を切り替えるように構成されている。
例えば、流体供給ユニット6は、ユーザインターフェース90からの作動信号を受けることに応答して、例えばバルブの開閉を制御して流体サプライヤー61としての流体シリンダを作動させることで、流体を、チューブ60および流路孔51を通じてガイド凹部50(空間52)に供給する。流体供給ユニット6は、ユーザインターフェース90からの停止信号を受けることに応答して、例えばバルブの開閉を制御して流体サプライヤー61としての流体シリンダを非作動にすることで、流体を供給停止する。なお、空間52は、流体が供給されるとき、ある程度のシール性が維持されるように形成される。
図7は、位置決めラインLp(図1)近傍におけるヒータ1とバー2の構成を概略的に示す。ガイドピン12が例えば埋込みによってヒータ1に設けられてよい。位置決めのためにガイドピン12を受容するための孔22が、バー2に形成されてよい。ガイドピン12は、先細りの先端を有してよい。孔22は、面取りされてよい。ガイドピンの個数は複数、例えば2個あってもよく、その位置は図1におけるバー2の長手方向の両側付近にあってもよい。
図8A-図8Cを参照して、バー2をヒータ1に取り付ける例示の方法が説明される。まず、オペレータは、ユーザインターフェース90(図4)を操作して、流体供給ユニット6(図4)に、流体を、流路孔51を通じてガイド凹部50(空間52)に供給させる。これにより、スライダ7は、付勢部材80(その付勢力)に抗して、ヒータ1に向かって(図8Aでは、上方に)ガイド凹部50に沿ってスライドする。棒体4は、付勢部材81によるスライダ7との密着ゆえに、スライダ7と共に移動する(図8A、図8B参照)。その結果、取付ヘッド40は、ヒータ1の第1面(バー2が接触することとなる面)13(図8A、図8B)からより離れる。すなわち、取付ヘッド40の第1面13からの突出量が増す。
次いで、オペレータは、インサート3が挿入されたバー2を持ち、動かして、突出した取付ヘッド40を挿入凹部20の挿入溝200内に入れる(図8B)。それから、オペレータは、バー2をヒータ1に対して(図8Bで右方向であり、バー2の長手方向中心線2cに対して垂直な水平方向に)少しスライドさせて、取付ヘッド40を、挿入口300を通じてインサート3のレセプタクル30内に入れる。このとき、バー2はガイドピン12(図7)によって誘導されて、ヒータ1に対してほぼ位置決めされる。さらに、取付ヘッド40は、その上記突出量の増加ゆえに、インサート3内の段差311を乗り越えることができる。オペレータがバー2をヒータ1から少し浮かすようにすれば、棒体4は基準線Lr(図3)の位置からずれていたとしても自然と基準線Lrと整合するように誘導される。
次いで、オペレータは、ユーザインターフェース90を操作して、流体供給ユニット6に、流体を供給停止させる。すると、スライダ7(流体の供給によりヒータ1に向かって移動していた)は、付勢部材80によって棒体4と共にガイド凹部50の底面に向かって移動する(図8C)。これにより、取付ヘッド40がインサート3内でこれに密着して、取り付けられる。具体的には、図9に最もよく示されるように、取付ヘッド40の係合面400が、インサート3の受け面310に密着して係合する。その結果、バー2は、ヒータ1の第1面13に密着し、ヒータ1に対して位置決めされる。こうして、バー2のヒータ1への取付けが完了する。ヒータ1が発熱すると、バー2はヒータ1からの熱伝導によって加熱される。
なお、バー2のヒータ1からの取外しは、上記手順を逆に実施すればよい。
こうして、オペレータは、ユーザインターフェース90の簡単な操作のみでバー2を着脱可能にヒータ1に取り付けることができる。したがって、オペレータは、例えば、異なるシール面の形状を有するバー2をヒータ1に付け替えることができ、製造される袋のデザインの変更に伴うバー2の形状の変更に対処できる。
上述の通り、ヒートシールバー取付装置は、バー2をヒータ1に取り付けたとき、バー2を第1面13に密着させるように構成されている。ヒートシールバー取付装置は、バー2がヒータ1の第1面13に密着しているか否かを判定するための構成を備えてよい。図10Aは、当該構成を概略的に例示する。ヒータ1は、注入孔15を有している。この注入孔15は、棒体4用の貫通孔10(図1等)とは別の貫通孔としてヒータ1に形成されている。注入孔15は、第1面13とその反対側の第2面14との間で延在する。
ヒートシールバー取付装置は、第2面14にて注入孔15と繋がる流路92をその内部に規定する管状部材91と、エアを、流路92を通じて注入孔15に注入するエアインジェクター93とを備える。管状部材91は、チューブ60とは別に準備された、追加のチューブでよい。管状部材91は、その第1端が第2面14にて注入孔15に接続されており、その第2端がエアインジェクター93に接続されている。エアインジェクター93は、流体サプライヤー61と同様に、圧縮エアを供給するエア供給装置であって、例えば、コンプレッサ、レギュレータ、エアシリンダなどを含んだ公知のエア供給装置でよい。
ヒートシールバー取付装置は、流路92内の気圧を検出するための圧力センサ94をさらに備える。圧力センサ94は、例えば、流路92内の気圧を経時的に検出できるように管状部材91の中間部分に接続されて流路92と通気連通するエアゲージでよい。
ヒートシールバー取付装置は、圧力センサ94に検出された気圧に基づいて、バー2が第1面13に密着しているか否かを判定するように構成された判定部95をさらに備える。判定部95は、例えば、プロセッサが、記憶媒体に記憶されたプログラムを実行することによって実現されてよい。
図10Aは、バー2が適切にヒータ1に取り付けられている状態を示す。バー2は、第1面13に密着しており、注入孔15の一端を塞いでいる。したがって、バー2が第1面13に密着している状態で、エアインジェクター93が、エアを、流路92を通じて注入孔15に注入すると、エアは注入孔15から流れ出ることができない。結果的に、流路92内の圧力が大きく上昇する。圧力センサ94は、気圧の大きな上昇を検出する。
図10Bは、図10Aの領域Tの拡大図であるが、バー2が適切にヒータ1に取り付けられていない状態を示す。バー2が第1面13に密着せず、注入孔15の一端を塞げず、バー2とヒータ1との間に隙間Gが生じている。したがって、バー2が第1面13に密着していない状態で、エアインジェクター93が、エアを、流路92を通じて注入孔15に注入すると、エアは注入孔15を流れ出て隙間Gへ漏れる(図10Bのエアの流れを示す矢印参照)。結果的に、流路92内の気圧は上昇しない。若しくは、流路92内の気圧が上昇したとしても、バー2が第1面13に密着しているときほどに上昇しない。圧力センサ94は、気圧の大きな上昇を検出しない。
つまり、エア注入時の流路92内の気圧変化(上昇)は、バー2が第1面13に密着しているときと、密着していないときとで異なる。これを利用することで、バー2が第1面13へ密着しているか否かを、言い換えると、バー2がヒータ1に適切に取り付けられているか否かを確認することができる。
したがって、エアインジェクター93によるエアの注入孔15への注入の際に、圧力センサ94が、閾値(所定の圧力値)を超える気圧を検出すると、判定部95は、バー2が第1面13に密着している(バー2の取付不良がない)と判定する。一方、エアインジェクター93によるエアの注入孔15への注入の際に、圧力センサ94が、上記閾値を超える気圧を検出しないと、判定部95は、バー2がヒータ1に密着していない(バー2の取付不良がある)と判定する。なお、閾値は、ヒータ1、棒体4、付勢部材80,81などに応じて、及び/又は、事前の確認テストなどを通じて予め設定される。
エアインジェクター93は、例えば、バー2のヒータ1への取付け後、及び/又は、製袋機(ヒートシール装置)を作動させる際といったタイミングで、エアを、自動で、注入するように構成されてよい。これに加えて/代えて、エアインジェクター93は、オペレータによるユーザインターフェース90(図10A)を通じた入力など、オペレータの手動操作に応答して、エアを、注入するように構成されてもよい。このように、エアインジェクター93は、常時エアを注入するのではなく、密着の確認時以外はエアを注入しない。
判定部95を構成するプロセッサは、圧力センサ94が閾値を超える気圧を検出しなかった場合(バー2の取付不良がある場合)、製袋機/ヒートシール装置に動作停止信号を送信するように構成されてよい。製袋機/ヒートシール装置は、動作停止信号を受信すると、その動作を停止するように構成されてよい。これに加えて/代えて、プロセッサは、バー2の取付不良がある場合に、警告装置96(図10A)に警告を出力させてもよい。警告装置96は、視覚装置(LEDやディスプレイなど)や聴覚装置(スピーカーなど)であり、警告の出力は、LEDの点灯や点滅、ディスプレイ上への警告表示、スピーカーから警告音の発生である。
実施形態は、上記から明らかな通り、流体供給ユニット6による流体の供給および供給停止並びに付勢部材80の付勢力を用いた新規な構成で、取付ヘッド40付きの棒体4をその長手方向にヒータ1に対して移動させることを可能にしている。
実施形態は、ユーザインターフェース90を通じた入力に応答して流体の供給および供給停止を切り替えているので、バー2のワンタッチ着脱が可能である。
従来技術と異なり、実施形態は、棒体4がサポート5を貫通する必要性をなくしている。このことにより、例えば空間52と連通するチューブ60をサポート5の側面に配置する等の構成も可能となり、空間配置の自由度が高まる。さらに、実施形態は、チューブ60や流体サプライヤー61で流体供給ユニット6を構成している。これらにより、流体供給ユニット6を、サポート5寄りのスペース(図5ではサポート5の下側のスペース)をそれほど占有しないように構成することを可能にする。さらに、実施形態では、ユーザインターフェース90をサポート5寄りのスペースに設ける必要性もなく、ユーザインターフェース90はオペレータが操作しやすい位置に配置すればよい。したがって、実施形態は、バー2のワンタッチ着脱を省スペースで実現することを可能にする。
特許文献1の図示されたヒートシールバー取付装置が、上下一対のバーのうち下側のバーに適用される場合、オペレータは製袋機の下に潜り込んで、テンションピン(棒体)を動かすための操作機構にアクセスする必要がある。一方、実施形態は、上述の利点によってこの必要性をなくしている。したがって、実施形態は、上側のバーの着脱に有効であるのは無論のこと、下側のバーの着脱に適したものとなっている。
図6のフランジ状の突起41の凸球面410と環形状のストッパ71の凹球面710との面接触は、棒体4が多少傾いたときでも維持される。すなわち、この面接触は、棒体4の多少の傾きを許容する。これは、例えば、インサート3が挿入凹部20内でバー2に対して位置ずれした場合に、棒体4が微妙に傾いてこの位置ずれを吸収できる点で有利である。インサート3のこのような位置ずれは、例えば、ヒータ1の発熱時のサポート5とバー2との線膨張係数の相違により生じ得る。
本開示のヒートシールバー取付装置は、上下の位置および胴材搬送方向に関係なく、縦ヒートシール装置や横ヒートシール装置といったあらゆる製袋機用のヒータユニットに組み込まれてよい。また、ヒートシールバー取付装置は、上下一対のバーのうち、下側のバーに限らず、上側のバーの着脱に適用されてもよい。一対のバーは、典型的には、作動機構によって動かされるバーと、受け側の静的なバー(例えばラバー台もこれに属する)とからなるが、ヒートシールバー取付装置は、いずれの種類のバーの着脱に適用されてもよい。
図3のバー2の挿入凹部20では、挿入溝200が、長手方向中心線2cから離れて装着溝201に隣接している。そのため、オペレータは、バー2の取付時にバー2をヒータ1に対して中心線2cに直角にスライドさせる。例えば、特許文献1の例示と同様に、挿入溝200は中心線2c上に位置してよい。つまり、オペレータがバー2の取付時にバー2を当該中心線2cと平行にヒータ1に対してスライドするように、バー2が構成されてよい。このスライド方向はこれらに限定されず、最終的にバー2がヒータ1に対して設計中心位置に位置決めされる構成であればよい。
オペレータがバー2を取り付けるとき、インサート3や棒体4を視認できないので、図7のガイドピン12は位置合わせのための目印となる。任意の目印が位置合わせのためにヒータ1およびバー2に刻印などの手段によって設けられてもよい。
バー2の取付不良を確認できる手段があるので、バー2がヒータ1に適切に取り付けられてない状態でヒートシール装置/製袋機が動作することを防止できる。
なお、実施形態のバー2は複数の棒体4を介してヒータ1に密着して取り付けられる(図4参照)ので、バー2の第1面13への密着は、厳密には、均一ではない。棒体4に近い位置における密着は、棒体4から離れた位置におけるそれよりも強い。
バー2及び/又はヒータ1の接触面の平面度が低い場合:注入孔15が棒体4から離れた位置に形成されていると、バー2が適切にヒータ1に取り付けられているとしても、多少のエア漏れが生じ得るかもしれない。したがって、閾値を正確に設定していないと、取付不良の誤検出が起こり得るかもしれない。注入孔15が棒体2の近くに位置していると、このような問題は生じ得ない。
バー2及び/又はヒータ1の接触面の平面度が高い場合:バー2が適切にヒータ1に取り付けられていれば、第1面13に均一に密着する。注入孔15がどの位置に形成されていても、バー2の適切な装着時にはエア漏れの問題は生じない。
このように、注入孔15の位置および数は、棒体4の数や位置、接触面の平面度等を考慮して決定されるべきである。例えば、複数の注入孔15が設けられてもよく、その一部が棒体4の近い位置に形成され、その残りが棒体4から離れた位置に形成されてよい。
複数の注入孔15が形成される場合、注入孔15と同数の管状部材91、エアインジェクター93および圧力センサ94が設けられてよい。
代わりに、1つの管状部材91、1つのエアインジェクター93および1つの圧力センサ94だけでも対応可能である。この場合、1つの管状部材91は、エアインジェクター93と各注入孔15に接続された分岐チューブである。したがって、その流路92は、エアインジェクター93と繋がる主流路と、主流路から分岐してそれぞれ注入孔15と繋がる複数の分配流路とからなる。エアインジェクター93は、エアを、流路92(主流路および各分配流路)を通じて一斉に全ての注入孔15に注入する。
注入孔15の径が小さいと、小型のエアインジェクター93で対応可能である。
1 ヒータ
13 第1面
14 第2面
15 注入孔
2 ヒートシールバー
3 インサート
4 棒体
40 取付ヘッド
41 突起
410 凸球面
5 サポート
50 ガイド凹部
51 流路
6 流体供給ユニット
60 チューブ
61 流体サプライヤー
7 スライダ
70 受容凹部
71 ストッパ
710 凹球面
80 付勢部材
81 (追加の)付勢部材
90 ユーザインターフェース
91 流路を規定する管状部材
92 流路
93 エアインジェクター
94 圧力センサ
95 判定部

Claims (10)

  1. ヒートシールバーをヒータに着脱可能に取り付けるための製袋機用のヒートシールバー取付装置であって、
    前記ヒートシールバー取付装置は
    第1端および第2端を有し、前記ヒータに挿通された棒体であって、前記第1端に、ヒートシールバーに嵌め込まれたインサートに着脱可能に取り付けられるように構成された取付ヘッドを備える棒体と、
    前記ヒータを支持するサポートであって、当該ヒータと対向するガイド凹部を有するサポートと、
    前記棒体の前記第2端を受容する受容凹部を有し、前記棒体と共に前記ヒータに対して近接および離間するようにスライド可能に前記ガイド凹部内に受容されたスライダと、
    前記ヒータと前記スライダとの間に配置され、前記スライダを前記ガイド凹部の底面に向かって付勢する付勢部材と、
    流体を前記ガイド凹部に供給および供給停止するように構成された流体供給ユニットであって、前記流体を前記ガイド凹部に供給して、前記スライダを前記棒体と共に前記ヒータに向かって前記付勢部材に抗してスライドさせるように構成された流体供給ユニット、を備える、
    ヒートシールバー取付装置。
  2. 前記棒体は、前記第2端に、当該棒体の径方向に延在する突起を備え、
    前記スライドは、前記受容凹部の開口に、ストッパを備え、
    前記ヒートシールバー取付装置は、前記受容凹部内に配置され、前記突起を付勢して前記ストッパに係合させる追加の付勢部材をさらに備える、
    請求項1に記載のヒートシールバー取付装置。
  3. 前記突起は、フランジ形状であり、凸球面を有しており、
    前記ストッパは、環形状であり、前記凸球面に対して相補的な凹球面を有しており、
    前記突起が前記追加の付勢部材によって前記ストッパに係止されているとき、前記凸球面と前記凹球面とが面接触する、
    請求項2に記載のヒートシールバー取付装置。
  4. 前記付勢部材および前記追加の付勢部材は、バネである、
    請求項2に記載のヒートシールバー取付装置。
  5. 流路孔が、前記サポートに形成され、前記ガイド凹部と当該ガイド凹部の前記底面において繋がっており、
    前記流体供給ユニットは、前記流体を、前記流路孔を通じて前記ガイド凹部に供給するように構成されている、
    請求項1に記載のヒートシールバー取付装置。
  6. 前記流体供給ユニットは、
    前記流路孔に接続されたチューブと、
    前記チューブに接続され、前記チューブおよび前記流路孔を通じて前記流体を前記ガイド凹部に供給する流体サプライヤーと、を備える、
    請求項5に記載のヒートシールバー取付装置。
  7. 前記流体サプライヤーは、エアを前記流体として供給するエアシリンダである、
    請求項6に記載のヒートシールバー取付装置。
  8. ユーザインターフェースをさらに備え、
    前記流体供給ユニットは、前記ユーザインターフェースを通じた入力に応答して、前記流体の供給および供給停止を切り替えるように構成されている、
    請求項1に記載のヒートシールバー取付装置。
  9. 前記ヒートシールバー取付装置は、前記ヒートシールバーを前記ヒータに取り付けたとき、前記ヒートシールバーを前記ヒータの第1面に密着させるように構成されており、前記ヒータは、前記第1面と当該第1面と異なる第2面との間で延在する貫通孔としての注入孔を有し、
    前記ヒートシールバー取付装置は、さらに、
    前記第2面にて前記注入孔と繋がる流路を規定する管状部材と、
    エアを、前記流路を通じて前記注入孔に注入するエアインジェクターと、
    前記流路内の気圧を検出するための圧力センサと、
    前記圧力センサによって測定される前記気圧に基づいて、前記ヒートシールバーが前記第1面に密着しているか否かを判定するように構成された判定部と、を備える、
    請求項1に記載のヒートシールバー取付装置。
  10. 前記判定部は、
    前記エアの前記注入孔への注入の際に前記圧力センサが閾値を超える気圧を検出すると、前記ヒートシールバーが前記第1面に密着していると判定し、
    前記エアの前記注入孔への注入の際に前記圧力センサが前記閾値を超える気圧を検出しないと、前記ヒートシールバーが前記第1面に密着していないと判定するように構成されている、
    請求項9に記載のヒートシールバー取付装置。
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