JP7368043B2 - 水棲動物用経口投与薬剤 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態は、薬剤の全重量を基準にして3~15重量%の量の水分を含む炭素粉末を調製し、前記水分を含む炭素粉末と薬効成分とを混合することを含む、上述の水棲動物用経口投与薬剤を製造する方法を提供する。
本発明の一実施形態は、上述の水棲動物用経口投与薬剤を水棲動物に投与することにより、水棲動物の疾病を予防および/または治療する方法を提供する。
以下、実施例により本発明を詳述するが、本発明は実施例の範囲に限定されるものではない。
試験例1においては、炭素粉末ではない従来の展着剤を使用して薬効成分をEP飼料に展着させた場合と比較して、本発明の薬剤の展着性が検討された。
薬剤を展着させたEP飼料の調製方法は以下の通りであった。
実施例1:実施例1の薬剤を製造するために使用された炭素粉末材料は、炭素粉末材料の重量を基準にして5.6重量%の水分を含み、かつ100メッシュパスのサイズを有する竹炭粉末であった。また、実施例1の薬剤を製造するために使用された薬効成分材料は、プラジクアンテル(PZQ)粉末(プラジクアンテル原末、100メッシュパス)であった。0.18gの炭素粉末材料および0.02gの薬効成分粉末材料を混合することにより粉末薬剤が調製された。調製された薬剤中の竹炭粉末、PZQ、および水分の量は、薬剤の全重量を基準にしてそれぞれ、74.4重量%、20重量%、および5.6重量%であった。この薬剤(0.2g)を20gのEP飼料(サイズ13mm、脂肪分22%)に投入し、1分間攪拌後、15分間放置して、本発明の薬剤を展着させたEP飼料が得られた。
比較例2:20gのEP飼料(サイズ13mm、脂肪分22%)に、PZQ粉末およびブドウ糖(PZQ:ブドウ糖=2:8重量比)を含む粉末薬剤(0.2g)を投入し、水0.2mLを加えた後、グアガム0.2gを添加し、15分間放置することにより、薬効成分(PZQ)をEP飼料に展着させた。
攪拌バーを備えたビーカーに人工海水を500mL入れ、攪拌バーを150rpmで回転させつつ、実施例1または比較例2の薬剤を展着させたEP飼料を人工海水に投入し、1秒後、5秒後、および30秒後に、人工海水およびEP飼料の一部分をそれぞれ回収した。下記のHPLCサンプルの調製方法に従って、回収した人工海水およびEP飼料からHPLC用サンプルを調製した。下記のHPLC条件で、それぞれのサンプルをHPLCで分析して、人工海水中のPZQの量およびEP飼料に残存したPZQの量を特定した。流失率は下記式に従って特定された:
流失率=(人工海水中のPZQの総重量)/(人工海水中のPZQの総重量+EP飼料に残存したPZQの総重量)。
約1gの回収されたEP飼料または人工海水を精密に秤量し、100mLのメスフラスコに入れた。メスフラスコにエタノールを約50mLを加え、超音波を20分間掛けてPZQを溶解させた後、メスフラスコの内容物にエタノールを加えてメスフラスコの内容物を100mLに調整して、PZQ含有サンプル溶液を得た。PZQの濃度が約100μg/mLとなるようにPZQ含有サンプル溶液をエタノールで希釈した。希釈されたPZQ含有サンプル溶液を0.45μmのメンブランフィルタでろ過してHPLC用サンプルとした。
HPLC分析条件は以下の通りであった。
カラム:C18, Wako Handy ODS 150mm
移動相:アセトニトリル:水=60:40
カラム温度:室温
流量:1.0ml/min
注入量:10μL
検出:UV(210nm)
分析時間:8分
定量:絶対検量線法(PZQ標準品:和光純薬)
測定範囲:0.01~10μg/mL。
試験例2においては、炭素粉末の種類を変えた場合における、本発明の薬剤のEP飼料への展着性の違いが検討された。
試験例2において、以下の材料が使用された。
薬効成分材料として、プラジクアンテル(PZQ)粉末(プラジクアンテル原末、100メッシュパス)が使用された。
炭素粉末材料として竹炭粉末(炭素粉末原料の重量を基準にして5.6重量%の水分を含んでいた)、ヤシガラ炭粉末(炭素粉末原料の重量を基準にして5.0重量%の水分を含んでいた)、および活性炭粉末(炭素粉末原料の重量を基準にして1.0重量%の水分を含んでいた)が使用された。
EP飼料としては、ブリ用EP(13mm、脂肪分22%)が使用された。
実施例3~5の炭素粉末含有薬剤が以下に示されるように調製された。
実施例3:竹炭粉末(0.4g)にPZQ粉末(0.13g)を添加、混合して炭素粉末含有PZQ薬剤を調製した。実施例3の薬剤は、薬剤全体の重量を基準にして4.5重量%の水分を含んでいた。
実施例4:ヤシガラ炭粉末(0.4g)にPZQ粉末(0.13g)を添加、混合して炭素粉末含有PZQ薬剤を調製した。実施例4の薬剤は、薬剤全体の重量を基準にして4.0重量%の水分を含んでいた。
実施例5:活性炭粉末(0.4g)にPZQ粉末(0.13g)を添加、混合して炭素粉末含有PZQ薬剤を調製した。実施例5の薬剤は、薬剤全体の重量を基準にして0.8重量%の水分を含んでいた。
500mlビーカー内で20gのEP飼料と実施例3、実施例4または実施例5の薬剤(0.53g)とを1分間攪拌、混合し、15分間放置して、EP飼料に薬剤を展着させた。
溶出試験機(NTR-6200A)内で、パドルを150rpmで回転させつつ、人工海水500ml中に、実施例3、実施例4または実施例5の薬剤を展着させたEP飼料を投入し、内容物を1分間攪拌(150rpm)した。この操作により、EP飼料に付着した薬剤から人工海水に薬効成分(PZQ)が流失し、薬効成分を含む人工海水を生じさせた。溶出試験機から、EP飼料および人工海水をそれぞれ回収した。回収されたEP飼料および人工海水から、HPLC用サンプルを調製した。このサンプルをHPLCで分析することで人工海水中のPZQの量およびEP飼料に残存したPZQの量を特定した。HPLC用サンプルの調製方法およびHPLC測定条件は試験例1と同じであった。結果を表1に示す。表1中の流失率は3回の試験で得られた値の平均値である。
試験例3においては、薬剤中の炭素粉末の含有量と、EP飼料への薬効成分の展着性との関連性について検討が行われた。
試験例3において、以下の材料が使用された。
薬効成分材料として、エリスロマイシン(EM)粉末(エリスロマイシン原末)が使用された。
炭素粉末材料として竹炭粉末(150メッシュパス、水分含有量5.6重量%)が使用された。
EP飼料として、粗脂肪22重量%、サイズ13mmのEP飼料が使用された。
表2に示される量で薬効成分材料(エリスロマイシン(EM)粉末)および炭素粉末材料(5.6重量%の水分を含む竹炭粉末)が混合されて、実施例6~8および比較例9~10の薬剤を調製した。実施例6の薬剤は90重量%の炭素粉末材料(85.0重量%の竹炭粉末および5重量%の水分)を含んでいた。実施例7の薬剤は22重量%の炭素粉末材料(20.8重量%の竹炭粉末および1.2重量%の水分)を含んでいた。実施例8の薬剤は15重量%の炭素粉末材料(14.2重量%の竹炭粉末および0.8重量%の水分)を含んでいた。比較例9の薬剤は10重量%の炭素粉末材料(9.4重量%の竹炭粉末および0.6重量%の水分)を含んでいた。比較例10の薬剤は炭素粉末材料を含んでいなかった。
EM100mg(力価:EMとしての重量)程度を含むサンプル(すなわち、回収された水)を精密に秤量し、100mLのメスフラスコに入れた。メタノール25mLをメスフラスコに入れ、サンプル中に含まれるエリスロマイシンを溶解させた。この溶液にpH8.0の0.1mol/mLリン酸塩緩衝液を加えて、メスフラスコの内容物を100mLとした。(なお、リン酸塩緩衝液は、250mLの0.2mol/Lリン酸二水素カリウム水溶液(このリン酸二水素カリウム水溶液はリン酸二水素カリウム27.218gを水に溶かし、1000mLとしたものであった)、230.5mLの0.2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(この水酸化ナトリウム水溶液は、水酸化ナトリウム8.0gに新たに煮沸して冷却した水を加えて溶かし、1000mLとしたものであった)、および全体を1000mLとする量の水から調製された。)メスフラスコの内容物をNo.2ろ紙でろ過した。EMの濃度が約1000μg(力価)/mLとなるように、ろ過された溶液がpH8.0の0.1mol/mLリン酸塩緩衝液で希釈されて100mLの希釈溶液を得た。この希釈溶液を0.45μmのメンブランフィルタでろ過して、HPLC用サンプルとした。
薬効成分の流失率=[水中のEMの総重量/EP飼料に展着させたEMの総重量(表2に示されるEMの重量)]。
また、それぞれの実施例または比較例について、2回の実験の平均および標準偏差(SD)を算出した。
HPLC装置:Waters e2695、
カラム:C18, Wako Handy ODS 150mm
移動相:アセトニトリル:水:25%アンモニア水=75:25:0.3
カラム温度:40℃
流量:1.0mL/分
注入量:10μL
検出:UV(215nm)
定量:絶対検量線法(エリスロマイシン標準品:和光純薬)
測定範囲:100~10000μg/mL。
試験例4においては、薬剤中の炭素粉末の含有量が比較的少ない場合での、薬剤中の水分量と、薬剤の飛散性との関連性について検討が行われた。
試験例4においては、薬効成分材料として、オキシテトラサイクリン(OTC)粉末(オキシテトラサイクリン塩酸塩原末、30メッシュパス)が使用され、炭素粉末材料として竹炭粉末(100メッシュパス)が使用された。表4に示される量で竹炭粉末、オキシテトラサイクリン粉末および水分を含むように、薬効成分材料、炭素粉末材料および水分が混合されて、比較例11および12、並びに実施例13および14の薬剤を調製した。試験例4においては、竹炭粉末および水分の合計量が、薬剤全体の重量を基準にして30重量%となるように設定され、OTCの量は薬剤全体の重量を基準にして70重量%とされた。
薬剤の飛散性試験は、養殖現場で飼料に薬剤を展着させる際に薬剤が飛散することをシミュレートする試験である。薬剤の飛散性の評価は、製造された粉末薬剤を上部から落下させ、落下中の粉末薬剤が扇風機による一定の風を受けた際の、粉末薬剤の飛散の程度を目視確認したものである。評価基準は以下の通りである:○(飛散性に問題無し)、△(少し飛散性に問題あるが我慢すれば使えるレベル)、×(風の影響が大きすぎて養殖現場での使用に不適)。評価〇および△を合格とし、評価×を不合格とした。結果が表4に示される。
試験例5においては、薬剤中の炭素粉末の含有量が比較的多い場合での、薬剤中の水分量と、薬剤の飛散性との関連性について検討が行われた。
試験例5においては、薬効成分材料として、オキシテトラサイクリン(OTC)粉末(オキシテトラサイクリン塩酸塩原末、30メッシュパス)が使用され、炭素粉末材料として竹炭粉末(100メッシュパス)が使用された。表5に示される量で竹炭粉末、オキシテトラサイクリン粉末および水分を含むように、薬効成分材料、炭素粉末材料および水分が混合されて、比較例15、並びに実施例16、17、および18の薬剤を調製した。試験例5においては、竹炭粉末および水分の合計量が、薬剤全体の重量を基準にして99重量%となるように設定され、OTCの量は薬剤全体の重量を基準にして1重量%とされた。薬剤の飛散性試験方法は試験例4と同じであった。結果が表5に示される。
試験例6においては、薬剤中の水分量と、薬剤の固形化との関連性について検討が行われた。
試験例6においては、薬効成分材料として、オキシテトラサイクリン(OTC)粉末(オキシテトラサイクリン塩酸塩原末、30メッシュパス)が使用され、炭素粉末材料として竹炭粉末(100メッシュパス)が使用された。表6に示される量で竹炭粉末、オキシテトラサイクリン塩酸塩粉末および水分を含むように、薬効成分材料、炭素粉末材料および水分が混合されて、実施例19、20、および21、並びに比較例22の薬剤を調製した。試験例6においては、竹炭粉末および水分の合計量が、薬剤全体の重量を基準にして99重量%となるように設定され、OTCの量は薬剤全体の重量を基準にして1重量%とされた。
薬剤の固形化試験は、調製されたそれぞれの粉末薬剤を開口1ミリ/18メッシュの試験篩(東京スクリーン株式会社製)でふるって固まりが残るかどうかで評価した。評価基準は、○(全量通過)、△(少しダマのような固まりが残るが手で触ると直ぐにつぶれる)、×(大きな固まりが残り、製剤として不適)とした。固形化に関する評価結果が〇および△の場合を合格とし、×の場合を不合格とした。結果を表6に示す。
試験例7においては、薬剤中の水分が薬効成分の力価の変化に対して及ぼす影響を検討するために、薬剤の安定性試験が行われた。
試験例7においては、薬効成分材料として、エリスロマイシン(EM)粉末(エリスロマイシン原末)が使用された。最終的に調製される、20重量%のエリスロマイシンを含む薬剤中の水分量が11重量%、13重量%、または15重量%となるように、竹炭粉末(150メッシュパス)に水分を添加したものを炭素粉末材料として使用した。この炭素粉末材料と、エリスロマイシン粉末とを混合して、実施例23~25の薬剤を調製した。実施例23の薬剤は、20重量%のエリスロマイシン、11重量%の水分、および69重量%の竹炭粉末を含んでいた。実施例24の薬剤は、20重量%のエリスロマイシン、13重量%の水分、および67重量%の竹炭粉末を含んでいた。実施例25の薬剤は、20重量%のエリスロマイシン、15重量%の水分、および65重量%の竹炭粉末を含んでいた。調製されたそれぞれの薬剤はアルミ袋に100gずつ分包され、アルミ袋に分包した薬剤は、ポリエチレンでコートされたクラフト紙で包装された。包装した薬剤についての加速試験が、高湿恒温器内で、温度40℃±2℃、湿度75%±5%の条件で行われた。加速試験開始時のEM力価をHPLCを用いて測定した。この測定値は初期値として、図2において「Initial」と示される。HPLC用サンプルの調製方法およびHPLC分析方法は、試験例3に記載された方法と同じであった。保存開始から、14日後、28日後、56日後および112日後に、高湿恒温器から薬剤を取り出し、薬剤に残存するEM力価を測定した。薬剤安定性についての評価は、保存中に薬効成分の力価が95%以上残存することを基準として判断された。それぞれの実施例について、3つの薬剤が調製され、安定性試験に供された。各実施例において、3つの薬剤から得られた、各測定時点で薬剤に残存するEM力価の平均値および標準偏差(図中、標準偏差はエラーバーで表される)が図2に示される。
試験例8においては、水分含量が20重量%または25重量%である薬剤の安定性試験が行われた。
試験例8においては、薬効成分材料として、エリスロマイシン(EM)粉末(エリスロマイシン原末)が使用された。竹炭粉末(150メッシュパス)とエリスロマイシン粉末との混合物を調製し、この混合物に水を添加および混合することにより、比較例26および27の薬剤を調製した。比較例26の薬剤は、20重量%のエリスロマイシン、20重量%の水分、および60重量%の竹炭粉末を含んでいた。比較例27の薬剤は、20重量%のエリスロマイシン、25重量%の水分、および55重量%の竹炭粉末を含んでいた。調製されたそれぞれの薬剤はアルミ袋に100gずつ分包され、アルミ袋に分包した薬剤は、ポリエチレンでコートされたクラフト紙で包装された。包装した薬剤についての加速試験が、高湿恒温器内で、温度40℃±2℃、湿度75%±5%の条件で行われた。加速試験開始時のEM力価をHPLCを用いて測定した。この測定値は初期値として、図3において「Initial」と示される。HPLC用サンプルの調製方法およびHPLC分析方法は、試験例3に記載された方法と同じであった。保存開始から、30日後、60日後、90日後および184日後に、高湿恒温器から薬剤を取り出し、薬剤に残存するEM力価を測定した。薬剤安定性についての評価は、保存中に薬効成分の力価が95%以上残存することを基準として判断された。それぞれの実施例について、1つの薬剤が調製され、安定性試験に供された。各実施例において、各測定時点で薬剤に残存するEM力価が図3に示される。
Claims (7)
- 薬剤の全重量を基準にして0.1重量%以上の薬効成分であるエリスロマイシン、
薬剤の全重量を基準にして15~96.9重量%の炭素粉末、並びに
薬剤の全重量を基準にして3~15重量%の水分を含み、
造粒されていない粉末状の水棲動物用経口投与薬剤。 - 炭素粉末が竹炭粉末、ヤシガラ炭粉末および木炭粉末からなる群から選択される、請求項1に記載の水棲動物用経口投与薬剤。
- 炭素粉末の粒径が50メッシュを通過する大きさである、請求項1に記載の水棲動物用経口投与薬剤。
- エクストルーダーペレット飼料と共に使用するための、請求項1に記載の水棲動物用経口投与薬剤。
- 密封容器に封入されている請求項1に記載の水棲動物用経口投与薬剤。
- 薬剤の全重量を基準にして3~15重量%の量の水分を含む炭素粉末を調製し、前記水分を含む炭素粉末と薬効成分とを混合することを含む、請求項1に記載の水棲動物用経口投与薬剤を製造する方法。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の水棲動物用経口投与薬剤を水棲動物に投与することにより、水棲動物の疾病を予防および/または治療する方法。
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