JP7366729B2 - 軸受検査装置、検査方法、および検査プログラム - Google Patents

軸受検査装置、検査方法、および検査プログラム Download PDF

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Description

本開示は、超仕上げ加工された軸受部品の加工面を検査するための技術に関する。
軸受部品の加工面の面性状を検査するための技術に関し、特開2012-68025号公報(特許文献1)は、画像処理によって軸受部品の加工面の面性状を検査する外観検査装置を開示している。より具体的には、当該外観検査装置は、照明装置で照らされた検査対象部品を撮影し、検査対象部品を表わす画像を取得する。次に、当該外観検査装置は、取得した画像の淡部または濃部をカウントし、当該カウント値に基づいて、検査対象部品の加工面の面性状の有無を判別する。
特開2012-68025号公報
特許文献1に開示される検査方法では、画像から淡部または濃部を抽出する際ためのアルゴリズムの実装や、各種のパラメータ(たとえば、輝度しきい値やフィルタの値など)を設定が必要となる。アルゴリズムの実装やパラメータの決定のためには、多くの工数が必要となる。したがって、これらの設計工数を削減するための技術が望まれている。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、軸受部品の加工面の面状態検査に関して設計工数を削減できる検査装置を提供することである。他の局面における目的は、軸受部品の加工面の面状態検査に関して設計工数を削減できる検査方法を提供することである。他の局面における目的は、軸受部品の加工面の面状態検査に関して設計工数を削減できる検査プログラムを提供することである。
本開示の一例では、超仕上げ加工された軸受部品の加工面を検査するための検査装置は、上記軸受部品を回転するための回転機構と、上記軸受部品の加工面を撮像するように配置されたラインセンサとを備える。上記ラインセンサは、一列に並べられた撮像素子群を含む。上記検査装置は、さらに、上記回転機構が上記軸受部品を回転している間に当該軸受部品の加工面を上記ラインセンサに順次撮像させることで、上記撮像素子群から一列の輝度値群を複数取得し、当該取得した複数列の各々の輝度値群を撮影順に並べた画像を生成するための画像生成部と、上記画像または当該画像の部分画像における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行し、正規化画像を生成するための正規化部と、上記正規化画像の入力を受けて、上記軸受部品の加工面の検査結果を出力する学習済みモデルとを備える。
本開示の一例では、上記検査装置は、上記画像生成部によって生成された画像から、予め定められたサイズの画像を上記部分画像として切り出すための切出部をさらに備える。上記正規化部は、上記部分画像に対して上記正規化処理を実行する。
本開示の一例では、上記正規化処理は、上記部分画像を構成する各列の輝度値群の平均値が所定値になるように当該各列の輝度値群を調整する処理を含む。
本開示の一例では、上記学習済みモデルは、CNN(Convolutional Neural Network)を用いた学習処理により生成されている。
本開示の一例では、上記軸受部品は、軸受けの外輪と、軸受けの転動体と、軸受けの内輪との少なくとも1つを含む。
本開示の他の例では、超仕上げ加工された軸受部品の加工面を検査するための検査方法は、上記軸受部品を回転するステップと、上記軸受部品が回転している間に、ラインセンサが上記軸受部品の加工面を順次撮像するステップとを備える。上記ラインセンサは、一列に並べられた撮像素子群を含む。上記検査方法は、さらに、上記撮像するステップで上記撮像素子群から一列の輝度値群を複数取得し、当該取得した複数列の各々の輝度値群を撮影順に並べた画像を生成するステップと、上記画像または当該画像の部分画像における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行し、正規化画像を生成するステップと、上記正規化画像を学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから得られる上記軸受部品の加工面の検査結果を出力するステップとを備える。
本開示の他の例では、超仕上げ加工された軸受部品の加工面を検査するための検査プログラムは、検査装置に、上記軸受部品を回転するステップと、上記軸受部品が回転している間に、ラインセンサが上記軸受部品の加工面を順次撮像するステップとを実行させる。上記ラインセンサは、一列に並べられた撮像素子群を含む。上記検査プログラムは、上記検査装置に、さらに、上記撮像するステップで上記撮像素子群から一列の輝度値群を複数取得し、当該取得した複数列の各々の輝度値群を撮影順に並べた画像を生成するステップと、上記画像または当該画像の部分画像における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行し、正規化画像を生成するステップと、上記正規化画像を学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから得られる上記軸受部品の加工面の検査結果を出力するステップとを実行させる。
ある局面において、軸受部品の加工状態の検査に関して設計工数を削減できる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
検査システムの装置構成を説明するための図である。 検査対象物の一例である外輪を示す図である。 検査装置による検査処理の概要を説明するための図である。 画像の生成過程を示す図である。 画像から部分画像を切り出す過程を示す図である。 正規化部が部分画像から正規化画像を生成する過程を示す図である。 学習済みモデルの演算過程を示す図である。 学習済みモデルのネットワーク構造の一例と、各層の出力結果の一例とを示す図である。 検査装置のハードウェア構成の一例を示す模式図である。 検査装置が実行する検査処理を表わすフローチャートである。 学習処理に用いられる学習用データセットを示す図である。 学習用データセットを用いた学習過程を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態および各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<A.検査システム50>
図1は、検査システム50の装置構成を説明するための図である。図1に示されるように、検査システム50は、ワークホルダ1と、回転機構3と、ラインセンサ4と、レンズ5と、照明6と、表示装置8と、検査装置100とを含む。
ワークホルダ1には、検査対象物である軸受部品2が固定される。検査対象物になり得る軸受部品2の種類は、任意である。一例として、検査対象物になり得る軸受部品2は、軸受けの外輪と、軸受けの内輪と、外輪および内輪の間を転がる転動体との少なくとも1つを含む。転動体は、たとえば、円錐ころや玉などである。
図2は、検査対象物の一例である外輪の斜視図を示す図である。以下では、検査対象物の一例として、軸受けの外輪を例に挙げて説明を行うが、検査システム50による検査対象物は、軸受けの外輪に限定されない。
検査システム50は、超仕上げ加工により研磨された軸受部品2の加工面を検査する。超仕上げ加工とは、専用の超仕上げ砥石を用いた研磨方法である。軸受部品2の加工面は、軸受部品2の軌道面に対応する。軌道面とは、外輪と転動体との接触面、または、内輪と転動体との接触面のことをいう。
回転機構3は、ワークホルダ1に接続されており、ワークホルダ1を一定速度(たとえば、60rpm(revolutions per minute))で回転させる。軸受部品2の回転中心は、回転機構3の回転軸上に位置する。回転機構3は、モータ(図示しない)などによって回転駆動される。
ラインセンサ4には、レンズ5が取り付けられている。ラインセンサ4は、レンズ5を介して、超仕上げ加工された軸受部品2の加工面2Aを撮像する。ラインセンサ4は、一列に並べられた後述の撮像素子群4Aを含む。
照明6は、軸受部品2の加工面2Aを照らすように配置される。照明6は、ラインセンサ4が軸受部品2を撮像する間、軸受部品2の加工面2Aを照らす。
ラインセンサ4が軸受部品2の加工面2Aを撮像して得られた画像は、検査装置100に入力される。検査装置100は、得られた画像を分析し、加工面2Aの状態を判別する。検査装置100による検査結果は、表示装置8に表示される。
<B.検査装置100の検査処理概要>
図3は、検査装置100による検査処理の概要を説明するための図である。図3に示されるように、検査装置100は、機能構成として、画像生成部152と、前処理部154と、検査処理部160と、判別部162とを含む。
画像生成部152は、回転機構3が軸受部品2を回転している間に軸受部品2の超仕上げ加工された加工面をラインセンサ4に順次撮像させることで、ラインセンサ4の撮像素子群4Aから一列の輝度値群x(t)~x(t)を複数取得する。x(t)~x(t)は、同一タイミングtで得られた輝度値群を示す。画像生成部152は、各タイミングで得られた各列の輝度値群x(t)~x(t)を撮影順に並べた画像IM1を生成する。
前処理部154は、画像生成部152によって生成された画像IM1に対して種々の前処理を実行する。一例として、前処理部154は、画像生成部152によって生成された画像IM1から部分画像を切り出す切出部156と、切り出された部分画像に対する正規化処理を実行する正規化部158とを含む。
正規化部158は、画像IM1、または画像IM1の部分画像IM2における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行する。正規化処理の詳細については後述する。正規化処理の結果、正規化画像IM3が出力される。正規化処理が画像の列ごとに行われることで、ラインセンサ4の撮像素子群4Aの配列方向に表われる輝度むらが抑制される。
検査処理部160は、学習処理が施されている学習済みモデル124に対して正規化画像IM3を入力する。学習済みモデル124は、正規化画像IM3の入力を受けて、軸受部品2の加工面の検査結果を出力するように学習されている。図3の例では、学習済みモデル124は、軸受部品2が正常である確率を示す正常確率s1と、軸受部品2が異常である確率を示す異常確率s2とを出力する。正常確率s1および異常確率s2は、それぞれ、軸受部品2の加工状態に関する良否確率を表わし、0以上1以下の値で表わされる。
判別部162は、正常確率s1および異常確率s2に基づいて、軸受部品2の加工状態の良否を判別する。判別部162による加工状態の良否の判別結果は、上述の表示装置8(図1参照)に出力される。
以上のように、学習済みモデル124が軸受部品2の検査処理に用いられることで、アルゴリズムの実装やパラメータを設定するための設計工数が削減される。また、得られた画像IM1や部分画像IM2の列ごとに輝度値群が正規化されることで、ラインセンサ4の素子方向に表われる輝度むらが抑制され、軸受部品2の検査精度が改善される。さらに、目視検査では、検査員の個人差、体調、疲労などの要因から正確な検査結果が得られないが、本実施の形態に従う検査装置100は、軸受部品2の検査処理を自動で実行するため、検査結果に個人差が表われない。
<C.画像生成部152>
図4を参照して、図3に示される画像生成部152の機能について説明する。図4は、画像IM1の生成過程を示す図である。
図4に示されるように、ラインセンサ4は、一列に並べられた撮像素子群4Aを含む。ラインセンサ4に含まれる撮像素子の数は、たとえば、2048個である。
画像生成部152は、上述の回転機構3が軸受部品2を回転している間にラインセンサ4に軸受部品2の加工面2Aを順次撮像させる。これにより、撮像素子群4Aは、各タイミングで撮影された輝度値群x(t)~x(t)を出力する。x(t)~x(t)は、同一タイミングtで得られた輝度値群を示す。輝度値群x(t)~x(t)の各々は、256階調で表わされる。
図4には、タイミングT1において得られた輝度値群x(T1)~x(T1)と、タイミングT2において得られた輝度値群x(T2)~x(T2)と、タイミングT3において得られた輝度値群x(T3)~x(T3)と、タイミングT4において得られた輝度値群x(T4)~x(T4)と、タイミングT5において得られた輝度値群x(T5)~x(T5)と、タイミングT6において得られた輝度値群x(T6)~x(T6)と、タイミングT7において得られた輝度値群x(T7)~x(T7)と、タイミングTMにおいて得られた輝度値群x(TM)~x(TM)とが示されている。
画像生成部152は、各タイミングで得られた各列の輝度値群x(t)~x(t)を列ごとに撮影順に並べて画像IM1を生成する。一例として、撮像処理は、8000Hzで行われ、画像生成部152は、1秒ごとに画像IM1を生成する。すなわち、ラインセンサ4に含まれる撮像素子の数が2048個である場合には、画像IM1のサイズは、幅2048×高さ8000となる。画像生成部152は、生成した画像IM1を前処理部154に順次出力する。
<D.切出部156>
次に、図5を参照して、図3に示される切出部156の機能について説明する。図5は、画像IM1から部分画像IM2を切り出す過程を示す図である。
図5に示されるように、切出部156は、画像生成部152によって生成された画像IM1から予め定められたサイズの部分画像IM2を切り出す。一例として、切出部156は、幅2048×高さ8000の画像IM1から幅196×高さ196の部分画像IM2を切り出す。切出範囲の基準点の座標値は、予め決められている。切り出された部分画像IM2は、正規化部158に出力される。
なお、画像IM1から切り出される部分画像IM2の数は、任意である。ある局面において、1枚の画像IM1から1枚の部分画像IM2が切り出される。他の局面において、1枚の画像IM1から複数枚の部分画像IM2が切り出される。
<E.正規化部158>
次に、図6を参照して、図3に示される正規化部158の機能について説明する。図6は、正規化部158が部分画像IM2から正規化画像IM3を生成する過程を示す図である。
図6には、部分画像IM2の各画素の輝度値がxijとして示されており、正規化画像IM3の各画素の輝度値がyijとして示されている。「i」は、画像内の行方向の座標を表わす。「j」は、画像内の列方向の座標を表わす。
正規化部158は、部分画像IM2を構成する各列の輝度値群の平均値が所定値(たとえば、1)になるように当該各列の輝度値群を調整する。一例として、正規化処理は、下記式(1)により実行される。
ij=xij/<x>・・・(1)
式(1)に示される<x>は、j列目の輝度値群の平均値を示す。たとえば、図6に示される部分画像IM2を例にすると、<x>は、輝度値群x01~x71の平均値を示す。このような正規化が部分画像IM2の全列の輝度値群に対して実行される。その結果、部分画像IM2から正規化画像IM3が生成される。生成された正規化画像IM3は、検査処理部160に出力される。
<F.検査処理部160>
次に、図7および図8を参照して、図3に示される検査処理部160の機能について説明する。図7は、学習済みモデル124の演算過程を示す図である。
図7に示されるように、検査処理部160は、学習処理が施されている学習済みモデル124に対して正規化画像IM3を入力する。学習済みモデル124は、CNNを用いた学習処理により生成される。
学習済みモデル124は、たとえば、特徴抽出層L1~L10と、全結合層L11と、確率変換層L12とで構成される。
特徴抽出層L1~L10は、軸受部品2の加工状態の良否を判別するために有効な特徴量を抽出するための一種のフィルタとして機能する。特徴抽出層L1~L10では、畳み込み層(CONV)とプーリング層(Pooling)とが交互に配置される。畳み込み層およびプーリング層のそれぞれの数は任意である。図7の例では、畳み込み層は5層で構成されており、プーリング層は5層で構成されている。なお、畳み込み層とプーリング層との数は、同数でなくてもよい。
図8は、学習済みモデル124のネットワーク構造の一例と、各層の出力結果の一例とを示す図である。
畳み込み層である特徴抽出層L1は、196×196のサイズを有する正規化画像IM3に対して、学習処理で最適化されている5×5の4つのフィルタを畳み込む。その結果、192×192のサイズを有する4つの画像が特徴抽出層L1から出力される。特徴抽出層L1の出力画像は、所定の活性化関数(たとえば、ランプ関数)を通した後、次の特徴抽出層L2に出力される。
プーリング層である特徴抽出層L2は、特徴抽出層L1から出力される4つの画像を縮小する。典型的には、特徴抽出層L2は、画像内の2×2の領域ごとに最大値を抽出し、当該最大値を新たな画像の対応箇所に割り当てる(いわゆる、最大プーリング)。その結果、96×96のサイズを有する4つの画像が特徴抽出層L2から出力される。特徴抽出層L2の出力画像は、次の特徴抽出層L3に出力される。
このような畳み込み処理およびプーリング処理が、後続の特徴抽出層L3~L10において繰り返し実行される。その結果、4×4のサイズを有する64枚の画像が特徴抽出層L10から出力される。特徴抽出層L10の出力画像は、次の全結合層L11に出力される。
全結合層L11は、入力層Xと、所定数の中間層Hと、出力層Yとを含む。全結合層L11の入力層Xは、複数のユニットU1で構成される。各ユニットU1には、特徴抽出層L10の出力画像の各画素が1次元に変換された上で入力される。
全結合層L11の中間層Hは、複数の層で構成される。中間層Hの層数は、任意である。中間層Hの各層は、複数のユニットU2で構成される。各ユニットU2は、前の層の各ユニットと、次の層の各ユニットとに接続される。各ユニットU2は、前の層の各ユニットからの各出力値に重みを乗算し、それらの乗算結果を積算する。次に、各ユニットU2は、積算結果の各々に対して所定のバイアスを加算(または減算)し、その加算結果(または減算結果)を所定の活性化関数(たとえば、ランプ関数またはシグモイド関数)に入力し、その活性化関数の出力値を次の層の各ユニットに出力する。
出力層Yは、複数のユニットU3で構成される。出力層Yのユニット数は、任意である。一例として、出力層Yは、2つのユニットU3で構成される。一方のユニットU3は、軸受部品2の正常度と相関するスコアを出力し、他方のユニットU3は、軸受部品2の異常度と相関するスコアを出力する。各ユニットU3は、中間層Hの最終層の各ユニットU2に接続される。出力層Yの各ユニットU3は、中間層Hの最終層の各ユニットU2からの出力値を受けて、各出力値に重みを乗算し、それらの乗算結果を積算する。次に、各ユニットU3は、積算結果の各々に対して所定のバイアスを加算(または減算)し、その加算結果(または減算結果)を所定の活性化関数(たとえば、ランプ関数またはシグモイド関数)に入力し、その活性化関数の出力結果を確率変換層L12に出力する。
確率変換層L12は、出力層Yの出力値を確率に変換する。出力層Yの出力値は、たとえば、ソフトマックス関数によって確率に変換される。その結果、軸受部品2の正常確率s1と、軸受部品2の異常確率s2とが、確率変換層L12から出力される。正常確率s1および異常確率s2は、それぞれ、軸受部品2の加工状態に関する良否確率を表わし、0以上1以下の値で表わされる。正常確率s1および異常確率s2は、判別部162に出力される。
<G.判別部162>
次に、図3に示される判別部162の機能について説明する。
判別部162は、学習済みモデル124から出力される正常確率s1および異常確率s2の少なくとも一方を予め決められた閾値と比較することで、軸受部品2の加工状態の良否を判別する。
ある局面において、正常確率s1のみが判別処理に用いられる。より具体的には、判別部162は、正常確率s1が0.5未満である場合に、軸受部品2の加工状態が不良であると判別する。一方で、判別部162は、正常確率s1が0.5以上である場合に、軸受部品2が正常であると判別する。
他の局面において、異常確率s2のみが判別処理に用いられる。より具体的には、判別部162は、異常確率s2が0.5未満である場合に、軸受部品2が正常と判別する。一方で、判別部162は、異常確率s2が0.5以上である場合に、軸受部品2の加工状態が不良であると判別する。
判別部162による加工状態の良否の判別結果は、上述の表示装置8(図1参照)に表示される。
<H.検査装置100のハードウェア構成>
図9を参照して、検査装置100のハードウェア構成について順に説明する。図9は、検査装置100のハードウェア構成の一例を示す模式図である。
検査装置100は、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、通信インターフェイス104と、カメラインターフェイス105と、表示インターフェイス106と、入力インターフェイス107と、記憶装置120とを含む。これらのコンポーネントは、バス110に接続される。
制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのGPU(Graphics Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはそれらの組み合わせなどによって構成され得る。
制御装置101は、検査装置100の検査プログラム122やオペレーティングシステムなどの各種プログラムを実行することで検査装置100の動作を制御する。制御装置101は、検査プログラム122の実行命令を受け付けたことに基づいて、記憶装置120またはROM102からRAM103に検査プログラム122を読み出す。RAM103は、ワーキングメモリとして機能し、検査プログラム122の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
通信インターフェイス104には、LAN(Local Area Network)やアンテナなどが接続される。検査装置100は、通信インターフェイス104を介して、外部機器との間でデータをやり取りする。当該外部機器は、たとえば、学習処理を実行するサーバーなどを含む。検査装置100は、当該外部機器から、検査プログラム122や学習済みモデル124をダウンロードできるように構成されてもよい。
カメラインターフェイス105は、軸受部品2を撮影することで生成された画像データを受ける入力部に相当し、ラインセンサ4と制御装置101との間のデータ伝送を仲介する。より具体的には、ラインセンサ4は、一定周期ごとに撮像処理を実行し、撮像処理により得られた画像信号は、カメラインターフェイス105を介して制御装置101に逐次出力される。なお、ラインセンサ4は、検査装置100と一体的に構成されてもよいし、検査装置100とは別に構成されてもよい。
表示インターフェイス106には、表示装置8が接続される。表示インターフェイス106は、制御装置101などからの指令に従って、表示装置8に対して、画像を表示するための画像信号を送出する。表示装置8は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、またはその他のディスプレイである。表示装置8には、軸受部品2の検査処理などが表示される。なお、表示装置8は、検査装置100と一体的に構成されてもよいし、検査装置100とは別に構成されてもよい。
入力インターフェイス107には、入力装置10が接続される。入力装置10は、たとえば、マウス、キーボード、タッチパネル、またはユーザの操作を受け付けることが可能なその他の装置である。なお、入力装置10は、検査装置100と一体的に構成されてもよいし、検査装置100とは別に構成されてもよい。
記憶装置120は、たとえば、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)やフラッシュメモリなどの記憶媒体である。記憶装置120は、検査プログラム122および学習済みモデル124などを格納する。なお、検査プログラム122および学習済みモデル124の格納場所は、記憶装置120に限定されず、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュメモリなど)、ROM102、RAM103、外部機器(たとえば、サーバー)などに格納されていてもよい。
検査プログラム122は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、検査プログラム122による検査処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従う検査プログラム122の趣旨を逸脱するものではない。さらに、検査プログラム122によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーが検査プログラム122の処理の一部を実行する所謂クラウドサービスのような形態で検査装置100が構成されてもよい。
<I.検査装置100による検査フロー>
図10を参照して、検査装置100による検査処理のフローについて説明する。図10は、検査装置100が実行する検査処理を表わすフローチャートである。
図10に示される処理は、検査装置100の制御装置101(図9参照)が上述の検査プログラム122(図9参照)を実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS110において、制御装置101は、上述の画像生成部152(図3参照)として機能し、ラインセンサ4の出力値に基づいて、検査対象の軸受部品2を表わす画像IM1を生成する。画像IM1の生成方法については、上記「C.画像生成部152」で説明した通りであるので、その説明については繰り返さない。
ステップS112において、制御装置101は、上述の切出部156(図3参照)として機能し、ステップS110で生成された画像IM1から予め定められた範囲の部分画像IM2を切り出す。部分画像IM2の切り出し方法については、上記「D.切出部156」で説明した通りであるので、その説明については繰り返さない。
ステップS114において、制御装置101は、上述の正規化部158(図3参照)として機能し、ステップS112で生成された部分画像IM2に対する正規化処理を実行する。その結果、正規化画像IM3が生成される。正規化処理については、上記「E.正規化部158」で説明した通りであるので、その説明については繰り返さない。
ステップS116において、制御装置101は、検査処理部160(図3参照)として機能し、学習処理が施されている学習済みモデル124に対して正規化画像IM3を入力する。その結果、学習済みモデル124は、正規化画像IM3の入力を受けて、軸受部品2の正常確率s1と、軸受部品2の異常確率s2とを出力する。学習済みモデル124の機能については、上記「F.検査処理部160」で説明した通りであるので、その説明については繰り返さない。
ステップS118において、制御装置101は、判別部162(図3参照)として機能し、ステップS116で算出された正常確率s1および異常確率s2の少なくとも一方を予め決められた閾値と比較することで、軸受部品2の加工状態の良否を判別する。加工状態の良否の判別方法については、上記「G.判別部162」で説明した通りであるので、その説明については繰り返さない。
ステップS120において、制御装置101は、ステップS118での判別結果が軸受部品2の異常を示すか否かを判断する。制御装置101は、ステップS118での判別結果が軸受部品2の異常を示すと判断した場合(ステップS120においてYES)、制御をステップS122に切り替える。そうでない場合には(ステップS120においてNO)、制御装置101は、制御をステップS124に切り替える。
ステップS122において、制御装置101は、軸受部品2の加工状態が異常であることを出力する。異常の出力態様は、任意である。一例として、異常があることは、表示装置8に表示されるメッセージや画像などで報知されてもよいし、検査装置100のスピーカーなどから音によって報知されてもよい。
ステップS124において、制御装置101は、軸受部品2が正常であることを出力する。正常であることの出力態様は、任意である。一例として、正常であることは、表示装置8に表示されるメッセージや画像などで報知されてもよいし、検査装置100のスピーカーなどから音によって報知されてもよい。
<J.学習処理>
上述の検査処理で用いられる学習済みモデル124(図7参照)は、CNNを用いた学習処理により生成される。
以下では、図11および図12を参照して、CNNを用いた学習処理により学習済みモデル124を生成する方法について説明する。図11は、学習用データセットSDを示す図である。CNNによる学習処理では、予め準備されている学習用データセットSDが用いられる。
学習用データセットSDには、同種の軸受部品2を撮影して得られた複数の学習用画像が含まれる。図11の例では、学習用データセットSDにおいて、学習用画像IMA~IMCが含まれている。学習用画像IMA~IMCの各々には、写っている軸受部品2が正常であるか異常であるかを示す情報がラベル情報(正解情報)として関連付けられている。図11の例では、学習用画像IMAには、「正常」を示すラベルLB1が関連付けられている。学習用画像IMBには、「異常」を示すラベルLB2が関連付けられている。学習用画像IMCには、「異常」を示すラベルLB3が関連付けられている。
図12は、学習用データセットSDを用いた学習過程を示す図である。図12には、CNNによる学習機能を有する学習モジュール200が示されている。学習モジュール200は、上述の検査装置100に実装されてもよいし、サーバーなどのその他の装置に実行されてもよい。
以下では、学習処理が完了していないモデルを学習中モデル124Aとも称する。すなわち、学習モジュール200による学習処理が実行されると、学習中モデル124Aの内部パラメータが最適化され、学習中モデル124Aは、上述の学習済みモデル124となる。更新対象の内部パラメータは、たとえば、上述の畳み込み層(図7参照)で用いられる各フィルタの値や、全結合層L11(図7参照)で用いられる重みやバイアスなどである。学習中モデル124Aのネットワーク構造は、図7で説明した学習済みモデル124のネットワーク構造と同じである。
学習モジュール200は、図11に示される学習用データセットSDに含まれる各学習用画像を用いて、学習中モデル124Aの内部パラメータを順次更新する。学習モジュール200は、機能構成として、前処理部154Aと、学習部170とを含む。図12に示される前処理部154Aは、図3に示される前処理部154と同じ前処理を実行する。すなわち、学習段階と検査段階とで同じ前処理が実行される。
より具体的には、ステップS1において、前処理部154Aは、学習用データセットSDに含まれる学習用画像IMAから予め定められた範囲の部分画像を切り出し、その部分画像を列ごとに正規化する。次に、前処理部154Aは、初期状態の学習中モデルM1に対して正規化画像を入力する。その結果、学習用画像IMAに写る軸受部品が正常である確率を示す正常確率s1と、学習用画像IMAに写る軸受部品が異常である確率を示す異常確率s2とが学習中モデルM1から出力される。
次に、学習部170は、学習中モデルM1から出力される正常確率s1および異常確率s2が、ラベルLB1に示される正常確率s1および異常確率s2に近付くように、学習中モデルM1の内部パラメータを更新する。内部パラメータの更新処理は、たとえば、誤差逆伝搬法により実現される。
ステップS2において、前処理部154Aは、学習用データセットSDに含まれる学習用画像IMBから予め定められた範囲の部分画像を切り出し、その部分画像を列ごとに正規化する。次に、前処理部154Aは、1回目のパラメータ更新が済んだ学習中モデルM2に対して正規化画像を入力する。その結果、学習用画像IMBに写る軸受部品が正常である確率を示す正常確率s1と、学習用画像IMBに写る軸受部品が異常である確率を示す異常確率s2とが学習中モデルM2から出力される。
次に、学習部170は、学習中モデルM2から出力される正常確率s1および異常確率s2が、ラベルLB2に示される正常確率s1および異常確率s2に近付くように、学習中モデルM2の内部パラメータを更新する。内部パラメータの更新処理は、たとえば、誤差逆伝搬法により実現される。
このように、学習部170は、学習中モデル124Aの内部パラメータの更新処理を、学習用データセットSDに含まれる各学習用データについて繰り返す。その結果、正規化画像の入力を受けて、軸受部品の加工面の検査結果を出力する学習済みモデル124が生成される。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 ワークホルダ、2 軸受部品、2A 加工面、3 回転機構、4 ラインセンサ、4A 撮像素子群、5 レンズ、6 照明、8 表示装置、10 入力装置、50 検査システム、100 検査装置、101 制御装置、102 ROM、103 RAM、104 通信インターフェイス、105 カメラインターフェイス、106 表示インターフェイス、107 入力インターフェイス、110 バス、120 記憶装置、122 検査プログラム、124 学習済みモデル、124A 学習中モデル、152 画像生成部、154,154A 前処理部、156 切出部、158 正規化部、160 検査処理部、162 判別部、170 学習部、200 学習モジュール。

Claims (7)

  1. 超仕上げ加工された軸受部品の軌道面を検査するための検査装置であって、
    前記軸受部品が固定されたワークホルダを回転することによって前記軸受部品を回転するための回転機構と、
    前記軸受部品の軌道面を撮像するように配置されたラインセンサとを備え、前記ラインセンサは、一列に並べられた撮像素子群を含み、
    前記回転機構が前記軸受部品を回転している間に当該軸受部品の軌道面を照明で照らしながら前記ラインセンサに順次撮像させることで、前記撮像素子群から一列の輝度値群を複数取得し、当該取得した複数列の各々の輝度値群を撮影順に並べた画像を生成するための画像生成部と、
    前記画像または当該画像の部分画像における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行し、正規化画像を生成するための正規化部と、
    前記正規化画像の入力を受けて、前記軸受部品の軌道面の検査結果を出力する学習済みモデルとを備える、検査装置。
  2. 前記検査装置は、前記画像生成部によって生成された画像から、予め定められたサイズの画像を前記部分画像として切り出すための切出部をさらに備え、
    前記正規化部は、前記部分画像に対して前記正規化処理を実行する、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記正規化処理は、前記部分画像を構成する各列の輝度値群の平均値が所定値になるように当該各列の輝度値群を調整する処理を含む、請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記学習済みモデルは、CNN(Convolutional Neural Network)を用いた学習処理により生成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の検査装置。
  5. 前記軸受部品は、軸受けの外輪と、軸受けの転動体と、軸受けの内輪との少なくとも1つを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の検査装置。
  6. 超仕上げ加工された軸受部品の軌道面を検査するための検査方法であって、
    前記軸受部品が固定されたワークホルダを回転することによって前記軸受部品を回転するステップと、
    前記軸受部品が回転している間に、照明で前記軸受部品の軌道面を照らしながらラインセンサが前記軸受部品の軌道面を順次撮像するステップとを備え、前記ラインセンサは、一列に並べられた撮像素子群を含み、さらに、
    前記撮像するステップで前記撮像素子群から一列の輝度値群を複数取得し、当該取得した複数列の各々の輝度値群を撮影順に並べた画像を生成するステップと、
    前記画像または当該画像の部分画像における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行し、正規化画像を生成するステップと、
    前記正規化画像を学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから得られる前記軸受部品の軌道面の検査結果を出力するステップとを備える、検査方法。
  7. 超仕上げ加工された軸受部品の軌道面を検査するための検査プログラムであって、
    前記検査プログラムは、検査装置に、
    ワークホルダに固定された前記軸受部品を回転するステップと、
    前記軸受部品が回転している間に、照明で前記軸受部品の軌道面を照らしながらラインセンサが前記軸受部品の軌道面を順次撮像するステップとを実行させ、前記ラインセンサは、一列に並べられた撮像素子群を含み、
    前記検査プログラムは、前記検査装置に、さらに、
    前記撮像するステップで前記撮像素子群から一列の輝度値群を複数取得し、当該取得した複数列の各々の輝度値群を撮影順に並べた画像を生成するステップと、
    前記画像または当該画像の部分画像における各列の輝度値群に対して列ごとに正規化処理を実行し、正規化画像を生成するステップと、
    前記正規化画像を学習済みモデルに入力し、当該学習済みモデルから得られる前記軸受部品の軌道面の検査結果を出力するステップとを実行させる、検査プログラム。
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