JP7366156B2 - 小型ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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Description

本明細書のいくつかの態様では、反射偏光子と、反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーとを含む光学システムが提供されている。垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、反射偏光子は、第1の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を反射し、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれは、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について入射光の少なくとも80%を反射する。ディスプレイは、観察者によって見られるための画像を発出するように適合されており、発出される画像は、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、反射偏光子によって透過される。光学システムは光軸を有し、ディスプレイによって発出され光軸に沿って伝搬する画像光線は、反射偏光子及び第2のミラーによって反射された後に第1のミラーに実質的に垂直入射する。中央平面は、光軸と、ディスプレイ、反射偏光子、及び第2のミラーとの間の交点によって画定される。中央平面は、それぞれのエリアA1~A4を有する1パス領域~4パス領域を有する。ディスプレイから発出され中央平面に沿って及び中央平面内を伝搬する画像光線であって、反射偏光子に2回目に入射する前の画像光線について、1パス領域は、1パス領域を横断して少なくとも1回通過する発出画像光線の部分を含み、2パス領域は、2パス領域を横断して少なくとも2回通過する発出画像光線の部分を含み、3パス領域は、3パス領域を横断して少なくとも3回通過する発出画像光線の部分を含み、4パス領域は、4パス領域を横断して4回通過する発出画像光線の部分を含み、比A4/A3は、約0.15~約0.40である。
本明細書のいくつかの態様では、正直角プリズムの異なる側面上及び対向する平行な端面間に概ね配置されており、正直角プリズムの内部空間に面するディスプレイ、反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーを含む光学システムが提供されている。ディスプレイによって発出される画像が反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーのそれぞれによって反射された後に、発出される画像は、観察者によって見られるために反射偏光子によって透過されてもよい。
本明細書のいくつかの態様では、反射偏光子と、反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーとを含む光学システムが提供されている。垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、反射偏光子は、第1の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を反射し、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれは、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について入射光の少なくとも80%を反射する。ディスプレイは、中央平面に沿って及び中央平面内を伝搬する中心画像光線であって、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、観察者によって見られるために前記反射偏光子によって透過される中心画像光線を発出するように適合されている。中央平面は、それぞれのエリアA3及びA4を有する3パス領域及び4パス領域を含む。ディスプレイから発出され中央平面に沿って及び中央平面内を伝搬する発出画像光線であって、反射偏光子に2回目に入射する前の発出画像光線について、3パス領域は、3パス領域を横断して少なくとも3回通過する発出画像光線の部分を含み、4パス領域は、4パス領域を横断して4回通過する発出画像光線の部分を含み、比A4/A3は、約0.15~約0.40である。
本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイの断面図である。 本明細書に記載の一実施形態による、光軸を示す小型ヘッドアップディスプレイの断面図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される様々な例示的な断面積の関係を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される個々の例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される個々の例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される個々の例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイについて画定される個々の例示的な断面積を示す図である。 本明細書に記載の代替実施形態による小型ヘッドアップディスプレイの断面図である。 本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイの断面図である。
以下の説明では、本明細書の一部を構成し様々な実施形態が例示として示されている添付図面が参照される。図面は、必ずしも縮尺通りではない。他の実施形態が想到され、本開示の範囲又は趣旨から逸脱することなく実施されてもよい点を理解されたい。したがって、以下の発明を実施するための形態は、限定的な意味では解釈されない。
本明細書のいくつかの態様によれば、光学システム(例えば、小型ヘッドアップディスプレイ)は、反射偏光子と、反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーとを含み得る。垂直入射光について、及び約450ナノメートル(nm)~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、反射偏光子は、第1の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を透過することができ、直交する第2の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を反射することができる。例えば、反射偏光子は、s型直線偏光を有する光の少なくとも80%を通過させ(すなわち、透過する)、p型直線偏光を有する光の少なくとも80%を反射することができる。別の例では、反射偏光子は、p偏光を実質的に透過してもよく、s偏光を実質的に反射してもよい。いくつかの例示的な実施形態では、反射偏光子は、多層光学フィルムであってよい。
第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれは、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について入射光の少なくとも80%を反射してもよい。いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方又は両方は、光の偏光にかかわらず、全ての入射光を実質的に反射してもよい。いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方又は両方は、第1の偏光状態での全ての入射光を実質的に反射し、第2の偏光状態での入射光を実質的に透過してもよい。いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方又は両方は、第2の偏光状態での全ての入射光を実質的に反射してもよく、第1の偏光状態での入射光を透過してもよい。
いくつかの実施形態では、反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーのうちの少なくとも1つは、ある量の光学的パワーを投影される画像に提供するように湾曲してもよい。いくつかの実施形態では、湾曲する面は、球面、非球面、自由形状(すなわち、最良適合球面からの逸脱を特徴とする非回転対称面)、又はこれらの任意の適切な組み合わせであってもよい。いくつかの実施形態では、自由形状面の使用は、光学システムによって投影される画像における収差の場所、数、及びサイズに対するより大きな制御(例えば、表示される画像から投影される画像への改善された光学伝達関数)を提供することができる。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーは、反射偏光子に概ね面するように配置されてもよい。いくつかの実施形態では、反射偏光子、ディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーは、それらの間に内部空間を概ね画定し、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方は、内部空間に向かって凸状であり、第1のミラー及び第2のミラーのうちの他方は、内部空間に向かって凹状である。いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの少なくとも一方は、反射偏光子であってもよい。
いくつかの実施形態では、ディスプレイは、観察者によって見られるための画像を発出するように適合されていてもよい。ディスプレイは、観察者(例えば、HUDを含む乗物の運転手)に最終的に表示するための画像を生成する画像生成ユニット又はPGU(picture generating unit)(例えば、液晶ディスプレイ又はLEDディスプレイ)であってもよい。いくつかの実施形態では、発出される画像は、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、反射偏光子によって透過されてもよい。
いくつかの実施形態では、光学システムはまた、1つ以上の1/4波長板を含んでもよく、1/4波長板は、発出及び反射される画像の偏光が反射偏光子による透過又は反射のいずれかの必要に応じて1つの状態から別の状態に変化するように、システム内に配置されている。いくつかの実施形態では、各構成要素のチルト角を含むディスプレイ、反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーの配置は、光学システムによって必要とされる容積の量が最小化されるような配置であってもよい。換言すれば、システムの構成要素は、発出される画像を画定する反射される光線が、同じ画像光線が反射の前に通過した空間又は容積を実質的に通過する(すなわち、画像光線が以前に通過した共通エリア又は容積を可能な程度で再使用する)ように配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、光学システムは光軸を有し、ディスプレイによって発出され光軸に沿って伝搬する画像光線は、反射偏光子及び第2のミラーによって反射された後に第1のミラーに実質的に垂直入射し得る。いくつかの実施形態では、光軸は、ディスプレイと第1の傾斜角度をなしてもよく、反射偏光子と第2の傾斜角度をなしてもよい。いくつかの実施形態では、光軸は、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方のみに実質的に垂直入射する。いくつかの実施形態では、反射偏光子は、光軸との角度θをなしてもよく、θが少なくとも5度変化するとき、A4/A3の比は約30%未満変化する。
いくつかの実施形態では、中央平面は、光軸と、ディスプレイ、反射偏光子、及び第2のミラーのそれぞれとの間の交点によって画定されてもよい。いくつかの実施形態では、中央平面は、それぞれのエリアA1~A4を有する1パス領域~4パス領域を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイから発出され中央平面に沿って及び中央平面内を伝搬する画像光線であって、反射偏光子に2回目に入射する前の画像光線について、1パス領域は、1パス領域を横断して少なくとも1回通過する発出画像光線の部分を含み、2パス領域は、2パス領域を横断して少なくとも2回通過する発出画像光線の部分を含み、3パス領域は、3パス領域を横断して少なくとも3回通過する発出画像光線の部分を含み、4パス領域は、4パス領域を横断して4回通過する発出画像光線の部分を含み、比A4/A3は、約0.15~約0.40である。
本明細書のいくつかの態様によれば、光学システム(例えば、ヘッドアップディスプレイ)は、正直角プリズムの異なる側面上及び対向する平行な端面間に概ね配置されており、正直角プリズムの内部空間に実質的に面するディスプレイ(すなわち、画像生成ユニット又はPGU)、反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーを含み得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ及び反射偏光子は、正直角プリズムの2つの隣接する側面に沿って配置されてもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイと第2のミラーとは、実質的に互いに向かい合ってもよく、ディスプレイ及び第2のミラーはそれぞれ、反対側の端面上に配置されており、反射偏光子と第1のミラーとは、実質的に互いに向かい合ってもよく、反射偏光子と第1のミラーはそれぞれ、反対側の側面上に配置されている。いくつかの実施形態では、ディスプレイ、反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーは、これらが隣接する直角プリズムの対応する端面又は側面に対してある角度をなすが該端面又は側面に概ね面するように配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、ディスプレイによって発出される画像は、反射偏光子、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれによって反射された後に、該発出される画像は、観察者によって見られるために反射偏光子によって透過されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ディスプレイによって発出される画像光線は、最初に第2のミラーに衝突し第2のミラーによって反射されてもよく、第2のミラーにおいて、画像光線は、反射されて、第2の偏光子に衝突し第2の偏光子によって反射され、第2の偏光子において、画像光線は、反射されて、第1のミラーに衝突し第1のミラーによって反射され、最後に、観察者への提示のために反射偏光子を通過する(例えば、乗物の運転手によって見られるためにウィンドシールド上に投影される)。他の実施形態及び他の構成が可能であり得る。いくつかの実施形態では、光学システムはまた、1つ以上の1/4波長板を含んでもよく、1/4波長板は、発出及び反射される画像の偏光が、反射偏光子による透過又は反射のいずれかの必要に応じて1つの状態から別の状態に変化するように、システム内に配置されている。
本明細書のいくつかの態様によれば、光学システムは、反射偏光子と、反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーとを含み得る。垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、反射偏光子は、第1の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する入射光の少なくとも80%を反射し、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれは、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について入射光の少なくとも80%を反射する。ディスプレイは、中央平面に沿って及び中央平面内を伝搬する中心画像光線であって、第1のミラー及び第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、観察者によって見られるために反射偏光子によって透過される中心画像光線を発出するように適合されている。中央平面は、それぞれのエリアA3及びA4を有する3パス領域及び4パス領域を含む。ディスプレイから発出され中央平面に沿って及び中央平面内を伝搬する発出画像光線であって、反射偏光子に2回目に入射する前の発出画像光線について、3パス領域は、3パス領域を横断して少なくとも3回通過する発出画像光線の部分を含み、4パス領域は、4パス領域を横断して4回通過する発出画像光線の部分を含み、比A4/A3は、約0.15~約0.40である。
いくつかの実施形態では、垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、第1のミラー及び第2のミラーのうちの少なくとも一方は、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のうちの一方について入射光の少なくとも80%を透過してもよい。
いくつかの実施形態では、垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの少なくとも20nm幅波長範囲内(つまり、少なくとも20nm幅の波長帯域)の各波長について、第1のミラー及び第2のミラーのうちの少なくとも一方は、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のうちの一方について入射光の少なくとも80%を透過してもよい。
いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方又は両方は、光の偏光にかかわらず、全ての入射光を実質的に反射してもよい。いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの少なくとも一方は、反射偏光子であってもよい。すなわち、いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方又は両方は、第1の偏光状態での入射光を実質的に反射し、第2の偏光状態での入射光を実質的に透過してもよい。他の実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの一方又は両方は、第2の偏光状態での入射光を実質的に反射し、第1の偏光状態での入射光を実質的に透過してもよい。いくつかの実施形態では、第1のミラー及び第2のミラーのうちの少なくとも一方は、第1の偏光状態及び第2の偏光状態についてそれぞれの約700nm~約2500nmの範囲内の少なくとも1つの波長にかかる垂直入射光の少なくとも40%を透過してもよい。例えば、第1のミラー及び第2のミラーのうちの少なくとも一方は、「コールドミラー」(すなわち、少なくともいくつかの赤外波長を透過しながら、人間の可視波長の光を反射し、可能であれば該光の焦点を合わせるために使用されるミラー技術)であってもよい。いくつかの光学システム(例えば、ヘッドアップディスプレイ又はHUD(heads-up display))では、太陽光はウィンドシールドを通り抜け得、HUDシステムに入り得る。地表における太陽光スペクトルは、人間の可視光エネルギーとほぼ等しい積算エネルギーの赤外線(約700nm~2500nm波長)を含む。この人間の可視放射プラス赤外線放射は、HUD内の構成要素の望ましくない加熱及び物理的損傷さえ引き起こし得る。いくつかの好ましいHUD設計では、コールドミラーの使用は、放射の赤外線成分が、敏感な構成要素を危うくすることなく好ましい場所に吸収されることを確実にすることができる。いくつかの実施形態では、コールドミラーは、無機層の真空蒸着によって、又はポリマー層の精密形成によって、又は任意の他の適切な製造プロセスによって製造される多層物品又はフィルムであってもよい。
ここで図を参照すると、図1は、本明細書に記載の一実施形態による小型ヘッドアップディスプレイ(HUD)などの光学システムの断面図である。いくつかの実施形態では、HUD100は、ディスプレイ10、第1のミラー30a、第2のミラー30b、及び反射偏光子20を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイ10は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、又は発光ダイオード(light-emitting diode、LED)ディスプレイ、又は画像を表示することができる任意の他の適切な画像生成ユニット(PGU)であってもよい。画像は、発出画像光線15(例えば、光線15a、15b、及び15cを含む)の形態でディスプレイ10から発出される。いくつかの実施形態では、投影される画像の適切な焦点距離を生成するために必要とされる容積の量を最小化しながら、ディスプレイ10から発出される画像が観察者によって見られ得る点(例えば、乗物の操作者によって見られウィンドシールド上に投影される点)に該画像を向けるために、発出画像光線15は、最初に第2のミラー30bに向けられてもよく、第2のミラー30bにおいて、画像光線15のうちの少なくともいくつかは反射され、反射偏光子20に再度向けられる。次いで、画像光線15は、反射されてもよく、第1のミラー30aに再度向けられてもよい。いくつかの実施形態では、HUD100は、ディスプレイ10によって発出される画像光線(例えば、画像光線15b)が光軸に沿って伝搬し、第1のミラー30aと実質的に垂直な角度θで第1のミラー30aに衝突するように、光軸を画定してもよい。次いで、画像光線15は、反射偏光子20に向かって反射されて戻り、反射偏光子20において、画像光線15は、反射偏光子20を通過することができ、観察者/操作者への表示のためにウィンドシールド又は同様な表面上に投影され得る。いくつかの実施形態では、反射偏光子20は、光軸と角度θをなし、角度θは、HUD100内の空間の使用を最適化するための設計上の考慮事項に基づいて変化してもよい。
いくつかの実施形態では、第1の1/4波長板25a及び第2の1/4波長板25bは、発出画像光線15の偏光状態を回転又は変化させるために使用されてもよく、これにより、画像光線15は、第1の偏光状態にあるとき反射偏光子20を通過する(反射偏光子20によって透過される)ことができ、第2の異なる偏光状態で反射偏光子20に衝突するとき反射される。図6の実施形態などのいくつかの実施形態では、単一の1/4波長板は、発出画像光線15の偏光状態を変化させるのに十分であり得る。図6の代替実施形態について、本明細書に更に詳細に説明する。
いくつかの実施形態では、反射偏光子20は、第1の偏光状態の入射画像光線15の少なくとも80%を反射し第2の偏光状態の入射画像光線15の少なくとも80%を透過する(通過させる)ように設計されてもよい。換言すれば、反射偏光子20は、入射画像光線15の偏光に基づいて実質的に反射性又は実質的に透過性のいずれかであってもよい。
反射偏光子20は、他の偏光(例えば、p偏光)の選択的反射及び透過を提供しながら、光の1つの偏光(例えば、s偏光)の実質的に完全な透過を提供することができる。いくつかの実施形態では、反射偏光子20は、多層光学フィルム(multilayer optical film、MOF)であってもよい。そのような実施形態では、MOFは、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第5,882,774号(Jonzaら)に記載されているような、交互の材料の多層積層体であってもよい。偏光固有の反射特性は、反射偏光子20が、選択された波長を除く全ての波長について実質的に透明であるように、適切な層厚さを選択することによって波長固有にさせることであり得る。選択された波長は、単一の狭帯域、複数の狭帯域、又は広帯域であってもよい。選択された波長帯域に好適な任意の大きさの反射率は、層間屈折率差及び反射偏光子20内の層の総数の制御によって達成され得る。反射偏光子20は、可視波長及び近赤外波長において実質的に非吸収性である数十又は数百の共押出ポリマー層から作製され得、それにより、偏光子の反射率と透過率の合計は、100%である。
図2は、本明細書に記載のいくつかの実施形態による小型ヘッドアップディスプレイ100の断面図であり、1/4波長板が画像光線の偏光を変化させるためにどのように使用され得るかを示す。図2の要素の多くは、図1の同一の参照番号の要素と共通であり、図1に関連するこれらの構成要素の前述の説明から理解され得る。簡潔にするために、単一の発出画像光線15が示されている。しかしながら、実際には、ディスプレイ10によって発出される画像を画定する複数の画像光線が存在してもよい。
いくつかの実施形態では、画像光線15は、ディスプレイ10から第1の偏光型(例えば、P型直線偏光、又はP偏光)で発出されてもよい。画像光線15が第1の1/4波長パネル25aを通過した際、偏光状態は中間偏光状態(例えば、円偏光)に変化する。次いで、画像光線15は、第2のミラー30bに衝突し、第2のミラー30bから反射され、反射偏光子20に再度向けられる。反射偏光子20に衝突する前に、画像光線15は第2の1/4波長板25bを通過し、第2の1/4波長板25bにおいて、画像光線15は第2の偏光型(例えば、S型直線偏光、又はS偏光)に変化する。画像光線15は、第2の偏光型の光を実質的に反射する反射偏光子20から反射され、第2の1/4波長板25bを2回目に通過し、第2の1/4波長板25bにおいて、偏光型は中間型(例えば、円偏光)に変化して戻る。最後に、画像光線15は、第1のミラー30aに実質的に垂直な角度で第1のミラー30aに衝突し、反射されて反射偏光子20に向かって戻る。いくつかの実施形態では、画像光線15は、最後に第2の1/4波長板25bを通過し、偏光状態が第1の偏光状態(例えば、P偏光)に変化して戻り、画像光線15は、第1の偏光型を実質的に透過する反射偏光子20を通過することができる。
図2に示す偏光状態は単なる例であり、本明細書に記載の概念から逸脱することなく変更されてもよいことに留意されたい。例えば、第1の偏光型はS偏光であってもよく、第2の偏光型はP偏光であってもよい。いくつかの実施形態では、異なる数又は種類の偏光変換装置(例えば、1/4波長板)が、同様の結果を達成するために使用されてもよい。例えば、図6は、単一の1/4波長板が偏光状態を変化させるために使用される一実施形態を示す。また、図1及び図2に示す光学構成要素の角度及び構成は、単なる例であり、用途に適合する結果を達成するために必要に応じて修正されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ディスプレイ10及び第2のミラー30bの相対位置は、交換されてもよい。他の構成及び実施形態が可能であり得る。
図3A~図3Dは、HUDを通る画像光線のサブセットによって画定されるいくつかの断面領域を画定する、図1及び図2のHUD100の簡略化した断面図を示す。図3Aは、外形が破線によって示されている例示的な領域R1を示し、該領域は、R1領域を横断して少なくとも1回通過する発出画像光線15の部分によって画定される。「1パス」領域R1は、実際のHUD100への画像光線15の第1の通過によって画定されるより大きい三次元容積の二次元断面を表すことに留意されたい。
図3Bは、外形が破線によって示されている例示的な領域R2を示し、領域R2は、R2領域を横断して少なくとも2回通過する発出画像光線15の部分によって画定される。換言すれば、領域R2は、画像光線が少なくとも2回通過した領域のみを画定する、領域R1のサブ領域である。同様に、図3Cは、外形が破線によって示されている例示的な領域R3を示し、領域R3は、R3領域を横断して少なくとも3回通過する発出画像光線15の部分によって画定される。換言すれば、領域R3は、画像光線が3回通過した領域のみを画定する、領域R1及びR2の両方のサブ領域である。最後に、図3Dは、外形が破線によって示されている例示的な領域R4を示し、領域R4は、R4領域を横断して少なくとも4回通過する発出画像光線15の部分によって画定される。換言すれば、領域R4は、画像光線が4回通過した領域のみを画定する、領域R1、R2、及びR3のサブ領域である。
領域R1、R2、R3、及びR4は、それぞれのエリアA1、A2、A3、及びA4を有する。図4は、図1の例示的なHUD100について画定されるようなエリアA1、A2、A3、及びA4の関係を示し、エリアA1、A2、A3、及びA4は、単一の図面に含まれて組み込まれている。図5A~図5Dは、3つのエリアを分離し、これらを比較の目的で並べて示す。エリアの比を比較することにより、システムによって定義される「エリア共有」の相対量の定量的尺度を作ることができる。すなわち、エリアA2のサイズは、第1の通過画像光線及び第2の通過画像光線によって共有されるエリアA1の部分を表し、エリアA3のサイズは、第1の通過画像光線、第2の通過画像光線、及び第3の通過画像光線によって共有されるエリアA1の部分を表し、エリアA4のサイズは、第1の通過光線画像、第2の通過光線画像、第3の通過画像光線、及び第4の通過光線画像によって共有されるエリアA1の部分を表す。
エリアA4がエリアA3、エリアA2、及びエリアA1に対してより大きいほど、反射される画像光線によって使用されるエリア共有の度合いがより高い。重要なことに、エリア共有の量は、直角プリズムによって画定される容積空間の共有の量に換算されることと、直角プリズムの側は、ディスプレイ、第1のミラー、第2のミラー、及び反射偏光子の位置によって概ね画定されることとに留意されたい。使用される容積空間がより少ないということは、より小さいより小型なHUDを意味する。HUD構成要素(例えば、ディスプレイ、反射偏光子、及びミラー)の相対位置及び向きは、A4とA3との比(並びにA4/A2及びA4/A1の比)を最大化するように選択されてもよく、容積空間の使用を最適化する。いくつかの実施形態では、比A4/A3は、約0.15~約0.40であってもよい。いくつかの実施形態では、反射偏光子は、HUDの光軸と角度θをなしてもよく、角度θが少なくとも5度変化するとき、A4/A3は約30%未満変化する。
図6は、小型光学システムの代替実施形態の断面図である。図6の要素の多くは、図1及び図2に示す同一の参照番号の要素と共通であり、これらの図に関連するこれらの構成要素の前述の説明から理解され得る。図6の実施形態では、単一の1/4波長板25が、図1及び図2の例示的実施形態に示すような2つの別々の1/4波長板の代わりに使用される。この例では、画像光線15は、ディスプレイ10から第1の偏光型(例えば、S型直線偏光、又はS偏光)で発出される。画像光線15は、第2のミラー30bに衝突し、反射偏光子20に再度向けられる。第1の偏光型の画像光線15を実質的に反射する反射偏光子20は、画像光線15を第1のミラー30aに向けて反射する。画像光線15は、1/4波長板25を通過し、偏光を第1の偏光型(例えばS偏光)から中間偏光型(例えば、円偏光)に変化させる。画像光線15は、第1のミラー30aに衝突し、反射されて1/4波長板25を通って戻り、1/4波長板25は再び、画像光線15の偏光を第2の偏光型(例えば、P型直線偏光、又はP偏光)に変化させる。次いで、画像光線は、2回目に、今回は第2の偏光型で反射偏光子20に入射し、反射偏光子20を実質的に透過して、観察者/操作者によって見られるために表面(例えば、ウィンドシールドの表面)上に投影される。
前述のように、図6に示す偏光状態は単なる例であり、本明細書に記載の概念から逸脱することなく変更されてもよい。例えば、第1の偏光型はP偏光であってもよく、第2の偏光型はS偏光であってもよい。いくつかの実施形態では、異なる数又は種類の偏光変換装置(例えば、1/4波長板)が、同様の結果を達成する(すなわち、用途に応じて偏光型を変化させる)ために使用されてもよい。
図7は、小型ヘッドアップディスプレイ100の代替図であり、光学システムが光軸をどのように画定し得るかを示す。いくつかの実施形態では、HUD100は、容積空間の正直角プリズム50の異なる側面52上及び対向する平行な端面54a/54b間に概ね配置されたディスプレイ10、反射偏光子20、第1のミラー30a、及び第2のミラー30bを含んでもよく、ディスプレイ10、反射偏光子20、第1のミラー30a、及び第2のミラー30bのそれぞれは、正直角プリズム50の内部空間56に面する。ディスプレイ10によって発出される画像を画定する画像光線は、内部空間56を通って光軸40aをたどり、発出される画像が、反射偏光子20、第1のミラー30a及び第2のミラー30bのそれぞれによって反射された後に、該画像は、観察者によって表面45(例えば、ウィンドシールド)上に投影される画像40bとして見られるために反射偏光子20によって透過される。いくつかの実施形態では、光軸40aは、第1のミラー30aに実質的に垂直な角度θで第1のミラー30aに入射する。反射偏光子は、光軸40aとの角度θで配置されている。
直角プリズム50の各面は、側面52及び端面54と考えられることに留意されたい。側面という用語は、図7に示すような直角プリズム50の4つの側のうちのいずれかを概ね指すために使用される。用語「端面」は、1組の対向する平行な端面(すなわち、第1の側面に対応する1つの端面と、第1の側面と正反対側の側面に対応する第2の端面とを有する1組)として存在する面を指すために使用される。2組の対向する平行な端面54a及び54bが存在する。
いくつかの実施形態では、ディスプレイ10及び反射偏光子20は、正直角プリズムの2つの隣接する側面52に沿って配置されている。いくつかの実施形態では、ディスプレイ10と第2のミラー30bとは、対向する平行な端面54a上で実質的に互いに向かい合っており、反射偏光子20と第1のミラー30aとは、対向する平行な端面54b上で実質的に互いに向かい合っている。
「約、ほぼ(about)」などの用語は、これらが本明細書に使用及び記載されている文脈において、当業者によって理解されよう。特徴部のサイズ、量、及び物理的特性を表す量に適用される際の「約」の使用が、これが本明細書に使用及び記載されている文脈において、当業者にとって明らかではない場合、「約」は、指定の値の10パーセント以内を意味すると理解されよう。約指定の値として与えられる量は、正確に指定の値であり得る。例えば、それが本明細書に使用及び記載されている文脈において、当業者にとって明らかではない場合、該量が0.9~1.1の値を有することを意味し、該値が1であり得ることを意味する。
「実質的に(substantially)」などの用語は、これらが本明細書に使用及び記載されている文脈において、当業者によって理解されよう。「実質的に等しい(substantially equal)」の使用が、これが本明細書に使用及び記載されている文脈において本、当業者にとって明らかではない場合、「実質的に等しい」は、ほぼ等しいことを意味し、ほぼは上記のとおりである。「実質的に平行(substantially parallel)」の使用が、これが本明細書に使用及び記載されている文脈において、当業者にとって明らかではない場合、「実質的に平行」は、平行の30度以内を意味する。互いに実質的に平行として記載されている方向又は表面は、いくつかの実施形態では、平行の20度以内、若しくは10度以内であり得る、又は平行若しくは名目上平行であり得る。「実質的に位置合わせされている(substantially aligned)」の使用が、これが本明細書に使用及び記載されている文脈において、当業者にとって明らかではない場合、「実質的に位置合わせされている」は、位置合わせされている対象の幅の20%以内で位置合わせされていることを意味する。実質的に位置合わせされていると記載されている対象は、いくつかの実施形態では、位置合わせされている対象の幅の10%以内又は5%以内で位置合わせされてもよい。
前述の全ての参照文献、特許、又は特許出願は、それらの全体が参照により本明細書に一貫して組み込まれている。組み込まれている参照文献の部分と本出願との間に不一致又は矛盾がある場合、前述の記載における情報が優先される。
図内の要素についての記載は、別段の指示がない限り、他の図内の対応する要素に等しく適用されると理解されたい。具体的な実施形態が本明細書に図示及び記載されているが、図示及び記載されている具体的な実施形態は、本開示の範囲を逸脱することなく様々な代替形態及び/又は同等の実施態様によって置き換えられ得ることが当業者には理解されよう。本出願は、本明細書において説明されている具体的な実施形態のいずれの適合例又は変形例も包含することが意図されている。したがって、本開示は、特許請求の範囲及びその均等物によってのみ限定されることが意図されている。以下、例示的実施形態を示す。
[項目1]
反射偏光子と、
前記反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーと
を備える光学システムであって、垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、
前記反射偏光子は、第1の偏光状態を有する前記入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する前記入射光の少なくとも80%を反射し、
前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について前記入射光の少なくとも80%を反射し、
前記ディスプレイは、観察者によって見られるための画像を発出するように適合されており、発出される前記画像は、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、前記反射偏光子によって透過され、
前記光学システムは光軸を有し、前記ディスプレイによって発出され前記光軸に沿って伝搬する画像光線は、前記反射偏光子及び前記第2のミラーによって反射された後に前記第1のミラーに実質的に垂直入射し、中央平面は、前記光軸と、前記ディスプレイ、前記反射偏光子、及び前記第2のミラーとの間の交点によって画定され、前記中央平面は、それぞれのエリアA1~A4を有する1パス領域~4パス領域を含み、前記ディスプレイから発出され前記中央平面に沿って及び前記中央平面内を伝搬する発出画像光線であって、前記反射偏光子に2回目に入射する前の発出画像光線について、
前記1パス領域は、前記1パス領域を横断して少なくとも1回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
前記2パス領域は、前記2パス領域を横断して少なくとも2回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
前記3パス領域は、前記3パス領域を横断して少なくとも3回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
前記4パス領域は、前記4パス領域を横断して4回通過する前記発出画像光線の部分を含み、0.15≦A4/A3≦0.40である、
光学システム。
[項目2]
前記ディスプレイ、前記第1のミラー、及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記反射偏光子に概ね面する、項目1に記載の光学システム。
[項目3]
前記反射偏光子は、前記光軸と角度θ をなし、θ が少なくとも5度変化するとき、A4/A3は約30%未満変化する、項目1に記載の光学システム。
[項目4]
前記反射偏光子、前記第1のミラー、及び前記第2のミラーのうちの少なくとも1つは湾曲する、項目1に記載の光学システム。
[項目5]
前記反射偏光子、前記ディスプレイ、前記第1のミラー、及び前記第2のミラーは、それらの間に内部空間を概ね画定し、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの一方は、前記内部空間に向かって凸状であり、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの他方は、前記内部空間に向かって凹状である、項目1に記載の光学システム。
[項目6]
前記光軸は、前記ディスプレイと第1の傾斜角度をなし、前記反射偏光子と第2の傾斜角度をなす、項目1に記載の光学システム。
[項目7]
前記光軸は、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの一方のみに実質的に垂直入射する、項目1に記載の光学システム。
[項目8]
正直角プリズムの異なる側面上及び対向する平行な端面間に概ね配置されており、前記正直角プリズムの内部空間に面するディスプレイ、反射偏光子、第1のミラー、及び第2のミラーを備える光学システムであって、前記ディスプレイによって発出される画像が前記反射偏光子、前記第1のミラー、及び前記第2のミラーのそれぞれによって反射された後に、発出される前記画像は、観察者によって見られるために前記反射偏光子によって透過される、光学システム。
[項目9]
前記ディスプレイ及び前記反射偏光子は、前記正直角プリズムの2つの隣接する側面に沿って配置されている、項目8に記載の光学システム。
[項目10]
前記ディスプレイと前記第2のミラーとは実質的に互いに向かい合っており、前記反射偏光子と前記第1のミラーとは実質的に互いに向かい合っている、項目8に記載の光学システム。
[項目11]
反射偏光子と、
前記反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーと
を備える光学システムであって、垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、
前記反射偏光子は、第1の偏光状態を有する前記入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する前記入射光の少なくとも80%を反射し、
前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について前記入射光の少なくとも80%を反射し、
前記ディスプレイは、中央平面に沿って及び前記中央平面内を伝搬する中心画像光線であって、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、観察者によって見られるために前記反射偏光子によって透過される中心画像光線を発出するように適合されており、前記中央平面は、それぞれのエリアA3及びA4を有する3パス領域及び4パス領域を含み、前記ディスプレイから発出され前記中央平面に沿って及び前記中央平面内を伝搬する発出画像光線であって、前記反射偏光子に2回目に入射する前の発出画像光線について、
前記3パス領域は、前記3パス領域を横断して少なくとも3回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
前記4パス領域は、前記4パス領域を横断して4回通過する前記発出画像光線の部分を含み、0.15≦A4/A3≦0.40である、
光学システム。
[項目12]
前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの少なくとも一方は反射偏光子である、項目11に記載の光学システム。
[項目13]
垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの少なくとも一方は、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のうちの一方について前記入射光の少なくとも80%を透過する、項目11に記載の光学システム。
[項目14]
前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの前記少なくとも一方はまた、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態についてそれぞれの約700nm~約2500nmの範囲内の少なくとも1つの波長にかかる垂直入射光の少なくとも40%を透過する、項目13に記載の光学システム。
[項目15]
垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のそれぞれについて前記入射光の少なくとも80%を反射し、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの少なくとも一方はまた、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のそれぞれについて約700nm~約2500nmの範囲内の少なくとも1つの波長にかかる垂直入射光の少なくとも40%を透過する、項目11に記載の光学システム。
[項目16]
垂直入射光について、及び約450nm~約600nmの少なくとも20nm幅波長範囲内の各波長について、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの少なくとも一方は、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のうちの一方について前記入射光の少なくとも80%を透過する、項目11に記載の光学システム。
[項目17]
前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの前記少なくとも一方はまた、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態についてそれぞれの約700nm~約2500nmの範囲内の少なくとも1つの波長にかかる垂直入射光の少なくとも40%を透過する、項目16に記載の光学システム。
[項目18]
垂直入射光について、及び450nm~約600nmの少なくとも20nm幅波長範囲内の各波長について、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態についてそれぞれの前記入射光の少なくとも80%を反射し、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの少なくとも一方はまた、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のそれぞれについて約700nm~約2500nmの範囲内の少なくとも1つの波長にかかる垂直入射光の少なくとも40%を透過する、項目11に記載の光学システム。

Claims (3)

  1. 反射偏光子と、
    前記反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーと
    を備える光学システムであって、垂直入射光について、及び450nm~600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、
    前記反射偏光子は、第1の偏光状態を有する前記垂直入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する前記垂直入射光の少なくとも80%を反射し、
    前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について前記垂直入射光の少なくとも80%を反射し、
    前記ディスプレイは、観察者によって見られるための画像を発出するように適合されており、発出される前記画像は、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、前記反射偏光子によって透過され、
    前記光学システムは光軸を有し、前記ディスプレイによって発出され前記光軸に沿って伝搬する画像光線は、前記反射偏光子及び前記第2のミラーによって反射された後に前記第1のミラーに実質的に垂直入射し、中央平面は、前記光軸と、前記ディスプレイ、前記反射偏光子、及び前記第2のミラーとの間の交点によって画定され、前記中央平面は、それぞれ面積A1、A2、A3、及びA4を有する1パス領域、2パス領域、3パス領域、及び4パス領域を含み、前記ディスプレイから発出され前記中央平面に沿って及び前記中央平面内を伝搬する発出画像光線であって、前記反射偏光子に2回目に入射する前の発出画像光線について、
    前記1パス領域は、前記1パス領域を横断して少なくとも1回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
    前記2パス領域は、前記2パス領域を横断して少なくとも2回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
    前記3パス領域は、前記3パス領域を横断して少なくとも3回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
    前記4パス領域は、前記4パス領域を横断して4回通過する前記発出画像光線の部分を含み、0.15≦A4/A3≦0.40である、
    光学システム。
  2. 前記反射偏光子、前記ディスプレイ、前記第1のミラー、及び前記第2のミラーは、それらの間に内部空間を概ね画定し、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの一方は、前記内部空間に向かって凸状であり、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのうちの他方は、前記内部空間に向かって凹状である、請求項1に記載の光学システム
  3. 反射偏光子と、
    前記反射偏光子の同じ側に配置されたディスプレイ、第1のミラー、及び第2のミラーと
    を備える光学システムであって、垂直入射光について、及び450nm~600nmの範囲内の少なくとも1つの波長について、
    前記反射偏光子は、第1の偏光状態を有する前記垂直入射光の少なくとも80%を透過し、直交する第2の偏光状態を有する前記垂直入射光の少なくとも80%を反射し、
    前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれは、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のうちの少なくとも一方について前記垂直入射光の少なくとも80%を反射し、
    前記ディスプレイは、中央平面に沿って及び前記中央平面内を伝搬する中心画像光線であって、前記第1のミラー及び前記第2のミラーのそれぞれによって1回反射された後に、観察者によって見られるために前記反射偏光子によって透過される中心画像光線を発出するように適合されており、前記中央平面は、それぞれ面積A3及びA4を有する3パス領域及び4パス領域を含み、前記ディスプレイから発出され前記中央平面に沿って及び前記中央平面内を伝搬する発出画像光線であって、前記反射偏光子に2回目に入射する前の発出画像光線について、
    前記3パス領域は、前記3パス領域を横断して少なくとも3回通過する前記発出画像光線の部分を含み、
    前記4パス領域は、前記4パス領域を横断して4回通過する前記発出画像光線の部分を含み、0.15≦A4/A3≦0.40である、
    光学システム。
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