JP7365797B2 - 椅子 - Google Patents

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    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/02Rocking chairs
    • A47C3/029Rocking chairs with curved rocking members resting on the floor

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Description

本願発明は、スツールタイプのような椅子に関するものである。
持ち運びが容易な簡易構造の椅子として、スツールタイプのものがある。このスツールタイプの椅子の例として丸椅子と呼ばれている4本足方式のものがあるが、この丸椅子はデザイン性や機能に乏しくて、例えばオフィスにおいて普通に使用することにはかなり抵抗が高いと云える。
他方、スツールタイプの椅子に高い機能を持たせることも提案されており、その例として特許文献1,2では、脚部の下面を凸曲面に形成することにより、椅子にスイング機能(傾動機能)を持たせている。特許文献1では座は円形に形成されており、特許文献2では座はサドル状に形成されている。
実開昭56-38937号のマイクロフィルム 実開昭55-84068号のマイクロフィルム
スツールタイプの椅子の特徴は持ち運びの容易性であり、特許文献1のように座が円形である場合は、座の外周部を片手で掴んで持ち上げることができる一方、特許文献2のように座がサドル形状である場合は、細長く窄まっている部分を片手で掴んで持ち上げることができる。
しかし、いずれにしても、椅子の中心から外れた部位を手で掴むことになるため、椅子は傾いた状態で持ち上げられることになる。このため、人は座を強く掴んでいなければならず、従って、人に負担が掛かるという問題があった。また、脚の下端が人から離れてしまうため、持ち運びに際して脚の下端が他の物に当たりやすいという問題もあった。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、デザイン性と持ち運びの容易性とを向上させたスツールタイプの椅子を提供せんとするものである。
本願発明は様々な構造を含んでおり、その典型例を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は上位概念を成すものであり、
「脚装置とこの脚装置で支持された座とを備えており、
前記脚装置は、平面視において少なくとも前記座の中央部と重なる部分を有している一方、
前記座の中央部に、人が手先を差し込んで当該座を持ち上げできる貫通穴が形成されている」
という基本構成になっている。
そして、上記基本構成において、
「前記脚装置は、床面に載るベース体と、前記ベース体の中央部に立設した脚柱とを有していて、前記脚柱の上端に、前記座を支持する上支持部が、上に行くに従って軸心から遠ざかるように設けられており、前記上支持部と座とによって上部空間が形成されていることにより、前記座は、前記貫通穴に挿入した手先を前記上部空間において当てることができる下面を有しており、
かつ、前記上支持部は、周方向に点在した複数本のアームであるか、又は、窓穴を有するか有していない椀状体である
という構成になっている。
請求項2では、脚装置がベース体と脚柱とを有しているが、ベース体を、上下中途部が凹んだ鼓形状に形成したり、逆に上下中途部に向けて膨れた樽形状に形成したり、或いは、ベース体の外形のままで上向きに延びるストレート形状に形成したりすることも可能である。
請求項の発明は、請求項1において、
「前記凹所は略長方形に形成されている」
という構成になっている。
請求項の発明は、請求項1又は2において、
「前記脚装置の下面は、当該脚装置を床面上で揺動させ得るように凸曲面又はテーパ面になっている」
という構成なっている。
また、請求項の発明は、請求項1~3のうちのいずれかにおいて、
「前記脚柱には伸縮自在なガスシリンダが使用されており、前記座は前記脚柱によって高さ調節自在に支持されている」
という構成になっている。
本願発明における椅子の脚装置は、4本足方式ではなくて纏まりを持っているため、簡易な構造の椅子でありながら高級感のあるデザインを形成できる。このため、オフィスで使用したり接客用として使用したりすることも抵抗なく行える。
そして、人が持ち運びするための貫通穴は座の中央部に形成されているため、座を傾けることなく殆ど鉛直の姿勢で持ち上げることができる。従って、座を強く掴む必要はなくて人の負担を軽減できる。また、人の手先が貫通穴に差し込まれているため、座を強く掴まなくても、座が手先からずれ落ちることはない。従って、指先を座の下面に当てるだけで、椅子を持ち上げることができる。この面でも、人の負担を軽減できる。更に、脚装置の下端が人の外側に広がることはないため、持ち運びに際して脚装置の下端が他の物に当たることも大幅に防止できる。
また、本願発明のように、脚装置をベース体と脚柱と上支持部とから成る形態に構成すると、脚装置は無駄を無くしたシンプルな外観を呈するため、デザイン性を更に向上できる。そして、上支持部は上に向けて外側に広がる(上広がり)形態であるため、脚柱を備えた脚装置でありながら、座の支持安定性に優れている。更に、座は貫通穴が開いているだけであるため、構造を単純化してコストを抑制できる。
上記のとおり、上支持部を上広がりの形態に構成すると座の支持安定性とデザイン性とに優れるが、座の外周部を上支持部の外側にはみ出させることができずに、座の外周部を人が手で掴むことができなくなりやすい。しかし、本願発明は座の中央部に持ち上げ用の貫通穴を形成しているため、椅子を安定良く持ち上げることができる。従って、本願発明は、上広がりの上支持部を有している場合に、特に真価が発揮されるといえる。
上支持部は様々な構造採用できるが、請求項1のようにアーム方式又は椀状体方式を採用すると、シンプルな外観で高い支持強度を得ることができる。また、請求項のように脚柱としてガスシリンダを使用する場合、ロック解除のためのボタンやレバーを取り付けることも容易に行える。
人の手先は概ね板状になっているため、請求項のように貫通穴を長方形に形成すると、貫通穴の面積をできるだけ小さくしつつ、手先をずれにくい状態で貫通穴に差し込むことができる。従って、椅子の持ち上げの容易性に優れている。
請求項の構成を採用すると、人は腰掛けた状態で上半身を傾動させると椅子もこれに追従して傾動するため、上半身を動かして息抜きしたりリフレッシュしたりすることができる。従って、オフィス用として使用すると、知的生産性の向上に貢献できる。また、請求項の構成では、座を使用者の身長に応じた高さに設定できるため、各使用者に最適な使用状態を提供できる。
第1実施形態を示す図で、(A)は上方から見た斜視図、(B)は下方から見た斜視図、(C)は平面図、(D)は底面図である。 (A)は分離斜視図、(B)は揺動状態を示す正面図、(C)は脚装置の下面の斜視図である。 図1(C)のIII-III 視断面図である。 他の実施形態を示す斜視図である。 昇降操作手段の例を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は(A)のB-B視断面図である。
(1).第1実施形態の構造
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1~3では第1実施形態を示している。椅子は、脚装置1と座2とを有しており、脚装置1は、床面に載るベース体3と、ベース体3の中央部に立設した脚柱4と、脚柱4の状態に設けた上支持部5とを備えており、上支持部5に座2が上から嵌め込み装着されている。
ベース体3は厚い座布団状の形態であり、上面3aは軸心に向けて高さが高くなる曲面になっている一方、底面3bは軸心に向けて高さが低くなる湾曲面になっている。従って、図2(B)に示すように、ある程度の角度で任意の方向に傾動(スイング)させることができる。また、図2(C)に明示するように、底面3bには、同心状に環状溝6と十字状の放射溝7とが形成されている。なお、ベース体3は、上下2つの部材を重ね合わせて構成されている。
ベース体3は平面視で丸みを帯びた正方形になっているが、図1(D)に一点鎖線で示すように真円に形成することも可能である。十字状の放射溝7は、正方形の四辺と直交した姿勢に形成されているが、正方形の対角方向に延びる姿勢に形成してもよい。勿論、環状溝6や放射溝7を備えていない形態も採用可能である。
脚柱4は、図3に一部を仮想線で示すように、摺動自在に嵌まった外筒8と内筒9とを有するガスシリンダで構成されており、外筒8の下端はベース体3の中央部に固定されて、内筒9の上端に上支持部5の基部5aがナット締め等の手段で固定されている。内筒9の上端にはロックを解除するプッシュバルブ10が突設されており、プッシュバルブ10は図示しないレバーによって押されるようになっている。上支持部5には、脚柱4を覆うカバー筒11が一体に形成されている。なお、ベース体3や上支持部5は合成樹脂製である(アルミダイキャスト品も採用できる。)。
図2に明示するように、上支持部5は、基部5aから立ち上がった一対のアーム5bと、一対のアーム5bに一体に設けた環状の上枠体5cとを有しており、アーム5bは、上に行くに従って軸心から遠ざかるように傾斜している。
座2は、図3に示すように、合成樹脂製のシェル板(座板)13にクッション材14を張った構造であり、クッション材14は、クロス等の表皮材(図示せず)で覆われている。座2は平面視でベース体3と同じ丸みを帯びた正方形状に形成されており、また、上枠体5cも座2及びベース体3と同じ外形・大きさになっている。
そして、図3に示すように、上枠体5cに段落ち部15を形成している一方、座2のシェル板13には、段落ち部15に嵌まるリブ16の群が周方向に多数形成されている。シェル板13と上枠体5cとの固定手段としては、例えば、リブ16を設けている箇所に筒状ボス体を形成して、この筒状ボス体に、上枠体5cに下方から挿通したビスをねじ込むことができる。なお、表皮材の外周部は、シェル板13の下面に巻き込まれている。
座2の中央部には、上下に開口した貫通穴17が形成されている。貫通穴17は平面視で長方形になっており、人の手先を挿入できる大きさになっている(例えば、長さが10センチ弱、幅が数センチ)。また、貫通穴17は、座2の2つの平行な辺と同じ方向に長い姿勢になっていると共に、一対のアーム5bを結ぶ線の方向に長い姿勢になっている。また、貫通穴17の内部にはリング体18が嵌め込まれており、表皮材の内周部は、リング体18により、シェル板13に設けた内筒部13aに押さえ固定されている。
座2と上支持部5とで上部空間19が形成されており、貫通穴17は上部空間19と連通している。また、アーム5bは軸心を挟んだ両側に配置されているため、上部空間19は、一対のアーム5bの間で両側に大きく開口しており、図1(B)に明示するように、各アーム5bにはその内外に貫通した穴が空いていて、この穴に、脚柱4のプッシュバルブ10を操作するレバーに設けた操作ボタン20が内側から装着されている。
いずれかの操作ボタン20を外側から押すと、操作ボタン20を設けたレバーが回動してプッシュバルブ10が押され、脚柱4の(ガスシリンダの)ロックが解除される。従って、座2の高さを調節することができる(昇降操作手段の具体例は後述する。)。操作ボタン20の外面はアーム5bの外面と略同一面を成している。このため、美観に優れると共に、物が当たったり着座者が不用意に触ったりして脚柱4のロックが解除されてしまう不具合を防止できる。なお、座2の高さは一定であってもよい。この場合は、脚柱4を単なる筒体で構成したらよい。
(2).まとめ
本実施形態では、座2に貫通穴17が空いているため、座2は上部空間19に露出した下面を有している。従って、図4に一点鎖線で示すように、手先21を貫通穴17に差し込んで指先を座2の下面に当てることにより、椅子を持ち上げることができる。この場合、手先は貫通穴17で位置決めされているため、座2の内周縁を掴んでおく必要はなくて、指先を座2の下面に当てただけで椅子を安定した姿勢に持ち上げることができる。従って、椅子を移動させるに際して、人の負担を軽減できる。
また、貫通穴17は座2の中央部に形成されているため、椅子は殆ど鉛直の姿勢で持ち上げることができる。従って、椅子の下端が他の物(例えばデスクや椅子、キャビネット、建物の壁など)に当たることを防止できるし、見た目もスマートである。
貫通穴17は円形や楕円に形成することも可能であるが、実施形態のように長方形(一文字状)に形成すると、手先を貫通穴17の内周縁にぴったり重ねることができるため、人は手先に力をかけることなく椅子を持ち上げることができる。
なお、実施形態のように、脚装置1をベース体3から脚柱4が立設された構成にすると、ベース体3の上面3aが広い面積で露出するため、使用者は足をベース体3の上面に載せることが可能である。特に、実施形態のように上面3aが外周に向けて低く傾斜(湾曲)していると、足を載せやすくて好適である。
本実施形態の椅子は、ベース体3の底面3bを凸曲面に形成しているため、使用者が身体を傾けると、その動きに追従して傾斜姿勢になる。従って、使用者は、身体を動かしてリフレッシュすることができる。また、執務やミーティング、商談などにおいて椅子の使用者が上半身を傾けることがあるが、本実施形態の椅子は、使用者の上半身の傾きに追従して姿勢が変化し得るため、使用感が優れている。
さて、この種の傾動式椅子は、一般に身体を前傾させた状態で使用されており、身体の前傾に伴って椅子も前傾する。逆に述べると、身体の前傾を容易にするために、椅子が前傾するようになっている。従って、人身体を前傾させたときに、椅子が斜めに傾く傾向を呈することなく、前傾の方向性が付与されていると好適である。
この点、実施形態のようにベース体3が略正方形になっていると、ベース体3の平行な2つの辺が左右方向を向くような姿勢で使用することにより、身体の前傾に追従して椅子を正確に前傾させることができて使用感に優れていると共に、前傾姿勢の安定性も確保できる。
また、脚柱4をガスシリンダで構成している場合、座2を高さ調節するに際しては、腰を浮かして座2の縁を手で掴んだ状態で操作ボタン20をプッシュ操作するが、ベース体3が円形であると、座2とベース体3とか相対回転可能であることから、椅子を傾斜させた状態で腰を浮かしたとき、ベース体3が座2に対して相対回転して床上を転がり移動する現象(軸心の軌跡が円錐面を形成するような転がり現象)が発生しやすいのに対して、本実施形態のようにベース体3を略正方形(四角形)に形成すると、椅子を傾斜させた状態で人が腰を浮かせた場合、ベース体3が若干回転する傾向を呈しても、1つの辺が床に当たるとそこで安定化して回転が停止するため、椅子が床上を転がり移動する現象を大幅に抑制できる。従って、座2の高さ調節を安全に行える。
座の高さ調節に際してのベース体3の転がりを防止する手段としは、ベース体3を楕円状や四角以外の多角形に形成する方法(すなわち、ベース体3を非円形に形成する方法)や、ベース体3を円形に形成しつつ、外周縁に安定化用の突起又は凹みを設ける方法も採用できる。安定化用の突起又は凹みの形成箇所は1か所でもよいが、周方向に等間隔で複数個も設けるのが好ましい。ベース体3を非円形に形成することと安定化用突起又は凹所とを併用することも可能である。
上支持部5をアーム5bによって構成すると、材料を節約してコストを抑制できる。また、アーム5bは傾斜しているため、使用者は、座2に腰掛けた状態でアーム5bの外面に自然な状態で指先を当てることができる。従って、高さ調節用の操作ボタン20の操作性に優れている。
既述のとおり、座2及びベース体3は円形に形成することも可能であるが、この場合の組み合わせとしては、座2とベース体3との両方を円形する形成する態様と、座2は円形でベース体3は四角形状に形成する態様と、座2は四角形状でベース体3は円形に形成する態様とがある。
(3).他の実施形態
図4では、上支持部5の形態の別例を表示している。このうち(A)の例では、上支持部5を、周方向に120°間隔で配置した3本のアーム5bで構成している(アーム5bは4本以上あってもよい。)。他方、(B)の例では、上支持部5を上広がりの椀状体5dで構成して、椀状体5dに一対の窓穴22を空けている。図5の実施形態では、座2とベース体3は円形に形成されている。
図4(B)のように、上支持部5を椀状体5dで構成した場合、窓穴22を設けずに全体を閉塞した状態に形成することも可能である。この場合は、上部空間19は貫通穴17のみに開口した空間になる。
ベース体3は、例えば楕円形に形成することも可能である。この場合は、座2を正方形状に形成して、2つの辺が楕円の長円方向と平行になるように配置することにより、椅子を主として楕円の短円方向に傾動させることができる。作業に際して身体を前後方向に傾けることが多い場合、このようにベース体3を楕円状に形成することにより、身体の安定性を確保しつつ動きを容易化できる。ベース体3を横長の長方形状や小判形に形成しても、同じ効果を享受できる。
図5では、座2の昇降操作手段(高さ調節手段)の例を示している。この例では、椅子は図4(A)のように3つのアーム5bを有しており、各アーム5bの内面に縦長の凹所23を形成して、この凹所23に上下長手のレバー24を装着している。レバー24の上端に既述の操作ボタン20を設けており、操作ボタン20は、アーム5bに設けた穴から外側に露出している。
レバー23の下端には、脚柱4の軸心に向けて延びる水平状のテコ部24aを形成しており、テコ部24aの先端は、脚柱(ガスシリンダ)4を構成する内筒9の上端から突出したプッシュバルブ10に上から当たっている。また、テコ部24aには、これを横切る姿勢の一対の支軸25が横向きに突設されており、支軸25は、基部5aに設けた下軸受部26と、蓋板27に設けた上軸受部28とで回転可能に保持されている。
基部5aには、テコ部24を収納する凹所29が形成されており、凹所29は蓋板27で塞がれている。操作ボタン20を内側に押すと、レバー23は支軸25を中心にして回動し、これにより、プッシュバルブ10が押されて脚柱4のロックが解除される。支軸25の軸支手段としては、基部5aのみに軸受部を形成してもよい。
上記の実施形態では各レバー23に操作ボタン20を設けたが、各レバー23の上端を操作リングで連結して、操作リングどの部位を上に引いてもロックが解除されるように構成することも可能である。
また、ベース体3の上面3a又は底面3b若しくは両面を平坦面に形成することも可能である。底面3bを平坦面に形成すると、椅子のスイング機能はなくなる。ベース体3の底面にラバーのような軟質保護層を設けると、床の損傷を防止できる。
本願発明は、スツールタイプ等の椅子に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 脚装置
2 座
3 ベース体
3b ベース体の底面
4 脚柱
5 上支持部
5b アーム
5c 上枠体
10 脚柱を構成するガスシリンダのプッシュバルブ
13 シェル板(座板)
14 クッション材
17 凹所の一例としての貫通穴
19 上部空間
20 高さ調節用の操作ボタン
23 高さ調節用レバー

Claims (4)

  1. 脚装置とこの脚装置で支持された座とを備えており、
    前記脚装置は、平面視において少なくとも前記座の中央部と重なる部分を有している一方、
    前記座の中央部に、人が手先を差し込んで当該座を持ち上げできる貫通穴が形成されている椅子であって、
    前記脚装置は、床面に載るベース体と、前記ベース体の中央部に立設した脚柱とを有していて、前記脚柱の上端に、前記座を支持する上支持部が、上に行くに従って軸心から遠ざかるように設けられており、
    前記上支持部と座とによって上部空間が形成されていることにより、前記座は、前記貫通穴に挿入した手先を前記上部空間において当てることができる下面を有しており、
    かつ、前記上支持部は、周方向に点在した複数本のアームであるか、又は、窓穴を有するか有していない椀状体である、
    椅子。
  2. 前記貫通穴は略長方形に形成されている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記脚装置の下面は、当該脚装置を床面上で揺動させ得るように凸曲面又はテーパ面になっている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
  4. 前記脚柱には伸縮自在なガスシリンダが使用されており、前記座は前記脚柱によって高さ調節自在に支持されている、
    請求項1~3のうちのいずれかに記載した椅子。
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