JP7363398B2 - シャワーヘッド - Google Patents
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Description
<1-1.全体構成>
図1は、シャワーヘッド1を斜め前方から示す分解斜視図である。図2は、シャワーヘッド1を斜め後方から示す分解斜視図である。図1及び図2に示されるように、シャワーヘッド1は、骨格体10と、カバー部材50とを含んでいる。
以下、骨格体10を構成する主要な部材である、通水管100、連結部材200、前室区画部材300、旋回流発生装置350、水車370及び散水板400について順に説明する。
図3は、通水管100の側面図である。図4は、通水管100の背面図である。通水管100は、たとえば、樹脂で構成されており、給水ホースから供給される水を連結部材200に通す。
図5は、連結部材200の平面図である。図6は、連結部材200の側面図である。連結部材200は、たとえば、樹脂で構成されており、通水管100から通過してきた水を前室区画部材300内に通す。また、後述するように、連結部材200は、ベンチュリ―管として機能するため、管内を通る水に気泡(空気)を混入させる。
上述のように、前室区画部材300は、ヘッドカバー310と分流ケース330とを含んでいる。ヘッドカバー310及び分流ケース330の各々は、たとえば、樹脂で構成されている。前室区画部材300は、散水板400に水を通すための前室を形成し、連結部材200を介して通水管100から流れてきた水を散水板400側に通す。
図14は、旋回流発生装置350を斜め後方から示す斜視図である。図15は、旋回流発生装置350を斜め前方から示す斜視図である。図14及び図15に示されるように、旋回流発生装置350は、側壁部351と、軸部352と、複数の(4枚の)羽根部354とを含んでいる。旋回流発生装置350は、たとえば、樹脂で構成されている。
図16は、水車370を斜め後方から示す図である。図17は、水車370を斜め前方から示す図である。水車370は、たとえば、樹脂で構成されており、分流ケース330の円筒部334内の空間に配置される。水車370は、分流ケース330内に配置された状態で、旋回流発生装置350よりも前方に位置する。すなわち、水車370は、分流ケース330と旋回流発生装置350とによって周囲を囲まれる。水車370は、水の流入を受けることによって回転する。
上述のように、散水板400は、散水板本体410と、散水板カバー450とを含んでいる。散水板本体410は、たとえば、シリコンゴムで構成され、散水板カバー450は、たとえば、樹脂で構成されている。散水板400は、前室区画部材300から流入した水を外部に吐出する。
上述のように、カバー部材50は、シャワーヘッド本体500と、下カバー550とを含んでいる。シャワーヘッド本体500及び下カバー550の各々は、たとえば、樹脂で構成されている。カバー部材50は、骨格体10の周囲の一部を覆うように構成されている。
図27は、図22のA-A断面の一部を示し、シャワーヘッド1の動作を説明するための図である。図27を参照して、給水ホースから供給される水は、通水管100を通過し、連結部材200内に進入する。
図28は、シャワーヘッド1の通水検査の手順を示すフローチャートである。通水検査は、たとえば、検査者によって行なわれる。
<4-1.通水検査の容易性>
以上のように、本実施の形態に従うシャワーヘッド1において、骨格体10は、カバー部材50が取り付けられていない状態であっても給水ホースから供給される水を吐出可能である。すなわち、シャワーヘッド1においては、骨格体10にカバー部材50を取り付ける前の状態で、シャワーヘッド1の通水検査としての骨格体10の通水検査が可能である。したがって、シャワーヘッド1によれば、たとえば、通水検査を通じて骨格体10の不具合が発覚した場合に、骨格体10からカバー部材を取り外すことなく、骨格体10の不具合を解消することができる。
また、本実施の形態に従うシャワーヘッド1においては、連結部材200がベンチュリ―管として機能するため、連結部材200内の管を通過する水に空気孔212(図5、図6)を介して雰囲気が混入する。これにより、シャワーヘッド1によれば、実際に流れている水よりも多くの水により対象を洗っている感覚をユーザに感じさせることができる。
男性は、浴室の壁に設けられたシャワーヘッド固定部にシャワーヘッドを固定した状態で体等を洗うことが多い。したがって、シャワーヘッドの吐水範囲がユーザの肩周辺までカバーできることが好ましい。本実施の形態に従うシャワーヘッド1においては、散水孔配置領域460(図18)において、幅方向の長さが、高さ方向の長さよりも長い。すなわち、シャワーヘッド1においては、幅方向における吐水範囲が広い。
また、本実施の形態に従うシャワーヘッド1において、通水管100の側面視における形状は、いわゆる「く」の字状になっている。これにより、シャワーヘッド1のうちユーザが把持する部分(ハンドル部)を湾曲させることができる。
また、シャワーヘッド1において、水車370の側面部374上には複数(4つ)の通水孔375が形成されている。水車370の回転位置に応じて通水孔375が分流ケース330の通水孔336と対向した場合に、通水孔375を通過する水が通水孔336を通過する。すなわち、シャワーヘッド1によれば、側面部374に通水孔375が形成されることによって前室区画部材300において幅方向の遠い位置まで水が供給されるため、幅方向における吐水範囲を広げることができる。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。
また、上記実施の形態の少なくとも一部は、以下の付記のようにも記載され得る。
給水ホースから供給される水を吐出可能なシャワーヘッドであって、
一端に前記給水ホースを取り付け可能であって、前記給水ホースから供給される水を通すように構成された通水管と、
複数の散水孔が形成されており、水を吐出可能な散水板と、
前記シャワーヘッド内の水の経路において前記通水管と前記散水板との間に配置され、前記通水管及び前記複数の散水孔の各々と連通する前室を形成する前室区画部材と、
前記通水管と前記前室区画部材とを連結する連結部材とを備え、
前記連結部材は、前記通水管と前記前室とを連通させる小径通路と、前記小径通路に連通する空気孔とが形成されたベンチュリ―管であり、
前記ベンチュリ―管の作用によって、前記小径通路を通過する水に前記空気孔を介して雰囲気が混入する、シャワーヘッド。
(1)
給水ホースから供給される水を吐出可能なシャワーヘッドであって、
複数の散水孔が形成された散水板を有するヘッド部と、
前記給水ホースに取り付け可能なハンドル部とを備え、
前記散水板の正面視における前記ヘッド部の形状は、前記ハンドル部の延在方向の直交方向における長さが前記延在方向における長さよりも長い形状であり、
前記散水板における前記複数の散水孔の配置領域の形状は、前記直交方向における長さが前記延在方向における長さよりも長い形状である、シャワーヘッド。
(2)
前記シャワーヘッドは、複数の態様で水を吐出可能であり、
前記散水板の中央部における水の吐出態様と、前記散水板の前記直交方向の両端部における水の吐出態様とは異なる、技術的思想(1)に記載のシャワーヘッド。
給水ホースから供給される水を吐出可能なシャワーヘッドであって、
一端に前記給水ホースを取り付け可能であって、前記給水ホースから供給される水を通すように構成された通水管と、
複数の散水孔が形成されており、水を吐出可能な散水板と、
前記シャワーヘッド内の水の経路において前記通水管と前記散水板との間に配置され、前記通水管及び前記複数の散水孔の各々と連通する前室を形成する前室区画部材とを備え、
前記通水管は、前記前室に連通する第1直管部と、前記給水ホースを取り付け可能な第2直管部とを含み、
前記第1直管部と前記第2直管部とは、相互に傾斜した状態で連結されている、シャワーヘッド。
給水ホースから供給される水を吐出可能なシャワーヘッドであって、
一端に前記給水ホースを取り付け可能であって、前記給水ホースから供給される水を通すように構成された通水管と、
複数の散水孔が形成されており、水を吐出可能な散水板と、
前記シャワーヘッド内の水の経路において前記通水管と前記散水板との間に配置され、前記通水管及び前記複数の散水孔の各々と連通する前室を形成する前室区画部材とを備え、
前記前室は複数の分室を有し、
前記シャワーヘッドは、水流により回転することによって前記複数の分室に水を分配するように構成された水車をさらに備え、
前記水車の回転によって前記複数の散水孔からの水の吐出が断続的になり、
前記水車は、回転軸を中心とした有底円筒状であり、
前記水車においては、前記分室に水を分配する分配孔が底面及び周面の各々に形成されている、シャワーヘッド。
Claims (3)
- 散水板を有するヘッド部と給水ホースが接続されるハンドル部とを備え、前記ヘッド部内には、前記散水板の散水孔に連通する前室が区画形成され、前記ハンドル部内には、前記給水ホースを接続可能でかつ前記前室に連通する通水管が収容されたシャワーヘッドにおいて、
前記ヘッド部は、前記散水板が取り付けられ当該散水板とで前記前室を区画形成するとともに前記通水管が連結された前室区画部材と、前記散水板とで前記前室区画部材を取り囲むとともに前記ヘッド部の外観を構成するヘッドカバー部とを備え、
前記ハンドル部は、前記通水管を取り囲んで前記ハンドル部の外観を構成するハンドルカバー部を備え、
前記ヘッドカバー部及び前記ハンドルカバー部は、前記散水板、前記前室区画部材及び前記通水管が組み立てられて吐水可能な状態の骨格体に対し、後付けが可能となっており、
前記骨格体の一部を覆うカバー部材は、互いに別部材であるシャワーヘッド本体と下カバーとを含み、前記シャワーヘッド本体は一体成形されたヘッド形成部とハンドル形成部とを含み、前記ヘッド形成部は前記前室区画部材及び前記散水板を覆うように構成されており、前記ハンドル形成部は前記通水管を覆うように構成されており、前記ヘッド形成部が前記ヘッドカバー部に対応しており、前記ハンドル形成部と前記下カバーとからなる構成が前記ハンドルカバー部に対応しており、前記ハンドル形成部に前記下カバーが取り付けられているシャワーヘッド。 - 前記骨格体は、前記通水管と前記前室区画部材とを連結するとともに、前記通水管と前記前室とを連通させる連結部材をさらに備え、
前記下カバーを前記ハンドル形成部に取り付けていない状態では、前記連結部材が前記カバー部材から露出される、請求項1に記載のシャワーヘッド。 - 前記連結部材は、前記通水管と前記前室とを連通させる小径通路と、前記小径通路に連通する空気孔とが形成されたベンチュリー管であり、
前記ベンチュリー管の作用によって、前記小径通路を通過する水に前記空気孔を介して雰囲気が混入する、請求項2に記載のシャワーヘッド。
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US20120266376A1 (en) | 2011-04-19 | 2012-10-25 | Marty Garry R | Hand shower |
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