JP7363143B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、感光ドラムと、現像装置と、トナーカートリッジと、クリーニング装置と、トナー搬送装置とを備える。現像装置は、感光ドラムにトナーを供給可能である。トナーカートリッジは、現像装置に供給されるトナーを収容する。クリーニング装置は、感光ドラムの表面からトナーを回収する。トナー搬送装置は、クリーニング装置によって感光ドラムの表面から回収されたトナーを、現像装置に搬送する(下記特許文献1参照)。
特開2006-3729号公報
特許文献1に記載されるような画像形成装置では、トナーカートリッジから現像装置に供給される新しいトナーと、クリーニング装置から現像装置に供給されるトナーとの割合を制御することができない。
そのため、クリーニング装置によって多量のトナーが回収された場合、回収された多量のトナーが現像装置に供給され、画質が低下する可能性がある。
そこで、本開示の目的は、画質の低下を抑制しつつ、クリーニング装置によって回収されたトナーを再利用できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、感光ドラムと、現像装置と、トナーカートリッジと、クリーニング装置と、トナー搬送装置と、制御装置とを備える。現像装置は、感光ドラムにトナーを供給可能である。トナーカートリッジは、第1収容部と、第2収容部とを有する。第1収容部は、現像装置に供給されるトナーを収容する。第2収容部は、第1収容部と仕切られている。第2収容部は、現像装置に供給されるトナーを収容する。クリーニング装置は、感光ドラムの表面からトナーを回収する。トナー搬送装置は、クリーニング装置によって感光ドラムの表面から回収されたトナーを、トナーカートリッジの第2収容部に搬送する。
制御装置は、トナーカートリッジが最初に画像形成装置に取り付けられた後のトナーの消費量を計算する。制御装置は、トナーの消費量が閾値よりも少ない場合、第1供給処理を実行する。第1供給処理では、制御装置は、第1収容部内のトナーを現像装置に供給しないで、第2収容部内のトナーを現像装置に供給する。制御装置は、トナーの消費量が閾値以上である場合、第2供給処理を実行する。第2供給処理では、制御装置は、第1収容部内のトナーと、第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、現像装置に供給する。
このような構成によれば、クリーニング装置によって回収されたトナーをトナーカートリッジの第2収容部に収容し、第1収容部内の新しいトナーと、第2収容部内の回収されたトナーとを、所定の比率で、現像装置に供給できる。
そのため、画質が低下を抑制できる程度の比率で、回収されたトナーを新しいトナーとともに使用できる。
その結果、画質の低下を抑制しつつ、クリーニング装置によって回収されたトナーを再使用できる。
(2)画像形成装置は、第2収容部内のトナーの量を検知するためのセンサを備えてもよい。この場合、制御装置は、センサによって検知された第2収容部内のトナーの量が閾値を超えている場合、第1供給処理を実行する。制御装置は、センサによって検知された第2収容部内のトナーの量が閾値以下である場合、第2供給処理を実行する。
(3)トナーカートリッジは、第1スクリューと、第2スクリューとを備えてもよい。第1スクリューは、第1収容部内のトナーを現像装置に供給する。第2スクリューは、第2収容部内のトナーを現像装置に供給する。制御装置は、第1スクリューの回転数と第2スクリューの回転数とを調節することにより、第1収容部内のトナーと、第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、現像装置に供給する。
(4)第2供給処理において、制御装置は、印刷履歴を参照し、所定の温度以上かつ所定の湿度以上での印刷が、印刷履歴中において所定の割合以上である場合、第2収容部から現像装置に供給されるトナーに対する第1収容部から現像装置に供給されるトナーの割合を、増加させてもよい。
所定の温度以上かつ所定の湿度以上での印刷に使用されたトナーは、所定の温度未満かつ所定の湿度未満での印刷に使用されたトナーよりも、劣化している可能性がある。
しかし、このような構成によれば、所定の温度以上かつ所定の湿度以上での印刷が、印刷履歴中において所定の割合以上である場合、第1収容部から現像装置に供給されるトナーの割合を増加させる。
そのため、第2収容部内の回収されたトナーが劣化している可能性がある場合に、第1収容部内の新しいトナーの割合を増加させることができる。
その結果、画質の低下を抑制できる。
(5)第2供給処理において、制御装置は、印刷履歴を参照し、印刷されたページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が、所定の割合以下である場合、第2収容部から現像装置に供給されるトナーに対する第1収容部から現像装置に供給されるトナーの割合を、増加させてもよい。
印刷されたページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が小さい場合、回収されたトナーは、劣化している可能性がある。
しかし、このような構成によれば、印刷されたページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が、所定の割合以下である場合、第1収容部から現像装置に供給されるトナーの割合を増加させる。
そのため、第2収容部内の回収されたトナーが劣化している可能性がある場合に、第1収容部内の新しいトナーの割合を増加させることができる。
その結果、画質の低下を抑制できる。
(6)第2供給処理において、制御装置は、印刷履歴を参照し、印刷されたページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が、所定の割合以上である場合、第2収容部から現像装置に供給されるトナーに対する第1収容部から現像装置に供給されるトナーの割合を、増加させてもよい。
印刷されたページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が大きい場合、回収されたトナーは、劣化している可能性がある。
しかし、このような構成によれば、印刷されたページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が、所定の割合以上である場合、第1収容部から現像装置に供給されるトナーの割合を増加させる。
そのため、第2収容部内の回収されたトナーが劣化している可能性がある場合に、第1収容部内の新しいトナーの割合を増加させることができる。
その結果、画質の低下を抑制できる。
(7)本開示の画像形成方法は、トナー供給工程を含む。トナー供給工程では、トナーカートリッジ内のトナーを現像装置に供給する。
トナー供給工程は、第1供給工程と、回収工程と、第2供給工程とを含む。第1供給工程では、第2収容部内のトナーの量が閾値を超えている場合に、第1収容部内のトナーを現像装置に供給しないで、第2収容部内のトナーを現像装置に供給する。回収工程では、クリーニング装置によって感光ドラムの表面から回収されたトナーを、トナーカートリッジの第2収容部に収容する。第2供給工程では、第2収容部内のトナーの量が所定の閾値以下になった場合に、第1収容部内のトナーと、第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、現像装置に供給する。
(8)トナー供給工程は、計算工程を含んでもよい。計算工程では、トナーカートリッジが最初に画像形成装置に取り付けられた後のトナーの消費量を計算する。この場合、第1供給工程では、トナーの消費量が閾値よりも少ない場合に、第1収容部内のトナーを現像装置に供給しないで、第2収容部内のトナーを現像装置に供給する。第2供給工程では、トナーの消費量が閾値以上になった場合に、第1収容部内のトナーと、第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、現像装置に供給する。
(9)本開示のトナーカートリッジは、第1収容部と、第2収容部と、第1スクリューと、第2スクリューとを備える。第1スクリューは、第1収容部内のトナーを排出する。第2スクリューは、第2収容部内のトナーを排出する。トナーカートリッジは、排出口と、受入口とを有する。排出口は、トナーを排出する。受入口は、第2収容部にトナーを受け入れる。
本開示の画像形成装置によれば、画質の低下を抑制しつつ、クリーニング装置によって回収されたトナーを再利用できる。
図1は、画像形成装置の概略図である。 図2は、図1に示す画像形成装置による印刷処理のフローチャートである。 図3は、図2に示すトナー補給処理のフローチャートである。 図4は、図3に示す準備処理のフローチャートである。 図5は、図3に示す第2供給処理のフローチャートである。
1.画像形成装置1
図1を参照して、画像形成装置1について説明する。
画像形成装置1は、筐体2と、シート供給部3と、感光ドラム4と、帯電ローラ5と、露光装置6と、現像装置7と、トナーカートリッジ8と、転写ローラ9と、クリーニング装置10と、トナー搬送装置11と、定着装置12とを備える。
1.1 筐体2
筐体2は、シート供給部3と、感光ドラム4と、帯電ローラ5と、露光装置6と、現像装置7と、トナーカートリッジ8と、転写ローラ9と、クリーニング装置10と、トナー搬送装置11と、定着装置12とを収容する。
1.2 シート供給部3
シート供給部3は、感光ドラム4にシートSを供給する。感光ドラム4については後述する。シート供給部3は、シートカセット3Aと、ピックアップローラ3Bと、搬送ローラ3Cとを備える。シートカセット3Aは、シートSを収容する。シートSは、例えば、印刷用紙である。ピックアップローラ3Bは、シートカセット3A内のシートSをピックアップして、ピックアップしたシートSを搬送ローラ3Cに向かって搬送する。搬送ローラ3Cは、ピックアップローラ3BからのシートSを感光ドラム4に向かって搬送する。
1.3 感光ドラム4
感光ドラム4は、軸A1について回転可能である。感光ドラム4は、軸A1に沿って延びる。感光ドラム4は、円筒形状を有する。
1.4 帯電ローラ5
帯電ローラ5は、感光ドラム4の表面と接触する。帯電ローラ5は、感光ドラム4の表面を帯電させる。
1.5 露光装置6
露光装置6は、感光ドラム4の表面を露光可能である。具体的には、露光装置6は、レーザースキャンユニットである。感光ドラム4の表面が帯電ローラ5によって帯電された状態で、露光装置6が感光ドラム4の表面を露光することにより、潜像が、感光ドラム4の表面に形成される。
1.6 現像装置7
現像装置7は、感光ドラム4にトナーを供給可能である。詳しくは、現像装置7は、現像筐体7Aと、現像アジテータ7Bと、現像ローラ7Cとを有する。
現像筐体7Aは、トナーカートリッジ8から供給されるトナーを収容可能である。
現像アジテータ7Bは、現像筐体7A内に位置する。現像アジテータ7Bは、現像筐体7A内のトナーを、現像ローラ7Cに向かって搬送する。
現像ローラ7Cは、現像筐体7Aに支持される。現像ローラ7Cは、感光ドラム4の表面と接触する。現像ローラ7Cは、現像筐体7A内のトナーを感光ドラム4の表面に供給する。
1.7 トナーカートリッジ8
トナーカートリッジ8は、トナーを収容可能である。トナーカートリッジ8は、画像形成装置1に装着可能である。なお、トナーカートリッジ8は、現像装置7とともに、画像形成装置1に装着可能な現像カートリッジを構成してもよい。トナーカートリッジ8は、現像装置7にトナーを供給可能である。詳しくは、トナーカートリッジ8は、現像筐体7Aにトナーを供給可能である。
1.8 転写ローラ9
転写ローラ9は、感光ドラム4と接触する。シート供給部3からのシートSは、感光ドラム4と転写ローラ9との間を通る。シートSが感光ドラム4と転写ローラ9との間を通るとき、転写ローラ9は、感光ドラム4の表面からシートSにトナー像を転写する。
1.9 クリーニング装置10
クリーニング装置10は、感光ドラム4の表面からトナーを回収する。詳しくは、クリーニング装置10は、クリーニング筐体10Aと、クリーニングブレード10Bとを有する。
クリーニング筐体10Aは、感光ドラム4に対して、現像ローラ7Cの反対側に位置する。クリーニング筐体10Aは、開口101を有する。
クリーニングブレード10Bは、クリーニング筐体10Aに取り付けられる。クリーニングブレード10Bのエッジ102は、感光ドラム4の表面に接触する。感光ドラム4が回転すると、感光ドラム4の表面は、クリーニングブレード10Bのエッジ102と擦れる。すると、感光ドラム4の表面上のトナーは、クリーニングブレード10Bのエッジ102によって掻き取られる。掻き取られたトナーは、開口101を通ってクリーニング筐体10A内に回収される。
1.10 トナー搬送装置11
トナー搬送装置11は、クリーニング装置10によって感光ドラム4の表面から回収されたトナーを、トナーカートリッジ8の第2収容部8Bに搬送する。
詳しくは、トナー搬送装置11は、管111と、図示しないスクリューとを備える。管111は、第1端部と、第1端部から離れて位置する第2端部とを有する。第1端部は、クリーニング装置10のクリーニング筐体10Aに接続される。管111の内部空間は、クリーニング筐体10Aの内部空間と通じる。第2端部は、トナーカートリッジ8の第2収容部8Bに接続される。管111の内部空間は、第2収容部8Bの内部空間と通じる。スクリューは、管111内に位置する。スクリューは、管111内のトナーを、第1端部から第2端部に向けて搬送する。
クリーニング装置10によって感光ドラム4の表面から回収されたトナーは、トナー搬送装置11によって、クリーニング筐体10Aから、トナーカートリッジ8の第2収容部8Bに搬送される。
1.11 定着装置12
定着装置12は、トナー像が転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナー像を定着させる。定着装置12を通過したシートSは、筐体2の上面に排出される。
2.トナーカートリッジ8の詳細
次に、図1を参照して、トナーカートリッジ8の詳細について説明する。
トナーカートリッジ8は、第1収容部8Aと、第2収容部8Bと、第1スクリュー8Cと、第2スクリュー8Dとを備える。
2.1 第1収容部8A
第1収容部8Aは、現像装置7に供給されるトナーを収容する。第1収容部8Aは、排出口81を有する。言い換えると、トナーカートリッジ8は、排出口81を有する。
排出口81は、第1収容部8Aの内部空間と通じる。トナーカートリッジ8内のトナーは、排出口81から排出される。言い換えると、排出口81は、トナーを排出する。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、排出口81は、現像装置7の内部空間と通じる。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、排出口81から排出されたトナーは、現像装置7内に流入する。
2.2 第2収容部8B
第2収容部8Bは、第1収容部8Aと仕切られている。第2収容部8Bの内部空間は、第1収容部8Aの内部空間と通じない。第2収容部8Bは、現像装置7に供給されるトナーを収容する。第2収容部8Bは、排出口82と、受入口83とを有する。言い換えると、トナーカートリッジ8は、排出口82と、受入口83とを有する。
排出口82は、第2収容部8Bの内部空間と通じる。トナーカートリッジ8内のトナーは、排出口82から排出される。言い換えると、排出口82は、トナーを排出する。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、排出口82は、現像装置7の内部空間と通じる。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、排出口82から排出されたトナーは、現像装置7内に流入する。
受入口83は、第2収容部8Bの内部空間と通じる。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、受入口83は、トナー搬送装置11の管111の内部空間と通じる。トナー搬送装置11によって搬送されたトナーは、受入口83を通って、第2収容部8B内に流入する。言い換えると、受入口83は、第2収容部8Bにトナーを受け入れる。
2.3 第1スクリュー8C
第1スクリュー8Cは、第1収容部8A内に位置する。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、第1スクリュー8Cは、第1収容部8A内のトナーを、排出口81に向けて搬送する。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、第1スクリュー8Cは、第1収容部8A内のトナーを、排出口81を介して排出する。これにより、トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、第1スクリュー8Cは、第1収容部8A内のトナーを現像装置7に供給する。
2.4 第2スクリュー8D
第2スクリュー8Dは、第2収容部8B内に位置する。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、第2スクリュー8Dは、第2収容部8B内のトナーを、排出口82に向けて搬送する。トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、第2スクリュー8Dは、第2収容部8B内のトナーを、排出口82を介して排出する。これにより、トナーカートリッジ8が画像形成装置1に装着された状態で、第2スクリュー8Dは、第2収容部8B内のトナーを現像装置7に供給する。
3.画像形成装置1の詳細
次に、図1を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
画像形成装置1は、メモリ21と、制御装置22とを、さらに備える。
3.1 メモリ21
メモリ21は、トナーカートリッジ8に取り付けられている。メモリ21は、トナーカートリッジ8とともに、画像形成装置1に装着可能である。トナーカートリッジ8が画像形成装置に装着された状態で、メモリ21は、制御装置22と通信可能である。なお、現像装置7がトナーカートリッジ8とともに画像形成装置1に装着可能な現像カートリッジを構成する場合、メモリ21は、現像装置7に取り付けられてもよい。
メモリ21は、具体的には、ICメモリである。メモリ21は、回収トナー補給フラグを有する。回収トナー補給フラグは、第2収容部8Bに回収されたトナーを現像装置7に補給するか否かを判断するための数値を格納する記憶領域である。
また、メモリ21には、印刷履歴、および、トナーの劣化度が記憶される。印刷履歴とは、ドットカウント、印刷ページ数、現像ローラ7Cの走行距離などを、印刷環境ごとに累積したデータである。トナーの劣化度については後で説明する。
ドットカウントとは、画像形成装置1が印刷する画像データに含まれる「トナーによって印刷されるドット」の数である。印刷ページ数とは、画像形成装置1が印刷したページの数である。現像ローラ7Cの走行距離とは、現像ローラ7Cが回転しているときの現像ローラ7Cの周速度と、現像ローラ7Cが回転した時間との積である。
本実施形態では、印刷環境は、温度と湿度とによって定義される。
具体的には、温度が30℃以上であり、かつ、相対湿度が70%以上である印刷環境が、第1の印刷環境と定義される。
また、「温度が20℃以上、30℃未満であり、かつ、相対湿度が40%以上である印刷環境」と、「温度が20℃以上であり、かつ、相対湿度が40%以上、70%未満である印刷環境」とが、第2の印刷環境と定義される。
また、温度が20℃未満であるか、または、相対湿度が40%未満である印刷環境が、第3の印刷環境と定義される。
印刷履歴は、画像形成装置1が1枚のシートSに印刷するごとに、更新されて、メモリ21に記憶される。
3.2 制御装置22
制御装置22は、画像形成装置1の動作を制御する。詳しくは、制御装置22は、CPU(中央演算処理装置)と、メモリとを備える。制御装置22は、メモリに格納されているプログラムをCPUで実行することにより、画像形成装置1の動作を制御する。なお、制御装置22は、ASIC(特定用途向け集積回路)を備えてもよい。
4.画像形成装置1の制御
次に、図2から図5を参照して、画像形成装置1の制御について説明する。
なお、以下の説明では、画像形成装置1に未使用のトナーカートリッジ8が装着された状態から説明する。トナーカートリッジ8が未使用である場合、第1収容部8Aおよび第2収容部8Bには、新しいトナーが収容されており、回収されたトナーは、収容されていない。「新しいトナー」とは、現像装置7に一度も供給されていないトナーである。「回収されたトナー」とは、クリーニング装置10によって感光ドラム4の表面から回収されたトナーである。
図2に示すように、制御装置22は、外部のパーソナルコンピュータなどから印刷ジョブを受信すると(S1:YES)、印刷処理を開始し(S2)、印刷処理が終了する(S4:YES)まで、トナー補給処理(S3)を実行する。
トナー補給処理(S3)では、制御装置22は、トナーカートリッジ8内のトナーを現像装置7に供給する。つまり、画像形成装置1による画像形成方法は、トナーカートリッジ8内のトナーを現像装置7に供給するトナー供給工程を含む。
詳しくは、トナー補給処理(S3)では、制御装置22は、図3に示すように、第1供給処理(S13)か、準備処理(S14)か、または、第2供給処理(S15)のいずれかを実行する。
4.1 第1供給処理(S13)
トナー補給処理(S3)では、制御装置22は、まず、現像装置7にトナーを供給する必要があるか否か、判断する(S11)。
現像装置7にトナーを供給する必要があるか否かは、例えば、ドットカウントとトナーの消費量との相関関係を利用して、判断できる。具体的には、現像装置7にトナーを供給した後のドットカウントの累積値が閾値を超えた場合に、現像装置7にトナーを供給する必要があると判断する。ドットカウントの累積値は、制御装置22のメモリに記憶されてもよい。また、制御装置22は、現像装置7にトナーが供給されたことを条件に、ドットカウントの累積値をリセットしてもよい。
制御装置22は、現像装置7にトナーを供給する必要があると判断した場合(S11、YES)、メモリ21にアクセスして、回収トナー補給フラグが立っているか否か、判断する(S12)。なお、回収トナー補給フラグが立つとは、メモリ21の回収トナー補給フラグに、例えば、「1」の数値が記憶されている状態をいう。一方、回収トナー補給フラグが立っていないとは、メモリ21の回収トナー補給フラグに、例えば、「0」の数値が記憶されている状態をいう。
回収トナー補給フラグが立っていない場合(S12:NO)、制御装置22は、第1供給処理を実行する(S13)。例えば、トナーカートリッジ8が未使用である場合、回収トナー補給フラグは、立っていない(S12:NO)。そのため、トナーカートリッジ8が未使用である場合、制御装置22は、第1供給処理を実行する(S13)。
第1供給処理(S13)では、制御装置22は、第1スクリュー8Cを駆動させないで、第2スクリュー8Dを駆動させる。これにより、第1収容部8A内のトナーは、現像装置7に供給されず、第2収容部8B内のトナーは、現像装置7に供給される。つまり、第1供給処理(S13)では、制御装置22は、第1収容部8A内のトナーを現像装置7に供給しないで、第2収容部8B内のトナーを現像装置7に供給する。画像形成装置1による画像形成方法では、トナー供給工程は、第1収容部8A内のトナーを現像装置7に供給しないで、第2収容部8B内のトナーを現像装置7に供給する第1供給工程を含む。
なお、現像装置7に供給されたトナーは、上記したように、現像ローラ7Cによって感光ドラム4に供給され、その後、転写ローラ9によってシートSに転写される。シートSに転写されずに感光ドラム4の表面に残ったトナーは、クリーニング装置10によって回収される。回収されたトナーは、トナー搬送装置11によって、トナーカートリッジ8の第2収容部8Bに搬送され、第2収容部8Bに収容される。つまり、画像形成装置1による画像形成方法では、トナー供給工程は、回収されたトナーをトナーカートリッジ8の第2収容部8Bに収容する回収工程を含む。
4.2 準備処理(S14)
一方、制御装置22は、現像装置7にトナーを供給する必要がないと判断した場合(S11、NO)、準備処理(S14)を実行する。
準備処理(S14)では、回収トナー補給フラグに格納される数値、および、トナーの劣化度を準備する。
詳しくは、図4に示すように、準備処理(S14)では、制御装置22は、まず、トナーカートリッジ8が最初に画像形成装置1に取り付けられた後のトナーの消費量を計算する(S21)。トナーカートリッジ8が最初に画像形成装置1に取り付けられた後のトナーの消費量を、「累積トナー消費量」と定義する。画像形成装置1による画像形成方法では、トナー供給工程は、累積トナー消費量を計算する計算工程を含む。
累積トナー消費量は、例えば、印刷ジョブに含まれる画像データのドット数の累積値から計算できる。
次に、制御装置22は、累積トナー消費量が閾値を超えているか否か、判断する(S22)。
具体的には、閾値は、未使用のトナーカートリッジ8の第2収容部8B内に収容されているトナーの量である。つまり、累積トナー消費量が閾値を超えている場合、第2収容部8B内に収容されていた新しいトナーが全て消費され、第2収容部8B内には、回収されたトナーが収容されていると想定できる。
累積トナー消費量が閾値以下である場合(S22:NO)、制御装置22は、回収トナー補給フラグを立てない。
制御装置22は、回収トナー補給フラグを立てない場合、上記したように、第1供給処理を実行する(S13)。言い換えると、制御装置22は、累積トナー消費量が閾値よりも少ない場合(S22:NO)、第1供給処理を実行する(S13)。画像形成装置1による画像形成方法では、累積トナー消費量が閾値よりも少ない場合に、第1供給工程を実行する。
一方、累積トナー消費量が閾値を超えている場合(S22:YES)、制御装置22は、メモリ21にアクセスして、回収トナー補給フラグが立っているか否か判断し(S23)、回収トナー補給フラグが立っていない場合(S23:NO)、メモリ21にアクセスして、回収トナー補給フラグを立てる(S24)。
次に、制御装置22は、メモリ21に記憶されている印刷履歴を参照して、回収されたトナーの劣化度を計算する(S25)。
具体的には、(A):全ての印刷環境におけるドットカウントの累積値に対する第1の印刷環境におけるドットカウント累積値の百分率(第1の印刷環境におけるドットカウントの累積値/全ての印刷環境におけるドットカウントの累積値×100)、(B):全ての印刷環境における印刷ページ数の累積値に対する第1の印刷環境における印刷ページ数の累積値の百分率(第1の印刷環境における印刷ページ数の累積値/全ての印刷環境における印刷ページ数の累積値×100)、および、(C):全ての印刷環境における現像ローラ7Cの走行距離の累積値に対する第1の印刷環境における現像ローラ7Cの走行距離の累積値の百分率(第1の印刷環境における現像ローラ7Cの走行距離の累積値/全ての印刷環境における現像ローラ7Cの走行距離の累積値×100)のうち、最も大きな値を、印刷履歴中における第1の印刷環境での印刷の割合と定義する。
印刷履歴中における第1の印刷環境での印刷の割合が60%以上である場合、劣化度は、「1」である。印刷履歴中における第1の印刷環境での印刷の割合が30%以上60%未満である場合、劣化度は、「2」である。印刷履歴中における第1の印刷環境での印刷の割合が30%未満である場合、劣化度は、「3」である。
言い換えると、第1の印刷環境での印刷が、印刷履歴中において60%以上である場合、劣化度は、「1」である。第1の印刷環境での印刷が、印刷履歴中において30%以上、60%未満である場合、劣化度は、「2」である。第1の印刷環境での印刷が、印刷履歴中において30%未満である場合、劣化度は、「3」である。
トナーの劣化は、劣化度「3」よりも劣化度「2」のほうが進行しており、劣化度「2」よりも劣化度「1」のほうが、進行している。
計算された劣化度は、メモリ21に記憶される。
4.3 第2供給処理
図3に示すように、現像装置7にトナーを供給する必要があり(S11、YES)、回収トナー補給フラグが立っている場合(S12:YES)、制御装置22は、第2供給処理(S15)を実行する。言い換えると、累積トナー消費量が閾値以上であり(S22:YES、図4参照)、現像装置7にトナーを供給する必要がある場合(S11、YES)、制御装置22は、第2供給処理(S15)を実行する。画像形成装置1による画像形成方法では、トナー供給工程は、第2供給工程を含み、累積トナー消費量が閾値以上になった場合に、第2供給工程を実行する。
第2供給処理(S15)では、制御装置22は、第1収容部8A内のトナーと、第2収容部8B内のトナーとを、所定の比率で、現像装置7に供給する。第2供給工程では、第1収容部8A内のトナーと、第2収容部8B内のトナーとを、所定の比率で、現像装置7に供給する。
制御装置22は、第1スクリュー8Cの回転数と第2スクリュー8Dの回転数とを調節することにより、第1収容部8A内のトナーと、第2収容部8B内のトナーとを、所定の比率で、現像装置7に供給する。
具体的には、図5に示すように、劣化度が「1」である場合(S31:YES)、制御装置22は、第2スクリュー8Dの回転数を、第1スクリュー8Cの回転数の1/4に設定する(S32)。これにより、第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナーに対する第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナーの割合(第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナー/第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナー)は、4倍になる。
また、劣化度が「2」である場合(S31:NO、S33:YES)、制御装置22は、第2スクリュー8Dの回転数を、第1スクリュー8Cの回転数の1/3に設定する(S34)。これにより、第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナーに対する第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナーの割合(第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナー/第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナー)は、3倍になる。
また、劣化度が「3」である場合(S31:NO、S33:NO)、制御装置22は、第2スクリュー8Dの回転数を、第1スクリュー8Cの回転数の1/2に設定する(S35)。これにより、第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナーに対する第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナーの割合(第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナー/第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナー)は、2倍になる。
つまり、第2供給処理(S15)において、制御装置22は、印刷履歴を参照し、劣化度が「1」である場合、劣化度が「2」または「3」である場合よりも、第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナーに対する第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナーの割合を、増加させる。言い換えると、第2供給処理(S15)において、制御装置22は、印刷履歴を参照し、所定の温度以上かつ所定の湿度以上での印刷が、印刷履歴中において所定の割合以上である場合、第2収容部8Bから現像装置7に供給されるトナーに対する第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナーの割合を、増加させる。
5.作用効果
(1)図1に示す画像形成装置1によれば、クリーニング装置10によって回収されたトナーをトナーカートリッジ8の第2収容部8Bに収容し、第1収容部8A内の新しいトナーと、第2収容部8B内の回収されたトナーとを、所定の比率で、現像装置7に供給できる。
そのため、画質が低下を抑制できる程度の比率で、回収されたトナーを新しいトナーとともに使用できる。
その結果、画質の低下を抑制しつつ、クリーニング装置によって回収されたトナーを再使用できる。
(2)第1の印刷環境での印刷に使用されたトナーは、第2の印刷環境または第3の印刷環境での印刷に使用されたトナーよりも、劣化している可能性がある。
しかし、画像形成装置1によれば、第1の印刷環境での印刷が、印刷履歴中において所定の割合以上である場合、第1収容部8Aから現像装置7に供給されるトナーの割合を増加させる。
そのため、第2収容部8B内の回収されたトナーが劣化している可能性がある場合に、第1収容部8A内の新しいトナーの割合を増加させることができる。
その結果、画質の低下を抑制できる。
6.変形例
以下、変形例について説明する。変形例において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
(1)現像装置7にトナーを供給する必要があるか否か(S11、図3参照)は、例えば、現像装置7内のトナーの量をセンサで検出して、センサによって検出されたトナーの量が閾値を下回った場合、トナーを供給する必要があると判断することもできる。
トナーの量を検知するためのセンサには、公知のトナー量センサを利用できる。トナーの量を検知するためのセンサとしては、例えば、光学式トナー量センサ、超音波式トナー量センサ、重量式トナー量センサなどが挙げられる。光学式トナー量センサは、現像装置7に向けて光を照射し、現像装置7を通過する光を受信して、現像装置7内のトナーの量に応じた信号を出力する。超音波式トナー量センサは、現像装置7内のトナーに向けて超音波を発射し、トナーに反射された超音波を受信して、現像装置7内のトナーの量に応じた信号を出力する。重量式トナー量センサは、現像装置7の重量を検出し、現像装置7内のトナーの量に応じた信号を出力する。
(2)画像形成装置1は、第2収容部8B(図1参照)内のトナーの量を検知するためのセンサを備えてもよい。トナーの量を検知するためのセンサには、上記したように、学式トナー量センサ、超音波式トナー量センサ、重量式トナー量センサなどの公知のトナー量センサを利用できる。
この場合、制御装置22は、センサによって検知された第2収容部8B内のトナーの量が閾値を超えている場合、第1供給処理を実行し、センサによって検知された第2収容部8B内のトナーの量が閾値以下である場合、第2供給処理を実行する。
つまり、トナー供給工程は、第2収容部8B内のトナーの量が閾値を超えている場合に、第1収容部8A内のトナーを現像装置7に供給しないで、第2収容部8B内のトナーを現像装置7に供給する第1供給工程と、第2収容部内のトナーの量が所定の閾値以下になった場合に、第1収容部内のトナーと、第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、現像装置に供給する第2供給工程とを含む。
(3)劣化度は、印刷ページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合によって定義されてもよい。
印刷ページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合とは、全ての印刷環境における印刷ページ数の累積値に対する全ての印刷環境におけるドットカウントの累積値の割合(全ての印刷環境におけるドットカウントの累積値/全ての印刷環境における印刷ページ数の累積値)である。
印刷ページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が100以下である場合、劣化度は、「1」である。印刷ページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が100を超え、300以下である場合、劣化度は、「2」である。印刷ページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が300を超える場合、劣化度は、「3」である。
(4)劣化度は、印刷ページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合によって定義されてもよい。
印刷ページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合とは、全ての印刷環境における印刷ページ数の累積値に対する全ての印刷環境における現像ローラの走行距離の累積値の割合(全ての印刷環境における現像ローラの走行距離の累積値/全ての印刷環境における印刷ページ数の累積値)である。
印刷ページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が5以上である場合、劣化度は、「1」である。印刷ページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が3以上5未満である場合、劣化度は、「2」である。印刷ページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が3未満である場合、劣化度は、「3」である。
(1)から(4)の変形例でも、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 画像形成装置
4 感光ドラム
7 現像装置
8 トナーカートリッジ
8A 第1収容部
8B 第2収容部
8C 第1スクリュー
8D 第2スクリュー
10 クリーニング装置
11 トナー搬送装置
22 制御装置
81 排出口
82 排出口
83 受入口
S13 第1供給処理
S15 第2供給処理

Claims (6)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムにトナーを供給可能な現像装置と、
    前記現像装置に供給されるトナーを収容する第1収容部と、前記第1収容部と仕切られた第2収容部であって、前記現像装置に供給されるトナーを収容する第2収容部とを有するトナーカートリッジと、
    前記感光ドラムの表面からトナーを回収するクリーニング装置と、
    前記クリーニング装置によって前記感光ドラムの表面から回収されたトナーを、前記トナーカートリッジの前記第2収容部に搬送するトナー搬送装置と、
    制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記トナーカートリッジが最初に画像形成装置に取り付けられた後のトナーの消費量を計算し、
    前記トナーの消費量が閾値よりも少ない場合、前記第1収容部内のトナーを前記現像装置に供給しないで、前記第2収容部内のトナーを前記現像装置に供給する第1供給処理を実行し、
    前記トナーの消費量が前記閾値以上である場合、前記第1収容部内のトナーと、前記第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、前記現像装置に供給する第2供給処理を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記トナーカートリッジは、前記第1収容部内のトナーを前記現像装置に供給するための第1スクリューと、前記第2収容部内のトナーを前記現像装置に供給するための第2スクリューと、を備え、
    前記制御装置は、前記第1スクリューの回転数と前記第2スクリューの回転数とを調節することにより、前記第1収容部内のトナーと、前記第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、前記現像装置に供給することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2供給処理において、前記制御装置は、印刷履歴を参照し、所定の温度以上かつ所定の湿度以上での印刷が、前記印刷履歴中において所定の割合以上である場合、前記第2収容部から前記現像装置に供給されるトナーに対する前記第1収容部から前記現像装置に供給されるトナーの割合を、増加させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2供給処理において、前記制御装置は、印刷履歴を参照し、印刷されたページ数の累積値に対するドットカウントの累積値の割合が、所定の割合以下である場合、前記第2収容部から前記現像装置に供給されるトナーに対する前記第1収容部から前記現像装置に供給されるトナーの割合を、増加させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2供給処理において、前記制御装置は、印刷履歴を参照し、印刷されたページ数の累積値に対する現像ローラの走行距離の累積値の割合が、所定の割合以上である場合、前記第2収容部から前記現像装置に供給されるトナーに対する前記第1収容部から前記現像装置に供給されるトナーの割合を、増加させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  6. トナーを収容する第1収容部と、前記第1収容部と仕切られた第2収容部であって、トナーを収容する第2収容部とを有するトナーカートリッジ内のトナーを、感光ドラムにトナーを供給可能な現像装置に供給するトナー供給工程を含む画像形成方法であって、
    前記トナー供給工程は、
    前記トナーカートリッジが最初に画像形成装置に取り付けられた後のトナーの消費量を計算する計算工程と、
    前記トナーの消費量が閾値よりも少ない場合に、前記第1収容部内のトナーを前記現像装置に供給しないで、前記第2収容部内のトナーを前記現像装置に供給する第1供給工程と、
    前記感光ドラムの表面からトナーを回収するクリーニング装置によって前記感光ドラムの表面から回収されたトナーを、前記トナーカートリッジの前記第2収容部に収容する回収工程と、
    前記トナーの消費量が前記閾値以上になった場合に、前記第1収容部内のトナーと、前記第2収容部内のトナーとを、所定の比率で、前記現像装置に供給する第2供給工程とを含むことを特徴とする、画像形成方法。
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