JP7362880B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等の画像形成装置において、装置本体にデータ入力を行うための各種の方法が開発されている。この方法の1つとして、装置本体に携帯端末や非接触式ICカード(認証カード)を近接させることにより、装置本体との間でデータ通信を実行可能にした近距離無線通信方式(以下、NFCという)を採用した画像形成装置が開発されている(特許文献1)。
この画像形成装置は、装置本体の上部に設けられた液晶表示のタッチパネルであるパネル部と、このパネル部の左側に設けられたアンテナ部を有するNFC基板とを備えている。この画像形成装置では、ユーザは携帯端末や認証カードをNFC基板に近接させることで、装置本体との間で近距離無線通信による各種のデータ通信を可能としている。
特開2014-171156号公報
しかしながら、上述した特許文献1の画像形成装置では、NFC基板がパネル部の左側に配置されているので、ユーザが携帯端末や認証カードをNFC基板に近接させる際にパネル部がユーザの手で隠れてしまうことがあり視認性や操作性が悪かった。また、NFC基板がパネル部の左側に配置されていることで、ユーザが携帯端末や認証カードをNFC基板に近接させる際に、ユーザの手や携帯端末や認証カードがパネル部に接触して装置本体が誤作動する虞があり、操作性が悪かった。これらを解決するために、携帯端末や認証カードを近接させてもユーザの手や携帯端末や認証カードがパネル部に掛からないような十分な面積をパネル部に左側に確保することも考えられるが、この場合は装置本体が大型化してしまう。
本発明は、装置の大型化を招くことなく、操作性を向上することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置であって、前記画像形成装置の装置本体とは別体であり、前記画像形成装置の前後方向において前記装置本体よりも前側且つ鉛直方向において前記装置本体よりも上方に設けられた操作部と、前記操作部を前記装置本体に対して移動可能に支持するアームと、を有し、前記操作部は、ユーザがタッチ操作することが可能なタッチパネル部と、スマートフォンとの間で近距離無線通信方式による通信が可能なアンテナ部と、前記アンテナ部を介して送受信される電波を信号処理する通信回路と、前記アンテナ部に流れる電流を検出する検出回路と、前記アンテナ部、前記通信回路、前記検出回路が設けられた通信基板と、を備え、前記通信基板は、前記タッチパネル部の短手方向において前記操作部の端部と前記タッチパネル部の端部の間の位置であって且つ前記タッチパネル部の長手方向において前記タッチパネル部が設けられる領域と重なる位置に設けられている、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、装置の大型化を招くことなく、操作性を向上することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置を示す概略の斜視図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御系を示す概略のブロック図である。 第1の実施形態に係る操作部を示す概略の正面図である。 第1の実施形態に係る操作部に携帯端末を平行に近接させた状態を示す概略の断面図である。 第1の実施形態に係る操作部に携帯端末を傾けて近接させた状態を示す概略の断面図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置を示す概略の斜視図である。 第2の実施形態に係る操作部を示す概略の正面図である。 第2の実施形態に係る操作部に携帯端末を平行に近接させた状態を示す概略の断面図である。 第2の実施形態に係る操作部に携帯端末を傾けて近接させた状態を示す概略の断面図である。 第3の実施形態に係る画像形成装置を示す概略の斜視図である。 第4の実施形態に係る画像形成装置を示す概略の斜視図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1~図5を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施の形態では、各図に示すように、画像形成装置1に向かって手前側を前方向F、奥側(背側)を後方向B、左側を左方向L、右側を右方向R、上側を上方向U、下側を下方向Dとしている。また、画像形成装置1は、ユーザは前方向F側から後方向B側に向かって各種の操作を行う構成になっている。
図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリの複数の機能を有する電子写真方式の複合機としている。但し、電子写真方式の複合機には限られず、インクジェット方式でもよく、あるいは複写機やプリンタ等の単独の機能を有する画像形成装置でもよい。
画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、装置本体という)10を備えている。装置本体10は、画像読取部20と、シート給送部30と、画像形成部40(図2参照)と、シート排出部50と、制御部60(図2参照)と、操作部70と、を備えている。尚、記録材であるシートは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
画像読取部20は、例えば、フラットベットスキャナ装置であり、装置本体10の上部に設けられている。画像読取部20は、原稿載置台としての不図示のプラテンガラスと、プラテンガラスに載置された原稿に光を照射する不図示の光源と、反射光をデジタル信号に変換する不図示のイメージセンサ等を備えている。
シート給送部30は、装置本体10の下部に配置されており、記録紙等のシートを積載して収容するシートカセット31a,31bを備え、シートを画像形成部40(図2参照)に給送する。
画像形成部40は、いずれも不図示の画像形成ユニット、トナーボトル、中間転写ユニット、2次転写部、定着装置等を有し、制御部60からの画像情報に基づいてシートに画像を形成可能である。
シート排出部50は、画像形成後のシートを排出する排出ローラ51と、排出ローラ51の下流側に配置された排出トレイ52とを備えている。排出ローラ51は、画像形成後のシートを装置本体10に形成された排出口10aを通して排出トレイ52に排出する。排出トレイ52は、フェイスダウントレイになっており、排出口10aから排出されたシートを積載する。また、画像読取部20と排出トレイ52との間の空間は、胴内空間部12を構成している。
図2に示すように、制御部60はコンピュータにより構成され、例えばCPU61と、各部を制御するプログラムを記憶するROM62と、データを一時的に記憶するRAM63と、外部と信号を入出力する入出力回路(I/F)64とを備えている。制御部60は、入出力回路64を介して、画像読取部20、シート給送部30、画像形成部40、シート排出部50、操作部70に接続され、各部と信号をやり取りすると共に動作を制御する。
次に、本実施形態の画像形成装置1の特徴部である操作部70について、詳細に説明する。本実施形態では、操作部70は、ユーザの携帯端末(通信手段。例えば、スマートフォン)101との間で近距離無線通信方式(以下、NFC方式と呼ぶ)により通信を実行可能としている。尚、通信手段としては携帯端末には限られず、非接触式ICカードとしてもよい。
図1に示すように、操作部70は、装置本体10の前側上部に設けられている。本実施形態では、操作部70は画像読取部20よりも前方向F側に配置され、ユーザが操作しやすい位置に設けられている。操作部70は、装置本体10と一体で、装置本体10に対して移動不能に固定して設けられている。図2及び図3に示すように、操作部70は、パネル部71と、NFC基板(通信部)72と、入力部73とを有している。
パネル部71は、略水平に設けられており、例えば、抵抗膜式や静電容量式のタッチパネルと、液晶表示式の表示パネルとを、厚さ方向に重ねて構成されている。パネル部71は、タッチパネル上に表示された操作キーを押圧操作することで、各種の入力操作を行うことができる。このパネル部71は、装置本体10の制御部60に接続され、制御部60から得られた情報の表示と、制御部60への情報の入力と、の少なくとも一方を実行可能である。具体的には、パネル部71は、装置本体10に補給されたシートの残量やトナーの残量、これらの消耗品がなくなった際の警告メッセージ、消耗品を補給する際の手順の表示等、ユーザが画像形成装置1を操作するために必要な情報を表示する。また、パネル部71は、シートのサイズや坪量、画像の濃度調整、出力枚数の設定等、ユーザの操作入力を受け付ける。
NFC基板72は、携帯端末101とNFC方式で通信可能であり、ループアンテナからなるアンテナ74と、通信回路75と、検出部76とを有している。即ち、NFC基板72は、アンテナ74に近接された携帯端末101と制御部60とをNFC方式で通信可能である。また、本実施形態では、NFC基板72に対して、アンテナ74と、通信回路75と、検出部76とが一体化して形成されている。即ち、パネル部71及びアンテナ74は、装置本体10と一体で、装置本体10に対して移動不能に固定して設けられている。但し、これには限られず、例えば、アンテナをNFC基板から離れた位置に配置して、アンテナとNFC基板とをケーブルで接続するようにしてもよい。この場合、アンテナの配置位置の自由度を高めることができる。
アンテナ74は、近接された携帯端末101との間で、NFC方式により電波を送受信可能で、これにより通信可能である。通信回路75は、送受信される電波を信号処理する。検出部76は、アンテナ74に流れる電流を検出することにより、アンテナ74にて受信される電波(受信波)や、アンテナ74から送信される電波(送信波)の強度を検出する。
ここで、図3に示すように、アンテナ74が一体化されたNFC基板72は、パネル部71を正面から視て、パネル部71の下側、かつパネル部71の近傍に配置されている。尚、ここでの正面視は、パネル部71を通常使用の向きで、パネル面に垂直な方向から視たものとする。
本実施形態では、パネル部71が略水平に設けられているので、アンテナ74は、装置本体10に関してパネル部71より前方向F側に配置されている。更に、本実施形態では、アンテナ74は装置本体10の操作部70の前端部70aに設けられている。本実施形態では、NFC基板72は、操作部70の上部(表側)近傍に配置されている。これにより、ユーザが携帯端末101をNFC基板72に近接させた際に、手でパネル部71を隠してしまうことを抑制できる。また、NFC基板72はパネル部71の近傍に配置されているので、ユーザはNFC基板72の位置を容易に知ることができる。
入力部73は、例えば、数字を入力するテンキーや、装置のスタートあるいはストップの入力をするキー等を有している。入力部73は、本実施形態ではパネル部71の右方向R側に設けられている。即ち、入力部73は、パネル部71の左右方向の少なくとも一方側に配置され、制御部60へ情報を入力可能である。これにより、ユーザがパネル部71を視認しながら操作するときに、手でパネル部71を隠してしまうことを抑制できる。
一方、図2に示すように、携帯端末101は、例えばスマートフォンであり、端末制御部160と、NFC基板172と、パネル部171等を備えている。
端末制御部160は、制御部60と同様に、コンピュータにより構成され、例えばCPU161と、プログラムを記憶するROM162と、データを一時的に記憶するRAM163と、外部と信号を入出力する入出力回路(I/F)164とを備えている。NFC基板172は、操作部70とNFC方式で通信可能であり、NFC基板72と同様に、ループアンテナからなるアンテナ174と、通信回路175と、検出部176とを有している。NFC基板172は、携帯端末101の裏面側(パネル部171が設けられた表面の反対側の面)に取り付けられている。パネル部171は、抵抗膜式や静電容量方式のタッチパネルと、液晶表示方式の表示パネルとを厚さ方向に重ねた構成であり、タッチパネル上に表示された操作キーを押圧操作することで、各種入力操作を行うことができる。即ち、操作部70は、制御部60を介して画像形成部40等を操作可能である。操作部70と携帯端末101とをNFC方式で通信するには、通信する2つのアンテナ74,174の距離が通信距離内になるように、携帯端末101をアンテナ74に近接させる必要がある。
次に、本実施の形態の画像形成装置1において、携帯端末101との間でNFC方式の通信を実行する動作について説明する。
まず、図4に示すように、ユーザが携帯端末101を操作部70と略平行にして、携帯端末101を操作部70に近接させた場合について説明する。この場合、パネル部71に、携帯端末101をかざすためのガイダンスが表示される。ユーザはNFC基板72の電波の領域内に携帯端末101を近接させ、アンテナ74とアンテナ174とが距離L1内になるように携帯端末101を近接させることで通信が行える状態になる。アンテナ74とアンテナ174とが距離L1内に近接した際に、制御部60は認証等を行い、各パネル部71,171にそれぞれ認証の結果を示す表示がなされる。この場合、携帯端末101を把持する手がパネル部71に重なることがないため、パネル部71が隠れたり、パネル部71の操作キーを誤って押してしまう確率を低減できる。また、パネル部71の近傍にアンテナ74を有するNFC基板72が配置されるので、ユーザはガイダンスを見やすく、操作性が高い。更に、ユーザは各パネル部71,171をほぼ視線を動かすことなく視認することができるので(図4中、一点鎖線)、操作性が更に向上される。
次に、図5に示すように、ユーザが携帯端末101を操作部70に対して傾けて、携帯端末101を操作部70に近接させた場合について説明する。この場合、ユーザは、アンテナ74とアンテナ174とが距離L2内になるように、携帯端末101を近接させることで通信が行える状態になる。ここで、装置本体10の前面、即ち操作部70の前端部70aでは、パネル部71に携帯端末101が触れないように携帯端末101の先端をパネル部71から離して近接させる。これにより、電波の中に携帯端末101側のNFC基板172を近接させ、アンテナ74,174の間で通信することが可能となる。
いずれの場合も、NFC基板72の位置は、入力部73が配置されるパネル部71の右側からも離れているため、NFC通信時に、入力部73の入力キーに触ってしまう誤操作が防止される。
上述したように本実施の形態の画像形成装置1によれば、アンテナ74は、パネル部71を正面から視て、パネル部71の下側、かつパネル部71の近傍に配置されている。このため、ユーザが携帯端末101をアンテナ74に近接させる際に、パネル部71がユーザの手で隠れてしまうことや、ユーザの手や携帯端末101がパネル部71に接触してしまうことを抑制できる。また、携帯端末101や認証カード分の平面スペースが必要ないため、操作部70の小型化を図ることができる。これにより、装置本体10の大型化を招くことなく、操作性を向上することができる。
ここで、NFC基板72がパネル部71の右方向R側に配置されると、左手で携帯端末101をNFC基板72に近接させた場合に、パネル部71が腕で隠れたり、手で触ったりしたりする可能性が高くなる。また、一般的には、入力部73はパネル部71の右方向R側に近接して配置されるため、NFC基板72は入力部73より更に右方向R側に配置する必要があり、パネル部71からNFC基板72まで距離が離れ、パネル部71を見ながらの操作性が悪化する。
また、NFC基板72が左方向L側に配置されると、右手で携帯端末101をNFC基板72に近接させた場合に、パネル部71が腕で隠れたり、手で触ったりしたりする可能性が高くなる。更に、NFC基板72が後方向B側に配置されると、右手と左手のどちらでも携帯端末101をNFC基板72に近接させた場合、パネル部71が腕で隠れたり、手で触ったりしたりする可能性が高くなる。
これらに対し、本実施の形態の画像形成装置1によれば、NFC基板72がパネル部71の前方向F側に配置されている。このため、パネル部71が腕で隠れたり、手で触ったりしにくく、かつ、入力部73はパネル部71の左右方向に配置されるので誤操作する可能性も低い。
また、本実施の形態の画像形成装置1によれば、アンテナ74が操作部70の前端部70aに配置されているので、携帯端末101や認証カードを操作部70の手前面で立てた状態で通信することが可能となる。これにより、例えば、ユーザが携帯端末101を首から吊り下げたまま操作部70に近接させた場合にも、操作部70との間で通信可能になる。この場合も、パネル部71や入力部73に触れる虞の低減でき、またパネル部71の視認性を確保することで、更なる操作性の向上を実現できる。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態を、図6~図9を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、操作部が装置本体10と別体で装置本体10に対して移動可能に設けられる操作ユニット270である点で、第1の実施形態と構成を異にする。但し、これ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
図6に示すように、操作ユニット270は、アーム277を介して装置本体10の前側上部に設けられた立面操作パネルにより構成されている。操作ユニット270は、装置本体10と別体で、装置本体10に対してアーム277によって移動可能に支持されている。図6及び図7に示すように、操作ユニット270は、パネル部271と、NFC基板(通信部)272と、入力部273とを有している。
パネル部271は、略鉛直に設けられており、例えば、抵抗膜式や静電容量式のタッチパネルと、液晶表示式の表示パネルとを、厚さ方向に重ねて構成されている。NFC基板272は、携帯端末101とNFC方式で通信可能であり、ループアンテナからなるアンテナ274と、通信回路275と、検出部276とを有している。即ち、NFC基板272は、アンテナ274に近接された携帯端末101と制御部60とをNFC方式で通信可能である。パネル部271及びアンテナ274は、装置本体10と一体で、装置本体10に対して移動不能に固定して設けられている。
ここで、アンテナ274が一体化されたNFC基板272は、パネル部271を正面から視て、パネル部271の下側、かつパネル部271の近傍に配置されている。本実施形態では、パネル部271が略鉛直に設けられているので、アンテナ274は、装置本体10に関してパネル部271より下方向D側に配置されている。更に、本実施形態では、アンテナ274は操作ユニット270の縁部270aに設けられている。これにより、ユーザが携帯端末101をNFC基板272に近接させた際に、手でパネル部271を隠してしまうことを抑制できる。また、NFC基板272はパネル部71の近傍に配置されているので、ユーザはNFC基板272の位置を容易に知ることができる。
次に、本実施の形態の画像形成装置1において、携帯端末101との間でNFC方式の通信を実行する動作について説明する。
まず、図8に示すように、ユーザが携帯端末101を操作ユニット270と略平行にして、携帯端末101を操作ユニット270に近接させた場合について説明する。この場合、パネル部271に、携帯端末101をかざすためのガイダンスが表示される。ユーザはNFC基板272の電波の領域内に携帯端末101を近接させ、アンテナ274とアンテナ174とが距離L3内になるように携帯端末101を近接させることで通信が行える状態になる。アンテナ274とアンテナ174とが距離L3内に近接した際に、制御部60は認証等を行い、各パネル部271,171にそれぞれ認証の結果を示す表示がなされる。この場合、携帯端末101を把持する手がパネル部271に重なることがないため、パネル部271が隠れたり、パネル部271の操作キーを誤って押してしまう確率を低減できる。また、パネル部271の近傍にアンテナ274を有するNFC基板272が配置されるので、ユーザはガイダンスを見やすく、操作性が高い。更に、ユーザは各パネル部271,171をほぼ視線を動かすことなく視認することができるので(図8中、一点鎖線)、操作性が更に向上される。
次に、図9に示すように、ユーザが携帯端末101を操作ユニット270に対して傾けて、携帯端末101を操作ユニット270に近接させた場合について説明する。この場合、ユーザは、アンテナ274とアンテナ174とが距離L4内になるように、携帯端末101を近接させることで通信が行える状態になる。ここで、操作ユニット270の縁部270aでは、パネル部271に携帯端末101が触れないように携帯端末101の先端をパネル部271から離して近接させる。これにより、電波の中に携帯端末101側のNFC基板172を近接させ、アンテナ274,174の間で通信することが可能となる。
上述したように本実施の形態の画像形成装置1によっても、アンテナ274は、パネル部271を正面から視て、パネル部271の下側、かつパネル部271の近傍に配置されている。このため、ユーザが携帯端末101をアンテナ274に近接させる際に、パネル部271がユーザの手で隠れてしまうことや、ユーザの手や携帯端末101がパネル部271に接触してしまうことを抑制できる。また、携帯端末101や認証カード分の平面スペースが必要ないため、操作ユニット270の小型化を図ることができる。これにより、画像形成装置1の大型化を招くことなく、操作性を向上することができる。
また、本実施の形態の画像形成装置1によっても、アンテナ274が操作ユニット270の縁部270aに配置されているので、携帯端末101や認証カードを操作ユニット270の下側で傾けた状態で通信することが可能となる。これにより、例えば、ユーザが携帯端末101を首から吊り下げたまま操作ユニット270に近接させた場合にも、操作ユニット270との間で通信可能になる。
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態を、図10を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、操作部370のパネル部371が略鉛直に設けられる点で、第1の実施形態と構成を異にする。但し、これ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
図10に示すように、操作部370は、装置本体10の胴内空間部(凹部)12の上側の前側壁11に設けられた立面操作パネルにより構成されている。本実施形態では、操作部370は画像読取部20よりも前方向F側に配置され、ユーザが操作しやすい位置に設けられている。操作部370は、装置本体10と一体で、装置本体10に対して移動不能に固定して設けられている。操作部370は、パネル部371と、NFC基板(通信部)372と、入力部373とを有している。
パネル部371は、略鉛直に設けられており、例えば、抵抗膜式や静電容量式のタッチパネルと、液晶表示式の表示パネルとを、厚さ方向に重ねて構成されている。NFC基板372は、携帯端末101とNFC方式で通信可能であり、ループアンテナからなるアンテナ374を有している。
ここで、アンテナ374が一体化されたNFC基板372は、パネル部371を正面から視て、パネル部371の下側、かつパネル部371の近傍に配置されている。本実施形態では、パネル部71が略鉛直に設けられているので、アンテナ374は、装置本体10に関してパネル部371より下方向D側に配置されている。更に、本実施形態では、アンテナ374は装置本体10に形成された後側に凹んだ胴内空間部12の上側に設けられている。
本実施の形態の画像形成装置1において、携帯端末101との間でNFC方式の通信を実行する動作については、略鉛直なパネル部271を有する第2の実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上述したように本実施の形態の画像形成装置1によっても、アンテナ374は、パネル部371を正面から視て、パネル部371の下側、かつパネル部371の近傍に配置されている。このため、ユーザが携帯端末101をアンテナ374に近接させる際に、パネル部371がユーザの手で隠れてしまうことや、ユーザの手や携帯端末101がパネル部371に接触してしまうことを抑制できる。また、携帯端末101や認証カード分の平面スペースが必要ないため、操作部370の小型化を図ることができる。これにより、画像形成装置1の大型化を招くことなく、操作性を向上することができる。
<第4の実施形態>
以下、本発明の第4の実施形態を、図11を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、操作部が装置本体10と別体で装置本体10に対して移動可能に設けられる操作ユニット470である点で、第1の実施形態と構成を異にする。但し、これ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
図11に示すように、操作ユニット470は、基台477によって自立可能に設けられた立面操作パネルにより構成されている。操作ユニット470は、装置本体10と別体で、ケーブル478により装置本体10の制御部60に接続され、装置本体10に対して移動可能に支持されている。この操作ユニット470は、ケーブル478の届く範囲内で、適宜な位置に載置することができる。操作ユニット470は、パネル部471と、NFC基板(通信部)472と、入力部473とを有している。
パネル部471は、略鉛直に設けられており、例えば、抵抗膜式や静電容量式のタッチパネルと、液晶表示式の表示パネルとを、厚さ方向に重ねて構成されている。NFC基板472は、携帯端末101とNFC方式で通信可能であり、ループアンテナからなるアンテナ474を有している。アンテナ474が一体化されたNFC基板472は、パネル部471を正面から視て、パネル部471の下側、かつパネル部471の近傍に配置されている。本実施形態では、パネル部471が略鉛直に設けられているので、アンテナ474は、装置本体10に関してパネル部471より下方向D側に配置されている。更に、本実施形態では、アンテナ474は操作ユニット470の縁部470aに設けられている。これにより、ユーザが携帯端末101をNFC基板472に近接させた際に、手でパネル部471を隠してしまうことを抑制できる。
本実施の形態の画像形成装置1において、携帯端末101との間でNFC方式の通信を実行する動作については、略鉛直なパネル部271を有する第2の実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上述したように本実施の形態の画像形成装置1によっても、アンテナ474は、パネル部471を正面から視て、パネル部471の下側、かつパネル部471の近傍に配置されている。このため、ユーザが携帯端末101をアンテナ474に近接させる際に、パネル部471がユーザの手で隠れてしまうことや、ユーザの手や携帯端末101がパネル部471に接触してしまうことを抑制できる。また、携帯端末101や認証カード分の平面スペースが必要ないため、操作ユニット470の小型化を図ることができる。これにより、画像形成装置1の大型化を招くことなく、操作性を向上することができる。
1…画像形成装置、10…装置本体、12…胴内空間部(凹部)、40…画像形成部、60…制御部、70,370…操作部、70a…前端部、71,271,371,471…パネル部、72,272,372,472…NFC基板(通信部)、73,273,373,473…入力部、74,274,374,474…アンテナ、101…携帯端末(通信手段)、270,470…操作ユニット(操作部)、270a,470a…縁部。

Claims (16)

  1. シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の装置本体とは別体であり、前記画像形成装置の前後方向において前記装置本体よりも前側且つ鉛直方向において前記装置本体よりも上方に設けられた操作部と、
    前記操作部を前記装置本体に対して移動可能に支持するアームと、
    を有し、
    前記操作部は、
    ユーザがタッチ操作することが可能なタッチパネル部と、
    スマートフォンとの間で近距離無線通信方式による通信可能なアンテナ部と、
    前記アンテナ部を介して送受信される電波を信号処理する通信回路と、
    前記アンテナ部に流れる電流を検出する検出回路と、
    前記アンテナ部、前記通信回路、前記検出回路が設けられた通信基板と、
    を備え、
    前記通信基板は、前記タッチパネル部の短手方向において前記操作部の端部と前記タッチパネル部の端部の間の位置であって、且つ前記タッチパネル部の長手方向において前記タッチパネル部が設けられる領域と重なる位置に設けられている、
    ことを特徴とする画像形成装置
  2. 前記アームは、前記画像形成装置の左右方向において前記画像形成装置の中央よりも右側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記画像形成部によって画像が形成されたシートを排出する排出口と、
    前記排出口から排出されるシートが積載される排出トレイと、
    鉛直方向において上方から見た場合に一部が前記排出トレイと重なる位置であって前記鉛直方向において前記排出トレイの上方に設けられ、原稿画像を読み取る読取部と、
    を有し、
    前記操作部は、前記読取部とは別体である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記アームは、前記画像形成装置の左右方向において前記読取部よりも右側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作部は、前記排出トレイよりも上方に設けられている、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記アームは、前記鉛直方向において前記読取部よりも上方で前記操作部を前記装置本体に対して移動可能に支持する、
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記排出トレイは、前記排出口から排出されたシートを、シート排出方向の下流側から及び正面側からユーザによって取り出し可能となるように、前記画像形成装置と前記読取部とによって形成される空間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記排出口からシートを排出する排出ローラをさらに備え、
    前記排出ローラは、前記画像形成装置の右側から左側へ向けてシートを排出する、
    ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記アンテナ部は、前記タッチパネル部の左右方向において前記通信回路よりも左側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記アンテナ部は、前記タッチパネル部の左右方向において前記検出回路よりも左側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記検出回路は、前記アンテナ部を介して送受信される電波の強度を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記操作部は、前記タッチパネル部の左右方向において前記アンテナ部よりも右側に、ユーザによる入力操作が可能な入力キーを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置に設けられ、前記操作部と電気的に接続される制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記タッチパネル部からの入力操作を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記検出回路による検出結果が表す情報を前記タッチパネル部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記アンテナ部に対して前記スマートフォンが所定距離内に近接されたことに応じて、近距離無線通信によって行われた処理結果が前記スマートフォンに表示される、
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記通信基板は、前記操作部の内部に設けられ、前記前後方向において前記操作部の前端部と前記タッチパネル部の前端部との間に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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