JP7362414B2 - 太陽電池モジュール及びこれが備えるゴムフレーム - Google Patents
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Description
(1.1)全体構成
本実施形態に係る太陽電池モジュール3は、図1に示すように、架台2によって、設置面1に取り付けられる。以下では、設置面1に対して、太陽電池モジュール3が取り付けられた取付け構造を、「太陽電池モジュール3の取付け構造」という。太陽電池モジュール3の取付け構造は、設置面1と、架台2と、太陽電池モジュール3と、を備える。本実施形態に係る太陽電池モジュール3は、矩形状に形成されているが、本発明では、形状に制限はなく、例えば、平行四辺形状、ひし形状、五角形状、六角形状等の多角形、円形状等に形成されてもよい。ここで、本明細書において「矩形状」とは、長方形を意味し、正方形を含む。
設置面1は、太陽電池モジュール3が設置される面である。設置面1として、本発明では特に制限はなく、例えば、建築物の屋根面、ビル・マンションの屋上面、壁面、地面、道路等が挙げられる。ここでいう、建築物としては、例えば、住宅家屋、工場、体育館、店舗、校舎、病院等が挙げられる。設置面1の形状は、本発明では特に制限はなく、例えば、平面状、アーチ状、球状、凹凸状等であってもよい。本実施形態に係る設置面1は、平面状の屋根面であり、水平面に対して傾斜している。
架台2は、少なくとも一つの太陽電池モジュール3を支える台であり、設置面1に設置されている。架台2は、太陽電池モジュール3を保持する外枠体21と、取付け体(不図示)と、を備える。
太陽電池モジュール3は、複数のセル43を、表面のガラス層41と裏面保護層45との間の封止層42に封入した発電ユニットである。設置面1には、複数の太陽電池モジュール3が設置されて、太陽電池アレイとして使用することができ、また単一の太陽電池モジュールとしても使用することができる。太陽電池モジュール3は、図2に示すように、太陽電池モジュール本体4と、ゴムフレーム6と、を備える。
太陽電池モジュール本体4は、太陽電池モジュール3の主体を構成する。太陽電池モジュール本体4は、太陽光を受ける受光面40を一面に有し、上方からみて(以下、平面視)矩形状でかつ板状に形成されている。太陽電池モジュール本体4は、図3に示すように、厚み方向(主面に直交する方向)において、受光面40から順に、ガラス層41、封止層42、及び裏面保護層45が積層されている。封止層42には、複数のセル43が封止されている。
ガラス層41は、ガラスを含む層であり、ガラス板で主体が構成されている。ガラス層41は、ガラス板のみで構成されてもよいし、ガラス板の表面に透明な塗膜がコーティングされていてもよい。ガラス層41の上面は、受光面40である。ガラス層41の厚さは、強度及び軽量化の観点から、0.4mm以上1.6mm以下であることが好ましく、より好ましくは、0.5mm以上1.2mm以下である。降ひょう試験の結果から、0.4mm以上の厚さでひょうに対する強度を確保できる一方、ガラス層41の厚さが1.6mmを超えると、太陽電池モジュール3の重量として、例えば、一般女性が一人で作業ができるとされる重量である13kgを超える可能性が高くなる。
封止層42は、複数のセル43を封止する層であり、第一の封止層421と第二の封止層422とで構成されている。第一の封止層421は、ガラス層41に対して下側に積層されており、第一の封止層421の下側に、セル43を挟んで、第二の封止層422がある。第一の封止層421と第二の封止層422とは、異なる材料で構成されてもよいが、本実施形態では、同じ材料で構成されている。本実施形態では、第一の封止層421及び第二の封止層422を合わせて「封止層42」という場合がある。
セル43は、光起電力効果により、光エネルギーを直接電力に変換する半導体素子であり、太陽電池モジュール3よりも小さい構成単位のものを意味する。セル43は、例えば、略矩形板状に形成されている。複数のセル43は、受光面40に平行な面に沿って一定の間隔をおいて配置されており、封止層42によって封止されている。
裏面保護層45は、セル43の下方に設けられる層であり、セル43の下面を保護する。裏面保護層45は、封止層42(第二の封止層422)に対して下側に積層されている。裏面保護層45は、第一の樹脂層46と、第二の樹脂層47と、を備える。
第一の樹脂層46は、発泡樹脂からなる層(「発泡樹脂層」という場合がある)であり、曲げ弾性率が200MPa以上1000MPa以下であり、好ましくは、300MPa以上800MPa以下である。第一の樹脂層46は、本実施形態では、封止層42に隣接しており、裏面保護層45のうち、上下方向において最も上側に位置している。
第二の樹脂層47は、繊維強化された樹脂層(「繊維強化樹脂層」という場合がある)であり、曲げ弾性率が10000MPa以上25000MPa以下であり、好ましくは、15000MPa以上30000MPa以下である。第二の樹脂層47は、本実施形態では、第一の樹脂層46に隣接しており、第一の樹脂層46に対して下側に積層されている。
このように、太陽電池モジュール本体4は、裏面保護層45として、第一の樹脂層46と第二の樹脂層47とを備える。太陽電池モジュール本体4では、ガラス層41、封止層42、第一の樹脂層46及び第二の樹脂層47の各々の曲げ剛性の和が、4000MPa以上(好ましくは4000MPa以上30000MPa以下)に設定されている。このため、ガラス層41の厚さを抑えた太陽電池モジュール3において、剛性を高めることができ、輸送の際や設置の際のセル43の損傷を防ぐことができる。
ゴムフレーム6は、図2に示すように、太陽電池モジュール本体4の外周部に取り付けられている。ゴムフレーム6は、本実施形態では、太陽電池モジュール3の外周部の全長にわたって連続しているが、本発明では、外周部のうち一部が無くてもよく、断続的に設けられてもよい。ゴムフレーム6は、太陽電池モジュール3の外周部に対し、接着されていてもよいし、嵌め込まれるのみで取り付けられていてもよい。
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
上記実施形態に係る太陽電池モジュール本体4では、裏面保護層45は、第一の樹脂層46と第二の樹脂層47とを備えたが、変形例1では、図5に示すように、裏面保護層45は、第一の樹脂層46と、第二の樹脂層47と、易接着樹脂層48と、第三の樹脂層49と、を備える。本変形例は、この点で上記実施形態1とは異なっており、その他の構成は同じである。なお、第一の樹脂層46及び第二の樹脂層47は、第二の封止層422との間に、易接着樹脂層48及び第三の樹脂層49が設けられている点を除いては、実施形態1と同様であり、第一の樹脂層46及び第二の樹脂層47の説明については省略する。
易接着樹脂層48は、封止層42と第一の樹脂層46との間に設けられており、130℃以上160℃以下の真空ラミネートにて、例えば、熱溶融による接着、ファンデルワールス結合等の化学結合によって、封止層42との接着性が発現する。
第三の樹脂層49は、易接着樹脂層48と第一の樹脂層46との間に設けられており、曲げ弾性率1500MPa以上4000MPa以下に形成されており、好ましくは、2000MPa以上3500MPa以下である。1500MPa未満であると、必要な剛性が得られないが、4000MPaを超えると、柔軟性がなくなって、接着剤の塗布性が悪くなるうえに、割れが生じやすくなる。第三の樹脂層49は、易接着樹脂層48と第一の樹脂層46とに積層されている。
上記実施形態に係る太陽電池モジュール本体4では、裏面保護層45は、第一の樹脂層46と第二の樹脂層47とを備えたが、変形例2では、図6に示すように、裏面保護層45は、ガラス層を備える。本変形例は、この点で上記実施形態1とは異なっており、その他の構成は同じである。
以下、実施形態の変形例を列挙する。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。上記実施形態を参照にして、参考のため各構成に符号を付すが、本発明は実施例に限定されない。
(3.1.1)実施例1
まず、裏面保護層45として、第一の樹脂層46と第二の樹脂層47とを次のように構成した。第一の樹脂層46として発泡倍率3倍、密度400kg/m3、曲げ弾性率400MPa、厚さ3.0mmの発泡ポリプロピレン(PP)シート、第二の樹脂層47として密度1600kg/m3、曲げ弾性率20000MPa、厚さ0.5mmのガラスクロス強化ポリプロピレン樹脂系FRP(ガラス繊維密度50wt%)を用意し、これらを市販の接着剤によって貼り合わせた。
実施例2の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=3.0mmにした以外は、実施例1と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
実施例3の太陽電池モジュール3として、実施例1で使用したゴムフレーム6について、85℃オーブンにて1000時間熱硬化させ、引張弾性率を120MPaとした以外は、実施例1と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
実施例4の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=3.0mmにした以外は、実施例3と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
実施例5の太陽電池モジュール3として、裏面保護層45について、易接着樹脂層48、第三の樹脂層49、第一の樹脂層46及び第二の樹脂層47で構成し、次のようにした。
実施例6の太陽電池モジュール3として、実施例1の裏面保護層45としての第一の樹脂層46と第二の樹脂層47に代えて、0.85mmの強化ガラスへ変更した以外は、実施例1と同様の条件にして、太陽電池モジュール3を得た。太陽電池モジュール3は、1323mm×990mmで60直モジュール、全体厚さ2.7mm、全体重量7.5kg(5.8kg/m2)であった。
実施例7の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=3.0mmにした以外は、実施例6と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
実施例8の太陽電池モジュール3として、実施例6で使用したゴムフレーム6について、85℃オーブンにて1000時間熱硬化させ、引張弾性率を4MPaから120MPaとした以外は、実施例6と同様にして太陽電池モジュール3を得た。
実施例9の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=3.0mmにした以外は、実施例8と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
(3.2.1)比較例1
太陽電池モジュール本体4の四辺に、信越化学製の一液シリコンゴムを、厚さが1.5mmになるように塗布し、アルミフレームを太陽電池モジュール本体4の四辺に取り付けた以外は、実施例1と同じ条件にして太陽電池モジュール3を得た。シリコンゴムの引張弾性率は0.4MPaとなった。
比較例2の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=0.5mmにした以外は、実施例1と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
比較例3の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=0.5mmにした以外は、実施例3と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
太陽電池モジュール本体4の四辺に、厚さが1.5mmのポリカーボネイト(PC)フレームを取り付けた以外は、実施例1と同じ条件にして太陽電池モジュール3を得た。ポリカーボネイトフレームの引張弾性率は2,000MPaとなった。
太陽電池モジュール本体4の四辺に、信越化学製の一液シリコンゴムを、厚さが1.5mmになるように塗布し、アルミフレームを太陽電池モジュール本体4の四辺に取り付けた以外は、実施例6と同じ条件にして太陽電池モジュール3を得た。
比較例6の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=0.5mmにした以外は、実施例6と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
比較例7の太陽電池モジュール3として、ゴムフレーム6のうち、第一板部61及び第二板部62の厚さt1=0.5mmにした以外は、実施例8と同じ条件にして、太陽電池モジュール3を得た。
太陽電池モジュール本体4の四辺に、厚さが1.5mmのポリカーボネイト(PC)フレームを取り付けた以外は、実施例6と同じ条件にして太陽電池モジュール3を得た。ポリカーボネイトフレームの引張弾性率は2,000MPaとなった。
以上説明したように、第1の態様に係る太陽電池モジュール3は、太陽光を受ける受光面40を一面に有する太陽電池モジュール本体4と、太陽電池モジュール本体4の外周部に取り付けられたゴムフレーム6と、を備える。太陽電池モジュール本体4は、受光面40を含み、厚さ0.4mm以上1.6mm以下に形成されたガラス層41と、ガラス層41に対し受光面40とは反対側に設けられた裏面保護層45と、ガラス層41と裏面保護層45との間に設けられ、複数のセル43を封止する封止層42と、を有する。裏面保護層45は、曲げ弾性率200MPa以上1000MPa以下の発泡樹脂からなる第一の樹脂層46と、第一の樹脂層46に対し受光面40とは反対側に設けられ、曲げ弾性率10000MPa以上25000MPa以下でかつ繊維強化された第二の樹脂層47と、を含む。曲げ剛性を、[(曲げ弾性率(MPa)×厚さ(mm)3)÷12]として定義したとき、ガラス層41、封止層42、第一の樹脂層46及び第二の樹脂層47の各々の曲げ剛性の和が、4000MPa以上である。ゴムフレーム6は、ガラス層41の受光面40の外周部に対向する第一板部61と、裏面保護層45の受光面40とは反対側の面の外周部に対向する第二板部62と、を有する。第一板部61及び第二板部62の各々は、厚さ1mm以上でかつ引張弾性率3MPa以上200MPa以下であり、太陽電池モジュール本体4の受光面40に平行な一方向において、第一板部61及び第二板部62の内側の端から、太陽電池モジュール本体4の対応する端までの寸法が、8mm以上20mm以下に形成されている。
4 太陽電池モジュール本体
40 受光面
41 ガラス層
42 封止層
43 セル
45 裏面保護層
46 第一の樹脂層
47 第二の樹脂層
48 易接着樹脂層
49 第三の樹脂層
50 第二のガラス層
6 ゴムフレーム
61 第一板部
62 第二板部
Claims (2)
- 太陽光を受ける受光面を一面に有する太陽電池モジュール本体と、
前記太陽電池モジュール本体の外周部に取り付けられたゴムフレームと、
を備え、
前記太陽電池モジュール本体は、
前記受光面を含み、厚さ0.4mm以上1.6mm以下に形成されたガラス層と、
前記ガラス層に対し前記受光面とは反対側に設けられた裏面保護層と、
前記ガラス層と前記裏面保護層との間に設けられ、複数のセルを封止する封止層と、を有し、
前記裏面保護層は、厚さ0.4mm以上1.6mm以下の第二のガラス層を含み、
曲げ剛性を、
[(曲げ弾性率(MPa)×厚さ(mm) 3 )÷12]
として定義したとき、前記ガラス層、前記封止層及び前記第二のガラス層の各々の前記曲げ剛性の和が、4000MPa以上であり、
前記ゴムフレームは、
前記ガラス層の前記受光面の外周部に対向する第一板部と、
前記裏面保護層の前記受光面とは反対側の面の外周部に対向する第二板部と、
を有し、
前記第一板部及び前記第二板部の各々は、厚さ1mm以上でかつ引張弾性率3MPa以上200MPa以下であり、前記太陽電池モジュール本体の前記受光面に平行な一方向において、前記第一板部及び前記第二板部の内側の端から前記太陽電池モジュール本体の端までの寸法が8mm以上20mm以下に形成されている、
太陽電池モジュール。 - 太陽光を受ける受光面を一面に有する太陽電池モジュール本体と、
前記太陽電池モジュール本体の外周部に取り付けられたゴムフレームと、
を備え、
前記太陽電池モジュール本体は、
前記受光面を含み、厚さ0.4mm以上1.6mm以下に形成されたガラス層と、
前記ガラス層に対し前記受光面とは反対側に設けられた裏面保護層と、
前記ガラス層と前記裏面保護層との間に設けられ、複数のセルを封止する封止層と、を有し、
前記裏面保護層は、
曲げ弾性率200MPa以上1000MPa以下の発泡樹脂からなる第一の樹脂層と、
前記第一の樹脂層に対し前記受光面側とは反対側に設けられ、曲げ弾性率10000MPa以上25000MPa以下でかつ繊維強化された第二の樹脂層と、
前記封止層と前記第一の樹脂層との間に設けられ、130℃以上160℃以下の真空ラミネートにて前記封止層との接着性が発現する易接着樹脂層と、
前記易接着樹脂層と前記第一の樹脂層との間に設けられ、曲げ弾性率1500MPa以上4000MPa以下の第三の樹脂層と、
を含み、
曲げ剛性を、
[(曲げ弾性率(MPa)×厚さ(mm) 3 )÷12]
として定義したとき、前記ガラス層、前記封止層、前記第一の樹脂層、前記第二の樹脂層、前記易接着樹脂層及び前記第三の樹脂層の各々の前記曲げ剛性の和が、4000MPa以上であり、
前記ゴムフレームは、
前記ガラス層の前記受光面の外周部に対向する第一板部と、
前記裏面保護層の前記受光面とは反対側の面の外周部に対向する第二板部と、
を有し、
前記第一板部及び前記第二板部の各々は、厚さ1mm以上でかつ引張弾性率3MPa以上200MPa以下であり、前記太陽電池モジュール本体の前記受光面に平行な一方向において、前記第一板部及び前記第二板部の内側の端から、前記太陽電池モジュール本体の対応する端までの寸法が、8mm以上20mm以下に形成されている、
太陽電池モジュール。
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