JP7361583B2 - 制御システムにおける表示装置およびその方法 - Google Patents
制御システムにおける表示装置およびその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7361583B2 JP7361583B2 JP2019219419A JP2019219419A JP7361583B2 JP 7361583 B2 JP7361583 B2 JP 7361583B2 JP 2019219419 A JP2019219419 A JP 2019219419A JP 2019219419 A JP2019219419 A JP 2019219419A JP 7361583 B2 JP7361583 B2 JP 7361583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction
- command value
- control
- control system
- contribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
(1)観測値制限:観測値が好ましくない範囲になったときに、指令値あるいは目標値を変更(例:目標値オフセット付加。好ましくない範囲を脱するための操作指令値増減)
(2)指令値変化率制限:指令値の単位時間あたり変化量を制限
(3)目標値変化率制限:目標値を変化させかつ単位時間あたり変化量を制限
(4)定常偏差解消:I制御回路を付加(パラメータは積分ゲイン、積分飽和値)
(5)オーバーシュート・アンダーシュート抑制:目標値の逸脱範囲が定めた以上の場合に指令値を修正(パラメータは、抑制判定値、積分ゲイン、積分飽和値)
(6)急速制動:観測値に関する情報が著しく好ましくない範囲になったとき、もしくは予想されるときに、これを打ち消すための最大限の指令値に切替
(7)指令値制限:指令値に上限または下限、あるいは少なくとも1つ以上の許容範囲(または禁止範囲)を設定
なお、補正回路3での補正は、上記の(1)~(7)に限定されるものでない。また、図2、5~7で後述する補正でも同様である。
AI制御プログラム1002:AI制御回路2
補正プロブラム:補正回路3
統計処理プログラム1041:統計処理回路41
制御状態判定プログラム1042:制御状態判定回路42
表示制御プログラム1043:表示処理回路43
なお、ここではプログラムで機能を実行しているが、回路といったハードウエアで各機能を実行してもよい。さらに、独立した監視装置12や監視装置1200についても図8に示す構成を採用してもよい。この場合、各プログラムのうち、監視装置12や監視装置1200で実行するものは、当該監視装置12や監視装置1200が保持する。
以上のように、図3では、補正度合情報として、指令値92と指令値93を示すグラフ、寄与率(内容)や寄与内訳を表示している。なお、本例ではグラフ化しているが、数字として表示してもよい。つまり、指令値92、93や各補正回路の補正値が示される情報が表示されればよい。
時間帯ごとに色分け表示してもよい。この場合、制御対象6の運転経過における状態把握が容易になり、制御性能の評価・分析を効率的に実施できるようになる。また、寄与内訳も同様に、判定結果に応じて色分け表示してもよい。この場合、制御の適切性の監視や、運転トラブルが生じた際の運転データ分析が容易になる。
Claims (10)
- 制御対象に対し稼働を制御するための指令値を出力する制御システムにおける表示装置において、
前記制御システムは、前記制御対象の稼働についての物理量を示す計測値を受け付け、
受け付けられた計測値に基づいて指令値を算出するAI制御手段と、前記AI制御手段で算出された指令値を補正し、補正された指令値を前記制御対象に対して出力する補正手段とを備え、
前記AI制御手段で算出された指令値および前記補正手段で補正された指令値を受け付ける手段と、
受け付けられた前記指令値と補正された指令値を用いて、前記補正手段での補正の程度を示す補正度合情報として、前記補正手段での補正の程度を示す寄与内訳を算出する手段と、
算出された前記寄与内訳を表示する手段とを有することを特徴とする制御システムにおける表示装置。 - 請求項1に記載の制御システムにおける表示装置において、
前記補正度合情報を表示する手段は、前記寄与内訳として、前記AI制御手段で算出された指令値および前記補正手段で補正された指令値のそれぞれを対応付けて表示することを特徴とする制御システムにおける表示装置。 - 請求項1に記載の制御システムにおける表示装置において、
前記寄与内訳を算出する手段は、前記寄与内訳として、前記補正手段で補正された指令値に対し、当該補正手段の補正が寄与しているかを示す寄与率を算出することを特徴とする制御システムにおける表示装置。 - 請求項3に記載の制御システムにおける表示装置において、
前記寄与内訳を算出する手段は、前記寄与率として、前記指令値を補正する補正回路の作動頻度および前記補正手段の補正値の程度を示す平均寄与率の少なくとも一方を算出することを特徴とする制御システムにおける表示装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の制御システムにおける表示装置において、
前記AI制御手段で算出された指令値および前記補正手段で補正された指令値を用いて、前記AI制御手段におけるAI制御の設定更新の要否を判断する手段と、
前記設定更新の要否の結果を、前記制御システムに通知する手段とを有することを特徴
とする制御システムにおける表示装置。 - 制御対象に対し稼働を制御するための指令値を出力する制御システムにおける表示方法において、
前記制御システムは、前記制御対象の稼働についての物理量を示す計測値を受け付け、受け付けられた計測値に基づいて指令値を算出するAI制御手段と、
前記AI制御手段で算出された指令値を補正し、補正された指令値を前記制御対象に対して出力する補正手段と、前記制御システムに関する情報を表示する表示装置を備え、
前記表示装置は、
前記AI制御手段で算出された指令値および前記補正手段で補正された指令値を受け付け、
受け付けられた前記指令値と補正された指令値を用いて、前記補正手段での補正の程度を示す補正度合情報として、前記補正手段での補正の程度を示す寄与内訳を算出し、
算出された前記寄与内訳を表示することを特徴とする制御システムにおける表示方法。 - 請求項6に記載の制御システムにおける表示方法において、
前記補正度合情報を表示は、寄与内訳として、前記AI制御手段で算出された指令値および前記補正手段で補正された指令値のそれぞれを対応付けて表示することを特徴とする制御システムにおける表示方法。 - 請求項6に記載の制御システムにおける表示方法において、
前記寄与内訳の算出は、前記寄与内訳として、前記補正手段で補正された指令値に対し、当該補正手段の補正が寄与しているかを示す寄与率を算出することを特徴とする制御システムにおける表示方法。 - 請求項8に記載の制御システムにおける表示方法において、
前記寄与内訳の算出は、前記寄与率として、前記指令値を補正する補正回路の作動頻度および前記補正手段の補正値の程度を示す平均寄与率の少なくとも一方を算出することを特徴とする制御システムにおける表示方法。 - 請求項6乃至9のいずれかに記載の制御システムにおける表示方法において、
前記AI制御手段で算出された指令値および前記補正手段で補正された指令値を用いて、前記AI制御手段におけるAI制御の設定更新の要否を判断し、
前記設定更新の要否の結果を、前記制御システムに通知することを特徴とする制御システムにおける表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019219419A JP7361583B2 (ja) | 2019-12-04 | 2019-12-04 | 制御システムにおける表示装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019219419A JP7361583B2 (ja) | 2019-12-04 | 2019-12-04 | 制御システムにおける表示装置およびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021089559A JP2021089559A (ja) | 2021-06-10 |
JP7361583B2 true JP7361583B2 (ja) | 2023-10-16 |
Family
ID=76220222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019219419A Active JP7361583B2 (ja) | 2019-12-04 | 2019-12-04 | 制御システムにおける表示装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7361583B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003303001A (ja) | 2002-04-10 | 2003-10-24 | Toshiba Corp | プラント制御装置 |
JP2014013607A (ja) | 2013-09-18 | 2014-01-23 | Omron Corp | フィードフォワード量調整支援装置およびフィードフォワード量調整支援プログラム |
-
2019
- 2019-12-04 JP JP2019219419A patent/JP7361583B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003303001A (ja) | 2002-04-10 | 2003-10-24 | Toshiba Corp | プラント制御装置 |
JP2014013607A (ja) | 2013-09-18 | 2014-01-23 | Omron Corp | フィードフォワード量調整支援装置およびフィードフォワード量調整支援プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021089559A (ja) | 2021-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Schäfer et al. | Multivariable MPC system performance assessment, monitoring, and diagnosis | |
US8779916B2 (en) | Timeline presentations of process control system alarms | |
JP5778087B2 (ja) | プロセス監視システム及び方法 | |
JP6933899B2 (ja) | プラント運転支援装置、プラント運転支援方法、及びプラント運転支援プログラム | |
US9921575B2 (en) | Process monitoring system, apparatus and method | |
DE102012108760A1 (de) | Inferentielle Prozessmodellierung, Qualitätsprognose und Fehlererkennung unter Verwendung von mehrstufiger Datensegregation | |
US10572493B2 (en) | Computerized process safety management system | |
US9777937B2 (en) | Controller and loop performance monitoring in a heating, ventilating, and air conditioning system | |
CN104809851A (zh) | 化工装置的关键安全参数报警方法 | |
DE102022205285A1 (de) | Informationsverarbeitungsvorrichtung, Vorhersageverfahren und Vorhersageprogramm | |
US20180129947A1 (en) | Method and system for predicting the realization of a predetermined state of an object | |
US9720015B2 (en) | Intelligent visualization in the monitoring of process and/or system variables | |
JP2006064307A (ja) | 機器診断装置、その動作プログラム、機器診断方法 | |
JP7361583B2 (ja) | 制御システムにおける表示装置およびその方法 | |
CN115427767A (zh) | 用于过程工厂内数据驱动的故障检测的改进模式识别技术 | |
KR20180029862A (ko) | 히트 맵 표시 장치 및 히트 맵 표시 방법 | |
CN105184685B (zh) | 用于核电设计阶段的可用性评价方法 | |
JP5725825B2 (ja) | 管理装置 | |
JP6844265B2 (ja) | 異常なプロセスの挙動の検出を可能にするための設定をプロセスオペレータがパーソナライズするための方法 | |
CN105892443B (zh) | 用于监控控制回路的运行的诊断装置和方法 | |
US10620823B2 (en) | Information processing device and displaying method for switching between faceplates for controlling field devices | |
JP2017515237A (ja) | 一般化連続パフォーマンス指標を提供するための装置及び方法 | |
US6597958B1 (en) | Method for measuring the control performance provided by an industrial process control system | |
CN108804282B (zh) | 显示装置、显示方法和存储介质 | |
US20130304261A1 (en) | Signal property detector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230710 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7361583 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |