JP7360914B2 - 振れ補正機能付き光学ユニット - Google Patents
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Description
造は、保持部に凹部および対向壁部を設ける必要があり、保持部の形状が複雑である。従って、保持部が設けられたホルダおよびケースを薄型化することが難しいので、振れ補正機能付き光学ユニットの小型化に不利である。
動体側支持部とは反対側から接触する背壁部と、前記背壁部の周方向の両側で前記光軸方向に延びて当該周方向で対向する一対の側壁部と、を備え、前記一対の側壁部は、前記可動体側支持部を周方向に位置決めすることが好ましい。このようにすると、スラスト受け部材の周方向の位置精度を高めることができる。また、可動体側ジンバルフレーム受け部材を保持部に挿入する際に、一対の側壁部をガイド部として利用できる。
光軸方向に延びる第1ジンバルフレーム延設部を備え、前記第1ジンバルフレーム延設部は、前記第1方向の先端に前記可動体側支持部を備えるとともに、前記可動体側支持部の前記第2方向に一対の前記突出板部分の間に位置する通過部を備え、前記可動体側支持部の前記周方向の幅寸法は、前記通過部の前記周方向の幅寸法よりも長く、かつ、一対の前記突出板部分の間隔よりも長いことが好ましい。このようにすると、一対の突出板部分によって可動体側支持部が抜けることを規制できる。また、第2ジンバルフレーム延設部を撓ませて付勢力を発生させ、当該付勢力によってスラスト受け部材を保持部に仮固定することができる。したがって、組立が容易である。
図1は、振れ補正機能付き光学ユニットの斜視図である。図2は、カバーを外した振れ補正機能付き光学ユニットを被写体側から見た場合の平面図である。図3は、振れ補正機能付き光学ユニットの分解斜視図である。図1、図2に示すように、振れ補正機能付き光学ユニット1は、レンズ2などの光学素子を備えたカメラモジュール3を有する。振れ補正機能付き光学ユニット1は、例えば、カメラ付き携帯電話機、ドライブレコーダー等の撮影機器、或いは、ヘルメット、自転車、ラジコンヘリコプター等の移動体に搭載されるアクションカメラやウエアラブルカメラに搭載される。これらの光学機器では、撮影時に光学機器が傾くと、カメラモジュール3が傾いて、撮影画像が乱れる。振れ補正機能付き光学ユニット1は、撮影画像の乱れを回避するために、ジャイロスコープ等の検出手段によって検出された加速度や角速度、振れ量等に基づいて、カメラモジュール3の傾きを補正する。
図3に示すように、可動体4は、カメラモジュール3と、カメラモジュール3を囲む枠状のホルダ31を備える。カメラモジュール3は、Z軸方向から見た場合の形状が8角形の本体部32と、本体部32の中央部分から第2方向に突出する鏡筒部33と、本体部32の-Z方向の端部に配置される基板34を備える。カメラモジュール3は、鏡筒部33に保持されるレンズ2と、基板34に搭載される撮像素子(不図示)を備える。撮像素子は本体部32に収容され、レンズ2の光軸L上に配置される。本体部32は、外周側へ突出する複数の突出部30を備える。突出部30は、+Y方向の側面および-Y方向の側面の-Z方向の端部にそれぞれ2箇所ずつ形成されている。
図1、図3に示すように、固定体6は、金属製のケース50と、ケース50に+Z方向の側から被せられた第1カバー8と、ケース50を-Z方向の側から覆う第2カバー9と、を備える。固定体6には、フレキシブルプリント基板60に固定されたコイル26X、26Yが保持される。ケース50は、可動体4の外周側を囲む矩形枠状である。ケース50、第1カバー8、および第2カバー9は非磁性の金属からなる。ケース50、第1カバー8、および第2カバー9は、溶接により互いに固定される。第1カバー8は、略矩形の開口部を備えている。図1に示すように、振れ補正機能付き光学ユニット1は、ジンバルフレーム10の一部が、第1カバー8の開口部から+Z方向に突出する。また、ジンバルフレーム10の径方向の中央に設けられた中央穴73からは、カメラモジュール3の鏡筒部33が+Z方向に突出する。
53、および可動体4の+Y方向でX軸方向に延びる第4枠部54を備える。ケース50において、第1枠部51と第4枠部54との間には、第1枠部51および第4枠部54に対して45°傾斜した第1傾斜枠部55が形成されている。また、第2枠部52と第3枠部53との間には、第2枠部52および第3枠部53に対して45°傾斜した第2傾斜枠部56が形成されている。さらに、第1枠部51と第3枠部53との間には、第1枠部51および第3枠部53に対して45°傾斜した第3傾斜枠部57が形成されている。第1傾斜枠部55および第2傾斜枠部56には、固定体接続機構12のジンバルフレーム受け部材17(固定体側ジンバルフレーム受け部材)を保持するための切欠き部14が形成されている。切欠き部14は、ケース50における第2軸方向の対角位置に配置される。各切欠き部14は、ケース50の+Z方向の縁から-Z方向へ切り欠かれている。
図2、図3に示すように、ジンバルフレーム10は、Z軸方向から見て略正方形のジンバルフレーム本体部70と、ジンバルフレーム本体部70における第1軸方向の対角位置から径方向外側に向かって-Z方向に屈曲してZ軸方向に延びる第1ジンバルフレーム延設部71と、ジンバルフレーム本体部70における第2軸方向の対角位置から径方向外側に向かって-Z方向に屈曲してZ軸方向に延びる第2ジンバルフレーム延設部72と、を備える。ジンバルフレーム本体部70の中央には、ジンバルフレーム本体部70を貫通する中央穴73が設けられている。図2に示すように、ジンバルフレーム本体部70は、Z軸方向から見た場合にカメラモジュール3の本体部32と重なる。
5よりも可動体4から離間している。従って、ジンバルフレーム10の-Z方向側で可動体4が第1軸R1回りに回転して可動体4の第2軸方向の両端がZ軸方向に移動した場合においても、可動体4とジンバルフレーム10とが衝突することを回避できる。
される。より具体的には、可動体4の保持部13は、ジンバルフレーム受け部材17(可動体側ジンバルフレーム受け部材)を、第1軸R1が球体15の中心を通過する位置に保持する。第1ジンバルフレーム延設部71の支持部20の凹曲面19には、第1軸方向から球体15が部分的に挿入される。これにより、凹曲面19と球体15とが第1軸R1線上で点接触する状態となるので、可動体4とジンバルフレーム10とは、第1軸R1線回りに回転可能な状態で接続される。
次に、可動体接続機構11および固定体接続機構12をより詳細に説明する。本形態では、可動体接続機構11および。固定体接続機構12は、共通する構成を備える。すなわち、可動体4の保持部13は第1軸R1上に構成され、固定体6の切欠き部14は第2軸R2上に構成されているが、保持部13および切欠き部14に保持されたジンバルフレーム受け部材17は、同一の部材である。また、ジンバルフレーム10には、第1軸R1上の対角位置、および第2軸R2上の対角位置に、同一形状の支持部20が設けられ、各支持部20には、ジンバルフレーム受け部材17の球体15に点接触する凹曲面19が形成されている。
図4に示すように、ジンバルフレーム受け部材17は、金属製の球体15および当該球体15が固定された金属製のスラスト受け部材16を備える。スラスト受け部材16は、球体15が固定された球体固定部90を備える板部91と、板部91の-Z方向(第1方向)の端から第1軸方向に直角に屈曲する足部92を備える。
(第1方向)に直角に屈曲する足部延設板部分98を備える。足部延設板部分98と板部91との距離は、一対の腕部94に設けられた延設板部分96と板部91との距離と同一である。また、足部突出板部分97は、足部延設板部分98と繋がる先端部分の周方向の幅が、板部91の周方向の幅よりも狭くなっている。
図6は、可動体接続機構11の斜視図である。図7は、可動体接続機構11をカメラモジュール3側から見た図(図6のA方向から見た図)である。図8は、可動体接続機構11の平面図である。図9は、可動体接続機構11を第1軸R1に沿って切断した断面図である。図6、図8に示すように、ホルダ31は、第1軸方向の対角位置に外周側へ張り出した張り出し部39を備えており、張り出し部39の内側に保持部13が形成されている。保持部13は、第1軸方向でカメラモジュール3とは反対側、すなわち第1軸方向で外周側へ凹んだ凹部である。
溶接位置P1に溶接痕が形成される。上記のように、ジンバルフレーム受け部材17には、第1ジンバルフレーム延設部71から外周側へ付勢する付勢力が作用するので、組立時には、第1ジンバルフレーム延設部71によってジンバルフレーム受け部材17が背壁部101に押し付けられ、且つ、一対の側壁部102によって周方向の位置決めがなされて、ジンバルフレーム受け部材17が保持部13に仮固定される。従って、スラスト受け部材16をホルダ31に溶接する際に仮固定用の治具を必要としない。
図10は、固定体接続機構12を外周側から見た図である。図11は、固定体接続機構12を第2軸R2に沿って切断した断面図である。図12は、固定体接続機構12の分解斜視図である。図13は、固定体接続機構12の斜視図である。図3、図12、図13に示すように、固定体6のケース50は、第2軸方向の対角位置に配置される第1傾斜枠部55および第2傾斜枠部56が、それぞれ、切欠き部14を備えている。
部141の+Z方向(第2方向)に第2テーパ部143が形成されている。第1テーパ部142および第2テーパ部143は、開口側とは反対側である-Z方向(第1方向)に向かうに従って周方向の幅が狭くなる形状である。第1テーパ部142の-Z方向(第1方向)には、中間部141より周方向の幅が狭い溝部144が形成されている。また、第2テーパ部143の+Z方向(第2方向)には、中間部141より周方向の幅が広い開口部145が形成されている。中間部141、溝部144、および開口部145は周方向の幅が一定である。
幅H2よりも長く、かつ、一対の腕部94の周方向の間隔H3よりも長い。従って、Z軸方向(光軸方向)から見た場合に、一対の腕部94は、支持部20の周方向の両端部分と重なる。すなわち、図13に示すように、支持部20は、凹曲面19が設けられた凸部21が一対の腕部94の間に配置されるとともに、凸部21の周方向の両側へ延びる縁部22は、Z軸方向(光軸方向)から見た場合に、一対の腕部94と重なる。従って、支持部20は、一対の腕部94によって+Z方向へ抜けることが規制される。
以上のように、本形態の振れ補正機能付き光学ユニット1は、カメラモジュール3を備える可動体4と、可動体4をカメラモジュール3の光軸Lと交差する第1軸R1回りに揺動可能に支持すると共に、可動体4を光軸Lおよび第1軸R1と交差する第2軸回りに揺動可能に支持するジンバル機構5と、ジンバル機構5を介して可動体4を支持する固定体6と、を有する。ジンバル機構5は、ジンバルフレーム10と、ジンバルフレーム10および可動体4を第1軸R1回りに回転可能に接続する可動体接続機構11を備え、可動体接続機構11は、球体15および当該球体15が固定された金属製のスラスト受け部材16を備えるジンバルフレーム受け部材17(可動体側ジンバルフレーム受け部材)と、ジンバルフレーム10において球体15と接触する凹曲面19を有する支持部20(可動体側支持部)と、を備え、可動体4は、カメラモジュール3の外周側を囲むホルダ31を備える。ホルダ31は、ジンバルフレーム受け部材17(可動体側ジンバルフレーム受け部材)を、球体15の中心を第1軸R1が通過する位置に保持する保持部13を備える。光軸Lに沿った方向を光軸方向とし、第1軸R1に沿った方向を第1軸方向とした場合に、ジンバルフレーム受け部材17(可動体側ジンバルフレーム受け部材)は、カメラモジュール3の側面41(外周面)に向けて延びる腕部94を備え、腕部94は、光軸方向から見て支持部20(可動体側支持部)と重なっている。また、腕部94の先端と側面41(外周面)との第1軸方向の離間距離Mは、支持部20(可動体側支持部)の第1軸方向の厚み寸法よりも狭い。
41(外周面)との第1軸方向の離間距離Mは、支持部20(可動体側支持部)の第1軸方向の厚み寸法Nよりも狭い。ここで、支持部20(可動体側支持部)の第1軸方向の厚み寸法Nは、凸部21の第1軸方向の突出寸法N2および縁部22の第1軸方向の厚み寸法N1を含む支持部全体の厚み寸法である。従って、外部から衝撃を受けたときに、ジンバルフレーム10が撓んで凸部21の凸曲面18の先端がカメラモジュール3の側面41(外周面)に当たる位置まで移動したときでも、スラスト受け部材16の突出板部分95によって支持部20(可動体側支持部)が+Z方向(第2方向)に抜けてしまうことを防止できる。
1…可動体接続機構、12…固定体接続機構、13…保持部、14…切欠き部、15…球体、16…スラスト受け部材、17…ジンバルフレーム受け部材、18…凸曲面、19…凹曲面、20…支持部、21…凸部、22…縁部、25X、25Y…磁石、26X、26Y…コイル、30…突出部、31…ホルダ、32…本体部、33…鏡筒部、34…基板、35…第1側板部、36…第2側板部、37…第3側板部、38…第4側板部、39…張り出し部、40…位置決め凹部、41…側面、50…ケース、51…第1枠部、52…第2枠部、53…第3枠部、54…第4枠部、55…第1傾斜枠部、56…第2傾斜枠部、57…第3傾斜枠部、58…コイル配置穴、60…フレキシブルプリント基板、61…第1基板部分、62…第2基板部分、64…磁性板、65…磁気センサ、70…ジンバルフレーム本体部、71…第1ジンバルフレーム延設部、72…第2ジンバルフレーム延設部、73…中央穴、75…中央板部分、76…角板部分、81…第1ジンバルフレーム延設部第1延設部分、82…第1ジンバルフレーム延設部第2延設部分、84…通過部、85…第2ジンバルフレーム延設部第1延設部分、86…第2ジンバルフレーム延設部第2延設部分、90…球体固定部、91…板部、92…足部、94…腕部、95…突出板部分、96…延設板部分、97…足部突出板部分、98…足部延設板部分、99…足部通過部、101…背壁部、102…側壁部、141…中間部、142…第1テーパ部、143…第2テーパ部、144…溝部、145…開口部、146…対向壁部、H1…支持部の周方向の幅、H2…通過部の周方向の幅、H3…一対の腕部の周方向の間隔、L…光軸、M…一対の腕部の先端と側面(対向壁部)との間の離間距離、N…第1軸方向における支持部の厚み寸法、N1…縁部の第1軸方向の厚み寸法、N2…凸部の第1軸方向の突出寸法、P1、P2…溶接位置、R1…第1軸、R2…第2軸
Claims (12)
- カメラモジュールを備える可動体と、
前記可動体を前記カメラモジュールの光軸と交差する第1軸回りに揺動可能に支持すると共に、前記可動体を前記光軸および前記第1軸と交差する第2軸回りに揺動可能に支持するジンバル機構と、
前記ジンバル機構を介して前記可動体を支持する固定体と、を有し、
前記ジンバル機構は、ジンバルフレームと、前記ジンバルフレームおよび前記可動体を前記第1軸回りに回転可能に接続する可動体接続機構を備え、
前記可動体接続機構は、球体および当該球体が固定された金属製のスラスト受け部材を備える可動体側ジンバルフレーム受け部材と、前記ジンバルフレームにおいて前記球体と接触する凹曲面を有する可動体側支持部と、を備え、
前記可動体は、前記カメラモジュールの外周側を囲むホルダを備え、
前記ホルダは、前記可動体側ジンバルフレーム受け部材を、前記球体の中心を前記第1軸が通過する位置に保持する保持部を備え、
前記光軸に沿った方向を光軸方向とし、前記第1軸に沿った方向を第1軸方向とした場合に、
前記可動体側ジンバルフレーム受け部材は、前記カメラモジュールの外周面に向けて延びる腕部を備え、前記腕部は、前記光軸方向から見て前記可動体側支持部と重なっており、
前記腕部の先端と前記外周面との前記第1軸方向の離間距離は、前記可動体側支持部の前記第1軸方向の厚み寸法よりも狭いことを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記ホルダは筒状であり、
前記ホルダは、前記第1軸方向の対角位置に外周側に張り出す張り出し部を備え、前記張り出し部の内側に前記保持部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記張り出し部は、前記第1軸方向で前記スラスト受け部材に前記可動体側支持部とは反対側から接触する背壁部と、前記背壁部の周方向の両側で前記光軸方向に延びて当該周方向で対向する一対の側壁部と、を備え、
前記一対の側壁部は、前記可動体側支持部を周方向に位置決めすることを特徴とする請求項2に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記ホルダは、前記スラスト受け部材を前記光軸方向に位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記ホルダは金属製であり、
前記カメラモジュールは、前記ホルダの内周側に嵌まっており、
前記スラスト受け部材は、前記ホルダに溶接されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記スラスト受け部材は、前記張り出し部の前記光軸方向の端部から突出していることを特徴とする請求項5に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記光軸方向の一方を第1方向とし、前記光軸方向の他方を第2方向とし、前記光軸回りを周方向とした場合に、
前記スラスト受け部材は、前記球体が固定された球体固定部を備え当該球体を介して前記支持部と前記第1軸方向で対向する板部と、前記板部の前記球体固定部よりも前記第2方向における前記周方向の両端から前記支持部が位置する側に突出する一対の前記腕部と
、を備え、
一対の前記腕部のそれぞれは、前記板部の前記周方向の端から前記第1軸方向に屈曲する突出板部分と、前記突出板部分の前記板部とは反対側の端から前記周方向を前記板部とは反対側に屈曲する延設板部分と、を備え、
一対の前記腕部のそれぞれは、前記延設板部分が前記外周面と対向し、前記延設板部分と前記外周面との前記第1軸方向の離間距離が前記可動体側支持部の前記第1軸方向の厚み寸法よりも狭いことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動体側支持部は、前記凹曲面が形成された凸部と、前記凸部から前記周方向の両側へ延びる縁部を備え、
一対の前記腕部のそれぞれは、前記光軸方向から見て前記突出板部分が前記縁部と重なっており、
前記延設板部分と前記外周面との前記第1軸方向の離間距離は、前記可動体側支持部の前記第1軸方向の厚み寸法よりも狭く、
前記可動体側支持部の前記第1軸方向の厚み寸法は、前記凸部の前記第1軸方向の突出寸法および前記縁部の厚み寸法を含むことを特徴とする請求項7に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記縁部は、前記凸部を中心として同心円状に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記ジンバルフレームは、一対の前記突出板部分の間を経由して前記光軸方向に延びる第1ジンバルフレーム延設部を備え、
前記第1ジンバルフレーム延設部は、前記第1方向の先端に前記可動体側支持部を備えるとともに、前記可動体側支持部の前記第2方向に一対の前記突出板部分の間に位置する通過部を備え、
前記可動体側支持部の前記周方向の幅寸法は、前記通過部の前記周方向の幅寸法よりも長く、かつ、一対の前記突出板部分の間隔よりも長いことを特徴とする請求項7から9の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - カメラモジュールを備える可動体と、
前記可動体を前記カメラモジュールの光軸と交差する第1軸回りに揺動可能に支持すると共に、前記可動体を前記光軸および前記第1軸と交差する第2軸回りに揺動可能に支持するジンバル機構と、
前記ジンバル機構を介して前記可動体を支持する固定体と、を有し、
前記ジンバル機構は、ジンバルフレームと、前記ジンバルフレームおよび前記可動体を前記第1軸回りに回転可能に接続する可動体接続機構と、前記ジンバルフレームおよび前記固定体を前記第2軸回りに回転可能に接続する固定体接続機構と、を備え、
前記可動体接続機構および前記固定体接続機構のそれぞれは、球体および当該球体が固定された金属製のスラスト受け部材を備えるジンバルフレーム受け部材と、前記ジンバルフレームにおいて前記球体と接触する凹曲面を有する支持部と、を備え、
前記可動体は、前記カメラモジュールの外周側を囲むホルダを備え、
前記ホルダは、前記可動体接続機構に設けられた前記ジンバルフレーム受け部材を、前記球体の中心を前記第1軸が通過する位置に保持する保持部を備え、
前記光軸に沿った方向を光軸方向とし、前記第1軸に沿った方向を第1軸方向とした場合に、
前記可動体接続機構に設けられた前記ジンバルフレーム受け部材は、前記カメラモジュールの外周面に向けて延びる腕部を備え、前記腕部は、前記光軸方向から見て前記可動体接続機構に設けられた前記支持部と重なっており、
前記腕部の先端と前記外周面との前記第1軸方向の離間距離は、前記可動体接続機構に設けられた前記支持部の前記第1軸方向の厚み寸法よりも狭く、
前記固定体は、前記可動体の外周側を囲むケースを備え、前記ケースは、前記第2軸が通過する位置を前記光軸方向に切欠いた切欠き部を備え、
前記固定体接続機構に設けられた前記ジンバルフレーム受け部材は、前記切欠き部に配置されて前記球体の中心を前記第2軸が通過する位置に保持されることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記ケースは金属製であり、
前記固定体接続機構の前記ジンバルフレーム受け部材に設けられた前記スラスト受け部材は、前記ケースに溶接されていることを特徴とする請求項11に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
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