JP7356322B2 - フライヤー - Google Patents

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Description

本発明は、調理油を加熱して被調理品を油揚げするフライヤーに関するものである。
飲食店やコンビニエンスストア等の店舗では、被調理品を油揚げする業務用のフライヤーが実用化されている。フライヤーは、所定量の調理油が貯留される油槽と、該油槽内の調理油を加熱する加熱手段とを備えている。加熱手段としてのヒータを、油槽に貯留しれた調理油に浸漬し、該ヒータによって調理油を直接加熱するフライヤーが、特許文献1に開示されている。
また、調理油を電場に晒すことで、調理油の酸化を抑制して高い品質を維持し得る期間を長くしたり、調理時間を短縮したりし得ることが知られており、特許文献1に開示のフライヤーでは、油槽に貯留した調理油に浸漬するように電極を配置し、該電極に高電圧を印加して油槽内に電場を形成する構成が採用されている。
特許第4345086号公報
前記フライヤーでは、経時的に揚げカスが油槽の底部に沈殿して調理油が汚染されることから、揚げカスを除去する作業や、油槽の内部を清掃する作業等のメンテナンスが定期的に行われる。特許文献1のフライヤーは、油槽内のヒータとは別体で電極を配置しているため、メンテナンスに際してはヒータおよび電極を別々に油槽内から取り出さなければならず、メンテナンスが煩雑で時間が掛かる難点が指摘される。
また、特許文献1のフライヤーは、食品落下防止用の網の下側にヒータを配置すると共に、該網の上側に電極を配置しているため、経時的に揚げカスが電極上に堆積して電界の形成能力を低下させる問題もあった。
すなわち本発明は、前述した従来技術に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、メンテナンス性を向上することができるフライヤーを提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1の発明に係るフライヤーは、
調理油が貯留される油槽と、該油槽に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータとを備えたフライヤーにおいて、
電圧の印加により周囲に電場を形成する電極を、前記ヒータと一体的に変位するよう該ヒータに配設し
前記油槽内を、前記第1位置のヒータが収容されるヒータ収容領域と、被調理品の調理領域とに区画する区画部材を備え、
前記第1位置のヒータにおける発熱部の上側に位置する前記区画部材の区画部に、調理油の流通が可能な透孔が形成され、
前記電極は、前記第1位置において前記区画部の下部領域から外れて位置することを要旨とする。
請求項1の発明によれば、電場を形成する電極をヒータと一体的に変位するよう構成したので、メンテナンス性を向上すると共に、メンテナンスに要する時間を短縮することができる。また、油槽自体に電極を取り付けるための手段を設ける必要もないので、油槽内の清掃性が低下することもない。また、電極に揚げカスが堆積するのを抑制して、該電極による電場の形成能力が低下するのを防ぐことができる。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項の発明に係るフライヤーは、
調理油が貯留される油槽と、該油槽に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータとを備えたフライヤーにおいて、
電圧の印加により周囲に電場を形成する電極を、前記ヒータと一体的に変位するよう該ヒータに配設し、
前記電極は、前記第1位置において、調理油が下降した後に前方へ移動する領域で前記ヒータの下方に離間して位置し、長手が調理油の流れと交差する方向に延在すると共に、調理油の流れに沿う姿勢で配置されて、前記ヒータにより加熱される調理油の対流を阻害しないよう構成したことを要旨とする。
請求項の発明によれば、電場を形成する電極をヒータと一体的に変位するよう構成したので、メンテナンス性を向上すると共に、メンテナンスに要する時間を短縮することができる。また、油槽自体に電極を取り付けるための手段を設ける必要もないので、油槽内の清掃性が低下することもない。また、電極を、調理油の対流を阻害しない形状に形成したので、油槽内で調理油が滞ることなく対流し、電極により形成される電場に調理油を効果的に晒すことができ、調理油に対する酸化の抑制効果が高くなる。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項の発明に係るフライヤーは、
調理油が貯留される油槽と、該油槽に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータとを備えたフライヤーにおいて、
電圧の印加により周囲に電場を形成する電極を、前記ヒータと一体的に変位するよう該ヒータに配設し、
前記ヒータは、前記油槽に対し第1位置と第2位置との間を回動変位するように支持され、
前記電極は、前記ヒータの回動支点側に偏倚して該ヒータに配設したことを要旨とする。
請求項2の発明では、電場を形成する電極をヒータと一体的に変位するよう構成したので、メンテナンス性を向上すると共に、メンテナンスに要する時間を短縮することができる。また、油槽自体に電極を取り付けるための手段を設ける必要もないので、油槽内の清掃性が低下することもない。また、電極に対する電圧供給系の構成を簡略化し得る。
請求項の発明では、
前記ヒータは、前記油槽に対し第1位置と第2位置との間を回動変位するように支持され、
前記電極は、前記ヒータの回動支点側に偏倚して該ヒータに配設したことを要旨とする。
請求項の発明では、電極に対する電圧供給系の構成を簡略化し得る。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項の発明に係るフライヤーは、
調理油が貯留される油槽と、該油槽に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータとを備えたフライヤーにおいて、
電圧の印加により周囲に電場を形成する電極を、前記ヒータと一体的に変位するよう該ヒータに配設し、
前記ヒータに配設されて、前記第1位置において該ヒータと前記油槽の内面との間に隙間を画成する規制部材に前記電極を配設したことを要旨とする。
請求項3の発明では、電場を形成する電極をヒータと一体的に変位するよう構成したので、メンテナンス性を向上すると共に、メンテナンスに要する時間を短縮することができる。また、油槽自体に電極を取り付けるための手段を設ける必要もないので、油槽内の清掃性が低下することもない。また、ヒータを油槽に接触させないようにする規制部材に電極を配設するので、電極を配設するための専用の部材を新たに設ける必要はなく、電極を用いる場合における設計変更を最小限に止めてコストの上昇を抑制することができる。
請求項の発明では、
前記ヒータに配設されて、前記第1位置において該ヒータと前記油槽の内面との間に隙間を画成する規制部材に前記電極を配設したことを要旨とする。
請求項の発明では、ヒータを油槽に接触させないようにする規制部材に電極を配設するので、電極を配設するための専用の部材を新たに設ける必要はなく、電極を用いる場合における設計変更を最小限に止めてコストの上昇を抑制することができる。
請求項の発明では、
前記規制部材に一対の取付部が離間して設けられ、一方の取付部に他方の取付部に向けて突出する突起が設けられると共に、前記電極における各取付部と対向する端部に、対向する取付部に向けて突出する突部が夫々設けられ、
前記他方の取付部に、一方の取付部に向けて突出する突起を設けた接続部材が着脱自在に取り付けられ、
前記一方の取付部に対して電極は、筒状の絶縁部材に突部および突起を両側から挿入して絶縁状態で支持され、
前記他方の取付部に対して電極は、筒状の絶縁部材に突部および接続部材の突起を両側から挿入して絶縁状態で支持されるよう構成したことを要旨とする。
請求項の発明では、絶縁部材に固定時の応力が加わらず、取り付けおよび部品交換時の破損を抑制できる。また、規制部材に対して電極の一方を絶縁部材を介して支持したもとで、電極の他方を接続部材で規制部材に固定し得るようしたので、取り付けおよび部品交換時の作業が簡略化できる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記油槽の外部で電源部に接続する導電体が前記電極に接続され、該導電体を、調理油に対し成分を溶出させない絶縁部材で被覆したことを要旨とする。
この構成では、導電体を、他の部材に対して絶縁し得ると共に、絶縁部材の成分が溶出して調理油の品質が低下するのを防ぐことができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記導電体における電源部との接続側を支持する支持手段に、絶縁体を介して該導電体を支持するよう構成したことを要旨とする。
この構成では、導電体の効果的な絶縁を図ることができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記電極は板状に形成され、前記第1位置で電極の板面が上下方向に延在するよう構成したことを要旨とする。
この構成では、電極に揚げスが堆積するのを抑制して、該電極による電場の形成能力が低下するのを防ぐことができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記電極の表面積は、矩形平板状に比べて表面積が大きくなるよう形成してあることを要旨とする。
この構成では、電極と調理油との接触面積を増やして、該電極により形成される電場による効果を向上することができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記電極は、曲げ部を反復させた形状になっていることを要旨とする。
この構成では、電極の配設スペースを広くすることなく表面積を増加することができる。
本願には、次のような技術的思想が含まれている。
前記電極は、矩形平板状の本体と、該本体から延出する延出部とで構成したことを要旨とする。
この構成では、簡単な構成で電極の表面積を増加することができる。
本発明は、電場を形成するための電極を設けたフライヤーのメンテナンス性を向上することができる。また、電極により形成される電場を、調理油に効果的に作用することができ、調理油の品質劣化の抑制効果を高めると共に、調理時間を短縮することができる。
実施例に係るフライヤーを示す概略斜視図である。 実施例に係るヒータユニットを示す概略斜視図であって、油槽を二点鎖線で示している。 実施例に係るフライヤーを、ヒータユニットが第1位置の状態で示す要部概略断面図である。 実施例に係るヒータユニットを下側から見た概略斜視図である。 実施例に係るフライヤーを、ヒータユニットが第2位置の状態で示す要部概略断面図である。 実施例に係る連結部材と電極を示す概略斜視図である。 実施例に係る電極と電極棒との接続部分を示す要部概略断面図である。 実施例に係る電極棒のユニット基部に対する支持部分を示す要部概略斜視図である。 図8の支持部分を示す概略断面図である。 電極の第1の別実施例を示す概略断面図である。 電極の第2の別実施例を示す概略斜視図である。 電極の第3の別実施例を示す概略斜視図である。 連結部材に対する電極の取り付け構造の別の実施例を示す概略斜視図である。
次に、本発明に係るフライヤーにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1~図3、図5に示すように、実施例に係るフライヤー10は、上方に開口して所定量の調理油が貯留される油槽11と、この油槽11に配設され、ヒータ12によって油槽11に貯留された調理油を加熱するヒータユニット13とを備える。油槽11は、底面をなす底板11aと、側面をなす左右の側板11b,11bと、前面をなす前板11cと、後面をなす後板11dとから上方に開口する箱状に形成されて、これらの板11a,11b,11b,11c,11dによって調理油の貯留空間を画成している。また、側板11b,11b、前板11cおよび後板11dの上端縁に、外方に延出するように天板11eが設けられる。ヒータユニット13は、箱状のユニット基部14と、このユニット基部14から延出するヒータ12とを備え、ユニット基部14は、油槽11における後側の天板11eにおいて左右に離間して配設した一対の支持部15,15に、左右方向(側板11b,11bの対向方向)に延在する軸部16(図5参照)を介して左右方向の軸周りに回転可能に支持される。そして、ヒータユニット13は、軸部16を支点として上下方向に回動することで、ヒータ12を油槽内に配置した第1位置(図2、図3参照)と、ヒータ12を油槽外に配置した第2位置(図5参照)との間で変位するよう構成される。
実施例のヒータ12は、図2、図4に示す如く、複数(実施例では3つ)のヒータ体17を、左右方向に延在する連結部材18によって連結して構成される。各ヒータ体17は、ヒータユニット13の第1位置において、前記ユニット基部14における油槽11の貯留空間側に張り出している底面から油槽11の後板11dに沿って上下に直線的に延在する非発熱部17aと、この非発熱部17aの下部に繋がって油槽11の底部から上方に離間する位置を前後方向に直線部が延在するように蛇行する発熱部17bとを備え、この発熱部17bを油槽11の調理油に浸漬して該調理油を直接加熱するよう構成される。図1、図2に示す如く、ユニット基部14の左側部には、ヒータユニット13を回動操作するための操作レバー19が配設されており、操作レバー19は、ヒータユニット13が第1位置に位置付けられている状態で、油槽11の上部開口から外れた左横側で前後方向に延在している。そして、ヒータユニット13は、第1位置からユニット基部14を約90°後方へ向けて回動することで、ヒータ12(ヒータ体17)の発熱部17bが上下方向に延在するように油槽11の上側に持ち上げられた第2位置となり、第2位置において後述するストッパ24によって姿勢保持される。このように、フライヤー10は、ヒータユニット13を第2位置に変位することで、油槽11に溜まる揚げカスを除去したり、油槽内を清掃するなど、油槽11のメンテナンスを行い易くしてある。
図2~図4に示す如く、前記連結部材18は、ヒータ体17の非発熱部17aにおける発熱部17bとの連繋部近傍において、複数のヒータ体17を連結するように配置される。また、連結部材18には、第1位置においてヒータ12から後側に離間するように屈曲して下方に延在する当接部18aが設けられ、該当接部18aが油槽11の後板11dに当接することで、ヒータ12(ヒータ体17)の非発熱部17aを後板11dから所定長さだけ離間した位置に保持するよう構成される。すなわち、連結部材18は、第1位置においてヒータ12と油槽11の内面との間に隙間を画成して、ヒータ12が油槽11に接触するのを防ぐ規制部材としての機能を有する。
図2に示す如く、前記連結部材18には、ヒータユニット13の第1位置において調理油に浸漬する油温検知手段20が取付部材21によって取り付けられ、この油温検知手段20の信号が図示しない制御部に入力される。そして、制御部は、油温検知手段20の油温検知に基づいて、油槽11内の調理油の温度を設定温度に維持するよう、ヒータ12への通電を制御する。また、所定位置のヒータ体17の発熱部17bに、サーモスタット等の過熱検知手段22が取付具23によって取り付けられ、この過熱検知手段22の信号が制御部に入力される。そして、制御部は、油温検知手段20等の故障でヒータ12が過度に昇温したことを過熱検知手段22で検知したときにヒータ12への通電を遮断するよう構成される。
図1、図2に示す如く、前記ストッパ24は、前記ユニット基部14と共に回動する係合バー25と、前記各支持部15に配設されて該係合バー25が係合可能な凹部26aが形成された位置決め部材26とを備え、ヒータユニット13を第1位置から第2位置に回動変位した際に、係合バー25が位置決め部材26,26の凹部26a,26aに係合することで、ヒータユニット13は第2位置に保持される。なお、ストッパ24は、使用者が係合バー25を昇降変位操作可能な操作片27を備えており、該操作片27の操作により係合バー25と凹部26aとの係合を解除して、ヒータユニット13の第2位置から第1位置への回動変位を許容するよう構成される。
前記フライヤー10では、調理中に被調理品や衣の一部が分離し、これらが調理油に揚げられた揚げカスがヒータ12に付着したり、該ヒータ12の下方に沈殿することに起因してヒータ12の加熱効率が低下するのを防止するために、図1、図3に示すように、ヒータ12における発熱部17bの上側に区画部材28が配置される。この区画部材28は、第1位置のヒータ12における発熱部17bに載置される敷き板(区画部)28aと、該敷き板28aの後端縁から所定高さで立上がる画成板28bとからL字状に形成された部材であって、画成板28bに、前記連結部材18に設けた係止部18bに係止可能な係止孔28cが形成されている。敷き板28aの前端部側に略V字状の屈曲部28dが設けられ、係止孔28cを係止部18bに係止した状態で、屈曲部28dのみがヒータ12(ヒータ体17)の発熱部17bの上面に接触し、その他の部分は発熱部17bに対して離間するよう構成される。また、敷き板28aには調理油が流通可能な複数の透孔が穿設されており、ヒータ12により加熱された調理油の対流を阻害しないよう構成される。
前記区画部材28の左右方向の寸法は、油槽内の左右方向の寸法より僅かに小さく設定されており、図3に示す如く、該区画部材28を油槽内に設置することで、調理油が貯留される前記貯留空間を、第1位置のヒータ12が収容されるヒータ収容領域30と、調理油により被調理品を調理する調理領域31とに区画し、該調理領域31で被調理品が調理されることで発生した揚げカスがヒータ収容領域30に入り込むのを区画部材28で防ぐよう構成される。ヒータ収容領域30は、油槽11の後板11dと画成板28bとの間に画成される縦収容部30aと、油槽11の底板11aと敷き板28aとの間に画成される横収容部30bとからなるL字状の領域であって、縦収容部30aにヒータ12の非発熱部17aが位置すると共に、横収容部30bにヒータ12の発熱部17bが位置する。なお、敷き板28aは、調理油の対流を許容するものであれば、網体(メッシュ)等で形成したものであってもよい。
図2~図4に示す如く、前記連結部材18の当接部18aには、ヒータユニット13の第1位置において前方に向けて斜め下方に延出する一対の取付部18c,18cが左右方向に離間して設けられる。両取付部18c,18cの間に、セラミック等の絶縁材料からなる保持部材32,32を介して電極33が配設されている。電極33は、ヒータユニット13の第1位置においてヒータ12の下方に所定距離離間して位置し、ヒータ12に対して絶縁されている。また、電極33は矩形平板状の部材であって、図示しない電源部から高電圧(例えば、150~1700V)を印加することで周囲に電場を形成する。図6~図9に示す如く、電極33に設けられた接続端子34に、導電体である金属製の電極棒35の一端が接続されると共に、該電極棒35の他端は、前記ユニット基部14の内部に導入されて、後述する支持部材39で支持される。電極棒35は、前記ヒータ体17における非発熱部17aと平行に延在すると共に、ユニット基部14の外部に位置する部位は、調理油に成分が溶出しないセラミック等を材質とする絶縁部材36で被覆されている。
図8、図9に示す如く、前記電極棒35の他端部に、フッ素ゴム等からなる絶縁体38が装着され、該絶縁体38を介して電極棒35はユニット基部14に対して絶縁状態で支持される。具体的に、絶縁体38は、電極棒35が挿通される筒状に形成された本体38aに、径方向に突出するフランジ38bが設けられ、本体38aにおけるフランジ38bから下方に突出する部分を、ユニット基部14の底板37に形成した通孔37aに挿通すると共に、本体38aにおけるフランジ38bから上方に突出する部分を、底板37の上側に配設された支持部材39に形成した通孔39aに挿通した状態で、フランジ38bが底板37と支持部材39とで挟持される。そして、絶縁体38から上方に突出する電極棒35に接続する配線40が電源部に接続されて、電源部からの電圧は、配線40および電極棒35を介して電極33に印加される。実施例では、電極棒35における油槽11の外部で、該電極棒35が電源部に配線40を介して接続され、この電極棒35における電源部との接続側が、支持部材39と底板37とからなる支持手段に対して絶縁体38を介して支持される。
前記連結部材18に配設した前記電極33は、図3に示す如く、ヒータユニット13の第1位置において、前記ヒータ収容領域30に位置すると共に、前記区画部材28における敷き板28aの下部領域から外れて位置する。また第1位置において電極33は、油槽11の後板11dから前方に離間するにつれて下方傾斜する姿勢で、ヒータ12における非発熱部17aと発熱部17bとの連繋部の下方に離間して、ヒータ12と電極33との間に絶縁空間が画成されるよう構成される。また、ヒータ収容領域30における第1位置の電極33が位置する領域は、ヒータ12の発熱部17bによって加熱されて上昇した調理油が、上層側で冷えて下降するように移動する領域であって、該領域において調理油は後板11dに沿って下降した後にヒータ12における連繋部の形状に沿って前方(発熱部17bの下側)へ移動する。すなわち、電極33は、その全体が第1位置において調理油が移動する流れに沿う姿勢(形状)になっており、該電極33によって調理油の対流が阻害されることなく、該調理油を整流するように機能する。また、前記ヒータ体17を連結する連結部材18に配設される電極33は、図5に示す如く、ヒータユニット13(ヒータ12)の回動支点側に偏倚して位置する。
〔実施例の作用〕
次に、前述のように構成された実施例のフライヤー10の作用について説明する。
図2、図3に示す如く、前記ヒータユニット13を第1位置に位置付けたもとで、前記ヒータ12に通電すると、該ヒータ12の発熱部17bと接触する調理油が加熱されて上昇し、上方に移動して温度低下した調理油は発熱部17bの上部領域を外れた位置を下降して再び発熱部17bに接触するように対流することで、調理油の全体が温度上昇する。また、前記電極33に電源部から高電圧を印加すると、該電極33の周囲に電場が形成され、油槽内を対流する調理油に電場が印加されることにより、通常より調理油温度を下げた状態で調理可能となる。また、調理油温度を下げた状態で調理することにより、調理油の酸化が抑制できる。従って、調理油の品質は長い期間に亘って維持され、調理油の交換間隔を長くしてランニングコストを低減することができる。また、調理時間を短縮することができる。
実施例のフライヤー10は、電場を形成する電極33を、ヒータ12に一体的に変位可能に配設したので、揚げカスの除去や油槽内の清掃等のメンテナンスに際しては、ヒータユニット13を第1位置から第2位置に変位するだけで、電極33も油槽外に引き上げられる。すなわち、ヒータ12と電極33とを別々に油槽外に取り出す手間がいらず、メンテナンスに要する時間を短縮することができる。また実施例では、複数のヒータ体17を連結すると共にヒータ12を油槽11の内面に接触させないようにするために機能する連結部材18に、電極33を配設しているので、油槽内に、電極33を取り付けるための手段を設ける必要はなく、油槽内に清掃に邪魔となる突部がないので清掃性が低下することもない。また、電極33を配設するための専用の部材を新たに設ける必要がないので、電極33を用いる場合における設計変更を最小限に止めてコストの上昇を抑制することができる。
前記電極33は、図3に示す如く、油槽内での調理油の対流を阻害しない形状に形成されているので、電極33を調理油に浸漬しても該電極33によって油槽内での調理油の流れが滞ることはなく、電極33により形成される電場に調理油を効果的に晒すことができ、調理油の酸化の抑制効果が高くなる。また、電極33は、調理油の対流を阻害するだけでなく、調理油を整流する姿勢となっているので、油槽内での調理油の対流がスムーズになり、電場による調理油の酸化の抑制効果をより高めることができる。
前記電極33は、第1位置において前記区画部材28における敷き板28aの下部領域から外れて位置するよう構成したので、前記ヒータ収容領域30とは区画される調理領域31で被調理品が調理される際に発生する揚げカスが電極33に堆積するのを敷き板28aによって抑制することができる。すなわち、電極33による電場の形成能力が低下するのを抑制することができるので、調理油に電場を効果的に印加することができ、通常より調理油温度を下げた状態で調理可能となり、調理油温度を下げた状態で調理することにより調理油の酸化が抑制できる。また、調理時間の短縮化を図ることができる。
前記ヒータ12に対して電極33を、ヒータユニット13の回動支点側に偏倚して配設したので、電極33まで電圧を供給する電極棒35の長さを短かくし得ると共に、該電極棒35の形状等を簡略化することができる。すなわち、電源部から配線40を介して供給される電圧を電極33に供給する電極棒(電圧供給系)35の構成を簡略化することができ、製造コストを抑制し得る。また、電極33に電圧を供給する経路における調理油に浸漬する部分を、金属製の電極棒35で構成すると共に、該電極棒35を、調理油に対して成分を溶出させない材質の絶縁部材36で被覆するよう構成したので、電極棒35と他の部材との絶縁を図ると共に、電極棒35を被覆する絶縁部材36から成分が溶出することはなく、調理油の品質が低下するのを防ぐことができる。更に、電極棒35をユニット基部14に支持する前記支持部材39およびユニット基部14の底板37に対し、該電極棒35を絶縁体38を介して支持するよう構成したので、ユニット基部14に対して電極棒35を効果的に絶縁することができる。
図10~図12は、実施例とは別の実施例に係る電極41,42,43を示すものであって、別の実施例については、実施例の構成と異なる部分についてのみ説明する。また、実施例で説明した同一部材には、同じ符号を付すものとする。
〔第1の別実施例〕
図10に示す第1の別実施例に係る電極41は、実施例と同一の平板形状に形成されたものであって、前記連結部材18に配設された電極41は、第1位置において板面が上下方向(略鉛直)に延在するよう構成される。このように、電極41をヒータ収容領域30において鉛直姿勢で配置することで、敷き板28aの透孔や区画部材28と油槽内面との間の隙間からヒータ収容領域30に入り込んで沈降してくる揚げカスが、電極上端に堆積するのを抑制することができ、該電極41による電場の形成能力が低下するのを防ぐことができる。なお、電極41は、ヒータ収容領域30において調理油が後板11dに沿って下方に移動する領域に配置すれば、調理油の対流を阻害することはない。
〔第2の別実施例〕
図11に示す第2の別実施例に係る電極42は、平板を板厚方向に曲げた曲げ部42aを、左右方向(電極42の長手方向)に反復するように形成されたものであって、矩形平板状の形状に比べて表面積を大きく構成されている。すなわち、第2の別実施例に係る電極42は、調理油との接触面積を増加して、該電極42により形成される電場による効果を向上することができる。また、電極42の曲げ部42aは、板厚方向に曲げられているので、該電極42を配設するための左右方向の配設スペースを広くすることなく表面積を増加することができ、配設スペースが大きくなるのを抑制し得る。また、電極42の板面(前後左右の面)は、前記ヒータ収容領域30において調理油が移動する流れに沿う方向に延在しており、該電極33によって調理油の対流が阻害されることもない。
〔第3の別実施例〕
図12に示す第3の別実施例に係る電極43は、矩形平板状の本体43aと、該本体43aから延出する延出部43b,43cとから形成されて、該延出部43b,43cによって表面積を増加するよう構成される。電極43は、本体43aの左右方向の端部が、前記連結部材18の取付部18c,18cに保持部材32,32を介して配設される。延出部43b,43cは、第1位置の電極43において、本体43aの上側の縁における左右方向の一端側に設けられて上方に延出する第1の延出部43bと、該上側の縁に沿って第1の延出部43bと同一側に延出する第2の延出部43cとが設けられる。各延出部43b,43cは、連結部材18の当接部18aに対して所定間隔離間して位置して、該連結部材18に対する絶縁性を保つよう構成される。すなわち、第3の別実施例に係る電極43では、延出部43b,43cを設けるだけの簡単な構成で、電極43と調理油との接触面積を増加することができ、該電極43により形成される電場による効果を向上することができる。また、電極43の本体43aおよび延出部43b,43cの板面は、前記ヒータ収容領域30において調理油が移動する流れに沿う方向に延在しており、該電極43によって調理油の対流が阻害されることもない。
図13は、連結部材(規制部材)18に対する電極33の取り付け構造の別実施例を示すものであって、該別実施例については、実施例の構成と異なる部分についてのみ説明する。また、実施例で説明した同一部材には、同じ符号を付すものとする。なお、図13では、実施例の電極33を挙げて説明するが、当該取り付け構造は、第1~第3の別の実施例に係る電極41,42,43においても採用し得るものである。
図13に示す如く、前記連結部材18に設けた一対の取付部18c,18cにおける一方の取付部18cに、他方の取付部18cに向けて突出する突起50が設けられる。この突起50は、例えば、別部材のピンを溶接により固定して設けたり、取付部18cに一体形成したものであってもよい。また、電極33の長手方向の両端に、対向する取付部18cに向けて突出する突部51が夫々設けられる。そして、一方の取付部18cに対して電極33の対向する端部は、セラミック等の筒状の絶縁部材52に突部51および突起50を両側から挿入して絶縁状態で支持される。
前記他方の取付部18cに対して図示しないネジによって着脱自在な接続部材53に、該接続部材53を他方の取付部18cに固定した状態で一方の取付部18cに向けて突出する突起53aが設けられる。そして、他方の取付部18cに対して電極33の対向する端部は、セラミック等の筒状の絶縁部材52に突部51および接続部材53の突起53aを両側から挿入して絶縁状態で支持される。すなわち、連結部材18に対して電極33は、その両端が絶縁部材52,52によって支持される。
前記連結部材18に対して電極33を取り付ける場合は、先ず一方の取付部18cの突起50を一方の絶縁部材52に一方から挿入し、該絶縁部材52に他方から電極33に設けた一方の突部51を挿入する。このとき、一方の絶縁部材52に両側から挿入した突起50および突部51は接触しておらず、取付部18cと電極33とは絶縁状態となっている。次に、電極33に設けた他方の突部51を他方の絶縁部材52に一方から挿入し、該絶縁部材52に他方から接続部材53に設けた突起53aを挿入する。このとき、他方の絶縁部材52に両側から挿入した突部51および突起53aは接触しておらず、接続部材53と電極33とは絶縁状態となっている。そして、接続部材53を他方の取付部18cにネジ止め固定することで、連結部材18に対して電極33は、その両端が絶縁部材52,52によって絶縁状態で支持された状態で固定される。
取り付け構造の別実施例では、前記連結部材18に対して電極33を絶縁状態で支持する絶縁部材52,52は、取付部18c、電極33および接続部材53に設けたに突起50,53aや突部51が挿入されているだけであり、接続部材53を取付部18cに固定するネジの締め付け時の応力が加わらない。従って、取り付けおよび部品交換時に、絶縁部材52が破損すのを抑制することができる。また、取付部18cにネジ止めするのは接続部材53のみであるので、取り付けおよび部品交換時の作業が簡略化できる。
〔変更例〕
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例では、3つのヒータ体を纏めてヒータを構成したが、ヒータは1つのヒータ体から構成したものであっても、2つまたは4つ以上のヒータ体から構成したものであってもよい。
2.電極の表面積を大きくする形状としては、第2や第3の別実施例の形状に限定されるものでなく、矩形平板状に比べて表面積を大きくし得るものであれば、円柱形状であってもよく、また曲げ部についても角形状に屈曲するものに限らず、湾曲状に曲げたものや山形状に曲げたものであってもよい。また、電極に設ける延出部は、第3の別実施例のように第1位置において本体の上側の縁から上側の延出するものに限らず、下側の縁から本体の板面に沿う方向に延出するもの等、延出部が設けられる部位は、周囲の部材との絶縁を図り得る部位であれば任意に設定することができる。
3.実施例では、複数のヒータ体を連結する連結部材に電極を配設するための部分(取付部)を設けて、該連結部材に電極を配設したが、連結部材とは別に設けた取付具によって電極をヒータに一体的に変位可能に配設する構成を採用することができる。
11 油槽,12 ヒータ,17b 発熱部,18 連結部材(規制部材)
18c 取付部,28 区画部材,28a 敷き板(区画部),30 ヒータ収容領域
31 調理領域,33 電極,35 電極棒(導電体),36 絶縁部材
37 底板(支持手段),38 絶縁体,39 支持部材(支持手段),41 電極
42 電極,42a 曲げ部,43 電極,43a 本体,43b 第1の延出部
43c 第2の延出部,50 突起,51 突部,52 絶縁部材,53 接続部材
53a 突起

Claims (7)

  1. 調理油が貯留される油槽(11)と、該油槽(11)に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータ(12)とを備えたフライヤーにおいて、
    電圧の印加により周囲に電場を形成する電極(33,41,42,43)を、前記ヒータ(12)と一体的に変位するよう該ヒータ(12)に配設し
    前記油槽内を、前記第1位置のヒータ(12)が収容されるヒータ収容領域(30)と、被調理品の調理領域(31)とに区画する区画部材(28)を備え、
    前記第1位置のヒータ(12)における発熱部(17b)の上側に位置する前記区画部材(28)の区画部(28a)に、調理油の流通が可能な透孔が形成され、
    前記電極(33,41,42,43)は、前記第1位置において前記区画部(28a)の下部領域から外れて位置する
    ことを特徴とするフライヤー。
  2. 調理油が貯留される油槽(11)と、該油槽(11)に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータ(12)とを備えたフライヤーにおいて、
    電圧の印加により周囲に電場を形成する電極(33,41,42,43)を、前記ヒータ(12)と一体的に変位するよう該ヒータ(12)に配設し
    前記ヒータ(12)は、前記油槽(11)に対し第1位置と第2位置との間を回動変位するように支持され、
    前記電極(33,41,42,43)は、前記ヒータ(12)の回動支点側に偏倚して該ヒータ(12)に配設した
    ことを特徴とするフライヤー。
  3. 調理油が貯留される油槽(11)と、該油槽(11)に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータ(12)とを備えたフライヤーにおいて、
    電圧の印加により周囲に電場を形成する電極(33,41,42,43)を、前記ヒータ(12)と一体的に変位するよう該ヒータ(12)に配設し
    前記ヒータ(12)に配設されて、前記第1位置において該ヒータ(12)と前記油槽(11)の内面との間に隙間を画成する規制部材(18)に前記電極(33,41,42,43)を配設した
    ことを特徴とするフライヤー。
  4. 調理油が貯留される油槽(11)と、該油槽(11)に支持されて調理油に浸漬する油槽内の第1位置と油槽外の第2位置との間で変位可能なヒータ(12)とを備えたフライヤーにおいて、
    電圧の印加により周囲に電場を形成する電極(33,41,42,43)を、前記ヒータ(12)と一体的に変位するよう該ヒータ(12)に配設し
    前記電極(33,41,42,43)は、前記第1位置において、調理油が下降した後に前方へ移動する領域で前記ヒータ(12)の下方に離間して位置し、長手が調理油の流れと交差する方向に延在すると共に、調理油の流れに沿う姿勢で配置されて、前記ヒータ(12)により加熱される調理油の対流を阻害しないよう構成した
    ことを特徴とするフライヤー。
  5. 前記ヒータ(12)は、前記油槽(11)に対し第1位置と第2位置との間を回動変位するように支持され、
    前記電極(33,41,42,43)は、前記ヒータ(12)の回動支点側に偏倚して該ヒータ(12)に配設した請求項1または4記載のフライヤー。
  6. 前記ヒータ(12)に配設されて、前記第1位置において該ヒータ(12)と前記油槽(11)の内面との間に隙間を画成する規制部材(18)に前記電極(33,41,42,43)を配設した請求項1、2または5の何れか一項に記載のフライヤー。
  7. 前記規制部材(18)に一対の取付部(18c,18c)が離間して設けられ、一方の取付部(18c)に他方の取付部(18c)に向けて突出する突起(50)が設けられると共に、前記電極(33)における各取付部(18c)と対向する端部に、対向する取付部(18c)に向けて突出する突部(51)が夫々設けられ、
    前記他方の取付部(18c)に、一方の取付部(18c)に向けて突出する突起(53a)を設けた接続部材(53)が着脱自在に取り付けられ、
    前記一方の取付部(18c)に対して電極(33)は、筒状の絶縁部材(52)に突部(51)および突起(50)を両側から挿入して絶縁状態で支持され、
    前記他方の取付部(18c)に対して電極(33)は、筒状の絶縁部材(52)に突部(51)および接続部材(53)の突起(53a)を両側から挿入して絶縁状態で支持されるよう構成した請求項3または6記載のフライヤー。
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