JP7356180B2 - 培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 - Google Patents
培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7356180B2 JP7356180B2 JP2021514191A JP2021514191A JP7356180B2 JP 7356180 B2 JP7356180 B2 JP 7356180B2 JP 2021514191 A JP2021514191 A JP 2021514191A JP 2021514191 A JP2021514191 A JP 2021514191A JP 7356180 B2 JP7356180 B2 JP 7356180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- culture
- culture solution
- fibers
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M1/00—Apparatus for enzymology or microbiology
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/12—Unicellular algae; Culture media therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Virology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Botany (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
そこで、本発明は、培養の効率を向上させることが可能な培養装置などを提供することを目的とする。
また、前記第1繊維および前記第2繊維は各々湾曲部を有し、当該第1繊維の湾曲部は、当該第2繊維の湾曲部よりも曲率半径が小さいとよい。
また、前記担体は、前記複数の第1繊維および前記複数の第2繊維により形成される繊維層を積層して構成されるとよい。
また、前記第1繊維および前記第2繊維は、前記担体に照射される光の少なくとも一部を透過可能であるとよい。
また、前記担体は、前記培養装置において吊り下げて設けられ、前記第1繊維に沿う向きの方が前記第2繊維に沿う向きよりも伸びやすいとよい。
<培養システム1>
図1は、本実施の形態に係る培養システム1を示す概略構成図である。
まず、図1を参照して、本実施の形態が適用される培養システム1の概略構成を説明する。
照射部の一例である担体照射ユニット70は、担体ユニット10を挟んで奥行方向両側から担体ユニット10に向けて光を照射する第1照射パネル71および第2照射パネル73を有する。図示の例においては、第1照射パネル71および第2照射パネル73は、担体ユニット10に対向配置する略板状の形状である。第1照射パネル71および第2照射パネル73は、例えば、光源として蛍光灯、有機ELまたはLED等を配列しており、微生物の増殖に適した波長や光量の光を照射するように構成されている。第1照射パネル71および第2照射パネル73が照射する光の波長は、例えば380~780nmの範囲である。また、第1照射パネル71および第2照射パネル73は、例えば赤色光のみで増殖が可能な微生物に対しては、赤色光のみを照射できるとよい。
また、培養液としては、微細藻類を通常の方法により培養して、微生物の濃度を高めることが可能な培地の希釈液であれば、特に制限されない。培地としては、例えばCHU培地、JM培地、MDM培地などの一般的な無機培地を用いることができる。さらに、培地としては、ガンボーグB5培地、BG11培地、HSM培地の各種培地の希釈液が好ましい。無機培地には、窒素源としてCa(NO3)2・4H2OやKNO3、NH4Clが、その他の主要な栄養成分としてKH3PO4やMgSO4・7H2O、FeSO4・7H2Oなどが含まれる。また、培地には、微細藻類の生育に影響を与えない抗生物質等を添加してもよい。培地のpHは4~10が好ましい。また、各種産業から排出される廃水等を利用してもよい。
図2は、担体12の斜視図である。
図3は、担体ユニット10の概略構成図である。
次に、図1乃至図3を参照しながら、担体ユニット10の詳細構成を説明する。
上記のように、担体ユニット10は、担体12と、カバー15と、支持体17とを有する。以下、各々の構成について説明をする。
図2に示すように、担体12は、微生物を含む培養液が通過する板状部材である。図示の担体12は、正面視略長方形の布部材である。より具体的には、担体12は、可撓性を有する部材、より具体的にはポリエステルなどの樹脂繊維により構成されている。また、図示の担体12は、第1照射パネル71および第2照射パネル73から照射される光の少なくとも一部を透過する糸状部材により形成される。なお、担体12の材質は特に限定されるものではなく、綿、絹、毛、アクリル等を用いてもよい。
図1に示すように、カバー15は、可撓性を有するシート部材の長手方向の中央を折り曲げて形成されている。カバー15は、担体照射ユニット70から照射する光を透過する材質により構成される。カバー15は、例えば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、PET等の合成樹脂により構成される。
図3に示すように、支持部の一例である支持体17は、カバー15を支持するカバー支持体171と、担体12を支持する担体支持体173と、炭酸ガスを供給するガス供給管177と、カバー支持体171、担体支持体173、およびガス供給管177を支持する枠体179とを有する。なお、支持体17は、例えばアルミニウムなど微生物の培養を妨げない材質で形成される。
図4は、図3のIV-IVにおける断面図である。
図5は図4の領域Vにおける拡大図である。
次に、図3乃至図5を参照しながら、担体ユニット10における担体12の周辺の構造について説明する。
担体12の第1部121の表面および/または内部においては、培養液が上下方向上側から下側へと流れる(図中矢印A7参照)。
本発明の微生物培養システムを用いた光合成微生物の製造について、以下詳述する。本発明の微生物培養システムの利点としては、オープンポンドでの培養と比較して増殖後の細胞の回収が容易であること、及び、光合成生物に適用した場合には、担体に付着あるいは滞留している細胞量が多くなっても増殖速度が保たれることにある。実施例2の結果を示す図17は、クロレラ細胞の布(本発明の担体12に対応)上での増殖曲線である。左図(a)は縦軸の微生物量を対数目盛で表し、右図(b)は線形目盛で表したものである。左図での直線部は指数的な増殖(対数増殖期)を表し、右図の直線部は直線増殖期を表す。したがって、本発明の微生物培養システムを用いた光合成微生物の製造における担体12上でも、はじめ対数増殖、その後、直線増殖となってほぼ飽和に近づきながら緩やかな増殖となり、基本的には、液体培地中での懸濁培養と類似の増殖曲線をとる。しかし、本発明の微生物培養システムを用いた光合成微生物の製造では、担体12上に付着あるいは滞留している細胞は、ほとんど移動しないため、その表面に位置する細胞が光を受光し続ける。そのため、光を受け続ける表層の細胞群と担体12との間にあって表層細胞群の陰に位置する内部細胞群との異なる環境の細胞群からなる。すなわち、表層の細胞群の細胞は、対数増殖の増殖能力を保持する細胞である。この点は、細胞濃度が高くなり直線増殖期に移行した液体培養中の細胞と異なる。オープンポンドでの培養では、攪拌により、細胞が照射光を直接受ける位置と他の細胞の陰になる位置とに移動が繰り返され、細胞数の増加に伴い全細胞の増殖能力が一様に抑制されるからである。よって、本発明の微生物培養システムを用いた光合成微生物の製造においては、倍加時間の遅い光合成微生物でも、担体12への付着量を高めることにより、より高い生産量が確保できる特徴をもつ。
C0 ≧ P/(μ-1) ・・・(1)
により設定することができる(μは比増殖速度として、時に時間あたりで表される)。本発明においては、Pが例えば5g/m2以上、6g/m2以上、7g/m2以上、8g/m2以上、9g/m2以上、10g/m2以上、15g/m2以上、20g/m2以上になるように、最初の細胞量C0を設定することができる。Pの上限は特に限定されないが、担体12の表層の細胞に対する十分な光量を確保するため、300g/m2以下であることが好ましく、100g/m2以下がより好ましく、50g/m2以下がさらに好ましい。また、1日当たりの回収可能細胞量は、以下の式(2)
[回収可能細胞量(gDW/m2・日)]=[固相表面細胞量(gDW/m2)]×(2(24/倍加時間)-1) ・・・(2)
(式中、「固相表面細胞量」は、担体12上の光が十分当たる細胞量である)
により設定することができる。
図6(a)乃至(d)は、実験1乃至4の条件を説明する図である。
図7は、実験1乃至4における収穫量を示すテーブルである。
第1配管51、第2配管53、第3配管57は、シリコン製ホース(10×13mm)を用いた。ここで、Y字コネクター(アズワン、1-7377-18)を用いることにより、第1配管51において2本のカバー支持体171へ分岐する流路を確保した。
培養槽31は、ポリプロピレン製であり、寸法は、幅30cm、奥行15cm、高さ30cmとした。培養液は、表1に示す通りである。
上記のように培養システム1が培養する培養対象は、クロレラやシネコキスティス、スピルリナのような運動性のないあるいは乏しい光合成微生物だけでなく、鞭毛で水中を運動するプランクトン性のユーグレナやクラミドモナス、プレウロクリシスも含まれる。言い替えると、培養システム1の培養対象となる微生物は、きわめて多様である。培養システム1の培養対象となる主な微生物群としては、例えば以下のA類、B類、C類が挙げられる。
真正細菌には、酸素非発生型の光合成細菌や酸素発生型光合成を行うシアノバクテリア、有機物質を利用する通性嫌気性発酵性細菌と非発酵性細菌、さらに無機栄養細菌、放線菌およびコリネバクテリウム、有胞子細菌を挙げることができる。光合成細菌には、ロドバクター、ロドスピリルム、クロロビウム、クロロフレクサスが挙げられる。シアノバクテリアにはシネココッカス、シネコキスティス、スピルリナ、アルスロスピラ、ノストック、アナベナ、オシラトリア、リングビア、イシクラゲ、スイゼンジノリが挙げられる。通性嫌気性発酵性細菌として大腸菌、乳酸菌が挙げられる。非発酵性細菌としてシュードモナスが挙げられる。無機栄養細菌として水素細菌が挙げられる。放線菌としてストレプトマイセスが、有胞子細菌として枯草菌が挙げられる。古細菌は好熱菌や高度好塩菌が挙げられる。好熱菌としてサーモコッカスが、高度好塩菌としてハロバクテリウムが挙げられる。その他に、グルタミン酸生産菌、リジン生産菌、セルロース生産菌などが挙げられる。
微細藻類には、緑藻、トレボキシア藻、紅藻、珪藻、ハプト藻、真正眼点藻、ユーグレナ、褐虫藻が挙げられる。
緑藻にはクロレラ、セネデスムス、クラミドモナス、ボトリオコッカス、ヘマトコッカス、ナンノクロリス、シュードコリシスティスが、トレボキシア藻としてパラクロレラやココミクサが挙げられる。紅藻としてシアニディオシゾン、シアニディウム、ガルディエリア、ポルフィリディウムが、珪藻としてニッチア、フェオダクティルム、キートケロス、タラシオシラ、スケレトネマ、フィツリフェラが挙げられる。ハプト藻として、プレウロクリシス、ゲフィロカプサ、エミリアニア、イソクリシス、パブロバが挙げられる。真正眼点藻としてナンノクロロプシス、ユーグレナとしてユーグレナが挙げられる。さらに、サンゴの共生藻である褐虫藻としてはシンビオディニウムが挙げられる。
菌類には酵母菌とコウジカビが挙げられる。また、担子菌類の菌糸培養は培養対象となる。さらに、水生変形菌類(現在は原生生物)のラビリンチュラも適用できる。ラビリンチュラとしては、オーランチオキトリウムを挙げられる。
なお、微細藻類は、シアノバクテリアを含むものとして捉えることができる。
図8は、培養システム1における微生物の製造方法動作を説明するフローチャートである。
上記のような培養システム1において実行される微生物を培養する方法は、微生物の製造方法として捉えることができる。以下、図8を参照しながら、培養システム1において実行される微生物の製造方法を説明する。
図9乃至図11は、本実施の形態における変形例を説明する図である。
次に、図9乃至図11を参照しながら、本実施の形態における変形例を説明する。なお、以下の説明においては、上記実施の形態で説明した構成と同一の部分には同一の符号をつけ、その詳細な説明は省略する。
図12(a)および(b)は、他の実施の形態における担体120の概略構成図である。具体的には、図12(a)は担体120の奥行方向における断面を示す図であり、図12(b)は担体120を構成する縦糸1260および横糸1270の構造を示す図である。
図13は、縦糸1260および横糸1270の差異を説明する図である。
図14(a)乃至(c)は、担体120の滴下試験について説明をする図である。具体的には、図14(a)は縦方向試験の結果を示す図であり、図14(b)は横方向試験の結果を示す図であり、図14(c)は担体120の配置と拡散の関係を示す図である。なお、図14(a)および(b)においては、横糸1270の記載は省略している。
図15(a)乃至(c)は、担体120の引張試験について説明をする図である。具体的には、図15(a)は縦方向試験片を示す図であり、図15(b)は横方向試験片を示す図であり、図15(c)は引張試験の結果を示す図である。なお、図15(a)および(b)においては、横糸1270の記載は省略している。
図16は、培養システム1における殺菌処理を説明するフローチャートである。
次に、培養システム1における殺菌処理について説明をする。
上記においては説明を省略したが、培養システム1を稼働させることにともない、例えば培養システム1に異物が混入することがある。そして、この異物が、カビなどの菌類であると、培養システム1内において増殖し、微生物の収穫量を低減させることがある。
上記の説明においては、縦糸1260および横糸1270の湾曲形状などを異ならせることで、水平方向への水の拡散を促進することや、各々の伸びやすさを異ならせることを説明したが、これに限定されない。例えば、縦糸1260および横糸1270の材質や、剛性、直径、表面処理などを異ならせることにより、水平方向への水の拡散を促進することや、各々の伸びやすさを異ならせてもよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
綿布からなる担体に、1m2当たり乾燥重量1gになるよう緑藻クロレラ・ケスレリ11h(これまではIAM C-531と呼ばれ、現在はパラクロレラ・ケスレリNIES-2160に名称が変更された)を搭載した。かかる担体を0.2xガンボーグB5培地(日本製薬株式会社製)中に上下方向に広がるように配置した。LED電球(植物培養用ISLM型30cmサイズ、シーシーエス株式会社製)を用いて光量子束密度を110μmol光量子・m-2・sec-1に設定した連続光を照射し、0.2xガンボーグB5培地を1000mL/hの速度で上から供給しながら30℃で培養を行った。
Claims (7)
- 培養液が表面および/または内部を流下する担体と、当該担体に培養液を供給する供給部とを備える培養装置であって、
前記担体は、前記担体の長手方向が上下方向に沿う向きに配置され、上下方向に沿う向きに配置される複数の第1繊維と、上下方向と交差する向きに配置される複数の第2繊維とを有し、
前記第2繊維に沿う向きの培養液の拡散速度は、前記担体が当該第2繊維が上下方向に沿う向きに配置される場合における、前記第1繊維に沿う向きの培養液の拡散速度よりも速い
培養装置。 - 前記第1繊維および前記第2繊維は各々湾曲部を有し、当該第1繊維の湾曲部は、当該第2繊維の湾曲部よりも数が多い
請求項1記載の培養装置。 - 前記第1繊維および前記第2繊維は各々湾曲部を有し、当該第1繊維の湾曲部は、当該第2繊維の湾曲部よりも曲率半径が小さい
請求項1または2記載の培養装置。 - 前記担体は、前記複数の第1繊維および前記複数の第2繊維により形成される繊維層を積層して構成される
請求項1乃至3のいずれか1項記載の培養装置。 - 前記第1繊維および前記第2繊維は、前記担体に照射される光の少なくとも一部を透過可能である
請求項1乃至4のいずれか1項記載の培養装置。 - 前記担体は、前記培養装置において吊り下げて設けられ、前記第1繊維に沿う向きの方が前記第2繊維に沿う向きよりも伸びやすく、
前記第1繊維および前記第2繊維に囲まれた領域である開口が複数形成され、
前記担体における上下方向上側の前記開口は上下方向下側の前記開口よりも大きい
請求項1乃至5のいずれか1項記載の培養装置。 - 担体の表面および/または内部を培養液が流下するステップと、
前記担体に培養液を供給するステップと
を有し、
前記担体は、前記担体の長手方向が上下方向に沿う向きに配置され、上下方向に沿う向きに配置される複数の第1繊維と、上下方向と交差する向きに配置される複数の第2繊維とを有し、
前記第2繊維に沿う向きの培養液の拡散速度は、前記担体が当該第2繊維が上下方向に沿う向きに配置される場合における、前記第1繊維に沿う向きの培養液の拡散速度よりも速い
培養対象の製造方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078903 | 2019-04-17 | ||
JP2019078903 | 2019-04-17 | ||
JP2019164057 | 2019-09-09 | ||
JP2019164057 | 2019-09-09 | ||
PCT/JP2020/016539 WO2020213633A1 (ja) | 2019-04-17 | 2020-04-15 | 培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020213633A1 JPWO2020213633A1 (ja) | 2020-10-22 |
JP7356180B2 true JP7356180B2 (ja) | 2023-10-04 |
Family
ID=72837925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021514191A Active JP7356180B2 (ja) | 2019-04-17 | 2020-04-15 | 培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7356180B2 (ja) |
WO (1) | WO2020213633A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509085A (ja) | 2008-01-03 | 2011-03-24 | プロテロ インコーポレイテッド | トランスジェニック光合成微生物およびフォトバイオリアクター |
WO2019009221A1 (ja) | 2017-07-04 | 2019-01-10 | 日本曹達株式会社 | 培養装置、担体、および培養対象回収方法 |
JP2019010037A (ja) | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 日本曹達株式会社 | 微生物の培養及び回収方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010057485A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-03-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | Co2固定化方法及びco2固定化用藻類培養装置 |
JP2019004809A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 日本曹達株式会社 | 微生物の培養方法 |
TWI674318B (zh) * | 2017-08-16 | 2019-10-11 | 日商日本曹達股份有限公司 | 微生物培養系統 |
-
2020
- 2020-04-15 WO PCT/JP2020/016539 patent/WO2020213633A1/ja active Application Filing
- 2020-04-15 JP JP2021514191A patent/JP7356180B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509085A (ja) | 2008-01-03 | 2011-03-24 | プロテロ インコーポレイテッド | トランスジェニック光合成微生物およびフォトバイオリアクター |
JP2019010037A (ja) | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 日本曹達株式会社 | 微生物の培養及び回収方法 |
WO2019009221A1 (ja) | 2017-07-04 | 2019-01-10 | 日本曹達株式会社 | 培養装置、担体、および培養対象回収方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
ブロード・シーチング・CBポプリンとは?生地の違いと特徴 [オンライン],2016年08月24日,[検索日 2020.06.30], インターネット:<URL: https://sewingschool.hapimade.com/poplin/> |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020213633A1 (ja) | 2020-10-22 |
JPWO2020213633A1 (ja) | 2020-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101478143B1 (ko) | 미생물들을 배양하고 가스들을 완화시키기 위한 시스템들, 장치들 및 방법들 | |
CA2888493C (en) | Methods of culturing microorganisms in non-axenic mixotrophic conditions | |
JP6152933B2 (ja) | クロレラ培養システム及びクロレラの培養方法 | |
US9260685B2 (en) | System and plant for cultivation of aquatic organisms | |
TWI669391B (zh) | 培養裝置、載體及培養對象回收方法 | |
JP5742539B2 (ja) | 藻類培養装置及び方法 | |
JP5899100B2 (ja) | 微細藻類の培養装置及び微細藻類の培養方法 | |
JP2006320282A (ja) | 培養液循環供給装置及び培養液循環供給用殺菌装置並びに培養液循環供給方法 | |
EP3670642A1 (en) | Microorganism culture system | |
JP7356180B2 (ja) | 培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 | |
KR101654593B1 (ko) | 환경수의 추가적인 공급에 의한 광합성 미세조류의 대량 배양방법 | |
KR101372328B1 (ko) | 비닐 시트형 광생물반응기 및 이의 제작방법 | |
KR101721448B1 (ko) | 미세조류 배양장치 | |
JP2019033682A (ja) | 微生物培養システム及び微生物の培養方法 | |
US10829725B2 (en) | Air accordion bioreactor | |
WO2020213632A1 (ja) | 培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 | |
DE102012013587A1 (de) | Bioreaktor | |
JP2022087852A (ja) | 培養装置、担体支持装置、および培養対象の製造方法 | |
JP7345194B2 (ja) | 培養装置、培養対象回収方法、および担体押圧ローラ | |
JP2019004809A (ja) | 微生物の培養方法 | |
US20200199505A1 (en) | Production process for high purity algae | |
JP7049647B2 (ja) | 藻類の育成方法及び藻類培養装置 | |
JP7462308B2 (ja) | 培養装置および培養対象の製造方法 | |
CN204198561U (zh) | 一种循环水处理系统 | |
JP2023149278A (ja) | 培養装置、培養ユニットおよび培養対象の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20211021 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230411 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7356180 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |