JP7356103B2 - 収納庫 - Google Patents
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Description
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、扉の取り付け作業及び取り外し作業を簡単に行うことのできる収納庫を提供することにある。
上記構成によれば、扉と被取付部との間に保持部材の爪部が配置されるため、ユーザが、扉と被取付部との間に指や異物を挟むことを抑制することができる。
図1に示すように、収納庫10は、収納庫本体11と、収納庫本体11に取り付けられた扉12とを備える。収納庫本体11は、金属板からなる複数の壁部を備えている。収納庫本体11は、底壁部(図示略)、及び上壁部11Bの間を仕切る1又は複数の横壁部11Aを備えている。底壁部、上壁部11B、及び横壁部11Aは、複数の側壁部11Dに連結されている。これらの壁部により、収納庫本体11には複数の収納空間が区画される。
図7は、扉12が全閉位置にある状態を示す。保持部材35及びヒンジ本体36は、側壁部11D及び支持フレーム20で区画される空間に収容され、支持フレーム20に対して締結部材60によって固定されている。また、ヒンジ支持爪41は、貫通孔65に挿入される。さらに、側壁部11Dに形成された取付孔21の端部は、保持部材35に設けられたリブ46と爪部45とによって挟持され、保持部材35の内部空間にヒンジ本体36が挿入されることで、爪部45が収納空間13の方向に移動することが抑制される。これにより、ヒンジ本体36は、保持部材35を介して収納庫本体11側に固定される。また、扉12が全閉位置にあるとき、隙間23の大部分は爪部45に閉塞されるので、指や異物を挟みにくい。
(1)保持部材35のヒンジ支持爪41は、ヒンジ本体36が保持部材35の内部空間50に挿入される過程で、ヒンジ本体36と当接することで保持部材35の内部空間50とは反対側に向かって弾性変形し、ヒンジ本体36の保持部材35への挿入を許容する。また、ヒンジ本体36が、貫通孔65がヒンジ支持爪41に対応する位置に到達するまで保持部材35に挿入されると、ヒンジ支持爪41が貫通孔65に挿入される。このように貫通孔65にヒンジ支持爪41が挿入されることにより、ヒンジ本体36を引き抜く方向への移動が規制される。したがって、ヒンジ本体36が取り付けられた扉12を、収納庫本体11に簡単に取り付けることができる。また、扉12を取り外す場合には、保持部材35の開口部42から治具を差し込んで、ヒンジ支持爪41を内部空間50の外側へ向かって弾性変形させることで、ヒンジ支持爪41がヒンジ本体36の貫通孔65から退出する。このため、ヒンジ本体36が取り付けられた状態の扉12を、収納庫本体11から簡単に取り外すことができる。このため、ユーザが、収納庫本体11に対する扉12の取り付け及び取り外しを簡単に行うことができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、保持部材35を、第1片51、第2片52、及び薄肉部53を備える構成とした。これに代えて、保持部材35を、閉状態の形状として成型してもよい。
・上記実施形態では、ヒンジ本体36を、屈曲部62、張り出し部67を備える構成としたが、これらのうち少なくとも一つを省略した形状としてもよい。
・上記実施形態では、収納庫10は、フリーアドレス式のオフィスに設置されるものとして説明したが、学校等、その他の施設に設置されるものであってもよい。
Claims (3)
- 複数の空間を有する収納庫本体と、
前記収納庫本体に取り付けられる扉と、
前記収納庫本体及び前記扉を連結するヒンジ機構とを備え、
前記ヒンジ機構は、
内部空間、弾性変形が可能なヒンジ支持爪、及び前記内部空間に連通する開口部を有し、前記収納庫本体に形成された取付孔に挿入される保持部材と、
前記扉の回動中心となる回転軸を貫挿する軸貫挿部、及び貫通孔を有し、前記保持部材の前記内部空間に挿入されるヒンジ本体と、
前記回転軸を支持する軸受部を有し、前記扉に取り付けられるフレーム部材と、を備え、
前記保持部材の前記ヒンジ支持爪は、前記内部空間側から外側へ向かって外力が加えられた状態で前記内部空間に対して反対側へ弾性変形し、外力が加えられていない状態で前記内部空間へ張り出して前記内部空間に挿入された前記ヒンジ本体の前記貫通孔に挿入され、前記開口部を介して外力が加えられた状態で前記貫通孔から退出し、
前記収納庫本体は、前記空間に収納された収納物を支持する横板と、前記横板と組み合わされて前記空間を形成する側壁部とを有し、
前記取付孔は、前記側壁部に形成されるとともに、前記側壁部に沿って設けられた支持フレームの連通孔に連通され、
前記保持部材は、前記支持フレームに固定される
収納庫。 - 前記保持部材は、前記取付孔に挿入された状態で前記扉と前記収納庫本体との間に配置される爪部を備える
請求項1に記載の収納庫。 - 前記保持部材は、樹脂からなり、
前記ヒンジ支持爪が形成された第1片と、
前記開口部が形成された第2片と、
前記第1片及び前記第2片を連結し、可撓性を有する薄肉部とを備え、
前記薄肉部が折り曲げられることにより、前記第1片及び前記第2片が向かい合い、その内側に前記内部空間を形成する
請求項1又は2に記載の収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019178613A JP7356103B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019178613A JP7356103B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 収納庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021055366A JP2021055366A (ja) | 2021-04-08 |
JP7356103B2 true JP7356103B2 (ja) | 2023-10-04 |
Family
ID=75270105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019178613A Active JP7356103B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7356103B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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2019
- 2019-09-30 JP JP2019178613A patent/JP7356103B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021055366A (ja) | 2021-04-08 |
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