JP7355349B1 - 頭皮マッサージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】頭部の筋肉、筋膜に深いリラクゼーションを与えることができる頭皮マッサージ装置を提供する。【解決手段】本発明の頭皮マッサージ装置10は、マッサージ部基台は偏心輪を介して駆動する駆動源(60)を装置ハウジング部(12,14)内に収納してなる装置本体部(10)と、前記マッサージ部基台(20)に組付けられ、前記駆動源の駆動に基づいて前記マッサージ部基台の軸方向に交差する交差方向に駆動されるマッサージヘッド先端部(30a)を有するマッサージヘッド(30i)と、を備え、前記マッサージヘッド(30i)は、マッサージヘッド先端部(30a)により複数箇所で把持される頭皮を所定の幅で、頭皮に沿って水平方向に駆動するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、マッサージ用の機器の技術分野に属し、特に、頭皮マッサージ装置に関するものである。
頭皮マッサージ装置においては、マッサージ機の先端に設けられる複数のヘッドブラシ部が頭皮に接触し、独立的に弧を描くように回転し、頭皮表面をつまんで放すような動作でマッサージを行うものがある(例えば、先行技術文献1)。
また、頭部以外の筋膜マッサージのための機器として筋膜ガン装置として、専用の高速モータを内蔵し、「ガンのヘッド」であるマッサージヘッドに高速モータの出力を往復動変換機構を介して連動させ、高い周波数の振動を皮膚表面に対し垂直方向に発生させて体の筋肉の深層に作用させるものがある(例えば、先行技術文献2)。これにより、患部において局所的な組織の緊張を緩和し、痛みを緩め、血行を促進するなどの役割が図られる。
特開2020-500565号公報 実用新案登録第3232352号公報
しかしながら、上記の頭皮マッサージ装置は、複数のヘッドブラシ部が頭皮をやさしくつまみ上げるような機器なので弱めのマッサージである。
また、上記の筋膜ガン装置においては、ガン(マッサージヘッド)のマッサージ方向が、皮膚表面に対して垂直方向であり、頭部の頭皮と頭蓋骨の間の薄い筋肉のマッサージに適さないという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、頭部の筋肉、筋膜に深いリラクゼーションを与えることができる頭皮マッサージ装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の頭皮マッサージ装置は以下の技術的手段を講じた。
マッサージ装置は、マッサージ部基台は偏心輪を介して駆動する駆動源を装置ハウジング部内に収納してなる装置本体部と、前記マッサージ部基台(20)に組付けられ、前記マッサージ部基台の駆動に基づいて前記マッサージ部基台の軸方向に交差する交差方向に駆動されるマッサージヘッド(30i)を有するマッサージヘッド(30)とを備え、前記マッサージヘッド(30i)は、マッサージヘッド先端部(30a)により複数箇所で把持される頭皮を所定の幅で、頭皮に沿って水平方向に駆動するように構成されていることを特徴とすることを特徴とする。
このため、マッサージ装置は、頭皮の筋肉(主に前頭筋、後頭筋、側頭筋)にしっかり振動を与えてリラックス効果をもたらすことができる効果がある。
本発明の頭皮マッサージ装置は以下のような効果を有している。頭皮に接触する指の形状を模した丸みを帯びたマッサージヘッドが、頭皮接触時に弾性変形し、頭部の筋肉を把持した状態で、頭皮に沿って所定の振幅で水平方向で振動する。このような構成により、頭皮の頭部の薄い筋肉(主に前頭筋、後頭筋、側頭筋)自体を頭部の形状に沿って水平方向に刺激することができるので、頭部の筋肉の緊張を弛緩し、それにつながる頭部の筋膜も弛緩する結果として、で頭部に深いリラクゼーションを与えることができる。
(A)は、本発明の実施の形態にかかる頭皮マッサージ装置の一例を示す正面図であり、(B)は、(A)におけるIB-IB線に沿って示される断面図である。 図1(A)および(B)に示される頭皮マッサージ装置の構成要素を分解して示す分解斜視図である。 (A)は、本発明の実施の形態にかかる頭皮マッサージ装置の一例を示す正面図であり、(B)は、(A)におけるIIB-IIB線に沿って示される断面図である。 頭部の筋肉、筋膜の概要を示す図である。 (A)は、本発明の実施の形態にかかる頭皮マッサージ装置の一例を示す側面図であり、(B)および(C)は、それぞれ、背面図、底面図である。
以下、本発明の実施の形態の一例について図面を参照しながら説明する。図面において同一または対応する要素・部材には同一の参照符号を付し、その重複説明は適宜省略する。説明を容易にするため、図中の各部材の形状およびサイズ等は、適宜、拡大または縮小される。
以下で使用される第1、第2等の用語は、同一又は相応する構成要素を相互に区別するための識別記号に過ぎないものであり、同一又は相応する構成要素が、第1、第2等の用語によって限定されることも、何らかの優劣の区別がされるものでもない。
頭皮マッサージ装置10は、例えば、図4に示される人体頭部200の前頭部、側頭部、または、後頭部にマッサージヘッド30(I)を選択的に押し当てて頭部の筋肉(前頭筋(前頭部)210、側頭筋(側頭部)220、後頭筋(後頭部)230、および、帽状腱膜240)をマッサージするものである。具体的には、頭皮マッサージ装置10が作動すると、マッサージヘッド基台20は水平方向に所定の振幅で振動することで、マッサージヘッド基台20に接続されているマッサージヘッド30(I)も所定の幅の振幅で水平方向に振動する。なお、水平方向とは、下部ハウジング14の外周部の下端面に対し略平行な方向、即ち、マッサージヘッド30(I)が押し当てられる人体頭部200の前頭部、側頭部、または、後頭部の表面に対し略平行な方向をいう。
頭皮に頭皮マッサージ装置10を押し当てると、マッサージヘッド30(I)が弾性変形して頭皮の筋肉を押さえる。その状態で、マッサージ装置10を作動させると、マッサージヘッド30(I)の水平運動が頭皮に伝達する。これにより、頭皮の筋肉が所定の振幅で水平方向に振動するので頭皮の筋肉のマッサージ効果をもたらすことができる。
図1(A)および(B)乃至図3(A)および(B)に示すように、本実施形態に係る頭皮マッサージ装置10は、マッサージヘッド基台20と、マッサージヘッド30(I)とを、後述する上部ハウジング12、および、下部ハウジング14の下方に備える。
上部ハウジング12および下部ハウジング14の内部には、ロッドカバー50と、駆動モータ60と、偏心輪70と、連結ロッド100と、ピストンロッド90と、バッテリー80と、が設けられる。
駆動モータ60は、上部ハウジング12内の駆動源収納部12a内に設置され、駆動モータ60の一端は、3個の防振部材62を介してロッドカバー50に3本の第3係合部材64で固定されている。防振部材62は駆動モータの回転時の振動を吸収して、ロッドカバー50側へ伝達しないようにするものである。
駆動モータ60の回転軸は、偏心輪70の一方側の孔に嵌合されることにより、偏心輪70の他方側の軸は偏心運動を行う。偏心輪70の他方側の軸は、第1シリンダ102bと第5係合部材を介して連結ロッド100の一方の孔100aに連結される。ピストンロッド90は、第2シリンダ102aと第6係合部材6を介して連結ロッド100の他方の孔100bに連結される。上述したように、偏心輪70の他方の軸が偏心運動を行う場合、連結ロッド100は偏心輪70の偏心運動を直線運動に変換する。これにより、連結ロッド100に連結されているピストンロッド90は、上部ハウジング12、および、下部ハウジング14の長手方向に沿った往復直線運動を行う。
上部ハウジング12と下部ハウジング14内にバッテリーボード110と、バッテリー80と、回路基板120と、が配置されている。バッテリーボード110の一方側にはバッテリー80が配置され、バッテリーボード110の他方側、つまり下部ハウジング14の内周面には、頭皮マッサージ装置10の電源のオンオフや動作制御を行う回路基板120が配置されている。またバッテリーボード110の側面には外部から電源の供給を受ける電源ポート112が設置されている。電源ポート112は、例えばUSB Type-Cコネクタとされる。なお、USB Type-Cコネクタに特に限定されたものではない。
そして、この電源ポート112に、図面に図示しない外部電源に接続されるケープルコネクタを接続することで、頭皮マッサージ装置10に内臓されたバッテリー80が充電されるようになっている。
本実施の形態では、図1に示すように、下部ハウジング14の外部の側面にマッサージ装置10の動作を操作するための操作/調節スイッチ40と、頭皮マッサージ装置10の作動状態を表示する表示部42を備えている。表示部42はLED等の数個、数色の光源で作動状態を表示するものである。そして、この操作/調節スイッチ40を操作することで、頭皮マッサージ装置の電源のオンオフ、振動振幅の幅、振動速度等を調整することができる。
マッサージ部基台20とマッサージヘッド30(I)とは、下部ハウジング14の外部側に上述の水平方向に沿って往復動可能に設置されている。マッサージヘッド30(I)は、マッサージ部基台20に着脱可能に取り付けられるものである。マッサージ部基台20の一方側に嵌合突起20aを備え、嵌合突起20aは、下部ハウジング14の嵌合孔を貫通し、下部ハウジング14の内部のピストンロッド90の段付孔に挿入される第4係合部材92を介して固定されている。これによりマッサージ部基台20とピストンロッド90は、一緒に往復直線運動を行う。
またマッサージ部基台20の他方側は複数の近接した間隔で配置された芯材20b(i)を備え、マッサージ部基台20の下端面に対しマッサージ装置10の外側に垂直方向(Y軸方向)に延びる軸状の部材である、軸の形状は特に限定されておらず円柱、四角柱、その他楕円、多角形の場合がある。各芯材20b(i)の外周は、それぞれ、マッサージヘッド30(I)の内周部で覆われている。芯材20b(i)は硬質部材で作られ、例えば、金属材料や硬質樹脂材料で作られている。
マッサージヘッド30(I)はマッサージヘッド基端部30bとマッサージヘッド先端部30aより構成される。マッサージヘッド30(I)の材質は、例えば、シリコン等の弾性部材で押圧により変形可能である。マッサージヘッド基端部30bは、内周部に芯材20b(i)が挿入可能な中空部材であり、マッサージヘッド先端部30aは、例えば、弾性変形可能な中実の部材である。一例として、マッサージヘッド30(I)のマッサージヘッド先端部30aは、例えば、人間の5本の指のうちのいずれかの形状を模した形状で,丸みを帯びた形状である。
本発明のマッサージヘッド30(I)の寸法は、例えば、直径(図1のX軸方向)9mm~15mm、高さ(図1のY軸方向)15~25mmがよく、特に、直径14mm、高さ21mmが好ましい。そして振動モードは多段階に設定したり、あるいは、連続的に可変のものであってもよい。
なお、垂直方向(図1のY軸方向)とは、下部ハウジング14の外周部の下端面に対し略平行な方向(図1のX軸方向)対して垂直方向、即ち、マッサージヘッド30(I)が押し当てられる人体頭部200の前頭部、側頭部、または、後頭部の表面に対し略垂直な方向をいう。
マッサージヘッド30(I)のマッサージヘッド先端部30aを頭皮へ押し当てると、マッサージヘッド先端部30aは弾性変形し、その結果、その形状の接触面積は、元の大きさよりも広い面積になり、マッサージヘッド先端部30aは頭皮に接触する。マッサージヘッド先端部30aは頭皮の表面を単に摺動するものではなく、複数のマッサージヘッド先端部30aの箇所で頭皮を把持し、頭皮とその皮下の筋肉をグリップして動かすものである。
マッサージ部基台20の芯材20b(i)は、近接してマッサージ部基台20の下端面に所定の間隔で複数配置されており、マッサージヘッド30(I)のマッサージヘッド先端部30aは主に指のような弧の形状であり、頭皮を複数箇所で把持する。そのため、マッサージヘッド30(I)のマッサージヘッド先端部30aは頭皮の表面を滑るとなく、頭皮を把持して頭皮の筋肉を動かすものである。
マッサージヘッド30のマッサージヘッド先端部30aとマッサージヘッド基端部30bとは、その内周部に芯材20b(i)が先端部付近まで延びているため、マッサージヘッド30(I)のマッサージヘッド先端部30aを頭皮に押し当てた際にも、芯材20b(i)を中実にもつマッサージヘッド基端部30bの力が、マッサージヘッド先端部30aまで伝達され、マッサージヘッド30のマッサージヘッド先端部30aが基端側から先端側の途中で折れ曲がることなく、マッサージヘッド基端部30bとマッサージヘッド基端部30aとは、同一の振幅をもって直線往復運動を行うものである。
図4は、人体頭部200を側面から見た概要図である。頭部には、額から後頭部にかけて、前頭筋(前頭部)210、側頭筋(側頭部)220、後頭筋(後頭部)230の3つの筋肉と、そしてそれらの間に筋膜(帽状腱膜240)がある。これらの3つの筋肉及び筋膜は互いにつながっており、筋肉及び筋膜は、頭部の頭皮と頭蓋骨の間にあるためいずれも薄いものである。
前述したいずれかの筋肉が硬くなると、上記3つの部分が緊張して、頭部の前頭部から後頭部にかけて痛みが生じ、頭部全体から眼筋近傍にも伝わる。頭部の腫れとしびれが、さらに側頭部へ放散が起こり、持続する鈍痛が強まる。寒さや気温が低くなると、前述の痛みが、後頭部の張り詰めた感覚や寒気として現れる。そして、痛みがひどい場合には、脱毛やハゲまで引き起こすことから、頭皮が硬く感じられる。頭部の筋肉を軽く叩き、通常よりも痛いときは、その頭部の筋膜を緩めることが必要となる。
また、頭頂部は、帽状腱膜という筋膜のみで覆われているため、頭部に溜まった古い老廃物が代謝される際に栄養不足になりやすく、抜け毛や頭皮の腫れ、頭のコリなどが起こりやすいといわれている。
また、頭の筋膜は他の部位と連動しており、頭皮を伸ばすと腰や肩などの痛みも緩和されることが臨床的に証明されている。そして頭皮の筋肉、筋膜は薄いため頭皮に沿って横(水平方向)に動かすことが、頭皮の筋肉をほぐすので筋膜リリースに効果的である。
また、頭蓋骨は、衝撃から頭部を守るために、他の部位の骨よりも柔らかいため、たわみや傾きが生じやすくなっている。そのため、図4のようにマスク300とマスク300の耳紐部310を耳紐裏部320に装着する場合、たとえば、1日に数グラムのマスクを装着するだけでも頭部の筋肉の弛緩速度が速まり、図4の矢印の方向、つまり、耳紐部310が耳紐裏部320を引っ張る方向に、頭蓋骨を覆う筋膜や筋肉が過緊張し、側頭筋220および帽状腱膜240の萎縮や癒着が起こる。その結果、耳の下のリンパ腺の働きが鈍くなり、悪循環によって顔を含む頭部全体の老廃物が滞り、たるみや下垂の原因となることがある。人体頭部200の帽状腱膜240も緊張しやすい状況となる。
図5は、頭皮マッサージ装置10の(A)側面図、(B)背面図、(C)底面図である。頭皮マッサージ装置10の全体の大きさは、人が片手で把持できる大きさであり、ハウジング部は、上部ハウジング12及び下部ハウジング14からなり、図5の(A)では、側面図の下部ハウジング14側の外側にマッサージヘッド30(i)、上部ハウジング12に駆動源収納部12aを備えている。
図5の(B)は、頭皮マッサージ装置10の(B)背面図である。上部ハウジング12の駆動源収納部12aの内部には、駆動モータ60が収納されている。駆動源収納部12aには、駆動モータ60の駆動時の発熱を排熱するため、排熱孔が設けられることがある。前記排熱孔は、頭皮マッサージ装置10の駆動時、駆動モータ60の発熱を外部に逃がして上部ハウジング12が熱くなるのを防止するものである。
図5の(C)は、頭皮マッサージ装置10の(C)底面図である。頭皮マッサージ装置10の底部に電源ポート112を備えている。電源ポート112は、上部ハウジング12と下部ハウジング14とが嵌り合う境界の箇所に配置されている。
また電源ポート112は、バッテリーボード110を介してバッテリー80に電気的に接続されているものであり、外部電源の電力が供給される受け入口である。電源ポート112の形状は特に特定されるものではないが、一般的には、例えば、USB Type-Cコネクタとされる。なお、USB Type-Cコネクタに特に限定されたものではない。
本発明のマッサージ装置10の振動の動作モードとして、頭皮の筋肉/筋膜のリラックスのためには、例えば、300~2600rpmがよく、特に、600rpmが好ましい。そして振動モードはレベル1で600rpm、レベル2で1000rpm、レベル3で1400rpm、レベル4で2000rpmのように多段階に設定したり、あるいは、連続的に可変のものであってもよい。
またマッサージ部基台20が往復直線運動する振動の振幅は、例えば、2~15mmが好ましく、特に、8mm程度の振幅が望ましい。
したがって、例えば、マッサージ装置10が複数の動作モードが設定されている場合には、操作/調節スイッチ40を操作することで複数の動作モードのうち1つを選択し、その選択した動作モードで頭皮マッサージ装置10を動作することができる。
更にこのとき、操作/調節スイッチ40に設けられた複数のLED表示灯のうち選択された動作モードに対応する一つを点灯することができる。こうすれば、使用者はどの動作モードが選択されているかをLED表示灯の点灯により認識することができる。もちろん、頭皮マッサージ装置10には、設定される動作モードは一つの動作モードでもよいし、複数の動作モードが設定されるものでも構わない。
本実施の形態では、マッサージ部基台20は、四角形状で一方の面に二行四列の等間隔にマッサージヘッド30(i)を配置されている。なお、いずれのマッサージヘッド30(i)も同一の形状のものを例示している。
なお、他の実施形態では、マッサージ部基台20は、丸形状でもよく、また他の多角形の形状でもよい。マッサージ部基台20の芯材20bの所定の配置間隔は、等間隔であってもいいし、それ以外の均等でない配置でも構わない。また、マッサージヘッド30(i)も、図1(A)および(B)に示される大きさおよび形状とは異なる大きさや形状のものでもよい。
以上の各実施形態を説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)
マッサージ部基台は偏心輪を介して駆動する駆動源(60)を装置ハウジング部(12,14)内に収納してなる装置本体部(10)と、
前記マッサージ部基台(20)に組付けられ、前記駆動源の駆動に基づいて前記マッサージ部基台の軸方向に交差する交差方向に駆動されるマッサージヘッド先端部(30a)を有するマッサージヘッド(30i)と、を備え、
前記マッサージヘッド(30i)は、マッサージヘッド先端部(30a)により複数箇所で把持される頭皮を所定の幅で、頭皮に沿って水平方向に駆動するように構成されていることを特徴とする頭皮マッサージ装置。
このため、頭皮の筋肉(主に前頭筋、後頭筋、側頭筋)にしっかり振動を与えてリラックス効果をもたらすことができる効果がある。
(付記2)
前記マッサージヘッド(30i)は、少なくとも3つ以上の前記マッサージヘッド(30i)を有するとともに、前記マッサージヘッド先端部(30a)は、頭皮を押圧するために人のいずれかの指を模して丸みを帯びて形成されていることを特徴とする付記1記載の頭皮マッサージ装置。
このため、頭皮の表面を点の力ではなく、指を模して丸みを帯びた所定の幅をもち、かつ複数箇所で押圧することで頭皮の筋肉を面として把持する効果がある。
(付記3)
前記マッサージヘッド先端部(30a)は押圧時に弾性変形可能な部材で構成されていることを特徴とする付記1記載の頭皮マッサージ装置。
このため、マッサージヘッドが頭皮に押圧時に、その先端部は少し変形して点ではなく頭皮を面で把持することができる。
(付記4)
前記マッサージヘッド先端部(30a)は、前記頭皮の押圧時に前記マッサージ部基台(20)と同じ振幅で水平運動することを特徴とする付記1記載の頭皮マッサージ装置。
このため、頭皮に対してマッサージ部基台の振幅の幅をマッサージヘッド先端部を介して、頭皮の筋肉に伝えることができる。
(付記5)
前記マッサージ部基台(20)は、振幅は2mm~15mmの範囲で水平方向に駆動することを特徴とする付記1に記載の頭皮マッサージ装置。
所定の振幅で頭皮を動かすことで、頭皮の表面だけでなく、その皮下の筋肉を深く動かすことができる。
(付記6)
前記マッサージヘッド(30a)は、前記マッサージ部基台(30b)の軸方向と直交する方向に駆動されることを特徴とする付記1記載の頭皮マッサージ装置。
このため、マッサージ部基台は往復直線運動を行う。
(付記7)
前記マッサージ部基台(20b)の芯材20b(i)は硬質部材であり、中空の前記マッサージヘッド(30i)の内周部に覆われており、前記マッサージ部基台(20b)の芯材20b(i)は、前記マッサージヘッド先端部付近まで配置して構成されていることを特徴とする付記1記載の頭皮マッサージ装置。
このため、頭皮押圧時にマッサージ部基台の振動が、マッサージヘッド先端部まで伝達することができる。
以上、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明したが、これらは発明の容易な理解のためになされたものであり、これらをもって本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。上述の実施の形態に付与した番号は、記載上の便宜を図るためのものに過ぎず、特に実施形態の優劣を示すものではない。
当業者であれば、本発明の範囲及び趣旨から逸脱しない範囲で、種々の変更を加えて本発明を実現でき、例えば、一つの実施例の特徴を別の実施例に組み込むことで、もう一つの実施例を得ることができる。当業者は、特許請求の範囲を逸脱することなく本発明の趣旨に沿って様々な変更、同等な置換、又は改良などを行うことができる。
10 頭皮マッサージ装置
12 上部ハウジング
12a 駆動源収納部
14 下部ハウジング
16 第1係合部材
20 マッサージ部基台
20a 嵌合突起
20b(i) 芯材
30(i) マッサージヘッド
30a マッサージヘッド先端部
30b マッサージヘッド基端部
40 スイッチ
42 表示部
50 ロッドカバー
52 シリコンスリーブ
54 連結スリーブ
56 第2係合部材
60 駆動モータ
62 防振部材
64 第3係合部材
70 偏心輪
80 バッテリー
90 ピストンロッド
92 第4係合部材
94 係合部材
100 連結ロッド
100a 連結ロッド孔部
100b 連結ロッド孔部
102a 第1シリンダ
102b 第2シリンダ
104 第6係合部材
110 バッテーリーボード
112 電源ポート
120 回路基板
200 人体頭部
210 前頭筋(前頭部)
220 側頭筋(側頭部)
230 後頭筋(後頭部)
240 帽状腱膜
250 張力
300 マスク
310 耳紐部
320 耳紐耳裏部

Claims (6)

  1. マッサージ部基台は偏心輪を介して駆動する駆動源(60)を装置ハウジング部(12,14)内に収納してなる装置本体部(10)と、
    前記マッサージ部基台(20)に組付けられ、前記駆動源の駆動に基づいて前記マッサージ部基台の軸方向に交差する交差方向に駆動されるマッサージヘッド先端部(30a)を有するマッサージヘッド(30i)と、を備え、
    前記マッサージヘッド(30i)は、マッサージヘッド先端部(30a)により複数箇所で把持される頭皮を所定の幅で、頭皮に沿って水平方向に駆動するように構成されており、
    マッサージヘッド(30i)の寸法は、直径9mm~15mm、高さ15~25mmであり、
    前記マッサージヘッド先端部(30a)は、前記頭皮の押圧時に前記マッサージ部基台(20)と同じ振幅で水平運動する
    ことを特徴とする頭皮マッサージ装置。
  2. 前記マッサージヘッド(30i)は、少なくとも3つ以上の前記マッサージヘッド(30i)を有するとともに、前記マッサージヘッド先端部(30a)は、頭皮を押圧するために人のいずれかの指を模して丸みを帯びて形成されていることを特徴とする請求項1記載の頭皮マッサージ装置。
  3. 前記マッサージヘッド先端部(30a)は押圧時に弾性変形可能な部材で構成されていることを特徴とする請求項1記載の頭皮マッサージ装置。
  4. 前記マッサージ部基台(20)は、振幅は2mm~15mmの範囲で水平方向に駆動することを特徴とする請求項1に記載の頭皮マッサージ装置。
  5. 前記マッサージヘッド(30a)は、前記マッサージ部基台(30b)の軸方向と直交する方向に駆動されることを特徴とする請求項1記載の頭皮マッサージ装置。
  6. 前記マッサージ部基台(20b)の芯材20b(i)は硬質部材であり、中空の前記マッサージヘッド(30i)の内周部に覆われており、前記マッサージ部基台(20b)の芯材20b(i)は、前記マッサージヘッド先端部付近まで配置して構成されていることを特徴とする請求項1記載の頭皮マッサージ装置。
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