JP2014108157A - 頭皮ケア装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動部により駆動されて頭皮上を摺動する可動施術部65と、この可動施術部65が頭皮に接触する際の接触圧力を抑制する圧力抑制部82とを有する。圧力抑制部82は、可動施術部65の周囲に複数配置されるとともに、圧力抑制部82の剛性が前記可動施術部65の剛性より高く構成される。
【選択図】図1
Description
これにより、3つ以上の圧力抑制部にて複数点で頭皮と当接することができ、可動施術部が頭皮に接触する際の圧力を、より確実に規制することができ、頭皮を擦り洗浄する効果をより高めることが可能となる。
これにより、可動施術部が圧力抑制部よりも先に頭皮に接触することができることとなり、可動施術部単体で頭皮上を摺動することができる摩擦力の領域において、可動施術部が頭皮上を摺動する動作が行われた際に、圧力抑制部が頭皮と当接されていないため、前記可動施術部の頭皮との接触する圧力が分散されないこととなる。このため可動施術部が頭皮に与える摩擦刺激を最大とすることができ、頭皮の洗浄性を高めることができる。
図1に示すように、頭皮ケア装置20は、一方向(左右方向X)に長い装置本体21と、この装置本体21の一端寄りに設けられる施術ヘッド部61とを備える。
図5及び図6に示すように、前記本体ハウジング22はその内部に、駆動部31を備える。この駆動部31は、駆動源としてのモータ32と、このモータ32の回転駆動力を往復運動に変換する変換機構33と、この変換機構33により往復運動する第1及び第2駆動子40a,40bとを備える。
また、第1及び第2駆動子40a,40bは、図9に示すように、各駆動子40a,40bの左右方向両端に配置される固定ブロック43,44と、各固定ブロック43,44の間に配置され施術部装着部41,42を支持する支持フレーム45,46と、を弾性変形可能な一対の弾性脚部47,48で連結することにより形成される。
ここで、アーム部49と、アーム部50とは、上下方向Yの位置が異なっている。すなわち、本実施形態では、アーム部49とアーム部50とを上下方向Yの高さが異なるように前後方向Zに沿って延設させている。このように、アーム部49とアーム部50との上下方向Yの高さが異なるように配置することで、第1および第2駆動子40a,40bの小型化を図っている。
より具体的には、固定部22aは、スリット22bを有し、このスリット22bに前記規制板51,52から幅方向(左右方向X)に延出する突起51b,52bが嵌入されて前後方向Zへの移動が規制される。本実施の形態では規制突起49b,50bと規制板51,52はポリアセタール樹脂にて成形しており、特に規制板51,52は摺動グレードを使用している。
図12〜図15に示すように可動ヘッド65は、基台66と、この基台66のそれぞれに複数設けられる可動施術部67とを備える。基台66は、その下面66aに施術部装着部41の嵌合ピン41a,42aと嵌合する嵌合孔部66bと、前記ガイドレール55に対して可動ヘッド65を装着するための装着凹部66cとを備えている。
図12〜図15に示すように可動施術部67は、1つの基台66に対して4つの第1〜第4可動施術部67a〜67dを備えて構成される。第1〜第4可動施術部67a〜67dは、それぞれ複数の施術子67eを有する。
図14に示すように可動施術部67a〜67dの施術子67eは、ポリアミド系繊維の細線(直径約0.18mm)を約80本束ねて構成されている。
枠部81は、前記施術ヘッド部61の可動ヘッド65(可動施術部82)の周囲に配設されるものであり、装置本体21に対して着脱可能に構成される。枠部81は、楕円環状をなし、枠部81の内周面のうちの長手方向(左右方向X)において、前記装置本体21の係合部22cと係合する第1係合部81aと、装置本体21に設けられる解除ボタン100の係合部100aと係合する第2係合部81bとを備える。
図18に示すように、圧力抑制部82は、略円錐台形状をなし、前記枠部81の上面81cからこの上面81cの面方向と直交する方向(上下方向Y)に突出するように設けられる。圧力抑制部82は、延出する方向と直交する方向に切った断面での直径が前記施術子67eの直径よりも大きいように構成される。
まず、使用者により装置本体21に設けられる操作スイッチ23が押されることで、モータ32が回転駆動し、その駆動力が駆動部31の変換機構33と第1及び第2駆動子40a、40bにより往復直線運動に変換される。そして、第1及び第2駆動子40a,40bの施術部装着部41,42に取り付けられた可動施術部67が往復動される。
(1)使用者が施術子を頭皮に強く押し付けても、圧力抑制部82によって可動施術部67(施術子67e)が頭皮に接触する際の圧力を抑制できるため、可動施術部が頭皮th上で摺動することができる。つまり、使用者が可動施術部67を頭皮に押し付ける力が強い場合でもより確実に頭皮を擦り洗浄することができる。
これにより、可動施術部67単体で頭皮上を摺動することができる摩擦力の領域においては、可動施術部67が頭皮上を摺動する動作が行われた際に、圧力抑制部82が頭皮と当接されていないため、可動施術部67の頭皮との接触する圧力が分散されることがない。このため可動施術部67が頭皮に与える摩擦刺激を最大とすることができ、頭皮の洗浄性を高めることができる。
・上記実施の形態では、回転駆動するモータ32を利用したが、これに限らず、直線運動を行うリニアモータを用いる構成を採用してもよい。また、直線運動に限らす可動施術部67を回転運動させる構成を採用してもよい。
・上記実施の形態では、施術子67eはポリアミド系繊維を使用したが、その他の樹脂系材料による線束としてもよい。さらに、施術子67e樹脂線束に限らず、可塑性部材(ゴム等の弾性材料)を用いてもよい。
また、本実施の形態で圧力抑制部82の形状を略円錐台形状としたが、これに限らない図20に示すように扁平状してもよい。このとき、毛髪を掻き分ける機能を阻害しないために、圧力抑制部83は枠部81の長手方向(駆動方向並びに左右方向Y)の両端部に設ける構成とすることが好ましい。
31…駆動部
65…第1及び第2施術ブロックとしての可動ヘッド
67,67a〜67d…可動施術部
67e…可動施術部を構成する施術子
82,83…圧力抑制部
th…頭皮。
Claims (4)
- 駆動部により駆動されて頭皮上を摺動する可動施術部と、該可動施術部が頭皮に接触する際の接触圧力を抑制する圧力抑制部とを有し、
前記圧力抑制部は、前記可動施術部の周囲に複数配置されるとともに、前記圧力抑制部の剛性が前記可動施術部の剛性より高く構成されることを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項1に記載の頭皮ケア装置において、
前記圧力抑制部は、前記可動施術部の周囲に少なくとも3つ配置されることを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項1又は2に記載の頭皮ケア装置において、
前記圧力抑制部は、前記可動施術部の高さより低くなるように構成されることを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の頭皮ケア装置において、
前記可動施術部を有する施術ブロックを複数備え、
前記複数の施術ブロックは、前記駆動部により駆動される第1施術ブロックと、前記駆動部により該第1施術ブロックとは逆方向に駆動される第2施術ブロックとを備えることを特徴とする頭皮ケア装置。
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JP2012262888A JP2014108157A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 頭皮ケア装置 |
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