JP7354006B2 - ロボットハンド及び農業用ロボット - Google Patents
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Description
また、前記アームを下降させることで、前記払い除け機構が前記作物の周辺物を払い除ける払い除け動作をすると共に前記吸着パッドが前記作物に接触して該作物を吸着可能となる。
また、前記把持部は、前記吸着パッドが取り付けられると共に前記アームに支持されるハンドフレームを有し、前記払い除け機構は、前記周辺物を払い除ける払い除け部と、前記払い除け部を支持すると共に前記ハンドフレームに揺動可能に取り付けられたリンク機構とを有している。
また、前記アームに取り付けられる取付部を備え、前記緩衝部は、前記取付部と、前記取付部の下方に配置された前記把持部との間に設けられており、前記把持部は、前記バネ部材及び前記伸縮リンク機構を介して前記取付部に吊り下げられている。
また、前記バネ部材は、上下方向に延伸する軸心を有するコイルバネによって構成され、上端側が前記取付部に取り付けられ下端側が前記把持部に取り付けられ、前記伸縮リンク機構は、上端側が前記取付部に連結され下端側が前記把持部に連結されていて前記バネ部材の伸縮をガイドする。
また、前記伸縮リンク機構は、前記コイルバネの軸心に直交する方向で前記コイルバネを挟んで配置された第1リンク機構及び第2リンク機構を有し、前記第1リンク機構と前記第2リンク機構とは、各々、一端側が前記取付部に枢支連結された第1リンクと、一端側が前記第1リンクの他端側に枢支連結され他端側が前記把持部に枢支連結された第2リンクとを有している。
また、前記吸着パッドは、前記作物を吸着する吸盤であって伸縮可能な吸盤を有し、前記吸盤は、前記緩衝部を構成している。
また、前記吸盤は、蛇腹構造によって伸縮可能に構成されている。
また、ロボットハンドは、昇降可能なアームに取り付けられるロボットハンドであって、作物を吸着する吸着パッドと、前記吸着パッドで前記作物を吸着する際に前記作物の周辺物を払い除ける払い除け機構とを有する把持部と、前記把持部が前記作物に与える衝撃を収縮することで吸収する伸縮可能な緩衝部と、を備え、前記払い除け機構は、前記吸着パッドが吸着する部分である作物の吸着部分の周辺物を払い除ける払い除けアームと、前記払い除けアームを前記作物に押しつける方向に付勢する付勢部材とを有し、前記払い除けアームは、前記把持部を下降させた際に前記作物に押しつけられることで前記作物からの反力によって前記付勢部材の付勢力に抗して前記作物の表面に沿って前記吸着部分の範囲外に移動する。
また、農業用ロボットは、前記作物を吸着する伸縮可能な吸盤であって前記緩衝部を構成する吸盤を含む前記吸着パッドを有するロボットハンドと、前記吸盤内の空気を吸引するポンプと、前記ポンプの吸引及び前記アームの昇降を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記アームを下降させて前記吸盤を前記作物に接触させ、該接触させた状態で前記ポンプによって前記吸盤内の空気を吸引して前記吸盤を収縮させる。
際において、前記載置部に前記作物が接触する前に前記アームの下降を停止すると共に、前記作物に対する吸引力を徐々に下げることで前記吸盤を伸ばして前記作物を前記載置部に載置させる。
図1、図2は、作物2の収穫用の農業用ロボット1を例示している。農業用ロボット1は、例えば、スイカ、メロン、カボチャ、キャベツ等の比較的重量のある作物2である重量野菜、果実等の収穫に採用される。農業用ロボット1は、自律型の収穫ロボットである。即ち、農業用ロボット1は、自律走行し且つ収穫すべき作物2を自律判断により判別して収穫する。
者)がリモコンで操縦するリモートコントロール型のロボットであってもよい。
以下の説明において、図1、図2に矢印A1で示す方向を前方、矢印A2で示す方向を後方、矢印A3で示す方向を前後方向として説明する。したがって、図2に矢印B1で示す方向(図1の手前側)が左方であり、図2に矢印B2で示す方向(図1の奥側)が右方である。また、前後方向A3に直交する水平方向を機体幅方向(図2の矢印B3方向)として説明する。
走行体3は、機体6と、機体6を走行可能に支持する走行装置7とを有している。
図3、図4に示すように、機体6は、メインフレーム6Aと、原動機フレーム6Bとを有している。メインフレーム6Aは、機体幅方向B3で間隔をあけて配置された一対の第1フレーム6Aaと、各第1フレーム6Aaの下方に間隔をあけて配置された一対の第2フレーム6Abとを有している。第1フレーム6Aaと第2フレーム6Abとは、複数の縦フレーム6Acによって連結されている。縦フレーム6Acは、左の第1フレーム6Aaと左の第2フレーム6Abとの前部間、右の第1フレーム6Aaと右の第2フレーム6Abとの前部間、左の第1フレーム6Aaと左の第2フレーム6Abとの後部間、右の第1フレーム6Aaと右の第2フレーム6Abとの後部間に設けられている。
第2フレーム6Abの前部同士は、第6横フレーム6Ajによって連結され、第2フレーム6Abの後部同士は、第7横フレーム6Akによって連結されている。
図2に示すように、メインフレーム6A(機体6)には、走行装置7を制御する複数のコントロールバルブ(第1コントロールバルブCV1~第4コントロールバルブCV4)が搭載されている。
走行フレーム10は、主支持体10Aと、揺動フレーム10Bと、車輪フレーム10Cとを有している。主支持体10Aは、機体6に縦軸(上下方向に延伸する軸心)回りに可能に支持されている。詳しくは、主支持体10Aは機体6に固定された支持ブラケット11に上下方向に延伸する軸心を有する第1支軸12Aを介して回動可能に支持されている。
第1車輪支持体9La及び第2車輪支持体9Raの揺動フレーム10Bは前上部が主支持体10Aに枢支され、第3車輪支持体9Lb及び第4車輪支持体9Rbの揺動フレーム10Bは後上部が主支持体10Aに枢支されている。
第1車輪支持体9La及び第2車輪支持体9Raの車輪フレーム10Cは後部が揺動フレーム10Bの後部に枢支され、第3車輪支持体9Lb及び第4車輪支持体9Rbの車輪フレーム10Cは前部が揺動フレーム10Bの前部に枢支されている。
操向シリンダC1は、機体6と主支持体10Aとの間に設けられている。詳しくは、操向シリンダC1の一端は、第1フレーム6Aaの前後方向A3中央部に固定されたシリンダブラケット14Aに枢支され、操向シリンダC1の他端は、主支持体10Aに固定されたシリンダブラケット14Bに枢支されている。操向シリンダC1を伸縮することにより走行フレーム10が第1支軸12A回りに揺動し、車輪8(第1車輪8La~第4車輪8Rb)の向きを変更する(操向する)ことができる。本実施形態の走行装置7にあっては、各車輪8を独立して操向可能である。
走行モータM1は、油圧モータによって形成されている。走行モータM1は、各車輪8に対応して設けられている。即ち、走行装置7は、第1車輪8Laを駆動する走行モータM1と、第2車輪8Raを駆動する走行モータM1と、第3車輪8Lbを駆動する走行モ
ータM1と、第4車輪8Rbを駆動する走行モータM1とを有している。走行モータM1は、車輪8の機体幅方向B3の内方に配置され、車輪フレーム10Cに取り付けられている。走行モータM1は、油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動され、正逆転可能である。走行モータM1を正逆転させることにより、車輪8の回転を正転方向と逆転方向とに切り換えることができる。
上記走行装置7にあっては、第1車輪8La~第4車輪8Rbを操向操作することで走行体3を操向することができる。第1車輪8La~第4車輪8Rbを正転させることで走行体3を前進させることができ、逆転させることにより走行体3を後進させることができる。第1車輪8La~第4車輪8Rbを昇降することにより走行体3を昇降することができる。第1車輪8La及び第2車輪8Raを第3車輪8Lb及び第4車輪8Rbに対して昇降することにより、或いは、第3車輪8Lb及び第4車輪8Rbを第1車輪8La及び第2車輪8Raに対して昇降することにより、機体6を前傾または後傾させることができる。第1車輪8La及び第3車輪8Lbを第2車輪8Ra及び第4車輪8Rbに対して昇降することにより、或いは、第2車輪8Ra及び第4車輪8Rbを第1車輪8La及び第3車輪8Lbに対して昇降することにより、機体6を、機体幅方向B3の一側が他側よりも高い傾斜状にすることができる。
図1に示すように、装着体16は、本実施形態では、走行体3の後部に設けられている。なお、装着体16は、走行体3の前部に設けられていてもよい。つまり、走行体3における前後方向A3の中央部から一方側に偏倚して設けられていればよい。また、本実施形態では、農業用ロボット1は、走行体3を前方に進行させて収穫作業を行うので、装着体16は、進行方向とは反対側の方向である進行逆方向側に偏倚して設けられている。
図7、図9に示すように、装着部19は、本体部19Aが下方に開口する筺体で形成されている。本体部19Aの下部には、前部に第1プレート部材19Bが固定され、後部に第2プレート部材19Cが固定されている。第1プレート部材19Bは、装着部19の前面下部に固定された第1壁19aと、第1壁19aの下端から後方に延びる第2壁19bと、第2壁19bの後端から下方に延びる第3壁19cと、第3壁19cの下端から後方に延びる第4壁19dとを有している。第2プレート部材19Cは、装着部19の後面下部に固定された第1壁19eと、第1壁19eの下端から前方に延びる第2壁19fと、
第2壁19fの前端から下方に延びる第3壁19gと、第3壁19gの下端から前方に延びる第4壁19hとを有している。第4壁19dと第4壁19hは、複数の連結部材19Dによって連結されている。
以上のように、装着体16は、走行体3(機体6)に対して着脱可能である。
図7に示すように、装着部19には、回動シャフト20を支持するシャフト支持体24が立設されている。シャフト支持体24は、装着部19の上面に固定された中空状のベース部24Aと、ベース部24Aから上方に突出する支持筒24Bとを有している。
回動モータM2は、例えば、正逆転可能な電動モータによって構成されている。回動モータM2は、走行体3に搭載されたバッテリ(図示省略)から給電される電力によって作動する。なお、回動モータM2は、走行体3に搭載された油圧ポンプP1によって作動する油圧モータによって構成されていてもよい。
行体3)に縦軸回りに回動可能に支持されている。詳しくは、回動フレーム21は、フレーム本体25と、アームブラケット26と、シリンダブラケット27とを有している。フレーム本体25は、回動部25Aを有している。回動部25Aは、支持筒24Bを取り囲むと共に軸受け28A及び軸受け28Bを介して支持筒24Bに回動軸心J1回りに回動可能に支持されている。また、回動部25Aは、回動シャフト20の上部にスプライン結合等によって連結される結合部25Aaを有していて回動シャフト20と一体回動する。つまり、回動フレーム21は、回動モータM2によって回動軸心J1回りに回動可能である。回動フレーム21を回動させることにより、ロボットハンド18を回動軸心J1を中心とする円周方向に移動(位置変更)させることができる。
メインアーム29は、回動フレーム21に上下揺動可能に枢支され、屈伸可能である。詳しくは、メインアーム29は、回動フレーム21に上下揺動可能に枢支された第1アーム部31と、第1アーム部31に揺動可能に枢支された第2アーム部32とを有し、第1アーム部31に対して第2アーム部32が揺動することで屈伸可能とされている。
図4に示すように、第1アーム部31は、基部側31aであって且つ第1アーム枢軸33Aよりも先端側31c寄りに、シリンダ取付部31bを有している。このシリンダ取付部31bとシリンダブラケット27のシリンダ取付部27aとにわたって第1アームシリンダ(第1油圧シリンダ)C4が設けられている。第1アームシリンダC4は、走行体3に設けた油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動されて伸縮する。第1アームシリンダC4を伸縮させることで第1アーム部31が上下揺動する。第1アーム部31(アーム17)を上下揺動させることにより、ロボットハンド18を昇降させることができる。第1アームシリンダC4には、第1アームシリンダC4のストロークを検出する第1ストロークセンサS1が設けられている。
図4、図8に示すように、複数の連結プレート35は、本実施形態では、第2アーム部32の長手方向に直交し且つ第3アームフレーム32Lと第4アームフレーム32Rとが対向する方向に直交する方向で対向配置された2枚で1組の連結プレート35を第2アーム部32の長手方向に間隔をあけて4組設けている。
図4に示すように、サブアーム30の先端側には、接合フランジ30Aが固定されている。接合フランジ30Aには、取付フランジ36がボルト等によって取り付けられ、取付フランジ36には、吊りプレート37が固定されている。吊りプレート37にロボットハンド18が枢支され、吊り下げられる(図1参照)。つまり、ロボットハンド18は、サブアーム30の先端側に揺動可能に取り付けられる。第2アーム部32の先端側には、サブアーム30の第2アーム部32からの突出量を測定(検出)する第3ストロークセンサS3が設けられている。
農業用ロボット1は、アーム17が作業姿勢W1にある状態で、作物2の収穫作業等の作業を行う。アーム17が作業姿勢W1にある状態で、回動フレーム21を左方または右方に回動させると共にアーム17を昇降及び屈伸させることにより、ロボットハンド18を任意の位置に移動させることができる。つまり、ロボットハンド18を作物2の上方に移動させると共に下降させて該ロボットハンド18によって作物2を把持することができる。
本実施形態にあっては、アーム17を回動可能に支持する回動フレーム21が走行体3の後部に設けられ、アーム17が後方側を向く作業姿勢W1にある状態で作物2の収穫作業を行うので、作業範囲を広くとることができる。
びハーネスが回動フレーム21に巻き付いたり、破損するのを防止することができる。位置決め部材39は、回動フレーム21の回動を規制してアーム17を収納姿勢W2に位置決めする。位置決め部材39で回動フレーム21の回動を規制することで、回動フレーム21を迅速且つ正確にアーム17の収納姿勢W2の位置に回動させることができる。
以上のように、本実施形態では、回動フレーム21が回動規制部材38に当接した状態から時計回りに回動して位置決め部材39に当接するまでの回動範囲は、略270°に設定されている。なお、回動フレーム21の回動範囲は、270°に限定されることはない。
なお、作物2の品質をセンシングすることのできるカメラ(例えば、マルチスペクトルカメラ、遠赤外線カメラ、近赤外線分光カメラ等)をロボットハンド18や走行体3等に設けてもよい。これにより、作物2の品質をセンシングしながら収穫すべき作物2を選択して収穫することができる。
される。
制御装置41には、撮像装置5が接続されている。制御装置41は、撮像装置5が取得(検知)した情報(検知情報)を取得可能である。撮像装置5の検知情報によって、収穫すべき作物2、作物2との距離、作物2が栽培される栽培地と栽培地との間の通路と栽培地との境界、農業用ロボット1の周囲の様子等を制御装置41に把握(認識)させることができる。
制御装置41には、第1ストロークセンサS1が接続されている。制御装置41は、第1ストロークセンサS1の検出情報を取得可能であり、第1ストロークセンサS1の検出情報によって制御装置41に第1アーム部31の揺動量を把握させることができる。また、制御装置41には、第2ストロークセンサS2が接続されている。制御装置41は、第2ストロークセンサS2の検出情報を取得可能であり、第2ストロークセンサS2の検出情報によって制御装置41に第1アーム部31に対する第2アーム部32の揺動量を把握させることができる。
図14に示すように、制御装置41には、回動モータM2、第1シリンダ制御弁42、第2シリンダ制御弁43が接続されている。制御装置41は、回動モータM2を制御することで回動フレーム21の回動を制御するフレーム制御部41Bを有している。フレーム制御部41Bは、回動規制部材38で規制された回動フレーム21の位置を基準(旋回原点)として回動フレーム21の回動を制御する。つまり、フレーム制御部41Bは、旋回原点を基準として回動フレーム21の回動位置を算出し、回動フレーム21の回動を制御する。したがって、収穫作業を開始する前(初期)に、回動フレーム21を一度回動規制部材38まで回動させておき、回動フレーム21の初期位置を制御装置41に把握させておく。
が伸長し、これにより、第2アーム部32が上方揺動する。第2位置43eに切り換えると、第2アームシリンダC5が収縮し、これにより、第2アーム部32が下方揺動する。
ところで、回動フレーム21の回動位置、第1アーム部31及び第2アーム部32の揺動量が同じであっても、サブアーム30を突出させていない場合と、突出させている場合とでは、ロボットハンド18の位置は異なる。そこで、制御装置41は、サブアーム30の突出量を加味(考慮)してロボットハンド18の位置を制御する。
なお、圧力センサ45は、第1接続油路44aと第2接続油路44bとの両方に設ける必要はなく、いずれか一方に設けられていていればよい。また、圧力センサ45は、第3接続油路44cと第4接続油路44dとの両方に設ける必要はなく、いずれか一方だけに設けてもよい。
図15に示すように、圃場には、作物2が栽培された栽培地46Aと該栽培地46Aに隣接する栽培地46Bとの間に通路47があり、作物2は、栽培過程で通路47側に寄せて育成される。走行体3は、通路47を走行する。走行体3の後方には、例えば、走行体3に追従して走行する追従型の自走式運搬車48が配置される。作物2が通路47側に寄せて育成されている場合は、アーム17は、サブアーム30を突出させない状態で使用する。
2から延びるツタは、収穫作業をする前に切っておくか、或いは、ロボットハンド18またはアーム17の先端側に切断装置を装備しておき、該切断装置によって収穫作業時(ロボットハンド18で作物2を把持した際)に切断する。
なお、作物2を収穫した後に、ロボットハンド18の代わりにアーム17の先端側にレーキ(熊手)を取り付けて、収穫後にツタや葉を引き寄せる(かき寄せる)作業をすることもできる。この場合、アーム17は、サブアーム30を突出させて延ばした状態で使用することにより、通路47から遠い場所にあるツタや葉を引き寄せることができる。
本実施形態の農業用ロボット1は、種々の設計変更が可能である。例えば、アーム17に、サブアーム30を設けない場合もある。即ち、アーム17を第1アーム部31と第2アーム部32とで構成することもできる。また、収穫した作物2が収容される運搬車48は、追従型の自走式運搬車でなくてもよく、走行体3に牽引される牽引式の運搬車であってもよい。つまり、走行体3の後方を走行体3の走行に伴って移動する運搬車48であればよい。また、収穫した作物2を収容する収容容器を機体6に装備してもよい。
以下の説明において、外方とは、ロボットハンド18の中心を通る上下方向に延伸する中心線L1から該中心線L1に直交する方向に離れる方向(図16の矢印L2方向)をいう。また、内方とは、外方とは反対の方向をいう。つまり、内方とは、中心線L1に近づく方向(図16の矢印L3方向)である。
ロボットハンド18は、アーム17に取り付けられる取付部116と、作物2を把持する把持部117と、把持部117が作物2に与える衝撃を吸収する緩衝部118とを有している。図16に示す実施形態では、緩衝部118は、取付部116と把持部117との間に設けられている。つまり、把持部117は、緩衝部118を介して取付部116に取り付けられている。
板63Cは、8枚設けられ、中心線L1回りの周方向Y1に等間隔をあけて配置されている。
図23に示すように、下板63Bは、連結板63Cの下端側に固定されたステー片110にボルト111を介して取り付けられている。
図18に示すように、吸着パッド70は、作物2を吸着する吸盤72と、吸盤72が取り付けられる取付ベース73とを有している。吸盤72は、ゴム(例えば、シリコンゴム、ウレタンゴム等)等の弾性材料によって形成されている。また、吸盤72は、作物2の表面形状に追従する柔軟な弾性材料によって形成されている。吸盤72には、下方にいくにしたがって大径となる截頭円錐形の内部穴74が上下方向に貫通状に形成されている。吸盤72は、取付ベース73の下面側に取り付けられている。取付ベース73は、下板63Bの下面側に配置され、下板63Bにボルト等の固定具によって取り付けられる。取付ベース73には、下板63Bの開口69と吸盤72の内部穴74とを連通する連通穴75を有している。連通穴75は、下部の大径穴75aと、上部の小径穴75bとを有している。
図16に示すロボットハンド18にあっては、アーム17を下降させて吸盤72の下面側を作物2に接触させ、ポンプ制御部41Dによって吸引ポンプ76を駆動させて該吸引ポンプ76によって内部穴74内の空気を吸引して該内部穴74内を負圧にすることにより、ロボットハンド18(把持部117)は、作物2を吸着して把持する。
図20、図21、図22に示すように、ブラケット部材80は、板材によって形成され、取付壁80aと、延出壁80bと、複数の支持壁80cと、バネ掛け壁80dとを有している。取付壁80aは、下板63Bの外周側に取り付けられる。取付壁80aの外方側の端部は、下板63B及び吸着パッド70から外方側にはみ出ている。延出壁80bは、取付壁80aの外方側端部から下方に延出されている。延出壁80bは、吸着パッド70の上部(取付ベース73)の外方側に対向状に位置している。複数の支持壁80cは、延出壁80bの周方向Y1の一端側から外方側に延出された第1支持壁80c1と、延出壁80bの周方向Y1の他端側から外方側に延出された第2支持壁80c2とを含む。バネ掛け壁80dは、取付壁80aの周方向Y1の一端側から上方に延出されて形成されている。
た取付板83と、取付板83に取り付けられたローラ84とを有している。
図20、図22に示すように、基部81は、第1支持壁80c1の内側に配置される第1支持片81aと、第2支持壁80c2の内側に配置される第2支持片81bと、第1支持片81aと第2支持片81bの外方側端部同士を連結する連結壁81cとを有している。基部81は、回動支軸85によってブラケット部材80に枢支されている。回動支軸85は、第1支持壁80c1、第2支持壁80c2、第1支持片81a及び第2支持片81bを、板厚方向で貫通している。したがって、ガイドアーム78は、ハンドフレーム63にブラケット部材80を介して回動支軸85回りに揺動可能に支持されている。
図16、図19に示すように、アーム部82は、基部81の連結壁81cから下方に延出されている。詳しくは、アーム部82は、連結壁81cの下端から下方に向かうにつれて外方に移行する傾斜方向に延びた後、下方に向けて緩やかに屈曲している。
図17に示すように、本実施形態では、8つ(複数)の払い除けアーム89が設けられている。払い除けアーム89は、周方向Y1で隣接するガイドアーム78の間に設けられている。即ち、ガイドアーム78と払い除けアーム89とは、周方向Y1に交互に配置されている。
bの下端から下方に延出されている。第3部位91cは、中心線L1の近傍に位置している。言い換えると、第3部位91cは、吸着パッド70が作物2を吸着する前の状態(自然状態)で吸着パッド70の下方にオーバーラップして配置される。詳しくは、第3部位91cは、自然状態において平面視で吸着パッド70とオーバーラップしている。言い換えると、払い除けアーム89は、吸着パッド70の下方にオーバーラップして配置される部位(第3部位91c)を有している。第3部位91cの下端は、円弧状に形成され、且つローラ84(ガイドアーム78の下端)よりも上方に位置している(図16参照)。
図18に示すように、バネ掛け片109とバネ掛け壁80dとにわたって第2バネ部材90が設けられている。第2バネ部材90は、引っ張りコイルバネによって形成されている。第2バネ部材90の付勢力は第1リンク92Aを引き下げる方向に付勢しており、第2リンク92Bが下板63Bに当接することでリンク機構92(払い除けアーム89)の下方揺動が規制されている。
図16、図18に示すように、緩衝部118は、伸縮可能なバネ部材121と、伸縮可能な伸縮リンク機構122とを有し、上下方向に伸縮可能である。把持部117は、伸縮可能な緩衝部118を介してアーム17に吊り下げられている。つまり、把持部117は、アーム17及び取付部116と、緩衝部118によって慣性的に分離されている。
Bの他端側は、上板63A(把持部117)の上面側に固定された固定片125Dに枢支連結されている。第1リンク123Aの一端側と第1リンク124Aの一端側とは、中心線L1に直交する方向でバネ部材121を挟んで間隔をあけて配置されている。第2リンク123Bの他端側と第2リンク124Bの他端側とは、中心線L1に直交する方向でバネ部材121を挟んで間隔をあけて配置されている。
地上の作物2を収穫するには、ロボットハンド18を、図16に示す状態でアーム17によって作物2の上方に移動する。この図16に示す状態では、ロボットハンド18は、ガイドアーム78の規制部81dがブラケット部材80に当接し、払い除けアーム89が閉じた状態である。
図24に示すロボットハンド18が作物2の上方真上に位置する状態からアーム17を下降させてロボットハンド18を下げると、吸着パッド70が作物2に接触する前に、先ず、払い除け機構88の払い除けツメ91の第3部位91c(下端)が作物2における吸盤72を接触させる部分である接触予定部分87に当接する。
図27に示すように、吸着パッド70が作物2に接触し密着すると、作物2が吸着パッド70(把持部117)と地面G1との間に挟み込まれると共に把持部117から作物2に衝撃が加わる。このとき、緩衝部118が収縮することにより作物2に加わる衝撃が抑制される。詳しくは、吸着パッド70が作物2に接触した後、アーム17がさらに下降しても、緩衝部118が収縮することにより、アーム17の下降方向の力は大幅に低減されて把持部117(ハンドフレーム63及び吸着パッド70)に伝わる。これにより、把持部117が作物2に与える衝撃を抑制することができる。言い換えると、把持部117はアーム17と慣性的に分離されているので、把持部117(吸着パッド70)が作物2に勢いよく当接しても、把持部117が作物2に与える衝撃を緩衝部118によって吸収することができる。これにより、把持部117が作物2に与える衝撃力を抑制することができ、延いては、把持部117が作物2に当接することによる作物2の損傷を防止することができる。また、アーム17による把持部117の下降制御が精密でなかっても、作物2の損傷防止を図ることができる。
作物2を吸着パッド70に吸着する。なお、吸引ポンプ76を作動させながら(吸引しながら)作物2に対して把持部117を下降させるようにしてもよい。
吸盤72によって吸着された作物2は、ロボットハンド18を上昇させることで持ち上げられる。ロボットハンド18が作物2を持ち上げると、緩衝部118は、元の状態に伸長する。作物2は、ロボットハンド18を所望の移動場所(追従型の自走式運搬車48等)へ移動させた後、吸引を解除することで解放される。
作物2を解放した後は、ロボットハンド18を、次の収穫目標の作物2へ移動させ、上記した動作を繰り返すことにより、順次、作物2を収穫することができる。
この他の実施形態にあっては、緩衝部118は、取付部116と把持部117との間にはなく、把持部117に設けられている。また、この他の実施形態にあっては、取付部116は、プレート部材119を有していなく、一対のブラケット板64は、ハンドフレーム63の上板63Aの上面に固定されている。
その他の構成は、図1~図28に示す実施形態と同様に構成される。
次に、この他の実施形態のロボットハンド18でスイカ等の作物2を収穫する場合の該ロボットハンド18の動作について説明する。なお、以下の動作は、作物2からのびるツタ(つる)を切断した状態で作物2を収穫する場合について述べる。
払い除け機構88及びガイド機構77の動作については、図1~図28に示す実施形態と同様であるので省略する。
また、図32に示すように、ロボットハンド18で作物2を持ち上げた状態から、載置部126に降ろす場合は、制御装置41は、持ち上げた作物2をアーム17を下降して載置部126に載置する際において、載置部126に作物2が接触する前にアーム17の下降を停止すると共に、作物2に対する吸引力を徐々に下げることで吸盤72を伸ばして作物2を載置部126に載置させる。これにより、ロボットハンド18(アーム17)の制御が精密でなくても、作物2が載置部126にフワッと接地するので、載置部126からの衝撃が作物2に加わることを抑制することができる。
また、アーム17に取り付けられる取付部116を備え、緩衝部118は、取付部116と把持部117との間に設けられている。
また、緩衝部118は、伸縮可能なバネ部材121を有している。
この構成によれば、吸着パッド70を作物2に当接させる際に、バネ部材121が収縮することにより把持部117が作物2に与える衝撃を抑制することができる。
この構成によれば、伸縮リンク機構122によって緩衝部118の伸縮をガイドすることができる。
また、吸着パッド70は、作物2を吸着する吸盤72であって伸縮可能な吸盤72を有し、吸盤72は、緩衝部118を構成している。
また、吸盤72は、蛇腹構造によって伸縮可能に構成されている。
この構成によれば、吸盤72は、蛇腹構造であるので屈曲可能であり、作物2に接触させる際に屈曲することで作物2の表面形状に沿って馴染む。
この構成によれば、払い除けアーム89が揺動して前記部位91cが吸着パッド70の下方から該吸着パッド70の下方範囲の外側に移動することで、作物2のツタ等を払い除けることができる。
また、上記ロボットハンド18は、農業用ロボット1に採用することができる。
また、農業用ロボット1は、作物2を吸着する伸縮可能な吸盤72であって緩衝部118を構成する吸盤72を含む吸着パッド70を有するロボットハンド18と、吸盤72内の空気を吸引するポンプ76と、ポンプ76の吸引及びアーム17の昇降を制御する制御装置41と、を備え、制御装置41は、アーム17を下降させて吸盤72を作物2に接触させ、該接触させた状態でポンプ76によって吸盤72内の空気を吸引して吸盤72を収縮させる。
また、制御装置41は、持ち上げた作物2をアーム17を下降して載置部126に載置する際において、載置部126に作物2が接触する前にアーム17の下降を停止すると共に、作物2に対する吸引力を徐々に下げることで吸盤72を伸ばして作物2を載置部126に載置させる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記し
た説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
17 アーム
18 ロボットハンド
41 制御装置
70 吸着パッド
72 吸盤
76 ポンプ
87 吸着部分(接触予定部分)
88 払い除け機構
89 払い除けアーム
90 付勢部材(第2バネ部材)
91c 部位(第3部位)
116 取付部
117 把持部
118 緩衝部
121 バネ部材
122 伸縮リンク機構
126 載置部
Claims (14)
- 昇降可能なアームに取り付けられるロボットハンドであって、
作物を吸着する吸着パッドと、前記吸着パッドとは別体に構成された払い除け機構であって前記吸着パッドで前記作物を吸着する際に前記作物の周辺物を払い除ける払い除け機構とを有する把持部と、
前記把持部が前記作物に与える衝撃を収縮することで吸収する伸縮可能な緩衝部と、
を備えているロボットハンド。 - 前記アームを下降させることで、前記払い除け機構が前記作物の周辺物を払い除ける払い除け動作をすると共に前記吸着パッドが前記作物に接触して該作物を吸着可能となる請求項1に記載のロボットハンド。
- 前記把持部は、前記吸着パッドが取り付けられると共に前記アームに支持されるハンドフレームを有し、
前記払い除け機構は、前記周辺物を払い除ける払い除け部と、前記払い除け部を支持すると共に前記ハンドフレームに揺動可能に取り付けられたリンク機構とを有している請求項1または2に記載のロボットハンド。 - 前記緩衝部は、伸縮可能なバネ部材と、前記バネ部材と並設され前記バネ部材の伸縮方向に伸縮自在な伸縮リンク機構とを有している請求項1~3のいずれか1項に記載のロボットハンド。
- 前記アームに取り付けられる取付部を備え、
前記緩衝部は、前記取付部と、前記取付部の下方に配置された前記把持部との間に設けられており、
前記把持部は、前記バネ部材及び前記伸縮リンク機構を介して前記取付部に吊り下げられている請求項4に記載のロボットハンド。 - 前記バネ部材は、上下方向に延伸する軸心を有するコイルバネによって構成され、上端側が前記取付部に取り付けられ下端側が前記把持部に取り付けられ、
前記伸縮リンク機構は、上端側が前記取付部に連結され下端側が前記把持部に連結されていて前記バネ部材の伸縮をガイドする請求項5に記載のロボットハンド。 - 前記伸縮リンク機構は、前記コイルバネの軸心に直交する方向で前記コイルバネを挟んで配置された第1リンク機構及び第2リンク機構を有し、
前記第1リンク機構と前記第2リンク機構とは、各々、一端側が前記取付部に枢支連結された第1リンクと、一端側が前記第1リンクの他端側に枢支連結され他端側が前記把持部に枢支連結された第2リンクとを有している請求項6に記載のロボットハンド。 - 前記吸着パッドは、前記作物を吸着する吸盤であって伸縮可能な吸盤を有し、
前記吸盤は、前記緩衝部を構成している請求項1~3のいずれか1項に記載のロボットハンド。 - 前記吸盤は、蛇腹構造によって伸縮可能に構成されている請求項8に記載のロボットハンド。
- 昇降可能なアームに取り付けられるロボットハンドであって、
作物を吸着する吸着パッドと、前記吸着パッドで前記作物を吸着する際に前記作物の周辺物を払い除ける払い除け機構とを有する把持部と、
前記把持部が前記作物に与える衝撃を収縮することで吸収する伸縮可能な緩衝部と、
を備え、
前記払い除け機構は、前記吸着パッドの下方にオーバーラップして配置される部位を含む払い除けアームを有し、
前記払い除けアームは、前記部位が前記吸着パッドの下方範囲の外側に移動するように揺動可能であるロボットハンド。 - 昇降可能なアームに取り付けられるロボットハンドであって、
作物を吸着する吸着パッドと、前記吸着パッドで前記作物を吸着する際に前記作物の周辺物を払い除ける払い除け機構とを有する把持部と、
前記把持部が前記作物に与える衝撃を収縮することで吸収する伸縮可能な緩衝部と、
を備え、
前記払い除け機構は、前記吸着パッドが吸着する部分である作物の吸着部分の周辺物を払い除ける払い除けアームと、前記払い除けアームを前記作物に押しつける方向に付勢する付勢部材とを有し、
前記払い除けアームは、前記把持部を下降させた際に前記作物に押しつけられることで前記作物からの反力によって前記付勢部材の付勢力に抗して前記作物の表面に沿って前記吸着部分の範囲外に移動するロボットハンド。 - 請求項1~11のいずれか1項に記載のロボットハンドを備えている農業用ロボット。
- 請求項8に記載のロボットハンドを有する農業用ロボットであって、
前記吸盤内の空気を吸引するポンプと、
前記ポンプの吸引及び前記アームの昇降を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記アームを下降させて前記吸盤を前記作物に接触させ、該接触させた状態で前記ポンプによって前記吸盤内の空気を吸引して前記吸盤を収縮させる農業用ロボット。 - 前記制御装置は、持ち上げた前記作物を前記アームを下降して載置部に載置する際において、前記載置部に前記作物が接触する前に前記アームの下降を停止すると共に、前記作物に対する吸引力を徐々に下げることで前記吸盤を伸ばして前記作物を前記載置部に載置させる請求項13に記載の農業用ロボット。
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