JP2022006698A - 農業用ロボット - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示された農業用ロボットは、走行体に作物の収穫を行うことが可能なマニピュレータが設けられている。
本発明は、作物の探索を効率よく行うことができる農業用ロボットを提供することを目的とする。
前記位置推定部で推定した前記栽培位置の周囲に前記走行体を移動させる制御装置を備えている。
前記位置特定部は、前記第2センシングデータに基づいて、前記第2光学式センサ及び走行体のいずれかと、前記作物との第1距離を演算し、前記演算した第1距離に基づいて前記作物位置を特定する。
前記作物探索部は、前記第1センシングデータ及び前記第2センシングデータのいずれかに、作物を識別する識別部材に識別情報が含まれている場合、前記識別部材と前記走行体との第2距離に基づいて、前記栽培位置及び前記作物位置の推定を行う。
図1、図2は、農業用ロボット1を例示している。農業用ロボット1は、図17~図20に示すようなハウス等の施設園芸、植物工場等の施設において、栽培される作物2に対して作業(農作業)を行うロボットである。農業用ロボット1は、例えば、スイカ、メロン、カボチャ等の比較的重量のある作物2である重量野菜、果実等に対して作業を行う。
図17~図20に示すように、施設100は、当該施設100を構成する構造物として、ハウス101と、ハウス101の内部に設置された機器102とを備えている。
ハウス101は、フレーム110と、被覆材111とを含んでいる。フレーム110は、例えば、I形鋼、H形鋼、C形鋼、角形鋼、丸形鋼等の様々な鋼材を組み合わせて、施設100の躯体を構成していて、複数の支柱部材110Aと、複数の連結部材110Bとを含んでいる。図17~図19に示すように、複数の支柱部材110Aは、地面等から起立した部材であって、横方向X1に所定の間隔で設置され且つ縦方向Y1に所定の間隔で設置されている。
被覆材111は、少なくとも太陽光を取り入れ可能な透光性を有する部材であって、合成樹脂、ガラス等で構成されている。被覆材111は、例えば、フレーム110の外側から当該フレーム110の全体を覆っている。言い換えれば、被覆材111は、支柱部材110Aの外側、連結部材110Bの外側に配置されている。
農業用ロボット1は、施設100内において、栽培場所105で栽培された作物2に対して様々な農作業、例えば、作物2の収穫、肥料散布、農薬散布などの農作業を行う。農業用ロボット1は、自立型のロボットである。
以下、農業用ロボット1及び農業用ロボットの支援システムについて詳しく説明する。以下の説明において、図1、図2に矢印A1で示す方向を前方、矢印A2で示す方向を後方、矢印A3で示す方向を前後方向として説明する。したがって、図2に矢印B1で示す方向(図1の手前側)が左方であり、図2に矢印B2で示す方向(図1の奥側)が右方である。また、前後方向A3に直交する水平方向を機体幅方向(図2の矢印B3方向)として説明する。
図3、図4に示すように、機体6は、メインフレーム6Aと、原動機フレーム6Bとを有している。メインフレーム6Aは、機体幅方向B3で間隔をあけて配置された一対の第1フレーム6Aaと、各第1フレーム6Aaの下方に間隔をあけて配置された一対の第2フレーム6Abとを有している。第1フレーム6Aaと第2フレーム6Abとは、複数の縦フレーム6Acによって連結されている。縦フレーム6Acは、左の第1フレーム6Aaと左の第2フレーム6Abとの前部間、右の第1フレーム6Aaと右の第2フレーム6Abとの前部間、左の第1フレーム6Aaと左の第2フレーム6Abとの後部間、右の第1フレーム6Aaと右の第2フレーム6Abとの後部間に設けられている。
第2フレーム6Abの前部同士は、第6横フレーム6Ajによって連結され、第2フレーム6Abの後部同士は、第7横フレーム6Akによって連結されている。
図5に示すように、メインフレーム6A(機体6)には、走行装置7を制御する複数のコントロールバルブ(第1コントロールバルブCV1~第4コントロールバルブCV4)が搭載されている。
走行フレーム10は、主支持体10Aと、揺動フレーム10Bと、車輪フレーム10Cとを有している。主支持体10Aは、機体6に縦軸(上下方向に延伸する軸心)回りに可能に支持されている。詳しくは、主支持体10Aは機体6に固定された支持ブラケット11に上下方向に延伸する軸心を有する第1支軸12Aを介して回動可能に支持されている。
第1車輪支持体9La及び第2車輪支持体9Raの揺動フレーム10Bは前上部が主支持体10Aに枢支され、第3車輪支持体9Lb及び第4車輪支持体9Rbの揺動フレーム10Bは後上部が主支持体10Aに枢支されている。
第1車輪支持体9La及び第2車輪支持体9Raの車輪フレーム10Cは後部が揺動フレーム10Bの後部に枢支され、第3車輪支持体9Lb及び第4車輪支持体9Rbの車輪フレーム10Cは前部が揺動フレーム10Bの前部に枢支されている。
操向シリンダC1は、機体6と主支持体10Aとの間に設けられている。詳しくは、操向シリンダC1の一端は、第1フレーム6Aaの前後方向A3中央部に固定されたシリンダブラケット14Aに枢支され、操向シリンダC1の他端は、主支持体10Aに固定されたシリンダブラケット14Bに枢支されている。操向シリンダC1を伸縮することにより走行フレーム10が第1支軸12A回りに揺動し、車輪8(第1車輪8La~第4車輪8Rb)の向きを変更する(操向する)ことができる。本実施形態の走行装置7にあっては、各車輪8を独立して操向可能である。
走行モータM1は、油圧モータによって形成されている。走行モータM1は、各車輪8に対応して設けられている。即ち、走行装置7は、第1車輪8Laを駆動する走行モータM1と、第2車輪8Raを駆動する走行モータM1と、第3車輪8Lbを駆動する走行モータM1と、第4車輪8Rbを駆動する走行モータM1とを有している。走行モータM1は、車輪8の機体幅方向B3の内方に配置され、車輪フレーム10Cに取り付けられている。走行モータM1は、油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動され、正逆転可能である。走行モータM1を正逆転させることにより、車輪8の回転を正転方向と逆転方向とに切り換えることができる。
上記走行装置7にあっては、第1車輪8La~第4車輪8Rbを操向操作することで走行体3を操向することができる。第1車輪8La~第4車輪8Rbを正転させることで走行体3を前進させることができ、逆転させることにより走行体3を後進させることができる。第1車輪8La~第4車輪8Rbを昇降することにより走行体3を昇降することができる。第1車輪8La及び第2車輪8Raを第3車輪8Lb及び第4車輪8Rbに対して昇降することにより、或いは、第3車輪8Lb及び第4車輪8Rbを第1車輪8La及び第2車輪8Raに対して昇降することにより、機体6を前傾または後傾させることができる。第1車輪8La及び第3車輪8Lbを第2車輪8Ra及び第4車輪8Rbに対して昇降することにより、或いは、第2車輪8Ra及び第4車輪8Rbを第1車輪8La及び第3車輪8Lbに対して昇降することにより、機体6を、機体幅方向B3の一側が他側よりも高い傾斜状にすることができる。
図3、図4に示すように、マニピュレータ4は、走行体3(機体6)に着脱可能に装着された装着体16と、装着体16に取り付けられたアーム17と、アーム17に設けられていて作物(対象物)2を把持可能なロボットハンド18とを備えている。
図3、図4に示すように、アーム17は、回動フレーム21に上下揺動可能に支持されると共に長手方向の中途部で屈伸可能である。アーム17は、メインアーム29とサブアーム30とを有している。
第1アーム部31は、基部側31aがアームブラケット26に枢支されている。第1アーム部31は、図3に示すように、第1アームフレーム31L及び第2アームフレーム31Rを有している。第1アームフレーム31L及び第2アームフレーム31Rは、機体幅方向B3で並べて配置され且つ連結パイプ31A等で相互に連結されている。第1アームフレーム31Lと第2アームフレーム31Rとの基部側31a間にアームブラケット26の上部が挿入され、機体幅方向B3に延伸する軸心を有するアーム枢軸33A(第1アーム枢軸という)を介して第1アームフレーム31L及び第2アームフレーム31Rの基部側31aがアームブラケット26に第1アーム枢軸33Aの軸心回りに回動可能に支持されている。
図4に示すように、第1アーム部31は、基部側31aであって且つ第1アーム枢軸33Aよりも先端側31c寄りに、シリンダ取付部31bを有している。このシリンダ取付部31bとシリンダブラケット27のシリンダ取付部27aとにわたって第1アームシリンダ(第1油圧シリンダ)C4が設けられている。第1アームシリンダC4は、走行体3に設けた油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動されて伸縮する。第1アームシリンダC4を伸縮させることで第1アーム部31が上下揺動する。第1アーム部31(アーム17)を上下揺動させることにより、ロボットハンド18を昇降させることができる。第1アームシリンダC4には、第1アームシリンダC4のストロークを検出する第1ストロークセンサが設けられている。
りには、シリンダ取付部32cが設けられている。このシリンダ取付部32cとシリンダステー34とにわたって第2アームシリンダ(第2油圧シリンダ)C5が設けられている。第2アームシリンダC5は、走行体3に設けた油圧ポンプP1から吐出される作動油によって駆動されて伸縮する。第2アームシリンダC5を伸縮させることで第1アーム部31に対して第2アーム部32が揺動し、メインアーム29(アーム17)が屈伸(曲げたり伸ばしたりすること)する。なお、本実施形態では、メインアーム29は、最も伸びた状態で直線状となるが、最も伸びた状態で若干曲がっていてもよい。
サブアーム30は、第2アーム部32に突出及び後退可能に設けられている。したがって、サブアーム30を突出及び後退させることにより、アーム17の長さが伸縮可能である。サブアーム30は、角パイプによって直線状に形成されている。サブアーム30は、第3アームフレーム32Lと第4アームフレーム32Rとの先端側(前部)間に長手方向移動可能に支持されている。また、サブアーム30は、対向する連結プレート35の間に配置されていて連結プレート35にボルト等の固定具によって固定可能とされている。サブアーム30の一側面には、第3アームフレーム32Lに当接する突起30aが設けられ、他側面には、第4アームフレーム32Rに当接する突起30aが設けられている。突起30aによってサブアーム30のがたつきを抑制することができる。
図4に示すように、サブアーム30の先端側には、吊りプレート37が固定されている。吊りプレート37にロボットハンド18が枢支され、吊り下げられる(図1参照)。つまり、ロボットハンド18は、サブアーム30の先端側に揺動可能に取り付けられる。第2アーム部32の先端側には、サブアーム30の第2アーム部32からの突出量を測定(検出)する第3ストロークセンサが設けられている。
ケット26の上部に支柱40を介して取り付けられている。これに限定されることはなく、光学式センサ5Aは、走行体3等に取り付けてもよい。また、光学式センサ5Aは複数箇所に設けられていてもよい。つまり、農業用ロボット1は、光学式センサ5Aを複数有していてもよい。光学式センサ5Aは、走行体3の周囲を撮影可能であって、走行体3の周囲の情報を撮影によって取得する。
図1、図2に示すように、農業用ロボット1は、打音センサ50Cを備えている。打音センサ50Cは、作物2に打撃を与えた(作物2を叩いた)ときの打音を取得するセンサである。図7に示すように、打音センサ50Cは、ロボットハンド18(ベース部材18A)に設けられている。
制御装置41には、光学式センサ5A、5B、打音センサ50C、走行モータM1、回動モータM2が接続されている。また、制御装置41には、複数の制御弁42が接続されている。制御弁42は、第1制御弁42A、第2制御弁42B、第3制御弁42C、第4制御弁42D、第5制御弁42Eを含んでいる。
第1制御弁42A、第2制御弁42B、第3制御弁42C、第4制御弁42D及び第5制御弁42Eは、例えば、制御装置41からの制御信号に基づいて作動する電磁弁である。より詳しくは、第1制御弁42A、第2制御弁42B、第3制御弁42C、第4制御弁42D及び第5制御弁42Eは、制御信号によって複数の位置に切り換わる電磁弁(3位置切換電磁弁)である。
また、制御装置41が第3制御弁42Cに制御信号を出力すると、制御信号に応じて第3制御弁42Cが所定位置に切り換わる。制御装置41が第4制御弁42Dに制御信号を出力すると、制御信号に応じて第4制御弁42Dが所定位置に切り換わる。制御装置41が第5制御弁42Eに制御信号を出力すると、制御信号に応じて第5制御弁42Eが所定位置に切り換わる。
以上によれば、第1制御弁42Aの切り換わりによって、操向シリンダC1のボトム側又はロッド側への作動油の供給が切り換わり、操向シリンダC1が伸縮する。第2制御弁42Bの切り換わりによって、第1昇降シリンダC2のボトム側又はロッド側への作動油の供給が切り換わり、第1昇降シリンダC2が伸縮する。第3制御弁42Cの切り換わり
によって、第2昇降シリンダC3のボトム側又はロッド側への作動油の供給が切り換わり、第2昇降シリンダC3が伸縮する。
農業用ロボット1は、走行制御部41Aを有している。走行制御部41Aは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
農業用ロボット1は、作業制御部41Bを有している。作業制御部41Bは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
作業制御部41Bは、マニピュレータ(作業部)4を制御する。即ち、作業制御部41Bは、第1アームシリンダC4、第2アームシリンダC5、回動モータM2を制御する。作業制御部41Bは、第4制御弁42Dに制御信号を出力して、第1アームシリンダC4を伸縮させることによって、第1アーム部31の揺動を行う。作業制御部41Bは、第5制御弁42Eに制御信号を出力して、第2アームシリンダC5を伸縮させることによって、第2アーム部32の揺動を行う。また、作業制御部41Bは、回動モータM2に制御信号を出力することによって、回動モータM2の回転方向を変更することにより、マニピュレータ(作業部)4の回動を行う。
農業用ロボット1は、作物探索部41Gを備えている。作物探索部41Gは、制御装置41に設けられた電気電子回路、当該制御装置41に格納されたプログラム等である。
方向を含むスキャンデータである。
さて、図9に示すように、農業用ロボット1によって作業を行う場合、施設100内において、農業用ロボット1を栽培場所105の間の通路106を走行させる。例えば、作業時において、農業用ロボット1を作業開始点P11から作業終了点P12まで栽培場所105(通路106)に沿って農業用ロボット1を走行させる。
以下、作物探索部41Gについて詳しく説明する。
作物探索部41Gは、図8に示すように、位置推定部81と、位置特定部82とを有している。位置推定部81は、第1センシングデータH11に基づいて作物2を栽培する施設100内における作物2の栽培位置Dnを推定する。位置特定部82は、位置推定部81で推定した栽培位置Dnの周辺に農業用ロボット1(走行体3)を位置させたときの第2センシングデータH12に基づいて作物の位置である作物位置Znを特定する。
距離L11に基づいて、現在の農業用ロボット1と作物2との相対距離L10を求める。図12に示すように、位置推定部81は、アームブラケット26を中立位置MP1から第1アーム枢軸33A周りに回転させている場合、光学式センサ5Aの光軸A20も中立位置MP1に対して、所定の角度θ1だけ回動していることになる。ここで、撮像画像H1において、光軸A20に対応するY軸方向のラインL20とした場合、位置推定部81は、作物2の画像H2の中心をラインL20に一致させたときの中立位置MP1に対する光学式センサ5Aの所定の角度θ1を演算し、演算した所定の角度θ1の方向であってラインL20上で且つ光学式センサ5Aの中心位置O2(回動軸心J1)から相対距離L10だけ離れた位置を、栽培位置Dnと推定する。
位置特定部82は、回動軸心J1と第2光学式センサ5Bとの可動距離L16と、相対距離L15とを合計することにより、農業用ロボット1(走行体3)から作物2までの相対距離L10を演算する。また、位置特定部82は、相対距離L10(相対距離L15+可動距離L16)と走行体3に対するアーム部の角度θ2により、回動軸心J1を原点としたときの作物2の位置(作物位置)Zn(X座標:Zxn、Yxn、n=1,2,3・・・)を演算する。
C4のストロークを検出するセンサにより求めることができる。角度θ4は、第2アーム枢軸33Bの回動を検出するセンサ又は第2アームシリンダC5のストロークを検出するセンサにより求めることができる。
図15に示すように、作物2の近傍に作物2を識別する識別部材85を設置する場合がある。識別部材85は、作物2の二次元バーコード、数字、色等で示された識別情報(識別データ)を示すコード部85aと、コード部85aを支持する支柱、棒等の支持部材85bとを含んでいる。
マップ作成部41Hは、第1センシングデータH11及び第2センシングデータH12のいずれかに、識別部材85bの識別情報が含まれている場合、図16に示すように、第1センシングデータH11、第2センシングデータH12及び識別部材85のコード部85a(識別部材85bの識別情報)に基づいて、作物位置Zn及び栽培情報を含む栽培マップF2を作成する。
次に、マップ作成部41Hは、図13に示すように、農業用ロボット1(走行体3)の位置、例えば、回動軸心J1の位置を車体位置Ri(i=1、2、3・・・)とし、車体位置Riに対して、参照した作物位置Zn(X座標:Zxn、Yxn、n=1,2,3・・・)を加算したり、除算することにより、施設100における作物位置Znaを求める。
また、マップ作成部41Hは、上述したように、作業開始点P11から作業終了点P12まで栽培場所105に沿って農業用ロボット1を走行させた際に、光学式センサ(第1光学式センサ5A、第2光学式センサ5B)が検出した識別情報を外部機器又は制御装置41から取得し、取得した識別情報から栽培情報を割り出し、図16に示すように、割り出した栽培情報と作物位置Znaとを対応付けた栽培マップF2を作成する。図16に示すように、栽培マップF2を表示する際には、作物位置Znaに作物2を示す図形を示す。
位置特定部82は、走行体3を栽培位置Dnの周囲に移動させて当該走行体3を停止させたときの第2光学式センサ5Bから得られた第2センシングデータH12から作物位置Znを特定する。これによれば、作業時などに走行体3を移動後に停止させた場合、正確な作物2の位置である作物位置Znを簡単に求めることができ、走行体3を停止させた状態でマニピュレータ4の先端部側を求めた作物位置Znに位置させて、作物位置Znの作物2の作業を効率よく行うことができる。
第2光学式センサ5Bは、レーザセンサ、撮像装置及び分光分析装置のいずれか2以上を含んでいる。これによれば、作物2の作物位置Znを正確に求めるだけでなく、品質などの作物2の状態を把握することができる。
2 :作物
3 :走行体
4 :マニピュレータ
5A :第1光学式センサ
5A :光学式センサ
5B :光学式センサ
5B :第2光学式センサ
6 :機体
7 :走行装置
16 :装着体
17 :アーム
18 :ロボットハンド
41 :制御装置
41G :作物探索部
41H :マップ作成部
81 :位置推定部
82 :位置特定部
85 :識別部材
85b :識別部材
100 :施設
Dn :栽培位置
F2 :栽培マップ
H11 :第1センシングデータ
H12 :第2センシングデータ
Zn :作物位置
Claims (8)
- 機体と、機体を走行可能に支持する走行装置とを含む走行体と、
前記機体に着脱可能に装着された装着体、前記装着体に取り付けられたアーム及び前記アームの先端側に設けられたロボットハンドを含むマニピュレータと、
前記機体に設けられた第1光学式センサと、
前記アーム及びロボットハンドのいずれかに設けられた第2光学式センサと、
前記第1光学式センサで得られた第1センシングデータと、前記第2光学式センサで得られた第2センシングデータとに基づいて、作物を探索する作物探索部と、
を備えている農業用ロボット。 - 前記作物探索部は、前記第1センシングデータに基づいて作物を栽培する施設内における前記作物の栽培位置を推定する位置推定部と、前記位置推定部で推定した前記栽培位置の周辺に前記走行体を位置させたときの前記第2センシングデータに基づいて作物の位置である作物位置を特定する位置特定部とを含んでいる請求項1に記載の農業用ロボット。
- 前記位置推定部で推定した前記栽培位置の周囲に前記走行体を移動させる制御装置を備えている請求項2に記載の農業用ロボット。
- 前記位置特定部は、前記走行体を前記栽培位置の周囲に移動させて当該走行体を停止させたときの前記第2光学式センサから得られた第2センシングデータから前記作物位置を特定する請求項3に記載の農業用ロボット。
- 前記位置特定部は、前記第2センシングデータに基づいて、前記第2光学式センサ及び走行体のいずれかと、前記作物との第1距離を演算し、前記演算した第1距離に基づいて前記作物位置を特定する請求項4に記載の農業用ロボット。
- 前記第2光学式センサは、レーザセンサ、撮像装置及び分光分析装置のいずれか2以上を含んでいる請求項1~5の農業用ロボット。
- 前記作物探索部は、前記第1センシングデータ及び前記第2センシングデータのいずれかに、作物を識別する識別部材に識別情報が含まれている場合、前記識別部材と前記走行体との第2距離に基づいて、前記栽培位置及び前記作物位置の推定を行う請求項1~6のいずれかに記載の農業用ロボット。
- 前記第1センシングデータ及び前記第2センシングデータのいずれかに、作物を識別する識別部材に識別情報が含まれている場合、前記第1センシングデータ、前記第2センシングデータ及び前記識別データに基づいて、作物位置及び栽培情報を含む栽培マップを作成するマップ作成部を備えている請求項1~6のいずれかに記載の農業用ロボット。
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-
2020
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